JP2009016904A - 画像読取装置、画像処理方法、および画像処理プログラム - Google Patents

画像読取装置、画像処理方法、および画像処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】原稿が斜行状態で搬送された場合でも、読取画像に不要な黒線が入らないようにすることができる画像読取装置を提供する。
【解決手段】搬送される原稿123を背景部材109とともに読み取って画像データを取得する画像読取手段108と、該画像読取手段108により取得された画像データにおける背景部材109に映る原稿123の影部分を検出する影部検出手段と、該影部検出手段により検出された影部分を画像データから除去する影除去手段と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像読取部で読み取る原稿が斜行状態で搬送された場合でも、原稿の先端あるいは後端の影を除去して、好適な画像を取得することができる画像読取装置、画像処理システム、画像処理方法、および画像処理プログラムに関する。
原稿の画像を読み取る画像読取装置として、画像読取ユニットを定位置に配置し、画像読取ユニットに対して原稿を移動させることで、原稿の画像を走査して読み取るシートスルー型スキャナが知られている。
シートスルー型スキャナの画像読取ユニットは、光源から原稿に光を投射して、原稿で反射された光を所定の光学系を介して光電交換素子であるCISイメージセンサ等に入射させて、原稿の画像を読み取るのが一般的である。
また、画像読取ユニットに対して搬送路を挟んで対向する側に白色の背景部材を配置することで、画像読取ユニットが取得する読取画像での原稿の周囲の背景色を白色にしているものが多い。
このように、原稿の周囲の背景色を白色にすると、たとえば、原稿が破損していたり、バインダ穴等で原稿に穴が空いていたりしても、これらの破損部分から見える背景部材が、明度の低い下地をもつ一部の原稿を除き、原稿下地の濃度と近い濃度で読み取られ、穴が目立たなくなる。
また、画像読取ユニットの有効読取幅よりも小さいサイズの原稿を読み取った場合でも、原稿とともに白色の背景部材が読み取られるために、取得された読取画像において原稿の周囲の背景色が原稿下地の濃度とほぼ一致するため見た目が綺麗になる。
一方で、読取画像に不要な黒線が入らないようにするため、背景部材の色を黒色にして、原稿の影による不要な黒線を目立たないようにすることが考えられる。
また、原稿の影を消す方法として、画像読取ユニット内で受光部を挟んで原稿の搬送方向の両側にそれぞれ光源を配置して、原稿に対して搬送方向の上流側および下流側の両方向から光を照射する方法もある。
また、画像読取ユニットに対して搬送路を挟んで対向する背面部材の表面に、原稿の搬送方向と平行な溝を形成して、原稿の厚さに影響されない原稿先端の影をわざと生じさせ、その影の検出結果に基づいて原稿先端が所定の基準位置に至るタイミングを検知して、読取タイミングを制御し、これにより、正確に原稿サイズを検知して原稿の影を読み取らないようにした画像読取装置もある(特許文献1)。
特開2001−77986号公報
ところで、前述したように、例えば、画像読取ユニット内で光源を受光部に対して原稿の搬送方向の下流側に配置し、原稿表面に対して光源から光を斜めに照射して、その反射光を受光部が原稿表面に対して垂直な方向から読み取るとする。
この場合、原稿に対して搬送方向の下流側の一方向から斜めに光を照射するので、原稿の後端に顕著な原稿の影が生じ、受光部がこの影を読み取るため、読取画像に不要な黒線が入ってしまう。特に、原稿が斜行して搬送された場合、この黒線が読取画像の側端部にも顕著に現れてしまう。
また、背景部材の色を黒色にした場合、たとえば原稿が破損していたり、バインダ穴が空いていたりした場合は、読取画像において原稿の破損部分やバインダ穴の部分が黒色となり、見た目も汚くなってしまう。この読取画像の見た目を綺麗にするには、バインダ穴消しなどの画像処理が必要になってしまう。
また、上記特許文献1のように、背面部材の表面に原稿の搬送方向と平行な溝を形成して、原稿の厚さに影響されない原稿先端の影をわざと生じさせて、正確に原稿サイズを検知して原稿の影を読み取らないようにした画像読取装置の場合では、斜行した原稿の幅方向側部に発生する影は除去することができない。
そこで、本発明は、原稿が斜行状態で搬送された場合でも、読取画像に不要な黒線が入らないようにすることのできる画像読取装置、画像処理システム、画像処理方法、および画像処理プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、画像読取装置において、搬送される原稿を背景部材とともに読み取って画像データを取得する画像読取手段と、該画像読取手段により取得された前記画像データにおける前記背景部材に映る原稿の影部分を検出する影部検出手段と、該影部検出手段により検出された前記影部分を前記画像データから除去する影除去手段と、を有することを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1において、前記影部検出手段は、前記画像データに対して副走査方向に微分を行い、微分情報を生成する微分情報生成手段と、該微分情報生成手段により生成された前記微分情報を用いて、前記画像データにおける原稿部分と前記影部分との境界、および該影部分と前記背景部材を読み取った背景部分との境界を検出する境界検出手段と、を備えることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2において、前記境界検出手段は、前記画像データにおける前記背景部分と前記原稿部分との境界を検出する機能を、更に有することを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項2または3において、前記境界検出手段は、前記微分情報を2値化して2値化微分情報を生成する2値化手段を有することを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項4において、前記境界検出手段は、前記2値化微分情報を副走査方向に走査することにより、前記画像データにおける前記原稿部分と前記影部分との境界、および前記影部分と前記背景部分との境界を検出することを特徴とする。
請求項6に係る発明は、画像処理方法において、搬送される原稿を背景部材とともに読み取って画像データを取得するステップと、該画像データに対して副走査方向に微分を行い、微分情報を生成するステップと、該微分情報を用いて、前記画像データにおける原稿部分と前記背景部材に映る原稿の影部分との境界、および該影部分と前記背景部材を読み取った背景部分との境界を検出するステップと、前記影部分を前記画像データから除去するステップと、を有することを特徴とする。
請求項7に係る発明は、画像処理プログラムであって、搬送される原稿を背景部材とともに読み取って画像データを取得するモジュールと、該画像データに対して副走査方向に微分を行い、微分情報を生成するモジュールと、該微分情報を用いて、前記画像データにおける原稿部分と前記背景部材に映る原稿の影部分との境界、および該影部分と前記背景部材を読み取った背景部分との境界を検出するモジュールと、前記影部分を前記画像データから除去するモジュールと、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、原稿が斜行状態で搬送された場合でも、読取画像から原稿の影を検出して検出した影を除去することで、読取画像に不要な黒線が入らないようにすることができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態の一例を図を参照して説明する。
(画像読取装置の概略構成および動作)
図1は、本発明の実施の形態の一例である画像処理システムが適用される画像読取装置を説明するための概略断面図である。
図1に示すように、本実施形態の画像読取装置100は、原稿123をピックアップするピックアップローラ102と、ピックアップローラ102によりピックアップされた原稿123を搬送路に給送する給送ローラ103と、ピックアップされた原稿123を1枚ずつ分離する分離ローラ104と、搬送路を搬送される原稿の画像を読み取る読取ユニット108と、を備える。
また、本実施形態の画像読取装置100は、読取ユニット108の搬送路の上流側に配置されて原稿を搬送するレジストローラ対105と、読取ユニット108の搬送路の下流側に配置されて原稿を搬送する搬送ローラ対107と、レジストローラ対105の搬送路の下流側近傍に配置され、搬送される原稿を検知するレジストセンサ110と、を備える。
画像読取装置100は、下部フレーム182に対して上部フレーム181が回動軸181aを中心に開閉回動可能とされており、上部フレーム181の閉回動時に該上部フレーム181と下部フレーム182との間に原稿の搬送路が形成される。
そして、搬送路を搬送される原稿に紙詰まり等が発生した際には、搬送路に滞留した原稿を取り除くため、手動で上部フレーム181が開回動可能になっている。
上部フレーム181には、読取ユニット108(画像読取手段)が固定されている。読取ユニット108は、原稿や対向部材109の画像を読取るラインイメージセンサ120と、搬送される原稿に光を照射する光源121とを備える。
下部フレーム182には、読取ユニット108に対して対向する位置に配置される対向部材(背景部材)109と、対向部材109と読取ユニット108との間に配置される板状のガラス106とが設けられている。
対向部材109の色は白色であり、この対向部材109を利用してシェーディング補正に用いる補正データの取得が行われる。
次に、画像読取装置100の動作を説明する。
まず、読取ユニット108は、白色の対向部材109をラインイメージセンサ120により読み取り、読取ユニット108が出力する信号に基づいて、シェーディング補正用の補正データを生成して画素毎に後述する画像メモリ402等に記憶する。
その後、原稿123をピックアップローラ102と給送ローラ103とによって搬送路に取り込み、分離ローラ104によって原稿123を1枚ずつ分離する。
分離された原稿123は、レジストローラ対105及び搬送ローラ対107により挟持されながら副走査方向に搬送されつつ、その上面(表側)に形成されている画像が読取ユニット108によって主走査方向(原稿の幅方向)に走査されて読み取られる。
また、前述した補正用のデータを参照して、ラインイメージセンサ120の出力信号から生成した画像データをシェーディング補正する。
ここで、本実施形態では、読取ユニット108と、読取ユニット108の出力信号に基づいて画像データを生成するA/D変換部400と、各種画像処理を行う後述する画像処理部401等により、本発明の画像読取手段を構成している。
画像が読み取られた後、原稿123は搬送ローラ対107によって挟持されながら搬送され、装置外部へ排出される。
図2は、画像読取装置100の制御系を説明するためのブロック図である。
図2において、A/D変換部400は、ラインイメージセンサ120の出力信号を、増幅や黒レベルクランプなどのアナログ処理を施した後、デジタルデータに変換する。
画像処理部401は、ラインイメージセンサ120や光源121、A/D変換部400などの制御、およびラインイメージセンサ120の出力信号をデジタル化して生成した画像データに各種の画像処理(シェーディング補正等)を行う。
画像メモリ402は、画像データを記憶する画像記憶部である。インターフェース部403は、信号ケーブル409を介してPC等の外部ホスト装置が接続される。CPU404は、画像読取装置100全体の制御を司る制御部である。ワークメモリ405は、CPU404が動作するために使用する記憶部である。
画像処理部401、CPU404及びワークメモリ405は、バス408を介して接続されている。CPU404は、画像処理部401を介して画像メモリ402にアクセスすることができるように構成されている。
搬送モータ412は原稿の搬送を行うローラの駆動手段であり、CPU404からの指示を受けたモータドライバ407が励磁電流を流すことにより動作する。
図3(a)は読取ユニット108を搬送路側から見た平面図であり、図3(b)は読取ユニット108により原稿123の後端が読み取られている状態を示す断面図である。
図3(a)及び図3(b)において、ラインイメージセンサ120と対向部材109との間には、ガラス106が配置されている。
このガラス106は、対向部材109に傷や汚れが付かないようにする役割を果たし、また、原稿Dと対向部材109の間にガラス106の厚みと同等若しくはそれ以上の隙間を持たせる役割を果たす。
光源121は、ラインイメージセンサ120の下流側の側面に沿って設けられており、原稿123に対して下流側の斜め上方から光を照射することにより、原稿の影124が現れる。このような下流側からの光の照射(片側照射)は、上流側および下流側の両側から照射する場合(両側照射)と比べて読取画像に影が現れやすくなる。
なお、両側照射とは、ラインイメージセンサに対して原稿の搬送方向に対称な位置に一対の光源を配置して、該一対の光源を用いて原稿に光を当てる方式をいう。この場合、ラインイメージセンサ及び一対の光源は、副走査方向に沿って、光源、ラインイメージセンサ、光源、の順番で配置される。このように、片側照射としたことで、原稿端の影を強調することができ、原稿画像の境界の検出を容易としている。
また、ガラス106を隔てて対向部材109を設けたことで、原稿Dと対向部材109との間にガラス106の厚み分の隙間があるため、ラインイメージセンサ120の下流側の一側に光源121を設けて光を原稿Dの表面に対して片側斜め方向から照射することによって、原稿の後端に現れる影124を顕著にすることができる。
ラインイメージセンサ120が読み取ったこの影を利用して原稿画像の境界の検出を行うのであるが、そのままでは原稿画像の後端に不要な黒線が発生してしまう。
図4(a)は、下地の濃度が薄くて明るい原稿が斜行状態で搬送された場合における特定画素に対応するラインイメージセンサ120のセンサ出力値を時系列で示した図である。
図4(a)においては、原稿先端が点a1、原稿後端が点a2、影部分が点a2−a3の間になる。原稿後端や左端に黒線cが発生している。
図4(b)は、下地の濃度が濃くて暗い原稿が斜行状態で搬送された場合における特定画素に対応するラインイメージセンサ120のセンサ出力値を時系列で示した図である。
図4(b)においては、下地が暗い原稿の場合、原稿後端と影部分との境界が判断しづらいが、黒線c′が目立たないため、影部分の検出は下地が明るい原稿のときに比べて、それほど厳密に判断できなくても問題ない。
また、発生する影の長さは、ガラス106の厚さが原稿の厚さに比べて十分に厚いため、原稿の厚さに影響を受けずにほぼ一定になる。
(読取画像から背景部分と原稿部分と影部分との境界を検出する処理)
次に、画像読取処理において読み取った画像データから、背景部分と原稿部分と影部分とのそれぞれの間の境界データを求める処理について説明する。
読み取られた画像データにおける原稿部分と背景部分との境界の検出は、前述の画像読取処理で原稿の画像を読み取った後、画像メモリ402に一時記憶された読取画像に対して前述のシェーディング補正処理を行った後に行うことが望ましいが、シェーディング補正処理を行なう前に行なってもよい。
まず、図6〜図9を参照して、微分情報生成処理を説明する。この微分情報生成処理は、画像処理部401及びCPU404により実行される。
図6は、読み取った原稿の画像データの左上端を原点としたxy座標系を示す図である。本実施形態では、xy座標系における各画素の濃度値をf(x,y)とし、濃度値f(x,y)は、明るい程大きい値とする。尚、本実施形態では、x軸方向を主走査方向とし、y軸方向を副走査方向とする。
まず、各画素の位置における読取画像の微分情報値Δ(x,y)は、次の(1)式で求められる。尚、この(1)式を用いた微分情報値の求め方は一例である。
Δ(x,y)=abs(f(x,y+m)−f(x,y)) …(1)
f(x,y):各画素の濃度値
f(x,y+m):各画素からmライン先の画素の濃度値(m=1)
ここで、図6に示すWidth,Height,nライン,n+mラインは、次のように定義される。
Width:画像の幅((x座標が0から23までの画像の幅)=24)
Height:画像の長さ((y座標が0から25までの画像の長さ)=26)
nライン:注目ライン
n+mライン:注目ラインからmライン離れた先のライン(本実施形態では、m=1)
まず、図6の画像の左上端(x,y)=(0,0)から(Width−1,0)までの各画素の濃度値を上記(1)式に当てはめる処理を行う。
(Width−1,0)まで処理が進んだら、次のラインに移動し、左端(x,y)=(0,1)から(Width−1,1)まで処理を行う。
同様にラインを移動し続け、上記と同様の処理を(Width−1,Height−1−m)まで行う。
これにより、図7に示すように、副走査方向に関する各画素の位置における画像の微分情報値が得られる。尚、ここでは、m=1としている。また、y=Height−1の欄は、計算できないので空欄となっている。また、xを1ずつ増やしながら走査し、1ラインずつずらしているが、適宜間引いた画素や、数ラインずつずらしながら選択された画素の位置で微分情報を取得してもよい。
また、図5(a)に、図7に示す微分情報値を時系列で示したものを示す。
図5(a)において、点A1は、図4(a)に示す点a1に対応する原稿先端による濃度変化、点A2は、図4(a)に示す点a2に対応する原稿後端による濃度変化、点A3は、図4(a)に示す点a3に対応する原稿の影による濃度変化によってそれぞれ発生するものである。
したがって、影部分を消去するには、図5(a)に示す点A2から点A3までの画像データを背景部分の画像データとほぼ同等の値に変更すればよいことがわかる。
次に、微分情報2値化処理について説明する。尚、微分情報2値化処理は画像処理部401及びCPU404により実行される。
この微分情報2値化処理は、前述した微分情報値Δ(x,y)をある閾値sで2値化する。本実施形態では、微分情報値Δ(x,y)が閾値s(=80)を超えた場合を1、それ以外を0とする。2値化微分情報値T(x,y)は、次の(2)式を用いて取得することができる。尚、s=80とするのは一例である。
T(x,y)=1 (Δ(x,y)>s ) …(2)
=0 (Δ(x,y)≦s ) (s=80)
次に、図8を参照して、境界検出手段について説明する。図8は、前述した微分情報2値化処理で取得した2値化微分情報値T(x,y)を画素ごとに記載した図である。
図8において、第1バッファは、図8の最上段の各点を始点として、上端から下端に向かって副走査方向にライン走査し、各縦ラインについて1番最初に T(x,y)=1となる点のY座標値を格納するバッファである。
第3バッファは、図8の最下段の各点を始点として、下端から上端に向かって副走査方向とは逆の方向に縦のライン走査を行って、各縦ラインについて1番最初にT(x,y)=1となる点のY座標値を格納するバッファである。
第2バッファは、第3バッファに格納したY座標値の示す点から図8の上端に向かって副走査方向とは逆の方向に縦のライン走査を行って、各縦ラインについて2値化微分情報値T(x,y)が最初に0から1に変化する点のY座標値yを求めて、y+1の値を格納するバッファである。
また、各バッファには、上記縦のライン走査をしてT(x,y)が0から1に変化する点が見つからなかった場合は、−1を入れておく。
第1バッファに格納したY座標値は、図5(a)の点A1、すなわち背景部と原稿部先端との境界のY座標値を意味する。
第2バッファに格納したY座標値は、図5(a)の点A2、すなわち原稿部後端と原稿の影との境界のY座標値を意味する。
第3バッファに格納したY座標値は、図5(a)の点A3、すなわち原稿の影と背景部との境界のY座標値を意味する。
次に、第1バッファ、第2バッファ、第3バッファにデータを格納する処理について説明する。
図10は、第1バッファにデータを格納するまでの処理を説明するためのフローチャート図である。ここで、注目画素の座標を(x,y)とし、X座標値xに対応して第1バッファに格納される値をbuff1[x]、第2バッファに格納される値をbuff2[x]、第3バッファに格納される値をbuff3[x]とする。
まず、2値化微分情報(図8参照)の左上端をスタート地点(x=0,y=0)として、副走査方向に(図の下方へ向かって)縦のライン走査を開始するためX座標の値を初期化してx=0とし(ステップS701)、Y座標の値を初期化しy=0とする(ステップS702)。
次に、注目画素の2値化微分情報値T(x,y)が1かどうか調べる(ステップS703)。T(x,y)が1であった場合は、第1バッファにそのときのy座標の値を格納してbuff1[x]=yとし(ステップS704)、ステップS708に進む。
T(x,y)が1でなかった場合は、Y座標の値yをインクリメントし(ステップS705)、注目画素の位置が下端を超えたかどうか調べる(ステップS706)。
下端を超えていない場合は、ステップS703へ戻り、一方、下端を超えていた場合は、T(x,y)が1になる点がなかったので第1バッファに−1を格納し(ステップS707)、ステップS708に進む。
ステップS708では、次の縦のラインへ移動するためにX座標の値xをインクリメントし、走査すべきラインの位置が右端を超えたかどうか調べる(ステップS709)。
走査すべき縦のラインの位置が右端を超えていない場合は、ステップS702へ戻って前述した処理を繰り返し、また、走査すべき縦のラインの位置が右端を超えた場合は、処理を終了する。
図11は、第3バッファにデータを格納するまでの処理を説明するためのフローチャート図である。処理の流れは第1バッファと同様であるが、走査方向が図8の左下端から上端へ向かっている点が異なる。
まず、2値化微分情報(図8参照)の左下端をスタート地点(x=0,y=Height−1)として、副走査方向に(図の上方へ向かって)縦のライン走査を開始するためX座標の値を初期化してx=0とし(ステップS801)、Y座標の値を初期化しy=Height−1とする(ステップS802)。
次に、注目画素の2値化微分情報値T(x,y)が1かどうか調べる(ステップS803)。T(x,y)が1であった場合は、第3バッファにそのときのy座標の値を格納してbuff3[x]=yとし(ステップS804)、ステップS808に進む。
T(x,y)が1でなかった場合は、Y座標の値yをデクリメントし(ステップS805)、注目画素の位置が上端を超えたかどうか調べる(ステップS806)。
上端を超えていない場合は、ステップS803へ戻り、一方、上端を超えていた場合は、T(x,y)が1になる点がなかったので第3バッファに−1を格納し(ステップS807)、ステップS808に進む。
ステップS808では、次の縦のラインへ移動するためにX座標の値xをインクリメントし、走査すべき縦ラインの位置が右端を超えたかどうか調べる(ステップS809)。
走査すべき縦のラインの位置が右端を超えていない場合は、ステップS802へ戻って前述した処理を繰り返し、また、走査すべき縦のラインの位置が右端を超えた場合は、処理を終了する。
図12は、第2バッファにデータを格納するまでの処理を説明するためのフローチャート図である。
まず、図8の左端の縦のラインを第3バッファに格納したY座標値buff3[x]をスタート地点として、副走査方向と逆方向に図8の上方へ向かう走査を開始するため、x=0とし(ステップS901)、注目画素のY座標の値yをbuff3[x]とする(ステップS902)。
次に、注目画素の2値化微分情報値T(x,y)が0かどうか調べ(ステップS903)、0であった場合は、注目画素の上方に隣接する画素の2値化微分情報値T(x,y−1)が1かどうか調べる(ステップS904)。
2値化微分情報値T(x,y−1)が1であった場合は、第2バッファにそのときのY座標の値を格納してbuff2[x]=yとし(ステップS905)、ステップS909に進む。
ステップS903において2値化微分情報値T(x,y)が 0でなかった場合、およびステップS904 において2値化微分情報値T(x,y−1)が1でなかった場合は、yをデクリメントし(ステップS906)、注目画素の位置が第1バッファで格納したY座標が示す点を超えたか、またはY座標値yが0になったか調べる(ステップS907)。
注目画素の位置が第1バッファで格納したY座標が示す点を超えていない場合、またはY座標値yが0になっていない場合は、ステップS903に戻り、また、注目画素の位置が第1バッファで格納したY座標が示す点を超えた場合、またはY座標値yが0になった場合は、第2バッファに第1バッファに格納されている値と同じ値を格納し(ステップS908)、ステップS909に進む。
ステップS909では、次の縦のラインへ移動するためにxをインクリメントし、注目すべき縦のラインの位置が右端を超えたかどうか調べ(ステップS910)、右端を超えていない場合は、ステップS902へ戻って前述した処理を繰り返し、また、右端を超えた場合は、処理を終了する。
以上の処理で、読取画像から背景部分と原稿部分と影部分とを検出することができ、影部分は図9の斜線部分で表される。
図13は、影除去手段の処理について説明するためのフローチャート図である。
影部分は、図9に示すように、第2バッファに格納したy座標値buff2[x]から第3バッファに格納したy座標値buff3[x]までの部分である。
図13において、まず、画像データの左端の縦のラインから走査をスタートするため、x=0 とし、buff3[x]に格納されている値が−1かどうか調べ (ステップS102)、−1でない場合は、注目画素のY座標値yを第3バッファに格納されたy座標値buff3[x]とする(ステップS103)。
次に、buff1[x]がbuff2[x]−1と等しくなく、かつbuff2[x]が−1でないかどうか調べる(ステップS104)。buff1[x]がbuff2[x]−1と等しくなく、かつbuff2[x]が−1でない場合は、注目画素の濃度値f(x,y)を背景色に相当する値にする(ステップS105)。ここでは、背景色として8ビット・グレースケール画像を想定した最大の濃度値255を用いているが、もちろん読取画像に適した任意の値でよい。
次に、yをデクリメントして(ステップS106)、yがbuff2[x]未満になったかどうかを調べる(ステップS107)。yがbuff2[x]以上である場合は、ステップS105に戻り、ステップS107までの処理をyがbuff2[x]未満になるまで繰り返す。
yがbuff2[x]未満になった場合は、xをインクリメントして隣の縦のラインへ移動する(ステップS108)。
ところで、下地の色が暗い原稿は、原稿部分と影部分との境界が判別できないことがある。下地の色が暗い原稿の画素データは、例えば図14に示すようになる。このときの微分情報値、および2値化微分情報値を画素ごとに前述した方法に従って求めると、それぞれ図15および図16に示すようになる。
下地の色が暗い原稿は、下地の色が明るい原稿に比べ、原稿後端部と影部分との境界における微分情報値が小さくなり、2値化微分情報値が0になる。第2バッファには、2値化情報値T(x,y)が0から1に変化するときの画素のy座標を上述したように格納するが、下地が明るい原稿のときに存在した原稿下端部にあたる位置でのT(x,y)が0から1に変化する変化点がなくなるため、その代わりに原稿上端部におけるT(x,y)の変化点が格納されてしまう。
このように、下地の色が暗い原稿は、図4(b)および図5(b)にも示すように、原稿後端部分と影部分とが接する境界での微分値が大きくならないために、原稿部分と影部分とが接する境界が判別できない。従って、第2バッファには、原稿先端部の位置のY座標値が格納されてしまう。例えば、図16に示す点AのY座標がA′に格納される。
また、原稿が斜行状態で搬送される場合、画素によっては原稿上端が検知できない位置がある。この場合、本来、原稿先端の位置が格納されるはずの第1バッファには原稿後端の位置が格納され、そして、第2バッファには−1が格納される。例えば図16に示すBがそれである。
従って、下地の色が暗い原稿の場合は、第1バッファに格納された値と第2バッファに格納された値とが隣接するか、または第2バッファに格納された値が−1になる可能性がある。
このような場合を考慮して、図13のステップS104では、buff1[x]がbuff2[x]−1と等しい場合、またはbuff2[x]が−1の場合は、ステップS109に進む。そして、この場合は、ある一定の幅だけ画素データを変換する。ここでは、3画素分を背景色に変換した例を挙げているが、もちろん任意の数の画素を変換してかまわない。
ステップS109では、注目画素の濃度値f(x,y)を背景色に相当する値に置き換える。そして、yをデクリメントして(ステップS110)、yがbuff[3]−3以下になったかどうか確認する(ステップS111)。
yがbuff[3]−3以下でない場合は、ステップS109に戻り、ステップS111までの処理を、yがbuff[3]−3以下になるまで繰り返す。これにより、3画素が背景色に相当する値となり、この縦のライン上では影が除去される。
yがbuff[3]−3以下になった場合は、xをインクリメントして隣の縦のラインへ移動する(ステップS108)。そして、注目画素の位置が画像の右端を超えたかどうかを調べ(ステップS112)、右端を超えた場合は、処理を終了する。
注目画素の位置が画像の右端を超えていない場合は、ステップS102に戻り、右端を超えるまで影除去処理を繰り返す。
以上のようにして、図9および図16に示す影部分に該当する画素の濃度値を任意の背景色に類似した値に置き換えることで、境界検知や斜行検知等に影を有効に利用することができ、一方で保存すべき画像データ上では目ざわりとなる原稿の影部分を確実に除去することができる。また、原稿が斜行状態で搬送された場合でも、読取画像に不要な黒線が入らないようにすることができる。
この場合、影部分の濃度値を置き換える値は、一定値でなくてもよく、例えば影部分の近傍の背景色を画像データから取得して、それに基づいて決定しても良いし、また、画素の位置に応じて異なる値にしてもよい。
なお、本発明は、上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、ラインイメージセンサ120の下流側の側面に沿って光源121を設けて、原稿123に対して下流側から斜めに光を照射することにより、原稿の影部124が原稿の後端に現れるようにしているが、ラインイメージセンサ120の上流側の側面に沿って光源を設けて、原稿の先端部に影部が現れるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、微分値はm=1として1画素移動する毎の濃度値の変化量の絶対値として求めているが、mを2以上として、m画素移動するときに変化する濃度値の変化量をmで割ったものの絶対値としてもよい。また、絶対値を用いずに、正と負の微分値をそのまま利用する影検出の方法に変更してもよい。更に、微分値ではなく、差分または差分の絶対値をそのまま利用する影検出の方法に変更してもよく、本発明に含まれる。
また、上記実施形態では、画像読取装置の内部で影除去処理を行う場合を例示したが、これに代えて、画像読取装置に接続されたホスト装置の内部で影除去処理を行うようにしてもよい。この場合、画像読取装置とホスト装置とによるシステムが本発明の画像読取装置に相当する。更に、本発明の影除去処理は、ハードウエアで実現してもよく、またその一部または全てをソフトウェアで実現してもよい。
また、本発明の目的は、以下の処理を実行することによって達成される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す処理である。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、次のものを用いることができる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等である。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現される場合も本発明に含まれる。加えて、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、前述した実施形態の機能が以下の処理によって実現される場合も本発明に含まれる。即ち、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行う場合である。
本発明の実施の形態の一例である画像処理システムが適用される画像読取装置を説明するための概略断面図である。 画像読取装置の制御系を説明するためのブロック図である。 (a)は読取ユニットを搬送路側から見た平面図、(b)は読取ユニットにより原稿の後端が読み取られている状態を示す断面図である。 (a)は下地の濃度が薄くて明るい原稿が斜行状態で搬送された場合における特定画素に対応するラインイメージセンサの出力値を時系列で示した図、(b)は下地の濃度が濃くて暗い原稿が斜行状態で搬送された場合における特定画素に対応するラインイメージセンサの出力値を時系列で示した図である。 (a)は図7に示す微分情報値を時系列で表示したグラフ図、(b)は図15に示す微分情報値を時系列で表示したグラフ図である。 読み取った原稿の画像データの左上端を原点としたxy座標系を示す図である。 図6に示す画像データの微分情報値を示す図である。 微分情報2値化処理で取得した2値化微分情報値T(x,y)を画素ごとに記載した図である。 第2バッファに格納したy座標値buff2[x]から第3バッファに格納したy座標値buff3[x]までの影部分を示す図である。 第1バッファにデータを格納する処理を説明するためのフローチャート図である。 第3バッファにデータを格納する処理を説明するためのフローチャート図である。 第2バッファにデータを格納する処理を説明するためのフローチャート図である。 影除去手段の処理を説明するためのフローチャート図である。 下地の暗い原稿における、画素データを示す図である。 下地の暗い原稿における、微分情報値を示す図である。 下地の暗い原稿における、2値化情報値を示す図である。
符号の説明
100 画像読取装置
102 ピックアップローラ
103 給送ローラ
104 分離ローラ
105 レジストローラ対
106 ガラス
107 搬送ローラ対
108 読取ユニット
109 対向部材
110 レジストセンサ
120 ラインイメージセンサ
121 光源
124 影部
181 上部フレーム
182 下部フレーム
400 A/D変換部
401 画像処理部
402 画像メモリ
403 インターフェース部
404 CPU
405 ワークメモリ
407 モータドライバ
408 バス
409 信号ケーブル
412 搬送モータ

Claims (7)

  1. 搬送される原稿を背景部材とともに読み取って画像データを取得する画像読取手段と、 該画像読取手段により取得された前記画像データにおける前記背景部材に映る原稿の影部分を検出する影部検出手段と、
    該影部検出手段により検出された前記影部分を前記画像データから除去する影除去手段と、を有することを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記影部検出手段は、前記画像データに対して副走査方向に微分を行い、微分情報を生成する微分情報生成手段と、
    該微分情報生成手段により生成された前記微分情報を用いて、前記画像データにおける原稿部分と前記影部分との境界、および該影部分と前記背景部材を読み取った背景部分との境界を検出する境界検出手段と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記境界検出手段は、前記画像データにおける前記背景部分と前記原稿部分との境界を検出する機能を、更に有することを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 前記境界検出手段は、前記微分情報を2値化して2値化微分情報を生成する2値化手段を有することを特徴とする請求項2または3に記載の画像読取装置。
  5. 前記境界検出手段は、前記2値化微分情報を副走査方向に走査することにより、前記画像データにおける前記原稿部分と前記影部分との境界、および前記影部分と前記背景部分との境界を検出することを特徴とする請求項4に記載の画像読取装置。
  6. 搬送される原稿を背景部材とともに読み取って画像データを取得するステップと、
    該画像データに対して副走査方向に微分を行い、微分情報を生成するステップと、
    該微分情報を用いて、前記画像データにおける原稿部分と前記背景部材に映る原稿の影部分との境界、および該影部分と前記背景部材を読み取った背景部分との境界を検出するステップと、
    前記影部分を前記画像データから除去するステップと、を有することを特徴とする画像処理方法。
  7. 搬送される原稿を背景部材とともに読み取って画像データを取得するモジュールと、
    該画像データに対して副走査方向に微分を行い、微分情報を生成するモジュールと、
    該微分情報を用いて、前記画像データにおける原稿部分と前記背景部材に映る原稿の影部分との境界、および該影部分と前記背景部材を読み取った背景部分との境界を検出するモジュールと、
    前記影部分を前記画像データから除去するモジュールと、をコンピュータに実行させることを特徴とする画像処理プログラム。
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