JP2009014835A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】所定の設定に係る設定量の指標を示す指標表示部をユーザの好みにあった向きで表示する撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像装置1の設定に係る設定量の度合いを認識するための指標と、設定量の度合いとを表示する表示部120と、表示部120に表示する指標の向きを変更する制御回路101とを撮像装置1は有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、指標表示部を備えた撮像装置に関する。
従来から、カメラの露出補正に関する露出関連情報、あるいは手動で設定された露出と適正露出との差に関する露出関連情報を表示する露出補正インジケータを備えたカメラが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特開平11−95304号公報
特許文献1に記載のカメラでは、露出補正インジケータのプラス方向とマイナス方向とが固定されている。ユーザによっては、カメラに固定されている露出インジケータのプラス方向とマイナス方向とに対して違和感を覚える場合がある。
(1)請求項1の発明の撮像装置は、撮像装置の設定に係る設定量の度合いを認識するための指標と、設定量の度合いとを表示する指標表示部と、指標表示部に表示する指標の向きを変更する指標向き変更手段とを備えることを特徴とする。
(2)請求項2の発明は、請求項1に記載の撮像装置において、撮像装置の姿勢を検出する姿勢検出手段を備え、指標向き変更手段は、姿勢検出手段によって検出した撮像装置の姿勢に基づいて、指標表示部に表示する指標の向きを変更することを特徴とする。
(3)請求項3の発明は、請求項1に記載のカメラにおいて、撮像装置が横位置のときの指標表示部に表示する指標の向きと、撮像装置が縦位置のときの指標表示部に表示する指標の向きとを設定する指標設定手段を備え、指標向き変更手段は、姿勢検出手段によって撮像装置の横位置の姿勢を検出したとき、指標表示部に表示する指標の向きを、指標設定手段で設定された撮像装置が横位置のときの指標の向きにし、姿勢検出手段によって撮像装置の縦位置の姿勢を検出したとき、指標表示部に表示する指標の向きを、指標設定手段で設定された撮像装置が縦位置のときの指標の向きにすることを特徴とする。
(4)請求項4の発明は、請求項2または3に記載の撮像装置において、複数の指標表示部を備え、指標向き変更手段は、複数の指標表示部の中で、撮影レンズへの入射光軸に垂直な面内に設けられた指標表示部のみについて、姿勢検出手段によって検出した撮像装置の姿勢に基づいて、指標表示部に表示する指標の向きを変更することを特徴とする。
(5)請求項5の発明は、請求項1乃至4に記載の撮像装置において、指標表示部は、セグメント方式の表示器であり、指標の向きをプラスとマイナスで規定し、指標の向きを表す指標向き表示部を有し、指標向き表示部は3セグメントおよび4セグメントの少なくとも一方で構成され、指標向き表示部の構成が3セグメントの場合、3セグメントでプラスを表示し、1セグメントでマイナスを表示し、指標向き表示部の構成が4セグメントの場合、4セグメントでプラスを表示し、2セグメントでマイナスおよび縦棒を表示することを特徴とする。
(6)請求項6の発明は、請求項5に記載の撮像装置において、複数の指標表示部を備える場合、撮影レンズへの入射光軸に垂直な面内に設けられた指標表示部における指標向き表示部は、4セグメントで構成されることを特徴とする。
(7)請求項7の発明は、請求項1乃至6に記載の撮像装置において、指標表示部は、露出インジケータであることを特徴とする。
本発明によれば、撮像装置の設定に係る設定量の度合いを認識するための指標の向きを変更することができる。したがって、ユーザの好みにあった指標の向きで指標を表示することができる。
−第1の実施形態−
以下、図面を参照して本発明の第1の実施形態について説明する。図1(a)は、本発明の一実施の形態による撮像装置1Aを背面から見た撮像装置1Aの外観図であり、図1(b)は、ななめ上方から見た撮像装置1Aの外観図である。撮像装置1Aの正面には撮影レンズ111Aが設けられている。撮像装置1Aの背面には、液晶パネル121と、ファインダ116と、背面表示パネル124と、マルチセレクタ103Aと、メニューボタン103Bと、メインコマンドダイヤル103Cとが設けられている。撮像装置1Aの内部にはファインダ内表示パネル123が設けられている。ファインダ116をのぞくと、図6に示すように、ファインダ視野116Aの周囲にファインダ内表示パネル123が見える。撮像装置1Aの上面には、上面表示パネル122と、レリーズボタン103Dと、露出モードボタン103Eと、露出補正ボタン103Fと、サブコマンドダイヤル103Gとが設けられている。
撮像装置1Aに設けられた表示器について説明する。液晶パネル121は、後述する撮像素子114により撮像された被写体像を表示したり、メモリカードに記録されている画像を表示したりする。また、撮像装置1Aの各種設定を行うためのメニュー画面を表示する。上面表示パネル122と、ファインダ内表示パネル123と、背面表示パネル124とは、撮像装置1Aにおけるシャッタスピードや絞り値などの設定状態を表示する。また、上面表示パネル122と、ファインダ内表示パネル123とには、シャッタスピードの設定、絞り値の設定、露出補正などを手動で行うときの指標を示す露出インジケータが表示される。露出インジケータの詳細については後述する。
撮像装置1Aに設けられた操作部について説明する。レリーズボタン103Dを押圧すると撮影動作が行われる。メニューボタン103Bを押圧すると、設定メニューが表示モニタ121に表示される。設定メニューに表示される項目をマルチセレクタ103Aの押圧操作で選択することによって、撮像装置1Aの各種設定を行うことができる。メインコマンドダイヤル103Cを回動操作すると、シャッタスピードを変更することができる。サブコマンドダイヤル103Gを回動操作すると、絞り値を変更することができる。メインコマンドダイヤル103Cを回動操作すると、露出補正を行うことができる。露出補正とは、撮像装置1Aが制御する適正露出値を意図的に変更することをいう。
図2は、撮像装置1Aの構成を説明するブロック図である。図2において撮像装置1Aは、撮像部110と、表示部120と、CPU101Aなどを含む制御回路101と、メモリ102と、操作部103と、外部インターフェイス(I/F)回路104と、測光装置105とを備え、着脱可能なメモリカード150が実装される。
CPU101Aは、制御プログラムに基づいて、撮像装置内各部から入力される信号を用いて所定の演算を行うなどして、撮像装置内各部に対する制御信号を送出することにより、撮像装置1Aの撮影動作および投影動作をそれぞれ制御する。なお、制御プログラムはCPU101A内の不図示のROMに格納される。
メモリ102はCPU101Aの作業用メモリとして使用される。操作部103はレリーズボタン103Dなどを含み、操作されたボタンやダイヤルに対応する操作信号をCPU101Aへ送出する。メモリカード150は、CPU101Aの指示によりデータの書き込み、保存および読み出しが可能である。
外部インターフェイス回路104は、制御回路101からの指示により不図示のケーブルを介して外部機器(パーソナルコンピュータ、クレードルなど)との間でコマンドおよびデータを送受信する。
測光装置105は、測光センサによる検出信号を用いて被写体の輝度を算出し、輝度情報をCPU101Aへ送出する。CPU101Aは輝度情報に基づき露出演算を行い、適正露出値を算出する。
撮像部110は、撮像光学系111、絞り112、シャッタ113、撮像素子114および撮像制御回路115を有し、CPU101Aからの指示に応じて被写体の撮像を行う。撮像光学系111は、撮像素子114の撮像面上に被写体像を結像させる。撮像素子114としては、CCDやCMOS撮像素子などが用いられる。撮像制御回路115は、CPU101Aからの指示により撮像素子114を駆動制御するとともに、撮像素子114から出力される画像信号に対して所定の信号処理を行う。信号処理後の画像のデータは、所定形式の画像ファイルとしてメモリカード150に記録される。絞り112は、CPU101Aからの指示により所定の開口度で絞り込まれる。シャッタ113は、CPU101Aからの指示によりシャッタを開閉する。
表示部120は、上述の液晶パネル121と、上面表示パネル122と、ファインダ内表示パネル123と、背面表示パネル124とを有する。液晶パネル121は、ドットマトリクス方式の液晶表示器である。上面表示パネル122と、ファインダ内表示パネル123と、背面表示パネル124とは、セグメント方式の液晶表示器である。
次に、上面表示パネル122に表示される露出インジケータについて、図3〜図5を参照して説明する。図3に示すように、上面表示パネル122はセグメント方式の液晶表示器である。上面表示パネル122は露出インジケータ30を有する。露出インジケータ30はユーザが手動で設定したシャッタスピードと絞り値との組み合わせによる露出値と、測光装置105で検出した被写体の輝度に基づいて算出した適正露出値との差を表示する。
正負表示部31,32は、露出インジケータ30のプラス方向およびマイナス方向を表示する。正負表示部31,32は、図3に示すように、横方向に長い1つのセグメント31aと縦方向に長い2つのセグメント31b,31cとにより構成される。横方向に長いセグメント31aの中心を上下に挟むように、縦方向に長いセグメント31b,31cは配置される。これにより、横方向に長いセグメント31aと縦方向に長いセグメント31b,31cとを同時に表示することによって、正負表示部31,32は「+」(プラス)を表示することができる。一方、横方向に長いセグメント31aのみを表示することによって、正負表示部31,32は「−」(マイナス)を表示することができる。
図4(a)に示すように、正負表示部31にプラスを表示させ、正負表示部32にマイナスを表示させることができるとともに、図4(b)に示すように、正負表示部31にマイナスを表示させ、正負表示部32にプラスを表示させることができる。これにより、ユーザの見やすい方向に、露出インジケータ30のプラス方向およびマイナス方向を設定することができる。
露出インジケータ30に表示される表示内容について説明する。露出インジケータ30は、露出インジケータ30の正負表示部31にプラスを表示させ、正負表示部32にマイナスを表示させた場合について説明する。
手動で設定したシャッタスピードと絞り値との組合せによる露出値が、適正露出値より小さい場合(暗い場合)、図5(a)に示すように、ゼロ点33を基準としてマイナス側のセグメントが表示される。手動で設定したシャッタスピードおよび絞り値との組合せによる露出値と適正露出値との差が大きくなると、マイナス側に表示されるセグメントの数が多くなる。一方、手動で設定したシャッタスピードと絞り値との組合せによる露出値が適正露出値より大きい場合(明るい場合)、図5(b)に示すように、ゼロ点33を基準としてプラス側のセグメントが表示される。手動で設定したシャッタスピードおよび絞り値との組合せによる露出値と適正露出値との差が大きくなると、プラス側に表示されるセグメントの数が多くなる。手動で設定したシャッタスピードと絞り値との組合せによる露出値が適正露出値に等しい場合、図5(c)に示すように、ゼロ点33のセグメントのみが表示される。このときのシャッタスピードと絞り値で撮影を行うと、適切な露出で被写体を撮影することができる。
手動で露出補正をした場合、マイナス補正を行うと、図5(a)に示すように、ゼロ点33を基準としてマイナス側のセグメントが表示される。一方、プラス補正を行うと、図5(b)に示すように、ゼロ点33を基準としてプラス側のセグメントが表示される。露出補正量を大きくすると、表示されるセグメント数が多くなる。
次に、ファインダ内表示パネル123に表示される露出インジケータについて、図6および図7を参照して説明する。図6に示すように、ファインダ内表示パネル123はセグメント型の液晶表示器である。ファインダ内表示パネル123には、露出インジケータ40が表示される。露出インジケータ40の表示内容は、上面表示パネル122の露出インジケータ30と同様である
露出インジケータ40のプラス方向およびマイナス方向を表示する正負表示部41,42は、図6に示すように、横方向に長い2つのセグメント41b,41dと縦方向に長い2つのセグメント41a,41cとにより構成される。横方向に長い2つのセグメント41b,41dおよび縦方向に長い2つのセグメント41a,41cは、それぞれ直線上に配置される。そして、横方向に長い2つのセグメント41b,41dの間と、縦方向に長い2つのセグメント41a,41cの間とが共通するように、それぞれのセグメントは配置される。これにより、横方向に長い2つのセグメント41b,41dと縦方向に長い2つのセグメント41a,41cとを同時に表示することによって、正負表示部41,42を「+」(プラス)に表示することができる。一方、2つの横方向に長いセグメント41b,41dのみを表示することによって、正負表示部41,42を「−」(マイナス)に表示することができる。
図7(a)に示すように、正負表示部41にプラスを表示させ、正負表示部42にマイナスを表示させることができるとともに、図7(b)に示すように、正負表示部41にマイナスを表示させ、正負表示部42にプラスを表示させることができる。これにより、ユーザの見やすい方向に、露出インジケータ40のプラス方向およびマイナス方向を設定することができる。
インジケータ30,40における正負表示部31,32,41,42の変更操作について、図8を参照して説明する。インジケータ30,40における正負表示部31,32,41,42の変更操作は、液晶モニタ121に表示されるメニューを使用して行われる。
メニューボタン103Bを押圧して液晶モニタ121に不図示の設定メニューを表示させた後、カスタムメニューを選択し、インジケータの設定を選択する。液晶モニタ121には、図8(a)に示すように、インジケータの設定を行う表示器を選択するメニューが表示される。たとえば、上面表示パネル122における露出インジケータ30の設定を変更する場合、マルチセレクタ103Aを操作して、図8(a)に示すように、「上面表示パネル」を選択する。液晶モニタ121には、図8(b)に示すように、正負表示部31,32のプラス方向を設定する設定メニューが表示される。2つの正負表示部31a,32のうち、正負表示部31をプラスに設定し、正負表示部32をマイナスに設定する場合、図8(b)に示すように、「左側をプラス」を選択する。
一方、ファインダ内表示パネル123における露出インジケータ40の設定を変更する場合、図8(c)に示すように、インジケータの設定を行う表示器の中から「ファインダ内表示パネル」を選択する。液晶モニタ121には、図8(d)に示すように、正負表示部41,42のプラス方向を設定する設定メニューが表示される。2つの正負表示部41a,42のうち、正負表示部41をプラスに設定し、正負表示部42をマイナスに設定する場合、図8(d)に示すように、「左側をプラス」を選択する。
以上説明した第1の実施形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)撮像装置1Aの露出インジケータ30,40において、プラス方向およびマイナス方向の向きを変更することができる。したがって、ユーザの好みにあったプラス方向およびマイナス方向の向きで露出インジケータ30,40を表示することができる。
(2)セグメント方式の液晶表示器である上面表示パネル122に表示される正負表示部31,32を3セグメント31a〜31cで表示するようにした。そして、3つのセグメント31a〜31cでプラスを表示し、1つのセグメント31aでマイナスを表示するようにした。これにより、正負表示部31,32は、プラスとマイナスのどちらも表示できるようになり、露出インジケータ30のプラス方向およびマイナス方向の向きを変更することが可能となる。また、正負表示部31,32のセグメント数を1つ増やすと配線が1つ増え、製造コストが高くなるが、3セグメントで正負表示部31,32をプラスとマイナスのどちらも表示できるようになるので、製造コストは高くならない。
−第2の実施形態−
以下、図面を参照して本発明の第2の実施形態について説明する。第1の実施形態と同様な構成部分については同一の符号を付し、第1の実施形態と異なる部分を主に説明する。
図9は、撮像装置1Bの構成を説明するブロック図である。撮像装置1Bは、第1の実施形態における撮像装置1Aと、姿勢センサ106を有する点で異なる。姿勢センサ106は、傾斜センサやジャイロセンサなどからなり、撮像装置1Bの姿勢を検出する。制御回路101は、姿勢センサ106の出力に基づいて、撮像装置1Bが横位置であるか縦位置であるかを認識する。横位置とは、撮像装置1Bを背面から見た形状の長手方向を横にする位置をいう。縦位置とは、撮像装置1Bを背面から見た形状の長手方向を縦にする位置をいう。撮像装置1Bは、横位置か縦位置かによって、ファインダ内表示パネル123に表示される露出インジケータ40の表示を変更することができる。
図10(a)に示すように、撮像装置1Bが横位置の場合、ファインダ内表示パネル123に表示される露出インジケータ40は、図10(b)のように表示される。つまり、4つのセグメント41a〜41dを表示することによって、正負表示部41を「+」(プラス)に表示し、2つの横方向に長い2つのセグメント41b,41dのみを表示することによって、正負表示部42を「−」(マイナス)に表示する。
図11(a)に示すように、撮像装置1Bが縦位置の場合、図10(b)の表示で露出インジケータ40をそのまま表示すると、露出インジケータ40の下方側がプラス側になり、露出インジケータ40の表示に対してユーザは違和感を覚える。また、正負表示部42のマイナスを表す「−」の表示が、「|」に見え、この表示に対してもユーザは違和感を覚える。
そこで、撮像装置1Bでは、撮像装置1Bが縦位置に場合、ファインダ内表示パネル123に表示される露出インジケータ40は、図11(b)のように表示される。つまり、4つのセグメント41a〜41dを表示することによって、正負表示部42を「+」(プラス)に表示し、2つのセグメント41a,41cのみを表示することによって、正負表示部41を「−」(マイナス)に表示する。これにより、露出インジケータ40の上方側がプラス側になり、正負表示部41の表示もマイナスを表す「−」に見え、露出インジケータ40の表示に対してユーザは違和感を覚えることはない。
次に、インジケータ40における正負表示部41,42の縦位置横位置設定操作について、図12を参照して説明する。メニューボタン103Bを押圧して液晶モニタ121に不図示の設定メニューを表示させた後、カスタムメニューを選択し、インジケータの設定を選択する。液晶モニタ121には、図12(a)に示すように、インジケータの設定を行う表示器を選択するメニューが表示される。
ファインダ内表示パネル123における露出インジケータ40の設定を変更する場合、図12(a)に示すように、「ファインダ内表示パネル」を選択する。液晶モニタ121には、図12(b)に示すように、撮像装置1Bが横位置の場合の設定と縦位置の場合の設定とを選択する選択メニューが表示される。撮像装置1Bが縦位置の場合のインジケータ40の表示を設定する場合、図12(b)に示すように、「縦位置」を選択する。
液晶モニタ121には、図12(c)に示すように、撮像装置1Bを縦位置にした場合のインジケータ40の上をプラスにするか下をプラスにするかの設定メニューが表示される。インジケータ40の上をプラスにする場合は、図12(c)に示すように、「上をプラス」を選択する。
撮像装置1Bが横位置の場合のインジケータ40の表示を設定する場合、図12(b)の選択メニューで「横位置」を選択する。そして、インジケータ40の左をプラスにする場合は、図12(d)に示すように、「左をプラス」を選択する。
次に、本発明の実施形態のファインダ内表示パネル123における露出インジケータ40の露出インジケータ表示制御処理について、図13のフローチャートを参照して説明する。図13の処理は、撮像装置1Bの電源がオンされるとスタートするプログラムにより制御回路101において実行される。
ステップS1301では、姿勢センサ106から出力される信号に基づいて、撮像装置1Bが縦位置か横位置かを判定する。撮像装置1Bが縦位置の場合はステップS1302に進む。撮像装置1Bが縦位置の場合はステップS1303に進む。ステップS1302では、ファインダ内表示パネル123における露出インジケータ40の正負表示部41,42を、液晶モニタ121に表示されるメニューから設定した横位置の設定で表示する。ステップS1303では、ファインダ内表示パネル123における露出インジケータ40の正負表示部41,42を、液晶モニタ121に表示されるメニューから設定した縦位置の設定で表示する。
以上説明した第2の実施形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)姿勢センサ106が検出した撮像装置1Bの姿勢に基づいて、露出インジケータ40のプラス方向およびマイナス方向の向きを変更するようにした。したがって、撮像装置1Bを縦位置にしたとき、露出インジケータ40のプラス側が下方側になり、露出インジケータ40の表示に対してユーザが違和感を覚えるということがない。
(2)姿勢センサ106が検出した撮像装置1Bの姿勢に基づいて、プラス方向およびマイナス方向の向きを変更する露出インジケータ40の正負表示部41,42を4セグメント41a〜41dで表示するようにした。そして、4つのセグメント41a〜41dでプラスを表示し、2つのセグメント41b,41dでマイナスを表示し、2つのセグメント41a,41cで縦棒を表示するようにした。これにより、撮像装置1Bを縦位置にしたとき、正負表示部41,42のマイナス表示が縦棒表示になるのを防止することができ、露出インジケータ40の表示に対してユーザが違和感を覚えることはない。
以上の実施の形態を次のように変形することができる。
(1)上面表示パネル122およびファインダ内表示パネル123がセグメント方式の液晶表示器であったが、液晶表示器の表示方式は実施形態に限定されない。たとえば、上面表示パネル122およびファインダ内表示パネル123をドットマトリクス方式の液晶表示器にしてもよい。
(2)第2の実施形態の撮像装置1Bが縦位置であるか横位置であるかによって露出インジケータの向きを変える液晶表示器は、撮像装置1Bの撮影レンズ111Aへの入射光軸に垂直な面内に設けられた表示器であれば実施形態に限定されない。たとえば、液晶モニタ121や背面表示パネル124に露出インジケータを表示する場合、撮像装置1Bが縦位置であるか横位置であるかによって露出インジケータの向きを変えるようにしてもよい。撮像装置1Bの光軸の垂直な面内に設けられた表示器であれば、撮像装置1Bを縦位置にしたとき、プラス側が露出インジケータの下方側になり、露出インジケータの表示に対してユーザが違和感を覚える場合があるからである。
また、撮像装置1Bに設けられた複数の液晶表示器のうち、撮影レンズ111Aへの入射光軸に垂直な面内に設けられた液晶表示器について、撮像装置1Bが縦位置であるか横位置であるかによって露出インジケータの向きを変え、撮影レンズ111Aへの入射光軸の垂直な面内に設けられていない液晶表示器(たとえば、上面表示パネル122)について、撮像装置1Bが縦位置であるか横位置であるかによっても露出インジケータの向きを変えないようにしてもよい。撮像装置1Bを縦位置にして、撮影レンズ111Aへの入射光軸の垂直な面内に設けられていない液晶表示器をユーザが縦位置のままで視認する可能性が少ないからである。
(3)正負表示部を4セグメントで表示する液晶表示器は、撮像装置1Bの撮影レンズ111Aへの入射光軸に垂直な面内に設けられた表示器であれば実施形態に限定されない。たとえば、液晶モニタ121や背面表示パネル124に露出インジケータの正負表示部を4セグメントで表示するようにしてもよい。撮像装置1Bの光軸の垂直な面内に設けられた表示器であれば、撮像装置1Bを縦位置にしたとき、マイナスを表す「−」の表示が、「|」になり、露出インジケータの表示に対してユーザが違和感を覚える場合があるからである。
また、撮像装置1Bに設けられた複数の液晶表示器のうち、撮影レンズ111Aへの入射光軸に垂直な面内に設けられた液晶表示器について、正負表示部を4セグメントで表示し、撮影レンズ111Aへの入射光軸に対して垂直な面内に設けられていない液晶表示器について、正負表示部を3セグメントで表示するようにしてもよい。撮像装置1Bを縦位置にして、撮影レンズ111Aへの入射光軸に対して垂直な面内に設けられていない液晶表示器をユーザが視認することはないからである。
(4)第1の実施形態の撮像装置1Aでは、上面表示パネル122に表示される露出インジケータ30の設定と、ファインダ内表示パネル123に表示される露出インジケータ40の設定とを個別に行った。しかし、上面表示パネル122に表示される露出インジケータ30の設定と、ファインダ内表示パネル123に表示される露出インジケータ40の設定とを連動して設定できるようにしてもよい。
たとえば、上面表示パネル122に表示される露出インジケータ30の左側をプラスに設定すると、自動的にファインダ内表示パネル123に表示される露出インジケータ40の左側がプラスに設定されるようにしてもよい。1つの露出インジケータ30の設定で、他の露出インジケータ40の設定も行うことができ、撮像装置1Aの利便性が向上する。また、表示器ごとに露出インジケータ30,40のプラス方向およびマイナス方向が異なると、プラス方向およびマイナス方向を見間違える原因ともなるので、露出インジケータ30,40のプラス方向およびマイナス方向の見間違えを防止することができる。
(5)ファインダ内表示パネル123の露出インジケータ40は、撮像装置1Bが横位置のとき、プラスおよびマイナス方向が横方向であった。しかし、図14(a),(b)に示すように、ファインダ内表示パネル123の露出インジケータ40Aを、撮像装置1Bが横位置のとき、プラスおよびマイナス方向が縦方向になるようにしてもよい。
この場合も、撮像装置1Bが横位置のときの正負表示部41A,42Aの表示および撮像装置1Bが横位置のときの正負表示部41A,42Aの表示を設定できるようにする。これにより、図15(a),(b)に示すように、撮像装置1Bを縦位置にしたとき、ユーザの好みにあったプラス方向およびマイナス方向で露出インジケータ40Aを表示することができる。
(6)撮像装置1A,1Bの設定に係る設定量の度合いを認識するための指標を示す指標表示部であれば、本発明の実施形態は、露出インジケータ30,40に限定されない。また、指標の向きを表すものであれば、プラスおよびマイナスを表示する正負表示部31,32,41,42に限定されない。
たとえば、プログラム等の自動露出撮影モードでの露出補正のインジケータや、図16(a),(b)に示すように、撮像装置1A,1Bの広角、望遠を表示するズーム表示50でもよい。ズーム表示50は、撮像装置1A,1Bの広角、望遠の設定量の指標を、バー53の長さで表示する。ズーム表示50の左右には広角望遠表示部51,52が表示される。広角望遠表示部51,52は、ズーム表示50における広角望遠の向きを表示する。
図16(a)に示すように、右側の広角望遠表示部51に広角を示す「W」を表示し、左側の広角望遠表示部52に望遠を示す「T」を表示することによって、バー53が延びると望遠側に設定されることをユーザは認識することができる。一方、図16(a)に示すように、右側の広角望遠表示部51に「T」を表示し、左側の広角望遠表示部52に「W」を表示することによって、バー53が延びると広角側に設定されることをユーザは認識することができる。ユーザの操作によって、広角望遠表示部51,52の表示を「W」と「T」との間で切り替えるようにすることによって、ユーザの好みにあった広角、望遠の向きでズーム表示50を表示させることができる。
以上の説明はあくまで一例であり、本発明は上記実施形態の構成に何ら限定されるものではない。
本発明の一実施の形態による撮像装置の外観図である。 第1の実施形態における撮像装置の構成を説明するブロック図である。 上面表示液晶パネルに表示される露出インジケータを説明するための図である。 上面表示液晶パネルに表示される露出インジケータの向きの変更を説明するための図である。 露出インジケータの表示内容を説明するための図である。 ファインダ内表示パネルに表示される露出インジケータを説明するための図である。 ファインダ内表示パネルに表示される露出インジケータの向きの変更を説明するための図である。 第1の実施形態における露出インジケータの表示設定の設定操作を説明するための図である。 第2の実施形態における撮像装置の構成を説明するブロック図である。 撮像装置が横位置のときのファインダ内表示パネルに表示される露出インジケータを説明するための図である。 撮像装置が縦位置のときのファインダ内表示パネルに表示される露出インジケータを説明するための図である。 第2の実施形態における露出インジケータの表示設定の設定操作を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態における露出インジケータ表示制御処理を説明するためのフローチャートである。 撮像装置が横位置のときのファインダ内表示パネルに表示される露出インジケータの変形例を説明するための図である。 撮像装置が縦位置のときのファインダ内表示パネルに表示される露出インジケータの変形例を説明するための図である。 本発明の実施形態の変形例におけるズーム表示を説明するための図である。
符号の説明
1A,1B 撮像装置
30,40,40A 露出インジケータ
31,32,41,41A,42,42A 正負表示部
31a〜31c 41a〜41d セグメント
50 ズーム表示
51,52 広域望遠表示部
101 制御回路
101A CPU
111A 撮影レンズ
121 液晶モニタ
122 上面表示パネル
123 ファインダ内表示パネル
124 背面表示パネル

Claims (7)

  1. 撮像装置の設定に係る設定量の度合いを認識するための指標と、前記設定量の度合いとを表示する指標表示部と、
    前記指標表示部に表示する指標の向きを変更する指標向き変更手段とを備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記撮像装置の姿勢を検出する姿勢検出手段を備え、
    前記指標向き変更手段は、前記姿勢検出手段によって検出した撮像装置の姿勢に基づいて、前記指標表示部に表示する指標の向きを変更することを特徴とする撮像装置。
  3. 請求項1に記載のカメラにおいて、
    前記撮像装置が横位置のときの前記指標表示部に表示する指標の向きと、前記撮像装置が縦位置のときの前記指標表示部に表示する指標の向きとを設定する指標設定手段を備え、
    前記指標向き変更手段は、前記姿勢検出手段によって前記撮像装置の横位置の姿勢を検出したとき、前記指標表示部に表示する指標の向きを、前記指標設定手段で設定された前記撮像装置が横位置のときの指標の向きにし、前記姿勢検出手段によって前記撮像装置の縦位置の姿勢を検出したとき、前記指標表示部に表示する指標の向きを、前記指標設定手段で設定された前記撮像装置が縦位置のときの指標の向きにすることを特徴とする撮像装置。
  4. 請求項2または3に記載の撮像装置において、
    複数の指標表示部を備え、
    前記指標向き変更手段は、前記複数の指標表示部の中で、撮影レンズへの入射光軸に垂直な面内に設けられた指標表示部のみについて、前記姿勢検出手段によって検出した撮像装置の姿勢に基づいて、前記指標表示部に表示する指標の向きを変更することを特徴とする撮像装置。
  5. 請求項1乃至4に記載の撮像装置において、
    前記指標表示部は、セグメント方式の表示器であり、
    前記指標の向きをプラスとマイナスで規定し、
    前記指標の向きを表す指標向き表示部を有し、
    前記指標向き表示部は3セグメントおよび4セグメントの少なくとも一方で構成され、
    前記指標向き表示部の構成が3セグメントの場合、3セグメントでプラスを表示し、1セグメントでマイナスを表示し、
    前記指標向き表示部の構成が4セグメントの場合、4セグメントでプラスを表示し、2セグメントでマイナスおよび縦棒を表示することを特徴とする撮像装置。
  6. 請求項5に記載の撮像装置において、
    複数の指標表示部を備える場合、撮影レンズへの入射光軸に垂直な面内に設けられた指標表示部における指標向き表示部は、4セグメントで構成されることを特徴とする撮像装置。
  7. 請求項1乃至6に記載の撮像装置において、
    前記指標表示部は、露出インジケータであることを特徴とする撮像装置。
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