JP5473479B2 - 撮像装置及び撮像装置の制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は撮像装置及び撮像装置の制御方法に関し、特に、カメラの水平状態やチルト方向の傾きを検出可能な姿勢検出センサーが搭載されているカメラに用いて好適な技術に関する。
従来、一眼レフカメラにおいては、一眼レフカメラのファインダー光学系の光路中にハーフミラーを配置し、観察用光束の一部を撮像素子に導く。そして、この撮像素子でフォーカシングスクリーン上の被写体像を撮像し、表示装置に動画として表示するようにしたスルー画機能付きの一眼レフカメラが開示されている(特許文献1を参照)。
また、現在の一眼レフカメラの殆どにオートフォーカス(AF)機能が搭載されている。AF機能は被写体の一部について自動焦点調節するため、被写体のどこを測距しているのかを撮影者に認知させる目的で、フォーカシングスクリーン上にAF測距枠(AFターゲット)が刻印されている。
特開2000−175100号公報
一眼レフの光学ファインダー内の表示装置の場合は、TFTなどのように表示内容に自由度がないため、自由な表示が不可能であり、例えば、露出補正量のバー表示を行うだけではカメラの水平状態や、チルト方向の傾き状態を同時に表示することが困難である。したがって、カメラの水平状態や、チルト方向の傾き状態を表す水準器表示を同時に表示するためには、カメラの姿勢状態表示用の別の表示素子を準備する必要があり、コストアップしてしまう問題点があった。
本発明は前述の問題点に鑑み、光学ファインダー内に、もともと搭載されていたAF測距枠用の表示素子を用いてカメラの姿勢を表示できるようにすることを目的とする。
本発明の撮像装置は、撮像装置の姿勢を検出する姿勢検出手段と、光学ファインダ内に視認される、合焦状態を表示するのに用いられる情報表示用素子の表示状態を操作する操作手段と、前記操作手段の操作に応じて、前記姿勢検出手段の出力に従い、撮像装置の左右方向の傾き状態及びレンズ光軸方向の傾き状態を表す表示を前記情報表示用素子を用いて行うように制御する表示制御手段とを有し、前記情報表示用素子は液晶表示部材により構成され、1つの前記情報表示用素子は、1つの測距点に対応し、位置を示す小さいセグメントと、測距範囲を示す一回り大きい枠が二重になって構成され、前記表示制御手段は、前記撮像装置の姿勢が横位置である場合に、前記情報表示用素子を用いて撮像装置の左右方向の傾き状態及びレンズ光軸方向の傾き状態を表示する場合、2次元配置された前記情報表示用素子のうち、特定の行の複数の情報表示用素子の前記小さいセグメントを全て表示させ、該特定の行の複数の情報表示用素子のうちいずれかで前記大きい枠を表示することで、前記撮像装置の左右方向の傾き状態を表すことを特徴とする。
本発明によれば、一眼レフの光学ファインダー内にもともと搭載されていたAF測距枠用の表示素子を用いて、カメラの水平状態や、チルト方向の傾き状態を表す水準器表示を実現することができる。これにより、撮影者は、ファインダーから顔を離さずにカメラの姿勢を確認することができ、カメラの姿勢を確認中であっても撮像タイミングを逃さずに済む撮像装置を、コストアップすることなく提供することができる。
実施形態のカメラの簡単な構成例を示すブロック図である。 液晶セグメントの表示例を示す図である。 カメラの撮影動作について説明するフローチャートである。 加速度センサーの検出結果を表示する手順を説明するフローチャートである。 AFの合焦表示用液晶にカメラの姿勢を表示する例を説明する図である。 カメラの姿勢が横位置で右側が下に傾いた例を説明する図である。 カメラの姿勢が横位置で左側が下に傾いた例を説明する図である。 カメラの姿勢が横位置で水平状態で上に傾く表示例を示す図である。 カメラの姿勢が横位置で水平状態で下に傾く表示例を示す図である。 カメラの姿勢が縦位置で右側が下に傾いた場合の表示例を示す図である。 カメラの姿勢が縦位置で上に傾く表示例を示す図である。
以下、図面を参照しながらファインダー内の測距状態表示装置に、水平状態や、チルト方向の傾き状態を表す水準器表示を、光学ファインダー内にもともと搭載されていたAF測距枠用の情報表示用素子を用いて実現した撮像装置の実施形態について説明する。
図1は、本発明を実施したカメラ100の簡単な構成例を示すブロック図である。図1において、1は交換可能な撮影レンズであり、ズームレンズの場合もある。この撮影レンズ1の内部には、例えばステッピングモータによって構成されているAF駆動回路1a及び絞り駆動回路1bが配設されている。撮影レンズ1はマイクロコンピュータ16と通信し、AF駆動回路1aをマイクロコンピュータ16の制御によって駆動して、撮影レンズ1内のフォーカスレンズ位置を変化させることによりピントを合わせる。
フォーカス演算に用いるデフォーカス量は、AFセンサー24の出力を用いて演算する。撮影レンズ1内に配設されている絞り駆動回路1bは、マイクロコンピュータ16の制御によって光学的な絞り値を変化させる。また、マイクロコンピュータ16は撮影レンズ1と通信し、現在のズーム位置(焦点距離情報)、現在の距離環位置(被写体距離)の情報を収得することが可能である。マイクロコンピュータ16は撮影レンズと通信可能かどうかで、撮影レンズが装着されているか、未装着状態であるか判断可能となる。
2はクイックリターンミラーで、露光の際にマイクロコンピュータ16の指示で不図示のアクチュエーターによりアップダウンする。また、クイックリターンミラー2にはAF光学系に光を導くためハーフミラーで構成され、サブミラーも連動する。3は、後述するCCD6の撮像面とほぼ等価な位置に配置されたフォーカシングスクリーンである。撮影者はペンタプリズム4と光学系ファインダーを通してフォーカシングスクリーン3を観察することで、撮影レンズ1を通して得た像のピントや構図の確認が可能となる。
5は、フォーカルプレーンシャッターで、マイクロコンピュータ16の制御でCCDの露光時間を自由に制御できる。フォーカルプレーンシャッター5は、一般的には、先幕、後幕から構成され、2枚の幕の間隔で自由な露光時間が制御される。撮像素子部6としてはCCD等が用いられ(以下CCDとする)、撮影レンズ1によってその撮像素子上に結像された被写体像を光電変換して電気信号として取り出す。
クランプ/CDS回路7やAGC8は、A/D変換をする前の基本的アナログ処理を行う。マイクロコンピュータ16により、クランプレベルやAGC基準レベルの変更も可能である。A/D変換部9はアナログのCCD出力信号をデジタル信号に変換する。この際、設定されているISO感度に応じた変換を行う。
映像信号処理回路10は、デジタル化されたCCD画像データに、フィルター処理、色変換処理、ガンマー/ニー処理を行い、メモリーコントローラ13に出力する。他方、この映像信号処理回路10はDA変換回路も内蔵されており、CCD6から入力される映像信号や、メモリーコントローラ13から逆に入力される画像データをアナログ信号に変換し、液晶駆動回路11を通して液晶モニタ12に出力することも可能である。これらの機能切り替えは、マイクロコンピュータ16とのデータ交換により行われ、ホワイトバランス情報をマイクロコンピュータ16に出力可能である。その情報を基にマイクロコンピュータ16はホワイトバランス調整を行う。
マイクロコンピュータ16の指示により、何もせずにメモリーコントローラ13を通してバッファーメモリ19に画像データを保存することも可能である。また、映像信号処理回路10はJPEGなどの圧縮処理する機能も有している。連写の場合は、バッファーメモリ19に撮影データを一旦格納し、処理時間がある場合にメモリーコントローラ13を通して未処理の画像データを読み出し、映像信号処理回路10で画像処理や圧縮処理を行い連写スピードを稼ぐ。
連写枚数は、バッファーメモリ19の大きさに大きく左右される。また、本実施形態では、バッファーメモリ19に複数の画像を保存し、映像信号処理回路10で、合成して1つの画像を合成することが可能である。ここでの画像合成は、複数の画像の同じ位置の輝度成分を比較し、値が小さい方の画像のデータを用いて合成する手段を用いる。
また、マイクロコンピュータ16は、撮影前に設定されているISO感度、画像サイズ、画質に応じた、画像サイズの予測値データをもとに、メモリーコントローラ13を通して、メモリの容量を確認し比較し、撮影可能残数を演算し、表示装置に表示する。メモリーコントローラ13では、映像信号処理回路10から入力された未処理のデジタル画像データをバッファーメモリ19に格納する。そして、処理済みのデジタル画像をメモリ14に格納したり、逆にバッファーメモリ19やメモリ14から画像データを映像信号処理回路10に出力したりする。
また、メモリーコントローラ13は、外部インターフェース15から送られてくる映像をメモリ14に記憶したり、メモリ14に記憶されている画像を外部インターフェース15から出力したりすることも可能である。メモリ14は取り外し自由である場合もある。電源部17は、各ICや駆動系に必要な電源を供給する。操作部材検知回路18は、マイクロコンピュータ16に操作部材の状態を伝え、マイクロコンピュータ16はその操作部材の変化に応じて各部をコントロールする。
20はレリーズ釦であり、操作部材検知回路18の入力スイッチである。第1のスイッチ20a(SW1)のみオンの状態はレリーズ釦半押し状態であり、第1のスイッチ20a(SW1)、第2のスイッチ20b(SW2)がともにオンの場合は、レリーズ釦オン状態で撮影が行われる。
操作部材検知回路18には、レリーズ釦20の他に、ISO設定釦、画像サイズ設定釦、画質設定釦、情報表示釦、AF測距点選択釦(自動選択、または任意の測距点選択可能)など不図示のスイッチがつながっており、スイッチの状態が検出されている。
21は液晶駆動回路であり、マイクロコンピュータ16の表示命令に従って、外部液晶表示部材22やファインダー内液晶表示部材23を駆動する。また、ファインダー内液晶表示部材23には、不図示のLEDなどのバックライトが配置されており、そのLEDも液晶駆動回路21で駆動される。24はAFセンサーであり、撮影画面内の複数の測距対象物までの距離を測距することが可能なセンサー(多点測距装置)で構成されている。AFセンサー24は、マイクロコンピュータ16にデフォーカス情報を出力し、それに基づいて撮影レンズ1に通信し、内部のAFレンズ駆動回路を用いてピントを合わせる。25はAEセンサーであり、画面の複数エリアをフォーカシングスクリーン3上で測光し、撮影レンズ1を通した被写体の輝度を測光する。
26はローパスフィルターであり、赤外カットの機能も持つ。27は液晶ドライバー(ファインダー内液晶駆動回路)であり、フォーカシングスクリーン3の位置に配置された測距情報表示用の液晶表示部材を駆動する。液晶ドライバー27は、マイクロコンピュータ16から表示内容の指示に応じて、情報表示用素子を駆動するための情報表示用素子駆動波形を生成する。
28はフォーカシングスクリーン3の位置に配置された液晶表示部材であり、情報表示用素子として用いられる。液晶表示部材28の表示内容(表示状態)は、液晶ドライバー27を介してマイクロコンピュータ16から送られる指示に従って切り替わる。本実施形態の測距情報表示用の液晶表示部材28は、液晶セグメントが、1つの側距点に対して、位置を示す小さい四角と、側距範囲を示す一回り大きい四角が二重になって構成されており、それぞれ独立して点灯、消灯可能に表示制御されるように構成されている。
図2(a)は、すべての液晶セグメントを表示した状態の例を示し、マイクロコンピュータ16の指示で、液晶ドライバー27を介して方眼表示も表示可能であり、方眼表示を消した状態が図2(b)である。また、図2(c)には、測距結果を表示している液晶セグメントの表示例を示す。
29は2軸、もしくは3軸の加速度センサーであり、カメラ100の姿勢検出を行う。加速度センサー29の出力はマイクロコンピュータ16で受け取られ、2軸の場合は、カメラの姿勢差(縦位置か横位置か)と、カメラの横位置での水平状態とカメラの縦位置での水平状態の検出が可能である。また、3軸の場合は、2軸の出力結果に加えて、カメラの光軸の傾き状態が検出可能であり、カメラ100がどれくらい上や下を向いているかの検出が可能となる。
次に、図3のフローチャートを用いて、本実施形態で用いるカメラの撮影動作について説明する。
S300で処理が開始されると、次に、S301で、電源OFFタイマーがタイムアウトしたかどうかの判定を行う。そして、タイムアウトと判定された場合は電源OFFの処理のためにS322に進む。また、タイムアウトされていない場合はS302に進む。
S302では、各種の設定を行う操作部材検知回路18の入力により、カメラのモードなどの各種の設定を行う。撮影モード等の設定もここで行う。第3のスイッチ20cから、加速度センサー29による水平やチルト状態を表示するかどうかのスイッチ判定も行う。
S303では、設定した状態や、各種の設定状態を、外部液晶表示部材22などに表示する。また、設定された、ISO感度、画像サイズ、画質に応じた、画像サイズの予測値データをもとに、メモリーコントローラ13を通して、メモリの容量を確認し比較し、撮影可能残数を演算し、表示部材に表示する。また、加速度センサー29の検出結果を表示する場合は、ここで測距情報表示用の液晶表示部材28に表示する。この処理の詳細は、図4を用いて後述する。
次に、S304においてレリーズ釦20が半押し状態かどうかの判定を行う。この判定の結果、第1のスイッチ20aのみオンの半押し状態の場合はタイマー更新のためにS305に進み、全く押されていない(第1のスイッチ20aも第2のスイッチ20bも押されていない状態)ではS301へ戻る。
S305は、電源OFFタイマーの更新を行う。次に、S306において、撮影準備動作を行なう。具体的には、例えば下記の動作を行なう。AFセンサー24を用いて、設定されている測距センサーで、被写体のデフォーカスを検知し、焦点調整を行う(AF処理)。その結果、合焦結果がある場合は、その合焦点を基に複数個からなる測光センサー35を用いて被写体の輝度を測定し、適正露出を得るためのシャッター秒時や絞り値を演算する。
また、合焦結果がない場合は、中央の測光エリアを基準に複数個からなる測光センサー35を用いて被写体の輝度を測定し、適正露出を得るためのシャッター秒時や絞り値を演算する(AE処理)。測距点を基準とした測光演算は、多くのものが提案されているが、最も単純なものは、基準の測距点に対応した測光エリアを中心とした重点測光である。
次に、S307において、AFの合焦状態を判断し、合焦時は、ステップS308に進み、非合焦時は、ステップS309に進む。S308においては、AFの設定状態や合焦状態を、ファインダー内の測距情報表示用の液晶表示部材28に表示する。S309においては、レリーズが可能状態であり、かつ、レリーズ釦が完全に押された(第1のスイッチ20aと第2のスイッチ20bが同時にオン状態)になったかどうかの判定を行う。この判定の結果、押されていない場合はS310に進み、完全に押された状態の場合は画像を撮影するために、S311に進む。
S310においては、レリーズ釦20が半押し状態が継続されているかどうかの判定を行い、第1のスイッチ20aのみオンの半押し状態が継続されている場合はステップS307に処理を戻す。また、継続されていない、すなわち全く押されていない(第1のスイッチ20aも第2のスイッチ20bも押されていない状態)ではS301へ処理を戻す。
S311においては、クイックリターンミラー2を制御し、ミラーをアップ状態にするとともに、撮影レンズ1と通信し、S303で演算された絞り値にレンズの絞りを制御する。ここで、S303で決定した無線強度を基に、図示しないマスターストロボを介して、スレーブストロボ(図示せず)に発光タイミングと発光量通信を行なう。
次に、S312において、フォーカルプレーンシャッター5により、S303で演算されたシャッター時間を制御し、CCD6の画像をクランプ/CDS回路7,AGC8,A/D変換部9を介して映像信号処理回路10に取り込む。
次に、S313において、クイックリターンミラー2を制御し、ミラーをダウン状態に戻すとともに、撮影レンズ1と通信し、絞り駆動回路1bを駆動してレンズの絞りを開放状態に制御する。
次に、S314において、AGC8に設定されたISO値に対するゲイン値を送り、感度調整し、メモリーコントローラ13に画像信号を送り、バッファーメモリ19に画像を一時保管する。
次に、S315において、映像信号処理回路10の出力であるホワイトバランス情報(AWBデータ)を収得する。そして、収得したホワイトバランス情報を基に、適正な色になるように、映像信号処理回路10で用いるRとBのゲインとを演算決定し制御する。
次に、S316において、バッファーメモリ19に格納された未処理の画像を、映像信号処理回路10の負荷が画像処理できるレベルであるときに処理するとともに圧縮し、メモリ14に格納する動作をスタートする。連写等の場合は、バッファーメモリ19に画像がどんどん格納されるが、画像処理は停止した状態になることもある。
次に、317において、撮影可能枚数の算出を行う。その後、S318において、S316で処理された画像信号を液晶駆動回路11に送り、液晶モニタ12に表示する。次に、S319において、S302、S303、S317で決定した撮影情報を液晶駆動回路21に送り、外部液晶表示部材22を表示させる。同様に、ファインダー内液晶表示部材23に表示する。また、AFの設定状態や合焦状態を、測距情報表示用の液晶表示部材28に表示する。S303で加速度センサー29の検出結果を表示する場合も、S303、S317で決定した撮影情報を液晶駆動回路21に送り、ファインダー内液晶表示部材23に表示する。
次に、S320において、メモリ14に記憶可能な領域が存在するかどうかの判定と未処理のバッファーメモリ19上の画像も考慮して、撮影可能であるかどうかの判定を行う。この判定の結果、撮影可能である場合はS301に戻り、撮影可能でない場合は、警告表示を出すためにS321に進む。S321においては、S320の判定の結果、撮影不可能状態である判定されたことの情報を表示する。
一方、S301の判定の結果、タイムアウトと判定された場合にはS322において、液晶駆動回路11により、液晶モニタ12を消灯する。また、ファインダー内液晶表示部材23のバックライトも消灯する。さらに、液晶ドライバー27により、測距情報表示用の液晶表示部材28も消灯する。
次に、S323において、S316でスタートした、画像処理と圧縮とメモリ格納がすべて終了し、バッファーメモリ19の撮影画像領域が空になるのを待機する。S323にて処理が終了したら、S324に進んで電源部17に指示を出し、必要無い電源はオフにする。その後、S325に進んで終了処理を行う。
次に、図4を用いて、加速度センサー29の検出結果を測距情報表示用の液晶表示部材28に表示するシーケンスを説明する。
S400において処理が開始されると、次に、S401において、操作部材検知回路18で、水平、チルト表示を行わせるための第3のスイッチ20c(水準器表示ボタン)が、ONの操作がされたか否かの判定を行う。この判定の結果、ONの場合はS402に進み、OFFの場合はS413に進む。
S402においては、水平、チルト表示を行うために、加速度センサー29を用いて、カメラが横位置であるか、縦位置であるかの姿勢の判断と、水平状態、カメラの光軸が上下どれだけ傾いているかの検出を行う。次に、S403において、S402で行われた検出結果をファインダー内の測距情報表示用の液晶表示部材28に表示する。これを水準器表示と称する。この際、ファインダー内液晶表示部材23は消灯する。図5〜図11を参照しながら表示例を後述する。
次に、S404において、設定項目を変更するためのボタン操作が行われたか否かを判定する。設定項目を変更するボタンとは、具体的には、液晶モニタ12の表示を変更可能なボタン(メニューボタン等)、ホワイトバランス切り替えボタン、AFモード/ドライブモード切替ボタン、調光補正/ISO設定切り替えボタン、測距点選択ボタンなどがある。液晶モニタ12には、メニューボタンを押下することで設定変更メニューを表示することが可能である。
S404の判定の結果、これらのボタンが操作された場合は、ユーザは現在と違う設定項目の設定を行う意思があると考えられ、S403で表示した水準器表示でカメラの姿勢を調整する意思はないと考えられる。このため、ステップS412に進んで水準器表示を終了(消去)して、図3のS304に進む。なお、本実施形態はボタン操作によるものとしたが、もちろんこれに限られるものではなく、他の操作部材によって設定項目を変更するため操作が行われるようにしてもよい。設定項目を変更するためのボタン操作が無かった場合はステップS405へ進む。
S405においては、測光に関するボタンの操作が行われたか否かを判定する。測光に関するボタンとは、具体的には、測光ボタン(押下されると測光動作を実行する)、AEロックボタン、FEロックボタンなどがある。測光に関するボタンの操作が行われた場合は、ステップS412に進んで水準器表示を終了(消去)して、図3のステップS304に進む。なお、本実施形態はボタン操作によるものとしたが、もちろんこれに限られるものではなく、他の操作部材によって測光に関する操作が行われるようにしてもよい。測光に関するボタン操作が無かった場合はステップS406へ進む。
S406においては、AFに関するボタンの操作が行われたか否かを判定する。AFに関するボタンとは、具体的には、AFボタン(押下されるとAF動作が実行される)、AFロックボタン、測距点選択ボタンなどがある。これらのボタンが操作された場合は、ユーザはAFに関する設定を行う意思があると考えられ、測距情報表示用の液晶表示部材28では、水準器表示よりもむしろAF設定に関する情報を確認したいと考えられる。このため、ステップS412に進んで水準器表示を終了(消去)して、図3のS304に進む。
なおここで、AFボタンなどのように実際のAFの動作が実行された場合には、S415(後述)のように、合焦していれば測距情報表示用の液晶表示部材28には合焦状態の表示を行う。また、本実施形態はボタン操作によるものとしたが、もちろんこれに限られるものではなく、他の操作部材によってAF動作に関する操作が行われるようにしてもよい。AFに関するボタン操作が無かった場合はステップS407へ進む。
S407においては、その他の操作が行われたか否かの判定をする。その他の操作とは、例えば、撮影設定の項目を変更する操作、測光動作に関する操作、現在の設定項目における設定値の変更操作などがある。これも、ボタン操作によって行われてもよいし、ダイヤル操作部材などの回転操作部材などによって行ってもよい。このようにすることで、ユーザは、ファインダーを覗き込んで、表示されている水準器でカメラの姿勢を確認しながら、各種設定項目の設定置を変更することができる。その他の操作が行なわれたと判定するとステップS408へ進み、行われなかったと判定した場合には、ステップS410へ進む。
S408においては、前述のステップS407で行なわれたその他の操作に応じた各種処理を行なう。その後、S409に進む。S409においては、電源OFFタイマーの更新を行う。次に、410に進み、電源OFFタイマーがタイムアウトしたかどうかの判定を行い、タイムアウトと判定された場合は電源OFFの処理のために図3のステップS322に進む。タイムアウトされていない場合はステップS411に進む。
S411においては、レリーズ釦20が半押し状態かどうかの判定を行い、第1のスイッチ20aのみオンの半押し状態の場合は図3のS304に進む。また、全く押されていない(第1のスイッチ20aも第2のスイッチ20bも押されていない状態)ではステップS402に処理を戻す。
S413においては、設定した状態や、各種の設定状態を、外部液晶表示部材22などに表示する。また、設定された、ISO感度、画像サイズ、画質に応じた、画像サイズの予測値データをもとに、メモリーコントローラ13を通して、メモリの容量を確認して比較する。そして、撮影可能残数を演算し、液晶駆動回路21、液晶ドライバー27に送り、外部液晶表示部材22や、ファインダー内液晶表示部材23に表示する。
S414においては、AFの合焦状態を判断し、合焦時は、ステップS415に進み、非合焦時は、図3のS304に進む。S415においては、AFの設定状態や合焦状態を、ファインダー内の測距情報表示用の液晶表示部材28に表示する。
図5〜図11を用いて本実施形態の表示例を説明する。本実施形態では、水平方向、チルト方向それぞれ1度刻みで表示を切り替えるものとして説明する。
図5(a)は、図2(a)のAFの合焦表示用液晶に水平の傾き状態やカメラの光軸が上下どれだけ傾いているかを表示するために用いるセグメントを示す。
図5(b)はカメラの姿勢が横位置での例で、水平に関しては、左に2度下がった状態でかつ、撮影レンズ1の光軸方向が上に3度上向きであることを示す。
図5(c)はカメラの姿勢が縦位置での例で、水平に関しては、右に4度下がった状態でかつ、撮影レンズ1が下に3度上向きであることを示す。
表示の規則は、水平の状態は、横の列の大きい四角いセグメント(小さいセグメントに枠が表示された状態)が中心にあれば水平で、右側にいくほど、右側が下がっている状態、左側に行くほど左側が下がった状態を示す。平らなレールにビー球が乗っているような様子を表現している。具体的には、水平方向のうち中央のセグメントだけに枠が表示されている状態が、水平方向の傾き0度を表している。水平方向のセグメントは2度刻みで並んでいるものとし、中央からn個目のセグメントだけに枠を表示することで、水平方向のうち枠の表示されているセグメントの方向に、カメラが2n度下がった状態であることを示している。
すなわち、水平方向の単一のセグメントに枠が表示されていれば偶数角度である。また、隣合うセグメントの両方に枠を表示することで、中央から遠い方のセグメントを中央からn個目のセグメントとした場合に、水平方向のうち枠の表示されているセグメントの方向に、カメラが2n-1度下がった状態であることを示している。すなわち、水平方向の2つのセグメントに枠が表示されていれば奇数角度である。すなわち、横方向の2つのセグメントに枠が表示されていれば、2つのセグメントが表す角度の中間の角度であることを示している。
また、仰角方向の表示の規則は、縦の列の大きい四角いセグメント(小さいセグメントに枠が表示された状態)が中心にあればカメラは正面を向いている状態(撮影レンズ1への被写体光の入射面が地表面と垂直な状態)を示している。縦の列の大きい四角いセグメント(小さいセグメントに枠が表示された状態)が上側にいくほど、カメラが上を向いている状態(撮影レンズ1への被写体光の入射面が上、すなわち地表面と逆側を向く状態)を示している。逆に、縦の列の大きい四角いセグメント(小さいセグメントに枠が表示された状態)が下側にいくほど、カメラが下を向いている状態(撮影レンズ1への被写体光の入射面が下、すなわち地表面を向く状態)を示している。
縦方向のセグメントについて、以下の規則で角度を表す。
(イ)中央の1個隣の小さいセグメントだけ表示し大きいセグメントは表示しない(枠を付さずにセグメントが表示される)場合には、セグメントの表示された方向に仰角1度傾いた状態を表す。
(ロ)中央の1個隣の小さいセグメントと大きいセグメントを両方表示する(枠を付してセグメントを表示する)場合には、セグメントの表示された方向に仰角2度傾いた状態を表す。
(ハ)中央の1個隣と2個隣のセグメントについて、小さいセグメントと大きいセグメントを両方表示する(枠を付してセグメントを表示する)場合には、セグメントの表示された方向に仰角3度傾いた状態を表す。
(ニ)中央の1個隣と2個隣と3個隣のセグメントについて、小さいセグメントと大きいセグメントを両方表示する(枠を付してセグメントを表示する)場合には、セグメントの表示された方向に仰角4度傾いた状態を表す。
(ホ)中央の1個隣と2個隣と3個隣のセグメントについて、小さいセグメントと大きいセグメントを両方表示し、さらに3個隣は点滅表示する場合には、セグメントの表示された方向に仰角4度以上傾いた状態を表す。
図6は、カメラの姿勢が横位置で右側が下に傾いた場合の例である。この場合、チルト方向の傾きは0度である。
図6(a)においては、水平状態。
図6(b)においては、右側が1度下がった状態を示す。
図6(c)においては、右側が2度下がった状態を示す。
図6(d)においては、右側が3度下がった状態を示す。
図6(e)においては、右側が4度下がった状態を示す。
図6(f)においては、右側が4度以上下がった状態を示す。ここでは、一番右のセグメントが点滅表示されている。
図7は、カメラの姿勢が横位置で左側が下に傾いた場合の例である。この場合、チルト方向の傾きは0度である。
図7(a)においては、水平状態。
図7(b)においては、左側が1度下がった状態を示す。
図7(c)においては、左側が2度下がった状態を示す。
図7(d)においては、左側が3度下がった状態を示す。
図7(e)においては、左側が4度下がった状態を示す。
図7(f)においては、左側が4度以上下がった状態を示す。ここでは、一番左のセグメントが点滅表示されている。
図8は、カメラの姿勢が横位置で水平状態で、撮影レンズが上に傾く、チルト方向の表示例である。
図8(a)においては、左右は水平状態で、撮影レンズの光軸も水平である状態を示す。
図8(b)においては、左右は水平状態で、撮影レンズが上に1度傾いた状態を示す。
図8(c)においては、左右は水平状態で、撮影レンズが上に2度傾いた状態を示す。
図8(d)においては、左右は水平状態で、撮影レンズが上に3度傾いた状態を示す。
図8(e)においては、左右は水平状態で、撮影レンズが上に4度傾いた状態を示す。
図8(f)においては、左右は水平状態で、撮影レンズが上に4度以上傾いた状態を示す。ここでは、一番上のセグメントが点滅表示されている。
図9は、カメラの姿勢が横位置で水平状態で撮影レンズが下に傾く、チルト方向の表示例である。
図9(a)においては、左右は水平状態で、撮影レンズの光軸も水平である状態を示す。
図9(b)においては、左右は水平状態で、撮影レンズが下に1度傾いた状態を示す。
図9(c)においては、左右は水平状態で、撮影レンズが下に2度傾いた状態を示す。
図9(d)においては、左右は水平状態で、撮影レンズが下に3度傾いた状態を示す。
図9(e)においては、左右は水平状態で、撮影レンズが下に4度傾いた状態を示す。
図9(f)においては、左右は水平状態で、撮影レンズが下に4度以上傾いた状態を示す。ここでは、一番下のセグメントが点滅表示されている。
図6〜図9でカメラがカメラの姿勢が横位置の姿勢の表示の例に関して説明した。次に、図10、図11では、カメラの姿勢が縦位置の場合の右下がりの例と上向きの例のみ説明する。
図10は、カメラの姿勢が縦位置で右側が下に傾いた場合の例である。この場合、チルト方向の傾きは0度である。
図10(a)においては、水平状態。
図10(b)においては、右側が1度下がった状態を示す。
図10(c)においては、右側が2度下がった状態を示す。
図10(d)においては、右側が3度下がった状態を示す。
図10(e)においては、右側が4度下がった状態を示す。
図10(f)においては、右側が4度以上下がった状態を示す。ここでは、一番右のセグメントが点滅表示されている。
図11は、カメラの姿勢が縦位置の状態において、水平状態で撮影レンズが上に傾く、チルト方向の表示例である。
図11(a)においては、左右は水平状態で、撮影レンズの光軸も水平である状態を示す。
図11(b)においては、左右は水平状態で、撮影レンズが上に1度傾いた状態を示す。
図11(c)においては、左右は水平状態で、撮影レンズが上に2度傾いた状態を示す。
図11(d)においては、左右は水平状態で、撮影レンズが上に3度傾いた状態を示す。
図11(e)においては、左右は水平状態で、撮影レンズが上に4度傾いた状態を示す。
図11(f)においては、左右は水平状態で、撮影レンズが上に4度以上傾いた状態を示す。ここでは、一番上のセグメントが点滅表示されている。
なお、セグメントを用いた角度の表し方は前述した規則に限らなくてもよい。前述した実施形態での縦方向の規則を水平方向に適用してもよいし、水平方向の規則を縦方向に適用してもよい。また、本実施形態では、通常表示が図2(c)の方眼表示がない状態から、第3のスイッチ21cのボタン操作で、カメラの水平、チルト表示をする場合は、方眼表示を自動で点灯し、通常表示に戻った場合は、方眼表示を自動で消灯することも特徴としている。
なお、本実施形態のカメラ100の制御は1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。また、前述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
(他の実施形態)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、前述した実施形態の機能を実現するコンピュータプログラムをネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明を構成することになる。
1 撮影レンズ、2 クイックリターンミラー、3 フォーカシングスクリーン、5 フォーカルプレーンシャッター、9 A/D変換部、10 映像信号処理回路、11 液晶駆動回路、12 液晶モニタ、13 メモリーコントローラ、14 メモリ、16 マイクロコンピュータ、18 操作部材検知回路、19 バッファーメモリ、20 レリーズ釦、21 液晶駆動回路、22 外部液晶表示部材、23 ファインダー内液晶表示部材、28 測距情報表示用の液晶表示部材

Claims (17)

  1. 撮像装置の姿勢を検出する姿勢検出手段と、
    光学ファインダ内に視認される、合焦状態を表示するのに用いられる情報表示用素子の表示状態を操作する操作手段と、
    前記操作手段の操作に応じて、前記姿勢検出手段の出力に従い、撮像装置の左右方向の傾き状態及びレンズ光軸方向の傾き状態を表す表示を前記情報表示用素子を用いて行うように制御する表示制御手段とを有し、
    前記情報表示用素子は液晶表示部材により構成され、1つの前記情報表示用素子は、1つの測距点に対応し、位置を示す小さいセグメントと、測距範囲を示す一回り大きい枠が二重になって構成され、
    前記表示制御手段は、前記撮像装置の姿勢が横位置である場合に、前記情報表示用素子を用いて撮像装置の左右方向の傾き状態及びレンズ光軸方向の傾き状態を表示する場合、2次元配置された前記情報表示用素子のうち、特定の行の複数の情報表示用素子の前記小さいセグメントを全て表示させ、該特定の行の複数の情報表示用素子のうちいずれかで前記大きい枠を表示することで、前記撮像装置の左右方向の傾き状態を表すことを特徴とする撮像装置。
  2. 撮像装置の姿勢を検出する姿勢検出手段と、
    光学ファインダ内に視認される、合焦状態を表示するのに用いられる情報表示用素子の表示状態を操作する操作手段と、
    前記操作手段の操作に応じて、前記姿勢検出手段の出力に従い、撮像装置の左右方向の傾き状態及びレンズ光軸方向の傾き状態を表す表示を前記情報表示用素子を用いて行うように制御する表示制御手段とを有し、
    前記情報表示用素子は液晶表示部材により構成され、1つの前記情報表示用素子は、1つの測距点に対応し、位置を示す小さいセグメントと、測距範囲を示す一回り大きい枠が二重になって構成され、
    前記表示制御手段は、前記撮像装置の姿勢が横位置である場合に、前記情報表示用素子を用いて撮像装置の左右方向の傾き状態及びレンズ光軸方向の傾き状態を表示する場合、2次元配置された前記情報表示用素子のうち、特定の列の複数の情報表示用素子のなかで中央から最も遠くで前記小さいセグメントと前記大きい枠の少なくとも一方を表示する素子である、中央からm個目の素子に前記大きい枠を表示することで、前記m個目の素子に対応する角度傾いたことを示し、前記小さいセグメントだけを表示することで、前記m個目の素子に対応する角度と、前記(m−1)個目の素子に対応する角度との中間の角度傾いた状態であることを示すことを特徴とする撮像装置。
  3. 前記情報表示用素子は2次元配置されており、
    前記表示制御手段は、前記撮像装置の姿勢が横位置である場合に、2次元配置された前記情報表示用素子のうち、特定の行の複数の情報表示用素子を用いて前記撮像装置の左右方向の傾き状態を表し、2次元配置された前記情報表示用素子のうち、特定の列の複数の情報表示用素子を用いて前記撮像装置のレンズ光軸方向の傾き状態を表すことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記撮像装置の姿勢が縦位置である場合には、2次元配置された前記情報表示用素子のうち、前記特定の列の複数の情報表示用素子を用いて前記撮像装置の左右方向の傾き状態を表し、2次元配置された前記情報表示用素子のうち、前記特定の行の複数の情報表示用素子を用いて前記撮像装置のレンズ光軸方向の傾き状態を表すことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記表示制御手段は、前記操作手段が操作された場合は、合焦状態が表示されている前記情報表示用素子に、合焦状態の表示に代えて、前記姿勢検出手段の出力に基づいて撮像装置の左右方向の傾き状態とレンズの光軸方向の傾き状態を表示するとともに、方眼表示が行われない状態に設定されている場合でも方眼表示を行うことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記表示制御手段は、前記撮像装置の姿勢が横位置である場合に、前記特定の行の複数の情報表示素子のうち、中央からn個目の素子だけに前記大きい枠を表示することで、前記撮像装置の左右方向が水平に対して、前記n個目の素子に対応する角度傾いた状態であることを示し、前記特定の行の複数の情報表示素子のうち、中央からn個目と(n−1)個目の隣接した2つの素子に前記大きい枠を表示することで、前記撮像装置の左右方向が水平に対して、前記n個目の素子に対応する角度と、前記(n−1)個目の素子に対応する角度との中間の角度傾いた状態であることを示すことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記表示制御手段は、前記撮像装置の姿勢が横位置である場合に、前記情報表示用素子を用いて撮像装置の左右方向の傾き状態及びレンズ光軸方向の傾き状態を表示する場合、2次元配置された前記情報表示用素子のうち、特定の列の複数の情報表示用素子のなかで中央から最も遠くで前記小さいセグメントと前記大きい枠の少なくとも一方を表示する素子である、中央からm個目の素子に前記大きい枠を表示することで、前記m個目の素子に対応する角度傾いたことを示し、前記小さいセグメントだけを表示することで、前記m個目の素子に対応する角度と、前記(m−1)個目の素子に対応する角度との中間の角度傾いた状態であることを示すことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  8. 撮像面とほぼ等価な位置に配置されたフォーカシングスクリーンを有し、前記情報表示用素子は、前記フォーカシングスクリーンに重ねて配置されていることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記表示制御手段は、前記情報表示用素子を用いて前記姿勢検出手段の出力に従った表示を行っている際に、撮影設定の項目を変更する操作手段、測光動作に関する操作手段、AF動作に関する操作手段の何れかが操作されることに応じて、該姿勢検出手段の出力に従った表示に代えて前記合焦状態の表示を前記情報表示用素子を用いて行うように制御することを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の撮像装置。
  10. 前記撮影設定の項目を変更する操作手段は、画像を表示可能な表示手段に設定変更メニューを表示する指示をするための操作手段、ホワイトバランスの設定を変更するための操作手段、AFモード/ドライブモードを切り替えるための操作手段、調光補正/ISO設定を切り替えるための操作手段のうちの少なくとも一つであることを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
  11. 前記測光動作に関する操作手段は、AEロックを指示するための操作手段、FEロックを指示するための操作手段のうちの少なくとも一つであることを特徴とする請求項9または10に記載の撮像装置。
  12. 前記AF動作に関する操作手段は、AF動作の実行を指示するための操作手段、AFロックを指示するための操作手段、測距点を選択するための操作手段のうちの少なくとも一つであることを特徴とする請求項9〜11の何れか1項に記載の撮像装置。
  13. 前記表示制御手段は、前記情報表示用素子を用いて前記姿勢検出手段の出力に従った表示を行っている際に、現在の設定項目における設定値の変更操作が行われた場合には前記姿勢検出手段の出力に従った表示を継続するように制御することを特徴とする請求項1〜12の何れか1項に記載の撮像装置。
  14. 撮像装置の姿勢を検出する姿勢検出ステップと、
    光学ファインダ内に視認される、合焦状態を表示するのに用いられる情報表示用素子の表示状態を操作する操作ステップと、
    前記操作ステップの操作に応じて、前記姿勢検出ステップの出力に従い、撮像装置の左右方向の傾き状態及びレンズ光軸方向の傾き状態を表す表示を前記情報表示用素子を用いて行うように制御する表示制御ステップとを有し、
    前記情報表示用素子は液晶表示部材により構成され、1つの前記情報表示用素子は、1つの測距点に対応し、位置を示す小さいセグメントと、測距範囲を示す一回り大きい枠が二重になって構成され、
    前記表示制御ステップは、前記撮像装置の姿勢が横位置である場合に、前記情報表示用素子を用いて撮像装置の左右方向の傾き状態及びレンズ光軸方向の傾き状態を表示する場合、2次元配置された前記情報表示用素子のうち、特定の行の複数の情報表示用素子の前記小さいセグメントを全て表示させ、該特定の行の複数の情報表示用素子のうちいずれかで前記大きい枠を表示することで、前記撮像装置の左右方向の傾き状態を表す、
    ことを特徴とする撮像装置の制御方法。
  15. 撮像装置の姿勢を検出する姿勢検出ステップと、
    光学ファインダ内に視認される、合焦状態を表示するのに用いられる情報表示用素子の表示状態を操作する操作ステップと、
    前記操作ステップの操作に応じて、前記姿勢検出ステップの出力に従い、撮像装置の左右方向の傾き状態及びレンズ光軸方向の傾き状態を表す表示を前記情報表示用素子を用いて行うように制御する表示制御ステップとを有し、
    前記情報表示用素子は液晶表示部材により構成され、1つの前記情報表示用素子は、1つの測距点に対応し、位置を示す小さいセグメントと、測距範囲を示す一回り大きい枠が二重になって構成され、
    前記表示制御ステップは、前記撮像装置の姿勢が横位置である場合に、前記情報表示用素子を用いて撮像装置の左右方向の傾き状態及びレンズ光軸方向の傾き状態を表示する場合、2次元配置された前記情報表示用素子のうち、特定の列の複数の情報表示用素子のなかで中央から最も遠くで前記小さいセグメントと前記大きい枠の少なくとも一方を表示する素子である、中央からm個目の素子に前記大きい枠を表示することで、前記m個目の素子に対応する角度傾いたことを示し、前記小さいセグメントだけを表示することで、前記m個目の素子に対応する角度と、前記(m−1)個目の素子に対応する角度との中間の角度傾いた状態であることを示すことを特徴とする撮像装置の制御方法。
  16. コンピュータを、請求項1乃至13のいずれか1項に記載された撮像装置の各手段として機能させるためのプログラム
  17. コンピュータを、請求項1乃至13のいずれか1項に記載された撮像装置の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体
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