JP2017151481A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017151481A
JP2017151481A JP2017105885A JP2017105885A JP2017151481A JP 2017151481 A JP2017151481 A JP 2017151481A JP 2017105885 A JP2017105885 A JP 2017105885A JP 2017105885 A JP2017105885 A JP 2017105885A JP 2017151481 A JP2017151481 A JP 2017151481A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
setting
display
screen
camera
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017105885A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017151481A5 (ja
Inventor
鈴木 伸一
Shinichi Suzuki
伸一 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP2017105885A priority Critical patent/JP2017151481A/ja
Publication of JP2017151481A publication Critical patent/JP2017151481A/ja
Publication of JP2017151481A5 publication Critical patent/JP2017151481A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Studio Devices (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Abstract

【課題】装着されたレンズ関連する設定をスムーズに行えるようにする。
【解決手段】カメラのMCUは、装着されたレンズから当該レンズに関する情報を取得し、その情報に基づいて、当該レンズにおける複数の設定項目を認識し、それらの設定項目をレンズ設定画面に選択可能に一覧表示する(レンズ設定画面表示)。ユーザが一覧表示から設定項目を選択すると、その設定項目に関する設定が可能となる(レンズ設定処理)。
【選択図】図4

Description

本発明は、レンズ交換可能な撮像装置に関する。
一眼レフデジタルカメラのようなレンズ交換可能なカメラでは、装着されたレンズに関連する設定をカメラ側で行う必要があるが、交換レンズのタイプ(例えば、絞りリングを有しているか否か)により設定項目は異なるため、異なるタイプのレンズに交換した場合は、その都度設定を変更しなければならない。特許文献1には、レンズ交換可能なカメラにおいて、交換レンズの絞りリング搭載の有無をカメラで判別し、絞りリングの有無に応じて、カメラ本体の操作メニューを最適化するものが記載されている。
特開2009−222731号公報
交換レンズに関連する設定項目は多岐にわたるが、従来はその中から必要な設定項目をユーザがメニューから探し出して設定を行っており、その作業が煩わしい。
本発明は、レンズ交換が可能な撮像装置に適用され、装着されたレンズに対して設定可能な複数の設定項目を表示手段に選択可能に一覧表示する制御手段と、一覧表示からいずれかの設定項目をユーザが選択すると、当該設定項目に関する設定をユーザ操作に従って行う設定手段とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、装着されたレンズ関連する設定をスムーズに行うことができる。
本発明の一実施形態における一眼レフデジタルカメラの基本構成を示す側面図。 カメラの背面図。 カメラの制御系を示すブロック図。 レンズ設定に関連する処理手順の一例を示すフローチャート。 装着レンズが非CPUレンズであるときのレンズ設定初期画面の一例を示す図で、レンズ設定を選択しようとしている状態を示す。 装着レンズが非CPUレンズであるときのレンズ設定画面の一例を示す図。 撮像範囲設定画面の一例を示す図。 ヴィネットコントロール設定画面の一例を示す図。 絞り値設定方法の選択画面の一例を示す図。 レンズ情報手動設定画面の一例を示す図。 装着レンズがCPUレンズであるときのレンズ設定初期画面の一例を示す図。 装着レンズがCPUレンズであるときのレンズ設定初期画面の一例を示す図で、レンズ設定を選択しようとしている状態を示す。 装着レンズが他のCPUレンズであるときのレンズ設定画面の一例を示す図。 レンズスイッチ設定確認画面の一例を示す図。 レンズスイッチ設定画面の一例を示す図。 レンズスイッチ設定画面のスイッチの切換えを説明する図。 装着レンズが非CPUレンズであるときのレンズ設定初期画面の一例を示す図で、レンズ情報表示を選択しようとしている状態を示す。 装着レンズが非CPUレンズであるときのレンズ情報表示画面の一例を示す図。 装着レンズがCPUレンズであるときのレンズ設定初期画面の一例を示す図で、レンズ情報表示を選択しようとしている状態を示す。 装着レンズがCPUレンズであるときのレンズ情報表示画面の一例を示す図。
図面を参照して、本発明をデジタル一眼レフカメラに適用した場合の一実施形態を説明する。
図1において、カメラの本体1には、マウントを介して撮影レンズ(交換レンズ)2が装着可能とされる。撮影レンズ2には、複数のレンズ群の他に、絞り3及び不図示のレンズROMが内蔵されている。
撮影レンズ2を透過してカメラ本体内に導かれた被写体光は、一部が可動ミラー4により反射され、他の一部が可動ミラー4を透過する。可動ミラー4で反射された光束は、フォーカシングスクリーン5、拡散型液晶6、ペンタプリズム7、接眼レンズ8、9、10を介して、ユーザ(撮影者)により観察される。
拡散型液晶6は、AFエリア表示とクロップ高速モードのための表示とを行うもので、不図示のLEDにより両側から照明されるようになっている。クロップ高速モードとは、撮像素子28の中央部分の画素のみを使用して高速連写を実現する機能で、このモードが設定されると、拡散型液晶6によってファインダ画面の周辺部(有効領域外)がマスクされる。
なお、拡散型液晶6としては、例えばポリマーネットワーク型液晶(PN液晶)と呼ばれるタイプのものが用いられる。PN液晶は、通常は拡散状態で電圧をかけると透過する性質を持ち、液晶に印加する電圧を制御することで透過率を変える。なお拡散、透過を制御できるタイプの表示デバイスであれば、他の素子でも可能である。
ペンタプリズム7の射出面後方上部には、被写体輝度を測定するための公知のプリズム13と測光レンズ14と測光センサ15とが配置されている。16はファインダ内液晶であり、ファインダ画面外下部に撮影に関する露出制御値、露出モード、露出補正値などのさまざまな情報を表示する。ファインダ内バックライト17は、ファインダ内液晶16を照明するためのものである。
可動ミラー4を透過した光束は、サブミラー21で反射されて焦点検出モジュール22に導かれ、焦点検出に寄与する。焦点検出モジュール22の前方には、モータ及び連結ギヤ、カップリングで構成されるレンズ駆動装置23が配置されている。レンズ駆動装置23によりレンズ2の合焦光学系が駆動され、焦点調節が行われる。
可動ミラー4およびサブミラー21がミラーアップして撮影光路から退避すると、被写体光は、シャッタ24および光学ローパスフィルタ25を介して撮像素子26に導かれる。撮像素子26は、例えばCCDやCMOSセンサなどにより構成され、画素と呼ばれる光電変換素子(例えばフォトダイオード)をマトリクス状に配列して成る撮像面と、その前面に配置されるカラーフィルタ等を有して成る。撮像面に結像された被写体光束は、画素ごとに光電変換され、電気的な撮像信号として出力される。
撮像素子26の後方に配置された撮像基板27には、撮像素子26の駆動に必要なタイミング回路、A/D変換回路、ASICで構成される画像処理制御回路、撮像素子の温度を測定する温度センサなどが実装されている。28は背面液晶モニタであり、図2の背面図に示すように、カメラ本体1の背面に配置されている。背面液晶モニタ28には、操作部材としてのタッチパネルが配置されている。
図2において、カメラ本体1の上面前側には、撮影モードを設定するための撮影モードダイヤル32が配置されている。撮影モードは、標準的なP(プログラムオート)、S(シャッタ秒時優先オート)、A(絞り値優先オート)、M(マニュアル)の各モード以外に、シーンモードを含む。シーンモードには、ポートレート、スポーツ、風景、クローズアップなどのモードがあり、被写体に応じていずれかのシーンモードが設定されると、カメラはその被写体に適した露出値等を設定して撮影を行う。
カメラ本体1の背面には、液晶モニタ28の右側にマルチセレクタ33が、その上方にコマンドダイアル34がそれぞれ配置される。マルチセレクタ33は、焦点検出エリア(AFエリア)の手動選択や、再生画像の切り換え等に使用される。コマンドダイアル34は、シャッタ秒や絞り値等を変えるために用いられる。
図3は上記カメラの制御系のブロック図である。撮像素子26の出力である撮像信号は、A/D変換回路103でデジタル信号に変換される。撮像素子26及びA/D変換回路103は、タイミング回路104から出力される駆動信号によって所定の動作タイミングで駆動される。
画像処理制御回路105は、光電変換された各色の撮像信号に対し、ホワイトバランス調整、シャープネス調整、ガンマ補正、階調調整等の画像補正や、補間処理を行って画像データを生成する。生成された画像データは、撮影条件等の付加情報と組み合わされ、コンピュータで取り扱うことが可能な画像ファイルとして画像用記録媒体107に記録される。画像ファイルのファイル形式としては、RAW、JPEG、TIFFなどがあり、ユーザはいずれかを選択できる。106は、各段階での画像データを一時的に記憶するためのSDRAM(バッファメモリ)である。
背面液晶モニタ制御回路109は、図1の背面液晶モニタ28の表示を制御する回路である。ファインダ内表示制御回路110は、ファインダ内液晶とファインダ内バックライトを制御する。スーパーインポーズ表示制御回路111は、拡散型液晶6を駆動制御し、上述したオートフォーカスポイントの表示や、クロップ高速モードのための表示を行う。
測光回路112は、図1の測光センサ15の出力(被写体輝度)をA/D変換してマイクロコンピュータユニット(以下、MCU)101に入力する。MCU101は、被写体輝度やその他の情報に基づいて露出演算を行い、シャッタ秒時や絞り値を求める。露出制御回路113は、露出演算結果に基づいてシャッタ制御部114および絞り制御部115を制御し、シャッタ24および絞り3を駆動する。レンズ情報入力回路116は、装着された撮影レンズ2と通信を行い、レンズ2から開放絞り値、焦点距離、射出瞳などの種々の情報を取得し、CPU101に入力する。
焦点検出回路117は、焦点検出モジュール22からの焦点検出出力をA/D変換してMCU101に入力する。MCU101は、焦点検出回路117およびレンズ情報入力回路116の出力に基づいてレンズ駆動回路118を制御し、上述したレンズ駆動装置23を介してオートフォーカス制御を行う。モード設定回路119は、露出やオートフォ−カス、画像等に関するさまざまなモード設定を行う。
SW1はレリーズボタンの第1ストロークに連動する半押しスイッチであり、SW2はレリーズボタンの第2ストロークに連動する全押しスイッチである。操作部201は、その他の操作部材(撮影モードダイヤル32、マルチセレクタ33、コマンドダイアル34、電源スイッチ、液晶モニタ28に配置されたタッチパネル等)を含む。
MCU101は、スイッチSW1、SW2および操作部201の操作に応答して上述の各回路を制御し、種々のカメラ動作を行う。
次に、撮影レンズ(交換レンズ)2の設定について説明する。
カメラには、ユーザの入力に基づいて種々の設定を行うための設定モードがある。設定モードでは、階層構造を持つメニューからユーザが設定項目を探し、当該項目の設定内容を複数の選択肢から選ぶようになっている。設定項目の中には、撮影レンズ2に関するものが多々あるが、撮影レンズ2のタイプによって設定項目や設定すべき内容は異なり、レンズを交換したときに設定し直さなければならない項目も少なからずある。
従来、ユーザはレンズ交換のたびにメニュー画面を開き、階層を辿って必要な設定項目を探し出した上で設定を変更しているが、設定すべき複数の項目がメニューの一箇所に集中配置されているとは限らず、それらの項目を1個ずつ探し出して設定しなければならなかった。この作業は、ユーザ、特にレンズ交換を頻繁に行うユーザにとって大きな負担であり、設定に時間がかかってシャッタチャンスを逃すこともあった。
上記の問題を解決すべく、本実施形態では、ユーザが撮影レンズ2を交換したときに、新たに装着されたレンズ2に関する設定項目をMCU101が取得し、それらの設定項目をまとめて一覧表示するようにした。ユーザは、その一覧表示から必要な設定項目を選択し、設定内容を変更することができる。以下、詳細に説明する。
まず、本実施形態のカメラで使用可能な交換レンズ2のタイプを説明する。
<CPUの有無による分類>
(1)CPUレンズ:CPUを内蔵し、当該レンズに関する種々のレンズ情報を電気的にカメラに伝達可能なレンズ。
(2)非CPUレンズ:CPUを内蔵しない35mmフィルムカメラ用レンズで、レンズ情報をカメラに伝達することができない。デジタルカメラで使用する場合は、フルサイズ(FX)相当となる。
<撮像範囲による分類>
(3)DXレンズ:APS−Cサイズと呼ばれる23.4×16.7mm相当の撮影範囲をカバーできるように作られたレンズで、APS−Cサイズの撮像素子を持つデジタルカメラに対応する。全てCPUレンズである。
(4)FXレンズ:フルサイズと呼ばれる36×24mm相当の撮影範囲をカバーできるように作られたレンズ。フルサイズの撮像素子を持つデジタルカメラや35mmフィルムカメラに対応するが、APS−Cサイズの撮像素子を持つカメラにも装着して使用することができる。
<絞りリングの有無による分類>
(5)Gレンズ:絞り設定用の絞りリングを持たないレンズで、絞り値の設定はカメラ側で行う必要がある。
(6)非Gレンズ:絞りリングを備えたレンズで、絞り設定をレンズ側でもカメラ側でも行うことができる。
<スイッチの有無による分類>
(7)SW有りレンズ:機能を切換えるための手動スイッチを有し、その切換状態をカメラに伝達可能なレンズ。例えば、光学式像振れ補正が可能なレンズでは、像振れ補正のモードをスイッチ操作にて切換可能なものがある。
(8)SW無しレンズ:上記のようなスイッチを持たないレンズ、またはスイッチの切換状態をカメラに伝達できないレンズ。
交換レンズ関連の設定項目には次のようなものがある。
(a)撮像範囲の設定:FXレンズであれば、例えば図7に示す4つの選択肢から選べる。DXレンズの場合は、撮像範囲がDXサイズ(24×16)に固定されるので、本項目は設定不可。
(b)ヴィネットコントロール設定:周辺光量の低下を補正するための処理(ヴィネットコントロール)に関する設定を行うことができる。ただし、DXレンズ装着時は不要の処理であるため、本項目は設定不可。
(c)絞り値の設定方法:絞り値を手動設定する際に、カメラ側の操作部材(例えば、コマンドダイアル34)を用いるか、レンズ側の絞りリングを用いるかを選択設定する。絞りリングを持たないGレンズ装着時は、絞り値をカメラ側で設定するしかないので、本項目は設定不可。
(d)レンズ情報手動設定:交換レンズの焦点距離や開放絞り値等のレンズ情報を手動設定する機能。CPUレンズ装着時は、これらのレンズ情報をカメラが交換レンズから取得して自動設定できるので、本項目は設定不可。
(e)レンズSW設定:レンズに設けられたスイッチの切換えをカメラ側で行うことができる。SW無しレンズ装着時は、本項目は設定不可。
次に、レンズ設定に関連するMCU101の動作を図4のフローチャートにより説明する。
MCU101は、カメラ本体1に撮影レンズ(交換レンズ)2が装着されたことを検知すると、図4のプログラムを起動する。まずステップS1で上記(a)〜(e)のレンズ設定項目をいったん無効に初期設定し、次いでステップS2で装着レンズ2との通信を試みる。装着レンズ2がCPUレンズであれば、レンズ内CPUから当該レンズに関する種々の情報を通信によって取得する。これらの情報は、レンズ名、開放絞り値、焦点距離等の情報の他に、DXレンズかFXレンズか、SW有りレンズか否かなどの情報をも含む。一方、装着レンズ2が非CPUレンズの場合は、何らの情報も取得できない(通信不能)。
ステップS3では、ステップS2での通信試行結果に基づいて、装着レンズ2がCPUレンズか否かを判定する。非CPUレンズであれば、ステップS4で上記(d)のレンズ情報手動設定を有効にしてステップS5に進む。CPUレンズであった場合は、レンズ情報を既に取得しているので、(d)を有効とせずにステップS5に進む。
ステップS5では、ステップS2での通信試行結果に基づいて、装着レンズ2がDXレンズであるか否かを判定する。DXレンズでなければ、すなわちFXレンズまたは非CPUレンズであれば、ステップS6で(a)の撮像範囲設定と(b)のビネットコントロール設定を共に有効にしてステップS7に進む。DXレンズであった場合は、上記(a)、(b)のいずれも有効とせずにステップS7に進む。
ステップS7では、ステップS2での通信試行結果に基づいて、装着レンズがGレンズか否かを判定する。非Gレンズであれば、ステップS8で(c)の絞り値の設定方法を有効にしてステップS9に進む。Gレンズであった場合は、(c)を有効とせずにステップS9に進む。なお、非CPUレンズは全て非Gレンズに分類されるので、(c)は有効となる。
ステップS9では、ステップS2での通信試行結果に基づいて、装着レンズがSW有りレンズか否かを判定する。SW有りレンズであれば、ステップS10で(e)のレンズSW設定を有効にしてステップS11に進む。SW無しレンズであった場合は、(e)を有効とせずにテップS11に進む。なお、非CPUレンズは全てSW無しレンズに分類されるので、(e)は有効とならない。
ステップS11では、レンズ設定初期画面を液晶モニタ28に表示する。レンズ設定初期画面では、例えば図5に示すように、レンズ設定およびレンズ情報表示を選択可能項目として表示するとともに、レンズ名を表示する。なお、図5の例では、装着レンズ2が非CPUレンズであるためレンズ名を取得できず、「非CPUレンズ」と表示する。
ここで、本実施形態では背面液晶モニタ28にタッチパネルが配置されているので、上記レンズ設定またはレンズ情報表示の部分をタッチすることでいずれかを選択できる。これは、後述する他の画面においても同様で、選択は全て該当部分をタッチすることで行う。なお、タッチパネル以外の操作部材で選択するようにしてもよい。
ステップS12では、レンズ設定初期画面でレンズ設定が選択されたか否かを判定し、肯定されるとステップS13でレンズ設定画面に切換える。レンズ設定画面の具体例は後述するが、レンズ設定画面では、上記ステップS4、S6、S8、S10で有効とされた設定項目が選択可能に一覧表示される。無効の設定項目は表示されない(選択できない)。
ステップS14では、レンズ設定処理を行う。この処理は、レンズ設定画面においてユーザが選択した設定項目に応じた項目別設定画面(例えば、図7)を表示する処理と、その項目別設定画面においてユーザが選択した設定値を、以降の制御に用いるものとして記憶する処理とを含む(具体例は後述する)。なお、ユーザが何らの操作も行わない場合はステップS15に進む。
ステップS15では、所定の設定終了操作がなされたか否かを判定し、否定されるとステップS12に戻り、肯定されると本処理を抜けてメインのルーチンにリターンする。リターン後は、撮影可能な状態となる。
一方、ステップS12が否定されるとステップS16に進み、レンズ設定初期画面でレンズ情報表示が選択されたか否かを判定する。ステップS16が否定されるとステップS15に進み、肯定されるとステップS17でレンズ情報表示処理を行い、ステップS15に進む。レンズ情報表示処理は、装着レンズに関連する情報(使用にあたっての注意点等)を画面に表示する処理である。
なお、上述した各画面では、上位の階層に表示を戻したり、最上位のメニュー画面を表示させたり、ヘルプ画面を表示させることが可能である。また、本プログラムの実行中にレンズ交換がなされたことが検出されると、処理はステップS1に戻る。
次に、上記ステップS13(レンズ設定画面表示)、およびステップS14(レンズ設定処理)の具体例を説明する。
図6のレンズ設定画面について、当該装着レンズ2は、上記(2)の非CPUレンズ、(4)のFXレンズ、(6)の非Gレンズ、(8)のSW無しレンズにそれぞれ分類される。したがってレンズの設定項目として、(a)の撮像範囲、(b)のヴィネットコントロール、(c)の絞り値の設定方法、(d)のレンズ情報手動設定の4項目が選択可能に表示される。
図6の画面においてユーザが撮像範囲を選択すると、MCU101は図7の撮像範囲設定画面(項目別設定画面)に切換える。項目別設定画面では、現在選択されている設定内容が太枠で表示されるので、ユーザは現在の設定状況を即座に理解できる。
撮像範囲設定画面において、例えばユーザがFX(36×24)を選択すると、MCU101はFX(36×24)を撮像範囲とする旨を記憶し、以降の撮像処理に反映させる。
同様に、図6のレンズ設定画面においてヴィネットコントロール設定を選択すると、図8のヴィネットコントロール設定画面(項目別設定画面)が表示される。この画面では、ヴィネットコントロールの強さを3段階から選べる他、ヴィネットコントロールなしも選べる。また、図6のレンズ設定画面において絞り値の設定方法を選択すると、図9の絞り値の設定方法設定画面(項目別設定画面)が表示される。この画面では、絞り値を設定する操作部材として、カメラ側のコマンドダイアルか、レンズ側の絞りリングかを選べる。
さらに、図6のレンズ設定画面においてレンズ情報手動設定を選択すると、図10のレンズ情報手動設定入力画面(項目別設定画面)が表示される。ここで、非CPUレンズでは、レンズの開放絞り値や焦点距離をカメラが検出できないため、これらの情報をユーザが手動で入力してやらないと、マルチパターン測光やコマンドダイヤルでの絞り値設定、外付けフラッシュ使用時のオートパワーズーム、再生画面での焦点距離表示等の処理が行えない。そこで、レンズ情報手動設定入力画面でこれらの情報を入力できるようにする。
以上は非CPUレンズの例を示したが、図11は装着レンズ2がCPUレンズであったときのレンズ設定初期画面を示している。この場合は、装着レンズ2から取得した当該レンズのレンズ名が下部に表示される。レンズ名は、一般に形式、焦点距離範囲、開放絞り値などの情報を組み合わせて構成される。
図11のレンズ設定初期画面でレンズ設定を選択すると、図12のレンズ設定画面が表示される。当該装着レンズ2は、(1)のCPUレンズ、(4)のFXレンズ、(6)の非Gレンズ、(8)のSW無しレンズにそれぞれ分類されるため、設定項目として、(a)の撮像範囲、(b)のヴィネットコントロールおよび(c)の絞り値の設定方法の3項目が選択可能に表示される。CPUレンズであるため、(d)のレンズ情報手動設定は選択肢として表示されない。
図13は他のCPUレンズが装着された場合のレンズ設定画面を示している。当該装着レンズ2の鏡筒周面には、後述する4種類の機能を切換えるためのスイッチ(スライドスイッチ)が設けられている。当該レンズ2は、(1)のCPUレンズ、(4)のFXレンズ、(5)のGレンズ、(7)のSW有りレンズにそれぞれ分類されるため、設定項目として、(a)の撮像範囲、(b)のヴィネットコントロール、および(e)のレンズSW設定の3項目が選択可能に表示される。CPUレンズであるため、(d)のレンズ情報手動設定は選択肢として表示されず、同様にGレンズであるため、(c)の絞り値の設定方法も表示されない。
図13のレンズ設定画面でレンズSW設定を選択すると、図14のレンズスイッチ設定確認画面が表示される。この画面では、カメラでレンズスイッチ設定を行う(「あり」)か行わない(「なし」)かを選択できる。図14は「なし」が選択されている状況を示し、「あり」が選択さると、図15に示すように、4つのスイッチの絵柄とその周辺に描かれた文字から成るスイッチ操作部50が表示される。これらの絵柄および文字は、当該装着レンズ2の鏡筒周面のスイッチ配置部を模したものである。ユーザは、レンズ2に設けられた実際のスイッチを操作して機能の切換えを行うことができるが、それと同等の切換えを当該画面上のスイッチ操作部50でも行うことができる。なお、「なし」の場合は、スイッチ操作部は表示されず、レンズ2に設けられた実際のスイッチを操作して機能の切換えを行うことになる。
図15のスイッチ操作部50の機能について説明する。
最上段の表示スイッチ51は、レンズに設けられたフォーカス制限切換スイッチに対応し、A/M(オート優先オートフォーカスモード)と、M/A(マニュアル優先オートフォーカスモード)と、M(マニュアルフォーカスモード)とを切換えるためのものである。M/Aでは、撮影レンズの不図示のフォーカスリングを回転させると瞬時にMF(マニュアルフォーカス)撮影が出来る。A/Mでは、フォーカスリングを回転させても瞬時にはMF(マニュアルフォーカス)に切り換わらず、AF(オートフォーカス)を優先させたいときに使用する。Mでは、マニュアルフォーカスのみ(AF禁止)となる。画面上での切換結果は、表示スイッチ51の状態に反映される。これは、後述する他の表示スイッチ52〜54についても同様である。
2段目の表示スイッチ52は、レンズに設けられたフォーカス制限切換スイッチに対応し、FULLと無限遠〜6mとを切換えるためのものである。FULLでは、無限遠から最至近までの全領域がピント合わせの対象となり、無限遠〜6mでは、無限遠から6mまでがピント合わせの対象となる。比較的遠くの被写体にピントを合わせるときは、無限遠〜6mを選択することでピント合わせに要する時間を短縮できる。
3段目の表示スイッチ53は、レンズに設けられた像振れ補正モード切換スイッチに対応し、光学式像振れ補正に対し、NORMALとACTIVEとを切換えるためのものである。NORMALは、主に通常の像振れを補正するときや、流し撮りを行う際に使用する。ACTIVEは、乗り物に乗っているときなど揺れの激しい条件での像振れおよび通常の像振れを補正する。
最下段の表示スイッチ54は、レンズに設けられたフォーカス作動設定スイッチに対応し、AF−Lと、MEMORY RECALLと、AF−ONとを切換えるためのものである。AF−Lはフォーカスロックである。MEMORY RECALLは、交換レンズ側面に配置された不図示のメモリーセットボタンで記憶されたフォーカス位置に戻す機能である。AF−ONはAF作動である。
図16は、像振れ補正モードをACTIVE(図15)からNORMALに切換えた状態を示している。
次に、ステップS17のレンズ情報表示の具体例を示す。
図17のレンズ設定初期画面でレンズ情報表示を選択すると、例えば図18のレンズ情報表示画面に切換わる。この画面では、当該レンズが非CPUレンズであるため、必要なレンズ情報を手動で設定しないと特定の機能が使用できない旨を文字で警告表示している。また、図19のレンズ設定初期画面でレンズ情報表示を選択すると、例えば図20のようなレンズ情報表示画面に切換わる。この画面では、特定の焦点距離での撮影距離の制限、およびAF補助光の使用制限(いずれも当該レンズ固有の制限)を警告表示している。
以上説明したように本実施形態では、装着されている撮影レンズ2に対して設定可能な複数の設定項目をレンズ設定画面に一覧表示し、その一覧表示からいずれかの設定項目をユーザが選択すると、当該設定項目に関する設定をユーザ操作に従って行うようにしたので、従来のようにレンズ交換のたびにメニュー画面を開き、階層を辿って必要な設定項目を数多くの設定項目の中から探し出すという手間の掛かる作業が不要となる。したがって、レンズ関連の設定が短時間で手間を掛けずに行え、レンズ交換を頻繁に行うユーザでもストレスを感ずることなく手早く設定作業を完了することができ、シャッタチャンスを逃すことも少なくなる。
特に本実施形態では、レンズ装着を感知して直ちにレンズ設定初期画面を表示し、その初期画面からレンズ設定画面を選択できるようにしたので、より迅速にレンズ関連の設定が行え、また設定のし忘れも回避できる。さらに、レンズ設定画面では、当該装着レンズで設定不能な設定項目は表示されないので、誤って設定不能な項目の設定を試みるといった無駄な操作を回避できる。また、レンズ設定初期画面からレンズ情報表示(例えば、図18)をも選択できるので、例えばレンズ設定にあたって必要な情報等を迅速に得ることができる。
なお以上では、レンズ装着を感知してレンズ設定初期画面を表示し、その初期画面からレンズ設定画面を選択するようにしたが、レンズ装着を感知して直ちにレンズ設定画面を表示するようにしてもよい。また、レンズ装着時に何らかの操作を行うと、上記レンズ設定画面あるいはレンズ設定初期画面を表示するようにしてもよい。さらに、装着レンズで設定不能な設定項目は一覧表示から除外したが、設定不能な項目を一覧表示に含めてもよい(ただし、選択は不能)。この場合は、設定可能な項目はカラー表示、設定不能な項目はグレー表示とするなどして、設定不能であることを明示することが望ましい。
また、撮影レンズの分類や設定項目について幾つかの例を示したが、その他の分類方法や設定項目も考えられる。例えば、CPUレンズしか扱えないカメラでもよい。さらに、一眼レフデジタルカメラにて説明したが、例えばミラーを廃したレンズ交換式デジタルカメラなど、レンズ交換が可能なあらゆる撮像装置に本発明を適用できる。
1 カメラ本体
2 撮影レンズ(交換レンズ)
26 撮像素子
28 背面液晶モニタ(タッチパネル付き)
101 マイクロコンピュータユニット(MCU)

Claims (7)

  1. レンズ交換が可能な撮像装置において、
    装着されたレンズに対して設定可能な複数の設定項目を表示手段に選択可能に一覧表示する制御手段と、
    前記一覧表示からいずれかの設定項目をユーザが選択すると、当該設定項目に関する設定をユーザ操作に従って行う設定手段とを具備することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御手段は、前記装着されたレンズから当該レンズに関する情報を取得し、その情報に基づいて前記複数の設定項目を認識することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記制御手段は、前記装着されたレンズで設定不能な設定項目は、前記一覧表示で選択不可とすることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記制御手段は、前記装着されたレンズで設定不能な設定項目は、前記一覧表示から除外することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記表示制御手段は、前記レンズがカメラに装着されると直ちに、または前記レンズがカメラに装着された後に所定操作がなされると前記一覧表示を行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記表示制御手段は、レンズがカメラに装着されたことを検知してレンズ設定初期画面を前記表示装置に表示し、その初期画面においてユーザがレンズ設定を選択すると前記一覧表示を行うことを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記レンズ設定初期画面では、前記レンズ設定の他にレンズ情報表示が選択可能とされ、前記表示制御手段は、前記レンズ設定初期画面においてユーザがレンズ情報表示を選択すると、当該レンズに関連する情報を表示することを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
JP2017105885A 2017-05-29 2017-05-29 撮像装置 Pending JP2017151481A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017105885A JP2017151481A (ja) 2017-05-29 2017-05-29 撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017105885A JP2017151481A (ja) 2017-05-29 2017-05-29 撮像装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012037421A Division JP2013174637A (ja) 2012-02-23 2012-02-23 撮像装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019073476A Division JP2019113871A (ja) 2019-04-08 2019-04-08 撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017151481A true JP2017151481A (ja) 2017-08-31
JP2017151481A5 JP2017151481A5 (ja) 2018-04-12

Family

ID=59740855

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017105885A Pending JP2017151481A (ja) 2017-05-29 2017-05-29 撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017151481A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102018213025A1 (de) 2017-08-04 2019-02-07 Yazaki Corporation Stoßspannungsverringerungselement mit verringerter Größe

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010281846A (ja) * 2007-09-28 2010-12-16 Panasonic Corp カメラ本体、レンズ鏡筒およびカメラシステム

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010281846A (ja) * 2007-09-28 2010-12-16 Panasonic Corp カメラ本体、レンズ鏡筒およびカメラシステム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102018213025A1 (de) 2017-08-04 2019-02-07 Yazaki Corporation Stoßspannungsverringerungselement mit verringerter Größe

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4533593B2 (ja) 撮像装置
US20080145043A1 (en) Image-taking apparatus
JP2001208959A (ja) 撮像装置、自動合焦方法及び合焦の手順を記録した記録媒体
US7907201B2 (en) Image pickup apparatus including an optical finder and an electronic finder
JP6389342B2 (ja) 撮影装置及びその制御方法
JP2012233956A (ja) 撮像装置
US7656454B2 (en) Image pickup apparatus including adjustable reflection surface
US8194167B2 (en) Imaging apparatus and display control method
WO2018150960A1 (ja) 撮影装置とその制御方法および制御プログラム
JP4931769B2 (ja) 撮像装置および撮像制御方法
JP6415162B2 (ja) 測光装置とその制御方法
JP2017151481A (ja) 撮像装置
JP5930683B2 (ja) 撮像装置、その制御方法及びプログラム
JP2006033263A (ja) カメラ
JP2013174637A (ja) 撮像装置
JP2018067883A (ja) 撮影装置
JP4963741B2 (ja) 撮像装置及び表示制御方法
JP2019113871A (ja) 撮像装置
JP2007036983A (ja) レンズ交換可能なデジタルカメラ
JP2011043764A (ja) 撮像装置及び撮像装置の制御方法
JP4508104B2 (ja) カメラ
JP2017130900A (ja) 撮像装置
JP2020071356A (ja) 画像表示装置
JP5157155B2 (ja) デジタル一眼レフカメラ
JP4940072B2 (ja) 撮像装置、制御方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170628

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180301

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20180301

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180405

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180529

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180730

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190108