JP2010181556A - 画像表示装置及び方法 - Google Patents

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達寛 小杉
Soji Yanagida
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Abstract

【課題】簡単な操作で同じ人物の画像を複数の異なる向きで表示する。
【解決手段】装置本体11を水平位置にした状態で電源ボタン13を押圧すると、第1画像15がLCD12に表示される。第1画像15には、正面を向いた顔16aの人物16が写っている。装置本体11を左下方向に傾ける(反時計方向に回転)と、第1画像15と同じ人物16の右側を向いた顔16bが写っている第2画像17がLCD12に表示される。装置本体11を水平位置から、右下方向に傾ける(時計方向に回転)傾けると、人物16の左側を向いた顔16cが写っている第3画像18がLCD12に表示される。第2画像17または第3画像18がLCD12に表示された装置本体11の傾きをそれぞれ元の水平位置に戻しても、第2画像17または第3画像18は継続してLCD12に表示される。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮影済みの画像を表示する画像表示装置及び方法に関し、さらに詳しくは、同一人物の画像を異なる複数の向きで表示する携帯型の画像表示装置及び方法に関する。
撮影済みの画像を表示する画像表示装置としては、再生モード時のデジタルカメラやカメラ付き携帯電話機、また、撮影機能は有しないが、液晶ディスプレイ(LCD)の表示部を備えた、例えばiPod(登録商標)のような携帯型の装置が知られている。
最近の画像表示装置は、単に画像を再生表示するだけでなく、装置本体の水平,垂直位置のいずれでも正常に見えるように、装置本体の水平,垂直位置によってLCDに表示された画像を縦横変換するものや、LCDの画面にタッチした指を予め決められた動かし方で動かすことにより、LCDに表示された画像が拡大,縮小(ズーミング)されたり、別の画像が表示(画像送り)されたりするものが市販されている。
また、撮影時に画像の傾きを検出しておいて、再生時にその傾きを修正して正常な姿勢で画像を再生表示するデジタルカメラが知られている(特許文献1)。
特開2007−006162号公報
上記のような装置は、いずれも画像を正常な姿勢で表示するものであるが、例えば画像が人物の場合、その人物を複数の異なった向きで、しかも簡単な操作で表示できる画像表示装置はこれまで提供されていなかった。
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、簡単な操作で同じ人物の画像を複数の異なる向きで表示することができる画像表示装置及び方法を提供することを目的とする。
本発明の画像表示装置は、画像が表示される表示部を備えた装置本体と、前記装置本体が水平位置から傾けられた際に、その角速度を検出する角速度センサと、前記角速度センサからの出力に基づいて、前記装置本体の水平位置からの傾き方向を判別する傾き方向判別部と、前記装置本体が水平位置から傾けられた際に、前記装置本体の水平位置で前記表示部に表示されていた第1画像に写っている人物と同一人物で、かつ前記傾き方向に応じた顔の向きの人物が写っている第2画像を前記表示部に表示する制御部とからなることを特徴とする。
前記制御部は、前記表示部に第2画像を表示した後、前記装置本体の傾きが水平位置に戻されても、前記第2画像を継続して前記表示部に表示することが好ましい。
前記装置本体に、操作しながら前記装置本体を水平位置から傾けたときのみに、前記第1画像から第2画像への変更を許容する誤動作防止用操作部を設けることが好ましい。
前記装置本体に、前記第1画像に写っている人物が複数である場合、1回の操作毎に前記第1画像に写っている人物を1人ずつ順番に選択してその人の顔を拡大表示する人物選択操作部を設け、この人物選択操作部により選択された人物の顔が前記表示部に拡大表示されている状態で、前記誤動作防止用操作部を操作しながら前記装置本体を水平位置から傾けることにより、前記角速度センサからの出力に基づいて前記傾き方向判別部が前記装置本体の水平位置からの傾き方向を判別し、前記制御部は、前記選択された人物と同一人物で、かつ前記傾き方向に応じた顔の向きの人物が写っている第3画像を前記表示部に表示することが好ましい。
前記同一人物について顔の向きが異なる複数個の画像の画像データを予め記憶した記憶部を設けることが好ましい。
前記記憶部に記憶された顔の向きが異なる同一人物が写っている複数個の画像の明るさを揃えるように補正する明るさ補正部を設けることが好ましい。
前記記憶部に記憶された顔の向きが異なる同一人物が写っている複数個の画像のホワイトバランスを揃えるように補正するホワイトバランス補正部を設けることが好ましい。
本発明の画像表示方法は、画像が表示される表示部を備えた装置本体が水平位置から傾けられた際に、その角速度を検出する角速度検出ステップと、前記角速度に基づいて、前記装置本体の水平位置からの傾き方向を判別する傾き方向判別ステップと、前記装置本体が水平位置から傾けられた際に、前記装置本体の水平位置で前記表示部に表示されていた第1画像に写っている人物と同一人物で、かつ顔の向きが前記傾き方向に応じた向きの人物が写っている第2画像を前記表示部に表示する顔向き変更ステップとからなることを特徴とする。
本発明によれば、装置本体が水平位置から傾けられた際に、その角速度を角速度センサが検出し、角速度センサからの出力に基づいて装置本体の傾き方向を判別し、水平位置で表示されていた第1画像に写っている人物と同一人物で、かつ傾き方向に応じた顔の向きの人物が写っている第2画像を表示部に表示するから、装置本体を傾けるというきわめて簡単な操作で同じ人物の画像を複数の向きで表示することができる。
本発明の第1実施形態の画像表示装置を示す説明図である。 第1実施形態の電気的構成を示すブロック図である。 画像データの読込みに係るシーケンスを示すフローチャートである。 第1実施形態の主なシーケンスを示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態の画像表示装置を示す説明図である。 第2実施形態の電気的構成を示すブロック図である。 第2実施形態の主なシーケンスを示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態の画像表示装置を示す説明図である。 第3実施形態の電気的構成を示すブロック図である。 第3実施形態の主なシーケンスを示すフローチャートである。 人物選択した後、向き変更許容ボタンを押しながら傾けた際の画像の変化を示す説明図である。
本発明の第1実施形態である画像表示装置10は、図1に示すように、例えば厚み数mm〜10mm程度のカード状をした装置本体11の片面に、画像を表示する液晶ディスプレイ(LCD)12と、1回押圧する毎に電源オンと電源オフとを交互に行なう電源ボタン13と、画像送りボタン14とを備えている。画像送りボタン14は、それぞれ三角形状をした一対の順送りボタン14a,逆送りボタン14bからなる。順送りボタン14aを押圧すると、LCD14に表示された画像が、異なる次の画像に送られ、逆送りボタン14bを押圧すると、前の画像に戻される。
同図(A)に示すように、装置本体11を水平位置にした状態で電源ボタン13を押圧すると、第1画像15がLCD12に表示される。第1画像15には、正面を向いた顔16aの人物16が写っている。このLCD12を正面に見た状態から、同図(B)に示すように、装置本体11を左下方向へ傾ける(装置本体11の左端が下方となるように反時計方向に回転)と、第1画像15と同じ人物16の右側を向いた顔16bが写っている第2画像17がLCD12に表示される。この状態から、装置本体11の傾きをそれぞれ元の水平位置(同図(A))に戻しても、第2画像17は継続してLCD12に表示される。
装置本体11を水平位置(同図(A))から、LCD12を正面に見た状態から、同図(C)に示すように、装置本体11を右下方向へ傾ける(装置本体11の右端が下方となるように時計方向に回転)と、人物16の左側を向いた顔16cが写っている第3画像18がLCD12に表示される。この状態から、装置本体11の傾きをそれぞれ元の水平位置(同図(A))に戻しても、第3画像18は継続してLCD12に表示される。
画像表示装置10の電気的構成を示す図2において、CPU等から構成され、画像表示装置10全体の制御を担うシステム制御回路20(傾き方向判別部及び制御部)には、前記電源ボタン13、画像送りボタン14の他、前記LCD12を駆動してLCD12に画像を表示するLCDドライバ21、外部と画像データの遣り取りを行なう入出力ポート(I/Oポート)22、電源オフ時でも画像データや各種プログラム等を記憶保持するEEPROM等の不揮発性メモリ23、作業用に使用されるRAM等の一時記憶用メモリ24、画像データから被写体の顔及びその向きを検出する顔検出部25、装置本体11を水平位置(図1(A))から左下方向,右下方向のいずれかに傾けた際の角速度を検出するジャイロセンサ26が接続されている。
顔検出部25は、不揮発性メモリ23から画像データを読み出して被写体の両眼を抽出することによって被写体の顔を抽出する。被写体の両眼を抽出する際には、画像データの画像を格子状に分割し(例えば16×16)、各分割領域に含まれるR,G,Bの各色信号の信号レベルから、皮膚と推定される肌色の画素を多く含む分割領域を選び出す。
さらに、肌色の画素を多く含む領域から眼部の白色の画素と瞳と推定される黒色の画素を有する領域を選び出し、その領域から画像上の被写体の両眼の位置座標を求め、両眼の位置座標の中点を代表点として顔の位置が求められる。顔検出回路45は、抽出された被写体の両眼の位置座標から、その周囲の肌色の画素を多く含む領域を顔領域と見なす。顔領域における両眼の位置座標から正面を向いた顔か横を向いた顔かを判断する。
顔検出回路45は、不揮発性メモリ23に記憶された画像データが複数ある場合、顔の向きを示す「顔向き付加情報」を各画像データに添付するとともに、顔の輪郭や頭髪等の特徴から同一人物が写っている画像であると判断された各画像データには、これを示すための同一人物に共通する「同一人物付加情報」を添付する。これにより、顔の向きが異なる同一人物を迅速に検索可能となる。なお、本実施形態では、説明を簡単にするために、1個の画像データの画像には、1人の人物のみが写っているものとする。
システム制御回路20は、ジャイロセンサ25から入力される角速度が所定の閾値αを超えた時点で、ジャイロセンサ25から入力された角速度に基づいて、装置本体11が左下方向,右下方向のいずれかに傾けられたかの判別を行なう。
システム制御回路20は、装置本体11が左下に傾けられた(反時計方向に回転された)場合、装置本体11の水平位置でLCD12に表示されていた人物と同一人物とみなされる人物の右側(LCD12の画面上の左側)を向いた画像データを不揮発性メモリ23から検索して、その画像をLCD12に表示する。また、装置本体11が右下に傾けられた(時計方向に回転された)場合、同一人物の左側(LCD12の画面上では右側)を向いた画像データを不揮発性メモリ23から検索し、その画像をLCD12に表示する。
このように構成された画像表示装置10の作用を図3及び図4のフローチャートに従って説明する。なお、括弧内のst(ステップの意)1等は、図3,図4に示すst1等に対応する。予め、USBメモリカードやパーソナルコンピュータ等からI/Oポート22を介して撮影済みの画像データを読み込み、不揮発性メモリ23に記憶させておく。このとき、顔検出部25は、不揮発性メモリ23に記憶された全ての画像データについてそれぞれ顔の検出を行ない(st1,2)、顔の向きを示す「顔向き付加情報」を各画像データに添付する(st3)とともに、同一人物が写っていると判断される各画像の画像データに「同一人物付加情報」を添付する(st4)。
装置本体11を水平位置にした状態で電源ボタン13を押圧して装置本体11の電源をオンにすると、正面を向いた顔16aの人物16が写った第1画像15がLCD12に表示される(st11)。装置本体11に電源投入直後、最初に表示される第1画像15は、不揮発性メモリ23に記憶されている画像のうち、例えば撮影日時が最も古い画像である。また、電源投入直後、最初に表示される第1画像15を、前回の電源オフ直前にLCD12に表示されていた画像、または不揮発性メモリ23に最初に記憶された画像としてもよい。なお、これらの画像が、正面を向いた顔の人物が写ったものでない場合もあり得るが、説明を簡単にするために、正面を向いた顔の人物が写ったものであるとする。
装置本体11を左下方向,右下方向のいずれかに傾けると(st12)、この傾けた際の角速度をジャイロセンサ26が検出してシステム制御回路20に入力する。この角速度が所定の閾値α以上である場合(st13)、システム制御回路20は、ユーザが装置本体11を故意に傾けたと見做し、ジャイロセンサ26から入力された角速度に基づいて、装置本体11が傾けられた方向が、右下方向(時計方向)か左下方向(反時計方向)かを判別する。
装置本体11が傾けられた方向が左下(反時計方向)である場合(st14)、システム制御回路20は、各画像データに添付された「顔向き付加情報」と「同一人物付加情報」とを参照して、第1画像15と同一の人物16で右側を向いた(画面上では左側を向いた)顔16bの第2画像17が写っている画像データを不揮発性メモリ23から検索して一時記憶用メモリ24に読み込み(st15)、第2画像17をLCD12に表示する(st11)。
装置本体11が傾けられた方向が右下(時計方向)である場合(st14)、システム制御回路20は、第1画像15と同一の人物16で左側を向いた顔16cの第3画像18が写っている画像データを不揮発性メモリ23から検索して一時記憶用メモリ24に読み込み(st16)、第2画像17をLCD12に表示する(st11)。
ジャイロセンサ26によって検出された角速度が所定の閾値α未満である場合(st13)、システム制御回路20は、装置本体11の傾斜量がきわめて少ないことから、ユーザが装置本体11を故意に傾けたのではないと見做し、傾斜方向の判断(st14)を行なわない。
第1〜第3画像のいずれかがLCD12に表示されている状態から順送りボタン14aを押圧すると(st17)、システム制御回路20は、不揮発性メモリ23から、LCD12に表示されている画像の次に撮影された別の画像が写った画像データを読み出して(st18)、その画像をLCD12に表示する(st11)。
第1〜第3画像のいずれかがLCD12に表示されている状態から逆送りボタン14bを押圧すると(st19)、システム制御回路20は、不揮発性メモリ23から、LCD12に表示されている画像の前に撮影された画像が写った画像データを読み出して(st20)、その画像をLCD12に表示する(st11)。
装置本体11が水平位置で第2画像17がLCD12に表示されている状態から、装置本体11を右下方向に傾ける(時計方向に回転)と、第1画像15がLCD12に表示される。また、装置本体11を左下方向に傾ける(反時計方向に回転)と、システム制御回路20は、第2画像17と同一の人物16で更に右向き(LCD12の画面上では左側に向いている)の顔の画像が写っている画像データを不揮発性メモリ23から検索し、存在すれば、その画像をLCD12に表示する。もし、そのような画像が存在しない場合、第2画像17をLCD12に表示したまま、「更に右向き顔の画像はありません」等の警告表示を行なう。
装置本体11が水平位置で第3画像18がLCD12に表示されている状態から、装置本体11を左下方向に傾ける(反時計方向に回転)と、第1画像15がLCD12に表示される。また、装置本体11を右下方向に傾ける(時計方向に回転)と、システム制御回路20は、第3画像18と同一の人物16で更に左向き(LCD12の画面上では右側に向いている)の顔の画像が写っている画像データを不揮発性メモリ23から検索し、存在すれば、その画像をLCD12に表示する。もし、そのような画像が存在しない場合、第3画像18をLCD12に表示したまま、「更に左向き顔の画像はありません」等の警告表示を行なう。
なお、装置本体11に電源投入直後、最初に表示される画像が、正面を向いた顔の人物が写ったものでない場合、上述した装置本体11が水平位置で第2画像17または第3画像18がLCD12に表示されている場合と同様であるから、説明を省略する。
次に、本発明の第2実施形態について図5ないし図7を参照して説明する。なお、上記第1実施形態と同じ部材や同じステップには、同じ符号を付し、説明を省略する。画像表示装置30は、上記第1実施形態の画像表示装置10に、向き変更許容ボタン32(誤動作防止用操作部)を追加したもので、向き変更許容ボタン32は、装置本体31の電源ボタン13の下方部に設けられている。
向き変更許容ボタン32は、これを押圧しながら、装置本体31を傾けた場合のみに、LCD12に表示された画像に写っている人物の向きが変更される(人物の向きが異なる画像が表示される)ようにしたもので、向き変更許容ボタン32を押圧していなければ、装置本体31を不用意に傾けても、画像に写っている人物の向きが変更されることがないので、誤動作防止となる。
向き変更許容ボタン32を押圧しながら装置本体31を傾けると(st31)、ジャイロセンサ26が角速度を測定(st32)してシステム制御回路20に入力する。装置本体31の傾斜方向(左下方向か右下方向)によって、第1画像15が、上記第1実施形態と同様に、第2画像17(図5(B))、または第3画像18(同図(C))に変更され、LCD12に表示される。向き変更許容ボタン32を押圧せずに装置本体31を傾けた場合(st31)、図1(D),(E)に示すように、LCD12には、第1画像15がそのまま継続して表示される。
次に、本発明の第3実施形態について図8ないし図11を参照して説明する。なお、上記第1,2実施形態と同じ部材や同じステップには、同じ符号を付し、説明を省略する。画像表示装置40は、上記第2実施形態の画像表示装置30の向き変更許容ボタン32に加えて、装置本体41に人物選択ボタン(人物選択操作部)42(図8(A),図9)を設けたものである。人物選択ボタン42は、向き変更許容ボタン32と画像送りボタン14との間に配置されている。
第1画像43に複数、例えば2人の人物16,44が写っている場合に(図8(A),st41)、人物選択ボタン42を1回押圧する(st42)と、例えば画面の右側に表示されている人物16の顔がクローズアップされた第2画像45がLCD12に表示される(同図(B))。次に、もう一度人物選択ボタン42を押圧すると、人物16の隣に写っている人物44の顔がクローズアップされた第3画像46がLCD12に表示される(同図(C))。更に、人物選択ボタン42を押圧すると、2人の人物16,44が同時に写っている元の第1画像43がLCD12に表示される(同図(A))。つまり、人物選択ボタン42を1回押圧する毎に、第1画像43→第2画像45→第3画像46→第1画像43→・・・と繰り返し、各画像がLCD12に表示される。第1画像43が写っている人物が3人以上でも同様である。
例えば、所望の人物44の顔44aがクローズアップされた第3画像46がLCD12に表示された状態で(st43)、向き変更許容ボタン32を押圧しながら装置本体41を右下方向(時計方向)または左下方向(反時計方向)に傾けると(st31)、ジャイロセンサ26が角速度を測定(st32)してシステム制御回路20に入力する。
装置本体41が左下方向(反時計方向)に傾けられた場合(st14)、第3画像46に写っている左向きの(画面上では右側を向いている)人物44の顔44a(図11(A))よりも右向きであるほぼ正面を向いた顔44bの人物44が写っている第4画像47(同図(B))が、不揮発性メモリ23から読み出され(st15)、第3画像46に代わってLCD12に表示される。この場合、第4画像47には、人物44以外にLCD12に表示されていない人物、例えば人物16が写っている場合もあり得るが、顔検出部25により人物44が検出されて、その顔44bのクローズアップがLCD12に表示される。
装置本体41が右下方向(時計方向)に傾けられた場合(st14)、人物44の顔44a(図11(A))よりも更に左向きの(画面上では更に右側を向いている)顔44cの人物44が写っている第5画像48(同図(C))が、不揮発性メモリ23から読み出され(st16)、第3画像46に代わってLCD12に表示される。この場合、第5画像48には、人物44以外にLCD12に表示されていない人物、例えば人物16が写っている場合もあり得るが、顔検出部25により人物44が検出されて、その顔44cのクローズアップがLCD12に表示される。
上記実施形態1〜3において、向きが異なる同一人物の画像を表示する際に、各画像間に明るさの相違があった場合、各画像間の明るさがほぼ同じになるように調整する「明るさ補正部」をシステム制御回路20に接続するのが好ましい。この場合、システム制御回路20が「明るさ補正部」を駆動して自動的に各画像間の明るさ調整を行なうようにしてもよいが、ユーザが最も好ましいと思える明るさの画像を基準画像として選択する「画像選択操作部」と、基準画像を基準として他の画像の明るさを調整する「明るさ補正操作部」(いずれも図示せず)とを設け、「画像選択操作部」により基準画像を選択した後、「明るさ補正操作部」を操作することにより、システム制御回路20が「明るさ補正部」を駆動し、基準画像を基準として他の画像の明るさを調整するのが好ましい。
補正後の画像の画像データは、一時記憶用メモリ24に記憶してもよいが、元の画像データのファイルとは別ファイルとして不揮発性メモリ23に記憶してもよい。不揮発性メモリ23に記憶した場合、以後、向きが異なる同一人物の画像を表示する際に、不揮発性メモリ23から補正後の画像データが読み出されるようにすれば、各画像間でぼぼ同じ明るさの画像が常に表示されるようになる。
また、「明るさ補正部」に加えて、あるいは「明るさ補正部」と択一的に、各画像間のホワイトバランスがほぼ同じになるように調整する「WB(ホワイトバランス)補正部」をシステム制御回路20に接続してもよい。この場合、システム制御回路20が「WB補正部」を駆動して自動的に各画像間のホワイトバランス調整を行なうようにしてもよいが、ユーザが最も好ましいと思えるホワイトバランスの画像を基準画像として選択する「画像選択操作部」と、基準画像を基準として他の画像のホワイトバランスを調整する「WB補正操作部」(いずれも図示せず)とを設け、「画像選択操作部」により基準画像を選択した後、「WB補正操作部」を操作することにより、システム制御回路20が「WB補正部」を駆動し、基準画像を基準として他の画像のホワイトバランスが調整されるようにするのが好ましい。
WB補正後の画像の画像データは、一時記憶用メモリ24に記憶してもよいが、元の画像データのファイルとは別ファイルとして不揮発性メモリ23に記憶してもよい。不揮発性メモリ23に記憶した場合、以後、向きが異なる同一人物の画像を表示する際に、不揮発性メモリ23から補正後の画像データが読み出されるようにすれば、各画像間でぼぼ同じホワイトバランスの画像が常に表示されるようになる。
また、LCD12に表示された画像に写っている人物がLCD12の画面に対して傾いている場合、その人物がLCD12の画面に対して水平に表示されるように補正する「水平補正部」をシステム制御回路20に設けるようにしてもよい。この場合、システム制御回路20がLCD12に表示される各画像毎に「水平補正部」を駆動して自動的に各画像の傾きを水平に補正するようにしてもよいが、装置本体に「水平補正操作部」を設け、これをユーザが操作した場合に、システム制御回路20が「水平補正部」を駆動し、人物の傾きが補正されるようにしてもよい。人物の傾きは、顔検出部25によって検出された両眼や鼻、口などの位置関係から検出される。また、「水平補正部」による傾き補正は、上記第1〜3実施形態において、顔の向きが異なる画像を表示した場合にも、有効に機能するのは勿論である。
以上説明した実施形態では、顔の向きが異なる同一人物を迅速に表示するために、不揮発性メモリに記憶された全ての画像データについて予めそれぞれ顔検出を行ない、「顔向き付加情報」と「同一人物付加情報」を各画像データ毎に添付するようにしたが、本発明はこれに限定されることなく、例えば顔の向きが異なる同一人物を表示するその都度、顔検出部が各画像の顔検出を行なって表示するようにしてもよい。
10,30,40 画像表示装置
12 LCD
14 画像送りボタン
15,43 第1画像
16,44 人物
17,45 第2画像
18,46 第3画像
20 システム制御回路
25 顔検出部
26 ジャイロセンサ
32 向き変更許容ボタン
42 人物選択ボタン
47 第4画像
48 第5画像

Claims (8)

  1. 画像が表示される表示部を備えた装置本体と、
    前記装置本体が水平位置から傾けられた際に、その角速度を検出する角速度センサと、
    前記角速度センサからの出力に基づいて、前記装置本体の水平位置からの傾き方向を判別する傾き方向判別部と、
    前記装置本体が水平位置から傾けられた際に、前記装置本体の水平位置で前記表示部に表示されていた第1画像に写っている人物と同一人物で、かつ前記傾き方向に応じた顔の向きの人物が写っている第2画像を前記表示部に表示する制御部と
    からなることを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記制御部は、前記表示部に第2画像を表示した後、前記装置本体の傾きが水平位置に戻されても、前記第2画像を継続して前記表示部に表示することを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  3. 前記装置本体に、操作しながら前記装置本体を水平位置から傾けたときのみに、前記第1画像から第2画像への変更を許容する誤動作防止用操作部を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の画像表示装置。
  4. 前記装置本体に、前記第1画像に写っている人物が複数である場合、1回の操作毎に前記第1画像に写っている人物を1人ずつ順番に選択してその人の顔を拡大表示する人物選択操作部を設け、この人物選択操作部により選択された人物の顔が前記表示部に拡大表示されている状態で、前記誤動作防止用操作部を操作しながら前記装置本体を水平位置から傾けることにより、前記角速度センサからの出力に基づいて前記傾き方向判別部が前記装置本体の水平位置からの傾き方向を判別し、前記制御部は、前記選択された人物と同一人物で、かつ前記傾き方向に応じた顔の向きの人物が写っている第3画像を前記表示部に表示することを特徴とする請求項3記載の画像表示装置。
  5. 前記同一人物について顔の向きが異なる複数個の画像の画像データを予め記憶した記憶部を設けたことを特徴とする請求項1ないし4いずれか1項記載の画像表示装置。
  6. 前記記憶部に記憶された顔の向きが異なる同一人物が写っている複数個の画像の明るさを揃えるように補正する明るさ補正部を設けたことを特徴とする請求項5記載の画像表示装置。
  7. 前記記憶部に記憶された顔の向きが異なる同一人物が写っている複数個の画像のホワイトバランスを揃えるように補正するホワイトバランス補正部を設けたことを特徴とする請求項5または6記載の画像表示装置。
  8. 画像が表示される表示部を備えた装置本体が水平位置から傾けられた際に、その角速度を検出する角速度検出ステップと、
    前記角速度に基づいて、前記装置本体の水平位置からの傾き方向を判別する傾き方向判別ステップと、
    前記装置本体が水平位置から傾けられた際に、前記装置本体の水平位置で前記表示部に表示されていた第1画像に写っている人物と同一人物で、かつ顔の向きが前記傾き方向に応じた向きの人物が写っている第2画像を前記表示部に表示する顔向き変更ステップと
    からなることを特徴とする画像表示方法。
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