JP2019186728A - 電子機器およびその制御方法、プログラム並びに記憶媒体 - Google Patents

電子機器およびその制御方法、プログラム並びに記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の映像出力のうち少なくとも拡大表示側のフォーカスガイドを表示できるようにする技術を実現する。【解決手段】電子機器は、第1の表示手段に映像を出力する第1の出力手段と、第2の表示手段に映像を出力する第2の出力手段と、前記第1の表示手段および前記第2の表示手段においてライブビュー画像の拡大表示を行わない場合には、前記第1の表示手段および前記第2の表示手段の両方へ、フォーカス検出領域の合焦度合を示すガイドをライブビュー画像に重畳した映像を出力するように制御し、前記第1の表示手段においてライブビュー画像の拡大表示を行う場合、前記ライブビュー画像のうち前記フォーカス検出領域を含む一部の領域を拡大した映像に前記ガイドを重畳した映像を前記第1の表示手段へ出力するとともに、前記第2の表示手段には前記ガイドを重畳しない前記ライブビュー画像を出力するように制御する制御手段と、を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、ユーザがフォーカス調整を行うためのフォーカスガイドの表示制御技術に関する。
デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ等の電子機器において、ユーザがマニュアルでフォーカス調整を行う操作を容易に行えるようにするためのフォーカスガイド機能がある。フォーカスガイド機能は、ライブビュー画像の一部を拡大表示する機能や任意の領域の合焦度合を示すフォーカスガイドをライブビュー画像に重畳表示する機能である。
特許文献1には、ライブビュー画像の表示倍率に応じて、ライブビュー画像に重畳するガイドの表示形態を異ならせ、ライブビュー画像の拡大表示時にガイドが表示領域に収まるように制御することが記載されている。
特開2016−197182号公報
デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラには、複数の表示装置に同時にライブビュー画像を出力可能なものがある。例えば、映像制作の現場では、このような複数の映像出力を利用して、カメラに内蔵されたビューファインダーでカメラマンが構図を決めながら、外部モニタでフォーカスマンがフォーカス調整を行うユースケースが想定される。このようなケースでは、外部モニタだけに拡大表示を行うことが多く、同時に表示するフォーカスガイドは、拡大表示された外部モニタにおいてより効果が得られるようにすることが望ましい。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、複数の映像出力のうち少なくとも拡大表示側のフォーカスガイドを表示できるようにする技術を実現することである。
上記課題を解決するために、本発明の電子機器は、第1の表示手段に映像を出力する第1の出力手段と、第2の表示手段に映像を出力する第2の出力手段と、前記第1の表示手段および前記第2の表示手段においてライブビュー画像の拡大表示を行わない場合には、前記第1の表示手段および前記第2の表示手段の両方へ、フォーカス検出領域の合焦度合を示すガイドをライブビュー画像に重畳した映像を出力するように制御し、前記第1の表示手段においてライブビュー画像の拡大表示を行う場合、前記ライブビュー画像のうち前記フォーカス検出領域を含む一部の領域を拡大した映像に前記ガイドを重畳した映像を前記第1の表示手段へ出力するとともに、前記第2の表示手段には前記ガイドを重畳しない前記ライブビュー画像を出力するように制御する制御手段と、を有する。
本発明によれば、複数の映像出力のうち少なくとも拡大表示側のフォーカスガイドが表示できるようになる。
デジタルカメラの構成を示すブロック図。 撮像素子の受光面の説明図。 実施形態1の撮影モード処理を示すフローチャート。 図3のフォーカスガイド描画処理を示すフローチャート。 実施形態1の画面表示例を示す図。 枠と指標のデータの表示例を示す図。 実施形態2の撮影モード処理を示すフローチャート。 図7のフォーカスガイド描画処理を示すフローチャート。 実施形態2の画面表示例を示す図。
以下に、本発明の撮像装置を、静止画や動画を撮影可能なデジタルカメラに適用した実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
[実施形態1]
<ハードウェア構成>
図1に、本実施形態の電子機器の一例としてのデジタルカメラ10のハードウェア構成の一例を示す。
筺体100は、デジタルカメラ10の構成要素の多くを内包する外装であり、各種の操作部や表示部107、外部出力部121は筺体100の表面に露出している。
交換レンズ101は、複数のレンズ群からなる撮影レンズであり、フォーカスレンズ、ズームレンズ、シフトレンズを内部に備えるほか、絞りを含む。
撮像素子102は、光電変換素子を有する画素が複数、二次元状に配列された構成を有する。撮像素子102は、交換レンズ101により結像された被写体光学像を各画素で光電変換し、さらにA/D変換回路によってアナログ・デジタル変換して、画素単位の画像信号(RAW画像データ)を出力する。本実施形態に用いる撮像素子102と、関連する測距部108の詳細は、図2を用いて後述する。
NDフィルタ103はレンズに備えられた絞りとは別に入射光量を調節するためにデジタルカメラ10に設けられたものである。
画像処理部118は、撮像素子102に起因するレベル差を補正する。例えば、OB(optical black)領域の画素を用いて、有効領域の画素のレベルを補正するほか、欠陥画素に対して周囲画素を用いた補正を行う。また、周辺光量落ちに対する補正、色補正、輪郭強調、ノイズ除去、ガンマ補正、ディベイヤー、圧縮などの各処理を行う。画像処理部118は、撮像素子102から入力されたRAW画像データに対して上記処理を行うと、他のブロックへ補正した画像データを出力する。
記録媒体I/F部104は、記録媒体105とデジタルカメラ10とのインターフェースであり、記録媒体105に対して、画像処理部118から入力された画像データの記録や記録した画像データの読み出しを制御する。
記録媒体105は、撮影された画像データを記録するための半導体メモリ等で構成される記録媒体であり、記録媒体I/F部104による制御に応じて画像データの記録や記録された画像データの読み出しを実行する。記録媒体105は、着脱可能なメモリーカード等である。なお、内蔵の記録媒体でもよい。
GPU115は、デジタルカメラ10の各種情報表示やメニュー画面をVRAMに描画するレンダリングエンジンである。文字列や図形の描画機能以外に、拡大縮小描画機能や、回転描画機能、レイヤ合成機能を備えている。描画したVRAMは透過度を表すアルファチャネルを備えており、表示用I/F部106によって映像(撮像画像や再生画像)上にオンスクリーン表示(OSD)することができる。
表示用I/F部106は、画像処理部118からの画像データ(ライブビュー画像を含む)およびGPU115でVRAMに描画した表示用データに対して、重畳合成およびリサイズ処理を行い、表示部107へ出力する(表示する)。拡大表示モードに設定されている場合は、表示用I/F部106は映像データの部分領域に対して重畳合成およびリサイズ処理を行う。その結果、拡大表示モードでは、通常(等倍)表示モード時よりも拡大された映像が表示部107に表示されるため、ユーザがマニュアルでのフォーカス調整操作をより正確に行いやすくなる。
表示部107は、表示用I/F部106から出力された映像データを表示する筐体100に取り付けられた本体モニタや、ファインダ内の表示部である。表示部107は、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ(Organic Light−Emitting Diode Display)などで構成可能である。
本体マイコン119は、デジタルカメラ10の全体の動作を制御する制御部であり、マイクロコンピュータなどで構成される。本体マイコン119は、CPU119a、ROM119b、RAM119cを備える。CPU119aは、ROM119bに記憶されたプログラムを、RAM119cに展開して実行することにより、後述の各種フローチャートの動作を実行する。RAM119cは、GPU115が描画するVRAMを内包している。
以下に説明するゲイン制御部109、シャッター制御部110、ND制御部111および絞り制御部112は、いずれも露出制御のための機能ブロックである。これらは、それぞれ画像処理部118の出力した画像データの輝度レベルを本体マイコン119で算出した結果に基づいて、あるいは撮影者がマニュアル設定した動作パラメータに基づいて、本体マイコン119によって制御される。
ゲイン制御部109は、撮像素子102のゲインを制御する。シャッター制御部110は、撮像素子102のシャッタースピードを制御する。ND制御部111は、NDフィルタ103を介して撮像素子102に入射する光量を制御する。絞り制御部112は、交換レンズ101の絞りを制御する。
フォーカス制御部113は、本体マイコン119に保持されているフォーカス制御モードの設定がオートフォーカス(以下、AFともいう)であるかマニュアルフォーカス(以下、MFともいう)であるかによって異なる動作を行う。
AFの場合は、画像処理部118から出力された画像データを参照して本体マイコン119でフォーカスの合焦情報を算出し、算出した合焦情報に基づいてフォーカス制御部113が交換レンズ101内のフォーカスレンズを制御する。あるいは、撮像面位相差検出方式によって測距部108から出力されたデフォーカス量に基づいてフォーカス制御部113が交換レンズ101のフォーカスレンズを制御する。
なお、画像データの部分領域にAF枠を設定し、AF枠内の被写体のみに基づいてフォーカス情報を算出することもできる。AFは、本体マイコン119で実行する処理によって、さらに2つの動作モードを備えている。1つはワンショットAFモードであり、ワンショットAFキー129が押下されたときだけAF制御を行い、合焦成功または合焦失敗が確定した後はフォーカス制御部113のAF制御を停止するモードである。もう1つはコンティニュアスAFモード(サーボAF)であり、常にAF制御を行うモードである。ただし、コンティニュアスAFモードであっても、AFロックキー130の押下によってAFロック状態に設定されている場合は、フォーカス制御部113でのAF制御を停止する。上述した2つのAFの切り替えはメニュー画面での設定変更操作により行う。
MFの場合は、フォーカス制御部113はAF制御を停止する。そして、ユーザが交換レンズ101に組み込まれたフォーカスリング134をマニュアルで回転させることによって、画像データにおけるフォーカス検出領域(フォーカス枠)で囲まれた領域に対して任意のフォーカス調整操作を行うことができる。
防振制御部114は、画像処理部118から出力された画像データを参照して本体マイコン119で被写体の動きベクトルを算出し、算出した動きベクトルに基づいて手ブレを相殺するように交換レンズ101内のシフトレンズを制御する光学式防振処理を行う。あるいは、防振制御部114は手ブレによる像ブレを相殺する方向に動画の各フレームで画像を切り出す電子式防振処理を行う。
メモリI/F(インターフェース)部116は、撮像素子102から出力された全画素分のRAW画像データをメモリ117に書き込み、また、メモリ117に保持されたRAW画像データを読み出して画像処理部118に出力する。
メモリ117は、数フレームの全画素分のRAW画像データを保持することが可能な容量を有する揮発性の記憶媒体である。
画像処理部118は、メモリI/F部116から送出された全画素分のRAW画像データについて、制御に必要な画像処理を行う。
外部出力I/F部120は、画像処理部118により生成された画像データにリサイズ処理を行う。また、外部出力I/F部120は、外部出力部121の規格に適した信号変換および制御信号の付与を行い、外部出力部121へ出力する。また、外部出力I/F部120は、表示用I/F部106と同様に、GPU115がVRAMに描画したデータを映像データに重畳合成することもできる。
外部出力部121は、映像データを外部出力する端子であり、例えばSDI(Serial Digital Interface)端子やHDMI(登録商標)(High−Definition Multimedia Interface)端子である。外部出力部121は、外部機器である外部モニタや、外部記録装置が接続可能である。
外部操作用I/F部122は、外部操作部123による制御指示を受信し、本体マイコン119へ通知する機能モジュールである。外部操作用I/F部122は、例えば、赤外線リモコン受光部や、無線LAN(Local Area Network)インターフェースや、LANC(登録商標)(Local Application Control bus system)である。
外部操作部123は、外部操作用I/F部122に対して制御指示(制御コマンド)を送信する。筺体100や交換レンズ101に組み込まれた操作部124〜135の各部の操作に相当する指示(コマンド)を送信することができるほか、表示部107で表示するメニュー画面における設定変更情報を送信することができる。
操作部124〜135は、キー(ボタン)やダイヤル、タクトスイッチ、リング等の操作部材である。また、操作部124〜135は、表示部107に対するタッチ検出が可能なタッチパネルを含む。いずれもユーザの操作を受け付け、本体マイコン119に対して制御指示を通知する役割を担っている。メニューキー124からSTART/STOPキー133は筺体100に組み付けられている本体側の操作部である。フォーカスリング134とAF/MFスイッチ135は、交換レンズ101に組み付けられているレンズ側の操作部である。これらの操作部の一部は、メニュー画面での設定変更によって、キーの役割を交換したり、別の機能にアサインしたりすることも可能である。
メニューキー124は、表示部107にメニュー画面を表示する指示、あるいはすでに開いているメニュー画面を閉じる指示を行う。
十字キー125およびダイヤル126は、どちらもメニュー画面で項目を選択するためのカーソルを移動したり、フォーカス枠の表示位置をユーザの望む方向へ移動したりする指示を行う。十字キー125は、上キー、下キー、左キー、右キーよりなる方向キーであり、それぞれ別体の操作部材であってもいいし、同一の操作部材として構成して押下する位置に応じて上下左右のいずれかの指示が行えるように構成してもよい。ダイヤル126は、時計回りの操作と反時計回りの操作が行える回転操作部材である。
SETキー127は、メニュー画面でカーソルの当たっている項目を選択したり、各種の設定操作を確定したりする指示を行う。
キャンセルキー128は、メニュー画面で深い階層の選択を行っているときに1つ前の階層へ戻ったり、各種の設定操作を破棄したりする指示を行う。
ワンショットAFキー129は、AFモードがワンショットAFである場合に、フォーカス制御部113によってAF動作を実行する指示を行う。
AFロックキー130は、AFモードがコンティニュアスAFである場合に、フォーカス制御部113によるAF制御を停止させる停止指示、停止状態を解除する解除指示を行う。
拡大キー131は、表示部107に表示される映像の拡大倍率を変更する指示を行う。拡大キー131が押下されるごとに拡大倍率を増加し、所定の回数だけ押下されると等倍に戻す指示を行う。
DISPLAYキー132は、本体マイコン119に保持されているDispレベルの設定を変更する指示を行う。ユーザはDispレベルを選択することによって、表示部107に表示される各種情報を制限したり、より詳細な情報を表示したり、映像をより詳細に表示することができる。Dispレベルは、映像に重畳して表示する各種情報を、どの程度詳細に表示するか、どの種別の情報を表示するかなどを、異なる複数段階で設定できる。
START/STOPキー133は、記録媒体I/F部104による記録の開始と停止の指示を行う。
フォーカスリング134は、フォーカス制御モードの設定がMFである場合に、ユーザがマニュアルで交換レンズ101のフォーカスレンズを移動してフォーカス調整操作を行うことができる。
AF/MFスイッチ135は、フォーカス制御モードをAFとMFの間で相互に切り替える指示を行う。
<撮像面位相差検出>
図2は、画像センサとしての撮像素子102の受光面の一部を示している。
撮像素子102は、撮像面位相差AFを可能にするために、1つのマイクロレンズに対して光電変換手段として受光部であるフォトダイオードを2つ保持している画素部がアレイ状に並べられている。これにより、各画素部で、交換レンズ101の射出瞳を分割した光束を受光することが可能になっている。
図2(A)は、参考として、赤(R)、青(B)、緑(Gb、Gr)のベイヤー配列の場合の画像センサ表面の一部の模式図である。図2(B)は、図2(A)のカラーフィルターの配列に対応させて、1つのマイクロレンズに対して光電変換手段としてのフォトダイオードを2つ保持している画素部を例示している。
こうした構成を有する画像センサは、各画素部から位相差検出用の2つの信号(以下、A像信号、B像信号ともいう。)を出力できるように構成されている。また、2つのフォトダイオードの信号を加算した撮像画像の記録用の信号(A像信号+B像信号)も出力できるようになっている。この加算した信号の場合には、図2(A)で概略説明したベイヤー配列例の画像センサの出力と同等の信号が出力される。
このような画像センサとしての撮像素子102からの出力信号を用いて、測距部108が2つの像信号の相関演算を行い、デフォーカス量や信頼性などの各種の情報を算出する。デフォーカス量は、A像信号、B像信号のズレに基づき、像面でのデフォーカス量を算出する。デフォーカス量は正負の値を持っており、デフォーカス量が正の値であるか負の値であるかによって、前ピンであるか後ピンであるかが判別できる。また、デフォーカス量の絶対値によって、合焦の度合いが判別でき、デフォーカス量が0であれば合焦である。すなわち、測距部108は、測距情報(測距位置、測距領域(サイズ)、焦点検出位置、焦点検出領域)に基づいて算出したデフォーカス量の正負に基づき前ピンであるか後ピンであるかを示す情報を本体マイコン119のCPU119aなどに出力する。また、デフォーカス量の絶対値に基づいて合焦度合い(ピントのズレの度合い)を示す情報をCPU119aなどに出力する。また、測距部108は、前ピンであるか後ピンであるかを示す情報は、デフォーカス量が所定値を超える場合に出力し、デフォーカス量の絶対値が所定値以内である場合には、合焦であるという情報を出力する。なお、合焦度合いを示す情報は、デフォーカス量を、合焦するまでにフォーカスリング134を回転させる操作量に換算した値として出力される。
なお、本実施形態の撮像素子102は、撮像用の信号と、位相差検出用の2つの信号の計3つの信号を出力するが、これに限定されない。例えば、撮像用の信号と、位相差検出用の一対の像信号のうちの1つの計2つの信号を出力するようにしてもよい。この場合、出力後に位相差検出用の一対の像信号のうちの他の1つの信号は、撮像素子102からの2つの出力信号を利用して算出される。
また、図2の例では、1つのマイクロレンズに対して光電変換手段としてのフォトダイオードが2つ設けられている画素部がアレイ状に並べられている。これに対して、1つのマイクロレンズに対して光電変換手段としてのフォトダイオードが3つ以上設けられている画素部をアレイ状に並べてもよい。また、マイクロレンズに対して受光部の開口位置が異なる画素部を複数有するようにしてもよい。つまり、結果的にA像信号とB像信号といった位相差検出可能な位相差検出用の2つの信号が取得できれば十分である。
図3および図4は、デジタルカメラ10が行う撮影モード処理を示すフローチャートである。なお、これらのフローチャートの動作は、本体マイコン119(詳しくはCPU119a)がROM119bに格納されたプログラムをRAM119cに展開し、CPU119aがプログラムに基づいてデジタルカメラ10の各部を制御することによって実現される。後述する図7および図8でも同様である。
<フォーカスガイド表示処理>
まず、図3を参照して、本実施形態のデジタルカメラ10が撮影モードであるときのフォーカスガイド表示処理について説明する。なお、図3の処理は、デジタルカメラ10を起動して撮影モードに設定されると開始される。
S301では、CPU119aは、RAM119cに記憶されている表示モードを判定し、通常(等倍)表示モードの場合はS302へ進み、拡大表示モードの場合はS310へ進む。
S302では、CPU119aは、拡大キー131が押下されたか否かを判定し、押下されている場合はS303へ進み、押下されていない場合はS304へ進む。
S303では、CPU119aは、RAM119cに記憶されている表示モードを拡大表示モードへ変更し、拡大倍率を変更する。
S304では、CPU119aは、画像処理部118および表示用I/F部106を制御して、撮像素子102に結像された画像に基づいて表示部107への表示用(以下、本体モニタ用)の等倍画像データを生成する。
S305では、CPU119aは、画像処理部118および外部出力I/F部120を制御して、撮像された画像データに基づいて外部モニタ用の等倍画像データを生成する。
S306では、CPU119aは、GPU115を制御して、等倍表示モード用の表示要素をVRAMに描画する。S307では、CPU119aは、後述する図4に従って、等倍表示モード用のフォーカスガイドをVRAMに描画する。
S308では、CPU119aは、S304で生成された表示用の等倍画像データ、S306で描画された表示要素のデータ、S307で描画されたフォーカスガイドのデータを、表示用I/F部106によってリサイズおよび合成する。図5(A)は、等倍表示モードにおいて表示部107に表示される画面を例示している。フォーカスガイド501Aは、枠501aと指標501bを含む。アイコン502はS306で描画された表示要素に対応しており、AF/MFスイッチ135でフォーカス動作がMFに設定されていることを示している。被写体503は撮像素子102に結像された画像であり、等倍画像データの一部である。また、図5(A)、(B)に示す画面には他の表示要素も表示されている。これらの表示要素はS306で描画されたものである。
S309では、CPU119aは、S305で生成された外部モニタ用の等倍画像データ、S306で描画された表示要素のデータ、S307で描画されたフォーカスガイドのデータを、外部出力I/F部120によってリサイズおよび合成する。この場合、外部出力部121に接続された外部モニタなどに表示される内容は、表示解像度を除いてS308で表示部107に表示される内容と同じである。
S310では、CPU119aは、S302と同様に、拡大キー131が押下されたか否かを判定し、押下されている場合はS311へ進み、押下されていない場合はS312へ進む。
S311では、CPU119aは、RAM119cに記憶されている拡大倍率を変更する。CPU119aは、拡大倍率が所定の最大値であった場合は、拡大倍率を等倍とし、表示モードを等倍表示モードへ変更し、S301へ進む。
S312では、CPU119aは、S304と同様に、画像処理部118および表示用I/F部106を制御して、本体モニタ用の等倍画像データを生成する。
S313では、CPU119aは、画像処理部118および外部出力I/F部120を制御して、外部モニタ用の拡大画像データを生成する。
S314では、CPU119aは、GPU115を制御して、拡大表示モード用の表示要素をVRAMに描画する。S315では、CPU119aは、後述する図4に従って、拡大表示モード用のフォーカスガイドをVRAMに描画する。
S316では、CPU119aは、S312で生成された本体モニタ用の等倍画像データとS314で描画された表示要素のデータを、表示用I/F部106によってリサイズおよび合成する。図5(B)は、拡大表示モードにおいて表示部107に表示される画面を例示している。S315で描画されたフォーカスガイドは、等倍画像データに合成するために生成されたものではないため、図5(B)の画面には表示されない。アイコン502は図5(A)と同様であり、S314で描画された表示要素である。被写体503も図5(A)と同様であり、S312で生成された等倍画像データの一部である。アイコン504は、S314で描画された表示要素であり、拡大表示モードであることを示している。
このように、等倍表示モードでは外部モニタおよび表示部107の両方にフォーカスガイドが表示されるが、拡大表示モードでは外部モニタのみにフォーカスガイドが表示され、表示部107には表示されない。この場合、表示部107にアイコン504が表示されることで、表示部107を利用しているユーザは、外部出力部121に接続された外部モニタで映像を拡大表示しているために、表示部107にフォーカスガイドが表示されなくなったことを認知することができる。なお、拡大倍率が所定の閾値以上となった場合に表示部107のフォーカスガイドを非表示にするように制御してもよい。
S317では、CPU119aは、S313で生成された外部モニタ用の拡大画像データ、S314で描画された表示要素のデータ、S315で描画されたフォーカスガイドのデータを、外部出力I/F部120によってリサイズおよび合成する。図5(C)は、拡大表示モードにおいて外部出力部121に接続された外部モニタに表示される画面を例示している。フォーカスガイド501Bは、フォーカスガイド501Aを拡大表示倍率に応じて拡大したものであり、枠501aと指標501bを含む。ただし、枠の太さや輪郭の太さはフォーカスガイド501Aと同等になるように制御される。そのため、フォーカスガイド501Aと比べて大きく表示されていても、下層に表示される被写体の視認性を妨げることがない。アイコン502、被写体503は、図5(A)と同様である。また、アイコン504は図5(B)と同様である。その後、S318へ進む。
S318では、CPU119aは、S308およびS309、もしくはS316およびS317で合成された画像データを、表示部107と外部出力部121へそれぞれ出力する。
図4は、図3のS307およびS315における処理の詳細を示すフローチャートである。
S401では、CPU119aは、RAM119cに記憶されている測距情報(測距位置および測距サイズ)を読み出す。
S402では、CPU119aは、S401で得られた測距情報に対応する被写体について、合焦情報および測距成否の情報を、測距部108から取得する。合焦情報は、前述のように、デフォーカス量に基づいて算出された合焦・前ピン・後ピンのいずれの状態にあるかという情報と合焦度合い情報を含む。
S403では、CPU119aは、現在の表示モードが拡大表示モードであるか否かを判定し、拡大表示モードの場合はS404へ進み、それ以外の場合はS405へ進む。
S404では、CPU119aは、RAM119cに記憶されている拡大倍率および拡大位置を読み出す。
S405では、CPU119aは、S404までの処理で得られた情報に基づいて、GPU115によって描画するフォーカスガイドの枠表示サイズ、枠表示位置、指標角度および表示色を決定する。枠表示サイズは、測距サイズと拡大倍率によって決定する。枠表示位置は、測距位置および拡大位置によって決定する。指標角度は、合焦・前ピン・後ピンのいずれの状態にあるかという情報と、前ピンまたは後ピンの場合の、合焦度合い情報に基づいて決定する。表示色は、合焦・前ピン・後ピンのいずれの状態にあるかという情報と、測距成否の情報に基づいて決定する。詳細は後述する。
S406では、CPU119aは、S402で得られた測距成否の情報を参照することにより測距が成功したか否か判定し、成功している場合はS407へ進み、失敗している場合はS412へ進む。
S407では、CPU119aは、S402で得られた情報について、被写体が合焦状態にあるか非合焦状態にあるかを判定し、合焦状態である場合はS409へ進み、非合焦状態である場合はS408へ進む。
S408では、CPU119aは、S402で得られた情報について、被写体が前ピン状態であるか後ピン状態であるかを判定し、前ピン状態である場合はS410へ進み、後ピン状態である場合はS411へ進む。
S409では、CPU119aは、被写体が合焦状態である場合の表示形態である指標パターンAに対応するフォーカスガイドのデータを選択する。図6(A)は、指標パターンAの場合のフォーカスガイドの枠と指標のデータの表示例を示している。指標601は、合焦状態(焦点検出領域の被写体に合焦している状態)を示しており、後述する指標604と指標605が互いに重なって一体化し、さらに指標603と隣接した位置(指標603が示す位置)になっている。また、色も他の状態とは異なる緑色で表示している。このような表示形態とすることで、合焦状態やその付近では、他の状態に比べて指標の表示面積が小さくなるため、ユーザの映像の視認性への影響を小さくすることができる。枠602は、ライブビュー画像についてS401で得られた測距位置に対応する領域を示している。
S410では、CPU119aは、被写体が前ピン状態である場合の表示形態である指標パターンBに対応するフォーカスガイドのデータを選択する。図6(B−1)、(B−2)は、指標パターンBの場合のフォーカスガイドの枠と指標のデータの表示例を示している。指標603は合焦状態へ向かうための指標604と指標605の目標地点を示しており、枠602に向かう白色の三角形で表現されている。指標604と指標605は、互いの表示距離によって、測距位置に対応する領域の合焦度合いを示しており、枠602から離れる側を向いた三角形で表現されている。被写体とデジタルカメラ10の距離が変動すると、合焦度合いが変化するため、指標604と指標605との間隔が狭まったり広がったり動的に表示位置が変化する。指標604と指標605との距離(角度)は、合焦度合い情報に基づき、焦点検出領域において合焦からのズレが大きい場合に比べて小さい場合の方が表示距離が小さくなる(狭くなる、角度は小さくなる)ように変化する。すなわち、図6(B−1)は被写体が比較的小さくボケている(ピントのズレの度合いが小さい)場合、図6(B−2)は被写体が比較的大きくボケている(ピントのズレの度合いが大きい)場合をそれぞれ示している。指標603と指標604および指標605が、合焦近傍において互いに頂点が向かい合う三角形を形成していることによって、合焦付近の微妙なピントずれも視認しやすいようになっている。また、各指標603〜605は枠602の近傍に表示されるため、撮影者は被写体から視線を大きくそらすことなく合焦状態を確認できる。また、フォーカスガイドを複数の位置について同時に表示可能な場合でも、それぞれの枠と指標の結びつきが分かりやすくなっている。
S411では、CPU119aは、被写体が後ピン状態である場合の表示形態である指標パターンCに対応するフォーカスガイドのデータを選択する。図6(C−1)、(C−2)は、指標パターンCの場合の枠と指標のデータの表示例を示している。図6(B−1)や図6(B−2)と異なり、指標603が枠602から離れる側を向いた白色の三角形で表現されており、指標604および指標605が枠602に向かう三角形で表現されている。したがって、一目で前ピンか後ピンかを区別できるような表示形態となっている。図6(C−1)は被写体が比較的小さくボケている(ピントのズレの度合いが小さい)場合、図6(C−2)は被写体が比較的大きくボケている(ピントのズレの度合いが大きい)場合を示している。
S412では、CPU119aは、被写体が大ボケ状態である場合の表示形態である指標パターンDに対応するフォーカスガイドのデータを選択する。図6(D)は、指標パターンDの場合の枠と指標のデータの表示例を示している。指標603および指標604および指標605はいずれも四角形で表現されており、図6(A)、図6(B−1)、図6(B−2)、図6(C−1)、図6(C−2)に示した指標とは形状が異なる。また、色も灰色で表示される。これによって、前ピン・後ピンの判定に失敗した(すなわち、測距に失敗した)大ボケの状態であることを視覚的に示している。
S413では、CPU119aは、S405で決定した枠表示位置、枠サイズ、指標角度、表示色で、S409からS412のいずれかで選択された指標と枠の表示用データを、GPU115によってVRAMに描画する。
本実施形態においては、フォーカスガイドおよび表示要素の表示用データが共通のVRAMに描画される。これにより、処理性能やVRAMの容量の制約などでフォーカスガイドを描画するVRAMを1つしか使用できない場合であっても、外部モニタにおいて拡大映像とフォーカスガイドの表示を両立できる。
また、映像が拡大表示されない表示部107ではフォーカスガイドは表示されないが、フォーカス状態に応じて映像を破綻なく表示することができる。また、アイコン504が表示されることで、表示部107を利用しているユーザは、外部出力部121に接続された外部モニタで映像を拡大表示しているために、表示部107にフォーカスガイドが表示されなくなったことを認知することができる。
なお、本実施形態では、拡大表示モードにおいて拡大表示されるのが外部モニタ、等倍表示されるのが本体モニタとして説明したが、撮影用途や撮影方法などによって、拡大表示される側と等倍表示される側を反対にしてもよい。また、デジタルカメラ10のメニュー設定によって、どちらのモニタを拡大表示するかをユーザが選択できるようにしてもよい。デジタルカメラ10が、ビューファインダーなど3つ目の映像出力を備えている場合は、3つの出力のうちの1つないし2つの出力でフォーカスガイドの表示を行うようにしてもよい。
[実施形態2]次に、実施形態2について説明する。
本実施形態のハードウェア構成は、実施形態1と同様である。ただし、RAM119cは表示部107と外部出力部121それぞれに対して個別のフォーカスガイドを表示するために十分なVRAMの容量を備えている。また、GPU115その他のVRAMへの描画に関わる処理ブロックは、表示部107と外部出力部121それぞれに対して個別のフォーカスガイドを表示するために十分な性能を備えている。
<フォーカスガイド表示処理>
まず、図7を参照して、本実施形態のデジタルカメラ10が撮影モードであるときのフォーカスガイド表示処理について説明する。なお、図7の処理は、デジタルカメラ10を起動して撮影モードに設定されると開始される。
なお、図7において図3と同様の処理には同一の符号を付しており、図3と異なる処理を中心に説明を行う。
S701では、CPU119aは、RAM119cに記憶されている表示モードを拡大表示モードへ変更し、拡大倍率を変更した後、S301へ進む。この場合、RAM119cに記憶する測距サイズは、拡大倍率に応じて等倍表示モードよりも小さな値に変更される。
S702では、CPU119aは、RAM119cに記憶されている拡大倍率を変更し、測距サイズを拡大倍率に応じた値に変更する。また、拡大倍率が所定の最大値であった場合、CPU119aは、拡大倍率を等倍に変更し、測距サイズを等倍表示モードの値に変更し、RAM119cに記憶されている表示モードを等倍表示モードへ変更し、S301へ進む。
S703では、CPU119aは、RAM119cに記憶されている拡大倍率を読み出す。
S704では、CPU119aは、S703で得られた拡大倍率が所定の閾値以上であるか否かを判定し、所定の閾値以上である場合はS705へ進み、所定の閾値未満である場合はS706へ進む。
S705では、CPU119aは、拡大表示モードにおける等倍表示用フォーカスガイドをVRAMに描画する。この描画処理は図4で示した処理と同一であるが、測距サイズが変更されているため、描画されるフォーカスガイドの表示形態はS307で描画されたものとは異なる。このフォーカスガイドの詳細は後述する。
S706では、CPU119aは、後述する図8に従って、拡大表示モードにおける等倍表示用フォーカス枠をVRAMに描画する。
S707では、CPU119aは、S315と同様に、図4に従って、拡大表示モード用のフォーカスガイドをVRAMに描画する。
S708では、CPU119aは、S312で生成された本体モニタ用の等倍画像データ、S314で描画された表示要素のデータ、S705またはS706で描画されたフォーカスガイドのデータを、表示用I/F部106によってリサイズおよび合成する。図9(A)および図9(B)は、拡大表示モードにおいて表示部107に表示される画面を例示している。図9(A)および図9(B)において、図5(A)と同一要素には同一の符号を付して示している。図9(A)に示すフォーカスガイド901Aは、S705で描画されたフォーカスガイドである。図9(B)に示すフォーカスガイド901Bは、S706で描画されたフォーカスガイドである。フォーカスガイド901Aの枠901aは、S702で変更された測距サイズに合わせて、図5(A)のフォーカスガイド501Aの枠501aよりも枠901bで囲まれた領域が小さくなっている。また、フォーカスガイド901Aの指標901bのサイズはフォーカスガイド501Aの指標501bと同等であり、ガイドとしての視認性が維持されている。図9(B)に示すフォーカスガイド901Bは、図9(A)の指標901bは表示されず、測距サイズに応じて変更された枠901cのみが表示される。フォーカスガイド901Aの枠901aとフォーカスガイド901Bの枠901cはいずれも、枠の太さや輪郭の太さは図5(A)のフォーカスガイド501Aと同等になるよう制御される。そのため、図5(A)のフォーカスガイド501Aと比べて小さく表示されていても、枠としての視認性が維持されている。
S709では、CPU119aは、S313で生成された外部モニタ用の拡大画像データ、S314で描画された表示要素のデータ、S707で描画されたフォーカスガイドのデータを、外部出力I/F部120によってリサイズおよび合成する。図9(C)は、拡大表示モードにおいて外部出力部121に接続された外部モニタに表示される画面を例示している。フォーカスガイド901Cは、S707で描画されたフォーカスガイドである。フォーカスガイド901Cは、S702で変更された測距サイズに合わせて、枠901dおよび指標901eが小さくなっている。また、フォーカスガイド901Cは、合成される画像データに対する相対的な枠901cの大きさおよび位置が、フォーカスガイド901A、901Bと同等となっている。また、フォーカスガイド901Cの枠901dは、図5(A)のフォーカスガイド501Aの枠501aに内包され、画像全体に対する相対的な大きさがフォーカスガイド501Aの枠501aのサイズよりも小さい領域を拡大して表示される。また、外部モニタに表示されるフォーカスガイド901Cの表示形態(枠901d+指標901e)は、表示部107に表示されるフォーカスガイド901Bの表示形態(枠901cのみ)と異なっている。
図8は、図7のS706における処理の詳細を示すフローチャートである。
S801では、CPU119aは、RAM119cに記憶されている測距情報(測距位置および測距サイズ)を読み出す。
S802では、CPU119aは、RAM119cに記憶されている拡大倍率および拡大位置を読み出す。
S803では、CPU119aは、S801およびS802で得られた情報に基づいて、GPU115により描画するフォーカス枠の表示サイズおよび枠表示位置を決定する。
S804では、CPU119aは、フォーカス枠の表示用データを、S803で決定された表示サイズおよび枠表示位置で、GPU115によってVRAMに描画する。
以上の処理によって、フォーカスガイドとして機能させる指標を描画せずに、枠部分のみのデータをVRAMに描画することができる。
このように、本実施形態によれば、フォーカス確認用に利用される外部モニタにおいて、拡大表示に合わせてより小さな領域の合焦度合をフォーカスガイドで示すことができる。よって、拡大倍率が大きくなるほど、より局所領域の合焦度合をフォーカスガイドで確認することができるようになる。一方、拡大表示しない表示部107では、拡大倍率が閾値未満であれば、外部モニタと同様に局所領域の合焦度合をフォーカスガイドで確認できる。また、測距サイズが小さくなるほどフォーカスガイドの枠部分は小さくなるが、指標部分のサイズは維持されるため、ガイドとしての機能を維持することができる。また、拡大倍率が所定の閾値以上となった場合は、フォーカスガイドの枠のみを表示することで、例えば、外部モニタを利用するフォーカスマンが映像のどこに注目しているかを表示部107で確認できるようにすることができる。また、外部モニタを利用するフォーカスマンに映像のどこを注目してほしいかを、表示部107を利用するアシスタントが十字キー125等を用いて指示することも可能である。
なお、本実施形態では、拡大表示モードにおいて拡大表示されるのが外部モニタ、等倍表示されるのが本体モニタとして説明したが、撮影用途や撮影方法などによって、拡大表示される側と等倍表示される側を反対にしてもよい。また、デジタルカメラ10のメニュー設定によって、どちらのモニタを拡大表示するかをユーザが選択できるようにしてもよい。デジタルカメラ10が、ビューファインダーなど3つ目の映像出力を備えている場合は、3つの出力のうちの1つないし2つの出力で拡大表示を行い、残りの出力で等倍表示を行うようにしてもよい。
なお、拡大倍率が所定の閾値以上となった場合は、表示部107にフォーカスガイド全体を表示しないように制御してもよい。拡大倍率によってデジタルカメラ10の各部の処理負荷が高まるようなシステムの場合には、このようにすることでVRAMへの描画データ量と合成処理の負荷を削減し、処理負荷のバランスを保つことができる。
[他の実施形態]
上述した実施形態において、CPU119aが行うものとして説明した上述の各種制御は1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェア(例えば、複数のプロセッサや回路)が処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
また、上述した実施形態においては、本発明をデジタルカメラ10に適用した場合を例にして説明したが、この例に限定されず、複数の映像出力を備え、映像出力を拡大表示でき、フォーカスガイドを表示可能な電子機器であれば適用可能である。すなわち、本発明は、カメラ機能を備える機器、例えば、パーソナルコンピュータやその一種であるタブレット、携帯電話やその一種であるスマートフォン(眼鏡型端末や腕時計型端末を含む)、PDA(携帯情報端末)、携帯型の画像ビューワ、デジタルフォトフレーム、音楽プレーヤ、ゲーム機、電子ブックリーダ、医療機器などに適用可能である。
また、カメラ本体に限らず、有線または無線通信を介してカメラ(ネットワークカメラを含む)と通信し、カメラを遠隔で制御する制御装置にも本発明を適用可能である。カメラを遠隔で制御する装置としては、例えば、スマートフォンやタブレットPC、デスクトップPCなどの装置がある。制御装置側で行われた操作や制御装置側で行われた処理に基づいて、制御装置側からカメラに各種動作や設定を行わせるコマンドを通知することにより、カメラを遠隔から制御可能である。また、カメラで撮影したライブビュー画像を有線または無線通信を介して受信して制御装置で表示できるようにしてもよい。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
10…デジタルカメラ、102…撮像素子、107…表示部、115…GPU、117…メモリ、118…画像処理部、119…本体マイコン、121…外部出力部、131…拡大キー

Claims (19)

  1. 第1の表示手段に映像を出力する第1の出力手段と、
    第2の表示手段に映像を出力する第2の出力手段と、
    前記第1の表示手段および前記第2の表示手段においてライブビュー画像の拡大表示を行わない場合には、前記第1の表示手段および前記第2の表示手段の両方へ、フォーカス検出領域の合焦度合を示すガイドをライブビュー画像に重畳した映像を出力するように制御し、
    前記第1の表示手段においてライブビュー画像の拡大表示を行う場合、前記ライブビュー画像のうち前記フォーカス検出領域を含む一部の領域を拡大した映像に前記ガイドを重畳した映像を前記第1の表示手段へ出力するとともに、前記第2の表示手段には前記ガイドを重畳しない前記ライブビュー画像を出力するように制御する制御手段と、を有することを特徴とする電子機器。
  2. 第1の表示手段に映像を出力する第1の出力手段と、
    第2の表示手段に映像を出力する第2の出力手段と、
    前記第1の表示手段および前記第2の表示手段においてライブビュー画像の拡大表示を行わない場合には、前記第1の表示手段および前記第2の表示手段の両方へ、第1のサイズのフォーカス検出領域の合焦度合を示すガイドをライブビュー画像に重畳した映像を出力するように制御し、
    前記第1の表示手段においてライブビュー画像の拡大表示を行う場合、前記第1のサイズのフォーカス検出領域に内包されるフォーカス検出領域であって、前記ライブビュー画像の全体に対する相対的な大きさが前記第1のサイズよりも小さい第2のサイズであるフォーカス検出領域を含む一部の領域を拡大した映像に、前記第2のサイズのフォーカス検出領域の合焦度合いを示すガイドを重畳した映像を前記第1の表示手段へ出力するように制御する制御手段と、を有することを特徴とする電子機器。
  3. 前記制御手段は、前記第1の表示手段において前記ライブビュー画像の拡大表示を行う場合、前記ライブビュー画像のうち前記第2のサイズのフォーカス検出領域を含む一部の領域を拡大した映像に前記第2のサイズのフォーカス検出領域のガイドを第1の表示形態で重畳した映像を前記第1の表示手段へ出力するとともに、前記第2の表示手段には前記第2のサイズのフォーカス検出領域のガイドを前記第1の表示形態と異なる第2の表示形態で前記ライブビュー画像に重畳した映像を出力するように制御することを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  4. 第1の表示手段に映像を出力する第1の出力手段と、
    第2の表示手段に映像を出力する第2の出力手段と、
    前記第1の表示手段および前記第2の表示手段においてライブビュー画像の拡大表示を行わない場合には、前記第1の表示手段および前記第2の表示手段の両方へ、フォーカス検出領域の合焦度合を示すガイドをライブビュー画像に重畳した映像を出力するように制御し、
    前記第1の表示手段において前記ライブビュー画像の拡大表示を行う場合、前記ライブビュー画像のうち前記フォーカス検出領域を含む一部の領域を拡大した映像に前記ガイドを第1の表示形態で重畳した映像を前記第1の表示手段へ出力するとともに、前記第2の表示手段には前記ガイドを前記第1の表示形態と異なる第2の表示形態で前記ライブビュー画像に重畳した映像を出力するように制御する制御手段と、を有することを特徴とする電子機器。
  5. 前記制御手段は、拡大倍率が所定の閾値以上となった場合は、前記第2の表示手段に前記ガイドを表示しないように制御することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の電子機器。
  6. 前記制御手段は、前記第1の表示手段において前記ライブビュー画像の拡大表示を行う場合、前記第1の表示手段および前記第2の表示手段の両方へ、拡大表示されていることを示す表示要素を前記ライブビュー画像に重畳した映像を出力することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の電子機器。
  7. 前記制御手段は、拡大表示を行っているか否かにかかわらず、前記第1の表示手段および前記第2の表示手段の両方へ、フォーカス動作に関する表示要素をライブビュー画像に重畳した映像を出力することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の電子機器。
  8. 前記第1の表示手段において前記ライブビュー画像の拡大表示を行う場合、前記制御手段は、拡大倍率に応じて前記ライブビュー画像を拡大して前記第1の表示手段に出力し、
    前記第2の表示手段には、前記ライブビュー画像を拡大しないで出力することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の電子機器。
  9. 前記ガイドおよび前記表示要素の表示用データは共通のVRAMに保持されることを特徴とする請求項6または7に記載の電子機器。
  10. 前記ガイドは、前記フォーカス検出領域の位置を示す枠と、前記フォーカス検出領域の合焦状態を示す指標とを含み、
    前記指標は前記合焦状態に応じて表示形態が異なることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の電子機器。
  11. 前記ガイドは、前記フォーカス検出領域の位置を示す枠と、前記フォーカス検出領域の合焦状態を示す指標とを含み、
    前記第1の表示手段においてライブビュー画像の拡大表示を行う場合、前記制御手段は、前記枠のサイズを前記第2のサイズに変更し、前記指標のサイズは変更しないように制御することを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  12. 前記制御手段は、拡大倍率に応じて前記ガイドのサイズを変更し、
    前記拡大倍率が所定の閾値以上の場合は前記第2の表示手段に前記ガイドとして前記枠と前記指標とを表示し、
    前記拡大倍率が前記所定の閾値未満の場合は前記第2の表示手段に前記ガイドとして前記枠のみを表示することを特徴とする請求項10または11に記載の電子機器。
  13. 前記第1の表示手段は、前記電子機器に外部機器として接続された表示装置であり、
    前記第2の表示手段は、前記電子機器が備える表示装置であることを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の電子機器。
  14. 前記ライブビュー画像を撮像する撮像手段をさらに有することを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載の電子機器。
  15. 第1の表示手段に映像を出力する第1の出力手段と、第2の表示手段に映像を出力する第2の出力手段と、を有する電子機器の制御方法であって、
    前記第1の表示手段および前記第2の表示手段においてライブビュー画像の拡大表示を行わない場合には、前記第1の表示手段および前記第2の表示手段の両方へ、フォーカス検出領域の合焦度合を示すガイドをライブビュー画像に重畳した映像を出力するように制御し、
    前記第1の表示手段においてライブビュー画像の拡大表示を行う場合、前記ライブビュー画像のうち前記フォーカス検出領域を含む一部の領域を拡大した映像に前記ガイドを重畳した映像を前記第1の表示手段へ出力するとともに、前記第2の表示手段には前記ガイドを重畳しない前記ライブビュー画像を出力するように制御することを特徴とする電子機器の制御方法。
  16. 第1の表示手段に映像を出力する第1の出力手段と、第2の表示手段に映像を出力する第2の出力手段と、を有する電子機器の制御方法であって、
    前記第1の表示手段および前記第2の表示手段においてライブビュー画像の拡大表示を行わない場合には、前記第1の表示手段および前記第2の表示手段の両方へ、第1のサイズのフォーカス検出領域の合焦度合を示すガイドをライブビュー画像に重畳した映像を出力するように制御し、
    前記第1の表示手段においてライブビュー画像の拡大表示を行う場合、前記第1のサイズのフォーカス検出領域に内包されるフォーカス検出領域であって、前記ライブビュー画像の全体に対する相対的な大きさが前記第1のサイズよりも小さい第2のサイズであるフォーカス検出領域を含む一部の領域を拡大した映像に、前記第2のサイズのフォーカス検出領域の合焦度合いを示すガイドを重畳した映像を前記第1の表示手段へ出力するように制御することを特徴とする電子機器の制御方法。
  17. 第1の表示手段に映像を出力する第1の出力手段と、第2の表示手段に映像を出力する第2の出力手段と、を有する電子機器の制御方法であって、
    前記第1の表示手段および前記第2の表示手段においてライブビュー画像の拡大表示を行わない場合には、前記第1の表示手段および前記第2の表示手段の両方へ、フォーカス検出領域の合焦度合を示すガイドをライブビュー画像に重畳した映像を出力するように制御し、
    前記第1の表示手段において前記ライブビュー画像の拡大表示を行う場合、前記ライブビュー画像のうち前記フォーカス検出領域を含む一部の領域を拡大した映像に前記ガイドを第1の表示形態で重畳した映像を前記第1の表示手段へ出力するとともに、前記第2の表示手段には前記ガイドを前記第1の表示形態と異なる第2の表示形態で前記ライブビュー画像に重畳した映像を出力するように制御することを特徴とする電子機器の制御方法。
  18. コンピュータを、請求項1から14のいずれか1項に記載された電子機器の各手段として機能させるためのプログラム。
  19. コンピュータを、請求項1から14のいずれか1項に記載された電子機器の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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