JP2021144121A - 表示制御装置およびその制御方法、プログラム、並びに記憶媒体 - Google Patents

表示制御装置およびその制御方法、プログラム、並びに記憶媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2021144121A
JP2021144121A JP2020042184A JP2020042184A JP2021144121A JP 2021144121 A JP2021144121 A JP 2021144121A JP 2020042184 A JP2020042184 A JP 2020042184A JP 2020042184 A JP2020042184 A JP 2020042184A JP 2021144121 A JP2021144121 A JP 2021144121A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
subject
display
unit
display control
control device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2020042184A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021144121A5 (ja
Inventor
亙 鈴木
Wataru Suzuki
亙 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2020042184A priority Critical patent/JP2021144121A/ja
Priority to EP21160388.1A priority patent/EP3879813B1/en
Priority to CN202110258532.5A priority patent/CN113395442A/zh
Priority to US17/197,499 priority patent/US11438512B2/en
Publication of JP2021144121A publication Critical patent/JP2021144121A/ja
Publication of JP2021144121A5 publication Critical patent/JP2021144121A5/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/63Control of cameras or camera modules by using electronic viewfinders
    • H04N23/633Control of cameras or camera modules by using electronic viewfinders for displaying additional information relating to control or operation of the camera
    • H04N23/635Region indicators; Field of view indicators
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/67Focus control based on electronic image sensor signals
    • H04N23/675Focus control based on electronic image sensor signals comprising setting of focusing regions
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B13/00Viewfinders; Focusing aids for cameras; Means for focusing for cameras; Autofocus systems for cameras
    • G03B13/32Means for focusing
    • G03B13/34Power focusing
    • G03B13/36Autofocus systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/61Control of cameras or camera modules based on recognised objects
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/63Control of cameras or camera modules by using electronic viewfinders
    • H04N23/633Control of cameras or camera modules by using electronic viewfinders for displaying additional information relating to control or operation of the camera
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/67Focus control based on electronic image sensor signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/695Control of camera direction for changing a field of view, e.g. pan, tilt or based on tracking of objects
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/80Camera processing pipelines; Components thereof

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Abstract

【課題】画像中の被写体を示す領域を表示する場合の視認性を向上させる。【解決手段】表示制御装置は、撮像された画像に含まれる、撮影に関する処理を行うための被写体を検出する検出手段と、前記撮像された画像において、前記検出手段により検出された前記被写体の位置が所定以上移動しないことを含む所定の条件を満たす場合には、前記被写体を示す領域を第1の表示形態で表示し、前記所定の条件を満たさない場合には、前記被写体を示す領域を前記第1の表示形態よりも前記被写体の視認性が低くなる第2の表示形態で表示するように制御する制御手段とを有する。【選択図】図3

Description

本発明は、画像中の被写体を示す領域を表示する技術に関する。
追尾対象や合焦対象の被写体領域を表示する技術として、特許文献1には、光学像に重畳して表示する焦点検出枠を人物の顔の場合には点で表示し、そうでない場合には矩形状の焦点検出枠で表示する技術が記載されている。
特開2019−20508公報
特許文献1では、被写体が人物ではない場合に、被写体が動いておらず、被写体の様子を見ながらシャッターチャンスを待っているときには、矩形状の焦点検出枠が多数表示されるため、被写体が見えにくくなる可能性がある。また、被写体が人物である場合でも、被写体が動いているときにはどの被写体に焦点が合っているのか認識しにくくなる可能性がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、画像中の被写体を示す領域を表示する場合の視認性を向上させることである。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明の表示制御装置は、撮像された画像に含まれる、撮影に関する処理を行うための被写体を検出する検出手段と、前記撮像された画像において、前記検出手段により検出された前記被写体の位置が所定以上移動しないことを含む所定の条件を満たす場合には、前記被写体を示す領域を第1の表示形態で表示し、前記所定の条件を満たさない場合には、前記被写体を示す領域を前記第1の表示形態よりも前記被写体の視認性が低くなる第2の表示形態で表示するように制御する制御手段とを有する。
本発明によれば、画像中の被写体を示す領域を表示する場合の視認性を向上させることができる。
本実施形態のデジタルカメラの外観図。 本実施形態のデジタルカメラの構成を示すブロック図。 本実施形態の表示制御を示すフローチャート。 本実施形態のデジタルカメラの動きのパラメータを例示する図。 本実施形態の被写体検出領域を例示する図。 本実施形態の被写体領域の表示形態を例示する図。 図3のS306およびS321の処理を示すフローチャート。 図7の第1の表示形態の描画処理の説明図。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
[実施形態1]
以下に、本発明の表示制御装置を、静止画や動画を撮影可能なデジタル一眼レフカメラに適用した実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
<装置構成>図1及び図2を参照して、本実施形態のデジタルカメラ100の構成および機能について説明する。
図1(a)は、レンズユニット200を取り外した状態のデジタルカメラ100の前面斜視図、図1(b)はデジタルカメラ100の背面斜視図である。
図1において、背面表示部101は、画像や各種情報を表示する、カメラ本体の背面に設けられたLCDなどの表示デバイスである。また、背面表示部101は、静止画撮影後の静止画再生や記録中の動画表示、及びライブビュー表示機能を併せ持っている。背面表示部101には、タッチパネル270aが設けられている。タッチパネル270aは、背面表示部101の表示面(タッチパネル270aの操作面)に対する接触(タッチ操作)を検出可能である。
ファインダー外表示部243は、カメラ上面に設けられた表示部であり、シャッター速度や絞りをはじめとするカメラの様々な設定値が表示される。シャッターボタン102は撮影指示を行うための操作部である。モード切替スイッチ103は各種モードを切り替えるためのダイヤル式の操作部である。端子カバー104は外部機器とデジタルカメラ100をUSBなどのケーブルを介して接続するためのコネクタ(不図示)を保護するカバーである。メイン電子ダイヤル105は図2で後述する操作部270に含まれる回転操作部材であり、このメイン電子ダイヤル105を回すことで、シャッター速度や絞りなどの設定値が変更できる。
電源スイッチ106はデジタルカメラ100の電源のオン/オフを切り替える操作部材である。サブ電子ダイヤル107は図2で後述する操作部270に含まれる回転操作部材であり、選択枠の移動や画像送りなどが行える。十字キー108も図2で後述する操作部270に含まれる移動指示部材であり、上、下、左、右の4方向に押し込み可能な押しボタンを有する4方向操作ボタンである。十字キー108の押下した方向に押した部分に応じた操作が可能である。SETボタン109も図2で後述する操作部270に含まれる押しボタンであり、主に選択項目の決定などに用いられる。
録画ボタン110も図2で後述する操作部270に含まれ、動画撮影(記録)の開始、停止の指示に用いられる。AEロックボタン112も図2で後述する操作部270に含まれ、撮影待機状態で押下することにより、露出状態を固定することができる。拡大/縮小ボタン111も図2で後述する操作部270に含まれ、撮影モードのライブビュー表示において拡大モードのオン、オフを行うための操作ボタンである。拡大モードをオンとしてからメイン電子ダイヤル105を操作することにより、ライブビュー画像の拡大、縮小を行える。再生モードにおいては再生画像を拡大し、拡大率を増加させるための拡大ボタンとして機能する。
再生ボタン113も図2で後述する操作部270に含まれ、撮影モードと再生モードとを切り替える操作ボタンである。撮影モード中に再生ボタン113を押下することで再生モードに移行し、記録媒体250に記録された画像のうち最新の画像を背面表示部101に表示させることができる。メニューボタン114も図2で後述する操作部270に含まれ、押下することにより各種の設定可能なメニュー画面が背面表示部101に表示される。ユーザは、背面表示部101に表示されたメニュー画面と、十字キー108やSETボタン109またはマルチコントローラ115を用いて直感的に各種設定を行うことができる。マルチコントローラ115も図2で後述する操作部270に含まれ、横方向にスライド操作可能な操作部材(操作バー)であり、スライド操作と両端のタッチ操作に、様々な機能を割り当てることができる。
グリップ部116は、ユーザがデジタルカメラ100を構えた際に右手で握りやすい形状を有する。グリップ部116を右手の小指、薬指、中指で握ってデジタルカメラ100を保持した状態で、右手の人差指で操作可能な位置にシャッターボタン102、メイン電子ダイヤル105が配置されている。また、同じ状態で、右手の親指で操作可能な位置に、サブ電子ダイヤル107が配置されている。蓋117はデジタルカメラ100に対して記録媒体250を着脱するためにスロットを開閉する部材である。
通信端子210はデジタルカメラ100がレンズユニット200と通信を行うための電気的接点である。接眼部216は、覗き込み型の接眼ファインダーである。ユーザは、接眼部216を介してファインダー内表示部229である電子ビューファインダー(EVF)に表示された画像を視認可能であり、図2で後述するレンズユニット200を通じて取り込んだ被写体像の焦点や構図の確認を行うことができる。
接眼検知部217は、接眼部216の近傍に配置され、接眼部216への何らかの物体の接近を検知することができる。接眼検知部217は、例えば赤外線近接センサが用いられる。
次に、図2を参照して、本実施形態のデジタルカメラ100およびレンズユニット200の内部構成について説明する。図2において、図1と共通する構成には同じ符号を付して示している。
図2において、レンズユニット200は撮影レンズ207を搭載し、デジタルカメラ100に対して着脱可能である。撮影レンズ207は通常、複数枚のレンズから構成されるが、ここでは簡略化して1枚のレンズのみで示している。通信端子206はレンズユニット200がデジタルカメラ100と通信を行うための電気的接点である。通信端子210はデジタルカメラ100がレンズユニット200と通信を行うための電気的接点である。レンズユニット200は、通信端子206を介してシステム制御部201と通信し、内蔵されたレンズ制御部204が絞り駆動回路202を制御して絞り205を駆動し、AF駆動回路203を制御して撮影レンズ207の位置を変位させることで焦点を合わせる。
焦点検出部257は、システム制御部201にデフォーカス量を出力し、システム制御部201はデフォーカス量に応じてレンズユニット200と通信し、位相差検出方式でのオートフォーカス処理に関する制御を行う。なお、AF方式は、位相差検出方式に限らず、コントラスト方式でもよい。
フォーカルプレーンシャッター221は、システム制御部201の指示に応じて撮像部222での露光時間を自由に制御できる。撮像部222は被写体像を電気信号に変換するCCDやCMOS等の撮像素子で構成されたイメージセンサである。A/D変換器223は、撮像部222から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する。
画像処理部224は、A/D変換器223からのデータ、又は、メモリ制御部215からのデータに対して所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部224では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理が行われ、システム制御部201は演算結果に基づいて露光制御、測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。画像処理部224では更に、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
メモリ制御部215は、A/D変換器223、画像処理部224、メモリ232の間のデータの授受を制御する。A/D変換器223から出力されるデジタルデータは、画像処理部224およびメモリ制御部215を介して、あるいは、メモリ制御部215を介してメモリ232に直接書き込まれる。メモリ232は、撮像部222およびA/D変換器223から得られる画像データや、背面表示部101またはファインダー内表示部229に表示するための画像表示用のデータを格納する。メモリ232は、所定枚数の静止画や所定時間の動画および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。また、メモリ232は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。
D/A変換器219は、メモリ232に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して背面表示部101またはファインダー内表示部229に供給する。メモリ232に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器219を介して背面表示部101やファインダー内表示部229により表示される。背面表示部101やファインダー内表示部229は、表示デバイスにD/A変換器219からのアナログ信号に応じた表示を行う。このように、メモリ232に格納されたデジタル信号をアナログ信号に変換し、背面表示部101またはファインダー内表示部229に逐次転送して表示することで、ライブビュー(LV)表示(スルー画像表示)を行うEVFとして機能する。
画像処理部224は被写体検出部224aを備え、メモリ232に格納されている画像データから被写体領域を検出する。画像データに含まれる顔情報または色情報に基づいて被写体を検出する被写体検出方法(顔検出処理、色検出処理)について説明する。
顔検出処理は、画像データ中に存在する顔領域を公知のアルゴリズムにより検出する処理である。例えば、被写体検出部224aは、画像データ上の正方形状の部分領域から特徴量を抽出し、その特徴量を予め用意された顔の特徴量と比較する。そして、被写体検出部224aは、両者の相関が所定の閾値を超える場合、その部分領域を顔領域であると判定する。この判定を、部分領域のサイズ、配置位置、配置角度の組み合わせを変更しながら繰り返すことにより、画像データ中に存在する種々の顔領域を検出することができる。色検出処理は、被写体が物体(人物以外の「モノ」)である場合に実行され、被写体領域の色情報を特徴色として記憶する。色情報としては、画像処理部224からの出力信号であるRGBや輝度Y及び色差R−Y、B−Y等が用いられる。被写体検出時において、被写体検出部224aは、画像データを複数の部分領域に分割し、部分領域ごとの輝度及び色差の平均値を算出する。また、被写体検出部224aは、予め記憶された特徴色情報と被写体検出時の各領域の色情報を比較し、輝度及び色差の差分が所定量以下の部分領域を被写体領域の候補とする。この領域候補で隣り合う部分領域の塊を同一色領域として、同一色領域が所定のサイズ範囲となる領域を最終的な被写体領域とする。
また、画像処理部224は動きベクトル算出部224bを備え、メモリ232に格納されている撮像時刻が異なる複数の画像データから検出された被写体領域に基づいて、被写体の動きベクトル量を算出する。
ファインダー外表示部243には、ファインダー外表示部駆動回路44を介して、撮影時のシャッター速度や絞りなどの様々な情報が表示される。
不揮発性メモリ256は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばフラッシュROMなどが用いられる。不揮発性メモリ256には、システム制御部201の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここでいう、プログラムとは、後述するフローチャートを実行するためのプログラムのことである。
システム制御部201は、少なくとも1つのプロセッサまたは回路からなる演算処理装置であり、デジタルカメラ100全体を統括して制御する。システム制御部201は、不揮発性メモリ256に格納されたプログラムを実行することで、後述するフローチャートの各処理を実現する。システムメモリ252には、例えばRAMが用いられ、システム制御部201の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ256から読み出したプログラムなどが展開を展開するワークメモリとしても使用される。また、システム制御部201は、メモリ232、D/A変換器219、背面表示部101、ファインダー内表示部229などを制御することにより表示制御も行う。システムタイマー253は各種制御に用いる時間や、内蔵時計の時間を計測する計時部である。
モード切替スイッチ103、第1シャッタースイッチ211、第2シャッタースイッチ212、操作部270はシステム制御部201に各種の指示を入力するための操作手段である。モード切替スイッチ103は、システム制御部201の動作モードを、静止画撮影モード、動画撮影モード、再生モードのいずれかに切り替える。静止画撮影モードには、例えば、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、絞り優先モード(Avモード)、シャッター速度優先モード(Tvモード)、プログラムAEモード(Pモード)が含まれる。また、静止画撮影モードには、例えば、撮影シーン別の撮影設定となる各種シーンモード、カスタムモードなどが含まれる。
ユーザは、モード切替スイッチ103を操作することにより、これらの撮影モードのいずれかに直接切り替えるか、モード切替スイッチ103で動作モードの一覧画面に一旦切り替えた後に、一覧表示された複数の撮影モードのいずれかを選択し、他の操作部材を用いて切り替えるようにしてもよい。同様に、動画記録モードや再生モードにも複数のモードが含まれていてもよい。
第1シャッタースイッチ211は、デジタルカメラ100に設けられたシャッターボタン102の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でオンとなり第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の撮影準備動作を開始する。
第2シャッタースイッチ212は、シャッターボタン102の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でオンとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部201は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部222からの信号読み出しから撮像された画像を画像ファイルとして記録媒体250に書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
操作部270は、ユーザからの各種操作を受け付けて、システム制御部201へ通知する各種スイッチ、ボタンなどの操作部材からなり、少なくとも以下の操作部材が含まれる。シャッターボタン102、モード切替スイッチ103、メイン電子ダイヤル105、電源スイッチ106、サブ電子ダイヤル107、十字キー108、SETボタン109、録画ボタン110、AEロックボタン112、拡大/縮小ボタン111、再生ボタン113、メニューボタン114。また、操作部270は、AFモードの切り替えスイッチを含む。AFモードは、シャッターボタン102の半押し状態で静止している被写体にピントを固定するワンショットAFと、動いている被写体にピントを合わせ続けるサーボAFと、を含む。サーボAFとは、合焦後も引き続き被写体の動きに追従したレンズ駆動を行うモードである。一方、ワンショットAFは、一旦合焦するとシャッターボタン102を離すまでは再びレンズ駆動を行わず、合焦するまではシャッターを切ることもできないモードである。また、これらのAFモードを自動で切り替えることも可能である(AIフォーカスAF)。
電源制御部280は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部280は、その検出結果およびシステム制御部201の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体250を含む各部へ供給する。
電源部230は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Liイオン電池等の二次電池、ACアダプタ等からなる。記録媒体I/F218は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体250とのインターフェースである。記録媒体250は、撮影された画像を記録するためのメモリカード等の記録媒体であり、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される。
通信部254は、無線アンテナや有線ケーブルによって外部機器と通信可能に接続し、画像や音声の送受信を行う。通信部254は無線LAN(Local Area Network)やインターネットにも接続可能である。通信部254は撮像部222で撮像された画像データ(ライブビュー画像を含む)や、記録媒体250に記録されている画像ファイルを外部機器に送信でき、また、外部機器から画像データやその他の各種情報を受信できる。なお、通信部254は、無線LANに限らず、赤外線通信、Bluetooth(登録商標)、Bluetooth(登録商標) Low Energy、WirelessUSBなどの無線通信モジュール、あるいは、USBケーブルやHDMI(登録商標)、IEEE1394などの有線接続手段を用いてもよい。
姿勢検知部255は重力方向に対するデジタルカメラ100の姿勢を検知する。姿勢検知部255で検知された姿勢に基づいて、撮像部222で撮影された画像が、デジタルカメラ100を横に構えて撮影された画像であるか、縦に構えて撮影された画像なのかを判別可能である。システム制御部201は、姿勢検知部255で検知された姿勢に応じた向き情報を撮像部222で撮像された画像の画像ファイルに付加したり、画像を回転して記録したりすることが可能である。姿勢検知部255としては、加速度センサやジャイロセンサなどを用いることができる。姿勢検知部255は、加速度センサやジャイロセンサを用いることで、デジタルカメラ100の動き(パン、チルト、持ち上げ、静止など)を検知することも可能である。
なお、操作部270の1つとして、背面表示部101に対するタッチ操作を検出可能なタッチパネル270aを有する。タッチパネル270aと背面表示部101とは一体的に構成することができる。例えば、タッチパネル270aを光の透過率が背面表示部101の表示を妨げないように構成し、背面表示部101の表示面の上層に取り付ける。そして、タッチパネル270aにおける入力座標と、背面表示部101上の表示座標とを対応付ける。これにより、あたかもユーザが背面表示部101上に表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUIを構成することができる。システム制御部201はタッチパネル270aへの以下の操作、あるいは状態を検出できる。
・タッチパネル270aにタッチしていなかった指やペンが新たにタッチパネル270aにタッチしたこと。すなわち、タッチの開始(以下、タッチダウン(Touch−Down)と称する)。
・タッチパネル270aを指やペンでタッチしている状態であること(以下、タッチオン(Touch−On)と称する)。
・タッチパネル270aを指やペンでタッチしたまま移動していること(以下、タッチムーブ(Touch−Move)と称する)。
・タッチパネル270aへタッチしていた指やペンを離したこと。すなわち、タッチの終了(以下、タッチアップ(Touch−Up)と称する)。
・タッチパネル270aに何もタッチしていない状態(以下、タッチオフ(Touch−Off)と称する)。
タッチダウンが検出されると、同時にタッチオンであることも検出される。タッチダウンの後、タッチアップが検出されない限りは、通常はタッチオンが検出され続ける。タッチムーブが検出されるのもタッチオンが検出されている状態である。タッチオンが検出されていても、タッチ位置が移動していなければタッチムーブは検出されない。タッチしていた全ての指やペンがタッチアップしたことが検出された後は、タッチオフとなる。
これらの操作・状態や、タッチパネル270a上に指やペンがタッチしている位置座標は内部バスを通じてシステム制御部201に通知され、システム制御部201は通知された情報に基づいてタッチパネル270a上にどのような操作(タッチ操作)が行われたかを判定する。
タッチムーブについてはタッチパネル270a上で移動する指やペンの移動方向についても、位置座標の変化に基づいて、タッチパネル270a上の垂直成分・水平成分毎に判定できる。所定距離以上をタッチムーブしたことが検出された場合はスライド操作(ドラッグ)が行われたと判定するものとする。タッチパネル上に指をタッチしたままある程度の距離だけ素早く動かして、そのまま離すといった操作をフリックと呼ぶ。フリックは、言い換えればタッチパネル270a上を指ではじくように素早くなぞる操作である。所定距離以上を、所定速度以上でタッチムーブしたことが検出され、そのままタッチアップが検出されるとフリックが行われたと判定できる(ドラッグに続いてフリックがあったものと判定できる)。更に、複数箇所(例えば2点)を同時にタッチして、互いのタッチ位置を近づけるタッチ操作をピンチイン、互いのタッチ位置を遠ざけるタッチ操作をピンチアウトと称する。ピンチアウトとピンチインを総称してピンチ操作(あるいは単にピンチ)と称する。
タッチパネル270aは、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式等、様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方式のものを用いても良い。方式によって、タッチパネルに対する接触があったことでタッチがあったと検出する方式や、タッチパネルに対する指やペンの接近があったことでタッチがあったと検出する方式があるが、いずれの方式でもよい。
接眼状態でタッチムーブ操作が行われると、ユーザはタッチムーブ操作に応じた位置指標の位置の指定方法を、絶対位置指定と相対位置指定のいずれかに設定することができる。例えば、位置指標がAF枠であれば、絶対位置指定の場合、タッチパネル270aに対するタッチダウンがあると、タッチダウンされる前に設定されていたAF位置(現在のAF位置)にかかわらず、タッチダウンされた位置(座標入力された位置)に対応付けられたAF位置が設定される。つまり、タッチ操作が行われた位置座標と、背面表示部101の位置座標とが対応づけられる。一方、相対位置指定の場合は、タッチ操作が行われた位置座標と背面表示部101の位置座標とは対応付けられない。相対位置指定では、タッチダウンされた時点ではAF位置は移動しない。タッチダウン後にタッチムーブがあると、タッチパネル270aに対するタッチダウン位置にかかわらず、タッチされる前に設定されていたAF位置(現在のAF位置)からタッチムーブの移動方向にタッチムーブの移動量に応じた距離だけ、AF位置を移動させる。
接眼検知部217は接眼部216に対する目(物体)の接近(接眼)および離反(離眼)を検知する(接近検知)。システム制御部201は、接眼検知部217で検知された状態に応じて、背面表示部101とファインダー内表示部229の表示(表示状態)/非表示(非表示状態)を切り替える。システム制御部201は、少なくとも撮影モード、かつ、表示先の切替が自動である場合において、非接眼中は表示先を背面表示部101とし、ファインダー内表示部229は非表示とする。また、接眼中は表示先をファインダー内表示部229とし、背面表示部101は非表示とする。
物体が接近した場合は、接眼検知部217の投光部(図示せず)から照射された赤外光が反射して赤外線近接センサの受光部(図示せず)に入射される。赤外線近接センサで受光される赤外光の入射光量によって、接眼部216への何らかの物体の接近の検出と、物体が接眼部216からどの程度の距離まで近づいているか(接眼距離)を判別することができる。接眼部216への物体の接近を検知するとシステム制御部201がファインダー内表示部229の表示を開始させることが可能となる。これにより、ユーザが接眼部216を覗いたときにファインダー内表示部229を極力遅延なく表示可能となる。
また、接眼検知部217は、非接眼状態(非接近状態)から、接眼部216に対して所定距離以内に近づく物体を検出した場合に接眼を検出したと判定し、システム制御部201に接眼検知通知を送信する。また、接眼状態(接近状態)から、接近を検知していた物体が所定距離以上離れた場合に離眼が検出したと判定し、システム制御部201に離眼検知通知を送信する。接眼を検出する閾値と、離眼を検出する閾値は例えばヒステリシスを設けるなどして異なっていてもよい。また、接眼を検出した後は、離眼を検出するまでは接眼状態であるものとする。離眼を検出した後は、接眼を検出するまでは非接眼状態であるものとする。これにより、システム制御部201は、接眼検知部217が検出した接眼状態もしくは離眼状態に応じて背面表示部101とファインダー内表示部229の表示制御を行う。
なお、接眼検知部217は赤外線近接センサに限らず、接眼とみなせる目や物体の接近を検知できるものであれば他のセンサを用いてもよい。
<表示制御>次に、図3を参照して、本実施形態のデジタルカメラ100による、被写体検出時および焦点検出時のライブビュー表示制御処理について説明する。
なお、図3の処理は、不揮発性メモリ256に格納されているプログラムをシステムメモリ252に展開してシステム制御部201が実行し各部を制御することにより実現される。システム制御部201は、デジタルカメラ100の電源がオンされ、撮影モードが選択され、AFモードが設定されると、フラグや制御変数などを初期化した後、背面表示部101にライブビューを表示すると共に、カメラ設定値を示す情報をアイコンでライブビューに重畳して表示する。その後、撮影者が背面表示部101を見ながら被写体を画角に収めると図3の処理が開始される。また、図3の処理は、合焦可能なAF枠が所定数以上の場合、あるいは、AF枠が所定のサイズ未満の場合に実行される。なお、被写体検出枠を含めてもよい。
S301からS307は、被写体を検出した領域を背面表示部101に表示する処理であり、捉えた被写体を追尾する処理である。なお、S304、S305において、カメラまたは被写体が動いているとは、撮像画像内における被写体の位置が所定以上移動している場合であり、カメラも被写体も動いていないとは、撮像画像内における被写体の位置が所定以上移動していない場合である。
S301では、システム制御部201は、画像処理部224の被写体検出部224aにより、撮影画角内の被写体の検出処理を行う。
S302では、システム制御部201は、被写体検出部224aにより検出された被写体から特定の被写体が選択されか否かを判定する。特定の被写体が選択されたと判定された場合はS303へ進み、そうでない場合は特定の被写体が選択されるまで処理を繰り返す。
S303では、システム制御部201は、画像処理部224によりS302で選択された被写体の領域情報を取得する。
S304では、システム制御部201は、姿勢検知部255により取得した情報に基づき、デジタルカメラ100が所定以上動いているか、つまり、撮影者がデジタルカメラ100を所定量以上のスピードで動かしているか否かを判定する。デジタルカメラ100が動いていると判定された場合はS307に進み、そうでない場合はS305に進む。所定とは例えば1秒に90度や60度以上の角度、回転することを示す。
図4は、本実施形態の姿勢検知部255により検知されるデジタルカメラ100の動きとして、ピッチ(Pitch)方向、ヨー(Yaw)方向およびロール(Roll)方向を示している。デジタルカメラ100の撮像光学系の光軸をZ軸とし、正位置での鉛直方向をY軸とし、Y軸およびZ軸に直交する方向をX軸と定義する。ピッチ方向は、X軸回り方向(チルト方向)であり、ヨー方向はY軸回り方向(パン方向)であり、ロール方向はZ軸回り方向(撮像面が光軸に直交する面内で回転する方向)である。つまり、ピッチ方向は水平面に対して垂直方向に傾く方向、ヨー方向は鉛直面に対して水平方向に傾く方向であり、互いに直交する方向である。
姿勢検知部255から取得するデジタルカメラ100の動きの情報は、単位時間におけるピッチ方向やロール方向、ヨー方向における角度の変化量や、X軸方向とY軸方向における移動量のうち少なくともいずれかを含む。そして、これらの値に対してそれぞれ所定の閾値を設け、1つでも閾値を超えた値があれば、撮影者がデジタルカメラ100を動かしている、つまり、デジタルカメラ100が動いていると判定する。例えば、上記の角度の変化量以外にも、単位時間、1秒の間にX軸方向にデジタルカメラ100が5cm以上移動した場合や、チルト方向に1秒間で角度が±50度以上回転した場合などにデジタルカメラ100が動いていると判定してもよい。
S305では、システム制御部201は、画像処理部224の動きベクトル算出部224bにより算出された被写体の動きベクトル量に基づき、検出された被写体が動いているか否かを判定する。検出された被写体が動いていると判定された場合はS307へ進み、そうでない場合はS306に進む。
S306では、システム制御部201は、背面表示部101に表示しているライブビューに重畳してS303で取得した被写体の検出領域を第1の表示形態(外周枠)で表示する。
S307では、システム制御部201は、背面表示部101に表示しているライブビューに重畳してS303で取得した被写体の検出領域を第2の表示形態(格子状)で表示する。
ここで、図5を参照して、S303で取得される被写体の検出領域について説明する。表示領域501は背面表示部101における表示画面を示している。図5(a)は表示領域501に被写体502が含まれている様子を示している。点線503は、表示領域501を同一形状の矩形で領域分割したときの境界線を示している。本実施形態では、表示領域501と被写体の検出可能領域は一致しているものとして説明するが、必ずしも一致していなくてもよい。また、本実施形態では、点線503を境界線として分割された各矩形領域のうち、被写体の一部が重なる矩形領域の和集合を被写体の検出領域とし、これをS303で取得する領域情報とする。よって、図5(b)における被写体502の検出領域は、太線で囲まれている矩形の和集合領域504となる。
次に、図6を参照して、S306、S307の被写体の検出領域の表示形態について説明する。
図6(a)は被写体の検出領域の第1の表示形態を例示し、背面表示部101の表示領域601に被写体604が含まれている様子を例示している。表示領域601を同一形状で分割した各矩形領域のうち、S303で取得した被写体604の検出領域に該当する矩形を全て表示したものが図5(b)に示した和集合領域504であり、これが被写体領域を格子状に表示する第2の表示形態に相当する。和集合領域504の外周を構成する矩形辺のみを表示したものが図6(a)に示す外周枠605であり、これが被写体領域の外形を示す第1の表示形態に相当する。
図6(b)は被写体の検出領域の第2の表示形態を例示し、背面表示部101の表示領域601に被写体602が含まれている様子を例示している。表示領域601を同一形状で分割した各矩形領域のうち、S303で取得した被写体602の検出領域に該当する矩形を全て表示したものが和集合領域603である。第2の表示形態は、和集合領域603に含まれる各矩形の4辺を全て表示したものである。
なお、本実施形態では、表示領域を同一形状の矩形で分割し、分割した各矩形領域のうち被写体の一部が重なる矩形の4辺全てを表示したものを第2の表示形態とした。また、被写体の一部が重なる矩形の和集合領域の外周を構成する矩形辺のみを表示したものを第1の表示形態とした。しかしながら、第1の表示形態は、外周枠に加え、外周枠よりも線幅の細い内部格子を表示してもよい。また、外周枠に加え、外周枠よりも透明に近い透過度の内部格子を表示してもよい。また、外周枠に加え、外周枠よりも輝度の低い内部格子を表示してもよい。さらに、検出された領域を背面表示部101に表示する描画面積(描画するピクセル数)が第2の表示形態よりも第1の表示形態の方が少なければ、格子形状やその外周枠に限定するものではない。また、表示領域を分割する同一形状の図形は矩形に限定するものではなく、表示領域を分割して被写体の検出領域を表すことも一例であり、これに限定しない。
なお、S303とS304の間において、システム制御部201は、現在のAFモードを取得し、AFモードがサーボAFであればS304に進み、ワンショットAFであればS306に進めてもよい。
また、S305で姿勢検知部255から取得する情報と比較するための所定の閾値を、光学ズームとデジタルズームの少なくともいずれかの拡大率によって変更してもよい。例えば、拡大率が5倍であれば、チルト方向やヨー方向の単位時間の回転角度の閾値を5分の1に変更してもよい。さらに、デジタルカメラ100に装着したレンズの情報を取得し、取得した情報に含まれるレンズの種類や焦点距離に基づいて閾値を変更してもよい。例えば、焦点距離300mmの単焦点レンズを装着した場合、チルト方向やヨー方向の単位時間の回転角度の閾値を、焦点距離50mmの単焦点レンズを装着したときの閾値の6分の1に変更するなどしてもよい。
図3の説明に戻り、S308からS322は、追尾する被写体に対して焦点検出を行い、合焦した状態を表示する処理である。なお、S319、S320において、カメラまたは被写体が動いているとは、撮像画像内における被写体の位置が所定以上移動している場合であり、カメラも被写体も動いていないとは、撮像画像内における被写体の位置が所定以上移動していない場合である。
S308では、システム制御部201は、撮影者によりシャッターボタン102が半押しされて第1シャッタースイッチ信号SW1がオンとなり、撮影準備指示が入力されたか否かを判定する。撮影準備指示が入力されたと判定された場合はS309に進み、そうでない場合はS308の判定処理が繰り返され、被写体の検出領域が背面表示部101に表示された状態を継続する。
S309では、システム制御部201は、撮影時の露出を決定するための測光処理を実行する。測光処理は、被写体の画像信号を不図示のAEセンサが所定の時間で蓄積する。所定の時間とは、AEセンサが明るさを測定するときに必要な露光時間であり、所定のプログラム線図に従う。プログラム線図は公知の技術であるため、詳細な説明を省略する。そして、AEセンサが蓄積した画像信号を読み出してメモリ232に保持し、メモリ232に保持された画像に基づいて測光演算処理が行われ、測光対象領域の明るさが測定される。なお、測光演算処理は公知であるため、詳細な説明を省略する。
S310では、システム制御部201は、焦点検出部257により、S303において取得した被写体の検出領域に対して焦点検出処理を行う。
S311では、システム制御部201は、焦点検出部257が公知の手法を用いて算出した焦点検出領域におけるデフォーカス量に応じてレンズユニット200のフォーカスレンズを駆動する。
S312では、システム制御部201は、S311で算出されたデフォーカス量に基づき合焦状態であるか否かを判定する。デフォーカス量が所定の閾値よりも小さい場合は合焦状態であると判定してS315に進み、そうでない場合はS313に進む。
S313では、システム制御部201は、S305あるいはS307で既に背面表示部101に表示している被写体の検出領域を非合焦表示に切り替える。非合焦表示は、例えば、それまで表示していた被写体の検出領域を示す第1の表示形態および第2の表示形態に対して色情報を変更することが挙げられるが、これに限定されるものではない。
S314では、システム制御部201は、撮影準備指示が継続して入力されているか否かを判定する。撮影準備指示が継続して入力されていると判定された場合はS311に進み、デフォーカス量に基づいて再びフォーカスレンズを駆動し、そうでない場合はS301に戻る。
S315では、システム制御部201は、焦点検出部257により被写体の合焦領域の情報を取得する。
S316では、システム制御部201は、S306あるいはS307で背面表示部101に表示していた被写体の検出領域を非表示に切り替える。
S317では、システム制御部201は、現在のAFモードがサーボAFであるかワンショットAFであるかを判定する。サーボAFであると判定された場合はS319に進み、ワンショットAFであると判定された場合はS318進む。
S318では、システム制御部201は、背面表示部101に表示している被写体の合焦領域を、撮影準備指示が入力されたときの表示形態のままで、第1の表示形態(外周枠)または第2の表示形態(格子)で表示する。なお、S318においては、撮影準備指示が入力されたときの表示形態に関わらず、外周枠を表示するようにしてもよい。
S319では、システム制御部201は、姿勢検知部255により取得した情報に基づき、デジタルカメラ100が所定以上動いているか、つまり、撮影者がデジタルカメラ100を所定量以上のスピードで動かしているか否かを判定する。デジタルカメラ100が動いていると判定された場合はS322に進み、そうでない場合はS320に進む。所定とは例えば1秒に90度や60度以上の角度、回転することを示す。
S320では、システム制御部201は、画像処理部224の動きベクトル算出部224bにより算出された被写体の動きベクトル量に基づき、検出された被写体が動いているか否かを判定する。検出された被写体が動いていると判定された場合はS322へ進み、そうでない場合はS321に進む。
S321では、システム制御部201は、背面表示部101に表示しているライブビューに重畳してS315で取得した合焦領域を第1の表示形態(外周枠)で表示する。
S322では、システム制御部201は、背面表示部101に表示しているライブビューに重畳してS315で取得した合焦領域を第2の表示形態(格子状)で表示する。
このように、現在のAFモードがサーボAFの場合には、撮影準備指示が行われている間、カメラまたは被写体が動いているか否かに基づいて第1の表示形態または第2の表示形態が決定される。
なお、S321、S322では、S306、S307における被写体の検出領域情報と同様に、背面表示部101における表示領域のうち合焦可能な領域を同一形状の矩形領域に分割し、焦点検出部257から取得した合焦領域情報に該当する矩形の和集合領域に対して、第1の表示形態あるいは第2の表示形態で合焦領域を表示する。ただし、合焦可能な領域は必ずしも被写体検出可能な領域とは一致しなくてもよく、また、背面表示部101の表示領域とも一致しなくてもよい。
S323では、システム制御部201は、撮影準備指示が入力されたか否かを判定する。撮影準備指示が入力されたと判定された場合はS325に進み、そうでない場合はS324に進む。
S324では、システム制御部201は、S321あるいはS322で背面表示部101に表示していた被写体の合焦領域を非表示に切り替え、S301に戻り、以降の処理を繰り返す。
S325では、システム制御部201は、撮影者によりシャッターボタン102が全押しされて第2シャッタースイッチ信号SW2がオンとなり、撮影指示が入力されたか否かを判定する。撮影指示が入力されたと判定された場合はS327に進み、そうでない場合はS326に進む。
S326では、システム制御部201は、現在のAFモードがサーボAFであるかワンショットAFであるかを判定する。サーボAFであると判定された場合はS309に進み、ワンショットAFであると判定された場合はS323に進む
S327では、システム制御部201は、撮影処理を実行する。
S328では、システム制御部201は、電源スイッチがオフされたり、他の動作モードへの切り替え指示が入力されるなどして処理を終了するか否かを判定し、処理を終了すると判定した場合は処理を終了し、そうでない場合はS301に戻り、以降の処理を繰り返す。
以上のように、現在のAFモードがサーボAFの場合には、撮影準備指示が行われている間、カメラまたは被写体が動いているか否かにに基づいて第1の表示形態または第2の表示形態に決定される。一方で、現在のAFモードがワンショットAFの場合には、撮影準備指示が入力されたときの表示形態のまま、撮影準備指示が解除されるまで表示形態を変更しないように制御される。
次に、図7および図8を参照して、図3のS306、S321における第1の表示形態(外周枠)の表示制御処理について説明する。
図7は、図3のS306、S321で被写体の検出領域または合焦領域に関する情報を取得し、第1の表示形態で描画するまでの処理を示している。本実施形態では、図5に示したように背面表示部101の表示領域を同一形状の矩形領域に分割し、各矩形領域に被写体の一部が重なるか否かの情報を、2次元配列情報[X][Y]として画像処理部224が保持しているものとする。
図8は、背面表示部101の表示領域801を同一形状の正方矩形で横M個、縦N個に分割した状態を示している。正方矩形802は2次元配列情報[X][Y]の先頭である情報[0][0]に該当し、正方矩形803は2次元配列情報[X][Y]の終端である情報[M−1][N−1]に該当する。分割された矩形領域に該当する各配列には、その領域が被写体の少なくとも一部と重なる場合には1、そうでない場合には0が格納されているものとする。なお、被写体の検出領域に関する情報は2次元配列に限定するものではなく、また値も0か1に限定するものではない。
S701では、システム制御部201は、被写体の領域情報である2次元配列情報[X][Y]を画像処理部224から取得する。
S702では、システム制御部201は、S701で取得した2次元配列情報[X][Y]に基づき、被写体の少なくとも一部と重なっている分割矩形領域のうち、現在判定をしている分割矩形の上に被写体の少なくとも一部と重なっている分割矩形領域があるか否かを判定する。すなわち、現在判定をしている分割矩形領域が背面表示部101の領域において、1つ上(上方向の隣)に分割矩形領域があるか否かを判定する。現在判定中の分割矩形領域より1つ上に被写体の一部と重なっている矩形領域がないと判定された場合はS703に進み、そうでない場合はS704に進む。
S703では、システム制御部201は、正方矩形の上辺を描画する。
S704では、システム制御部201は、S701で取得した2次元配列情報[X][Y]に基づき、被写体の少なくとも一部と重なっている分割矩形領域のうち、現在判定をしている分割矩形の上に被写体の少なくとも一部と重なっている分割矩形領域があるか否かを判定する。すなわち、現在判定をしている分割矩形領域が背面表示部101の領域において、1つ右(右方向の隣)に分割矩形領域があるか否かを判定する。現在判定中の分割矩形領域より1つ右に被写体の一部と重なっている矩形領域がないと判定された場合はS705に進み、そうでない場合はS706に進む。
S705では、システム制御部201は、正方矩形の右辺を描画する。
S706では、システム制御部201は、S701で取得した2次元配列情報[X][Y]に基づき、被写体の少なくとも一部と重なっている分割矩形領域のうち、現在判定をしている分割矩形の上に被写体の少なくとも一部と重なっている分割矩形領域があるか否かを判定する。すなわち、現在判定をしている分割矩形領域が背面表示部101の領域において、1つ下(下方向の隣)に分割矩形領域があるか否かを判定する。現在判定中の分割矩形領域より1つ下に被写体の一部と重なっている矩形領域がないと判定された場合はS707に進み、そうでない場合はS708に進む。
S707では、システム制御部201は、正方矩形の下辺を描画する。
S708では、システム制御部201は、S701で取得した2次元配列情報[X][Y]に基づき、被写体の少なくとも一部と重なっている分割矩形領域のうち、現在判定をしている分割矩形の上に被写体の少なくとも一部と重なっている分割矩形領域があるか否かを判定する。すなわち、現在判定をしている分割矩形領域が背面表示部101の領域において、1つ左(左方向の隣)に分割矩形領域があるか否かを判定する。現在判定中の分割矩形領域より1つ左に被写体の一部と重なっている矩形領域がないと判定された場合はS709に進み、そうでない場合はS710に進む。
S709では、システム制御部201は、正方矩形の左辺を描画する。
S710では、システム制御部201は、全ての分割矩形領域について処理を行ったか否かを判定する。全ての分割矩形領域について処理を行ったと判定された場合はS712に進み、そうでない場合はS711に進む。
S711では、システム制御部201は、処理対象を次の分割矩形領域に移し、S702に進む。2次元配列情報[X][Y]において、X+1<M−1を満たす場合はX=X+1とし、そうでない場合はX=0とし、Y=Y+1とする。
S712では、システム制御部201は、被写体の検出領域に関する第1の表示形態の描画結果を背面表示部101に表示して処理を終了する。
なお、本実施形態では被写体の検出領域や合焦領域をデジタルカメラ100の背面表示部101に表示する例を説明したが、表示先はファインダー内表示部229やHDMI出力による外部ディスプレイなどでもよい。
また、第1の表示形態は、外周枠に限らず、AF枠を表示せずに、AF枠の四隅をドット(点)で示したり、AF枠の中央位置にドットを表示するような表示形態、AF枠の輝度を下げた表示形態でもよい。すなわち、通常のAF枠よりも被写体と重畳する領域が小さい、被写体の視認性が高くなる表示形態であればよい。
以上のように、本実施形態によれば、画像中における追尾対象や合焦対象の被写体の位置が所定以上移動しないことを含む所定の条件を満たす場合には、被写体を示す領域を第1の表示形態で表示し、所定の条件を満たさない場合には、被写体を示す領域を第1の表示形態よりも被写体の視認性が低くなる第2の表示形態で表示する。このように表示制御を行うことで、追尾や合焦などの処理対象の被写体の領域の視認性を向上させることができる。
なお、システム制御部201が行うものとして説明した上述の各種制御は、1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
また、上述した実施形態においては、本発明をデジタル一眼レフカメラに適用した場合を例にして説明したが、この例に限定されず、追尾処理や合焦処理など特定の処理を行う領域を表示する機能を有する装置であれば適用可能である。すなわち、本発明は、パーソナルコンピュータやPDA、携帯電話やその一種であるスマートフォン、携帯型の画像ビューワ、デジタルフォトフレーム、音楽プレーヤー、ゲーム機、電子ブックリーダ、タブレットPC、投影装置、家電装置、車載装置、医療機器、電子双眼鏡などに適用可能である。
また、カメラ本体に限らず、有線または無線通信を介してカメラ(ネットワークカメラを含む)と通信し、カメラを遠隔で制御する制御装置にも本発明を適用可能である。カメラを遠隔で制御する装置としては、例えば、スマートフォンやタブレットPC、デスクトップPCなどの装置がある。制御装置側で行われた操作や制御装置側で行われた処理に基づいて、制御装置側から撮像装置に各種動作や設定を行わせるコマンドを通知することにより、撮像装置を遠隔から制御可能である。また、撮像装置で撮影したライブビュー画像を有線または無線通信を介して受信して制御装置側で表示できるようにしてもよい
[他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
100…デジタルカメラ、101…背面表示部、201…システム制御部、224…画像処理部、224a…被写体検出部、224b…動きベクトル算出部

Claims (13)

  1. 撮像された画像に含まれる、撮影に関する処理を行うための被写体を検出する検出手段と、
    前記撮像された画像において、前記検出手段により検出された被写体の位置が所定以上移動しないことを含む所定の条件を満たす場合には、前記被写体を示す領域を第1の表示形態で表示し、
    前記所定の条件を満たさない場合には、前記被写体を示す領域を前記第1の表示形態よりも前記被写体の視認性が低くなる第2の表示形態で表示するように制御する制御手段とを有することを特徴とする表示制御装置。
  2. 前記撮影に関する処理は、画像中の特定の被写体を追尾する処理および前記特定の被写体に合焦する処理の少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記所定の条件とは、画像を撮像する撮像装置が所定以上移動していることを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の表示制御装置。
  4. 前記所定の条件とは、被写体が所定以上移動していることを含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  5. 前記第1の表示形態とは、前記被写体を示す領域の外形を外周枠またはドットで表示する表示形態であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  6. 前記第2の表示形態とは、前記被写体を示す領域を格子状に表示する表示形態であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  7. 前記制御手段は、静止している被写体にピントを合わせるワンショットAFで動作する場合には、撮影準備指示が行われたときの表示形態のまま、撮影準備指示が解除されるまで表示形態を変更しないことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  8. 前記制御手段は、動いている被写体にピントを合わせるサーボAFで動作する場合には、撮影準備指示が行われている間、前記所定の条件に基づいて前記被写体を示す領域の表示形態を決定することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  9. 前記制御手段は、AF枠が所定数以上の場合に、前記所定の条件に基づく表示制御を行うことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  10. 前記制御手段は、AF枠が所定のサイズ未満の場合に、前記所定の条件に基づく表示制御を行うことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  11. 撮像された画像に含まれる、撮影に関する処理を行うための被写体を検出するステップと、
    前記撮像された画像において、検出された前記被写体の位置が所定以上移動しないことを含む所定の条件を満たす場合には、前記被写体を示す領域を第1の表示形態で表示し、
    前記所定の条件を満たさない場合には、前記被写体を示す領域を前記第1の表示形態よりも前記被写体の視認性が低くなる第2の表示形態で表示するように制御するステップとを有することを特徴とする表示制御装置が実行する制御方法。
  12. コンピュータを、請求項1から10のいずれか1項に記載された表示制御装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  13. コンピュータを、請求項1から10のいずれか1項に記載された表示制御装置の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
JP2020042184A 2020-03-11 2020-03-11 表示制御装置およびその制御方法、プログラム、並びに記憶媒体 Withdrawn JP2021144121A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020042184A JP2021144121A (ja) 2020-03-11 2020-03-11 表示制御装置およびその制御方法、プログラム、並びに記憶媒体
EP21160388.1A EP3879813B1 (en) 2020-03-11 2021-03-03 Electronic apparatus and control method thereof
CN202110258532.5A CN113395442A (zh) 2020-03-11 2021-03-09 电子装置、控制方法及存储介质
US17/197,499 US11438512B2 (en) 2020-03-11 2021-03-10 Electronic apparatus and control method thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020042184A JP2021144121A (ja) 2020-03-11 2020-03-11 表示制御装置およびその制御方法、プログラム、並びに記憶媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021144121A true JP2021144121A (ja) 2021-09-24
JP2021144121A5 JP2021144121A5 (ja) 2023-03-16

Family

ID=74856718

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020042184A Withdrawn JP2021144121A (ja) 2020-03-11 2020-03-11 表示制御装置およびその制御方法、プログラム、並びに記憶媒体

Country Status (4)

Country Link
US (1) US11438512B2 (ja)
EP (1) EP3879813B1 (ja)
JP (1) JP2021144121A (ja)
CN (1) CN113395442A (ja)

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0713331B1 (en) * 1994-11-17 2001-03-14 Canon Kabushiki Kaisha Camera control device and method
JP4005098B2 (ja) * 2003-12-26 2007-11-07 松下電器産業株式会社 撮影装置、製品パッケージおよび半導体集積回路
JP2007142884A (ja) * 2005-11-18 2007-06-07 Canon Inc 撮像装置及びその制御方法
JP5459031B2 (ja) * 2010-04-13 2014-04-02 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP5589527B2 (ja) * 2010-04-23 2014-09-17 株式会社リコー 撮像装置および追尾被写体検出方法
JP2013070164A (ja) * 2011-09-21 2013-04-18 Olympus Imaging Corp 撮像装置及び撮像方法
JP5884421B2 (ja) * 2011-11-14 2016-03-15 ソニー株式会社 画像処理装置、画像処理装置の制御方法およびプログラム
JP2013243440A (ja) 2012-05-18 2013-12-05 Nikon Corp 撮像装置
US11221707B2 (en) * 2016-01-28 2022-01-11 Maxell, Ltd. Imaging device
JP6788518B2 (ja) * 2016-03-22 2020-11-25 キヤノン株式会社 電子機器およびその制御方法、ならびに撮像装置
US10313417B2 (en) * 2016-04-18 2019-06-04 Qualcomm Incorporated Methods and systems for auto-zoom based adaptive video streaming
JP6774233B2 (ja) * 2016-06-21 2020-10-21 キヤノン株式会社 焦点検出装置、制御方法およびプログラム
CN109644239B (zh) * 2016-08-31 2020-12-15 佳能株式会社 摄像控制设备、显示控制设备及其控制方法和存储介质
JP6616521B2 (ja) * 2016-09-28 2019-12-04 株式会社日立国際電気 画像処理装置
JP2018207309A (ja) * 2017-06-05 2018-12-27 オリンパス株式会社 撮像装置、撮像方法およびプログラム
JP2019020508A (ja) 2017-07-13 2019-02-07 キヤノン株式会社 撮像装置、その制御方法、および制御プログラム
JP7049163B2 (ja) * 2018-04-09 2022-04-06 キヤノン株式会社 電子機器およびその制御方法、プログラム並びに記憶媒体
JP7049195B2 (ja) * 2018-06-28 2022-04-06 キヤノン株式会社 電子機器及びその制御方法、プログラム、並びに記憶媒体
JP7383552B2 (ja) * 2020-03-31 2023-11-20 キヤノン株式会社 電子機器およびその制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20210289144A1 (en) 2021-09-16
US11438512B2 (en) 2022-09-06
EP3879813A3 (en) 2022-01-19
EP3879813A2 (en) 2021-09-15
EP3879813B1 (en) 2023-10-25
CN113395442A (zh) 2021-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108243307B (zh) 摄像控制装置及其控制方法
CN108322641B (zh) 摄像控制设备、控制方法和存储介质
WO2018021165A4 (ja) 電子機器およびその制御方法
JP2017122984A (ja) 電子機器及びその制御方法
CN107797714B (zh) 电子装置及其控制方法和存储介质
JP2018129765A (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP2019114922A (ja) 電子機器、その制御方法およびプログラム
JP2021141573A (ja) 電子機器
CN112015266A (zh) 电子设备、电子设备的控制方法及计算机可读存储介质
JP7383552B2 (ja) 電子機器およびその制御方法
JP7475187B2 (ja) 表示制御装置および方法、プログラム、記憶媒体
US20220385829A1 (en) Information processing apparatus, control method, and storage medium
US10924680B2 (en) Image capture control apparatus and method of controlling the same
EP3879813B1 (en) Electronic apparatus and control method thereof
JP2021092958A (ja) 電子機器およびその制御方法、プログラム、並びに記憶媒体
JP7446845B2 (ja) 撮像制御装置、撮像制御装置の制御方法、プログラム、および記憶媒体
US20240323519A1 (en) Imaging device
US20230209177A1 (en) Imaging apparatus
US20230281768A1 (en) Electronic apparatus, control method of electronic apparatus, and non-transitory computer readable medium
US20240020073A1 (en) Information processing apparatus, information processing method, and non-transitory computer readable medium
JP7451255B2 (ja) 電子機器及びその制御方法
US20240089598A1 (en) Image capturing device and method of controlling thereof
US20230412931A1 (en) Display control device, display control method, and non-transitory computer readable medium
JP6851788B2 (ja) フォーカス制御装置、フォーカス制御装置の制御方法及びプログラム
JP2024066463A (ja) 撮像装置、制御方法およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20210103

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210113

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230307

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230307

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20230803