JP2019020508A - 撮像装置、その制御方法、および制御プログラム - Google Patents

撮像装置、その制御方法、および制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】多点化および高密度化された焦点検出枠を表示する際においても、被写体の視認性が損なわれることがないようにする。【解決手段】カメラは、撮像光学系105を介して光学像を視認するため光学ファインダーを備えている。CPI101は光学像において被写体を検出するとともに、検出された被写体の1つが合焦状態にある場合に、当該合焦状態ある被写体が特定の被写体であるか否かを判定する。そして、CPUは合焦状態にある被写体が特定の被写体であるか否かに応じて、光学像に重畳して表示され光学像において特定の被写体又は特定の被写体以外の他の被写体を視認するための表示パターンを異ならせる。【選択図】図4

Description

本発明は、撮像装置、その制御方法、および制御プログラムに関し、特に、光学ファインダーに重畳して表示される表示パターンの表示制御に関する。
一般に、一眼レフカメラなどの撮像装置において、光学ファインダーの光路に高分子分散型液晶を用いた撮影情報表示パネルを配置したものが知られている。この種の撮像装置においては、撮影情報表示パネルに表示パターンを表示することが行われている。そして、表示パターンには、例えば、撮影レンズの焦点調節を行う領域を示す焦点検出枠、所謂クロップ撮影モードの際の撮影領域、又は方眼などの各種の撮影情報を表示して、これら撮影情報を撮影者が容易に視認できるようにしている。
撮影情報表示パネルに表示パターンを表示する際には、例えば、高分子分散型液晶に所定のパターンで電圧印加を行って、被写界光を透過する透過部と被写界光を拡散する拡散部とを形成して、透過部および拡散部にコントラストを生じさせる。これによって、撮影者は、撮影情報表示パネルに表示パターンに応じて表示された各種の撮影情報を視認することができる。
スーパーインポーズ表示を行うため、ファインダー視野に減光表示像と発光表示像とを重畳して表示する際、物体光を透過して得た表示光をミラー部材に投射して発光表示像を形成するようにしたものがある(特許文献1参照)。
一方、撮像装置において、特定の被写体を追尾して当該被写体の移動に応じたAE(自動露出)およびAF(オートフォーカス)制御を行うようにしたものがある。そして、このような制御を行う際に、複数の画素が2次元配置された撮像素子をAEセンサとして用いて、測光領域の位置、大きさ、および形状の自由度を高めるようにしたものがある(特許文献2参照)。なお、特許文献2においては、撮影によって得られ画像を被写体の検出および追尾などの測光以外の用途に利用している。
特開平10−186490号公報 特開2013−200530号公報
ところで、近年、撮像装置においては焦点検出枠が多点化および高密度化しており、焦点検出枠を多点化および高密度化すれば、焦点検出枠を表示する際の自由度が高くなる。
ところが、従来のように、被写体が検出された焦点検出枠の全てを点灯すると、点灯した焦点検出枠によって、ユーザにとっては肝心の被写体の視認性が損なわれてしまう。
そこで、本発明の目的は多点化および高密度化された焦点検出枠を表示する際、被写体の視認性が損なわれることのない撮像装置、その制御方法、および制御プログラムを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明による撮像装置は、撮像光学系を介して光学像を視認するため光学ファインダーを備える撮像装置であって、前記光学像において被写体を検出する検出手段と、前記検出手段によって検出された被写体の1つが合焦状態にある場合に、当該合焦状態ある被写体が特定の被写体であるか否かを判定する判定手段と、前記合焦状態にある被写体が前記特定の被写体であるか否かに応じて、前記光学像に重畳して表示され前記光学像において前記特定の被写体又は前記特定の被写体以外の他の被写体を視認するための表示パターンを異ならせる制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、多点化および高密度化された焦点検出枠を表示する際においても、被写体の視認性が損なわれることがない。
本発明の第1の実施形態による撮像装置の構成を概略的に示す図である。 図1の示すカメラにおける制御系の一例を説明するためのブロック図である。 図2に示すカメラにおいて光学ファインダーに重畳して表示される表示パターンの一例を示す図である。 図2に示すカメラにおける撮影処理を説明するためのフローチャートである。 図4に示す第2の表示パターンの点灯についてその一例を示す図である。 図4に示す第1の表示パターンの点灯についてその一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態によるカメラで行われる撮影処理を説明するためのフローチャートである。 図7において人物の顔が検出された際の表示パターンの点灯についてその一例を示す図である。 本発明の第3の実施形態によるカメラで行われる撮影処理を説明するためのフローチャートである。 図9に示す表示変更の一例を示す図である。 本発明の第4の実施形態によるカメラで行われる撮影処理を説明するためのフローチャートである。
以下に、本発明の実施の形態による撮像装置の一例について図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態による撮像装置の構成を概略的に示す図である。なお、図示の撮像装置は所謂一眼レフカメラ(以下単にカメラと呼ぶ)である。
図示のカメラはカメラ本体100および撮影レンズユニット(以下単に撮影レンズと呼ぶ)105を有しており、撮影レンズ(撮像光学系)105はカメラ本体100に着脱可能である。カメラ本体100にはCPU101が備えられ、CPU101はカメラ全体を制御する。
撮影レンズ105にはレンズ制御部106が備えられており、レンズ制御部106はCPU101の制御下で、撮影レンズに備えられた絞り(図示せず)を調整するとともに、レンズ群105aを光軸に沿って駆動してピント調整などを行う。なお、図示の例では、レンズ群105aは一枚のレンズで示されているが、フォーカスレンズを含む複数のレンズを有している。
主ミラー111は、半透過ミラーであって、撮影レンズ105の光路上に位置する第1の位置と光路から退避する第2の位置(ミラーアップ位置)に駆動可能である。第1の位置においては、主ミラー111は撮影レンズ105を通過した被写界光(光学像)を反射して焦点検出板115に導くとともに、透過する。主ミラー111の後段にはサブミラー112が配置され、サブミラー112は、第1の位置においては主ミラー111を透過した光学像を反射して焦点検出ユニット119に導く。
サブミラー112の後段には撮像センサ107が配置されている。主ミラー111およびサブミラー112を第2の位置とすると、撮像センサ107には撮影レンズ105を介して光学像が結像する。そして、撮像センサ107は光学像に応じた電気信号(アナログ信号)を出力する。なお、撮像センサ(撮像素子)107として、例えば、CCDセンサ又はCMOSセンサが用いられる。また、撮像センサ107の前側にはフォーカルプレーンシャッタ113が配置されている。
撮像センサ107の出力であるアナログ信号はA/D変換によってデジタル信号に変換された後、所定の画像処理が施されて画像データとされる。
外部表示部115は、例えば、TFTカラー液晶パネルであって、外部表示部115には所謂ライブビュー画像が表示されるとともに、撮影の結果得られた画像およびカメラの各種設定を行うためのメニュー画面などが表示される。
前述の焦点検出板(以下ピント板と呼ぶ)116は、撮影レンズ105に関して撮像センサ107の結像面と等価な位置に配置される。主ミラー111で反射された光学像がピント板116に1次結像する。撮影者はこの光学像をペンタプリズム120および接眼レンズ123を介して観察することができる。つまり、カメラは所謂TTL方式の光学ファインダーを備えている。
ピント板116に配置されたファインダー視野枠117は、光学像の周辺部を遮光する。これによって、撮影者は撮像センサ107によって撮像される領域(撮像領域)を視認することができる。
高分子分散液晶パネル(PN液晶パネル)114は、焦点検出ユニット119による焦点検出の状態表示および焦点検出領域を光学ファインダーに重畳表示する。ここでは、後述するように、焦点検出領域を示すパターンとして2種類の表示パターンがある。
ファインダー内表示部118には、導光プリズム(図示せず)、ペンタプリズム120、および接眼レンズ123を介して絞り値およびシャッタ速度などのカメラに関する各種撮影情報が表示される。
測光用プリズム121aの後側には測光用レンズ121bが配置されており、測光用プリズム121aは、ピント板116に結像した光学像に係る光路を曲げて測光用レンズ121bに入射させる。そして、測光用レンズ121bはピント板116に結像した光学像を測光センサ122に2次結像させる。
測光センサ122は、CCDセンサ又はCMOSセンサなどの撮像素子であり、光学像における輝度分布を検出する。例えば、測光センサ122は、300×200画素の画素領域を複数有しており、画素領域毎に輝度を検出して、当該検出結果に応じて、後述するように、特定の被写体検出(例えば、顔の検出)が行われるとともに、被写体の状態変化が検出される。
焦点検出ユニット119は既知の位相検出方式による焦点検出を行って、当該検出結果に応じて、CPU101は撮影レンズ105を合焦制御するAF(オートフォーカシング)を行う。
図2は、図1の示すカメラにおける制御系の一例を説明するためのブロック図である。なお、図2において、図1に示す構成要素と同一の構成要素については同一の参照番号を付して説明を省略する。
CPU101には、不揮発性メモリであるEEPROM101aが備えられている。そして、CPU101には、ROM(制御プログラムメモリ)102、RAM103、データ格納部104、撮像センサ制御部108、画像処理部109、フォーカルプレーンシャッタ113、および表示制御部110が接続されている。さらに、CPU101には、測光センサ122、レンズ制御部106、焦点検出ユニット119、ピント板検出部132、レリーズSW140、およびDC/DCコンバータ142が接続されている。
CPU101は、ROM102に記憶された制御プログラムに基づいて各種制御を行う。CPU101は、画像処理部109の出力である画像データを読み込み、RAM103に転送する。また、CPU101は、画像データをJPEG圧縮してファイル形式でデータ格納部104に格納する。CPU101は、撮像センサ制御部108、画像処理部109、および表示制御部110などに対してデータ取り込み画素数およびデジタル画像処理の変更指示を行う。
焦点検出ユニット119は、焦点検出用の一対のラインCCDセンサを有しており該ラインセンサの出力である電圧をA/D変換してCPU101に送る。CPU101の制御下で、焦点検出ユニット119はラインセンサの蓄積時間の制御およびAGC(オートゲインコントロール)を行う。
さらに、CPU101は、測光センサ122の出力に基づいて被写体検出および露出制御を行う。被写体検出においては、例えば、人物の顔の検知又は色情報に基づく被写体の検知がある。人物の顔を検出する手法として、例えば、目、鼻、および口などの顔の特徴部を抽出して、特徴部に応じて顔か否かを判定する手法が用いられる。ここでは、測光センサ122の出力から顔の特徴部を抽出して顔検出を行う。色情報に基づいて被写体を検知する手法では、例えば、測距開始の際の被写体の色情報を測光センサ122から得て、当該色情報が示す色と類似する色領域を被写体として検知する。なお、被写体検出の対象および手法は限定されるものではなく、いずれにしても測光センサ122の出力を用いて被写体検出を行えばよい。
加えて、CPU101は、測光センサ122の出力に基づいて被写体の状態が変化したか否かを検知する。例えば、連続的に得られた測光センサ122の出力に基づいて、CPU101は状態変化の有無を判定して当該判定結果に基づいて被写体の状態変化を検知する。
RAM103は、画像展開エリア103a、ワークエリア103b、VRAM103c、および一時退避エリア103dを備える。画像展開エリア103aは、画像処理部109から送られた画像データ(YUVデジタル信号)およびデータ格納部104から読み出されたJPEG圧縮画像データを一時的に格納するためのテンポラリバッファとして用いられる。また、画像展開エリア103aは、画像圧縮処理および解凍処理のための画像専用ワークエリアとして用いられる。
ワークエリア103bは、各種プログラムを実行する際に用いられるエリアである。VRAM103cは、外部表示部115に表示する画像データを格納するために用いられる。一時退避エリア103dは、各種データを一時退避させるためのエリアである。
データ格納部104は、CPU101によってJPEG圧縮処理された撮影画像データ、又はアプリケーションよって参照される各種付属データなどをファイル形式で格納するフラッシュメモリである。
撮像センサ制御部108は、撮像センサ107に転送クロック信号に供給するとともにシャッタ信号を供給するためのタイミングジェネレータを備えている。さらに、撮像センサ制御部108は、撮像センサ107の出力に対してノイズ除去およびゲイン処理を行うための回路を有している。また、撮像センサ制御部108は、アナログ信号を10ビットのデジタル信号に変換するためのA/D変換回路、CPU101の解像度変換指示に従って画素間引き処理を行うための回路などを有している。
画像処理部109は、撮像センサ制御部108の出力である10ビットのデジタル信号についてガンマ変換、色空間変換、ホワイトバランス、AE、およびフラッシュ補正などの画像処理を行う。これによって、画像処理部109はYUV(4:2:2)フォーマットの8ビットデジタル信号(画像データ)を出力する。
表示制御部110は、外部表示部115の表示を制御する。表示制御部110は、画像処理部109から転送されたYUV画像データ又はデータ格納部104に記録された画像ファイルについてJPEG解凍を行った結果得られたYUV画像データを受ける。そして、表示制御部110はYUV画像データをRGBデジタル信号に変換したて外部表示部115に出力する。
外部表示部115は、撮像センサ107による撮像で得られた画像を縦横各々間引き処理した画像を表示可能なTFTカラー液晶である。なお、表示制御部110は、パネル照明部114を駆動して、ファインダー内表示部118による表示を制御する。
電池141は、リチャージャブルの2次電池又は乾電池である。DC/DCコンバータ142は、電池141から電源供給を受け、昇圧およびレギュレーションを行って複数の電源を生成する。そして、DC/DCコンバータ142は、CPU101の他各ブロックに必要な電圧の電源を供給する。
レリーズSW140は、その押込量によって第2段階(半押し)と第2段階(全押し)に操作される。以下、レリーズSW140の第一段階をSW1とし、第二段階をSW2とする。
図3は、図2に示すカメラにおいて光学ファインダーに重畳して表示される表示パターンの一例を示す図である。なお、表示パターンは、パネル照明部114の駆動によってファインダー内表示部118に表示される。
図示の例では、合計61点を有する第1の表示パターン201が焦点検出範囲全域に亘って表示される。同様に、合計61点を有する第2の表示パターン202が焦点検出範囲全域に亘って表示される。図示の例では、表示パターンとして第1の表示パターン201と、当該第1の表示パターン201よりも点(SI)の面積が大きい第2の表示パターン202の2種類が表示される。
焦点検出領域が複数ある場合、撮影者は任意選択又は自動選択によって焦点検出領域を選択する。任意選択においては、撮影者が撮影範囲においてピントを合わせたい位置に対応する1つの焦点検出領域を任意に選択する。自動選択においては、焦点検出領域における焦点状態の検出結果に基づいて所定のアルゴリズムによって焦点検出領域が自動的に選択される。
自動選択の際には、人物などの主被写体が検知できれば、当該主被写体に対応する焦点検出領域におけるデフォーカス量に基づいて、撮影レンズ105のピント位置合わせが行われる。代わりに、焦点検出領域の各々で算出されたデフォーカス量に基づいて、各焦点検出領域のうちで最も撮影者側(撮像装置側)に近い被写体又は明暗差(コントラスト)が高い被写体について撮影レンズ105の焦点位置合わせを行うようにしてもよい。
任意選択の際には、第1および第2の表示パターン201および202のうち、選択された表示パターンのみが表示され、他の表示パターンは非表示となって、撮影者は選択した表示パターンのみを視認することになる。
図4は、図2に示すカメラにおける撮影処理を説明するためのフローチャートである。なお、図4に示すフローチャートに係る処理はCPU101の制御下で行われる。
撮影者がカメラに備えられた特定の釦を操作すると、CPU101は当該操作を検出して、撮影処理を開始する。CPU101は撮影者によってレリーズSW140が半押しされて、SW1がONとなったか否かを判定する(ステップS102)。SW1がOFFであると(ステップS102において、NO)、CPU101は待機する。
SW1がONとなると(ステップS102において、YES)、CPU101は測光を行う(ステップS103)。ここでは、CPU101は測光センサ122の出力であるR(赤)、G(緑)、およびB(青)の各原色信号から輝度信号および被写体検出用信号を生成する。なお、測光センサ122の出力であるアナログ電気信号は、CPU101によってA/D変換されてそれぞれ8ビットのデジタル信号とされる。
続いて、CPU101は被写体を検出する(ステップS104)。前述のように、ここでは、被写体検出として、既知の手法によって顔の検出が行われる。なお、特定の被写体を追尾する追尾モードの際には、測光センサ122から得られた色情報を用いて追尾する被写体の検出が行われる。
次に、CPU101は焦点検出領域の選択を行って、当該焦点検出領域において焦点検出を行う(ステップS105)。ステップS104の処理において被写体が検知されれば、CPU101は当該被写体に対応する領域を焦点検出領域する。そして、CPU101は既知の手法を用いて焦点検出領域におけるデフォーカス量を求めて当該デフォーカス量に応じて焦点検出を行う。
ステップS104の処理において被写体が検知されない場合には、CPU101は複数の焦点検出領域の各々においてデフォーカス量を求める。続いて、CPU101はこれら焦点検出領域のうち最も撮影者側(カメラ側)に近い被写体又は明暗差(コントラスト)が高い領域を焦点検出領域として選択する。そして、CPU101は選択した焦点検出領域におけるデフォーカス量に応じて焦点検出を行う。
続いて、CPU101は合焦状態であるか否かを判定する(ステップS106)。ここでは、CPU101はステップS105の処理で得たデフォーカス量が所定の閾値よりも小さい場合に合焦状態であると判定する。
合焦状態であると(ステップS106において、YES)、CPU101は、ステップS104の処理において被写体が検知されているか否かを判定する(ステップS107)。一方。合焦状態でないと(ステップS106において、NO)、つまり、デフォーカス量が閾値以上であると、CPU101はデフォーカス量に基づいてフォーカスレンズを駆動する(ステップS108)。そして、CPU101はステップS102の処理に戻る。
被写体が検知されていないと(ステップS107において、NO)、CPU101は第2の表示パターン202における点(SI)を点灯制御(以下単に点灯という)する(ステップS109)。
図5は、図4に示す第2の表示パターンの点灯についてその一例を示す図である。なお、ここでは、人物の顔が検出されず、被写体が花である場合を例に挙げて説明する。
図示の例では、被写体が花501である場合の光学ファインダーの表示が示されており、花501は背景に対して明暗差が大きく、さらに、撮影者に近い位置に存在する。このため、前述のように、花およびその近傍が焦点検出領域に設定される。そして、この際には、CPU101は花およびその近傍において所定のデフォーカス範囲以内の焦点検出領域について第2の表示パターン202を点灯する。
被写体が検知されると(ステップS107において、YES)、CPU101は検出された被写体が顔であるか否かを判定する(ステップS110)。検出された被写体が顔でないと(ステップS110において、NO)、CPU101はステップS109の処理に進んで、前述のようにして第2の表示パターン202におけるSIを点灯させる。
一方、検出された被写体が顔であると(ステップS110において、YES)、CPU101は第1の表示パターン201におけるSIを点灯させる(ステップS111)。
図6は、図4に示す第1の表示パターンの点灯についてその一例を示す図である。なお、ここでは、人物の顔が検出された場合を例に挙げて説明する。
図示の例では、被写体が人物である場合の光学ファインダーの表示が示されており、CPU101は、検出された顔601と重なる領域において第1の表示パターン201のSIを点灯させる。
ステップS109又はS111の処理の後、CPU101は、撮影者によってレリーズSW140が全押しされてSW2がONとなったか否か(撮影指示があったか否か)を判定する(ステップS112)。SW2がOFFであると(ステップS112において、NO)、CPU101はステップS102の処理に戻る。一方、SW2がONとなると(ステップS112において、YES)、CPU101は、ステップS109又はS110で点灯させたSIを消灯制御(以下単に消灯という)する(ステップS113)。その後、CPU101は前述したようにして撮影動作を行う(ステップS114)。そして、CPU101は撮影処理を終了する。
ステップS114の処理では、CPU101は主ミラー111を撮影レンズ105の光路から退避させる。続いて、CPU101はステップS103の処理で得られた測光結果に基づいて露出制御を行って、絞り値およびシャッタ速度を制御する。これによって、撮影レンズ105を介して入射した光像は撮像センサ107によって光電変換される。その後、前述したようにして、画像データがデータ格納部104に記録される。さらに、画像データに応じた画像が撮影画像として外部表示部115に表示される。
このように、本発明の第1の実施形態では、検知された被写体が顔であるか否かに応じて光学ファインダーに表示する表示パターンを異ならせる。例えば、検知された被写体が顔である場合には、第1の表示パターンを点灯させ、検知された被写体が顔でないと第2の表示パターンを点灯させる。
これによって、検知された被写体が顔である場合には、その表情など細部に亘って確認するため、SIが小さい表示パターンが点灯する。この結果、撮影者による被写体(つまり、ここでは顔)の視認性が損なわれることがない。例えば、瞬きする瞬間を避けて撮影が可能となるなどシャッターチャンスを逃すことが少なくなる。
一方、被写体が顔以外、例えば、花である場合には、SIが大きい表示パターンを点灯させる。この結果、撮影者はその意図したように被写体が測距されていることを確実に確認することができる。
[第2の実施形態]
続いて、本発明の第2の実施形態によるカメラの一例について説明する。なお、第2の実施形態によるカメラの構成は図1及び図2に示すカメラと同様である。
図7は、本発明の第2の実施形態によるカメラで行われる撮影処理を説明するためのフローチャートである。なお、図7に示すフローチャートに係る処理はCPU101の制御下で行われる。また、図7において、図4に示すフローチャートのステップと同一のステップについては同一の参照符号を付して説明を省略する。
ステップS107において、特定の被写体(つまり、顔)が検知されないと、CPU101は顔以外の被写体について当該被写体と重なるように第2の表示パターン202のSIを点灯する(ステップS209)。ここでは、例えば、CPU101は花501およびその近傍において所定のデフォーカス量以内の焦点検出領域に表示パターン(例えば、第1の表示パターン201)のSIを点灯する。そして、ステップS209の処理の後、CPU101はステップS112の処理に進む。
ステップS110において、検出された被写体が顔であると、CPU101は顔の外周近傍において顔を囲むように表示パターン(例えば、第1の表示パターン201)のSIを点灯する(ステップS211)。その後、CPU101はステップS112の処理に進む。
なお、ステップS110において、検出された被写体が顔でないと、CPU101はステップS209の処理に進む。
図8は、図7において人物の顔が検出された際の表示パターンの点灯についてその一例を示す図である。
図示の例では、被写体が人物である場合の光学ファインダーの表示が示されており、CPU101は、検出された顔601の外周近傍において顔601を囲むように第1の表示パターン201のSIを点灯させる。
なお、第2の実施形態では、第1の表示パターンを点灯する例について説明したが、第2の表示パターンを点灯させるようにしてもよい。第1の表示パターンを点灯させれば、その大きさが小さいので、被写体の視認性が高まる。一方、第2の表示パターンを点灯させれば、その大きさが大きいので表示パターンの視認性が高まる。
このように、本発明の第2の実施形態では、特定の被写体(例えば、顔)が検知されると、当該特定の被写体の外周近傍において表示パターンを点灯させる。これによって、顔などの特定の被写体について表情などの細部まで確認する場合には、特定の被写体と表示パターンとが重なることがなく、特定の主被写体についてその視認性が損なわれることがない。例えば、瞬きする瞬間を避けて撮影が可能となるなどシャッターチャンスを逃すことが少なくなる。
一方、特定の被写体以外、例えば、花である場合には、表示パターンが花と重なる領域において点灯する。これによって、この結果、撮影者はその意図したように被写体が測距されていることを確実に確認することができる。
[第3の実施形態]
続いて、本発明の第3の実施形態によるカメラの一例について説明する。なお、第3の実施形態によるカメラの構成は図1及び図2に示すカメラと同様である。
図9は、本発明の第3の実施形態によるカメラで行われる撮影処理を説明するためのフローチャートである。なお、図9に示すフローチャートに係る処理はCPU101の制御下で行われる。また、図9において、図4に示すフローチャートのステップと同一のステップについては同一の参照符号を付して説明を省略する。
ステップS109又はS111の処理の後、CPU101は、ステップS104の処理で検知されたが被写体が特定の被写体(例えば、顔)であり、かつ表示パターンを点灯した後所定の時間が経過したか否かを判定する(ステップS312)。なお、所定の時間は、例えば、2秒である。
被写体が特定の被写体であり、かつ所定の時間が経過していると(ステップS312において、YES)、CPU101は、ステップS111の処理で点灯した表示パターンについてその表示(つまり、点灯)を変更する(ステップS313)。ここでは、例えば、CPU101は表示パターンの一部を消灯する。
図10は、図9に示す表示変更の一例を示す図である。
図10に示すように、ステップS313の処理では、CPU101は顔に対応する領域において点灯した第1の表示パターン201の一部を消灯する。例えば、CPU101は顔の外縁に位置するSIのみを点灯した状態とし、他のSIについては消灯する。
ステップS313の処理の後、CPU101はステップS112の処理に進む。また、被写体が特定の被写体でないか又は所定の時間が経過していないと(ステップS312において、NO)、CPU101はステップS112の処理に進む。
なお、ステップS313の処理では、第1の表示パターン201の一部を消灯するようにした。一方、特定の被写体が検知されると第2の表示パターン202を点灯し、所定の時間が経過する。第2の表示パターン202を消灯して、第1の表示パターン201を点灯するようにしてもよい。
このように、本発明の第3の実施形態では、特定の被写体(例えば、顔)が検知されると、所定の時間が経過すると、表示パターンの表示を変更する。これによって、顔などの特定の被写体について表情などの細部まで確認する場合には、表示パターンが変化するので、特定の被写体についてその視認性が損なわれることがない。例えば、瞬きする瞬間を避けて撮影が可能となるなどシャッターチャンスを逃すことが少なくなる。
[第4の実施形態]
続いて、本発明の第4の実施形態によるカメラの一例について説明する。なお、第4の実施形態によるカメラの構成は図1及び図2に示すカメラと同様である。
図11は、本発明の第4の実施形態によるカメラで行われる撮影処理を説明するためのフローチャートである。なお、図11に示すフローチャートに係る処理はCPU101の制御下で行われる。また、図11において、図4に示すフローチャートのステップと同一のステップについては同一の参照符号を付して説明を省略する。
ステップS109又はS111の処理の後、CPU101はステップS104で検出された被写体の状態が変化したか否かを判定する(ステップS412)。ここでは、CPU101はステップS103の処理で得られた測光結果に基づいて被写体の状態の変化を判定する。
被写体の状態が変化すると(ステップS412において、YES)、CPU101はステップS313の処理に進む。一方、被写体の状態が変化しないと(ステップS412において、NO)、CPU101はステップS112の処理に進む。
このように、本発明の第4の実施形態では、被写体の状態が変化すると、表示パターンの表示を変更する。これによって、被写体が瞬きをした場合又は被写体が顔でない場合であっても(例えば、電光掲示板の表示の変化など)、表示パターンが変更される。その結果、被写体の視認性が損なわれることがなく、シャッターチャンスを逃すことが少なくなる。
以上、本発明について実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
例えば、上記の実施の形態の機能を制御方法として、この制御方法を撮像装置に実行させるようにすればよい。また、上述の実施の形態の機能を有するプログラムを制御プログラムとして、当該制御プログラムを撮像装置が備えるコンピュータに実行させるようにしてもよい。なお、制御プログラムは、例えば、コンピュータに読み取り可能な記録媒体に記録される。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101 CPU
106 レンズ制御部
107 撮像センサ
108 撮像センサ制御部
109 画像処理部
110 表示制御部
115 外部表示部
118 ファインダー内表示部
119 焦点検出ユニット
122 測光センサ

Claims (13)

  1. 撮像光学系を介して光学像を視認するため光学ファインダーを備える撮像装置であって、
    前記光学像において被写体を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された被写体の1つが合焦状態にある場合に、当該合焦状態ある被写体が特定の被写体であるか否かを判定する判定手段と、
    前記合焦状態にある被写体が前記特定の被写体であるか否かに応じて、前記光学像に重畳して表示され前記光学像において前記特定の被写体又は前記特定の被写体以外の他の被写体を視認するための表示パターンを異ならせる制御手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記表示パターンには複数の点を備える第1の表示パターンと、複数の点を備える第2の表示パターンとがあり、前記第1の表示パターンにおける点は前記第2の表示パターンにおける点よりも面積が小さいことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記判定手段によって前記合焦状態にある被写体が前記他の被写体であると判定された場合、前記制御手段は前記他の被写体に対応させて前記第2の表示パターンにおける点を点灯制御することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記判定手段によって前記合焦状態にある被写体が前記特定の被写体であると判定された場合、前記制御手段は前記特定の被写体に対応させて前記第1の表示パターンにおける点を点灯制御することを特徴とする請求項2又は3に記載の撮像装置。
  5. 前記制御手段は前記第1の表示パターンを点灯制御した後、所定の時間が経過すると前記第1の表示パターンにおける点灯制御を異ならせることを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記制御手段は、前記所定の時間が経過すると、前記第1の表示パターンによって前記特定の被写体の外縁が囲まれるように点灯制御することを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記制御手段は、前記特定の被写体又は前記他の被写体の状態が変化すると、前記第1の表示パターン又は前記第2の表示パターンにおける点灯制御を異ならせることを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  8. 前記判定手段によって前記合焦状態にある被写体が前記他の被写体であると判定された場合、前記制御手段は前記他の被写体に対応させて前記表示パターンを点灯制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  9. 前記判定手段によって前記合焦状態にある被写体が前記特定の被写体であると判定された場合、前記制御手段は前記特定の被写体の外縁を囲むようにして前記表示パターンを点灯制御することを特徴とする請求項1又は8に記載の撮像装置。
  10. 撮影指示があると、前記制御手段は前記表示パターンを消灯制御することを特徴とする請求項3乃至9のいずれか1項に記載の撮像装置。
  11. 前記特定の被写体は、人物の顔であることを特徴とする請求項1乃至10のいずか1項に記載の撮像装置。
  12. 撮像光学系を介して光学像を視認するため光学ファインダーを備える撮像装置の制御方法であって、
    前記光学像において被写体を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップで検出された被写体の1つが合焦状態にある場合に、当該合焦状態ある被写体が特定の被写体であるか否かを判定する判定ステップと、
    前記合焦状態にある被写体が前記特定の被写体であるか否かに応じて、前記光学像に重畳して表示され前記光学像において前記特定の被写体又は前記特定の被写体以外の他の被写体を視認するための表示パターンを異ならせる制御ステップと、
    を有することを特徴とする制御方法。
  13. 撮像光学系を介して光学像を視認するため光学ファインダーを備える撮像装置で用いられる制御プログラムであって、
    前記撮像装置が備えるコンピュータに、
    前記光学像において被写体を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップで検出された被写体の1つが合焦状態にある場合に、当該合焦状態ある被写体が特定の被写体であるか否かを判定する判定ステップと、
    前記合焦状態にある被写体が前記特定の被写体であるか否かに応じて、前記光学像に重畳して表示され前記光学像において前記特定の被写体又は前記特定の被写体以外の他の被写体を視認するための表示パターンを異ならせる制御ステップと、
    を実行させることを特徴とする制御プログラム。
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