JP2019020538A - カメラのファインダ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】最適な撮影を行うために、光学ファインダと電子ビューファインダが切換可能なカメラを提供する。【解決手段】光学ファインダと電子ビューファインダが切換可能なカメラにおいて、カメラが撮影レンズ105と焦点検出板116が交換装着可能であり、撮影レンズ105の特性を判別するための撮影レンズ検出手段106と、焦点検出板116の特性を判別するための焦点検出板検出手段132と、光学ファインダと電子ビューファインダを切り換えるファインダ切換手段を有しており、ファインダ切換手段が撮影レンズ検出手段106と焦点検出板検出手段132の検出結果から、光学ファインダか電子ビューファインダどちらか一方のファインダに切り換えることを特徴とする。【選択図】図2
Description
本発明は、光学式ファインダと電子式ファインダを有する一眼レフカメラに関し、特に該一眼レフカメラに装着された電子機器や光学素子の種類応じたファインダの切換に関する。
近年、一眼レフカメラにおいて光学式ファインダの光路中に光路分割プリズムを配置し、焦点検出板と光学的に等価の位置に液晶パネル等からなる表示素子を配置したファインダを有する一眼レフカメラが知られている。
従来の一眼レフカメラのファインダの構成は、撮影者が撮影レンズによって焦点検出板に結像された被写界像を接眼レンズを介して、観察するものである。一方、前記光分割プリズムが配置された一眼レフカメラでは、撮影者は前記表示素子の表示内容を前記接眼レンズを介して焦点検出板と等価の位置に観察することが可能となっている。
また、前記表示素子の表示内容は、撮像素子に結像された被写界像の画像や焦点検出領域等の撮影情報表示など、各撮影モードに適した任意の表示が可能となっている。
ここで、焦点検出板に結像された被写界像を観察するファインダを光学式ファインダ(以下、OVFと記す)、前述した撮像素子に結像された被写界像の画像を観察するファインダを電子式ファインダー(以下、EVFと記す)と呼ぶこととする。
前記OVFとEVFの特徴としては、OVFは被写界像を鮮明に見る事が可能であるが、EVFは表示素子のDPI(ドットパーインチ)等の仕様によっては解像力が不十分であるなど、鮮明に像を見る事が出来ない場合もある。
更には、EVFは撮像素子に結像された被写界像の画像を常に表示素子に転送するため、電力消費が必要となるが、OVFは光学像を観察するため、EVFと比べ電力消費は少なくなる。
また、EVFは表示素子を構成する液晶パネルのバックライトの仕様によって、OVFよりも被写体を明るく観察することが出来ない場合があるが、被写体が暗い場合にはOVFよりも明るく視認することが可能な場合もある。
以上、述べたようにOVFとEVFには各々のメリット・デメリットがあるため、撮影状況に応じて、OVFとEVFを切り替えることが有効的な使用方法だと考えられる。
上記、OVFとEVFの切り替えを行う技術として、前述したOVFとEVFを有する一眼レフカメラにおいて、画像再生時には強制的にEVFに切り替え、再生画像をすぐに撮影者が視認することが可能となっており、再生画像の確認終了後には撮影時に使用していたOVF,EVFどちらかのモードに復帰するものがある(特許文献1)。
また、別の背景として、従来より一眼レフカメラは前記焦点検出板が交換可能なものが製品化されており、その目的として、撮影者が撮影条件やファインダ被写体像の見えの好みに応じて、任意の焦点検出板に交換するというものである。
好みとは、具体的にはファインダ像の明るさ、ピントの山の掴みやすさであるが、これらは焦点検出板及び装着する撮影レンズの特性により決定されるものである。
前述したOVFとEVFの見えの優位差は該装着している焦点検出板と撮影レンズの組合せにも依存するため、撮影者がOVFとEVFのどちらを視認する方が好ましいかを判断がしづらいという懸念がある。
前記装着している焦点検出板の特性に応じて、ファインダ表示を切り替える技術としては、装着された焦点検出板の種類に応じて、EVFの表示内容を切り替えるという技術も開示されている(特許文献2)。
以上述べたように、OVFとEVFの切換やOVF使用時の焦点検出板の特性に応じた表示内容の切換に関しては、特許文献1、2の技術が開示されているが、いずれも撮影時のOVFとEVFのどちらが撮影者にとって、望ましいファインダであるかの言及がされていない。
そこで、本発明の目的は、光学ファインダと電子ビューファインダを有し、該光学ファインダと電子ビューファインダが切換可能なカメラにおいて、該カメラが撮影レンズと焦点検出板が交換装着可能であり、前記撮影レンズの特性を判別するための撮影レンズ検出手段と前記焦点検出板の特性を判別するための焦点検出板検出手段と前記光学ファインダと前記電子ビューファインダを切り換えるファインダ切換手段を有しており、該ファインダ切換手段が前記撮影レンズ検出手段と焦点検出板検出手段の検出結果から、光学ファインダか電子ビューファインダどちらか一方のファインダに切り換える事を可能としたカメラのファインダ装置を提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明は、
光学ファインダと電子ビューファインダを有し、該光学ファインダと電子ビューファインダが切換可能なカメラにおいて、該カメラが撮影レンズと焦点検出板が交換装着可能であり、前記撮影レンズの特性を判別するための撮影レンズ検出手段と前記焦点検出板の特性を判別するための焦点検出板検出手段と前記光学ファインダと前記電子ビューファインダを切り換えるファインダ切換手段を有しており、該ファインダ切換手段が前記撮影レンズ検出手段と焦点検出板検出手段の検出結果から、光学ファインダか電子ビューファインダどちらか一方のファインダに切り換えることを特徴とする。
光学ファインダと電子ビューファインダを有し、該光学ファインダと電子ビューファインダが切換可能なカメラにおいて、該カメラが撮影レンズと焦点検出板が交換装着可能であり、前記撮影レンズの特性を判別するための撮影レンズ検出手段と前記焦点検出板の特性を判別するための焦点検出板検出手段と前記光学ファインダと前記電子ビューファインダを切り換えるファインダ切換手段を有しており、該ファインダ切換手段が前記撮影レンズ検出手段と焦点検出板検出手段の検出結果から、光学ファインダか電子ビューファインダどちらか一方のファインダに切り換えることを特徴とする。
本発明によれば、光学ファインダと電子ビューファインダを有し、該光学ファインダと電子ビューファインダが切換可能なカメラにおいて、該カメラが撮影レンズと焦点検出板が交換装着可能であり、前記撮影レンズの特性を判別するための撮影レンズ検出手段と前記焦点検出板の特性を判別するための焦点検出板検出手段と前記光学ファインダと前記電子ビューファインダを切り換えるファインダ切換手段を有しており、該ファインダ切換手段が前記撮影レンズ検出手段と焦点検出板検出手段の検出結果から、光学ファインダか電子ビューファインダどちらか一方のファインダに切り換え、撮影者にとって望ましいファインダで撮影を行うことが可能なカメラを提供することができる。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
以下、図1〜9を参照して、本発明の第1の実施例による、撮像装置について説明する。なお、図1〜9において同一の要素部品には同じ番号がふってある。
図2は本発明の実施形態にかかるOVF使用時のカメラの概略構成を示す図である。
同図において、101はCPU(中央演算処理装置)であり、本カメラの動作はCPU101により制御される。105は撮影レンズであり、CCDやCMOSからなる撮像素子(以下、撮像センサと記す)107に被写界像を結像させている。
同図において、101はCPU(中央演算処理装置)であり、本カメラの動作はCPU101により制御される。105は撮影レンズであり、CCDやCMOSからなる撮像素子(以下、撮像センサと記す)107に被写界像を結像させている。
なお、同図に書かれた撮影レンズ105は、便宜的に1枚のレンズ105aで表現しているが、実際には複数のレンズから成り立っており、レンズ105aを動かすことで撮影レンズ105の焦点位置や撮影倍率を調整することが可能となっている。
また、本発明において撮影レンズ105は焦点距離や開放Fナンバーが異なる撮影レンズが交換可能となっている。
カメラが、装着されている撮影レンズ105の焦点距離や開放Fナンバー.を判別する撮影レンズ検出手段としては、撮影レンズ検出部106を該撮影レンズ105が有しており、カメラ内のCPU101との該撮影レンズ検出部106の通信接続により、撮影レンズ105が判別可能となっている。
また、一般的なカメラの動作として撮影レンズ105の焦点位置合わせは後述の焦点検出制御部119で制御を行う自動焦点位置合わせ(AFモード)と撮影者がピント位置をファインダを覗きながら調整する手動焦点位置合わせ(MFモード)があり、本発明においては、撮影レンズ105の本体に不図示の切換スイッチ等の構造部材によっての焦点位置合わせを自動で行うか、手動で行うかを切換可能な焦点位置合わせ切換手段を有している。また、前記焦点位置合わせが自動か手動どちらに設定されているかの判別も前記撮影レンズ検出部106とカメラ内のCPU101の通信により行われる。
次に、111は主ミラーであり、撮影レンズ105の被写界光を後述する焦点検出板(以下、ピント板と記す)116に導くためのミラーである。該ピント板116は、撮影レンズ105の結像位置、つまりは撮像素子107と共役の位置に配置されており、該撮影レンズ105を介した被写界像が該ピント板116に1次結像されている。
撮影者は該1次結像された被写界像をペンタプリズム120、接眼レンズ127を介して観察可能な、いわゆるTTL方式の光学ファインダ構成となっている。
また、前記ピント板116は、撮影目的や撮影者の視覚的好みに応じて異なったタイプに交換可能である。一般的に明るいファインダ像を好む場合は、拡散特性の低い所轄素通しに近いマット部(ピント板の表面部)を有するピント板が装着される。逆に拡散特性の高いマット部を有するピント板が装着された場合は、撮影レンズ105の合焦状態(ピントの合い具合)の確認が容易になる特徴がある。
本発明においては、例えば拡散特性の種類に応じてピント板116にそれぞれ異なる位置に突起部が設けてあり、カメラがその突起部の位置を検出して、どの種類のピント板116が装着されているかを検知可能なピント板検出手段132を設けてある。上記ピント板116の特性とファインダの見えに関しての詳細は後述する。
また、ピント板116近傍に配置された117は視野枠であり、被写界光束の周辺部を遮光することによって撮像センサ107にて撮像される領域を撮影者に視認させるためのものである。118は撮像パラメータ表示部であり、導光プリズム、ペンタプリズム120、後述のプリズム126、接眼レンズ124を介して、絞り値やシャッタ速度など、カメラの各種撮影パラメータを撮影者に知らしめるためのものである。
一方、前記主ミラー111は半透過ミラーであり、透過した一部の光束はサブミラー112を通じて焦点検出制御部119に導かれる。焦点検出制御部119は焦点検出用の一対のラインCCDセンサを有し、ラインCCDセンサの出力の位相差(デフォーカス量)を算出する。焦点検出制御部119はまた、ラインCCDセンサの蓄積時間とAGC(オートゲインコントロール)の制御も行う。
前述したように撮影レンズ105は焦点位置合わせ切換手段を有しており、該焦点位置合わせ切換手段が自動になっている場合は、該焦点検出制御部119により、周知の位相差検出方式の焦点検出動作が行われ、被写体に対して、自動的に撮影レンズ105aを焦点位置に駆動する、いわゆるAF(オートフォーカシング)動作が行われる。
なお、前記焦点検出動作は一般的に複数領域での検出動作が可能であり、本実施例では図4のように撮像範囲の中央、上下左右に19点の焦点検出領域129が配置されている。
再び図2に戻って、ペンタプリズム120後方に配置された126は126a及び126bからなるプリズムであり、図のように前記126a、126bの境界面が反射面となっており、該反射面の角度はピント板116に結像された被写界像を透過し、且つ後述のファインダ内表示部123からファインダ内表示観察用レンズ124、ファインダ内表示用ミラー125を介した像を反射して、接眼レンズ127側に導かれる角度に設定されている。
前記ファインダ内表示部123は例えば横1024×縦768の画素を有する0.5インチの液晶パネルと照明用バックライトからなる表示素子である。該ファインダ内表示部123の見えとしては、上述した画素数とパネルサイズから決まるDPI(ドットパーインチ)で解像力が決まり、また明るさに関しては、前記照明用バックライトに用いられるLED等の発光素子の輝度限界が明るさの限界となる。
124はルーペの役割を持つファインダ内表示観察用レンズで、125はアルミ蒸着等による反射面を有するファインダ内表示用ミラーである。
該ファインダ内表示観察用レンズ124は2枚で構成され、拡大倍率が約1.7倍となっており、図4のファインダ視野枠117の領域と前記ファインダ内表示部123の表示領域とが等しく観察可能で、且つ、該領域内に焦点検出領域や撮影後の画像データ等、任意の表示を行うことが可能となっている。例えば、図4は、ファインダ内表示部123の表示内容が前述した19点の焦点検出領域である状態を示した図となっている。
また、ファインダ内表示部123の配置はファインダ内表示観察用レンズ124、ファインダ内表示用ミラー125を介し、撮影者の目に対して、ピント板116の像と共役の関係になるよう配置されている。上述した構成により、撮影者はピント板116に結像された被写界像とファインダ内表示部123の表示像を、同視度で視認可能となっている。
次に、122はシリコンフォトダイオードからなる測光センサであり、測光レンズ121によって前記ピント板116に結像した被写界像を測光センサ124のチップ上に2次結像させることで被写界の輝度分布を検出する測光手段である。
ここで測光センサ124のチップ部は、横9×縦7の63領域からなる測光領域に分割されており、各々の領域に対応した被写界の輝度検出を可能としている。
測光センサ124から得られた横9×縦7の63領域からなる被写界輝度値に対して、主要被写体に適正な露出を行うために焦点検出領域に重みをつける等、所定の重みづけ演算によって露出制御値を算出し、不図示の撮影レンズ105内の開口絞りの制御値及びフォーカルプレーンシャッタ113のシャッタ速度制御値を設定する。該制御値によって、撮像センサ107は適正な光量で露光が行われることが可能となっている。
一方、不図示のSW140はレリーズSWであり、同一部材の押込量によって第一段階(半押し)と第二段階(全押し)の検知が可能となっている。以下、該SW140の第一段階をSW1、第二段階をSW2と記す。
SW140の動作としては、撮影者がSW1まで押し込むと、前述した焦点検出動作と露出制御動作が行われ、撮影レンズ105の焦点調節動作とカメラの露出制御値の設定が行われる。続けて、SW2まで押し込むと、主ミラー111が不図示の撮影レンズ105の光束外に退避され、前記露出制御動作で設定された値に従い、撮影レンズ105の絞り値とフォーカルプレーンシャッタ113のシャッタ速度が制御される。入射した被写界光束は撮像センサ107により、光電変換処理される。その後、撮影済み画像として記録メディアに記録されるとともに、外部表示部115に撮影画像の表示がなされる。
以上、SW140の押し込みによる焦点検出動作、露出制御動作及び主ミラー111の退避とその後の画像の記録までの動作をOVF使用時のカメラの基本的な撮影動作とする。
続いて、図3を用いて、EVF使用時のカメラの基本的な撮影動作の説明を行う。
続いて、図3を用いて、EVF使用時のカメラの基本的な撮影動作の説明を行う。
図3は撮影者がピント板116に結像された被写界像ではなく、撮像素子107に結像した被写界像をCPU101を介してファインダ内表示部123に転送し、該ファインダ内表示部123の表示を被写界像として観察する状態を示している。
構造部材や光学部材の構成は変わらないが、EVF使用時はOVF使用時と異なり、主ミラー111及びサブミラー112は撮影レンズ105の光路外に退避した状態となっている。
また、フォーカルプレーンシャッタ113は開口状態となり、撮影レンズ105を通過した被写界像は常に撮像素子107に入射した状態となっている。
前記被写界像の情報は、撮像素子107によって光電変換処理された後、不図示の表示制御部110を介して、間引き処理やγ、ゲイン調整等、前記ファインダ内表示部123で表示するための最適な処理がされた後、ファインダ内表示部123に転送され、撮影者は焦点検出板116と同じ視度で、前記ファインダ内表示部123を被写界像として視認することとなる。
なお、焦点検出動作及び露出制御動作に関しては、撮像素子107に結像された被写界像の情報を基に制御されることとなり、撮影者が不図示のSW1を押すと焦点検出動作と露出制御動作が行われ、SW2まで押し込むと、撮影レンズ105の絞り値とフォーカルプレーンシャッタ113のシャッタ速度が制御されることとなる。その後の撮像素子107の光電変換処理以降の動作は前述したOVF使用時と同様の動作となる。
以上がOVF使用時とEVF使用時のカメラの構成及び基本動作の説明である。
続いて、ファインダ切換手段128の説明を行う。ファインダ切換手段128はOVFとEVFを切り換えるための切換手段である。ファインダ切換手段128はCPU101に接続されており、CPU101の指示により、OVFとEVFの切換が可能となっている。また、本実施例においてOVFとEVFの切換は撮影者が任意に切換可能となっており、例えばカメラ本体にファインダ切換手段128の役割を持つ操作部材を設けておくことで、撮影者が任意のタイミングでOVFとEVFが切換可能となっている。
続いて、ファインダ切換手段128の説明を行う。ファインダ切換手段128はOVFとEVFを切り換えるための切換手段である。ファインダ切換手段128はCPU101に接続されており、CPU101の指示により、OVFとEVFの切換が可能となっている。また、本実施例においてOVFとEVFの切換は撮影者が任意に切換可能となっており、例えばカメラ本体にファインダ切換手段128の役割を持つ操作部材を設けておくことで、撮影者が任意のタイミングでOVFとEVFが切換可能となっている。
例えば、OVF使用時に撮影者が前記ファインダ切換手段128を操作すると、主ミラー111とサブミラー112が退避し、フォーカルプレーンシャッタ113が開放状態され、被写界像が常に撮像素子107に入射した状態となり、撮影者はEVFを介して被写界像を視認することとなる。
ここで、本発明の目的を明らかにする。
前述したように本実施例におけるカメラは撮影者がファインダ切換手段128により、OVFとEVFの切換が可能となっている。
しかしながら、明るさ・ピントの掴みやすさ等、撮影者にとってOVFとEVFのどちらのファインダが用途に合ったファインダか否かを判定することが困難である。更には、前述したように、ファインダの明るさ・ピントの掴みやすさは装着される撮影レンズ105やピント板116の特性によって、変化することとなる。
ここで、前記ピント板116の拡散特性とファインダの見えについて詳細な説明を行う。
ピント板116は一般的にフレネル面とマット面を有しており、該マット面はマイクロレンズが周期的に配置された(マイクロレンズアレイ)形状となっていて、該マイクロレンズの形状によって前記ピント板116の拡散特性は決定される。また、前記ピント板116の拡散特性とファインダの見えの関係としては、被写界光束を該マイクロレンズが拡散させた光束が撮影者の目に届く事で、撮影者はボケ像を視認することとなり、ピント板116上の被写界像のピント合い具合を視認可能となっている。
次に、図5a〜cは種々特性の異なるピント板116a〜cの拡散角度とそれぞれの角度における拡散光量を示した図である。前記マイクロレンズアレイに入射した被写界光(平行光)を100%とし、該被写界光をどの角度に何%の割合で拡散させる特性を有するかを示した図となっている。また、同図の意味合いとしては撮影レンズ105のFナンバーによって、マイクロレンズアレイに入射する被写界光束の角度は決定されるが、各Fナンバーの角度をもった光束を撮影者の目に到達させる特性も示している。
図5aは一般的なカメラの撮影レンズ105のFナンバーのF4.0〜F5.6の範囲に適した拡散特性を有するピント板116aの拡散特性説明図である。ここで、図5に示した拡散角度±5°〜±10°は、前記撮影レンズ105のFナンバーF4.0〜F5.6と対応している。
ピント板116a装着時は、F4.0〜F5.6の被写界光束が撮影者の目に届くことで、該F4.0〜F5.6の撮影レンズを装着した際に、明るさ・ピントの掴みやすさが良好になる特性を有している。
図5bは前述したピント板116のマット面が素通しに近いピント板116bの拡散特性説明図である。図5aで説明したピント板116aの特性と異なり、マイクロレンズアレイに入射する被写界光束は拡散されず、撮影者の目には被写界光束の内の中心光束のみが導かれることとなる。つまりは、どのFナンバーの撮影得レンズを装着した時でも明るさは一定で、明るいFナンバーと暗いFナンバーのどのレンズを装着しても明るく被写界像を視認することが可能であるが、一方、Fナンバー毎の被写界光束は撮影者の目に到達しないため、ボケを視認することが困難な特性を有している。
図5cはピント板116のマット面の拡散特性が本実施例において最も強いピント板116cの拡散特性説明図である。前記ピント板116のマイクロレンズアレイに入射する被写界光束は広い拡散角度に対して、図のように拡散され、特徴としては撮影レンズのFナンバーによる撮影者の目に届く光量の変化量が多く、例えば、前記ピント板116aや116bと比べ、撮影レンズ105装着時のファインダの明るさが最も暗くなる特性を有しているが、逆のどのFナンバーの被写界光束に対しても拡散特性を有しているため、撮影者はボケを視認しやすく、ピントが掴みやすい特性を有している事となる。
以上、ピント板116の拡散特性の説明を行ったが、次に該拡散特性とファインダの明るさ・ピントの掴みやすさについて説明を行う。図5a〜cの図中に示された斜線部はF2.8の撮影レンズを装着した時の撮影者の目に届く光量を示している。ピント板116a装着時にFナンバー5.6の撮影レンズを装着した場合は、被写界光量の50%の光が撮影者の目に届くこととなり、同様にピント板116bの装着時は80%、ピント板116c装着時は30%の光量が撮影者に目に届くこととなる。
続いて、図6は前記ピント板116a〜cの撮影レンズ105のFナンバーと撮影者の目に届く光量の関係図を示している。F5.6のレンズ装着時に撮影者の目に届く光量の割合が図5a〜cの斜線部と対応している。
前述したように、ピント板116aはレンズのFナンバーが暗くなっていっても光量はあまり変化せず、逆にピント板116cはレンズのFナンバーが暗くなるのにほぼ比例し、光量が低下することを示している。
ここで、前述したEVF使用時のファインダの明るさについても同様の記述を行う。
表示素子の明るさの限界は、先述したファインダ内表示素子が有するバックライトの個数や輝度の限界値に左右されることとなり、ここでは便宜上前記ファインダ内表示素子の発光輝度限界をBV6とする。
例えば、被写界の輝度がBV7の時には、図6の被写界光束の撮影者が視認する輝度値は、BV7に被写界光量と拡散特性の割合をかけた数値となり、ここでは、ピント板116c装着時で且つ撮影レンズのFナンバーが4.0のOVFの明るさとEVFの限界の明るさが等しいこととなる。つまりは被写界輝度値と装着している撮影レンズ105の開放Fナンバー及び装着しているピント板の拡散特性とファインダ内表示素子の限界輝度値から、OVFとEVFのどちらの方が明るいファインダかをカメラが識別することが可能となっている。
次にピントの掴みやすさについて説明を行う。
撮影者にとって、被写界像のボケ具合は一般的に被写界の内、装着している撮影レンズ105の開放Fナンバー.に対応した光束がどれくらい撮影者の目に届くかと周辺の前記撮影レンズ105の開放Fナンバー.の周囲のFナンバー.光束との差が大きいと撮影者がボケ像を視認しやすくなる。
図7は図5a〜cで説明を行った拡散特性の異なるピント板116a〜cの着目するFナンバー.と隣接するFナンバー.の光量の差分を示した図である。
前述したように、拡散特性の強いピント板116cは開放Fナンバー.1.8のレンズ装着時にピント板116a、bと比較し、ピントが掴みやすい事を示している。また、ピント板116aは開放Fナンバーが5.6のレンズの装着時にピント板116b、cと比較し、ピントが掴みやすいこととなる。ここで、ファインダ表示素子のピントの掴みやすさとの関係の説明を行う。ファインダ表示部123を視認した際のピントの掴みやすさは、該ファインダ表示素子の解像力に依存することとし、ファインダ表示素子のドットの細かさから決定されるパラメータと考えられる。ここでは、便宜上図7に示したように、撮影レンズのFナンバー.が変化してもファインダ表示部123つまりはEVFのピントの掴みやすさは固定のパラメータとなる。
OVFとEVFのピントの掴みやすさの比較としては、例えばFナンバーがF2.8の撮影レンズ105装着時はピント板116a及びb装着時は、OVFよりもEVFの方がピントが掴みやすく、ピント板116c装着時はEVFよりもOVFの方がピントが掴みやすいことを示している。
続いて、図8は、本発明の第1の実施例によるデジタルカメラの概略構成を示す電気ブロック図である。
同図において、101は前述のCPU(中央演算処理装置)であり、その内部には不揮発性メモリであるEEPROM101aが構成されている。またCPU101には、制御プログラムを記憶しているROM(リードオンリーメモリ)102、RAM(ランダムアクセスメモリ)103、データ格納手段104、画像処理部108、表示制御部111、撮影レンズ制御部106、ピント板検出手段132、ファインダ切換手段128、レリーズSW140、電源を供給するためのDC/DCコンバータ117、測光センサ130が各々接続され、画像処理部108には撮像センサ制御部107、さらに撮像センサ107が接続されている。撮像センサ107は有効画素数約1000万画素(3888×2592)を有している。
そして、表示制御部110には外部表示部115が接続されており、外部表示部115は撮像センサ107にて撮像された画像を縦横各々間引き処理された画像を表示することのできるTFTカラー液晶である。さらに表示制御部110は、撮像パラメータ表示部118やファインダ内表示部123の表示の制御も行っている。
CPU101はROM102内の制御プログラムに基づいて各種制御を行う。これらの制御の中には、画像処理部109から出力された撮影画像信号を読み込み、RAM103へ転送を行う処理、同様にRAM103より表示制御部110へデータを転送する処理、また、画像データをJPEG圧縮しファイル形式でデータ格納手段104へ格納する処理を含んでいる。
さらにCPU101は、撮像センサ107、撮像センサ制御部108、画像処理部109、表示制御部110などに対してデータ取り込み画素数やデジタル画像処理の変更指示を行う。
119は前述の焦点検出用の一対のラインCCDセンサを含んだ焦点検出手段であり、該ラインセンサから得た電圧をA/D変換し、CPU101に送る。またCPU101の指示のもとに、焦点検出手段119はラインセンサの蓄積時間とAGC(オートゲインコントロール)の制御も行う。なお、本発明に係る測光センサ122の蓄積時間とゲインコントロールはCPU101の指示のもとに行われる。
また、レリーズSW140の操作に伴う撮影動作の指示、さらに、各素子への電源の供給をコントロールするための制御信号をDC/DCコンバータ142に対して出力する処理等も、CPU101の制御のもとに行われている。
RAM103は画像展開エリア103a、ワークエリア103b、VRAM103c、一時退避エリア103dを備えている。画像展開エリア103aは、画像処理部108より送られてきた撮影画像(YUVデジタル信号)やデータ格納手段104から読み出されたJPEG圧縮画像データを一時的に格納するためのテンポラリバッファとして、また、画像圧縮処理、解凍処理のための画像専用ワークエリアとして使用される。ワークエリア103bは各種プログラムのためのワークエリアである。VRAM103cは表示部113へ表示する表示データを格納するVRAMとして使用される。また、一時退避エリア103dは各種データを一時退避させるためのエリアである。
データ格納手段104は、CPU101によりJPEG圧縮された撮影画像データ、あるいはアプリケーションより参照される各種付属データ等をファイル形式で格納しておくためのフラッシュメモリである。
撮像センサ107は撮影レンズ105によって投影された撮影画像を光電変換処理し、アナログ電気信号にするための素子である。この撮像センサ107は、CPU101よりの解像度変換指示に従って、水平方向および垂直方向の間引き画素データの出力が可能である。
撮像センサ制御部108は、撮像センサ107に転送クロック信号やシャッタ信号を供給するためのタイミングジェネレータ、センサ出力信号のノイズ除去、ゲイン処理を行うための回路、さらに、アナログ信号を10ビットデジタル信号に変換するためのA/D変換回路、また同様に、CPU101よりの解像度変換指示に従って、画素間引き処理を行うための回路等を含んでいる。
また、画像処理部109は、撮像センサ制御部108より出力された10ビットデジタル信号をガンマ変換、色空間変換、また、ホワイトバランス、AE、フラッシュ補正等の画像処理を行い、YUV(4:2:2)フォーマットの8ビットデジタル信号出力を行うものである。これら、撮影レンズ105、撮像センサ107、撮像センサ制御部108、画像処理部109から撮像手段が構成されている。
表示制御部110は、画像処理部109から転送されたYUVデジタル画像データ、あるいはデータ格納部104中の画像ファイルに対してJPEGの解凍を行ったYUVデジタル画像データを受け取り、RGBデジタル信号へ変換したあと外部表示部115へ出力する処理を行う。
表示制御部110は、画像処理部109から転送されたYUVデジタル画像データ、あるいはデータ格納部104中の画像ファイルに対してJPEGの解凍を行ったYUVデジタル画像データを受け取り、RGBデジタル信号へ変換したあと外部表示部115へ出力する処理を行う。
電池141はリチャージャブルの2次電池あるいは乾電池である。
また、DC/DCコンバータ142は、電池141からの電源供給を受け、昇圧、レギュレーションを行うことにより複数の電源を作り出し、CPU101を初めとする各素子に必要な電圧の電源を供給している。このDC/DCコンバータ142はCPU101からの制御信号により、各々の電圧供給の開始、停止を制御できるようになっている。
次に、図9のフローチャートを用いて、本発明に係るカメラ動作の説明を行う。
ステップS200において、一眼レフカメラの不作動状態から不図示の電源スイッチをONにすると撮影動作が開始される。
ステップS201において、ピント板検出動作が行われる。本実施例では前記ピント板検出手段132により、前述のピント板116a〜cのうち、どのピント板116が装着されているかが判定され、その情報が前記RAM103に保存される。
続いてステップS202では、撮影レンズ判別手段により、撮影レンズ判別動作が行われ、装着されている撮影レンズ105の開放Fナンバーや焦点距離の情報が、ステップS201のピント板116の情報同様、撮影レンズの情報もRAMに保存されることとなる。
ステップS203では、前記撮影レンズ判別手段の情報から焦点位置合わせがMFモードかAFモードか否かを判定する。
本実施例では、撮影レンズ105の焦点位置合わせのモードがMFかAFか否かで、明るさとピントの掴みやすさのどちらを優先してOVFとEVFの切換を行うか否かを判定することとする。
撮影レンズ105の焦点位置合わせはMFの場合、ファインダの像を見ながら撮影レンズ105のピント位置を合わせるため、ピントの合わせやすさが重要となる。一方焦点位置合わせがAFの時はピント合わせはカメラ動作に任せられるため、ファインダは明るさを優先した見えが撮影者にとっては望ましいと考えられる。
続いて、図1は図6及び図7で説明を行ったピント板116とファインダ表示部123のファインダの明るさとピントの掴みやすさ及び撮影レンズ105の開放Fナンバーから決定される、OVFとEVFのどちらが撮影者にとって望ましいかを示すテーブルデータである。なお、図1aは図6の関係図より決定されるファインダの明るさを優先した場合のテーブルデータである。
前述のとおり、OVFとEVFのどちらが明るいかは、被写界輝度によっても決定されるため、測光センサ122の情報から被写界輝度を算出した上で図1aに示すOVFとEVFの関係が決定される。ここでは、図6を用いて説明した被写界輝度がBV7の時のOVFとEVFの関係がテーブルデータとして保存されていることとする。
一方、図1bは図7で示した関係図から決定されるファインダのピントの掴みやすさを優先した場合のテーブルデータであり、ROM102に保存されていることとする。
また、撮影レンズ105のFナンバーはF2.0以下、F2.8〜F4.0、F4.0〜F5.6、F5.6〜F8.0、F8.0以上にグループ分けしている。
また、OVFとEVFの明るさ及びピントの掴みやすさが同じ場合は、消費電力を少なくするためにOVFを優先するテーブルとなっている。
ステップS203でAFが選択されていた場合は、ステップS204に進み、測光センサ122の出力から被写界輝度の測定を行う。ここでは、被写界輝度がBV7であったとする。次に、ステップS205で前述の図1aのファインダの明るさを優先した場合のテーブルデータから、OVFとEVFのどちらが明るいかを判定する動作を行い、ステップS206でファインダ切換手段128によって、該ステップS205で判定された明るい方のファインダに切り替わることとなる。
ステップS207では、不図示のSW114のSW1が押されているか否かの検出を行い、押されていた場合はステップS208に進み、押されていない場合はカメラはSW1が押されるまで待機する。
ステップS208では焦点検出制御部119により撮影レンズ105のピント位置が被写体に対して調節される。
続くステップS209で測光センサ122の出力からカメラの露出値である撮影レンズ105の絞り値とフォーカルプレーンシャッタ133のシャッタ速度を内蔵されたプログラムにより演算する。
続くステップS210において、さらにスイッチSW140がSW2まで押し込まれたか否かを判定する。ステップS210において、SW2がONされたと判定した場合、ステップS211において、CPU101は不図示のシャッタ制御部、絞り駆動部、撮像素子制御部107に各々信号を送信して、公知の撮影動作を行う。
ステップS203に戻り、MFが選択されて場合は、ステップS212に進み、図1bのピントの掴みやすさを優先した場合のテーブルデータから、OVFとEVFのどちらがピントが掴みやすいかの判定を行い、ステップS213でファインダ切換手段128により、撮影者にとって望ましい方のファインダに切り替わることとなる。
ステップS214では、不図示のSW114のSW1が押されているか否かの検出を行い、押されていた場合はステップS215に進み、押されていない場合はカメラはSW1が押されるまで待機する。
ステップS215で測光センサ122の出力からカメラの露出値である撮影レンズ105の絞り値とフォーカルプレーンシャッタ133のシャッタ速度を内蔵されたプログラムにより演算する。
続くステップS216において、さらにスイッチSW140がSW2まで押し込まれたか否かを判定する。ステップS216においてSW2がONされたと判定した場合、ステップS217に進んで、CPU101は不図示のシャッタ制御部、絞り駆動部、撮像素子制御部107に各々信号を送信して、公知の撮影動作を行うこととなる。
以上、ステップS200〜ステップ217までが本実施例におけるカメラの基本動作となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
105 撮影レンズ、106 撮影レンズ検出部、116 ピント板、
123 ファインダ内表示部、128 ファインダ切換手段、
132 ピント板検出手段
123 ファインダ内表示部、128 ファインダ切換手段、
132 ピント板検出手段
Claims (5)
- 光学ファインダと電子ビューファインダを有し、該光学ファインダと電子ビューファインダが切換可能なカメラにおいて、該カメラが撮影レンズ105と焦点検出板116が交換装着可能であり、前記撮影レンズの特性を判別するための撮影レンズ検出手段106と前記焦点検出板116の特性を判別するための焦点検出板検出手段132と前記光学ファインダと前記電子ビューファインダを切り換えるファインダ切換手段128を有しており、該ファインダ切換手段128が前記撮影レンズ検出手段106と焦点検出板検出手段132の検出結果から、光学ファインダか電子ビューファインダどちらか一方のファインダに切り換えることを特徴とするカメラのファインダ装置。
- 光学ファインダと電子ビューファインダを有し、該光学ファインダと電子ビューファインダが切換可能なカメラにおいて、該カメラが撮影レンズ105と焦点検出板116が交換装着可能であり、前記撮影レンズの特性を判別するための撮影レンズ検出手段106と前記焦点検出板116の特性を判別するための焦点検出板検出手段132と前記光学ファインダと前記電子ビューファインダを切り換えるファインダ切換手段128を有しており、該ファインダ切換手段128が前記撮影レンズ検出手段106と焦点検出板検出手段132の検出結果から、前記電子ビューファインダの表示内容を切り換えることを特徴とするカメラのファインダ装置。
- 前記撮影レンズ検出手段106が判別する前記撮影レンズ105の特性が撮影レンズ105の開放Fナンバーであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のカメラのファインダ装置。
- 前記焦点検出板検出手段132が判別する前記焦点検出板116の特性が拡散特性であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のカメラのファインダ装置。
- 前記ファインダ切換手段128が前記撮影レンズ105の開放Fナンバー及び前記焦点検出板116の拡散特性の情報から、光学ファインダから電子ビューファインダのどちらか一方のファインダに切り換えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のカメラのファインダ装置。
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-
2017
- 2017-07-14 JP JP2017137509A patent/JP2019020538A/ja active Pending
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