JP2014197141A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フォーカシングスクリーンに結像している被写体像に対して、測光センサによって高精度で安定した被写体認識を行うことができる撮像装置を提供する。【解決手段】撮像装置は、測定レンズで集光されたフォーカシングスクリーンから被写体像の光束を測定して被写体像の輝度情報及び画像情報を含む測光情報を出力する測光センサ127と、フォーカシングスクリーンからの光束が測光センサ127に至る光路中に配置された、絞り径を調節可能な可変測光絞り124と、可変測光絞り124を制御する測光制御手段と、測光センサ127からの画像情報に基づいて被写体認識を行う被写体認識手段と、被写体認識手段による被写体の認識動作から被写体認識手段により被写体認識が可能であるかを判断する判断手段とを備える。測光制御手段は、判断手段が被写体認識手段による前記被写体認識が可能でないと判断した場合に、可変測光絞り124を絞るように制御する。【選択図】図3

Description

本発明は、例えばデジタル一眼レフカメラ等の撮像装置に関し、特に被写体認識が可能な撮像装置に関する。
デジタル一眼レフカメラ等の撮像装置では、フォーカシングスクリーンに結像した被写体像の明るさを測光絞り及び測光レンズを介してペンタプリズム周辺に設置された測光センサにて測光し、適正露出を決めている。
ところで、近年、測光センサにイメージセンサを使用し、フォーカシングスクリーンに結像している被写体像を取り込み、取り込み画像から主被写体を認識することで、測光機能および焦点検出機能の向上を図った測光装置がある。
この種の測光装置での被写体認識に関して、視線入力装置を備えたファインダにて注視した被写体を測光センサで得られた画像から主被写体と認識し、主被写体の色、輝度情報を用いて被写体追尾を行う技術が提案されている(特許文献1)。この提案では、移動している被写体に対して測光機能および焦点検出機能の向上が図れるとしている。
特開平05−053043号公報
ところで、より高精度な被写体認識、例えば顔検知を行うには、測光センサで得られる画像は高い解像度が必要となる。しかし、焦点検出誤差による撮影レンズの画像のピントずれに加え、測光センサの調整位置ずれや温湿度環境下での測光系構成部品の変形等の環境要因により、フォーカシングスクリーンに結像している被写体像に対して測光センサでピントが合わなくなる。このため、測光センサがフォーカシングスクリーンに結像している被写体像から必要な解像度を得ることができなくなることが懸念される。
上記特許文献1では、測光センサでピントが合わなくなった場合に、ピントを補正する機構が設けられていない。このため、焦点検出誤差による撮影レンズの画像のピントずれや上述した環境要因により、測光センサがフォーカシングスクリーンに結像している被写体像から適切な解像度を得ることができず、高精度な被写体認識が困難になる可能性がある。
そこで、本発明は、フォーカシングスクリーンに結像している被写体像に対して測光センサでピントが合わなくなった場合でも、適切な解像度を得ることができるようにして、高精度で安定した被写体認識を行うことができる仕組みを提供する。
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、レンズ鏡筒のレンズ群を通過してフォーカシングスクリーンに結像した被写体像を観察するためのファインダ光学系と、前記フォーカシングスクリーンに結像した前記被写体像の光束が被写体像を観察するための光路とは異なる光路を介して導かれ、導かれた前記光束を集光する測光レンズと、前記測光レンズで集光された前記光束を測定して前記被写体像の輝度情報及び画像情報を含む測光情報を出力する測光手段と、前記フォーカシングスクリーンからの光束が前記測光手段に至る光路中に配置された、絞り径を調節可能な可変測光絞りと、前記可変測光絞りを制御する測光制御手段と、前記測光手段から出力された前記画像情報に基づいて被写体認識を行う被写体認識手段と、前記被写体認識手段による被写体の認識動作から前記被写体認識手段により前記被写体認識が可能であるかを判断する判断手段と、を備え、前記測光制御手段は、前記判断手段が前記被写体認識手段による前記被写体認識が可能でないと判断した場合に、前記可変測光絞りを絞るように制御することを特徴とする。
本発明によれば、フォーカシングスクリーンに結像している被写体像に対して測光センサでピントが合わなくなった場合でも、適切な解像度を得ることができるので、高精度で安定した被写体認識を行うことができる。
本発明の撮像装置の第1の実施形態であるデジタル一眼レフカメラの概略断面図である。 図1に示すデジタル一眼レフカメラのカメラ本体に搭載される測光装置の構成例を示す図である。 図1に示すデジタル一眼レフカメラの電気系の構成例を示すブロック図である。 従来の測光装置の構成を示す斜視図である。 (a)は可変測光絞りを絞り込んだ状態を示す図、(b)は可変測光絞りを開放した状態を示す図である。 (a)は可変測光絞りが絞り込まれている状態で測光装置を通過する光束を説明するための説明図、(b)は可変測光絞りが開放されている状態で測光装置を通過する光束を説明するための説明図である。 (a)は測光センサでピントが合っていない状態での測光センサの出力画像を示す図、(b)は測光センサでピントが合っている状態での測光センサの出力画像を示す図である。 図1に示すデジタル一眼レフカメラの動作を説明するためのフローチャート図である。 図8のステップS208における可変測光絞り動作を説明するためのフローチャート図である。 可変測光絞りが任意の絞り値で絞られた場合における各絞り値に対しての測光値の補正量を補正テーブルとして表した図である。 本発明の撮像装置の第2の実施形態であるデジタル一眼レフカメラの動作を説明するためのフローチャート図である。 図11のステップS221における可変測光絞り動作を説明するためのフローチャート図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の撮像装置の第1の実施形態であるデジタル一眼レフカメラの概略断面図である。図2は、図1に示すデジタル一眼レフカメラのカメラ本体に搭載される測光装置の構成例を示す図である。
本実施形態のデジタル一眼レフカメラは、図1に示すように、カメラ本体100と、カメラ本体100に対して交換可能に装着されるレンズ鏡筒105とを備える。カメラ本体100には、ミラー機構100A、ファインダ光学系100B、測光装置123、焦点検出装置129、フォーカルプレーンシャッタ119、CCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子107、CPU101、及び表示装置111等が設けられる。また、レンズ鏡筒105には、フォーカシングやズーミングを行うレンズ群105a、レンズ群105aを駆動するレンズ駆動部106、及び不図示の絞り装置等が設けられる。
ミラー機構100Aは、ハーフミラーからなるメインミラー117と、メインミラー117に対して回動可能に支持されるサブミラー118とを有する。ミラー機構100Aは、ファインダ観察時(不図示のレリーズボタンの半押し時)に、図1に示すように、被写体光路136に進入(ミラーダウン)し、撮影時(レリーズボタンの全押し時)には、被写体光路136から退避(ミラーアップ)する。
そして、ミラーアップ状態では、フォーカルプレーンシャッタ119が開かれ、レンズ鏡筒105のレンズ群105aを通って被写体光路136に進入した光束は、撮像素子107に導かれて光電変換される。
フォーカルプレーンシャッタ(以下、シャッタという。)119は、通電により先幕を開放するマグネットと、通電により後幕を閉じるマグネットを備える。レンズ鏡筒105のレンズ群105aによって集光された被写体光束は、シャッタ119の先幕走行後、後幕が走行し始めるまでの時間(以下、シャッタ秒時という。)を制御することで、光量制御がなされ、撮像素子107により被写体像として光電変換される。光電変換後の画像データは、所定の画像処理が施された後、不図示の記録媒体に記録され、表示装置111に画像として表示される。
一方、ミラーダウン状態では、レンズ鏡筒105のレンズ群105aを通って被写体光路136に進入した光束は、メインミラー117で上方に反射する光束とメインミラー117を透過する光束とに分かれる。メインミラー117で上方に反射した光束は、ファインダ光学系100Bへと導かれてフォーカシングスクリーン120に一次結像される。また、メインミラー117を透過した光束は、サブミラー118で下方に反射して焦点検出制御部129としてのTTL位相差AFユニットに進入する。
ファインダ光学系100Bは、フォーカシングスクリーン120、ペンタプリズム121、ファインダ内表示装置112、導光プリズム113、及び接眼レンズ122により構成される。
フォーカシングスクリーン120は、撮像素子107の結像面と等価の結像面に配置されている。ファインダ光路137は、フォーカシングスクリーン120からの光束がペンタプリズム121及び接眼レンズ122を介して撮影者140に導かれるまでの光路である。
ペンタプリズム121は、フォーカシングスクリーン120に結像した被写体像を正立正像に補正する。これにより、撮影者140は、フォーカシングスクリーン120に結像した被写体像を接眼レンズ122から観察することができる。
ファインダ内表示装置112は、導光プリズム113、ペンタプリズム121、及び接眼レンズ122を介してファインダにカメラの各種撮影情報(絞り値やシャッタ速度など)を表示する。ファインダ内表示光路139は、ファインダ内表示装置112からの光束が撮影者140に導かれるまでの光路である。
測光装置123は、接眼レンズ122の上方に配置されており、図2に示すように、可変測光絞り124、可変測光絞り駆動装置125、測光レンズ126、及び測光センサ127を備える。なお、図2において、測光光路138は、フォーカシングスクリーン120からの光束がペンタプリズム121を介して測光装置123に至る光路であり、ファインダ内表示光路139と異なる。可変測光絞り124及び測光レンズ126は、フォーカシングスクリーン120からの光束が測光センサ127に至る光路中に配置されている。
フォーカシングスクリーン120からペンタプリズム121を介して測光装置123に至る光束は、可変測光絞り124により絞られる。このとき、可変測光絞り駆動装置125により可変測光絞り124の絞り値を変えることで、光束を絞る度合いを変更することができる。
可変測光絞り124により絞られた光束は、測光レンズ126を介して測光センサ127のチップ面にて二次結像される。測光センサ127はイメージセンサで構成され、チップ面に二次結像した被写体像から被写体認識・被写体輝度検出を行うことが可能である。なお、可変測光絞り124の詳細は後述するが、可変測光絞り124は、メカニカル駆動絞りや液晶絞り等の絞り径を変更できるものであれば特に限定されない。
図3は、デジタル一眼レフカメラの電気系の構成例を示すブロック図である。図3において、CPU101は、不揮発性メモリであるEEPROM101aを備える。CPU101には、ROM102、RAM103、データ格納部104、画像処理部109、表示制御部110、レリーズSW(スイッチ)116、DC/DCコンバータ115等が接続される。
ROM102には、CPU101で実行する制御プログラムが格納され、CPU101は、制御プログラムに基づいて各種処理を行う。各種処理には、画像処理部109から出力された撮影画像信号を読み込み、RAM103へ転送を行う処理、RAM103から表示制御部110へ表示データを転送する処理、画像データをJPEG圧縮しファイル形式でデータ格納部104へ格納する処理を含む。
また、CPU101は、撮像素子107、撮像素子制御部108、画像処理部109、及び表示制御部110等に対してデータ取り込み画素数やデジタル画像処理の変更指示を行う。また、レリーズボタンの操作に伴う撮影動作の指示、カメラへの電源の供給を制御するための制御信号をDC/DCコンバータ115に対して出力する処理等も、CPU101の制御の基に行われる。
画像処理部109は、撮像素子制御部108から出力された10ビットのデジタル信号に画像処理(ガンマ変換、色空間変換、ホワイトバランス、自動露出、フラッシュ補正等)を行い、YUV(4:2:2)フォーマットの8ビットのデジタル信号として出力する。
撮像素子107は、撮像素子制御部108に接続されており、レンズ鏡筒105を通過して結像された被写体光束をアナログ電気信号に光電変換する。撮像素子制御部108は、タイミングジェネレータ、ノイズ除去/ゲイン処理回路、A/D変換回路、及び画素間引き処理回路(いずれも不図示)を備える。
タイミングジェネレータは、撮像素子制御部108に転送クロック信号やシャッタ信号を供給する。ノイズ除去/ゲイン処理回路は、撮像素子107から出力されるアナログ信号に対しノイズ除去とゲイン処理を行う。A/D変換回路は、アナログ信号を10ビットのデジタル信号に変換する。画素間引き処理回路は、CPU101の解像度変換指示に従って画素間引き処理を行う。
表示制御部110は、表示装置111及びファインダ内表示装置112を駆動する。表示装置111は、撮像素子107にて撮像され、撮像素子制御部108で縦横各々間引き処理された画像を例えばTFTカラー液晶方式で表示する。
また、表示制御部110は、画像処理部109から転送されたYUVデジタル画像データ、あるいはデータ格納部104の画像ファイルに対してJPEGの解凍を行ったYUVデジタル画像データを受け取り、RGBデジタル信号に変換する。その後、表示制御部110は、RGBデジタル信号を表示装置111へ出力する。
焦点検出装置129は、焦点検出用の一対のラインCCDセンサを備えており、ラインCCDセンサから得た電圧をA/D変換し、CPU101に送る。また、焦点検出制御部129は、CPU101の指示に基づき、ラインCCDセンサの光量蓄積時間とAGC(オートゲインコントロール)の制御も行う。
RAM103は、画像展開エリア103a、ワークエリア103b、VRAM103c、一時退避エリア103dを備える。画像展開エリア103aは、画像処理部109から送られてきた撮影画像データ(YUVデジタル信号)、データ格納部104から読み出されたJPEG圧縮画像データを一時的に格納するテンポラリバッファとして使用される。また、画像展開エリア103aは、画像圧縮処理、解凍処理のための画像専用ワークエリアとして使用される。ワークエリア103bは、各種プログラムを実行するためのエリアである。VRAM103cは、表示装置111に表示する表示データを格納するメモリである。一時退避エリア103dは、各種データを一時退避させるためのエリアである。
データ格納部104は、CPU101によりJPEG圧縮された撮影画像データ、アプリケーションから参照される各種付属データ等をファイル形式で格納するフラッシュメモリとして構成されている。
レリーズSW116は、撮影動作の開始を指示するためのものであり、レリーズボタンの押下圧に対応した2段階のスイッチポジションを有する。1段目のスイッチポジション(スイッチSW1:ON)の検出でカメラの設定(ホワイトバランス、測光、オートフォーカス等)のロック動作が行われ、2段目のスイッチポジション(スイッチSW2:ON)の検出で被写界画像信号の取り込み動作が行われる。
測光制御部128は、測光制御を行う。測光制御は、CPU101の指示に従って測光センサ127を駆動制御することで被写界輝度信号を取り込み、CPU101に送る。基本的な測光動作としては、CPU101の制御により、測光センサ127における撮影被写界を複数ブロックに分割した測光領域において各々発生した被写界輝度信号をA/D変換し、各々8ビットのデジタル信号を生成する。
また、測光制御部128は、デジタル信号に対しレンズ鏡筒105のレンズ群105aの明るさを示すFno.(実効Fno.)の値を補正し、測光センサ127から出力される被写界輝度信号のバラツキの補正(レベル・ゲインの調整)を行う。
これに加えて、測光制御部128は、レンズ鏡筒105のレンズ情報等から測光値の補正を行い、最終的に被写界輝度情報を得る。CPU101は、被写界輝度情報に基づきカメラの露出演算を行い、シャッタスピードとレンズ鏡筒105の絞りを適切に制御することで、適切な露光を得ることができる。
測光値の補正に用いられる補正量は、撮影状況、カメラの設定状態、装着されたレンズ鏡筒105の種類など、多くの状況に応じた補正量がある。これらの状況に応じた補正量は、CPU101のEEPROM101aに記憶されており、CPU101の指示に基づき測光値の補正を行うことが可能となっている。
また、測光制御部128の被写体認識制御部128aは、被写体認識の制御を行う。被写体認識は、測光センサ127から出力された画像情報を基に、公知の被写体認識手段により主被写体を認識する。例えば、主被写体の認識は、被写体像の検出された合焦度に応じたエッジのボケ量から主被写体を設定する被写体認識手段でもよいし、視線入力にて注視された被写体を測光センサにて認識し、主被写体と認識してもよいし、他の方法でもよい。
また、測光制御部128は、可変測光絞り124を駆動する可変測光絞り駆動装置125の制御を行う。測光制御部128の指示に基づき、可変測光絞り駆動装置125が動作し、所定の絞り値に可変測光絞り124を絞り込む。
電池114は、リチャージャブルの2次電池(あるいは乾電池)として構成される。DC/DCコンバータ115は、電池114からの電源供給を受け、昇圧及びレギュレーションを行うことにより複数の電源を作り出し、CPU101及び各素子に必要な電圧の電源を供給する。DC/DCコンバータ115は、CPU101からの制御信号により、各々の電圧供給の開始、停止を制御する。
レンズ駆動部106は、CPU101の指示に基づき、レンズ鏡筒105のレンズ群105aを駆動して被写体にピントを合わせる。シャッタ119は、CPU101の指示に基づき、指示されたシャッタ秒時にてシャッタ幕を走行させ、撮像素子107へと露光する。カウンタ133は、測光センサ127にて被写体認識を行った回数をカウントする。
次に、図4乃至図7を参照して、可変測光絞り124について説明する。図4は、従来の測光装置の構成を示す斜視図である。
従来の測光装置は、測光絞り134にて絞れた測光光束が測光レンズ126により集光され、測光センサ127のチップ面127aへと導かれる。ここで、測光絞り134は、モールド部材、マスク等で構成された、絞り値が固定の絞りであり、その絞り値は、測光センサ127の低輝度限界とスポット測光範囲のバランスにより決定される。
これに対し、本実施形態では、絞りを可変測光絞り124とすることで、絞り値を任意の絞り値に調節可能な構成となっている。本実施形態では、可変測光絞り124の絞り機構はメカニカル絞りとするが、これに限定されない。
図5(a)は可変測光絞り124を絞り込んだ状態を示す図、図5(b)は可変測光絞り124を開放した状態を示す図である。
可変測光絞り駆動装置125を駆動することで可変測光絞り124の絞り羽根135が動作して、図5(b)の開放状態から図5(a)の絞り込まれた状態に開口径が変化し、可変測光絞り124の絞り値が変化する。
図6(a)は可変測光絞り124が絞り込まれている状態で測光装置123を通過する光束130aを説明するための説明図、図6(b)は可変測光絞り124が開放されている状態で測光装置123を通過する光束130bを説明するための説明図である。
図6(a)に示す光束130aでは、可変測光絞り124の絞り値によって測光センサ127のチップ面127aに到達する光量が異なる。そのため、設定する絞り値により測光センサ127の低輝度限界は影響を受ける。また、この光学系の許容錯乱円(直径)131よりも直径が小さい錯乱円の範囲では見かけ上ピントが合って見え、この範囲を被写界深度という。
図6(a)に示す光束130aの場合の被写界深度132aは、図6(b)に示す光束130bの場合の被写界深度132bより深くなる。つまり、被写界深度は、絞り値に依存しており、可変測光絞り124を開放すると被写界深度は浅くなり、可変測光絞り124を絞ると低輝度限界は低下するが被写界深度は深くなる。
図7(a)は測光センサ127でピントが合っていない状態での測光センサ127の出力画像を示す図、図7(b)は測光センサ127でピントが合っている状態での測光センサ127の出力画像を示す図である。
図7(a)に示す被写体141aは、測光装置123の構成部品が変形するような温湿度等の環境下で撮像しようとしているため、ピントが合っていない。そのため、出力画像141の解像度は低くなり、被写体141aのエッジの抽出をすることができず、また、CPU101で人と判断できないため、被写体141aを主被写体として認識することができない。実際の撮影では、背景に別の物体が写り込むことがあるため、被写体141aと背景とを区別し難くなり、さらに被写体141aを主被写体として認識し難くなる。
ここで、可変測光絞り124を絞り込んで被写界深度を深くすると、ピントが合って見える範囲が広くなり、図7(a)に示すピントがずれている状態の被写体141aから図7(b)に示すピントが合っている被写体141bになる。この結果、被写体認識に必要な解像度が確保されて、エッジの抽出を行うことができ、CPU101により被写体141bを人と判断し、主被写体として認識することが可能となる。
本実施形態では、可変測光絞り124の初期位置を第1の絞り値とする。第1の絞り値は、撮像の際の基準となる絞り値である他、カメラの組立や調整の際の絞り値となる。測光センサ127は、高精度の被写体認識を実行するためには、高い解像度が必要となることから、ピント調整が必要となるが、調整位置をジャストピント位置へ合わせることは、調整機構が複雑になってしまう。
このため、ピント調整時に、調整バラツキも加味して、ある程度のピント調整余裕を持たせる必要があり、被写界深度が重要となる。よって、本実施形態では、可変測光絞り124の第1の絞り値は、測光センサ127の低輝度限界と被写界深度とのバランスにて決定された絞り値とする。
次に、図8乃至図10を参照して、本実施形態のデジタル一眼レフカメラの動作について説明する。図8は、デジタル一眼レフカメラの動作を説明するためのフローチャート図である。図8での各処理は、ROM102に格納された制御プログラムがRAM103にロードされて、CPU101により実行される。
図8において、ステップS200では、CPU101は、不図示の電源スイッチがユーザ操作によりONされると、ステップS201に進む。
ステップS201では、CPU101は、可変測光絞り124を第1の絞り値に設定するとともに、カウンタ133のカウント数を0に設定して、ステップS202に進む。
ステップS202では、CPU101は、レリーズボタンのユーザ操作によりレリーズSW116のスイッチSW1がONされると、ステップS203に進む。
ステップS203では、CPU101は、焦点検出制御部129により焦点検出動作を行い、焦点検出制御部129の出力信号に従ってレンズ駆動部106によりレンズ鏡筒105のレンズ群105aを駆動し、ステップS204に進む。
ステップS204では、CPU101は、測光制御部128を制御して測光センサ127からの画像情報を基に被写体認識制御部128aにより主被写体の認識動作を開始し、ステップS205に進む。
ステップS205では、CPU101は、カウンタ133のカウント数を、現在のカウント数をN=N+1にインクリメントし、ステップS206に進む。
ステップS206では、CPU101は、ステップS204での主被写体の認識動作から被写体認識が可能であるかを判断し、可能である場合は、ステップS209に進み、可能でない場合は、ステップS207に進む。
ステップS207では、CPU101は、カウンタ133のカウント数Nが所定回数N0 以下(N≦N0 )である場合は、ステップS208に進み、カウンタ133のカウント数Nが所定回数N0 を超える場合は、ステップS217に進む。
ステップS208では、CPU101は、測光制御部128を制御して可変絞り駆動装置125を介して可変測光絞り124を動作させ、ステップS204に戻る。ここでの可変絞り測光動作の詳細については、図9を用いて後述する。
ステップS217では、CPU101は、表示制御部110を制御して、被写体の認識が不可能であることの警告をファインダ内表示装置112に表示し、ステップS218に進む。
ステップS218では、CPU101は、レリーズSW116のスイッチSW1のON/OFF状態により撮影を続行するか否かを判断する。具体的には、CPU101は、スイッチSW1がONのままの状態では、撮影続行と判断してステップS219に進み、レリーズボタンのユーザ操作によりスイッチSW1がOFFとなると、ステップS201に戻る。
ステップS219では、CPU101は、測光制御部128を制御して可変絞り駆動装置125を介して可変測光絞り124を動作させ、可変測光絞り124の絞り値を第1の絞り値としてステップS220に進む。
ステップS220では、CPU101は、測光制御部128を介して公知の測光/露出演算処理を行い、ステップS212に進む。
一方、ステップS209では、CPU101は、測光制御部128の被写体認識制御部128aにより公知の被写体認識方法で主被写体を認識し、ステップS210に進む。
ステップS210では、CPU101は、測光制御部128を制御して、ステップS209で認識した主被写体に重みづけした測光を測光センサ127で行い、ステップS211に進む。
ステップS211では、CPU101は、測光制御部128を制御して、ステップS210で得た測光値に対して、ステップS208で決めた可変測光絞り124の絞り値(後述する)に応じた補正を行う。測光値の補正の詳細については後述する。また、CPU101は、ステップS210での測光動作、及びステップS211での補正で得られた被写界輝度情報に基づいて、所定の測光アルゴリズムによる演算に従って、露出値であるレンズ鏡筒105の絞り値とシャッタ秒時を決定し、ステップS212に進む。
ステップS212では、CPU101は、レリーズSW116のスイッチSW1がONされていることを確認し、ONの場合は、ステップS213に進み、OFFされた場合は、ステップS201に戻る。
ステップS213では、CPU101は、レリーズSW116のスイッチSW2がONされたかを判断し、ONされた場合は、ステップS214に進み、ONされない場合は、ステップS212に戻る。
ステップS214では、CPU101は、スイッチSW2がON動作に応じて撮影動作を行い、ステップS215に進む。
ステップS215では、CPU101は、レリーズSW116のスイッチSW1がONされていることを確認し、スイッチSW1がONの場合は、連続撮影を行うと判断して、S213に戻り、スイッチSW1がOFFされた場合は、ステップS216に進む。
ステップS216では、CPU101は、スタンバイ状態(撮影準備状態)に移行し、処理を終了する。
次に、図9を参照して、図8のステップS208における可変測光絞り動作について説明する。
図9において、ステップS301では、CPU101は、測光制御部128を制御して、公知の測光動作を行い、測光センサ127により測定された被写界輝度を取得して、ステップS302に進む。
ステップS302では、CPU101は、測光制御部128により、ステップS301で取得した被写界輝度の測光値に基づき可変測光絞り124を絞った状態でも低輝度限界を下回らない測光可能な範囲で最も絞る第2の絞り値を算出し、ステップS303に進む。
なお、第2の絞り値の実際の演算は、可変測光絞り124の各絞り値での測光値の落ち込み量を実機にて確認してそのデータをCPU101に入力する。そして、この入力データとステップS301で取得した被写界輝度の測光値に基づき、測光制御部128が第2の絞り値の演算を行う。
ステップS303では、CPU101は、測光制御部128を制御して、可変測光絞り駆動装置125を駆動し、可変測光絞り124を第2の絞り値に絞り込み、ステップS304に進む。
ステップS304では、CPU101は、測光制御部128を制御して、可変測光絞り124の絞り値をステップS302で算出した第2の絞り値に固定する。
次に、図10を参照して、図8のステップS211における測光値の補正について説明する。図10は、可変測光絞り124が任意の絞り値で絞られた場合における各絞り値に対しての測光値の補正量を補正テーブルとして表した図である。
可変測光絞り124が第1の絞り値で絞られている場合の測光値を基準とし、第2の絞り値に絞られた際に、基準の測光値に対して第2の絞り値の各絞りに応じた補正を行うことで、第1の絞り値での測光結果と同等の結果を得ることが可能である。第2の絞り値の各絞りに応じた測光値の補正量は、CPU101のEEPROM101aに測光補正量情報として記憶されている。
例えば、図10に示すように、可変測光絞り124が第1の絞り値から第2の絞り値の絞り1に絞られた際に、測光制御部128は、EEPROM101aに記憶されている測光補正量情報より、絞り1に対応した補正量Aで測光値を補正する。
同様に、絞り2では補正量B、絞り3〜5ではそれぞれ補正量C〜Eで測光値を補正することで、第1の絞り値での測光結果と同様の測光結果を得ることができ、可変測光絞り124が第1の絞り値から絞られた場合でも、適正な露出を得ることができる。
なお、可変測光絞り124が絞られるほど、測光センサ127に導かれる光束が絞られるため、測光センサ127が受光する光量が減る。そのため、可変測光絞り124が絞られるにつれて、測光補正量は大きくなる。また、可変測光絞り124を絞り込んだ場合、測光センサ127の受光光量の落ち込みが中央部に比べて周辺部のほうが大きいため、測光センサ127の中央部の補正量よりも周辺部の補正量のほうが大きくなる。
以上説明したように、本実施形態では、被写体認識ができないと判断された場合、測光センサ127から出力された測光情報により第2の絞り値を算出して可変測光絞り124を第2の絞り値に絞り、被写界深度を深くする。
これにより、焦点検出誤差による撮影レンズの画像のピントずれや上述した環境要因により、フォーカシングスクリーン120に結像している被写体像に対して測光センサ127でピントが合わなくなった場合でも、適切な解像度を得ることができる。この結果、高精度で安定した被写体認識を行うことが可能となる。
また、本実施形態では、測光センサ127の出力された測光情報を基に可変測光絞り124を第2の絞り値に絞り込むため、可変測光絞り124の絞り込みから被写体認識までの時間を短くすることができる。
(第2の実施形態)
次に、図11及び図12を参照して、本発明の撮像装置の第2の実施形態であるデジタル一眼レフカメラについて説明する。なお、本実施形態では、上記第1の実施形態に対し重複する部分についての説明を省略し、相違する部分についてのみ図及び符号を流用しつつ説明する。
図11は、本実施形態のデジタル一眼レフカメラの動作を説明するためのフローチャート図である。なお、本実施形態では、上記第1の実施形態(図8)に対して、ステップS203の焦点検出動作以降の被写体認識処理、及び可変測光絞り124に関する処理が異なるため、図11では、主に異なる処理について図示している。
図11において、ステップS204では、CPU101は、測光制御部128を制御して、測光センサ127から出力された画像情報を基に被写体認識制御部128aにて主被写体の認識動作を開始し、ステップS206へと進む。
ステップS206では、CPU101は、ステップS204での主被写体の認識動作から被写体認識が可能であるかを判断し、可能である場合は、ステップS209に進み、図8のステップS209以降の処理を実行する。また、CPU101は、ステップS204での主被写体の認識動作から被写体認識が可能でないと判断した場合は、ステップS221に進む。
ステップS221では、CPU101は、測光制御部128を制御して、可変測光絞り駆動装置125を介して可変測光絞り124を動作させ、ステップS222に進む。ここでの可変測光絞り動作は、上記第1の実施形態(図8ステップS208)と異なる。なお、可変測光絞り動作の詳細については、図12を用いて後述する。
ステップS222では、CPU101は、測光制御部128を制御して、測光センサ127により公知の測光動作を行い、被写界輝度を測定して、ステップS223に進む。
ステップS223では、CPU101は、測光センサ127による受光(測定)輝度が低輝度限界以下でなく測光可能であるかを判断する。
そして、CPU101は、ステップS221で可変測光絞り124を絞ったことで測光センサ127による受光輝度が低輝度限界以下となり、測光不能となった場合、ステップS217へと進み、図8のステップS217以降の処理を実行する。また、CPU101は、測光センサ127による受光(測定)輝度が低輝度限界以下でなく測光可能であると判断した場合は、ステップSS204に戻って、ステップS204及びステップS206を繰り返す。
図11は、図10のステップS221における可変測光絞り動作を説明するためのフローチャート図である。
図11において、ステップS400では、CPU101は、測光制御部128を介して可変測光絞り124の現在の絞り値を確認し、ステップS401に進む。
ステップS401では、CPU101は、測光制御部128を制御して、可変測光絞り駆動装置125を駆動し、ステップS400で確認した現在の絞り値より1段階絞った絞り値に可変測光絞り124を動作させて、ステップS402に進む。
図10を参照して具体的に説明すると、例えば、ステップS400で確認した現在の絞り値が0(第1の絞り値)であったとする。その場合、ステップS401では、絞り1へ絞り込むように可変測光絞り124を動作させ、同様に、現在の絞り値が絞り2〜4であった場合、それぞれ絞り3〜5へ絞り込むように可変測光絞り124を動作させる。
ステップS402では、CPU101は、測光制御部128を制御して、可変測光絞り124の絞り値をステップS401で絞り込んだ絞り値に固定する。
以上説明したように、本実施形態では、被写体認識ができないと判断された場合、可変測光絞り124を1段階ずつ絞ることで、被写界深度を深くする。これにより、焦点検出誤差による撮影レンズの画像のピントずれや上述した環境要因により、フォーカシングスクリーン120に結像している被写体像に対して測光センサ127でピントが合わなくなった場合でも、適切な解像度を得ることができる。この結果、高精度で安定した被写体認識を行うことが可能となる。
また、本実施形態では、可変測光絞り124を段階的に絞り込み、被写体認識が可能な絞り値を探すことで、可変測光絞り124の絞り値を被写体認識が可能な最大の絞り値とすることができる。これにより、可変測光絞り124の絞り込みによる測光センサ127の受光輝度の低下を抑えた被写体認識が可能となる。その他の構成、及び作用効果は、上記第1の実施形態と同様である。
なお、本発明の構成は、上記各実施形態に例示したものに限定されるものではなく、材質、形状、寸法、形態、数、配置箇所等は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
101 CPU
105 レンズ鏡筒
120 フォーカシングスクリーン
121 ペンタプリズム
123 測光装置
124 可変測光絞り
125 可変測光絞り駆動装置
126 測光レンズ
127 測光センサ
128 測光制御部

Claims (5)

  1. レンズ鏡筒のレンズ群を通過してフォーカシングスクリーンに結像した被写体像を観察するためのファインダ光学系と、
    前記フォーカシングスクリーンに結像した前記被写体像の光束が被写体像を観察するための光路とは異なる光路を介して導かれ、導かれた前記光束を集光する測光レンズと、
    前記測光レンズで集光された前記光束を測定して前記被写体像の輝度情報及び画像情報を含む測光情報を出力する測光手段と、
    前記フォーカシングスクリーンからの光束が前記測光手段に至る光路中に配置された、絞り径を調節可能な可変測光絞りと、
    前記可変測光絞りを制御する測光制御手段と、
    前記測光手段から出力された前記画像情報に基づいて被写体認識を行う被写体認識手段と、
    前記被写体認識手段による被写体の認識動作から前記被写体認識手段により前記被写体認識が可能であるかを判断する判断手段と、を備え、
    前記測光制御手段は、前記判断手段が前記被写体認識手段による前記被写体認識が可能でないと判断した場合に、前記可変測光絞りを絞るように制御することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記測光制御手段は、前記判断手段が前記被写体認識手段による前記被写体認識が可能でないと判断した場合に、前記測光手段から出力された前記輝度情報を取得して取得した輝度情報に基づき前記可変測光絞りに対する絞り値を算出し、算出した絞り値になるように前記可変測光絞りを駆動させる駆動手段を制御して前記可変測光絞りを絞ることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記測光制御手段は、低輝度限界を下回らない測光可能な範囲で前記絞り値を算出することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記測光制御手段は、前記判断手段が前記被写体認識手段による前記被写体認識が可能でないと判断した場合に、前記判断手段が前記被写体認識手段による前記被写体認識が可能であると判断するまで前記可変測光絞りを段階的に絞るように制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記可変測光絞りの絞り値に応じた測光値の補正量を記憶する記憶手段と、
    前記可変測光絞りが絞られた際に、前記測光手段から出力される測光値を前記記憶手段に記憶されている絞り値に応じた補正量で補正する補正手段と、を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の撮像装置。
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