JP2009014073A - テンショナ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】リフターのプランジャーによりテンショナアームを押圧して無端伝動体に所定の張力を付与するテンショナ装置において、テンショナアームに別途緩衝材を設けることなく、テンショナアームとプランジャーとの間の打音の発生を抑える。
【解決手段】カムチェーン14に沿って配置されるテンショナアーム24と、該テンショナアーム24を前記カムチェーン14側に押圧するプランジャー33を有するリフター31とを備えるテンショナ装置23において、前記テンショナアーム24における前記プランジャー33からの受圧部28に肉抜き孔29が設けられる。
【選択図】図2

Description

この発明は、自動二輪車等の車両のエンジンに使用されるカムチェーン等の無端伝動体に所定の張力を付与するテンショナ装置に関する。
従来、上記テンショナ装置において、無端伝動体に沿って延びるテンショナアームと、該テンショナアームを無端伝動体側に押圧するプランジャーを有するリフターとを備え、テンショナアームにおけるプランジャーからの受圧部に、該受圧部とプランジャーとの間の打音を抑えるべく別途緩衝材を設けたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−280867号公報
ところで、上記従来の構成においては、テンショナアームに別途緩衝材を設けることから、部品点数が増加すると共に製造工程が煩雑になってコストアップとなり易いという課題がある。
そこでこの発明は、リフターのプランジャーによりテンショナアームを押圧して無端伝動体に所定の張力を付与するテンショナ装置において、テンショナアームに別途緩衝材を設けることなく、テンショナアームとプランジャーとの間の打音の発生を抑えることを目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、無端伝動体(例えば実施例のカムチェーン14)に沿って配置されるテンショナアーム(例えば実施例のテンショナアーム24)と、該テンショナアームを前記無端伝動体側に押圧するプランジャー(例えば実施例のプランジャー33)を有するリフター(例えば実施例のリフター31)とを備えるテンショナ装置(例えば実施例のテンショナ装置23)において、前記テンショナアームにおける前記プランジャーにより押圧される受圧部(例えば実施例の受圧部28)に肉抜き部(例えば実施例の肉抜き孔29、スリット孔129)が設けられることを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、前記テンショナアームが、金属製の板状芯材(例えば実施例の板状芯材25)の表裏に、それぞれ板状ゴム部材又は板状樹脂部材からなる伝動体摺接部及び裏面被覆部(例えば実施例のチェーン摺接層26及び裏面被覆層27)を一体的に設けてなり、前記受圧部が、前記裏面被覆部の一部を前記プランジャー側に膨出させてなることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記リフターが、前記プランジャーを前記テンショナアーム側へ所定量前進させる毎に該プランジャーの後退を規制するラチェット式であることを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、前記肉抜き孔が受圧部を貫通する円孔であることを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、テンショナアームにおけるプランジャーからの受圧部の硬度を下げることができ、別途緩衝材を設けることなく受圧部に緩衝性能を持たせることができ、部品点数の増加を抑えると共に製造工程の繁雑化を抑えた上で、テンショナアームとプランジャーとの間の打音の発生を抑えることができる。なお、上記無端伝動体とはチェーン及びベルト等であり、上記肉抜き部とは孔、凹み、スリット及び溝等である。
請求項2に記載した発明によれば、受圧部に肉抜き部を容易に形成できると共に、受圧部が撓み易くなることでプランジャーを押圧状態で常時当接させておくことが可能となり、プランジャーのストローク方向での遊び(ガタツキ)を受圧部の撓みで吸収でき、該プランジャーの遊びに基づくテンショナアームの振れ及び前記打音の発生を抑えることができる。
請求項3に記載した発明によれば、受圧部の撓みを利用してプランジャーを所定量前進させきることができ、プランジャーのストローク方向の遊びの発生を抑えることができ、該プランジャーの遊びに基づくテンショナアームの振れ及び前記打音の発生を抑えることができる。
請求項4に記載した発明によれば、裏面被覆部の形成後にも容易に肉抜き部を形成することができ、かつ該肉抜き部を円孔とすることで受圧部の耐久性を良好に保つことができる。
以下、この発明の実施例について図面を参照して説明する。なお、説明都合上、図中矢印FRは前方を、矢印UPは上方をそれぞれ示すものとする。
図1は、例えば自動二輪車(鞍乗り型車両)の原動機である四ストローク単気筒エンジン(内燃機関、以下、単にエンジンという)1の概略を示す右側面図である。エンジン1のクランクケース2内には、回転軸線(クランク軸線)C1を左右方向(車幅方向)に沿わせたクランクシャフト3が配置される。クランクケース2上には、斜め前上方に向けてシリンダ4が立設される。なお、図中符号C2はシリンダ4の起立方向に沿う軸線(シリンダ軸線すなわち不図示のシリンダボアの中心軸線)を示す。
シリンダ4は、クランクケース2と一体的に設けられるシリンダ本体4aと、該シリンダ本体4a上に取り付けられるシリンダヘッド4bと、該シリンダヘッド4b上に取り付けられるヘッドカバー4cとを主になる。シリンダ本体4aのシリンダボア内にはピストンが嵌装され、該ピストンの往復動がコンロッドを介してクランクシャフト3の回転動に変換される(クランクシャフト3以外は図示略)。シリンダヘッド4b内には、クランク軸線C1と平行な吸排気用カムシャフト7a,8a及びこれらに対応する吸排気バルブ7,8を主とする動弁機構が配設される。
シリンダヘッド4bの後部内及び前部内にはそれぞれ吸排気ポート(図示略)が形成され、これら各ポートの燃焼室側開口がそれぞれ前記吸排気バルブ7,8により開閉される。シリンダヘッド4bの後部には、吸気ポートに連なるようにスロットルボディ13が接続される。スロットルボディ13内には吸気通路を開閉するスロットルバルブ13aが設けられ、スロットルボディ13の上部には吸気通路に燃料を噴射するインジェクタ13bが設けられる。
シリンダ4の例えば右側部には、クランクシャフト3と各カムシャフト7a,8aとを連動させるカムチェーン14を収容するカムチェーン室15が設けられる。カムチェーン14は、クランクシャフト3右側のカムドライブスプロケット16と、シリンダ4上部後側の吸気側カムシャフト7a右端の吸気側カムドリブンスプロケット17と、シリンダ4上部前側の排気側カムシャフト8a右端の排気側カムドリブンスプロケット18とを取り囲むように巻回する無端状のものとされる。なお、図中矢印F1はエンジン運転時におけるカムドライブスプロケット16(クランクシャフト3)の回転方向を、矢印F2,F3は各カムドリブンスプロケット17,18(各カムシャフト7a,8a)の回転方向をそれぞれ示す。
カムチェーン14におけるシリンダ4前側に位置する部位は、カムドライブスプロケット16による引き込み側(張り側)とされ、シリンダ4後側に位置する部位は、カムドライブスプロケット16からの送り出し側(弛み側)とされる。なお、カムチェーン14におけるシリンダ4上側に位置する部位(各カムドリブンスプロケット17,18に跨る部位)も、該カムチェーン14の張り側の一部とする。カムチェーン14は、左右方向と直交する平面に沿って各スプロケット外周を巻回する。
カムチェーン室15の前部及び上部には、それぞれカムチェーン14の張り側に該カムチェーン14の巻回領域外側から摺接してその進行方向を案内する前及び上チェーンガイド21,22が固定的に設けられる。一方、カムチェーン室15の後部には、カムチェーン14の弛み側に該カムチェーン14の巻回領域外側から摺接してその進行方向を案内すると共に適正な張力を付与する(弛みを除去する)テンショナアーム24を有するカムチェーンテンショナ装置(以下、単にテンショナ装置という)23が設けられる。
図2を併せて参照し、テンショナ装置23は、カムチェーン14の長手方向(進行方向)に沿うように延びる前記テンショナアーム24と、該テンショナアーム24をカムチェーン14側に押圧するプランジャー33を有するリフター31とを備えてなる。
テンショナアーム24は、カムチェーン14の幅方向と平行な板状をなす板状芯材25と、該板状芯材25の表裏面にそれぞれ一体的に設けられるチェーン摺接層26及び裏面被覆層27とを有する。
板状芯材25は鋼等の弾性を有する金属製とされ、エンジン側面視でカムチェーン14の巻回領域内側に凸となるように緩やかに湾曲する。テンショナアーム24の上端部はシリンダヘッド4bの中間部まで至り、テンショナアーム24の下端部はカムドライブスプロケット16の近傍まで至る。テンショナアーム24の下端部は左右方向に沿う揺動軸24aが貫通し、該揺動軸24aがクランクケース2に支持されることで、テンショナアーム24が揺動軸24a回りに揺動可能とされる。
チェーン摺接層26及び裏面被覆層27は例えばフッ素系ゴム(又は樹脂)等からなり、板状芯材25よりも硬度が低く、板状芯材25に沿うように側面視で緩やかに湾曲して設けられる。チェーン摺接層26の前面側には、カムチェーン14を摺接させると共にその進行方向を案内する不図示のガイド溝が形成される。一方、裏面被覆層27の長手方向中間部の後側には、後述のリフター31からの押圧力を受ける受圧部28が形成される。
これらチェーン摺接層26及び裏面被覆層27と板状芯材25とは、例えばインサート成型又は成型後の接着等により一体的に設けられる。なお、チェーン摺接層26及び裏面被覆層27が同一材料からなるか否か、及びこれらが板状芯材25の側縁を覆うか否かは問わない。
リフター31は、カムチェーン室15の後壁15aにこれを後方から貫通した状態で固定されるホルダー32と、該ホルダー32内に往復動可能に保持されるプランジャー33と、該プランジャー33の作動を一方向に規制するラチェット爪34とを有してなる。
ホルダー32はテンショナアーム24の長手方向中間部の後方に位置し、その前部がカムチェーン室15の後壁15aを後方から貫通した状態で、カムチェーン室15外側において固定フランジ32a及び固定ボルト32bを用いて後壁15aに固定される。
ホルダー32内には、これをシリンダ軸線C2と略直交する軸線C3に沿って後方から貫通する保持孔32cが形成され、該保持孔32c内の前側に前記プランジャー33が往復動可能に保持される。一方、保持孔32c内の後側にはプラグボルト35が螺着され、該プラグボルト35の前部内側に収容される圧縮コイルスプリング36の前端部がプランジャー33の後端部を押圧することで、プランジャー33が前記軸線(プランジャー軸線)C3に沿って前方(テンショナアーム24側)へ付勢される。
プランジャー33の上面部はプランジャー軸線C3に沿って並ぶ歯形が形成されたラック部33aとされ、該ラック部33aに係合可能な前記ラチェット爪34がホルダー32の前部に軸支される。ラチェット爪34は、ホルダー32の前部にプランジャー軸線C3と直交する回動軸34aを介して回動可能に支持され、かつホルダー32前部内に保持された圧縮コイルスプリング37の弾性力により、先端爪部34bをラック部33aに押し付ける側に(係合させる側に)付勢される。
先端爪部34bは回動軸34aよりも前方に位置し、プランジャー33がテンショナアーム24側に前進する際には、先端爪部34bがコイルスプリング37の付勢力に抗してラック部33aの歯形から押し上げられてプランジャー33の動きを許容し、プランジャー33がテンショナアーム24と反対側に後退する際には、先端爪部34bがラック部33aの歯形に食い込むように作用してプランジャー33の動きを規制する。
このときのプランジャー33の後退の規制は、ラック部33aの歯形一つ分のストローク位置毎になされる。すなわち、リフター31は、プランジャー33がテンショナアーム24側へ所定量前進する毎に該プランジャー33の後退を規制するラチェット式である。
プランジャー33は、前記コイルスプリング36の付勢力により、テンショナアーム24がカムチェーン14に摺接し所定の張力を付与するように、該テンショナアーム24をカムチェーン14側へ常時押圧する。このときのプランジャー33の後退は前記ラチェット爪34により規制され、エンジン運転時におけるカムチェーン14の振れ等が規制される。
そして、裏面被覆層27におけるプランジャー33と対向する部位には、該裏面被覆層27の厚さを増すように後方(プランジャー33側)に膨出してなる前記受圧部28が形成される。
受圧部28はプランジャー軸線C3と略直交する平坦部28aを形成し、例えば該平坦部28aにはこれに沿う金属製の押圧プレート28bが一体的に設けられ、該押圧プレート28bにプランジャー33先端が当接してテンショナアーム24を押圧する。なお、押圧プレート28bを無くして受圧部28にプランジャー33先端が直接当接する構成であってもよい。
ここで、受圧部28には、例えばこれを左右方向に沿って(プランジャー軸線C3と直交する方向に沿って)貫通する複数の肉抜き孔29が形成される。各肉抜き孔29は例えば側面視円形の貫通孔であり、このような複数の肉抜き孔29を形成することで、受圧部28の硬度が裏面被覆層27の他の部位よりも低くされ、プランジャー33による押圧時に受圧部28全体を良好に撓ませることが可能となる。なお、上述の如く受圧部28を貫通する肉抜き孔29に代わり、受圧部28の外側に適宜形成される(すなわち受圧部28を貫通しない)肉抜き凹部を形成した構成であってもよい。
以上説明したように、上記実施例におけるテンショナ装置23は、カムチェーン14に沿って配置されるテンショナアーム24と、該テンショナアーム24を前記カムチェーン14側に押圧するプランジャー33を有するリフター31とを備えるものにおいて、前記テンショナアーム24における前記プランジャー33により押圧される受圧部28に肉抜き孔29が設けられるものである。
この構成によれば、テンショナアーム24におけるプランジャー33からの受圧部28の硬度を下げることができ、別途緩衝材を設けることなく受圧部28に緩衝性能を持たせることができ、部品点数の増加を抑えると共に製造工程の繁雑化を抑えた上で、テンショナアーム24とプランジャー33との間の打音の発生を抑えることができる。
また、上記テンショナ装置23は、前記テンショナアーム24が、金属製の板状芯材25の表裏に、それぞれ板状ゴム部材(又は板状樹脂部材)からなるチェーン摺接層26及び裏面被覆層27を一体的に設けてなり、前記受圧部28が、前記裏面被覆層27の一部を前記プランジャー33側に膨出させてなるものである。
この構成によれば、受圧部28に肉抜き孔29を容易に形成できると共に、受圧部28が撓み易くなることでプランジャー33を押圧状態で常時当接させておくことが可能となり、プランジャー33のストローク方向での遊び(ガタツキ)を受圧部28の撓みで吸収でき、該プランジャー33の遊びに基づくテンショナアーム24の振れ及び前記打音の発生を抑えることができる。
さらに、上記テンショナ装置23は、前記リフター31が、前記プランジャー33を前記テンショナアーム24側へ所定量前進させる毎に該プランジャー33の後退を規制するラチェット式であるが、この場合においても、受圧部28の撓みを利用してプランジャー33を所定量前進させきることができ、プランジャー33のストローク方向の遊びの発生を抑えることができ、該プランジャー33の遊びに基づくテンショナアーム24の振れ及び前記打音の発生を抑えることができる。
さらにまた、上記テンショナ装置23は、前記肉抜き孔29が受圧部28を貫通する円孔であることで、裏面被覆層27の形成後にも容易に肉抜き孔29を形成することができ、かつ該肉抜き孔29を円孔とすることで受圧部28の耐久性を良好に保つことができる。
なお、この発明は上記実施例に限られるものではなく、例えば図3に示すように、前記肉抜き孔29等に代わり、受圧部28に例えばこれを左右方向に沿って貫通する複数のスリット孔129を形成した構成であってもよい。各スリット孔129は例えば前記平坦部28aに沿って長く形成され、このような複数のスリット孔129を形成することで、プランジャー33による押圧時に受圧部28全体をより一層良好に撓ませることが可能となる。なお、上記同様、スリット孔129に代わり受圧部28を貫通しないスリット溝を形成した構成であってもよい。さらに、受圧部28は、プランジャー33に押圧されたときとプランジャー33を押圧するときとで異なる荷重特性とすることで、より打音を低減することができる。
また、吸排気バルブを単一のカムシャフトで開閉作動させるOHCエンジンに適用してもよく、かつ並列及びV型等の各種形式の複数気筒エンジンに適用してもよい。
さらに、カムチェーンに代わるベルト等の無端伝動体のテンショナ装置にも適用できると共に、カムシャフト以外にもポンプやバランサ等の各種要素を駆動させる無端伝動体のテンショナ装置にも適用できる。
そして、上記実施例における構成はこの発明の一例であり、当該発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
この発明の実施例におけるエンジンの一部断面を含む右側面図である。 図1の要部拡大である。 上記実施例の変形例を示す図2に相当する要部拡大図である。
符号の説明
1 エンジン
14 カムチェーン(無端伝動体)
23 テンショナ装置
24 テンショナアーム
25 板状芯材
26 チェーン摺接層(伝動体摺接部)
27 裏面被覆層(裏面被覆部)
28 受圧部
29 肉抜き孔(肉抜き部)
31 リフター
33 プランジャー
129 スリット孔(肉抜き部)

Claims (4)

  1. 無端伝動体に沿って配置されるテンショナアームと、該テンショナアームを前記無端伝動体側に押圧するプランジャーを有するリフターとを備えるテンショナ装置において、
    前記テンショナアームにおける前記プランジャーにより押圧される受圧部に肉抜き部が設けられることを特徴とするテンショナ装置。
  2. 前記テンショナアームが、金属製の板状芯材の表裏に、それぞれ板状ゴム部材又は板状樹脂部材からなる伝動体摺接部及び裏面被覆部を一体的に設けてなり、前記受圧部が、前記裏面被覆部の一部を前記プランジャー側に膨出させてなることを特徴とする請求項1に記載のテンショナ装置。
  3. 前記リフターが、前記プランジャーを前記テンショナアーム側へ所定量前進させる毎に該プランジャーの後退を規制するラチェット式であることを特徴とする請求項1又は2に記載のテンショナ装置。
  4. 前記肉抜き孔が受圧部を貫通する円孔であることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載のテンショナ装置。
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