JP2009012850A - 結束装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】様々な形状の被結束物に対し、結束弛みを生じずに確実に結束可能な結束装置を提供する。
【解決手段】把持受具1は回転軸15に固設された支持腕4と、その両端に設けられた固定爪3及び可動爪2とからなり、固定爪3にはボールプランジャ6が設けられていると共に、可動爪2にはその基端部に溝部とベアリング8とが設けられている。ネギAは、把持受具1によって把持され、該把持が保たれた状態で結束される。結束が完了すると、把持受具1は結束位置から下方に向って30度回動し、該回動によって可動爪2のベアリング8と、チャック開カム12とが当接してネギAの把持が解除される。ネギAは把持受具1による把持が解除されるため、該回動により排出路へと落下する。
【選択図】図5

Description

本発明は、複数の長物野菜等の被結束物を粘着テープによって結束する結束装置に関し、詳しくは被結束物を搬送する搬送手段に関する。
従来、複数のネギなどを束ねた状態で、粘着テープによって結束する結束装置において、巻戻し抵抗を付与しつつ粘着テープの巻戻しを可能にするテープ取付具と、被結束物を載置する載置台と、刃部によって切断されたテープ端部を保持する切断保持部と、一端に吸引器を有するテープ折返し具とからなる束ね器を2つ平行に配置したものが案出されている(特許文献1参照)。
また、作業者が手掴みで供給するアスパラガス等を受け、搬送する搬送手段(搬送部)と、その後方で粘着テープによって結束する結束部と、結束部に粘着テープを送給するテープ繰出部とを有すると共に、被結束物であるアスパラガスを載置する支持受具と、固定爪及び可動爪によってアスパラガスを把持する把持受具とを備えた結束装置も知られている(特許文献2参照)。
特開平5−294313号公報 特開2001−18916号公報
上述した特許文献1記載の結束装置は、テープ折返し具を駆動させる回動器を備えており、該回動器によって自動的にテープ折返し具を回動させ上記被結束物であるネギを結束していた。
しかし、折返し具によって載置台上のネギの上部にテープを折り返すだけでは、曲がりを有するネギなどの被結束物を隙間なく結束することはできず、最終的には作業者が上記隙間をなくすために、ネギを把持して粘着テープを巻き戻す必要があった。
一方、特許文献2の結束装置は、把持受具によって被結束物であるアスパラガスを把持しているため、搬送手段が高速に回転しても搬送乱れ等は生じないが、結束位置において該把持を解除して結束するため、上述したネギなどの曲がりを有したり、根側と葉側で大きく径が異なったりする被結束物の場合、結束弛みが生じてしまい、弛みなく確実に結束することが難しかった。
そこで本発明は、結束位置において把持受具により被結束物を把持した状態で結束することによって、どのような被結束物でも結束弛みを生じずに、確実な結束を可能とする結束装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、複数の被結束物(A)を供給部(35)で受け、結束位置に搬送する搬送手段(40)と、粘着テープ(57)によって該被結束物(A)を結束する結束部(50)と、該結束部(50)に粘着テープ(57)を供給するテープ繰出し部(55)とを備えた結束装置(30)において、前記搬送手段(40)は、前記被結束物(A)を把持する把持受具(1)を2つ以上有すると共に、該把持受具(1)によって、該被結束物(A)の複数箇所を把持した状態で結束する、ことを特徴とする結束装置にある。
請求項2に係る発明は、前記搬送手段(40)を、前記被結束物(A)の結束後、下方に向けて回動させると共に、該被結束物(A)の結束後の下方への回動に対応して、前記把持受具(1)の該被結束物(A)への把持を解除する把持解除手段(12)を備え、該把持受具(1)の該被結束物(A)への把持を結束完了後に解除することによって、該被結束物(A)を排出する、ことを特徴とした請求項1記載の結束装置にある。
請求項3に係る発明は、前記結束装置(30)はネギ等の長物野菜を結束する結束装置(30)であり、前記2つ以上の把持受具(1)のうち、葉側を把持する一方側の把持受具(1a)の径(s)を、根側を把持する他方側の把持受具(1b)の径(t)よりも大きく形成した、ことを特徴とする請求項1又は2記載の結束装置にある。
請求項4に係る発明は、前記把持受具(1)にシリコンチューブ(11)を被覆した、ことを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の結束装置にある。
なお、括弧内の符号等は、図面と対照するためのものであるが、これにより特許請求の範囲に何等影響を及ぼすものではない。
請求項1に係る発明によると、把持受具によって被結束物を把持した状態で結束作業をするため、被結束物がネギ等の曲がりや、葉側と根側で径の差を有するものであっても結束弛みを生じさせることなく確実に結束することができる。また、被結束物が把持受具によって把持されているため、結束位置まで高速で搬送しても搬送乱れが生じる虞もない。
請求項2に係る発明によると、被結束物の結束完了後に搬送手段を下方に向けて更に回動させると共に、該回動に伴って把持受具の被結束物への把持を解除することによって、結束された被結束物を把持受具から落下させ、円滑かつ確実に排出することができる。また、被結束物が排出されずに機械に巻き込まれる虞が減少したため、巻き込み検知機構を廃止することができ、部品点数及び製造コストの削減も可能になった。
請求項3に係る発明によると、ネギ等の長物野菜の葉側を把持する一方側の把持受具の径を、根側を把持する他側の把持受具の径よりも大きく設定したことにより、長ネギ等の葉側と根側とで大きく径が相違する被結束物でも、その形状に合わせて確実に把持することができる。
請求項4に係る発明によると、把持受具をシリコンチューブによって被覆することによって、把持受具による被結束物への損傷を防止することができると共に、該被結束物を確実に把持することができ、結束弛みを少なくすることができる。
以下に図面に基づいて本発明に係る実施の形態について説明する。図2乃至図4に示すように結束装置30は、箱型の基台32と、その両側方に立設された側面視く字状の側枠33,33と、該側枠33,33間に架設される横枠34とからなる強固な機体フレーム31を備えると共に、上記側枠33,33間には、作業者が手掴みによりネギAなどの長物野菜を供給する供給部35と、該供給部35によって供給された被結束物であるネギAを搬送する搬送手段40と、粘着テープ57によって該ネギAを結束する結束部50と、その上方において粘着テープ57を繰出すテープ繰出し部55とを有している。上記テープ繰出し部55及び結束部50の上方には透明なカバー24が設けられていると共に、結束部50によって結束されたネギAは、機体フレーム31の後方に設けられた排出路23から円滑に排出される。
また、基台32には駆動モータ41が内蔵されており、搬送手段40を駆動させると共に、テープ繰出し部55から強制的に粘着テープ57を繰出し、該粘着テープ57に弛みを持たせて、ネギAの葉部の結束による折損を防止するテープ繰出し補助機構60をも駆動させている。一方、横枠34の下面にも結束モータ38が配設されており、該結束モータ38の出力軸38aと連結した回動アーム38bが結束モータ38の回転により回動することにより、スライド台36に設けられたリンクアーム38cを介して、該スライド台36を側枠33,33の傾斜に沿って往復運動させている。なお、スライド台36には結束部50の粘着テープ57を押圧する押圧手段52が装着されている。
次に上述した各部の詳細な構成について説明をする。
上記テープ繰出し部55,55は、左右の側枠33,33の上部に配設されており、機体の内側に向けて突設された繰出軸56と、粘着テープ57が装着される繰出輪58から構成されている。該繰出輪58は繰出軸56の先端に取付けられており、粘着テープ57をその斜め下方にある結束部50へと供給している。
該結束部50は、粘着テープ57の先端を係脱可能に貼着支持するテープ支持部51、結束済みの粘着テープ57を切断するカッタ53及びネギAに粘着テープ57を下側から押圧誘導しながら巻きつける押圧手段52などからなり、基台32から立設された支持フレーム37にテープ支持部51が形成されていると共に、スライド台36には上記押圧手段52及びカッタ53が装着され、カッタ53は、該スライド台36の前方で粘着テープ57を切断するように配設されている。
上記結束部50は、従来と同様のテープ巻付け貼着方式であり、スライド台36を側枠33,33の機体斜め前方への傾斜に沿って往復運動させることにより結束装置30を全体として高さ方向にコンパクトに構成し、結束作業を効率化している。
一方、テープ繰出し補助機構60は、機体左側(X方向)の側枠33から機体内側に向けて形成され、折損しやすいネギAの葉側(X方向側)を粘着テープ57に適度な弛みを持たせた状態で結束させるためのものであり、側枠33から機体内側に突設した入力軸61には駆動モータ41からの動力が伝動されている。
該テープ繰出し補助機構60は、上記入力軸61、該入力軸61の中途部に固設された略楕円形の揺動カム63、プレート状の揺動アーム64、該揺動アーム64の先端に突設されたガイドプレート65、機体前後方向に揺動可能な旋回アーム68、その中途部に螺設した摺動ピン66等のリンク機構からなり、該旋回アーム68の先端に設けられたローラ68aが機体右側(X方向)の粘着テープ57の下面に当接して粘着テープ57を繰出している。
次に本発明の要部である搬送手段40について説明する。
搬送手段40は、駆動モータ41によって間歇回転する回転軸15と、支持腕22の両端にU字状の受具21を有した支持受具20と、ネギAを把持固定する把持受具1とから構成されており、回転軸15を回動させることによって、支持受具20及び把持受具1に保持されたネギAを結束位置及び排出位置に搬送する。
回転軸15には従動側スプロケット44が固設されており、機体右側面(X方向側面)において、チェン43を介して駆動側スプロケット42から駆動モータ41の動力が伝動されている。なお、機体左側面(X方向側面)では、回転軸15の他端に固設された中間スプロケット47からの駆動力が、チェン48を介してテープ繰出し補助機構60の入力軸61に固設された出力スプロケット62に動力伝達されており、両スプロケット47,62は、回転軸15が180度間歇回転する間にテープ繰出し補助機構60の入力軸61が360度回転するように歯数が設定されている。
また、従動側スプロケット44の機体外側には、円周上の2箇所に互いに対向して配置された回転カム45,45が設けられており、該回転カム45,45の突起部45a,45aが斜め下方に設けられた結束位置検出装置46の接当子46aと当接することによって、結束位置の検出が行われている。一方、中間スプロケット47の機体内側にも同様の回転カム72’,72’が設けられており、該回転カム72’,72’の突起部72’a,72’aと原点位置検出スイッチ72の接当子72aとが当接することによって、回転軸15の原点位置の検出が行われている。更に、結束装置30は、作業者の手の退避を確認する安全センサ73,73’及びスライド台36と一体に設けられた接当子74aと当接することによって結束上端位置を検出する結束上端位置検出スイッチ74などのセンサも有している。
一方、上述した支持受具20及び把持受具1は、回転軸15の軸上に整列して配設されており、左右両結束部50,50のテープ支持部51,51の側方にそれぞれ把持受具1a,1b(以下、左右の区別が必要な場合、X方向側の把持受具を1a、X方向側の把持受具を1bとし、特に左右の区別を必要としない場合には、単に把持受具1と表記する。)が配置されると共に、該テープ支持部51,51を挟んでそれぞれ支持受具20,20が配置されている。また、根側であるX方向端には、ネギAを突き当て揃える突当板25が設けられ、葉側であるX方向端にはネギAの葉部を支持するため、1つ余計に支持受具20が設けられている。
このX方向側の葉側把持受具1aの径sは、X方向側の根側把持受具1bの径tよりも大径に構成されており、両把持受具1a,1bの径の関係は、
s>t
となるため、ネギAのように葉側のほうが根側よりも径の大きな被結束物でもその形状に合わせて把持できるように構成されている。
また、X方向側の結束部50を挟んで整列した葉側把持受具1a及び支持受具20には、U字状の受具を有した補助ガイド26が付設されており、複数に分岐した葉や、茎なども確実に保持することができるように構成されている。なお、この葉側の支持受具20と根側把持受具1bとの間には、ねぎセンサ71が基台32から立設されたブラケット75により支持されており、上記支持受具20及び把持受具1上にネギAが載置されているかどうかを検知している。
ついで、把持受具1の詳細な構成について図1及び図3に基づいて説明する。
把持受具1は、ボス部4aによって回転軸15に固設される支持腕4と、その両端部において支持腕4に固設される固定爪3と、回転支点10を中心として該固定爪3に対して開閉自在な可動爪2とから構成されており、閉スプリング5の付勢力によってネギAを把持可能にしていると共に、固定爪3及び可動爪2にはシリコンチューブ11が被覆されている。
上記固定爪3は、内側に湾曲した板状部材からなり、その基部において切欠け3aが形成されていると共に、取付けプレート6bを介してボールプランジャ6が取付けられている。可動爪2も固定爪3と同様な内側に湾曲した板状部材であり、その基端部において上述したボールプランジャ6のボール6aと嵌合する溝部2aが設けられていると共に、ベアリング8が取付けられている。
一方、基台32から取付けブラケット14が支持腕4のボス部4a近傍まで延設されており、該取付けブラケット14から取付け具13を介してチャック開カム(把持解除手段)12が設けられている。該チャック開カム12には可動爪2に設けられたベアリング8が当接し、可動爪2を閉スプリング5の付勢力に抗して回動させてボールプランジャ6のボール6aを可動爪2の溝部2aに嵌め込むことにより可動爪2を開放位置ロに固定する。
次に、上記結束装置30の作用について主に図5及び6に基づいて説明する。
図5(a)に示すように、作業者は、作業を開始するにあたって、供給部35から開放位置ロにある把持受具1及び支持受具20上にネギAを載置し、把持受具1の可動爪2を押圧してボールプランジャ6のロックを外すと共に、閉スプリング5の付勢力によって可動爪2を把持位置イにしてネギAを把持させる。なお、回転軸15は、原点位置検出スイッチ72の接当子72aと回転カム72’の突起部72’aが当接することによって回動原点位置において停止する。
次に作業者は、基台32に設けられた起動スイッチ76を入り状態にすると、駆動モータ41が駆動し始め、回転軸15が回動すると共に、旋回アーム68も回動を始める。粘着テープ57は、ローラ68a及びテープ支持部51間において繰出し片59及びガイドローラ54を介して張設されており、旋回アーム68を揺動させる揺動カム63は、回転軸15の回動角の倍、回動するように構成されている。そのため、把持受具1が回転軸15の回動によって回動原点位置から後方に向って回動すると、旋回アーム68はその倍の角度、上方に向って回動を始める(図5(b),(c))。
把持受具1が後方への回動していくと、ネギAと粘着テープ57とが接触をする。このとき旋回アーム68は既に上昇端部まで回動しており、次に下降回動を開始する(図5(d))。旋回アーム68が下降回動を始めると、ローラ68aによって上方に付勢されていた粘着テープ57に弛みが生じると共に、ネギAの葉部は粘着テープ57に強く押圧されることなく粘着テープ57を巻きつけられていく(図5(e),(f))。
結束位置検出装置46の接当子46aと、従動側スプロケット44近傍に設けられた回転カム45の突起部45aとが当接すると結束位置が検出され、スライド台36が移動しテープ押圧手段52によって隙間なくネギAが結束されると共に、カッタ53によって粘着テープ57が切断され、結束作業が完了する(図5(g))。この時、把持受具1によるネギAへの把持は保たれた状態であると共に、旋回アーム68及び回転軸15の回動は停止され、結束位置で結束作業の完了を待機している。
結束作業を完了してスライド台36が上端位置に復帰し、該スライド台36と一体に構成された結束上端位置検出スイッチ74の接当子74aと、結束上端位置検出スイッチ74とが当接すると、回転軸15は、更に結束位置から後方に30度回動して上述した原点位置検出スイッチ72によって回動原点位置にて停止する(図5(h))。この際、可動爪2の基端部に設けられたベアリング8と、チャック開カム12とが当接して可動爪2を開放位置ロにし、ネギAの把持が解除される。結束されたネギAは、把持受具1により既に把持されていないため、該下方への回動によって容易に落下し、排出路23から円滑に排出される。
また、作業者は起動スイッチ76の側方に設けられた自動切換スイッチ70を入り状態にし、手動時と同じように把持受具1及び支持受具20上にネギAを載置すると、ねぎセンサ71によってネギAの載置が感知され、その状態(ネギセンサ入り状態)で安全センサ73,73’によって作業者の手の退避が検知されると、駆動モータ41が起動して自動的に結束作業が開始される。
図6に示すように駆動モータ41が起動すると、手動時と同じように旋回アーム68は回転軸15が90度回動するまで上昇し、その後、回転軸15が180度、回動するまで下降をする。回転軸15は180度回動すると、結束位置検出装置46の接当子46aと、従動側スプロケット44の機体外側に設けられた回転カム45の突起部45aとが当接し、駆動モータ41が停止する。それに伴い該駆動モータ41によって駆動する回転軸15、揺動カム63及び旋回アーム68等もその回動を停止する。
一方、該結束位置検出装置46によって結束位置が検出されると、結束モータ38が起動し、スライド台36が移動して結束部50によって結束作業が行われる。結束作業が完了してスライド台36が上端位置に復帰し、該スライド台36と一体に構成された結束上端位置検出スイッチ74の接当子74aと、結束上端位置検出スイッチ74とが当接すると、結束モータ38が停止し、駆動モータ41が再度起動する。
駆動モータ41は、原点位置検出スイッチ72によって回動原点位置が検出されるまで駆動し、回転軸15は後方に30度回動した時点で停止する。この際、チャック開カム12と回動爪2のベアリング8とが当接して把持受具1の把持は回動原点位置において完全に解除される。自動モードにおいては、作業者が再度、ネギAを供給すると自動的に駆動モータ41が起動し、上記サイクルが繰り返される。
上記のように結束装置30を構成したため、把持受具1によってネギAの複数箇所を把持した状態で結束作業を行い、ネギA等の曲がりを有する被結束物でも結束弛みなく、確実に結束することができる。また、ネギAの葉側(X方向)の把持受具1aの径sが、根側(X方向)の把持受具1bの径tよりも大きく構成されているため、ネギAのような葉側と根側とに大きな径差があるような被結束物でも形状に合わせて把持することができる。
また、葉側の把持受具1a及び支持受具20には、補助ガイド26が付設されており、複数に分岐した葉や茎を確実に保持すると共に、丸く形成された該把持受具1の可動爪2及び固定爪3にシリコンチューブ11を被覆することによって、ネギAを傷つけることなく、かつ確実に結束をすることもできる。
更に、結束完了後に結束位置から30度下方に向けて回転軸15を回動させることにより、可動爪2のベアリング8とチャック開カム12とが当接し、把持受具1によるネギAの把持が解除され、該ネギAが該下方への回動により把持受具1から落下することが可能となり、それにより円滑にネギAを排出させることができる。
本発明の実施例に係る把持受具の側面図。 本発明の実施例に係る結束装置の左側面図。 本発明の実施例に係る結束装置の正面図。 本発明の実施例に係る結束装置の右側面図。 本発明の実施例に係る結束作業の模式図。 本発明の実施例に係る結束装置のタイミングチャート。
符号の説明
1 把持受具
1a 一方側の把持受具(葉側把持受具)
1b 他方側の把持受具(根側把持受具)
11 シリコンチューブ
12 把持解除手段(チャック開カム)
30 結束装置
35 供給部
40 搬送手段
50 結束部
55 テープ繰出し部
57 粘着テープ
A 被結束物
s 一方側(葉側)の把持受具の径
t 他方側(根側)の把持受具の径

Claims (4)

  1. 複数の被結束物を供給部で受け、結束位置に搬送する搬送手段と、粘着テープによって該被結束物を結束する結束部と、該結束部に粘着テープを供給するテープ繰出し部とを備えた結束装置において、
    前記搬送手段は、前記被結束物を把持する把持受具を2つ以上有すると共に、該把持受具によって、該被結束物の複数箇所を把持した状態で結束する、
    ことを特徴とする結束装置。
  2. 前記搬送手段を、前記被結束物の結束後、下方に向けて回動させると共に、
    該被結束物の結束後の下方への回動に対応して、前記把持受具の該被結束物への把持を解除する把持解除手段を備え、
    該把持受具の該被結束物への把持を結束完了後に解除することによって、該被結束物を排出する、
    ことを特徴とした請求項1記載の結束装置。
  3. 前記結束装置はネギ等の長物野菜を結束する結束装置であり、
    前記2つ以上の把持受具のうち、葉側を把持する一方側の把持受具の径を、根側を把持する他方側の把持受具の径よりも大きく形成した、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の結束装置。
  4. 前記把持受具にシリコンチューブを被覆した、
    ことを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の結束装置。
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