JP2009012846A - 樹脂フィルムラミネート缶の加飾ラベル装着方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】樹脂フィルムラミネート缶への加飾ラベルの効率的な被覆方法を提供する。
【解決の手段】被処理金属板の表裏に熱可塑性樹脂をラミネートし、該ラミネート処理金属板の表裏に高温揮発性の潤滑剤を塗布した後に、打ち抜き、少なくとも絞り加工を行って樹脂フィルムラミネート缶とし、
該樹脂フィルムラミネート缶へ熱収縮性の加飾ラベルを被せた後、加熱処理することによって、該高温揮発性の潤滑剤を揮発除去しつつ、該熱収縮性の加飾ラベルを缶へ熱収縮被覆させることを特徴とする。
【効果】ラミネート処理金属板の表裏に塗布された高温揮発性の潤滑剤を、熱収縮性の加飾ラベルを加熱により被覆するのと同時期に同じ加熱処理により除去することで、高温揮発性の潤滑剤の除去と熱収縮性の加飾ラベルの被覆を同時に行えるため、消費エネルギーや工程数が削減できるため効率的である。
【選択図】図2
【解決の手段】被処理金属板の表裏に熱可塑性樹脂をラミネートし、該ラミネート処理金属板の表裏に高温揮発性の潤滑剤を塗布した後に、打ち抜き、少なくとも絞り加工を行って樹脂フィルムラミネート缶とし、
該樹脂フィルムラミネート缶へ熱収縮性の加飾ラベルを被せた後、加熱処理することによって、該高温揮発性の潤滑剤を揮発除去しつつ、該熱収縮性の加飾ラベルを缶へ熱収縮被覆させることを特徴とする。
【効果】ラミネート処理金属板の表裏に塗布された高温揮発性の潤滑剤を、熱収縮性の加飾ラベルを加熱により被覆するのと同時期に同じ加熱処理により除去することで、高温揮発性の潤滑剤の除去と熱収縮性の加飾ラベルの被覆を同時に行えるため、消費エネルギーや工程数が削減できるため効率的である。
【選択図】図2
Description
本発明は缶への加飾(画像デザイン)付与方法に関し、特に、熱可塑性樹脂をラミネート後、高温揮発性の潤滑剤を塗布したラミネート処理金属板から成形された缶に熱収縮性の加飾ラベルを被覆する方法に関する。
缶への加飾(画像デザイン)付加は、これまで様々の方法が採られてきた。例えば、特許文献1では、高温揮発性の潤滑剤を塗布したラミネート処理金属板から成形された樹脂被覆缶の予備成形品に熱を加えてヒートセットすることで、被覆樹脂の応力緩和と高温揮発性潤滑剤の除去を行い、トリミングを経た後に、印刷・焼付を行って、それから縮径(ネックイン)・フランジ成形を行う製造方法が記載されている。
また、特許文献2では、円筒状の缶の予備成形品を成形した段階で印刷塗装を施し、その後、缶の肩部,口頸部,底部を成形する方法について記載され、特許文献3には絞りしごき成形,脱脂化学処理,胴・底境界部保護塗装後に、予め印刷済みの樹脂フィルムを缶体胴部に粘着し、内面と底部を保護塗装後に、胴部上端付近をネックイン・フランジ成形したスチールDI缶の製造方法につい記載されている。
また、特許文献4,5には、缶に熱収縮性の樹脂ラベル(シュリンクラベル)を被覆する機能性加飾方法について記載され、特許文献6〜8には、塗装、または印刷塗装後の缶に熱収縮性の樹脂ラベル(シュリンクラベル)を被覆する方法について記載されている。
これらの方法が開示されている中、缶への加飾(画像デザイン)付加には効率的な方法が求められている。
特登2526725号公報
特開2004−168346号公報
特開2003−095231号公報
実公平03−020105号公報
特開2003−043922号公報
特開2004−291617号公報
特開2005−292195号公報
特開2006−044659号公報
また、特許文献2では、円筒状の缶の予備成形品を成形した段階で印刷塗装を施し、その後、缶の肩部,口頸部,底部を成形する方法について記載され、特許文献3には絞りしごき成形,脱脂化学処理,胴・底境界部保護塗装後に、予め印刷済みの樹脂フィルムを缶体胴部に粘着し、内面と底部を保護塗装後に、胴部上端付近をネックイン・フランジ成形したスチールDI缶の製造方法につい記載されている。
また、特許文献4,5には、缶に熱収縮性の樹脂ラベル(シュリンクラベル)を被覆する機能性加飾方法について記載され、特許文献6〜8には、塗装、または印刷塗装後の缶に熱収縮性の樹脂ラベル(シュリンクラベル)を被覆する方法について記載されている。
これらの方法が開示されている中、缶への加飾(画像デザイン)付加には効率的な方法が求められている。
本発明は、缶への加飾(画像デザイン)付加の効率的な方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、以下の樹脂フィルムラミネート缶の加飾ラベル装着方法を提供する。
すなわち、本発明の樹脂フィルムラミネート缶の加飾ラベル装着方法は、被処理金属板の表裏に熱可塑性樹脂をラミネートし、該ラミネート処理金属板の表裏に高温揮発性の潤滑剤を塗布した後に、打ち抜き加工と、少なくとも絞り加工と、を行って樹脂フィルムラミネート缶とし、該樹脂フィルムラミネート缶へ熱収縮性の加飾ラベルを被せた後、加熱処理することによって、該高温揮発性の潤滑剤を揮発除去しつつ、該熱収縮性の加飾ラベルを缶へ熱収縮被覆させることを特徴とする。
すなわち、本発明の樹脂フィルムラミネート缶の加飾ラベル装着方法は、被処理金属板の表裏に熱可塑性樹脂をラミネートし、該ラミネート処理金属板の表裏に高温揮発性の潤滑剤を塗布した後に、打ち抜き加工と、少なくとも絞り加工と、を行って樹脂フィルムラミネート缶とし、該樹脂フィルムラミネート缶へ熱収縮性の加飾ラベルを被せた後、加熱処理することによって、該高温揮発性の潤滑剤を揮発除去しつつ、該熱収縮性の加飾ラベルを缶へ熱収縮被覆させることを特徴とする。
また、前記樹脂フィルムラミネート缶は、前記加熱処理の前に、底部側に再度絞り成形された肩部及び小筒部が形成され、該小筒部はさらに、側面にネジ形状の加工が施されることを特徴とする。
ラミネート処理金属板の表裏に塗布された高温揮発性の潤滑剤を、熱収縮性の加飾ラベルを加熱により被覆するのと同時期に同じ加熱処理により除去することで、高温揮発性の潤滑剤の除去と熱収縮性の加飾ラベルの被覆を同時に行えるため、消費エネルギーや工程数が削減できるため効率的である。
また、開口部が縮径された缶や、ネジ付き口頸部を備える缶のような口頸部と胴部との間の筒径の較差をつなげる肩部を有する缶などの加飾の際に、熱収縮性の加飾ラベルを筒径の較差のある部分にあてがうことで、加熱収縮させるだけで筒径の較差のある部分の加飾をラベルにより容易に行うことが出来る。
図1は本発明の第一の実施形態を示す図であり、これに基づいて説明する。
まず、熱可塑性樹脂の金属板へのラミネートを行う。
本発明に於けるラミネート法は公知である方法を用いればよく、表面処理金属板に熱可塑性樹脂フィルムを熱融着法、ドライラミネーション、あるいは溶融状態の熱可塑性樹脂を、Tダイ等を用いて直接ラミネートする押出ラミネート法により行われ、特に好ましい方法としては熱融着法が挙げられる。また、被覆樹脂と金属板との間が接着性に乏しい場合はプライマー塗料の他に接着剤等が介在してもよい。
金属板としては特許文献1などで公知である各種表面処理を行った、鋼板や、アルミニウム等の軽金属が使用される。
金属板の被覆に用いる熱可塑性樹脂としては、特許文献1などで公知であるポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレンなどを用いればよい。
接着プライマーとしては、特許文献1などで公知であるエポキシ樹脂とそれに対する硬化剤樹脂との組合せからなる塗料が使用される。
この熱可塑性樹脂をラミネート処理した金属板を用いて樹脂フィルムラミネート缶を成形するため、缶の腐食対策のための塗装工程を省くことが可能になる。
まず、熱可塑性樹脂の金属板へのラミネートを行う。
本発明に於けるラミネート法は公知である方法を用いればよく、表面処理金属板に熱可塑性樹脂フィルムを熱融着法、ドライラミネーション、あるいは溶融状態の熱可塑性樹脂を、Tダイ等を用いて直接ラミネートする押出ラミネート法により行われ、特に好ましい方法としては熱融着法が挙げられる。また、被覆樹脂と金属板との間が接着性に乏しい場合はプライマー塗料の他に接着剤等が介在してもよい。
金属板としては特許文献1などで公知である各種表面処理を行った、鋼板や、アルミニウム等の軽金属が使用される。
金属板の被覆に用いる熱可塑性樹脂としては、特許文献1などで公知であるポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレンなどを用いればよい。
接着プライマーとしては、特許文献1などで公知であるエポキシ樹脂とそれに対する硬化剤樹脂との組合せからなる塗料が使用される。
この熱可塑性樹脂をラミネート処理した金属板を用いて樹脂フィルムラミネート缶を成形するため、缶の腐食対策のための塗装工程を省くことが可能になる。
次に、潤滑剤を塗布する。
潤滑剤としては、特許文献1などで公知である流動パラフィン、合成パラフィン、食用油、水添食用油、パーム油、各種天然ワックス、ポリエチレンワックス等を用い、また、種々の潤滑剤を混合して使用してもよい。なお、高温揮発性に富ませるため、高温揮発度が70%以上を満たすものを選択するのが望ましい。 この潤滑剤を溶融状態で金属板表面にスプレー塗布或いは静電塗布し、1平方メートル辺り20〜80mg塗布する。
潤滑剤としては、特許文献1などで公知である流動パラフィン、合成パラフィン、食用油、水添食用油、パーム油、各種天然ワックス、ポリエチレンワックス等を用い、また、種々の潤滑剤を混合して使用してもよい。なお、高温揮発性に富ませるため、高温揮発度が70%以上を満たすものを選択するのが望ましい。 この潤滑剤を溶融状態で金属板表面にスプレー塗布或いは静電塗布し、1平方メートル辺り20〜80mg塗布する。
次に打抜き・絞り成形を行う。
この工程についても、公知の打抜きカッターと、絞り成形用のポンチとダイスを用いて、打抜き・絞り成形法を用いればよい。
この工程についても、公知の打抜きカッターと、絞り成形用のポンチとダイスを用いて、打抜き・絞り成形法を用いればよい。
この絞り成形後、熱収縮性の加飾ラベルを挿入してもよいが、所望とする缶の高さや胴径、形状を得るため、図1のように適宜、再絞り、再々絞り、しごき加工等、必要に応じて成形工程を増やした後ラベルを挿入してもよいし、さらに、トリミング、ネッキング(縮径)、ドーミング(底部の上底部・接地部成形)、フランジングの成形工程を増やした後、熱収縮性の加飾ラベルを挿入してもよい。
熱収縮性加飾ラベルの素材としては、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル及びこれらの共重合物やブレンド物であるポリエステル系樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリスチレン等のスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル等の塩化ビニル系樹脂の単層又は多層フィルムが挙げられる。
このフィルムにグラビア印刷・フレキソ印刷等によって、加飾のための印刷処理を行う。
このフィルムにグラビア印刷・フレキソ印刷等によって、加飾のための印刷処理を行う。
また、熱収縮性加飾ラベルの挿入性、被覆性(熱収縮後のラベルの固定性)の観点から、60〜90℃で加熱したときの、挿入する缶の周方向に相当する方向の収縮率が3〜60%、缶の軸方向(高さ方向)に相当する方向の収縮率が0〜5%となるよう、適宜特許文献6などで公知である延伸成形を用いて調整することが好ましい。
具体的には、Tダイ法、インフレーション法、カレンダー法などで作成したシート状物を延伸ロールやテンターを用いて、150〜270℃の温度範囲で周方向3〜5倍、軸方向1〜2倍に延伸する。
得られた熱収縮性加飾ラベルの大きさを、挿入する缶の径方向については、缶の周長の1.01〜1.10倍の周長にすると挿入性と被覆性が良好となる。また、軸方向については加飾に適した大きさを適宜選定すればよい。
なお、熱収縮性加飾ラベルの厚さは装着時及び熱収縮時の耐熱性、剛性、機械適性、外観を損なわない範囲であれば特に限定されないが、通常30〜70μm程度である。
なお、熱収縮性加飾ラベルの形態は特許文献4のような予め袋形態に形成されているものでもよいし、特開平08−143016に記載されているようにシート状の熱収縮性加飾ラベルを後から容器外周で巻き、端をオーバーラップさせて貼り付け、袋状の形態にしてもよい。
具体的には、Tダイ法、インフレーション法、カレンダー法などで作成したシート状物を延伸ロールやテンターを用いて、150〜270℃の温度範囲で周方向3〜5倍、軸方向1〜2倍に延伸する。
得られた熱収縮性加飾ラベルの大きさを、挿入する缶の径方向については、缶の周長の1.01〜1.10倍の周長にすると挿入性と被覆性が良好となる。また、軸方向については加飾に適した大きさを適宜選定すればよい。
なお、熱収縮性加飾ラベルの厚さは装着時及び熱収縮時の耐熱性、剛性、機械適性、外観を損なわない範囲であれば特に限定されないが、通常30〜70μm程度である。
なお、熱収縮性加飾ラベルの形態は特許文献4のような予め袋形態に形成されているものでもよいし、特開平08−143016に記載されているようにシート状の熱収縮性加飾ラベルを後から容器外周で巻き、端をオーバーラップさせて貼り付け、袋状の形態にしてもよい。
次に、熱収縮性加飾ラベルを挿入した缶を加熱処理し、200〜230℃下で10秒〜120秒間置く。この工程により、高温揮発性の潤滑剤は十分揮発除去されるため、別途洗浄工程により潤滑剤を除去する必要がない。なおかつ、潤滑剤の揮発除去と同時に熱収縮性加飾ラベルを缶に被覆することができるので、缶の加熱工程数が減り、加熱に要するエネルギーを効率的に削減することが可能となる。
後は、適宜、公知の方法を用いてトリミング、(ネッキング、)フランジング等を行い、内容液充填(、缶蓋巻締)前までの缶の成形を行う。
次に、図2に基づいて本発明の第二の実施形態を説明する。
第二の実施形態は、第一の実施形態において、打抜き・絞り成形、乃至、打抜き・絞り・再絞り・再々絞り+しごき成形により得られた円筒状カップの底部(底板部分)を底部再絞り成形を行って小円筒部を形成し、また同時に、小筒部と缶側胴部とを繋ぐ肩部も併せて形成する。さらに、この小筒部を口頸部として、その側筒部にネジ加工を施し、ネジ付きキャップにより巻締め可能とした。
第二の実施形態は、第一の実施形態において、打抜き・絞り成形、乃至、打抜き・絞り・再絞り・再々絞り+しごき成形により得られた円筒状カップの底部(底板部分)を底部再絞り成形を行って小円筒部を形成し、また同時に、小筒部と缶側胴部とを繋ぐ肩部も併せて形成する。さらに、この小筒部を口頸部として、その側筒部にネジ加工を施し、ネジ付きキャップにより巻締め可能とした。
後は、第一の実施形態同様、ラベルを挿入し、加熱処理を行うことで、潤滑剤の揮発除去とラベルの被覆を行う。なお、本実施例のように口頸部が缶胴に対し大幅に縮径され、口頸部または肩部に熱収縮性加飾ラベルを被覆する際は、熱収縮性加飾ラベルとして、挿入する缶の周方向に相当する方向の収縮率が高いものを適宜選定するとよい。
後は、適宜、公知の方法を用いてトリミング、(開口部ネッキング、)開口部フランジング、口頸部カーリング、開口部蓋巻締等を行い、内容液充填(、ネジ付きキャップ巻締)前までの缶の成形を行う。
Claims (2)
- 被処理金属板の表裏に熱可塑性樹脂をラミネートし、
該ラミネート処理金属板の表裏に高温揮発性の潤滑剤を塗布した後に、
打ち抜き加工と、少なくとも絞り加工と、を行って樹脂フィルムラミネート缶とし、
該樹脂フィルムラミネート缶へ熱収縮性の加飾ラベルを被せた後、加熱処理することによって、
該高温揮発性の潤滑剤を揮発除去しつつ、
該熱収縮性の加飾ラベルを缶へ熱収縮被覆させることを特徴とする、
樹脂フィルムラミネート缶の加飾ラベル装着方法。
- 前記樹脂フィルムラミネート缶は、前記加熱処理の前に、
底部側に再度絞り成形された肩部及び小筒部が形成され、
該小筒部はさらに、側面にネジ形状の加工が施され、先端はトリミング、カーリングされた口頸部であることを特徴とする、請求項1に記載の樹脂フィルムラミネート缶の加飾ラベル装着方法。
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JP2007179904A JP2009012846A (ja) | 2007-07-09 | 2007-07-09 | 樹脂フィルムラミネート缶の加飾ラベル装着方法 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012110906A (ja) * | 2010-11-22 | 2012-06-14 | Daiwa Can Co Ltd | 胴部が円筒状に薄肉化された缶の製造方法 |
KR101732900B1 (ko) * | 2015-11-27 | 2017-05-24 | 주식회사 부용 | 솔레노이드 밸브의 케이스 제작방법 |
KR102065132B1 (ko) | 2017-04-25 | 2020-01-10 | 주식회사 엘지화학 | 이차전지 및 그 이차전지의 제조방법 |
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2007
- 2007-07-09 JP JP2007179904A patent/JP2009012846A/ja active Pending
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