JP2009012746A - 船尾管ブッシュユニット及びその設置方法 - Google Patents

船尾管ブッシュユニット及びその設置方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009012746A
JP2009012746A JP2008009268A JP2008009268A JP2009012746A JP 2009012746 A JP2009012746 A JP 2009012746A JP 2008009268 A JP2008009268 A JP 2008009268A JP 2008009268 A JP2008009268 A JP 2008009268A JP 2009012746 A JP2009012746 A JP 2009012746A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bush
stern tube
bush unit
hull
gap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008009268A
Other languages
English (en)
Inventor
Jong Ryun Kim
キム・ジョンリュン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GC TECH CO Ltd
Gc TechCo Ltd
Original Assignee
GC TECH CO Ltd
Gc TechCo Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GC TECH CO Ltd, Gc TechCo Ltd filed Critical GC TECH CO Ltd
Publication of JP2009012746A publication Critical patent/JP2009012746A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63HMARINE PROPULSION OR STEERING
    • B63H23/00Transmitting power from propulsion power plant to propulsive elements
    • B63H23/32Other parts
    • B63H23/321Bearings or seals specially adapted for propeller shafts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63HMARINE PROPULSION OR STEERING
    • B63H23/00Transmitting power from propulsion power plant to propulsive elements
    • B63H23/32Other parts
    • B63H23/36Shaft tubes
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/54Other sealings for rotating shafts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63HMARINE PROPULSION OR STEERING
    • B63H23/00Transmitting power from propulsion power plant to propulsive elements
    • B63H23/32Other parts
    • B63H23/321Bearings or seals specially adapted for propeller shafts
    • B63H2023/327Sealings specially adapted for propeller shafts or stern tubes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)
  • Sliding-Contact Bearings (AREA)
  • Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
  • Sealing Of Bearings (AREA)

Abstract

【課題】船尾管ブッシュユニットを設ける期間を短縮し、全体的には船舶の建造期間を画期的に短縮できる船尾管ブッシュユニット及びその設置方法を提供する。
【解決手段】本発明による船尾管ブッシュユニットは、プロペラ側とエンジン側に離隔して設けられ、前記プロペラ軸がその内部において回転するブッシュとブッシュハウジング;前記ブッシュハウジング間に一体に結合されるチューブ;前記ブッシュとチューブに挿設されるシーリングライン;船体と各ブッシュハウジング間のギャップ両端に嵌められるラバースポンジ;船体に突出するように固設され、前記ラバースポンジがギャップからはみ出されないように支承するダム;前記船体と各ブッシュハウジング間のギャップに充填されて船体とブッシュユニットを密封固定させる二液型樹脂を含む。
【選択図】図2

Description

本発明は船尾管ブッシュユニット及びその設置方法に関するものであって、より詳しくは、プロペラとエンジンの間に設けられるプロペラ軸の軸受の役割を果たす船尾管ブッシュユニットの構造及びその設置方法を改善して品質の向上及び工期を短縮させることにより、全体的には船舶の建造期間の画期的な短縮と生産性を向上させる船尾管ブッシュユニット及びその設置方法に関する。
船尾管(stern tube)とは、船舶の船尾端部に設けられるプロペラ軸のチューブ型設置スペースをいう。
従来、公知された船尾管及びその設置方法としては、以下に示す特許文献1及び特許文献2があるが、図1を参照して簡単に説明すると、従来の船尾管とブッシュユニットはプロペラ軸2に設けられる第1ブッシュ3aに設けられる船尾管1a端部にホールを形成し、ホールに収縮と膨張が可能なリング7を嵌めた後、船舶固定部4と船尾管1aの間にエポキシ樹脂のような二液型樹脂6を詰めて密封し、エンジン側には第2ブッシュ3bと船尾管1cを設け2つのブッシュ間には船尾管セグメント1bを設けて2つのブッシュと船尾管セグメント内側にプロペラ軸2を挿入して構成したものである。
前記のような船尾管を設置する方法は、船舶の固定部4にある開口に船尾管1を配置する段階、前記開口と船尾管間に膨張可能なリング7を配置する段階、船尾管と船舶固定部の開口壁間にある船尾管周を密封可能なように前記リング7を膨張させる段階、前記開口端部から前記膨張されるリング7で船尾管1と船舶固定部4の開口壁間の空間を充填させるために二液型樹脂6を導入する段階、前記二液樹脂6を硬化させて船尾管を開口壁に固定連結する段階を経て船舶に船尾管を設けるようになっている。
しかしながら、前記のような既存の船尾管ブッシュユニットとその設置方法は次のような問題がある。
第一に、船尾管の重量が5〜20トン程度の重量物であるため、船尾管を船体に挿入するとき、リングの下端部が船体にすられてリングが損傷または切断される場合が生ずるため、リングに空気を注入し膨張させることができなくなり、リングが密閉(シーリング)機能を行えなくなるという問題がある。
第二に、船尾管をメインエンジンの中心に一致させるためのアライメントの作業時に調整用ジャッキボルトを設けるときに鋳鋼に溶接を行って設けるため、ジャッキボルトを設けて取り除く過程において、溶接の欠陥または素材の欠陥が生ずる可能性があり、ジャッキボルトを取り除いた後は溶接した部位の素材に欠陥があるかどうかを非破壊検査を行って確認しなければならない煩わしさがある。
第三に、船尾管を挿入した後にも船尾管自体の重量により船尾管と船体間のギャップ(gap)が一定とならず、またリングの膨張限界があるため、ギャップが他の所より大きくなった箇所は船体固定部と船尾管間の密封が碌に行われないという構造的な問題がある。
また、従来韓国内の造船所において船尾管を設置した方法は、船尾管とセグメントを溶接し、高強度部材が設けられた状態で船尾管内径を加工するためのボーリング機械を設けて、船尾管内径をボーリング加工した後に、ボーリング機械を撤去し、加工された船尾管ブッシュの外径を機械加工して押込み嵌合をしなければならないため、そのような作業に慣れた高度の熟練作業者を要し、難しい作業工程中に問題が発生する場合には船舶の進水工程など他の工程に多くの変数が生ずるばかりでなく、作業も難しく多くの作業工程及び専門の熟練作業者が行わなければならないため、船尾管工事を設けるのに約1ヶ月の期間が所要される。大型船舶を建造するには1日にも莫大な費用が発生するため、大型船舶の建造においては、建造期間の短縮は原価節減の重要な要素となるが、前記のような船尾管内蔵工事方法では船舶の建造期間の短縮という問題を解決することができない。
大韓民国特許登録番号第475767号 大韓民国特許登録番号第475766号
本発明は前述した問題点を解決するために案出されたもので、本発明の目的は、船体ではない外部において船尾管ブッシュユニットを予め組み立てて船体に嵌めた後、前記ブッシュユニット中心をメインエンジン中心と調整ボルトを利用して一致固定させた後、船尾管ユニット間に伸縮性の良好なラバースポンジを挿入し、ラバースポンジがはみ出されないように外にダムを設けた後、船体と船尾管間のスペースに二液型樹脂を注入することにより、船体と船尾管間を完全に密封固定できる船尾管ブッシュユニットを提供するためである。
本発明の他の目的は、船尾管ブッシュユニットを外部において加工を終えた後に船体に結合することで設置作業が容易になるばかりでなく、メインエンジンの中心と船尾管内径の中心線を合わせることが容易であり、精度の面においても優れているため品質の向上はもとより船舶に船尾管ブッシュユニット設置に所要される期間を短縮させることにより、全体的には船舶の建造期間を大幅に短縮させるためである。
前記のような目的を達成するために本発明による船尾管ブッシュユニットは、プロペラ側とエンジン側に離隔して設けられ、前記プロペラ軸が回転するときに支持するブッシュとブッシュハウジング;前記各ブッシュハウジング間に一体に結合されるチューブ;前記各ブッシュとチューブに挿設されるシーリングライン;船体と各ブッシュハウジング間のギャップ両端に嵌められるラバースポンジ;前記ラバースポンジがギャップからはみ出されないように支承するダム;前記船体と各ブッシュハウジング間のギャップに充填されて船体とブッシュユニットを密封固定させる二液型樹脂を含んでなることを構成的特徴とする。
好ましくは、温度センサラインをさらに設け、二液型樹脂はエポキシ樹脂と硬化剤を混合したものを用いることを特徴とする。
好ましくは、プロペラ側船体には船体とブッシュハウジング間に形成されたギャップの圧力とエアーを排出させるためのエアーベントがさらに設けられていることを特徴とする。
好ましくは、エンジン側船体の先端には先端固定フランジを結合させ、プロペラ側船体の端部には後端固定フランジをさらに結合させたことを特徴とする。
本発明による船尾管ブッシュユニットを設ける方法は、ブッシュユニットを船体に挿入する段階;前記ブッシュユニットの中心とエンジン中心を一致させる段階;船体と各ブッシュハウジングのギャップの前後端端部にラバースポンジを挿入させる段階;前記各ラバースポンジがはみ出されないように支承するダムを設ける段階;船体と各ブッシュハウジング間のギャップに二液型樹脂を注入する段階;前記二液型樹脂を硬化させる段階を経ることを特徴とする。
好ましくは、前記の方法においてブッシュユニットとエンジン中心を一致させる段階以前にブッシュユニットにジャッキボルトを締結する段階をさらに含むことを特徴とする。
前述した本発明による船尾管ブッシュユニットは、ブッシュユニットにジャッキボルト締結孔を予め形成してジャッキボルトを締結することにより、メインエンジンの中心とブッシュユニットの中心を容易に合わせることができ、船体と船尾管間の両端に伸縮性の優れたラバースポンジを挿入させ、ラバースポンジが抜け出せないように支承するダムを設けた後、船体と船尾管間のスペースに硬化材料を注入させ、硬化させた後に締結したジャッキボルトのみ取り除けば良いので、ジャッキボルトの設置及び除去のために溶接作業を行わなくても良い。従って溶接による素材の欠陥が生ずるおそれが全くなく、船体と船尾管間を完全に密封固定させることができる。
また、船尾管ブッシュユニットを船体ではない外部において予め加工を終えた後に船体に結合させることにより、設置作業が容易であるのみならずメインエンジンの位置と船尾管内径の中心線を合わせることも容易であり、さらには船舶に船尾管ブッシュユニットを設置するのに所要される期間を短縮することにより、船舶の建造期間を大幅に短縮させることができる。
以下では、図2と図3を参照して本発明による船尾管ブッシュユニット及びその設置方法について説明する。
図2を参照してみると、本発明による船尾管ブッシュユニットは、プロペラ側とエンジン側に離隔して設けられ、前記プロペラ側が回転するときに支承するブッシュ20a、20fとブッシュハウジング21a、21f;前記ブッシュハウジング21a、21f間に一体に結合されるチューブ50;前記ブッシュ20a、20fとチューブ50に挿設されるシーリングライン23;前記船体10a、10fと各ブッシュハウジング21a、21f間のギャップ端部に嵌められるラバースポンジ31;船体10a、10fに突出されて固設され、前記ラバースポンジ31がギャップからはみ出されないように支承するダム;前記船体10a、10fと各ブッシュハウジング21a、21f間のギャップに充填されて前記船体とブッシュユニット間を密封固定させる二液型樹脂33を含んでなる。
本発明による船尾管ブッシュユニットの最も大きな特徴は、ブッシュユニットを船体に挿入させる以前に船体の外部においてブッシュハウジング21a、21fとチューブ50を一体に結合させ、ブッシュハウジング21a、21fにブッシュ21a、20fを挿入してブッシュユニット加工を済ませるということと、ブッシュユニットを船体に挿入させた後に船体10a、10fと各ブッシュハウジング21a、21f間のギャップ両端に伸縮性の良好なラバースポンジ31を挿入させ、船体10a、10fにダム30を設けて前記ラバースポンジ31がはみ出されないように支承し、ブッシュユニットの中心とメインエンジンの中心を一致させるアライメント作業時、作業の利便性と溶接による素材の変形防止のためにブッシュユニットにジャッキボルト24を締結させるために、予め形成しておいた孔にジャッキボルト24を締結し、アライメント作業が終わった後、二液型樹脂を注入して硬化させた後、ジャッキボルト24のみを取り外しその場にプラグ処理を行う。このようにジャッキボルトを設けて取り除くときに溶接を行わずに予め形成しておいた孔にボルトを締結して取り外すだけで済むので、溶接による素材の変形が全く生じない。
具体的にはブッシュユニットを船体に挿入すると、船体10a、10fとブッシュハウジング21a、21f間にはギャップが生ずることになるが、そのギャップの両端にラバースポンジ31を挿入させた後に、前記ラバースポンジ31がはみ出されないように船体10a、10fにダム30を設け、しかる後、二液型樹脂注入孔35を通して二液型樹脂33を充填させて船体10a、10fとブッシュハウジング21a、21f間を密封固定するようになる。ここでは、ラバースポンジを例えとしたが、ラバースポンジでなくても伸縮性の良好なパッキング材であればどのようなものを使っても良い。ラバースポンジはスポンジブロックであるため、船尾管と船体間にギャップが一定していなくてもギャップの大きさに合わせるようにスポンジブロックを切断すれば良い。たとえギャップの大きさが一定していなくても密封(シーリング)するのには全く問題はない。
硬化材料で使用される二液型樹脂としては、エポキシ樹脂と硬化剤を混合したものを例えとしたが、2つ以上の材料を混合して硬化された後に一定以上の強度と硬度を表せる材料であればどのようなものを使用しても良い。
二液型樹脂33が二液型樹脂注入孔35を通して船体10a、10fとブッシュハウジング21a、21f間のギャップに注入されると、ギャップに圧力とガスが詰まるのでこれを排出させるために船体にエアーベント11を設けておくのが好ましく、エアーベント11は1つ以上を設けるが、二液型樹脂注入孔35が形成された箇所から遠く離れたラバースポンジが挿入された部分の船体に設けておくのがさらに好ましい。
シーリングライン23はブッシュの端部から押し込んで挿入させる2〜6個の直径20mm内外のパイプであるが、シーリングライン23はブッシュ20a、20fの外径に形成された溝(図示せず)とチューブ50の内径に位置する。シーリングライン23をチューブに固定させるためにパイプバンド51でシーリングライン23の外部を覆ってチューブ50の内壁に固定させるのが好ましい。またシーリングライン23は長手方向の熱による変形を吸収するために長さの中間部分にU字状の屈曲を与えるのも好ましい。
プロペラ軸の温度をチェックするためにブッシュとチューブには温度センサ53ラインが挿設されるが、前記温度センサラインはブッシュの下端部側に位置するように1〜2個設けることが好ましい。
温度センサ53はブッシュ20aの内径側に近づけるように設けることが好ましく、プロペラ軸の温度が上がると軸が押し付けられるなど機関故障の原因になるため、温度センサ53はプロペラ軸の温度が一定以上に上がると船舶の機関管理者に多様な方法で知らせることにより、エンジンを停止させたりエンジンの回転速度(RPM)を減らして故障を未然に防止することができる。
エンジン側船体10fの先端には先端固定フランジ40fがさらに結合され、プロペラ側船体10aの端部には後端固定フランジ40aを結合させ、ブッシュユニットを船体に結合させるようになる。一方、後端固定フランジ40aとプロペラ側に設けられるブッシュハウジング21aは一体に形成して構成をさらに簡単にすることもできる。
また、先端固定フランジ40fとブッシュハウジング21f間にはOリング41を挿入させることにより、熱によりプロペラ軸に変形が生じた場合に先端固定フランジ40Fがスライディングできるようにし、先端固定フランジ40fの端部には漏水防止のためにOリング41とリテーナ42を設けることも好ましい。この際、先端固定フランジ40fにはOリングが挿入される溝を予め形成しておくことが好ましい。
船体10a、10fと各ブッシュハウジング21a、21f間のギャップに二液型樹脂33を充填させて固定した後は、先端固定フランジ40fと後端固定フランジ40aを夫々船体10f、10aに固定ボルト37で締めて固定させるが、先端固定フランジ40fは船体10fに固定ボルト37を使用せずに直接溶接して結合させることもできる。
エンジン側に設けられるブッシュハウジング21fの先端にはシーリングライン23が連結されているシールフランジ43とシール45fをさらに結合させ、シーリングライン23を固定させると共にシーリングライン23に供給される潤滑油供給源(図示せず)と連結させることが好ましい。
図3を参照して本発明による船尾管ブッシュユニットの設置方法について概略的に説明すると、ブッシュユニットを船体に挿入する段階S10と、前記ブッシュユニットの中心とエンジン中心を一致させる段階S11と、船体と各ブッシュハウジングのギャップ前後端端部にラバースポンジを挿入させる段階S12と、前記各ラバースポンジがはみ出されないように支承するダムを設ける段階S13と、船体と各ブッシュハウジング間のギャップに二液型樹脂を注入する段階S14と、前記二液型樹脂を硬化させる段階S15を経て設けるようになる。
ブッシュユニットはプロペラ側とエンジン側に離隔して設られるブッシュ20a、20fとブッシュハウジング21a、21f及び前記ブッシュハウジング21a、21fと一体に結合されるチューブ50を含んでなる。
また、前記段階の他に、エンジン側船体10fの先端には先端固定フランジ40fを結合させ、プロペラ側船体10aの端部には後端固定フランジ40aを結合させる段階をさらに含み、前記先端固定フランジ40fと後端固定フランジ40aを夫々船体に固定ボルトで結合させる段階をさらに含むことができる。ブッシュユニットとエンジン中心を一致させる段階以前に、ブッシュユニットにジャッキボルト締結孔を予め形成してジャッキボルト24を締結する段階をさらに含むことが好ましく、中心を一致させてアライメント作業が終わると船体と各ブッシュハウジング間のギャップに二液型樹脂を注入して硬化させた後にジャッキボルト24のみ取り外しその場にフラグ処理する。
以上の説明は、本発明の技術思想を例示的に説明したものに過ぎず、本発明の属する技術分野において通常の知識を有する者であれば本発明の本質的な特徴から逸脱しない範囲内において多用な修正及び変形が可能である。よって、本発明に開示された実施例は、本発明の技術思想を限定するためのものでなく説明するためのものであり、このような実施例により本発明の技術思想の範囲が限定されるものではない。本発明の保護範囲は以下の請求範囲により解釈せねばならず、それと同等な範囲内にある全ての技術思想は本発明の権利範囲に含まれるものと解釈しなければならない。
従来の船尾管ブッシュユニットの断面図である。 本発明の船尾管ブッシュユニットの断面図である 本発明による船尾管ブッシュユニットの設置方法を概略的に説明するための工程図を示したものである。
符号の説明
10a、10f:船体
11:エアーベント
20a、20f:ブッシュ
21a、21f:ブッシュハウジング
23:シーリングライン
24:ジャッキボルト
30:ダム
31:ラバースポンジ
33:二液型樹脂
35:二液型樹脂注入孔
37:固定ボルト
40a:後端固定フランジ
40f:先端固定フランジ
41:Oリング
42:リテーナ
43:シールフランジ
45a、45f:シール
50:チューブ
51:パイプバンド
53:温度センサ

Claims (18)

  1. 船舶のプロペラ軸を覆う船尾管であって、
    プロペラ側とエンジン側に離隔して設けられ、前記プロペラ軸が回転するときに支承するブッシュとブッシュハウジング;
    前記各ブッシュハウジング間に一体に結合されるチューブ;
    前記各ブッシュとチューブに挿設されるシーリングライン、船体と各ブッシュハウジング間のギャップ両端に嵌められるラバースポンジ;
    前記ラバースポンジがギャップからはみ出されないように支承するダム;
    前記船体と各ブッシュハウジング間のギャップに充填されて船体とブッシュユニットを密封固定させる二液型樹脂
    を含んで構成されることを特徴とする船尾管ブッシュユニット。
  2. 前記各ブッシュとチューブには温度センサラインがさらに挿設されることを特徴とする請求項1に記載の船尾管ブッシュユニット。
  3. 前記温度センサラインは前記各ブッシュの下端部側に位置するように設けられることを特徴とする請求項2に記載の船尾管ブッシュユニット。
  4. 前記二液型樹脂はエポキシ樹脂と硬化剤を混合したものであることを特徴とする請求項1に記載の船尾管ブッシュユニット。
  5. エンジン側船体の先端には先端固定フランジがさらに結合され、プロペラ側船体の端部には後端固定フランジが結合されることを特徴とする請求項1に記載の船尾管ブッシュユニット。
  6. 前記先端固定フランジとブッシュハウジング間にはOリングがさらに嵌められることを特徴とする請求項5に記載の船尾管ブッシュユニット。
  7. 前記先端固定フランジの先端にはOリングとリテーナがさらに設けられることを特徴とする請求項6に記載の船尾管ブッシュユニット。
  8. 前記後端固定フランジとプロペラ側に設けられるブッシュハウジングは一体に形成されることを特徴とする請求項5に記載の船尾管ブッシュユニット。
  9. 前記先端固定フランジと後端固定フランジは夫々船体に固定ボルトで結合されることを特徴とする請求項5に記載の船尾管ブッシュユニット。
  10. 前記先端固定フランジは船体に溶接して結合されることを特徴とする請求項5に記載の船尾管ブッシュユニット。
  11. エンジン側に設けられるブッシュハウジングの先端には前記シーリングラインが連結されているシールフランジがさらに結合されることを特徴とする請求項1に記載の船尾管ブッシュユニット。
  12. 前記プロペラ側船体には前記ギャップの圧力とエアーを排出させるためのエアーベントがさらに設けられていることを特徴とする請求項1に記載の船尾管ブッシュユニット。
  13. 前記シーリングラインは長手方向に中間部分にU字状の屈曲を形成したことを特徴とする請求項1に記載の船尾管ブッシュユニット。
  14. 船舶のプロペラ軸を覆う船尾管ブッシュユニットを設ける方法であって、
    ブッシュユニットを船体に挿入する段階;
    前記ブッシュユニットの中心とエンジン中心を一致させる段階;
    船体と各ブッシュハウジングのギャップ前後端端部にラバースポンジを挿入させる段階;
    前記各ラバースポンジがはみ出されないように支承するダムを設ける段階;
    船体と各ブッシュハウジング間のギャップに二液型樹脂を注入する段階;
    前記二液型樹脂を硬化させる段階;
    を含むことを特徴とする船尾管ブッシュユニット設置方法。
  15. 前記ブッシュユニットは、プロペラ側とエンジン側に離隔して設けられるブッシュハウジングと、その間に一体に結合されるチューブと、前記ブッシュハウジングに嵌められるブッシュとを含んで構成されることを特徴とする請求項14に記載の船尾管ブッシュユニット設置方法。
  16. 前記ブッシュユニットとエンジン中心を一致させる段階以前にブッシュユニットにジャッキボルトを設ける段階をさらに含むことを特徴とする請求項14に記載の船尾管ブッシュユニット設置方法。
  17. 前記二液型樹脂はエポキシ樹脂と硬化剤を混合したものであることを特徴とする請求項14に記載の船尾管ブッシュユニット設置方法。
  18. エンジン側船体の先端には先端固定フランジを結合させ、プロペラ側船体の端部には後端固定フランジを結合させる段階をさらに含むことを特徴とする請求項14に記載の船尾管ブッシュユニット設置方法。
JP2008009268A 2007-07-04 2008-01-18 船尾管ブッシュユニット及びその設置方法 Pending JP2009012746A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020070067047A KR100767787B1 (ko) 2007-07-04 2007-07-04 스턴튜브 부시 유니트 및 그 설치 방법

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009012746A true JP2009012746A (ja) 2009-01-22

Family

ID=38815007

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008009268A Pending JP2009012746A (ja) 2007-07-04 2008-01-18 船尾管ブッシュユニット及びその設置方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2009012746A (ja)
KR (1) KR100767787B1 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104960625A (zh) * 2015-06-30 2015-10-07 沪东中华造船(集团)有限公司 一种大型船舶单轴承轴系的安装方法
JP2016104623A (ja) * 2012-05-04 2016-06-09 サムスン ヘビー インダストリーズ カンパニー リミテッド 船舶用推進装置
CN106741799A (zh) * 2017-01-09 2017-05-31 宜昌东江造船有限公司 船用尾轴尾管装置及安装方法
CN108657409A (zh) * 2018-03-27 2018-10-16 广船国际有限公司 密封件和包含其的艉轴组件、船舶
CN117189791A (zh) * 2023-11-07 2023-12-08 成都中科翼能科技有限公司 一种带传感器的动力涡轮轴承机匣组件

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100888391B1 (ko) * 2007-07-18 2009-03-13 에스티엑스조선주식회사 선박용 일체형 선미관의 경화재 밀봉용 분리식 실링장치
KR100798889B1 (ko) * 2007-11-08 2008-01-29 김석진 선박용 빌지발생 방지장치
KR100867430B1 (ko) * 2008-07-24 2008-11-06 선보공업주식회사 스턴튜브 부시유니트 및 그 설치방법
KR100867431B1 (ko) * 2008-08-01 2008-11-06 선보공업주식회사 열변형을 고려한 스턴튜브 부시유니트 및 그 설치방법
KR100920059B1 (ko) * 2009-02-18 2009-10-07 선보공업주식회사 스턴튜브 부시유니트 및 그 설치방법
KR101103447B1 (ko) * 2009-03-30 2012-01-09 이광현 동력선의 추진 장치
KR100940906B1 (ko) * 2009-11-23 2010-02-08 선보공업주식회사 스턴튜브 부시유니트
KR101546681B1 (ko) 2013-12-05 2015-08-26 대우조선해양 주식회사 선박용 스턴튜브 지지부재
KR20160070235A (ko) 2014-12-09 2016-06-20 현대삼호중공업 주식회사 프로펠러축을 지지하기 위한 선체의 선미 구조
KR101879626B1 (ko) 2018-01-05 2018-07-19 차경우 선박용 프로펠러 샤프트 및 그 제조방법
KR102100325B1 (ko) 2020-02-20 2020-05-15 이상욱 스턴튜브 베어링 유닛의 설치구조
KR102426552B1 (ko) 2020-09-15 2022-07-28 대우조선해양 주식회사 스턴튜브 어셈블리 및 그 제작방법
CN112339970B (zh) * 2020-09-29 2022-08-05 沪东中华造船(集团)有限公司 一种船舶尾管密封装置高精度安装结构
KR102288329B1 (ko) * 2021-05-12 2021-08-10 모베나코리아 유한책임회사 선박용 스턴 튜브 조립체
KR102289875B1 (ko) * 2021-06-08 2021-08-13 한국주강 주식회사 선박용 프로펠러 축 지지 및 윤활 장치
CN115636072B (zh) * 2022-12-22 2023-05-26 深之蓝海洋科技股份有限公司 一种推进器及其制作方法

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5366697A (en) * 1976-11-27 1978-06-14 Kawasaki Heavy Ind Ltd Method for monitoring loading condition of stern tube bearing
JPS645899U (ja) * 1987-06-30 1989-01-13
JPH02155893A (ja) * 1988-12-08 1990-06-14 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 二重反転プロペラー軸受監視装置
JPH0354281U (ja) * 1989-09-29 1991-05-24
JPH03104177U (ja) * 1990-02-10 1991-10-29
JPH06127476A (ja) * 1992-10-14 1994-05-10 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 船尾管軸受装置
JPH0840389A (ja) * 1994-07-27 1996-02-13 Harada Sangyo Kk 船体への船尾管取付方法
JP2002160697A (ja) * 2000-11-27 2002-06-04 Harada Sangyo Kk 船体における船尾管ブッシュの取付方法および交換方法
JP2003500293A (ja) * 1999-05-31 2003-01-07 スヴェンスカ ベアリング アーベー 船尾管の取付け方法
JP2003500294A (ja) * 1999-05-31 2003-01-07 スヴェンスカ ベアリング アーベー 船尾管
JP2006103412A (ja) * 2004-10-01 2006-04-20 Kobelco Eagle Marine Engineering Co Ltd 船尾管軸受用軸封装置

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5366697A (en) * 1976-11-27 1978-06-14 Kawasaki Heavy Ind Ltd Method for monitoring loading condition of stern tube bearing
JPS645899U (ja) * 1987-06-30 1989-01-13
JPH02155893A (ja) * 1988-12-08 1990-06-14 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 二重反転プロペラー軸受監視装置
JPH0354281U (ja) * 1989-09-29 1991-05-24
JPH03104177U (ja) * 1990-02-10 1991-10-29
JPH06127476A (ja) * 1992-10-14 1994-05-10 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 船尾管軸受装置
JPH0840389A (ja) * 1994-07-27 1996-02-13 Harada Sangyo Kk 船体への船尾管取付方法
JP2003500293A (ja) * 1999-05-31 2003-01-07 スヴェンスカ ベアリング アーベー 船尾管の取付け方法
JP2003500294A (ja) * 1999-05-31 2003-01-07 スヴェンスカ ベアリング アーベー 船尾管
JP2002160697A (ja) * 2000-11-27 2002-06-04 Harada Sangyo Kk 船体における船尾管ブッシュの取付方法および交換方法
JP2006103412A (ja) * 2004-10-01 2006-04-20 Kobelco Eagle Marine Engineering Co Ltd 船尾管軸受用軸封装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016104623A (ja) * 2012-05-04 2016-06-09 サムスン ヘビー インダストリーズ カンパニー リミテッド 船舶用推進装置
US10696366B2 (en) 2012-05-04 2020-06-30 Samsung Heavy Ind. Co., Ltd. Propulsion apparatus for ship
CN104960625A (zh) * 2015-06-30 2015-10-07 沪东中华造船(集团)有限公司 一种大型船舶单轴承轴系的安装方法
CN106741799A (zh) * 2017-01-09 2017-05-31 宜昌东江造船有限公司 船用尾轴尾管装置及安装方法
CN108657409A (zh) * 2018-03-27 2018-10-16 广船国际有限公司 密封件和包含其的艉轴组件、船舶
CN117189791A (zh) * 2023-11-07 2023-12-08 成都中科翼能科技有限公司 一种带传感器的动力涡轮轴承机匣组件
CN117189791B (zh) * 2023-11-07 2024-01-23 成都中科翼能科技有限公司 一种带传感器的动力涡轮轴承机匣组件

Also Published As

Publication number Publication date
KR100767787B1 (ko) 2007-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009012746A (ja) 船尾管ブッシュユニット及びその設置方法
KR100940906B1 (ko) 스턴튜브 부시유니트
EP2510274B1 (en) Pipe clamp device
KR102100325B1 (ko) 스턴튜브 베어링 유닛의 설치구조
KR20130089339A (ko) 유리섬유 강화 플라스틱 배관의 수압시험용 수밀 지그와 이를 이용한 수압시험 방법
KR100788036B1 (ko) 스턴튜브 부시 유니트 설치공법
EP1208038B1 (en) Method for mounting a stern tube
US9180557B1 (en) Two-piece replacement nozzle
CN109606535B (zh) 一种用于船舶轴系隔舱填料函精确安装的方法
CN105024476A (zh) 一种水冷电机机座的冷却系统结构
CN107830302B (zh) 用于弯管修复的套筒和弯管修复的方法
CN105019418A (zh) 用于维修导管架水下节点的干式舱及其安装方法
JP3141581B2 (ja) 船尾管軸受装置
JPH0840389A (ja) 船体への船尾管取付方法
KR100920059B1 (ko) 스턴튜브 부시유니트 및 그 설치방법
JP2013091838A (ja) 高炉送風羽口保持金物のガスシール構造及びガスシール方法
JP2007290774A (ja) 液体槽浮き屋根揺動防止装置
JP3054281U (ja) 船尾管軸受の樹脂密閉構造
JP2020172818A (ja) 鋼管杭の補修方法
KR102378598B1 (ko) 스턴튜브 부시 유니트
JP2016050642A (ja) 金属管の補修工法、複合管及び金属管カバー
KR102426552B1 (ko) 스턴튜브 어셈블리 및 그 제작방법
JP2007238975A (ja) ステーブクーラ及びその設置方法
KR20120105302A (ko) 독립구조의 러더 트렁크 설치 방법
JP7143725B2 (ja) 管の補修方法及び管の補修用部材

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100908

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100928

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20101228

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110607

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110906

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120306

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120828