JP2009012494A - 昇降装置及び昇降台車 - Google Patents

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Abstract

【課題】1人の作業者でも高さ調整等が容易に行えるようにして荷役用としても好適に使用可能とする。
【解決手段】昇降台車1の駆動伝達部5を、回転操作可能且つ前後移動可能な駆動軸28と、その駆動軸28と平行に設けられ、回転により前脚部3を伸縮動作させる前伝達軸29と、回転により後脚部4を伸縮動作させる後伝達軸30と、駆動軸28と前伝達軸29及び後伝達軸30との間に設けられ、駆動軸28の前後位置の選択により、駆動軸28の回転を、前伝達軸29のみ、後伝達軸30のみ、前伝達軸29及び後伝達軸30双方に夫々切り替えて伝達可能な切替機構31とから構成した。
【選択図】図2

Description

本発明は、荷物等を載せたまま車両の荷台等の段差部に乗り降りさせる台車等に好適に使用できる昇降装置と、その昇降装置を用いた昇降台車とに関する。
荷物等を載せたまま車両の荷台等の段差部に対して昇降させる昇降装置としては、例えば特許文献1に記載の昇降式台車が知られている。この昇降式台車は、底面に主車輪を有して荷物を載せる作業台と、作業台を昇降させる昇降機構(二段のXリンク機構等)とを備えると共に、作業台の後部に、下端に副車輪を有する支持脚と、作業台を昇降機構に対して水平移動させるスライド機構とを設けてなり、段差部に乗り込ませる際には、昇降機構で作業台を上昇させた後、作業台をスライド機構によって前進させて前方の主車輪を段差部に載せ、昇降機構を上方へ引き上げて作業台に収容した後、支持脚及び副車輪を利用して作業台を前進させて後方の主車輪を段差部に載せ、最後に支持脚を上昇させて副車輪を乗り込ませるようにしている。
この昇降式台車においては、段差部への乗り降りの際には常に支持脚と昇降機構との昇降動作が必要となって使い勝手が良くない。そこで、例えば特許文献2に開示される車載用ストレッチャーのように、担架部を支持する台車部の前後に、下端に車輪を備えて夫々単独で上下方向へ伸縮可能な脚部を設ける構造とすれば、前後の脚部の夫々の伸縮動作のみで段差部への乗り降りが可能となり、使い勝手が改善される。
特開2007−1549号公報 特開2003−10250号公報
しかし、車載用ストレッチャーは、前脚部と後脚部とに対して夫々個別に伸縮用の姿勢切替装置が設けられているため、担架部の高さを調整する場合には、担架部の前後に設けた2つのレバーを2人の搬送者で操作する必要がある。従って、1人で段差部への積み降ろしを行うには取扱が面倒で、荷役用の昇降台車には不向きな構造となっていた。
そこで、本発明は、1人の作業者でも高さ調整や段差部への積み降ろしが容易に行え、荷役用としても好適に使用可能な昇降装置及び昇降台車を提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、上下方向へ伸縮可能な前脚部と後脚部と、手動操作によって前脚部及び後脚部とを伸縮動作させる駆動伝達部とを備えた昇降装置であって、駆動伝達部が、回転操作可能且つ前後移動可能な駆動軸と、その駆動軸と平行に設けられ、回転により前脚部を伸縮動作させる前伝達軸と、回転により後脚部を伸縮動作させる後伝達軸と、駆動軸と前伝達軸及び後伝達軸との間に設けられ、駆動軸の前後位置の選択により、駆動軸の回転を、前伝達軸のみ、後伝達軸のみ、前伝達軸及び後伝達軸双方に夫々切り替えて伝達可能な切替機構とを有することを特徴とするものである。
なお、本発明でいう「上下方向へ伸縮可能」とは、上下方向の高さ寸法が伸縮(変更)可能であることを示し、文字通り脚部が伸び縮みして高さ寸法が変更するものは勿論、Xリンク機構等によって上下高さが変更するものも含む。
請求項2に記載の発明は、請求項1の目的に加えて、切替機構を簡単に構成するために、切替機構を、駆動軸に設けられた駆動ギヤと、前伝達軸及び後伝達軸に夫々設けられ、駆動軸の前後位置の選択に伴う駆動ギヤの前後移動に応じて夫々単独又は同時に駆動ギヤと噛合する従動ギヤとから構成したものである。
上記目的を達成するために、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の昇降装置における前脚部及び後脚部の上端に、駆動伝達部を搭載した昇降台を支持させる一方、前脚部及び後脚部の下端に車輪を設けてなる昇降台車としたものである。
請求項4に記載の発明は、請求項3の目的に加えて、段差部への積み降ろしが楽に行えるようにするために、昇降台の前端と前後方向の中間とに、昇降台の下端よりも下方に突出するストッパを夫々設けたことを特徴とするものである。
請求項1及び3に記載の発明によれば、駆動軸の前後位置を選択して回転させる簡単な操作で、前脚部及び後脚部の単独の伸縮と両者の同時伸縮とが切替可能となる。よって、1人の作業者でも全体の高さ調整や段差部への積み降ろしが容易に行え、荷役用としても好適に使用可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、駆動ギヤ及び従動ギヤの採用によって切替機構が簡単に構成可能となる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項3の効果に加えて、昇降台にストッパを設けたことで、段差部への積み降ろしの際に昇降台が位置ズレしたり落下したりするおそれがなく、積み降ろしが楽に行える。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の昇降装置を適用した昇降台車の一例を示す斜視図、図2,3はその説明図で、昇降台車1は、平面矩形状で、下方を開口した扁平な箱状である昇降台2と、その昇降台2の下面側に設けられて昇降台2を支持する前脚部3と後脚部4と(図2の右側を前方とする)、昇降台2に搭載され、前脚部3と後脚部4とを上下方向へ伸縮動作させる駆動伝達部5とを備えてなる。
まず前脚部3は、昇降台2の前端側で左右方向に架設された前支持軸6へ一体回転可能に連結された一対の上リンク7,7と、その上リンク7,7に連結される一対の下リンク8,8とを備えている。下リンク8は、上リンク7よりも左右方向の内側に位置して、その中間部位で図1,2の後側縁に固着した三角形状の連結片9に、上リンク7の先端を回転可能に軸着している。また、図6に示すように、各下リンク8の上端にはローラ10が設けられる一方、昇降台2の前後方向中間には、下端外側にレール12を備えた左右一対のガイド板11,11が前後方向に垂設されて、下リンク8のローラ10はレール12によって前後へ摺動可能に保持されている。さらに、下リンク8の下端には、前後方向へ向きが固定された前輪13が設けられている。14は、下リンク8,8間に架設されて前輪13のやや上方部位同士を連結する連結板である。
次に、後脚部4は、昇降台2の後端側で左右方向に架設された後支持軸15へ一体回転可能に連結された一対の上リンク16,16と、その上リンク16,16に連結される一対の第1下リンク17,17と、その第1下リンク17に沿った一対の第2下リンク18,18とを備えている。第1下リンク17は、ガイド板11よりも左右方向の内側に、上リンク16はさらにその内側に夫々位置して、第1下リンク17の中間部位で図1の前側縁に固着した三角形状の連結片19に、上リンク16の先端を回転可能に軸着している。また、第1下リンク17の上端は、前方へ向けた逆L字状に折曲され、その先端は、ガイド板11に設けられた三角形状のスライド板20の下側前方の頂点位置で回転可能に軸着されている。このスライド板20は、下辺に備えた前後一対のローラ21,21が、ガイド板11の下端内側に設けたレール22内で前後へ摺動可能に保持されるものである。一方、第1下リンク17の下端には、水平なリンク台23の前端が、左右方向の軸によって回転可能に軸着され、そのリンク台23の後端に、水平回転自在なキャスタ24が設けられている。
さらに、第2下リンク18は、第1下リンク17よりも外側にあって、リンク台23の外面で第1下リンク17の軸着部位よりも後方で上向きに突設された支持片25の上端と、スライド板20の上側頂点位置との間に架設されている。26は、第1下リンク17,17間に架設された連結板である。
そして、駆動伝達部5は、昇降台2の左右方向中央において、昇降台2の後板と、昇降台2の下面中央に設けられた側面視倒コ字状の保持板27との間で回転可能且つ前後移動可能に保持される駆動軸28と、その駆動軸28と平行で、昇降台2の前板と保持板27との間で回転可能に保持される前伝達軸29と、昇降台2の後板と保持板27との間で回転可能に保持される後伝達軸30と、駆動軸28の回転を前伝達軸29及び/又は後伝達軸30に伝達する切替機構31とを有する。32は、駆動軸28の後端に設けられた操作ハンドルである。また、前伝達軸29の前端と後伝達軸30の後端とには、ウォームギヤ33,35が夫々設けられ、ウォームギヤ33が前支持軸6の中央に固着されたギヤ34と、ウォームギヤ35が後支持軸15の中央に固着されたギヤ36と夫々噛合して、前後伝達軸29,30の回転を夫々前後支持軸6,15に伝達可能としている。
切替機構31は、保持板27内で駆動軸28に固着された駆動ギヤ37と、保持板27内で前伝達軸29の後端に固着された前従動ギヤ38と、保持板27内で後伝達軸30の前端に固着された後従動ギヤ39とを有し、駆動軸28の前後移動に伴い、駆動ギヤ37と前後の従動ギヤ38,39との噛合状態が切替可能となっている。すなわち、駆動軸28を前方へ押し込んだ前進位置では、駆動ギヤ37は前従動ギヤ38とのみ噛合し、後方へ引っ張った後退位置では、駆動ギヤ37は後従動ギヤ39とのみ噛合し、両者の中間位置では、駆動ギヤ37は前後従動ギヤ38,39と同時に噛合するものである。
一方、昇降台2の下端で前後方向の略中央位置には、転動方向が前後方向に固定された左右一対の補助車輪40,40が、昇降台2の下端よりも下方へ突出する状態で設けられており、左右のレール12,22の下面で補助車輪40よりもやや前方位置には、昇降台2の下端よりも下方へ突出する一対のゴムストッパ41,41が設けられている。
また、昇降台2の前端左右にも、転動方向が前後方向に固定された左右一対の補助車輪42,42が、昇降台2の下端よりも下方へ突出する状態で設けられており、昇降台2の前面で補助車輪42,42の間には、昇降台2の下端から前方へ突出する板状のゴムストッパ43が設けられている。
以上の如く構成された昇降台車1においては、駆動軸28の中間位置で操作ハンドル32を下降側へ回転操作して駆動ギヤ37を回転させると、駆動ギヤ37の回転が前後の従動ギヤ38,39を介して前後伝達軸29,30に伝わり、ウォームギヤ33,35及びギヤ34,36を介して前後支持軸6,15を回転させる。この前支持軸6の回転により、前脚部3では、上リンク7,7が上方へ回転すると共に、下リンク8,8が、上端のローラ10がレール12に沿って後方へ摺動して倒伏姿勢となることで折り畳まれる。同時に後支持軸15の回転により、後脚部4では、上リンク16,16が上方へ回転すると共に、第1下リンク17及び第2下リンク18が、上端に連結されるスライド板20がレール22に沿って前方へ摺動して倒伏姿勢となることで折り畳まれる。このとき第2下リンク18は、スライド板20と支持片25との間でリンク台23の水平姿勢を維持させる。よって、図4,5に示すように昇降台車1は、前脚部3の前輪13と後脚部4のキャスタ24とが昇降台2から僅かに突出する下限位置まで昇降台2を下降させることができる。
この下限位置から、駆動軸28の中間位置で操作ハンドル32を上昇側へ回転操作して駆動ギヤ37を回転させると、前後伝達軸29,30及び前後支持軸6,15を夫々逆回転させる。よって、前脚部3では、上リンク7,7が下方へ回転することで、下リンク8,8は、中間部位が下方へ引っ張られる格好となってローラ10がレール12内を前方へ摺動しながら起立する。同時に後脚部4では、上リンク16,16が下方へ回転することで、第1下リンク17は、中間部位が下方へ引っ張られる格好となってスライド板20がレール22に沿って後方へ摺動しながら起立する。このときも第2下リンク18は、リンク台23の水平姿勢を維持する。よって、昇降台2が下限位置から図1,2の上限位置まで上昇することになるが、操作ハンドル32の回転操作量の調整により、昇降台2の高さを上限位置前とすることもできる。
そして、車両の荷台等の段差部に対して荷物Wを搭載したまま乗り込ませるような場合は、まず図6に示すように、前端の補助車輪42,42を段上に乗り上げさせた状態で、駆動軸28を前進位置へスライドさせて駆動ギヤ37を前従動ギヤ38にのみ噛合させて、操作ハンドル32を下降側へ回転操作する。すると、前伝達軸29のみが回転して前支持軸6を回転させるため、図7に示すように、前脚部3では、上リンク7が上方へ回転すると共に、下リンク8が倒伏姿勢となる。昇降台2は段上に乗り上げたまま下降しないため、前脚部3は上方へ折り畳まれる格好となって昇降台2に収容され、昇降台2は補助車輪42と後脚部4とによって水平姿勢のまま支持される。
次に、昇降台2に設けた取っ手44等を利用してそのまま昇降台車1を前進させると、中間の補助車輪40,40が段上に乗り上がり、昇降台2の半分以上が段上に移乗する。ここで駆動軸28を後退位置へスライドさせて駆動ギヤ37を後従動ギヤ39にのみ噛合させて、操作ハンドル32を下降側へ回転操作する。すると、後伝達軸30のみが回転して後支持軸15を回転させるため、図8に示すように、後脚部4では上リンク16が上方へ回転すると共に、第1、第2下リンク17,18が倒伏姿勢となる。このときも昇降台2は下降しないため、後脚部4が上方へ折り畳まれる格好となって昇降台2に収容される。よって、そのまま昇降台2を前進させると、図9に示すようにキャスタ24が段上に到達して移乗が完了する。
一方、段上から降ろす場合は、上記手順と逆で、昇降台2の中間の補助車輪40,40が段上から外れる位置まで昇降台車1を後退させる。このとき、補助車輪40,40が外れると同時にゴムストッパ41,41が段上に当接して昇降台2の移動を停止させるため、後退の勢いで昇降台2が段上から落下する危険は少なくなる。
次に、駆動軸28を後退位置へスライドさせて駆動ギヤ37を後従動ギヤ39にのみ噛合させ、操作ハンドル32を上昇側へ回転操作すると、後脚部4では、上リンク16が下方へ回転して第1、第2下リンク17,18を起立させることで、キャスタ24が下降する。キャスタ24が下段の床面に当接したら、そのまま昇降台2を後方へスライドさせて前端の補助車輪42,42が段上から外れる位置まで後退させる。このときも、補助車輪42,42が外れると同時に前端のゴムストッパ43が段上に当接して昇降台2の移動を停止させるため、そのまま昇降台2が落下するおそれがない。よって、駆動軸28を今度は前進位置へスライドさせて駆動ギヤ37を前従動ギヤ38にのみ噛合させ、操作ハンドル32を上昇側へ回転操作すると、前脚部3では、上リンク7が下方へ回転して下リンク8を起立させることで、前輪13が下降する。前輪13が下段の床面に当接すると、そのまま昇降台2を後方へスライドさせて前端のゴムストッパ43を段上から離脱させればよい。
このように、本発明の昇降装置及び昇降台車1によれば、駆動伝達部5を、回転操作可能且つ前後移動可能な駆動軸28と、その駆動軸28と平行に設けられ、回転により前脚部3を伸縮動作させる前伝達軸29と、回転により後脚部4を伸縮動作させる後伝達軸30と、駆動軸28と前伝達軸29及び後伝達軸30との間に設けられ、駆動軸28の前後位置の選択により、駆動軸28の回転を、前伝達軸29のみ、後伝達軸30のみ、前伝達軸29及び後伝達軸30双方に夫々切り替えて伝達可能な切替機構31とを有する構成としたことで、駆動軸28を前後へスライドさせて操作ハンドル32を回転させる簡単な操作で、前脚部3及び後脚部4の単独の伸縮と両者の同時伸縮とが切替可能となる。よって、1人の作業者でも全体の高さ調整や段差部への積み降ろしが容易に行え、荷役用としても好適に使用可能となる。
特に、切替機構31を、駆動軸28に設けられた駆動ギヤ37と、前伝達軸29及び後伝達軸30に夫々設けられ、駆動軸28の前後位置の選択に伴う駆動ギヤ37の前後移動に応じて夫々単独又は同時に駆動ギヤ37と噛合する前後従動ギヤ38,39としたことで、切替機構31が簡単に構成可能となっている。
また、昇降台2の前端と前後方向の中間とに、昇降台2の下端よりも下方に突出するゴムストッパ41,43を夫々設けたことで、段差部への積み降ろしの際に昇降台2が位置ズレしたり落下したりするおそれがなく、積み降ろしが楽に行える。
なお、切替機構は、上記形態のようにギヤを用いて構成する場合は、前後の伝達軸でギヤの数やギヤ比を変えたり等、適宜変更可能である。
また、上記形態では、駆動伝達部を手動操作で動作する構成としているが、これに限らず、モータ等を利用した電動機構によって駆動伝達部を構成して前脚部及び後脚部を伸縮動作させることも考えられる。この場合、ギヤを用いる他、クラッチを用いて切替機構を形成してもよい。
また、前脚部と後脚部との構成も上記形態に限らず、前脚部を上記形態の後脚部と同じ構造として下端にキャスタを設けたり、逆に後脚部を上記形態の前脚部と同じ構造として前後方向の車輪を設けたり、Xリンク等の他の機構を採用したりしても差し支えない。
さらに、上記形態では本発明の昇降装置を昇降台車に適用した例で説明しているが、昇降台車に限らず、例えば設置型のテーブルリフターに適用してもよい。この場合、上下を逆、すなわち駆動伝達部を下側にして前脚部及び後脚部の上端で昇降台を支持させて、昇降台の角度を変えられるようにしてもよいし、前脚部と後脚部とに夫々別々の昇降台を支持させてもよい。勿論車載用ストレッチャーのように人の搬送用として用いることも可能である。
その他、補助車輪やストッパの数や形状も適宜変更可能で、補助車輪にボールを採用したり、ストッパをコイルバネ等の弾性手段によって下方への突出方向へ付勢したりすることができる。また、補助車輪やストッパの省略も可能である。
昇降台車の斜視図である。 昇降台車の説明図で、(A)が平面、(B)が側面、(C)が底面を夫々示す。 昇降台車の説明図で、(A)が後面、(B)が前面を夫々示す。 昇降台が下限位置の昇降台車の斜視図である。 昇降台が下限位置の昇降台車の説明図で、(A)が側面、(B)が底面を夫々示す。 段上への移乗状態を示す説明図である。 段上への移乗状態を示す説明図である。 段上への移乗状態を示す説明図である。 段上への移乗状態を示す説明図である。
符号の説明
1・・昇降台車、2・・昇降台、3・・前脚部、4・・後脚部、5・・駆動伝達部、6・・前支持軸、7,16・・上リンク、8・・下リンク、10,21・・ローラ、12,22・・レール、13・・前輪、15・・後支持軸、17・・第1下リンク、18・・第2下リンク、20・・スライド板、24・・キャスタ、27・・保持板、28・・駆動軸、29・・前伝達軸、30・・後伝達軸、31・・切替機構、32・・操作ハンドル、33,35・・ウォームギヤ、34,36・・ギヤ、37・・駆動ギヤ、38・・前駆動ギヤ、39・・後駆動ギヤ、40,42・・補助車輪、41,43・・ゴムストッパ。

Claims (4)

  1. 上下方向へ伸縮可能な前脚部と後脚部と、前記前脚部及び後脚部とを伸縮動作させる駆動伝達部とを備えた昇降装置であって、
    前記駆動伝達部が、回転可能且つ前後移動可能な駆動軸と、その駆動軸と平行に設けられ、回転により前記前脚部を伸縮動作させる前伝達軸と、回転により前記後脚部を伸縮動作させる後伝達軸と、前記駆動軸と前伝達軸及び後伝達軸との間に設けられ、前記駆動軸の前後位置の選択により、前記駆動軸の回転を、前記前伝達軸のみ、前記後伝達軸のみ、前記前伝達軸及び後伝達軸双方に夫々切り替えて伝達可能な切替機構とを有することを特徴とする昇降装置。
  2. 切替機構が、駆動軸に設けられた駆動ギヤと、前伝達軸及び後伝達軸に夫々設けられ、前記駆動軸の前後位置の選択に伴う前記駆動ギヤの前後移動に応じて夫々単独又は同時に前記駆動ギヤと噛合する従動ギヤとからなることを特徴とする請求項1に記載の昇降装置。
  3. 請求項1又は2に記載の昇降装置における前脚部及び後脚部の上端に、駆動伝達部を搭載した昇降台を支持させる一方、前記前脚部及び後脚部の下端に車輪を設けてなる昇降台車。
  4. 昇降台の前端と前後方向の中間とに、前記昇降台の下端よりも下方に突出するストッパを夫々設けたことを特徴とする請求項3に記載の昇降台車。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013086009A (ja) * 2011-10-17 2013-05-13 Yamamoto Co Ltd 自動精米装置
CN109532985A (zh) * 2018-11-21 2019-03-29 宁夏永标实业有限公司 一种泡沫箱托运装置

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