JP3110280U - 荷受台昇降装置における折畳み式荷受台 - Google Patents

荷受台昇降装置における折畳み式荷受台 Download PDF

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Abstract

【課題】荷受台を水平状態に展開した際に分割部材の上面間に生じる隙間を埋め合わせ、この隙間にキャスタの車輪などが落ち込むなどの事故を確実に防止することができ、荷受台上での荷物の移送を円滑に且つ安全に行うことができる荷受台昇降装置における折畳み式荷受台を提供する。
【解決手段】荷台に荷受台が昇降自在に設けられるとともに、荷受台が少なくとも2枚の分割部材51、52に分割されて折畳み自在に構成され、荷台下方の格納位置と荷台から外方に突出配置されて昇降動作を行う作業位置との間でスライド自在になされた荷受台昇降装置において、荷受台を水平状態に展開した際に分割部材51、52間に生じる隙間上部に棒状体53dが配置されるとともに、この棒状体53dが分割部材51、52間を連結するヒンジ53と一体的に設けられている。
【選択図】 図4

Description

本考案は、荷受台昇降装置における折畳み式の荷受台に関し、具体的にはこの荷受台を構成する各分割部材の連結部の構造に関するものである。
従来、荷台に荷受台が昇降自在に設けられるとともに、この荷受台が2枚の分割部材に分割されて折畳み自在に構成され、荷台下方の格納位置と荷台から外方に突出配置されて昇降動作を行う作業位置との間でスライド自在になされた荷受台昇降装置が提供されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−347877号公報
しかしながら、上記従来のように、荷受台を分割部材に分割して折畳むタイプのものでは、当該荷受台を折畳んだり展開する際に対峙する分割部材の端縁同士が干渉しないようにこれら分割部材間の連結部分には隙間を形成するようにしており、この隙間にキャスタの車輪などが落ち込んで円滑な移送を阻害したり、荷物が倒壊するなどの危険な事故を招く要因になっていた。
上記の目的を達成するため、請求項1に係る考案の荷受台昇降装置における折畳み式荷受台は、荷台に荷受台が昇降自在に設けられるとともに、荷受台が少なくとも2枚の分割部材に分割されて折畳み自在に構成され、荷台下方の格納位置と荷台から外方に突出配置されて昇降動作を行う作業位置との間でスライド自在になされた荷受台昇降装置において、前記荷受台を水平状態に展開した際に分割部材間に生じる隙間上部に棒状体が配置されるとともに、この棒状体が分割部材間を連結するヒンジと一体的に設けられたものである。
本考案によれば、荷受台を水平状態に展開した際に分割部材の上面間に生じる隙間を棒状体によって埋め合わせることで、この隙間にキャスタの車輪などが落ち込むなどの事故を確実に防止することができ、荷受台上での荷物の移送を円滑に且つ安全に行うことができる。
以下、本考案の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、格納式荷受台昇降装置の概略構成を示している。
図1において、1は車輌の車枠11上に搭載された荷台で、この荷台1の後端下方に格納式荷受台昇降装置2が設けられている。
格納式荷受台昇降装置2は、車枠11に設けられた取付部材3と、この取付部材3にリンク機構4を介して設けられた荷受台5とを備えている。
取付部材3は、前記車枠11の後端部に前後方向に配設された外向きコ字状のスライドレール12に沿って前後方向にスライド自在に設けられている。具体的には、取付部材3の上方に設けられた前後のローラ31、31が上記スライドレール12内で転動自在に配設されており、取付部材3を手動もしくは適宜な移動手段によりスライドレール12に沿ってスライドさせることで、格納式荷受台昇降装置2全体を荷台1の床面下方において前後に移動可能に構成している。
上記移動手段の一例としては、図2に示すようにスライドレール12の下部にチェーン13がこのスライドレール12に沿って前後に張設されるとともに、取付部材3に上記チェーン13に下方から噛合するスプロケット32が設けられており、スプロケット32を図示しない操作ハンドルにより適宜な伝達機構を介して正逆方向に回転させることで、取付部材3を前後に移動させるようにしている。なお、移動手段は、上記の構成の他にモータやシリンダ等のアクチュエータを用いて取付部材3を前後に移動させるようにしてもよい。
この取付部材3には、駆動軸6が略水平に軸支されている。駆動軸6には駆動アーム61の基端部が一体に固設され、この駆動アーム61の先端部に同じく取付部材3に設けられたリフトシリンダ62の伸縮ロッド62aの先端が連結されている。
また、駆動軸6には回動ブラケット63の基端部が一体に設けられており、回動ブラケット63の途中部に後述するリフトリンク41の基端部が枢支されている。
前記リンク機構4は、リフトリンク41と連結リンク42とで構成されている。
リフトリンク41は、その基端部が前記回動ブラケット63の途中部に枢軸41aにより枢支されている。
このリフトリンク41の基端部寄りの下面には、前記回動ブラケット63の先端部に設けられた当接ボルト64が当接可能に構成されており、当接ボルト64がリフトリンク41の基端部寄りの部位に下方から当接することで、前記リフトシリンダ62の伸縮動作を前記駆動アーム61、駆動軸6を介して回動ブラケット63の回動動作としてリフトリンク41に伝達することができ、これによりリフトリンク41が上下に回動する。
連結リンク42は、その基端部が前記取付部材3に枢軸42aにより枢支されている。
上述したスライドレール12、取付部材3、リンク機構4、駆動軸6等の各部材は車枠11の両側に左右一対設けられており、左右の取付部材3はスライドレール12を同調してスライドするように連結部材3aによって連結されている。
前記荷受台5は、先端側部材51と基端側部材52とで構成されており、これら先端側部材51と基端側部材52とはヒンジ53によって該先端側部材51が基端側部材52の上面に2つ折り自在になされている。
基端側部材52の基端部左右両側には、ブラケット54を介してその上部に前記左右の連結リンク42の先端部が枢軸42bにより枢支され、その下部に前記左右のリフトリンク41の先端部が枢軸41bにより枢支されている。
また、先端側部材51の先端は楔状に形成されており、荷受台5が地上に達した際に図1の一点鎖線で示すように傾動することで、この先端が地上に段差なく接地するようになされている。
次に、このように構成された格納式荷受台昇降装置の動作について説明する。
格納式荷受台昇降装置2の基本的な動作としては、この格納式荷受台昇降装置2が、前述した移動手段の操作により、荷受台5を折り畳んだ状態で取付部材3をスライドレール12の前端部にスライドさせて格納する格納位置(図2参照)と、取付部材3をスライドレール12の後端部にスライドさせて折り畳んだ荷受台5を先端側部材51と基端側部材52とが水平状態になるように展開するとともに、その展開した荷受台5の折り畳みを行う展開・折り畳み位置(図3参照)と、荷受台5を展開した状態で取付部材3をスライドレール12の途中位置にスライドさせてこの荷受台5を地上と荷台1の床面との間で昇降作動させる昇降作業位置(図1参照)とに配置可能になされている。
そして、まず、図2に示すように格納位置に配置された格納式荷受台昇降装置2により荷物の積降ろし作業を行う場合は、この状態で取付部材3をスライドレール12の前端部から後端部にスライドさせることで、荷受台5を折り畳んだ状態で格納式荷受台昇降装置2を図3に示す展開・折り畳み位置に配置させる。
このようにして格納式荷受台昇降装置2が展開・折り畳み位置に配置されると、折り畳まれた荷受台5の先端側部材51を後方に回動させて基端側部材52と先端側部材51とが水平になるように展開する。この荷受台5の展開は、当該荷受台5全体を荷台1及び車枠11の後方に引き出した状態で行っているため、荷受台5が荷台1及び車枠11に干渉することがない。
そして、この状態で格納式荷受台昇降装置2を上記展開・折り畳み位置から昇降作業位置側にスライドさせて取付部材3が昇降作業位置に達すると図示しない位置決め手段によって格納式荷受台昇降装置2を昇降作業位置で位置決めする。
これにより、荷受台5はリフトシリンダ62の伸縮動作により地上と荷台1の床面との間で昇降可能な状態になり、この昇降動作によって荷受台5を通じて地上と荷台1との間で荷物の積降ろし作業を行う。
次に、荷物の積降ろし作業が終了して格納式荷受台昇降装置2を格納する場合には、格納式荷受台昇降装置2を昇降作業位置から一旦、展開・折り畳み位置に配置し、この位置において荷受台5の先端側部材51を折り畳む。この荷受台5の折り畳みは、前述した荷受台5の展開と同様に荷受台5全体を荷台1及び車枠11の後方に引き出した状態で行なっており、このため荷受台5が荷台1及び車枠11と干渉することはない。
そして、このように荷受台5を折り畳んだ状態で格納式荷受台昇降装置2を当該展開・折り畳み位置から格納位置A側にスライドさせて格納位置に配置する。
ところで、上述のように構成された格納式荷受台昇降装置2において荷受台5を構成する先端側部材51と基端側部材52との連結部は以下のように構成されている。
図4及び図5は、先端側部材51と基端側部材52との連結部の構造を示している。
先端側部材51と基端側部材52とは、幅方向に所定間隔を隔てて設けられた左右一対のヒンジ53、53(図5参照)によって回動自在に連結されている。具体的には、所定の長さを有する各ヒンジ53が隣接する先端側部材51と基端側部材52とに亘って配置され、これらヒンジ53の一端が基端側部材52にピン連結53aされるとともに、ヒンジ53の他端が先端側部材51にピン連結53bされている。
そして、各ヒンジ53の中央上部には凸部53cが形成されており、これら左右の凸部53cを貫通する形で棒状体53dが連結部の幅全体に亘って設けられている。これら棒状体53dと凸部53cは、荷受台5を水平状態に展開した際に先端側部材51と基端側部材52との上面間に生じる隙間を埋め合わせる役目を果たしており、これによって隙間にキャスタの車輪などが落ち込むなどの事故を確実に防止することができ、荷受台5上での荷物の移送を円滑に且つ安全に行うことができる。
上記隙間は、荷受台5を折畳んだり展開する際に対峙する先端側部材51及び基端側部材52の端縁同士が干渉しないようにするために必然的に生じるものであり、この隙間を上述したようにヒンジ53の凸部53cと棒状体53dとで埋め合わせるようにしている。
なお、上述した実施形態は、あくまでも本考案の好適な実施態様を示すものであって、本考案はこれに限定されることなく、その範囲内において種々設計変更可能である。
例えば、この実施の形態では荷受台5を昇降させる昇降機構としてリンク機構4について説明したが、昇降機構はこれに限定されるものではなく、本考案は折り畳むタイプの荷受台5全般に適用することができる。
また、荷受台5は、2つ折りに限らず、3つ折りやそれ以上のものでも本考案の連結構造を適用することができる。
格納式荷受台昇降装置が作業位置に配置された状態を示す側面図である 同装置が格納位置に配置された状態を示す側面図である。 同装置が展開・折り畳み位置に配置された状態を示す側面図である。 荷受台を構成する基端側部材と先端側部材との連結構造を示す図である。 同じく連結構造を示す斜視図である。
符号の説明
1 荷台
2 格納式荷受台昇降装置
5 荷受台
51 先端側部材
52 基端側部材
53 ヒンジ
53c 凸部
53d 棒状体

Claims (1)

  1. 荷台に荷受台が昇降自在に設けられるとともに、荷受台が少なくとも2枚の分割部材に分割されて折畳み自在に構成され、荷台下方の格納位置と荷台から外方に突出配置されて昇降動作を行う作業位置との間でスライド自在になされた荷受台昇降装置において、
    前記荷受台を水平状態に展開した際に分割部材間に生じる隙間上部に棒状体が配置されるとともに、この棒状体が分割部材間を連結するヒンジと一体的に設けられたことを特徴とする荷受台昇降装置における折畳み式荷受台。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006046631A1 (ja) * 2004-10-28 2006-05-04 Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co., Ltd. 荷受台昇降装置及び荷受台

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