JP2009010325A - 検査装置及び検査方法 - Google Patents

検査装置及び検査方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009010325A
JP2009010325A JP2008046167A JP2008046167A JP2009010325A JP 2009010325 A JP2009010325 A JP 2009010325A JP 2008046167 A JP2008046167 A JP 2008046167A JP 2008046167 A JP2008046167 A JP 2008046167A JP 2009010325 A JP2009010325 A JP 2009010325A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stage
inspection
image
amount
positional deviation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008046167A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5123003B2 (ja
Inventor
Hideki Fukushima
英喜 福島
Minoru Noguchi
稔 野口
Shuichi Chikamatsu
秀一 近松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Hitachi High Technologies Corp
Hitachi High Tech Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi High Technologies Corp, Hitachi High Tech Corp filed Critical Hitachi High Technologies Corp
Priority to JP2008046167A priority Critical patent/JP5123003B2/ja
Priority to US12/130,597 priority patent/US20080297786A1/en
Publication of JP2009010325A publication Critical patent/JP2009010325A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5123003B2 publication Critical patent/JP5123003B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、ステージの位置ズレ補正制御だけに頼ることなく、被検査物を撮影した撮像画像の位置補正や被検査物を撮影するイメージセンサの向きを調整補正する等の対応により、異物やパターン欠陥が高速・高精度に検出でき、コストUPが抑制できる検査方法および検査装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、移動するステージに搭載されている被検査物をイメージセンサで撮影する検査方法において、撮影に向け移動する前記ステージの目標位置と実際位置との位置ズレ量を求め、撮影した前記目標位置の撮影範囲からの撮像画像切り出しで、前記位置ズレ量に見合った切り出し位置補正をすることを特徴とする。
【選択図】図9

Description

本発明は、主に半導体の製造工程で使用される半導体検査装置及び検査方法に関する。
半導体製造工程では、半導体基板(ウエハ)上に異物やパターン欠陥が存在すると配線の絶縁不良や短絡などの不良の原因になる。
さらに半導体素子の微細化に伴い微細な異物が存在すると、より微細な異物がキャパシタの絶縁不良やゲート酸化膜などの破壊の原因にもなる。
これらの異物は、搬送装置の可動部から発生するものや、人体から発生するもの、プロセスガスにより処理装置内で反応生成されたもの、薬品や材料の混入していたものなど種々の状態で混入される。
同様に液晶表示素子の製造工程においても、パターン上に異物が付着したり、何らかの欠陥が生じると表示素子として使えないものになってしまう。プリント基板の製造工程でも状況は同じであって、異物の付着はパターンの短絡,不良接続の原因になる。
従来この種の半導体基板上の微細な異物や欠陥を高速,高感度で検出する技術の1つとして、特許文献1に記載されているように、半導体基板上にレーザを照射して半導体基板上に異物が付着している場合に発生する異物からの散乱光を検出し、直前に検査した同一品種半導体基板の検査結果と比較することにより、パターンによる虚報を無くし、高感度かつ高信頼度な異物及び欠陥検査を可能にするものが開示されている。
特許文献1のように、被検査基板の比較検査を高速,高感度で行う為には、高精度な検査ステージと位置補正制御技術を必要としていた。前記の様なステージ位置補正技術の例としては、半導体製造装置の例として、特許文献2に記載されている、基準マスクを使用したXYステージの位置補正制御方法の例がある。
特開昭62−89336号公報 特開平7−325623号公報
従来技術では、微細化する半導体基板上の異物やパターン欠陥を高速で検出する為には、検査画像上に投影される検査ステージの位置ズレ量を極力小さくする必要があり、より高速で、より高精度な検査ステージが必要とされてきた。
また、前記検査ステージの精度向上に伴うコストUPを抑える必要があった。
本発明は、上記の課題に対処し、ステージの位置ズレ補正制御だけに頼ることなく、被検査物を撮影した撮像画像の位置補正や被検査物を撮影するイメージセンサの向きを調整補正する等の対応により、異物やパターン欠陥が高速・高精度に検出でき、コストUPが抑制できる検査方法および検査装置を提供することを目的とする。
本発明は、移動するステージに搭載されている被検査物をイメージセンサで撮影して検査する検査方法において、撮影に向け移動する前記ステージの目標位置と実位置との位置ズレ量を求め、前記目標位置での撮影では、前記位置ズレ量に応じて前記被検査物に対する前記イメージセンサの向きを調整補正することを特徴とする。
また、本発明は、移動するステージに搭載されている被検査物をイメージセンサで撮影する検査方法において、撮影に向け移動する前記ステージの目標位置と実際位置との位置ズレ量を求め、撮影した前記目標位置の撮影範囲からの撮像画像切り出しで、前記位置ズレ量に見合った切り出し位置補正をすることを特徴とする。
本発明によれば、異物やパターン欠陥が高速・高精度に検出でき、コストUPを抑えることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
以下の図において、同等の機能部分には同じ符号を付して説明する。
次に本発明の実施例1に係る検査装置の装置構成について図1〜図5を用いて説明する。
欠陥検査装置の実施の形態から述べる。
欠陥検査装置は、被検査基板1を搭載し、被検査基板上にスリット状に照射したスリット状照明領域であるビームスポット3及びイメージセンサの検出領域4、被検査基板内の検査領域をXY方向に走査し光学系に対し相対移動ができるXステージ301,Yステージ302,被検査基板表面にピントを合わせることができるZステージ303,シータ(θ)ステージ304およびステージコントローラ305から構成されるステージ部300を有する。
また、レーザ光源,ビームエキスパンダ,光学フィルタ群及びミラー,ガラス板と切換可能な光学分岐要素(またはミラー),ビームスポット結像部から構成される照明光学系100を有する。
さらに、検出レンズ201,空間フィルタ202,結像レンズ203,ズームレンズ群204,1次元イメージセンサ(イメージセンサ)205,イメージセンサの検出領域を観察できる上方検察系206,偏光ビームスプリッター209,2センサ同時検査をするための分岐検出光学系210から構成される検出光学系200を有する。
さらに、また、A/D変換部,遅延させることができるデータメモリ,チップ間の信号の差をとる差分処理回路,チップ間の差信号を一時記憶するメモリ,パターン閾値を設定する閾値算出処理部,比較回路より構成される信号処理部402,異物等の欠陥検出結果を記憶すると共に欠陥検出結果を出力する出力手段,モータ等の駆動,座標,センサを制御する制御CPU部401,表示部403および入力部404より構成される制御系400を有する。
照明光学系100のレーザ光源として、高出力のYAGレーザの第3高調波THG,波長355nmを用いるのがよいが、必ずしも355nmである必要はない。すなわち、レーザ光源Arレーザ,窒素レーザ,He−Cdレーザ,エキシマレーザ等他の光源であっても良い。
1次元イメージセンサ205はCCDまたはTDI(Time Delay Integration:遅延積算)センサであってもよい。CCDの場合は画素サイズが10μm程度であるため線状検出と考えてよく、走査方向にピントが合ってない画像を取り込むことによる感度低下がない。
一方TDIでは走査方向に一定画素分の画像の積算があるため照明幅を小さくするまたはTDIセンサを傾けるなどの対策によってピントが合ってない画像を取り込む量を低減することが望ましい。
図1の左下に座標系を示す。平面上にXY軸をとり、垂直上方にZ軸をとる。検出光学系200の光軸はZ軸に沿って配置されている。
先ず、図2を参照して、本発明の実施例による欠陥検査装置の検査の対象である試料について説明する。
図2(a)に示す被検査基板1aは、所定の間隔で2次元に配列したメモリLSIチップ1aaを有する。メモリLSIチップ1aaは、主として、メモリセル領域1ab,デコーダやコントロール回路等からなる周辺回路領域1ac、及び、その他の領域1adを有する。
メモリセル領域1abは、2次元に規則的に配列した、即ち、繰り返しのメモリセルパターンを有する。周辺回路領域1acは、2次元的に規則的に配列されていない非繰り返しパターンを有する。
図2(b)に示す被検査基板1bは、所定の間隔で2次元に配列したマイコン等のLSIチップ1baを有する。
マイコン等のLSIチップ1baは、主として、レジスタ群領域1bb,メモリ部領域1bc,CPUコア部領域1bd、及び、入出力部領域1beを有する。なお、図2(b)は、メモリ部領域1bcとCPUコア部領域1bdと入出力部領域1beの配列を概念的に示したものである。
レジスタ群領域1bbおよびメモリ部領域1bcは、2次元に規則的に配列した、即ち、繰り返しのパターンを有する。CPUコア部領域1bdおよび入出力部領域1beは、非繰り返しパターンを有する。
このように、本発明の実施例による欠陥検査装置の被検査対象物は、図2に示した被検査基板(ウエハ)1のように、規則的に配列されたチップを有するが、チップ内においては、最小線幅が領域毎に異なり、しかも繰り返しパターン及び非繰り返しパターンを含み、様々な形態が考えられる。
図3を参照して、照明光学系100の第1から第3までの3つのビームスポット結像部110,120,130について説明する。
図3は、被検査基板を上から見た図である。
第1のビームスポット結像部110を経由してX軸方向の検査用照明光11が照射され、第2のビームスポット結像部120を経由してY軸に対して−45度傾斜した方向の検査用照明光12が照射され、第3のビームスポット結像部130を経由してY軸に対して45度傾斜した方向の検査用照明光13が照射される。
被検査基板上の非繰り返しパターンは、主として、平行及び直角に形成された直線状パターンからなる。これらの直線状パターンは、X軸又はY軸方向に延びている。被検査基板1上のパターンは、突出して形成されているため、隣接する直線状パターンの間には凹部が形成される。
従って、X軸及びY軸に対して45度傾斜した方向から照射した検査用照明光12,13は、突出した回路パターンによって遮られ、直線状パターンの間の凹部を照射することができない。
これらの検査用照明光11,12,13は、被検査基板上の表面に対して所定の仰角αにて傾斜して照射される。特に、検査用照明光12,13の仰角αを小さくすることによって、透明薄膜下面からの散乱光の検出量を低減することができる。
これらの検査用照明光11,12,13によって、被検査基板上に細長いビームスポット3が形成される。ビームスポット3は、Y軸方向に沿って延びている。ビームスポット3のY軸方向の長さは、検出光学系200の1次元イメージセンサ205のイメージセンサの検出領域4より大きい。
照明光学系100に、3つのビームスポット結像部110,120,130を設けた理由について説明する。検査用照明光12,13をXY平面上に投影した像がX軸となす角をそれぞれφ1,φ2とすると、本例では、φ1=φ2=45度である。
それによって、被検査基板上の非繰り返しパターンの主たる方向はX軸又はY軸の直線状パターンであるため、パターンに対して45度方向から入射される。
このため0次の回折光はX軸又はY軸は方向の成分として検出レンズ201の入射瞳に入ることになるが、照明仰角αが低角度の場合は正反射光も低角度αのためX軸又はY成分の回折光も同様に検出レンズ201の入射瞳の領域から離れるので検出光学系200に入射することが回避できるもので、例えば、特許3566589号(特に0033欄から0036欄参照)に詳細に記載されており、ここではその説明は省略する。
被検査基板上の非繰り返しパターンは、主として、平行及び直角に形成された直線状パターンからなる。これらの直線状パターンは、X軸又はY軸方向に延びている。被検査基板上のパターンは、突出して形成されているため、隣接する直線状パターンの間には凹部が形成される。
従って、X軸及びY軸に対して45度傾斜した方向から照射した検査用照明光12,13は、突出した回路パターンによって遮られ、直線状パターンの間の凹部を照射することができない。
そこで、X軸方向に沿った検査用照明光11を生成する第1のビームスポット結像部110を設けた。こうして検査用照明光11によって、直線状パターンの間の凹部を照射することができるため、そこに存在する異物等の欠陥を検出することができる。
直線状パターンの方向により、試料を90度回転させて検査するか、検査用照明光11を、Y軸方向に沿って照射してよい。
なお、検査用照明光11のように、X軸方向に沿って照射し、直線状パターンの間の凹部を照射する場合には、イメージセンサが0次の回折光を検出しないように0次の回折光を遮光する必要がある。そのために、空間フィルタ202が設けられる。
図4及び図5を参照して、細長いビームスポット3を形成する方法を説明する。
図4及び図5、照明光学系100のうち、レーザ光源101,凹レンズ102,凸レンズ103、及び、照明レンズ104のみを示し、他の構成要素は省略している。
照明レンズ104は、円錐曲面を持つシリンドリカルレンズであり、図4(a)に示すように、長手方向に沿って、直線的に焦点距離が変化し、図4(b)に示すように、平面凸レンズの断面を有する。
図5に示すように、被検査基板に対して傾斜して入射する照明光に対しても、Y方向に絞り込み、X方向にコリメートされたスリット状のビームスポット3を生成することができる。被検査基板の表面に対する照明光の角度をα1,被検査基板上に投射された検査用照明光11の像がX軸となす角をφ1とする。
このような照明レンズ104を用いることにより、X方向に平行光を有し、かつφ1=45度付近の照明を実現することができる。円錐曲面を有する照明レンズ104の製造方法等については、例えば、特許3566589号公報(特に段落番号0027欄から段落番号0028欄参照)に詳細に記載されており、公知の方法で製造可能である。
さらに、図6〜図10及び図14を用いて、実施例1を詳しく説明する。この実施例は本発明に係わる画像処理に関するものである。
本実施例の目的は、ステージの目標位置に対する位置ズレ量を、画像処理で撮像範囲の位置合せを行い、高精度ステージで検査したのと同等以上の効果を得る実施例である。
図6は、図1のステージ部300の一部詳細図である。
図7は、Xステージ302,Yステージ301を目標座標へ移動させる為のステージ原点移動距離設定マップである。
図8は、図7の移動距離設定マップにそってXステージ302,Yステージ301を移動させた際の、ステージ原点からの実際の移動距離を測定したマップである。
図9は、本実施例の装置構成を示した図であり、図1の装置構成に記憶部405と画像処理部406を追加した構成図である。
図10は、検査時の撮像範囲600と位置補正後の比較検査画像610と画像比較検査結果620を示した図である。
図14は、本実施例のフローチャートを示した図である。
以下、図14のフローチャートに沿って本実施例を詳細に説明する。
ステップS1として、図6に示すステージ部300にレーザ測長器310〜314をセットする。レーザ測長器310〜314は、ステージ位置ずれ量測定後に取り外してもよいが、ステージ部300に実装したままでも良い。
又、多少精度は落ちるが、Xステージ302,Yステージ301にそれぞれリニアスケール320,321を配置しても良い。
ステップS2として、図6に示すステージ部300のXステージ302,Yステージ301を、図7の移動距離設定マップにそって、移動目標位置A1に対し一定ピッチ(X1,Y1)で移動させる。
移動距離設定マップにそった移動量は、Xステージ302及びYステージ301のエンコーダ又は、ステージ用リニアスケール320,321の座標を用いてもよい。この時、図8に示す実際に移動した位置A1´の移動位置(X1´,Y1´)を測定する。
同様に移動目標位置Anに対し一定ピッチ(Xn,Yn)で移動させ、実際に移動した位置An´の移動位置(Xn´,Yn´)を測定し、図8のステージ原点からの移動距離マップを完成させる。
ステップS3として、ステップS2で採取したデータから移動目標位置に対する実際の移動量の差分ΔX,ΔYを求める。計算式の例を次に示す。
(例)
Xステージ302の差分ΔX=(X1)−(X1´) (数1)
Yステージ301の差分ΔY=(Y1)−(Y1´) (数2)
図7のステージ原点からの移動距離測定マップの測定ピッチを細かくすることにより、被検査基板1の繰り返しパターンとのピッチずれによる位置ずれ量を、極力小さく抑えることが出来る。
ステップS4として、ステージ位置ずれ量の差分ΔX,ΔYを、検査画像の位置補正値ΔX´,ΔY´として図9に示す記憶部405に記憶する。ステップS5として、図9に示す被検査基板1を検査し、図10に示す撮像範囲600内の検査画像601〜604を取り込む。
ステップS6として、図9に示す画像処理部406にて、撮像範囲600から切り出し検査画像611〜614を切り出し、比較検査画像610を作成する。この切り出しでは、先に記憶部405に記憶した検査画像の位置補正値ΔX´,ΔY´による補正が行われるので、位置ずれ量が是正された比較検査画像610になる。
目標位置の撮像範囲600は、ステージ位置ずれ量(位置ズレ量)を見込んで切り出す撮影画像(切り出し検査画像)よりも大きくとっているので、検査範囲全体をカバーした検査画像を切り出すことができる。
ステップS7として、比較検査画像610を図9に示す信号処理部402で比較処理し、図10に示す画像比較検査結果620から異物,欠陥A,欠陥Bを検出する。ステップS8として、ステップS7の検出結果を表示部403にて表示する。
本方式は、図9に示すズームレンズ群204にて被検査基板1を拡大して検査することにより、微小なステージの位置ずれ量を拡大して認識することが出来る。
例えば、ステージ位置ずれ量が5μmあり、ズームレンズの倍率が5倍〜20倍あるとすると、ステージの位置ずれ量は25μm〜100μmに拡大して認識することが出来る。逆にズームレンズ倍率が低倍の方が移動量は少なく制御し易い。
このことから、ステージ位置ずれ量に対する位置補正の要求精度を緩和することが出来、検査画像で容易に位置補正することが出来る。さらに、ステージ位置ずれ量を検査画像で容易に位置補正出来ることから、ステージ要求精度を緩和することも出来る。
さらに、Xステージ302,Yステージ301から離れたθステージ304または、その近傍を直接レーザ測調器で計測する為、ステージのヨーイング,ピッチング,ローリングによる位置ずれ量の補正精度を向上することが出来る。
また、従来の高精度ステージを用いた検査画像による位置補正をしていない比較検査では、イメージセンサの比較画素数にステージの位置ずれ量を考慮した比較処理、例えば3画素分の位置ずれ量を含めた比較処理が必要であったが、本方式では、イメージセンサの比較画素数を1画素で比較処理することが出来る為、画像比較精度が向上し、従来比較処理で見逃していた異物,欠陥を検出することが出来る様になる。
さらに、アンダーサンプリング時はサブピクセル合せを行うことにより、1画素以内での比較処理をすることもできる。
また、従来方式ではDF(ダークフィールド)検査装置ゆえの問題として、パターンの暗いところやサチレーションを起こした部分の検査画像の位置ずれにより、その近傍を検査する為には非検査領域にするか低感度で検査する必要があったが、本方式では、非検査領域や低感度領域を小さく出来る効果がある。
本方式は、XYステージとイメージセンサを備えた装置であれば、繰り返しパターンがあって比較検査する装置に好適の方法である。
図6〜9,図11〜13,図15を用いて、本発明に係わる撮像範囲の制御に関する実施例を説明する。
本実施例の目的は、ステージの目標位置に対する位置ズレ量を、イメージセンサで位置補正制御することで検査画像の位置合せを行い、高精度ステージで検査したのと同等以上の効果を得ることにある。
図6〜図9は実施例1で説明している為、説明を省略する。
図11は、本実施例2の装置構成を示した図である。
図12は、本実施例のイメージセンサ位置補正部の詳細図である。
図13は、検査時の撮像範囲700と位置補正後の比較検査画像710と画像比較検査結果720を示した図である。
図15は、本実施例のフローチャートを示した図である。
以下、図15のフローチャートにそって本実施例を詳細に説明する。
ステップS11として、図6に示すステージ部300にレーザ測長器310〜314をセットする。
レーザ測長器310〜314は、ステージ位置ずれ量測定後に取り外してもよいが、ステージ部300に実装したままでも良い。
ステップS12として、図6に示すステージ部300のXステージ302,Yステージ301を、図7の移動距離設定マップにそって、移動目標位置A1に対し一定ピッチ(X1,Y1)で移動させる。
この時、図8に示す実際に移動した位置A1´の移動位置(X1´,Y1´)を測定する。
同様に移動目標位置Anに対し一定ピッチ(Xn,Yn)で移動させ、実際に移動した位置An´の移動位置(Xn´,Yn´)を測定し、図8のステージ原点からの移動距離マップを完成させる。
ステップS13として、ステップS12で採取したデータから移動目標位置に対する実際の移動量の差分ΔX,ΔYを求める。計算式は、前記実施例1記載の(数1),(数2)を用いる。
ステップS14として、ステージ位置ずれ量の差分ΔX,ΔYを、イメージセンサ205の位置補正値ΔX´,ΔY´として図11に示す記憶部405に記憶する。
ステップS15として、記憶部405に記憶した図13に示す前記イメージセンサ205の位置補正値ΔX´,ΔY´,ΔX1´,ΔY1´,ΔX2´,ΔY2´,ΔX3´,ΔY3´を参照し、制御CPU部401で図13に示す撮像範囲700内の検査画像701〜704の様に、図12に示すイメージセンサ位置補正部500で位置補正制御をしながら被検査基板1の検査動作を行う。
イメージセンサ位置補正部500は、XY補正機構501、X軸モータ502、Y軸モータ503を有する。
イメージセンサ位置補正部500は、前述した位置ズレ量(ステージの目標位置と実位置との差分量)の調整補正をする。イメージセンサ205は、XY補正機構501によりX軸・Y軸の方向にステージと平行に移動して位置ズレ量の調整補正が行われる。
この平行移動の方式に代えて、ステージに対する向き角度調整により位置ズレ量の調整補正が行なわれるようにすることも可能である。
さて、ΔX´,ΔY´,ΔX1´,ΔY1´,ΔX2´,ΔY2´,ΔX3´,ΔY3´の関係は、隣接した画像の位置補正量を示す。ステップS16として、画像処理部406にてステップS15で取り込んだイメージセンサ検査画像711〜714から、比較検査画像710を作成する。
比較検査画像710を図11に示す信号処理部402で比較処理し、図13に示す画像比較検査結果720から異物,欠陥A,欠陥Bを検出する。ステップS17として、ステップS16の検出結果を表示部403にて表示する。本方式は、実施例1の画像処理時間の短縮と実行ステップ数の削減効果が得られる。
本発明の応用として、実施例1と実施例2を組み合わせた使用方法でも良い。例えば、Xステージ302の位置ずれ量を実施例1の画像処理で補正し、Yステージ301の位置ずれ量を実施例2のイメージセンサ撮像範囲で位置補正する方式でも良い。
又は、Xステージ302の位置ずれ量を実施例2のイメージセンサ撮像範囲で位置補正し、Yステージ301の位置ずれ量を実施例1の画像処理で位置補正する方式でも良い。
すなわち、上記の実施例1と実施例2を組み合わせた応用例は、言い換えると、X軸・Y軸の座標を縦横に移動するステージに搭載される被検査物をイメージセンサで撮影する検査方法において、撮影に向け移動する前記ステージの目標位置と実位置との位置ズレ量を前記座標上で求め、被検査物に対するイメージセンサの向きは、座標上の一方軸側分の位置ズレ量に見合う調整補正をし、撮影した目標位置の撮影範囲からの画像切り出しでは、座標上の他方軸側分の位置ズレ量に見合う切り出し位置補正をするものである。
この応用例では、イメージセンサの向き調整補正よりも画像切り出し位置補正の方がより高い補正精度が期待できるので、必要に応じた選択をすべきである。
また、更なる応用例として、イメージセンサの向き調整補正や画像切り出し位置補正は、座標上の一方軸側とし、他方軸側の補正はステージの位置補正制御で賄うようにすることも可能である。例えば、Y軸方向の移動操作頻度が少ないとした場合には、Y軸側に高精度の位置補正制御を用いるようにする。
図6〜9,図11,12,図16〜19を用いて、本発明に係わる撮像範囲の制御及びイメージセンサの位置制御に関する実施例について説明する。
本実施例の目的は、ステージの目標位置に対する位置ズレ量(差分)を、実際の検査動作から得られるイメージセンサが撮像した各イメージ画像より算出し、算出したステージ位置ずれ量に対して任意のしきい値設定と位置ずれ補正方法を選択することにより、ステージ性能に合せた最適な位置補正制御をすることで、安価にも拘らず高精度ステージで検査したのと同等以上の効果を得るものである。
図6〜図9は実施例1で説明している為、説明を省略する。
図11,12は実施例2で説明している為、説明を省略する。
図16〜18は、本実施例のフローチャートを示した図である。
図19は、検査動作時の撮像範囲800内の各イメージ画像801〜804の位置ずれ量を示した図である。
以下、図16のフローチャートにそって本実施例を詳細に説明する。
ステップS21として、図11に示すステージ部300に被検査基板1をセットする。ステップS22として、図11に示すXステージ302及びYステージ301を検査動作させ、イメージセンサ205にて図19に示す被検査基板1のイメージ画像800を取り込む。
なお、イメージ画像800中、801を基準画像、801から804を比較画像と云う。
ステップS23として、図19に示すイメージ画像800の基準画像801に投影された任意の基準パターンの画素No.(Xp1,Yp1)と、比較画像802から804に投影された基準パターンの画素No.(Xp2,Yp2),(Xp3,Yp3),(Xp4,Yp4)を比べた画像位置ズレ量より、ステージの位置ずれ量(ΔXp,ΔYp)をそれぞれ算出する。計算式の例を次に示す。
(例)
Xステージ302の位置ずれ量(差分):ΔXp
ΔXp=〔(Xp1)−(Xp2)〕×画素サイズ×倍率 (数1)
Yステージ301の位置ずれ量(差分):ΔYp
ΔYp=〔(Yp1)−(Yp2)〕×画素サイズ×倍率 (数2)
ステップS24として、図11に示す表示部403に、ステップ23で算出したステージ位置ずれ量と前記ステージ位置ずれ量の補正方法選択画面及びしきい値設定画面を表示する。
ステップ25として、しきい値と補正方法を選択する。しきい値はステージ位置ずれ量に合せて任意に設定することが出来る。
また、ステージ位置ずれ量に合せて、図10及び図14のステップS4〜S8に示す検査画像の切り出し範囲による位置補正方法と、図13及び図15のステップS14〜S17に示すイメージセンサによる位置補正方法を、ステージ位置ずれ量やステージ駆動軸の動作頻度に合せて任意に設定することが出来る。
例えば、位置ずれ量が小さい比較的高精度なステージを使用する際は、画像切り出し範囲で位置補正することで、イメージセンサ駆動部を削減し、安価にすることが出来る。また、位置ずれ量が大きいステージを使用する際は、イメージセンサで位置補正することにより、画像切り出し範囲で補正できない範囲まで位置補正することが出来る。
また、図17及び図18に示す様に、しきい値設定を用いずにステージ位置ずれ量の補正方法を決めてもよい。
さらに、本方式は装置の高感度仕様,高スループット仕様に合せて図11に示すズームレンズ204の倍率を可変設定することにより、ステージ精度を可変することが出来る。又、レーザ測長器を使用しなくてもステージの高精度な位置補正が出来ることから、ステージの原価低減が可能である。
以上、半導体の製造に係わる半導体基板(ウエハ)の異物検査装置を一例に、液晶パネルに用いられるガラス基板,ALTIC基板,センサやLED等に用いられるサファイヤ基板などの如何を問わず、平板上の基板であれば使用することが可能である。
また、半導体検査装置に限定されるものではなく、ハードディスク,液晶パネル表示装置,各種センサ等の様々な製造工程に広く適用することが出来る。
本発明の実施例1に係るもので、欠陥検査装置の構造の例を示す図である。 本発明の実施例1に係るもので、検査対象の試料であるLSIが配列された被検査基板を示す図である。 本発明の実施例1に係るもので、欠陥検査装置の照明光学系に関する3つの検査用照明光を説明するための図である。 本発明の実施例1に係るもので、本発明による欠陥検査装置の照明光学系の照明レンズを含む光学系を示す図である。 本発明の実施例1に係るもので、欠陥検査装置の照明光学系の照明レンズの機能を示す図である。 本発明の実施例1及び実施例2に係るもので、ステージ関連を示す図である。 本発明の実施例1及び実施例2に係るもので、移動距離設定マップを示す図である。 本発明の実施例1及び実施例2に係るもので、移動距離マップ図である。 本発明の実施例1に係るもので、欠陥検査装置の構造の他例を示す図である。 本発明の実施例1に係るもので、検査時の撮像範囲と位置補正後の比較検査画像と画像比較検査結果を示した図である。 本発明の実施例1に係るもので、欠陥検査装置の構造の更なる他例を示す図である。 本発明の実施例2に係るもので、イメージセンサ位置補正部の詳細図である。 本発明の実施例2に係るもので、検査時の撮像範囲と位置補正後の比較検査画像と画像比較検査結果を示した図である。 本発明の実施例1に係るもので、フローチャート図である。 本発明の実施例2に係るもので、フローチャート図である。 本発明の実施例3に係るもので、フローチャート図である。 本発明の実施例3に係るもので、フローチャート図である。 本発明の実施例3に係るもので、フローチャート図である。 本発明の実施例3に係るもので、検査動作時の撮像範囲内の各イメージ画像の位置ずれ量を示した図である。
符号の説明
1…被検査基板(ウエハ)、1a,1b…被検査基板、1aa…メモリLSIチップ、1ab…メモリセル領域チップ、1ac…周辺回路領域、1ad…その他の領域、1ba…マイコン等のLSI、1bb…レジスタ群領域、1bc…メモリ部領域、1bd…CPUコア部領域、1be…入出部領域、3…ビームスポット(照明領域)、4,5,6…イメージセンサの検出領域、11〜13…検査用照明光、100…照明光学系、110…第1のビームスポット結像部、120…第2のビームスポット結像部、130…第3のビームスポット結像部、200…検出光学系、201…検出レンズ(対物レンズ)、202…空間フィルタ、203…結像レンズ、204…ズームレンズ群、205…イメージセンサ、206…観察光学系、209…偏光ビームスプリッタ、210…分岐検出光学系、300…ステージ部、301…Yステージ、302…Xステージ、303…Zステージ、304…θステージ、305…ステージコントローラ、310…レーザ測長器、311…ビームスプリッタ、312…固定側ミラー、313…固定側ミラー、314…可動側ミラー、320…ステージ用リニアスケール、321…ステージ用リニアスケール、400…制御系、401…制御CPU部、402…信号処理部、403…表示部、404…入力部、405…記憶部、406…画像処理部、500…イメージセンサ位置補正部、501…XY補正機構、502…X軸モータ、503…Y軸モータ、600…撮像範囲、601…検査画像1、602…検査画像2、603…検査画像3、604…検査画像4、610…比較検査画像、611…切り出し検査画像1、612…切り出し検査画像2、613…切り出し検査画像3、614…切り出し検査画像4、620…画像比較検査結果、700…撮像範囲、701…検査画像1、702…検査画像2、703…検査画像3、704…検査画像4、710…比較検査画像、711…イメージセンサ検査画像1、712…イメージセンサ検査画像2、713…イメージセンサ検査画像3、714…イメージセンサ検査画像4、800…検査動作時の撮像範囲、801…イメージ画像1、802…イメージ画像2、803…イメージ画像3,804…イメージ画像4。

Claims (15)

  1. 移動するステージに搭載されている被検査物をイメージセンサで撮影して検査する検査方法において、
    移動する前記ステージの目標位置と実位置との位置ズレ量を求め、
    前記目標位置での撮影では、前記位置ズレ量に応じて前記被検査物に対する前記イメージセンサの向きを調整補正することを特徴とする検査方法。
  2. 被検査物を搭載して移動するステージと、
    前記被検査物を撮影するイメージセンサを備える検査装置において、
    移動する前記ステージの目標位置と実位置との位置ズレ量を示す情報を記憶する記憶部と、
    前記情報に基づいて前記被検査物に対する前記イメージセンサの向きを調整補正する制御部を備えたことを特徴とする検査装置。
  3. 移動するステージに搭載されている被検査物をイメージセンサで撮影する検査方法において、
    移動する前記ステージの目標位置と実際位置との位置ズレ量を求め、
    撮影した前記目標位置の撮影範囲からの撮像画像切り出しで、前記位置ズレ量に見合った切り出し位置補正をすることを特徴とする検査方法。
  4. 被検査物を搭載して移動するステージと、
    前記被検査物を撮影するイメージセンサを備える検査装置において、
    移動する前記ステージの目標位置と実際の位置ズレ量を示す情報を記憶する記憶部と、
    撮影した目標位置の撮像範囲からの撮像画像切り出しで、前記情報に応じた切り出し位置補正をして撮影画像の切り出しをする処理部を有することを特徴とする検査装置。
  5. 請求項3記載の検査方法において、
    前記目標位置の撮像範囲は切り出される撮影画像よりも大きいことを特徴とする検査方法。
  6. 請求項4記載の検査方法において、
    前記目標位置の撮像範囲は切り出される撮影画像よりも大きいことを特徴とする検査装置。
  7. X軸・Y軸の座標を縦横に移動するステージに搭載される被検査物をイメージセンサで撮影する検査方法において、
    移動する前記ステージの目標位置と実位置との位置ズレ量を前記座標上で求め、
    前記被検査物に対する前記イメージセンサの向きは、前記座標上の一方軸側分の前記位置ズレ量に見合う調整補正をし、
    撮影した目標位置の撮影範囲からの画像切り出しでは、前記座標上の他方軸側分の前記位置ズレ量に見合う切り出し位置補正をすることを特徴とする検査方法。
  8. 移動するステージに搭載されている被検査物をイメージセンサで撮影し、撮影した画像を比較照合する検査方法において、
    個々の画像撮影に向け移動する前記ステージの目標位置と実位置との位置ズレ量を個々に求め、
    前記個々の目標位置での画像撮影では、前記被検査物に対する前記イメージセンサの向きを個々の前記位置ズレ量に応じて調整補正することを特徴とする検査方法。
  9. 移動するステージに搭載されている被検査物をイメージセンサで撮影し、撮影した画像を比較照合する検査方法において、
    個々の画像撮影に向け移動する前記ステージの目標位置と実位置との位置ズレ量を個々に求め、
    前記個々の目標位置の撮影範囲からの撮像画像切り出しで、個々の前記位置ズレ量に見合った切り出し位置補正をすることを特徴とする検査方法。
  10. X軸・Y軸の座標を縦横に移動するステージに搭載される被検査物をイメージセンサで撮影する検査方法において、
    移動する前記ステージの目標位置と実位置との位置ズレ量を前記座標上で求め、
    前記被検査物に対する前記イメージセンサの向きは、前記座標上の一方軸側分の前記位置ズレ量に見合う調整補正をし、
    前記座標上の他方軸側分の前記位置ズレ量に見合う調整補正を前記ステージですることを特徴とする検査方法。
  11. X軸・Y軸の座標を縦横に移動するステージに搭載される被検査物をイメージセンサで撮影する検査方法において、
    移動する前記ステージの目標位置と実位置との位置ズレ量を前記座標上で求め、
    撮影した前記目標位置の撮影範囲からの撮像画像切り出しで、前記座標上の一方軸側分の前記位置ズレ量に見合う調整補正をし、
    前記座標上の他方軸側分の前記位置ズレ量に見合う調整補正を前記ステージですることを特徴とする検査方法。
  12. 移動するステージに搭載されている被検査物をイメージセンサで撮影して検査する検査方法において、
    前記イメージセンサが撮影する基準画像801と比較画像802の画像位置ズレ量より、前記ステージの目標位置と実位置との位置ズレ量を算定することを特徴とする検査方法。
  13. 請求項12記載の検査方法において、
    前記ステージの移動では、前記位置ズレ量に見合う調整補正をすることを特徴とする検査方法。
  14. 請求項12記載の検査方法において、
    撮影した撮影範囲からの撮像画像切り出しでは、前記位置ズレ量に見った切り出し位置補正をすることを特徴とする検査方法。
  15. 請求項12記載の検査方法において、
    検査するところの撮影では、前記位置ズレ量に見合ったイメージセンサの位置補正をすることを特徴とする検査方法。
JP2008046167A 2007-05-31 2008-02-27 検査装置及び検査方法 Expired - Fee Related JP5123003B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008046167A JP5123003B2 (ja) 2007-05-31 2008-02-27 検査装置及び検査方法
US12/130,597 US20080297786A1 (en) 2007-05-31 2008-05-30 Inspecting device and inspecting method

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007145392 2007-05-31
JP2007145392 2007-05-31
JP2008046167A JP5123003B2 (ja) 2007-05-31 2008-02-27 検査装置及び検査方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009010325A true JP2009010325A (ja) 2009-01-15
JP5123003B2 JP5123003B2 (ja) 2013-01-16

Family

ID=40325079

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008046167A Expired - Fee Related JP5123003B2 (ja) 2007-05-31 2008-02-27 検査装置及び検査方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5123003B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012068179A (ja) * 2010-09-27 2012-04-05 Hitachi High-Technologies Corp 検査装置
WO2012081338A1 (ja) * 2010-12-13 2012-06-21 株式会社日立ハイテクノロジーズ 欠陥検査方法及びその装置

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0781956B2 (ja) * 1985-10-16 1995-09-06 株式会社日立製作所 半導体用基板上の異物検出装置
JPH07325623A (ja) * 1994-05-31 1995-12-12 Ushio Inc Xyステージの制御方法および装置
JP2000329521A (ja) * 1999-05-18 2000-11-30 Nikon Corp パターン測定方法および位置合わせ方法
JP2003083908A (ja) * 2001-09-12 2003-03-19 Hitachi Ltd 欠陥検査方法及びその装置
JP2004179581A (ja) * 2002-11-29 2004-06-24 Nidek Co Ltd 半導体ウエハ検査装置
JP3566589B2 (ja) * 1998-07-28 2004-09-15 株式会社日立製作所 欠陥検査装置およびその方法
JP2006113073A (ja) * 1997-07-04 2006-04-27 Hitachi Ltd パターン欠陥検査装置及びパターン欠陥検査方法
JP2007107960A (ja) * 2005-10-12 2007-04-26 Hitachi High-Technologies Corp 欠陥検査装置
JP2007129101A (ja) * 2005-11-04 2007-05-24 Nikon Corp 補正情報算出方法、可動ステージの制御方法、及び露光装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0781956B2 (ja) * 1985-10-16 1995-09-06 株式会社日立製作所 半導体用基板上の異物検出装置
JPH07325623A (ja) * 1994-05-31 1995-12-12 Ushio Inc Xyステージの制御方法および装置
JP2006113073A (ja) * 1997-07-04 2006-04-27 Hitachi Ltd パターン欠陥検査装置及びパターン欠陥検査方法
JP3566589B2 (ja) * 1998-07-28 2004-09-15 株式会社日立製作所 欠陥検査装置およびその方法
JP2000329521A (ja) * 1999-05-18 2000-11-30 Nikon Corp パターン測定方法および位置合わせ方法
JP2003083908A (ja) * 2001-09-12 2003-03-19 Hitachi Ltd 欠陥検査方法及びその装置
JP2004179581A (ja) * 2002-11-29 2004-06-24 Nidek Co Ltd 半導体ウエハ検査装置
JP2007107960A (ja) * 2005-10-12 2007-04-26 Hitachi High-Technologies Corp 欠陥検査装置
JP2007129101A (ja) * 2005-11-04 2007-05-24 Nikon Corp 補正情報算出方法、可動ステージの制御方法、及び露光装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012068179A (ja) * 2010-09-27 2012-04-05 Hitachi High-Technologies Corp 検査装置
WO2012042715A1 (ja) * 2010-09-27 2012-04-05 株式会社 日立ハイテクノロジーズ 検査装置
WO2012081338A1 (ja) * 2010-12-13 2012-06-21 株式会社日立ハイテクノロジーズ 欠陥検査方法及びその装置
US9239283B2 (en) 2010-12-13 2016-01-19 Hitachi High-Technologies Corporation Defect inspection method and device therefor

Also Published As

Publication number Publication date
JP5123003B2 (ja) 2013-01-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5303217B2 (ja) 欠陥検査方法及び欠陥検査装置
US9804103B2 (en) Inspection method, template substrate, and focus offset method
JP5469839B2 (ja) 物体表面の欠陥検査装置および方法
JP4988224B2 (ja) 欠陥検査方法及びその装置
JP4713185B2 (ja) 異物欠陥検査方法及びその装置
US8411264B2 (en) Method and apparatus for inspecting defects
JP2007248086A (ja) 欠陥検査装置
JP4939843B2 (ja) 欠陥検査方法及びその装置
US7872745B2 (en) Pattern inspection apparatus and pattern inspection method
JP5317468B2 (ja) 欠陥検査装置
US20080204736A1 (en) Defect Inspection Method and Defect Inspection Apparatus
JP2005283190A (ja) 異物検査方法及びその装置
KR20060066658A (ko) 얼룩 결함 검사 방법과 시스템, 및 포토 마스크의 제조방법
JP2002310929A (ja) 欠陥検査装置
US20080297786A1 (en) Inspecting device and inspecting method
JP5276833B2 (ja) 欠陥検査方法及び欠陥検査装置
JP2007107960A (ja) 欠陥検査装置
JP5134603B2 (ja) 光ビーム調整方法及び光ビーム調整装置
JP5123003B2 (ja) 検査装置及び検査方法
JP2007205828A (ja) 光学画像取得装置、パターン検査装置、光学画像取得方法、及び、パターン検査方法
JP2004184142A (ja) 欠陥検査方法及びその装置
JP2011180145A (ja) 欠陥検査装置
JP2009075068A (ja) パターン検査装置及びパターン検査方法
JPH07243823A (ja) パターン検査装置
JP2000171227A (ja) パターンを有するウエハの異物検査装置及び検査方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100514

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120508

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120625

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120731

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120921

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121009

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121025

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151102

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees