JP2009009401A - 自動取引装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯電話の置忘れを確実に防止し、顧客の個人情報の漏洩防止や個人情報の悪用防止に寄与する。
【解決手段】セット部に載置セットされた携帯電話30から携帯電話リーダライタ3が口座情報を読取って、その情報を基に取引を行い、少なくとも取引明細票を放出する前にセット部に携帯電話30が存在するか否かを前記電話検知センサ13で検知し、存在する場合、携帯電話の回収を促す案内を顧客操作表示部2等で行い、顧客が携帯電話30を回収したことを前記電話検知センサ13により確認した上で取引明細印字部6により取引明細票に取引明細を印字して放出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、顧客の操作により取引を実行する自動取引装置に関するもので、特に携帯電話から口座情報を読取る機能を備えた自動取引装置に関する。
従来の自動取引装置として、非接触型のカードリーダライタを備え、このカードリーダライタにより取引の際に顧客の携帯電話の記憶部に記憶された口座番号や残高等の情報を読取るようにしたものがあり、これによると顧客は普段持ち歩く携帯電話をキャッシュカードの代わりに利用できるというメリットがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−323731
しかしながら、上述した従来の技術においては、以下の問題がある。
すなわち、自動取引装置で携帯電話を利用した取引を行う場合、自動取引装置の所定の位置に携帯電話を置いて情報の通信を行う必要があるが、取引完了後に携帯電話を置忘れたまま帰ってしまうことが予想される。
携帯電話には知人等の電話番号やメール情報などの個人情報が格納されていることが殆どであり、携帯電話の紛失には個人情報の悪用等の問題に発展する恐れがあるため、置忘れのないようにすることが求められるが、顧客の注意のみにそれを求めても、置忘れをなくすことは困難であるという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とする。
そのため、本発明は、顧客操作表示部、取引明細印字部等を備え、顧客の操作により取引を行う自動取引装置において、顧客の口座番号等の口座情報を記憶した記憶部を有する携帯電話を取引時に載置セットするセット部と、このセット部に載置セットされた顧客の携帯電話を検知する電話検知センサと、前記セット部に載置セットされた携帯電話から口座情報を読取る読取り部を備え、前記読取り部により携帯電話から口座情報を読取って取引を行い、
少なくとも取引明細を出力する前にセット部に携帯電話が存在するか否かを前記電話検知センサで検知し、存在する場合、携帯電話の回収を促す案内を行い、顧客が携帯電話を回収したことを前記電話検知センサにより確認した上で前記取引明細を出力することを特徴とする。
このようにした本発明は、取引が終了する直前に顧客に携帯電話を置忘れないように注意を喚起して携帯電話を回収させることができ、そのため携帯電話の置忘れを確実に防止できるという効果が得られ、顧客の個人情報の漏洩防止や個人情報の悪用防止に寄与することができる。
以下、図面を参照して本発明による自動取引装置の実施例を説明する。
図1は実施例を示す自動取引装置を含むシステムの構成図である斜視図である。
図において1は金融機関の営業店頭に設置された自動取引装置(以下ATM)、20は金融機関のセンタに設けられたホストコンピュータ(上位装置)、30は顧客が保有する携帯電話であり、ATM1とホストコンピュータ20は通信回線で接続されている。
ATM1は、図示したように、液晶ディスプレイ等による表示手段上に配置した入力手段としてのタッチパネルとを配置して成る顧客操作表示部2、顧客の取引媒体としてのカードに設けられた磁気ストライプあるいはICチップ等の情報記憶部に対して口座番号等の口座情報の読取りや残高情報の更新を行う機能を有するカードリーダライタ3、取引の際に顧客により入力される情報やホストコンピュータ20から送られてくる情報を一時記憶する一時記憶メモリ(一時記憶部)4、顧客の通帳に取引情報を記帳する通帳記帳機5、明細票に取引情報を印字する明細票印字部6、取引に伴う紙幣の入出金処理を行う紙幣入出金機7、取引に伴う硬貨の入出金処理を行う硬貨入出金機8、制御プログラムを格納したプログラムメモリ9、制御部10、通信部11等の一般的な構成を備える他、本実施例では顧客の携帯電話30のキャッシュカード情報記憶部に対して口座番号等の口座情報の読取りを行う読取り部として機能すると共に口座残高情報の更新を行う機能を有する携帯電話リーダライタ12、及びATM1に設けられたセット部に載置された携帯電話30検知する電話検知センサ13を備えている。
また、本実施例の制御部10は、プログラムメモリ9に格納された制御プログラムに基づいて前記顧客操作表示部2、カードリーダライタ3、一時記憶メモリ4、通帳記帳機5、明細票印字部6、紙幣入出金機7、硬貨入出金機8、携帯電話リーダライタ12、電話検知センサ13等を利用する各種の取引を制御すると共に、取引の遂行中に通信インタフェース部11を介してホストコンピュータ20と通信を行い、必要な情報の授受を行うものとなっている。
尚、携帯電話リーダライタ12による残高更新、通帳記帳機5による通帳記帳等は本発明と直接関係がないので、以下の説明では触れないものとする。
ホストコンピュータ20は、口座情報記憶部21、制御プログラムを格納したプログラムメモリ22、このプログラムメモリ22に格納された制御プログラムに基づいてデータ口座情報記憶部21に記憶、登録されている情報を管理すると共に通信インタフェース部24によりATM1と通信を行って必要な情報の授受を行う制御部23を備えている。
ここで口座情報記憶部21には、金融機関に口座を開設した各顧客の氏名や住所、自宅の電話番号、金融機関の支店番号、口座番号、口座開設時に申請した暗証番号、取引履歴の未記帳データ、口座残高、及び緊急連絡用のメールアドレス等が顧客口座情報として記憶部されている。
一方、携帯電話30は、通常の電話通話やメール送受信のための機能として、LCD等の表示部31、ダイヤルキーやファンクションキー等による入力部32、電話番号やメールアドレス等の情報を記憶管理する情報管理部33、通話やメール及びインターネット通信等のための通信部34、及びこれらを制御する制御部35を備える他、ATM1との取引を行う情報としてのキャッシュカードに記録される情報と同じ顧客の口座に関する支店番号、口座番号、口座残高等の口座情報をカード情報として記憶したカード情報記憶部36、ATM1と通信を行うためのATMインタフェース部37を備えている。
次に第1の実施例について説明する。
この第1の実施例は、電話検知センサ13を発光素子と受光素子からなる光学センサとしたものである。
この光学センサはATM1のセット部に載置された携帯電話30の存在を光学的に検知するもので、発光素子と受光素子を対向させて配置することにより、発光素子の光が携帯電話30で遮断されたときの受光素子の出力により携帯電話30がセット部に存在することを検知するように構成するか、または発光素子と受光素子を同一側に配置し、発光素子の光が携帯電話30に反射して受光素子で受光されたときの出力により携帯電話30がセット部に存在することを検知するように構成されている。
上述した構成による第1の実施例の作用について説明する。
図2は第1の実施例の作用を示すフローチャートで、ここでは支払取引の例を示しており、以下この支払取引について図中にSで示したステップに従って説明する。
ATM1の制御部10は顧客操作表示部2にメニュー画面(取引選択画面)を表示し、顧客の利用を待つ(S1)。
このメニュー画面には「残高照会」、「預入(入金)」、「支払(出金)」、「振込」、「振替」、「電子マネーチャージ」等の取引項目が表示されている。
顧客がこのメニュー画面を見て顧客操作表示部2を操作し、「支払」取引を選択すると(S2)、制御部10は顧客操作表示部2に「カードを挿入するか携帯電話をセット部においてください」等のメッセージと、カード挿入口及び携帯電話セット部等を示すイラストを配した案内画面を表示する。
この案内画面に従って顧客がキャッシュカードをカード挿入口に挿入するか、携帯電話30をセット部にセットするが、ここでは顧客が携帯電話30をセット部に置いてセットしたものとする。
顧客が携帯電話30をセットすると、そのセット部に設けられている電話検知センサ13が携帯電話30を光学的に検知し、これにより携帯電話リーダライタ12が携帯電話30のATMインタフェース部37を介してカード情報記憶部36に記憶されている口座番号や支店番号等のカード情報を読取る(S3)。読取られたカード情報は制御部10により一時記憶メモリ4に記憶される。
また、制御部10は電話検知センサ13が携帯電話30を検知すると、顧客操作表示部2に暗証番号入力画面を表示して暗証番号の入力を促し、これにより顧客が顧客操作表示部2を操作して暗証番号を入力すると(S4)、制御部1は入力された暗証番号を一時記憶メモリ4に記憶させ、通信インタフェース部11を介してホストコンピュータ20と通信を行って一時記憶メモリ4に記憶させたカード情報及び暗証番号を送信(通知)する(S5)。
ホストコンピュータ20の制御部23は通信インタフェース部24を介してATM1から口座情報及び暗証番号を受信すると(S6)、受信したカード情報の中の口座番号を識別子として口座情報記憶部21から該当する顧客口座情報を検索し、その口座情報に登録されている顧客の暗証番号と受信した暗証番号を照合して、両暗証番号が一致するか否かの認証(本人確認)を行い(S7)、その認証結果を通信インタフェース部24を介してATM1に送信(通知)する(S8)。
ATM1の制御部10は、通信インタフェース部11を介してホストコンピュータ20から認証結果を受信すると、その内容を認識する(S9)。
そして内容が暗証番号の不一致であれば、顧客操作表示部2に暗証番号がエラーである旨のメッセージと、暗証番号の再入力を促す旨のメッセージを入れた暗証番号入力画面を表示してS4からの処理を繰返す。但し、エラー回数が予め定められた回数に達したときは、その旨のメッセージを顧客操作表示部2に表示して取引を終了する。その際、制御部10は電話検知センサ13が携帯電話30を検知しているか否かを確認し、検知している場合、顧客に携帯電話30をセット部から持上げて回収するように促すメッセージを顧客操作表示部2に表示すると共に、そのメッセージ内容を図示しないスピーカから合成音声によるアナウンスを行って、携帯電話30をとり忘れないように通知する。
一方、認証結果の内容が暗証番号の一致であれば、制御部10は顧客操作表示部2に支払金額入力画面を表示して支払金額の入力を促す。
これにより顧客が顧客操作表示部2を操作して支払金額を入力し、入力した金額を確認して確認ボタンを押下することによる確認操作を行うと(S10)、制御部1は入力された支払金額を一時記憶メモリ4に記憶させ、通信インタフェース部11を介してホストコンピュータ20と通信を行って一時記憶メモリ4に記憶させた支払金額を送信(通知)する(S11)。
ホストコンピュータ20の制御部23は通信インタフェース部24を介してATM1から支払金額を受信すると、口座情報記憶部21の該当顧客の顧客口座情報を参照して口座残高照会を行う(S12)。
この口座残高照会は、該当顧客の顧客口座情報に登録されている残高と受信した支払金額を比較して、支払いが可能か否かを判断するもので、制御部10はその判断結果を支払可否情報として通信インタフェース部24を介してATM1に送信(通知)する(S13)。
ATM1の制御部10は、通信インタフェース部11を介してホストコンピュータ20から支払可否情報を受信すると、その内容を認識する(S14)。
そして支払可否情報の内容が残高不足で支払不可の場合は、その旨のメッセージを顧客操作表示部2に表示して取引を終了するが、この場合も制御部10は電話検知センサ13が携帯電話30を検知しているか否かを確認し、検知している場合、顧客に携帯電話30をセット部から持上げて回収するように促すメッセージを顧客操作表示部2に表示すると共に、そのメッセージ内容を図示しないスピーカから合成音声によるアナウンスを行って、携帯電話30をとり忘れないように通知する。
支払可否情報の内容が支払可能である場合、制御部10は電話検知センサ13が携帯電話30を検知しているか否かを確認し、検知している場合、顧客に携帯電話30をセット部から取出して回収するように促すメッセージを顧客操作表示部2に表示すると共に、そのメッセージ内容を図示しないスピーカから合成音声によるアナウンスを行って、携帯電話30を置忘れないように通知する(S15)。
尚、アナウンスの代わりにブザー音を出力して携帯電話30をセット部から回収するように促すようにしてもよい。
この表示及びアナウンス等により顧客がセット部から携帯電話30を取り出して回収し、電話検知センサ13が携帯電話30を検知しなくなったことつまり顧客が携帯電話30をセット部から取出して回収したことを制御部10が確認すると、制御部10は紙幣入出金機7及び硬貨入出金機8を制御して前記支払金額分の現金を出金口に放出すると共に、明細票印字部6を制御し、明細票に取引内容(取引明細)を印字出力させて顧客に放出する(S16)。
尚、取引明細票を印字する代わりに顧客操作表示部2に取引明細を表示出力させるようにしてもよい。
放出された現金及び明細票を顧客が取り出し(S17)、それを図示しないセンサが検出すると、制御部10は顧客操作表示部2にメニュー画面を表示すると共に、通信インタフェース部11を介してホストコンピュータ20に支払取引処理終了の情報を送信し(S18)、ホストコンピュータ20の制御部23は通信インタフェース部24を介して支払取引処理終了の情報を受信すると、支払取引完了処理として前記顧客の残高を更新する(S19)。
以上説明したように第1の実施例では、セット部に載置セットされた顧客の携帯電話のカード情報記憶部から支店番号、口座番号等の情報を読取って取引を遂行するATMにおいて、少なくとも取引明細票を放出する前にセット部に携帯電話が存在するか否かを前記電話検知センサで検知し、存在する場合、携帯電話の回収を促す案内を行い、顧客が携帯電話を回収したことを前記電話検知センサにより確認した上で前記取引明細印字部により取引明細票に取引明細を印字して放出するようにしているため、取引が終了する直前に顧客に携帯電話を置忘れないように注意を喚起して携帯電話を回収させることができ、そのため携帯電話の置忘れを確実に防止できるという効果が得られ、顧客の個人情報の漏洩防止や個人情報の悪用防止に寄与することができる。
次に第2の実施例について説明する。
この第2の実施例は、電話検知センサ13を重量センサとしたものである。
この重量センサはATM1に設けられたセット部に載置された携帯電話30の存在をその重量を測ることで検知するもので、携帯電話のセット部の底部に配置されている。
図3は第2の実施例の作用を示すフローチャートで、この場合も支払取引の例を示しており、以下この支払取引について図中にSで示したステップに従って説明する。
ATM1の制御部10は顧客操作表示部2にメニュー画面(取引選択画面)を表示し、顧客の利用を待つ(S21)。
このメニュー画面には「残高照会」、「預入(入金)」、「支払(出金)」、「振込」、「振替」、「電子マネーチャージ」等の取引項目が表示されている。
顧客がこのメニュー画面を見て顧客操作表示部2を操作し、「支払」取引を選択すると(S22)、制御部10は顧客操作表示部2に「カードを挿入するか携帯電話をセット部においてください」等のメッセージと、カード挿入口及び携帯電話セット部等を示すイラストを配した案内画面を表示する。
この案内画面に従って顧客がキャッシュカードをカード挿入口に挿入するか、携帯電話30をセット部にセットするが、ここでは顧客が携帯電話30をセット部に置いてセットしたものとする。
顧客が携帯電話30をセットすると、そのセット部に設けられている電話検知センサ13が携帯電話30を重量を測ることで検知し、これにより携帯電話リーダライタ12が携帯電話30のATMインタフェース部37を介してカード情報記憶部36に記憶されている口座番号や支店番号等のカード情報を読取る(S23)。読取られたカード情報は制御部10により一時記憶メモリ4に記憶される。
以下S24からS34まで第1の実施例におけるS4からS14までの処理と同様の処理を実行する。
ATM1の制御部10は、ホストコンピュータ20から受信した支払可否情報の内容が残高不足で支払不可の場合は、その旨のメッセージを顧客操作表示部2に表示して取引を終了するが、この場合も制御部10は電話検知センサ13が携帯電話30を検知しているか否かを確認し、検知している場合、顧客に携帯電話30をセット部から持上げて回収するように促すメッセージを顧客操作表示部2に表示すると共に、そのメッセージ内容を図示しないスピーカから合成音声によるアナウンスを行って、携帯電話30をとり忘れないように通知する。
支払可否情報の内容が支払可能である場合、制御部10は電話検知センサ13が携帯電話30の重量からその存在を検知しているか否かを確認し、検知している場合、顧客に携帯電話30をセット部から取出して回収するように促す案内メッセージを顧客操作表示部2に表示すると共に、そのメッセージ内容を図示しないスピーカから合成音声によるアナウンスを行って、携帯電話30を置忘れないように通知する(S35)。
無論、第1の実施例と同様にアナウンスの代わりにブザー音を出力して携帯電話30をセット部から回収するように促すようにしてもよい。
以下同様に第1の実施例と同様に処理を行う。
すなわち前記の表示及びアナウンス等により顧客がセット部から携帯電話30を取り出して回収し、電話検知センサ13が携帯電話30を検知しなくなったことつまり顧客が携帯電話30をセット部から取出して回収したことを制御部10が確認すると、制御部10は紙幣入出金機7及び硬貨入出金機8を制御して前記支払金額分の現金を出金口に放出すると共に、明細票印字部6を制御し、明細票に取引内容(取引明細)を印字出力させて顧客に放出する(S36)。
尚、取引明細票を印字する代わりに顧客操作表示部2に取引明細を表示出力させるようにしてもよい。
放出された現金及び明細票を顧客が取り出し(S37)、それを図示しないセンサが検出すると、制御部10は顧客操作表示部2にメニュー画面を表示すると共に、通信インタフェース部11を介してホストコンピュータ20に支払取引処理終了の情報を送信し(S38)、ホストコンピュータ20の制御部23は通信インタフェース部24を介して支払取引処理終了の情報を受信すると、支払取引完了処理として前記顧客の残高を更新する(S39)。
以上説明した第2の実施例でも、第1の実施例と同様にセット部に載置セットされた顧客の携帯電話のカード情報記憶部から支店番号、口座番号等の情報を読取って取引を遂行するATMにおいて、少なくとも取引明細票を放出する前にセット部に携帯電話が存在するか否かを前記電話検知センサで検知し、存在する場合、携帯電話の回収を促す案内を行い、顧客が携帯電話を回収したことを前記電話検知センサにより確認した上で前記取引明細印字部により取引明細票に取引明細を印字して放出するようにしているため、取引が終了する直前に顧客に携帯電話を置忘れないように注意を喚起して携帯電話を回収させることができ、そのため携帯電話の置忘れを確実に防止できるという効果が得られ、顧客の個人情報の漏洩防止や個人情報の悪用防止に寄与することができる。
また、この第2の実施例では、電話検知センサ13として重量センサを使用し、ATMのセット部に載置された携帯電話の存在をその重量を測ることで検知するため、携帯電話と重量の異なる異物がセット部に置かれたような場合、その異物を携帯電話として誤検知することを回避できるという効果も得られる。
尚、上述した第1、第2の実施例では支払取引を例にして説明したが、これに限られるものではなく、預入取引や振込取引などにおいても実施可能である。
実施例の自動取引装置を含むシステム構成を示す図 第1の実施例の作用を示すフローチャート 第2の実施例の作用を示すフローチャート
符号の説明
1 ATM
2 顧客操作表示部
4 一時記憶メモリ
6 明細票印字部
7 紙幣入出金機
8 硬貨入出金機
9 プログラムメモリ
10 制御部
12 携帯電話リーダライタ
13 電話検知センサ
20 ホストコンピュータ
21 口座情報記憶部
22 プログラムメモリ
23 制御部
30 携帯電話
35 制御部
36 カード情報記憶部

Claims (5)

  1. 顧客操作表示部、取引明細印字部等を備え、顧客の操作により取引を行う自動取引装置において、
    顧客の口座番号等の口座情報を記憶した記憶部を有する携帯電話を取引時に載置セットするセット部と、このセット部に載置セットされた顧客の携帯電話を検知する電話検知センサと、前記セット部に載置セットされた携帯電話から口座情報を読取る読取り部を備え、
    前記読取り部により携帯電話から口座情報を読取って取引を行い、
    少なくとも取引明細を出力する前にセット部に携帯電話が存在するか否かを前記電話検知センサで検知し、存在する場合、携帯電話の回収を促す案内を行い、顧客が携帯電話を回収したことを前記電話検知センサにより確認した上で前記取引明細を出力することを特徴とする自動取引装置。
  2. 請求項1記載の自動取引装置において、
    前記電話検知センサとして携帯電話を光学的に検知する光学センサを用いたことを特徴とする自動取引装置。
  3. 請求項1記載の自動取引装置において、
    前記電話検知センサとして携帯電話の重量を測る重量センサを用いたことを特徴とする自動取引装置。
  4. 請求項1記載の自動取引装置において、
    携帯電話の回収を促す案内を顧客表示部の表示及びスピーカからの音声により行うことを特徴とする自動取引装置。
  5. 請求項1記載の自動取引装置において、
    携帯電話の回収を促す案内を顧客表示部の表示及びブザー音により行うことを特徴とする自動取引装置。
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