JP2009008877A - 横電界方式の液晶表示パネル - Google Patents

横電界方式の液晶表示パネル Download PDF

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Abstract

【課題】走査線に印加される電圧に起因する焼き付き防止手段を備えたFFSモード等の
横方向電界方式の液晶表示パネルを提供すること。
【解決手段】本発明は、平行に設けられた複数の走査線12及びコモン配線13と、走査
線12と交差する方向に設けられた複数の信号線17と、走査線12及び信号線17の交
差部近傍に設けられたスイッチング素子TFTと、走査線12及び信号線17で区画され
た領域に形成された第1電極14と、第1電極上に絶縁膜を介して第1電極14と重複す
るように形成され、複数のストライプ状のスリット20が形成された第2電極21と、を
有する横電界方式の液晶表示パネルにおいて、走査線12上の絶縁膜の表面には導電性材
料からなるシールド電極22が形成されており、シールド電極22はコモン配線13上に
形成されたコンタクトホール19を介してコモン配線13と接続されていることを特徴
とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、フリンジ・フィールド・スィッチング(Fringe Field Switching:以下、「
FFS」という。)モード等の横電界方式の液晶表示パネルに関し、特に走査線に印加さ
れる電圧に起因する焼き付き防止手段を備えた横電界方式の液晶表示パネルに関する。
液晶表示パネルとしては、TN(Twisted Nematic)モード、VA(Vertical Alignmen
t)モード、MVA(Multi-domain Vertical Alignment)モード等の縦電界方式のものが
多く使用されているが、一方の基板にのみ電極を備えた横電界方式の液晶表示パネルも知
られている、この横電界方式の液晶表示パネルのうち、IPS(In-Plane Switching)モ
ードの液晶表示パネルの動作原理を図9〜図11を用いて説明する(下記特許文献1及び
2参照)。
なお、図9は従来例のIPSモードの液晶表示パネルの1画素分の模式平面図である。
図10は図9のX−X線に沿った断面図である。図11は図9のXI−XI線に沿った断面図
である。
このIPSモードの液晶表示パネル50は、アレイ基板ARとカラーフィルタ基板CF
とを備えている。アレイ基板ARは、第1の透明基板51の表面にそれぞれ平行に複数の
走査線52及びコモン配線53が設けられ、これら走査線52及びコモン配線53に交差
する方向に複数の信号線54が設けられている。そして、各画素の中央部にコモン配線5
3から帯状に、図9においては例えば櫛歯状の対向電極(「共通電極」ともいわれる)5
5が設けられ、この対向電極55の周囲を挟むように同じく櫛歯状の画素電極56が設け
られている。そして、この対向電極55及び画素電極56の表面は例えば窒化硅素からな
る保護絶縁膜57及びポリイミド等からなる配向膜58によって被覆されている。
また、走査線52と信号線54との交差点近傍にはスイッチング素子としてのTFT(
Thin Film Transistor:薄膜トランジスタ)が形成されている。このTFTは、走査線5
2と信号線54との間に半導体層59が配置され、半導体層59上の信号線部分がTFT
のソース電極Sを構成し、半導体層59の下部の走査線12部分がゲート電極Gを構成し
、また、半導体層59の一部分と重なる導電性層がドレイン電極Dを構成しており、この
ドレイン電極Dは画素電極56に接続されている。
また、カラーフィルタ基板CFは、第二の透明基板60の表面にカラーフィルタ層61
、オーバーコート層62及び配向膜63が設けられた構成を有している。そして、アレイ
基板ARの画素電極56及び対向電極55とカラーフィルタ基板CFのカラーフィルタ層
61側とが互いに対向するようにアレイ基板AR及びカラーフィルタ基板CFを対向させ
る。次いで、アレイ基板ARとカラーフィルタ基板CFの間に液晶LCを封入すると共に
、両基板のそれぞれ外側に偏光板64及び65を偏光方向が互いに交差する方向となるよ
うに配置することにより、IPSモードの液晶表示パネル50が形成される。
このIPSモードの液晶表示パネル50は、図10及び図11に示したように、画素電
極56と対向電極55との間に電界を形成すると、水平方向に配向していた液晶が水平方
向に旋回することによりバックライトからの入射光の透過量を制御することができるよう
になる。このIPSモードの液晶表示パネル50は、広視野角で、高コントラストである
という長所があるが、対向電極55がコモン配線53ないし走査線52と同じ金属材料で
形成されるために開口率及び透過率が低く、又、視角による色変化があるという問題点が
存在する。
このようなIPSモードの液晶表示パネルの低開口率及び低透過率という問題点を解決
するために、FFSモードの液晶表示パネルが開発されている(下記特許文献3及び4参
照)。このFFSモードの液晶表示パネルの動作原理を図12〜図15を用いて説明する
なお、図12は従来例のFFSモードの液晶表示パネルの1画素分の模式平面図である
。図13は図12のXIII−XIII線に沿った断面図である。図14は図12のXIV−XIV線に
沿った断面図である。図15は画素電極のスリットを傾けた構造としたFFSモードの液
晶表示パネルの1画素分の模式平面図である。
このFFSモードの液晶表示パネル70Aは、アレイ基板ARとカラーフィルタ基板C
Fとを備えている。アレイ基板ARは、第1の透明基板71の表面にそれぞれ平行に複数
の走査線72及びコモン配線73が設けられ、これら走査線72及びコモン配線73に交
差する方向に複数の信号線74が設けられている。そして、走査線72及び信号線74で
区画された領域のそれぞれを覆うようにコモン配線73に接続されたITO(Indium Tin
Oxide)やIZO(indium Zinc Oxide)等からなる透明材料で形成された共通電極(「
対向電極」ともいわれる)75が設けられている。この共通電極75の表面に絶縁膜76
を介してストライプ状に複数のスリット77Aが形成されたITO等の透明材料からなる
画素電極78Aが設けられている。そして、この画素電極78A及び複数のスリット77
A部の表面は配向膜80により被覆されている。
そして、走査線72と信号線74との交差位置の近傍にはスイッチング素子としてのT
FTが形成されている。このTFTは、走査線72の表面に半導体層79が配置され、半
導体層79の表面の一部を覆うように信号線74の一部が延在されてソース電極Sを構成
し、半導体層79の下部の走査線部分がゲート電極Gを構成し、また、半導体層79の一
部分と重なる導電性層がドレイン電極Dを構成しており、このドレイン電極Dは画素電極
78Aに接続されている。
また、カラーフィルタ基板CFは、第二の透明基板82の表面にカラーフィルタ層83
、オーバーコート層84及び配向膜85が設けられた構成を有している。そして、アレイ
基板ARの画素電極78A及び共通電極75とカラーフィルタ基板CFのカラーフィルタ
層83とが互いに対向するようにアレイ基板AR及びカラーフィルタ基板CFを対向させ
る。次いで、アレイ基板ARとびカラーフィルタ基板の間に液晶LCを封入すると共に、
両基板のそれぞれ外側に偏光板86及び87を偏光方向が互いに直交する方向となるよう
に配置することにより、FFSモードの液晶表示パネル70Aが形成される。
このFFSモードの液晶表示パネル70Aは、画素電極78Aと共通電極75の間に電
界を形成すると、図13及び図14に示したように、この電界は画素電極78Aの両側で
共通電極75に向かう。そのため、スリット77Aに存在する液晶だけでなく画素電極7
8A上に存在する液晶も動くことができる。従って、FFSモードの液晶表示パネル70
Aは、IPSモードの液晶表示パネル50よりも広視野角かつ高コントラストであり、更
に高透過率であるため明るい表示が可能となるという特徴を備えている。加えて、FFS
モードの液晶表示パネル70Aは、IPSモードの液晶表示パネル50よりも平面視で画
素電極78Aと共通電極75との重複面積が大きいためにより大きな保持容量が副次的に
生じ、別途補助容量線を設ける必要がなくなるという長所も存在する。
なお、FFSモードの液晶表示パネルにおいては、表示特性上、ラビング方向は信号線
と直交するのがよく、また画素電極とラビング方向とは微小角度の傾きを設けた方がよい
ことから、図15に示したFFSモードの液晶表示パネル70Bのように画素電極78B
に設けるストライプ状のスリット77Bを走査線72ないしコモン配線73に対して傾い
た構造とすることが行われている。なお、図15に示したFFSモードの液晶表示パネル
70Bは図12に示したFFSモードの液晶表示パネル70Aとは画素電極78Bに設け
るスリット77Bの傾きが相違するのみであるので、図12に示したFFSモードの液晶
表示パネル70Aと同一の構成部分については同一の参照符号を付与してその詳細な説明
は省略する。
特開平10−319371号公報(段落[0005]、[0053]、[0065]〜[0077]、図2、図5、図6) 特開2002−131767号公報(特許請求の範囲、段落[0006]〜[0009]、[0018]〜[0077]、図1、図3) 特開2002− 14363号公報(特許請求の範囲、段落[0002]〜[0010]、[0019]〜[0026]、図1、図2) 特開2002−244158号公報(特許請求の範囲、段落[0002]〜[0013]、[0023]〜[0032]、図1〜図4)
上述のように、FFSモードの液晶表示パネルは、IPSモードの液晶表示パネルより
も広視野角かつ高コントラストであると共に、高透過率であるであるため明るい表示が可
能となる。更に、FFSモードの液晶表示パネルは、低電圧駆動ができると共により大き
な保持容量が副次的に生じるため、別途補助容量線を設けなくても表示画質が良好となる
という特徴を備えている。
ところで、液晶表示パネルは長時間使用すると焼き付き現象が生じることが知られてお
り、係る点はIPSモードの液晶表示パネルの場合においてもFFSモードの液晶表示パ
ネルの場合においても同様である。しかしながら、上述のような従来のFFSモードの液
晶表示パネルにおいては、焼き付き現象が従来のIPSモードの液晶表示パネルに比する
と大きく表れることが見出された。発明者等による各種実験によると、FFSモードとI
PSモードとの間の焼き付き現象の差異は、画素電極から液晶へ向かう電気力線の経路と
液晶から走査線へ向かう電気力線の経路が、IPSモードの液晶表示パネルの場合は対称
であるのに対し、FFSモードの液晶表示パネルの場合は非対称であることから生じるも
のであると推定された。
すなわち、IPSモード及びFFSモードの液晶表示パネルにおいては、走査線に印加
される電圧は、所定の画素の非選択状態においては例えば約−10Vであり、選択状態に
おいては約+15Vである。しかしながら、所定の画素が選択される時間は非常に短いた
めに、走査線には約−10Vの直流電圧が長時間に亘って印加される。しかも、IPSモ
ードの液晶表示パネルの場合、図11の記載から明らかなように、画素電極56から走査
線52に向かう電気力線E1は、画素電極56、保護絶縁膜57及び配向膜58を経て液
晶層LCに入り、液晶層LCから配向膜58、保護絶縁膜57を経て走査線52に至る。
すなわち、IPSモードの液晶表示パネルでは、画素電極56から液晶層LCへ至るまで
の電気力線の経路と液晶層LCから走査線52へ至るまでの電気力線の経路とは対称とな
っている。
これに対し、FFSモードの液晶表示パネルの場合、図14の記載から明らかなように
、画素電極78Aから走査線72に向かう電気力線E2は、画素電極78Aから配向膜8
0を経て液晶層LCに入り、液晶層LCから配向膜80及び絶縁膜76を経て走査線72
に至る。すなわち、FFSモードの液晶表示パネルでは、画素電極78Aから液晶層LC
へ至るまでの電気力線の経路と液晶層LCから走査線72へ至るまでの電気力線の経路と
は非対称となっている。それ故、FFSモードの液晶表示パネルは、IPSモードの液晶
表示パネルの場合よりも、画素電極78Aないしその表面の配向膜80は走査線72に印
加される信号に起因する直流電界によって不可逆的影響を受け易くなって、焼き付き現象
が大きく表れる原因となっているものと推定される。
このようなFFSモードの液晶表示パネルの焼き付きの問題点を低減するために、画素
電極から液晶層へ至るまでの電気力線の経路と液晶層から走査線へ至るまでの電気力線の
経路を対称とすることは、FFSモードの液晶表示パネルの動作原理からして困難である
。しかしながら、発明者等は、走査線に印加される高電圧の信号に基づく直流電界がその
近傍の液晶に印加されないようにすることによりFFSモードの液晶表示パネルの焼き付
き現象を低減させることができることを見出し、本発明を完成するに至ったのである。
なお、上記特許文献2には、IPSモードの液晶表示パネルにおいて、信号線(ドレイ
ン信号線)あるいは走査線(ゲート信号線)とそれに隣接して配置される電極との間に生
じてしまう電界によって液晶が駆動されることによる光漏れを防止する目的で、信号線あ
るいは走査線のうちの少なくとも一方の上に部分的に重畳された導電層を設けた例が開示
されており、しかも、FFSモードの液晶表示パネルについて部分的に示唆する記載もあ
る(段落[0003]〜[0004]参照)。しかしながら、上記特許文献2には、FF
Sモードの液晶表示パネルの具体例は何も示されていないばかりか、IPSモードの液晶
表示パネル及びFFSモードの液晶表示パネルにおける焼き付きの問題点を示唆する記載
はない。
すなわち、本発明は、走査線に印加される電圧に起因する焼き付き防止手段を備えたF
FSモードの液晶表示パネル等の横電界方式の液晶表示パネルを提供することを目的とす
る。
上記目的を達成するため、本発明の横電界方式の液晶表示パネルは、平行に設けられた
複数の走査線及びコモン配線と、前記走査線と交差する方向に設けられた複数の信号線と
、前記走査線及び信号線の交差部近傍に設けられたスイッチング素子と、前記走査線及び
信号線で区画された領域に形成された第1電極と、前記第1電極上に絶縁膜を介して前記
第1電極と重複するように形成され、複数のストライプ状のスリットが形成された第2電
極と、を有する横電界方式の液晶表示パネルにおいて、前記走査線上の絶縁膜の表面には
導電性材料からなるシールド電極が形成されており、前記シールド電極は前記コモン配線
上に形成されたコンタクトホールを介して前記コモン配線と接続されていることを特徴と
する。
本発明の横電界方式の液晶表示パネルによれば、走査線上の絶縁膜の表面には導電性材
料からなるシールド電極が形成されているため、走査線に印加される高電圧の信号はシー
ルド電極によって遮られる。そのため、本発明の横電界方式の液晶表示パネルは、シール
ド電極の上部に位置する液晶には走査線からの直流成分が印加されなくなるのでコントラ
ストが向上すると共に、第2電極ないしその表面の配向膜は走査線からの直流電界による
不可逆的影響を受けなくなるので焼き付き現象は大幅に低下する。また、このシールド電
極はコモン配線上に形成されたコンタクトホールを介してコモン配線に接続されており、
このコンタクトホールはスイッチング素子と第1電極ないし第2電極との接続のためのコ
ンタクトホール形成時に同時に形成することができるため、特にシールド電極用のコンタ
クトホール形成のための工数が増えることがない。なお、シールド電極と第2電極は同じ
材料で形成しても異なる材料で形成してもよい。
また、本発明は、上記横電界方式の液晶表示パネルにおいて、前記第1電極は前記コモ
ン配線に接続され、前記第2電極は、前記スイッチング素子の電極上に形成された第1の
コンタクトホールを介して前記スイッチング素子に接続され、前記シールド電極は、前記
コモン配線上に形成された第2のコンタクトホールを介して前記コモン配線と接続されて
いることを特徴とする。
係る態様の横電界方式の液晶表示パネルは、前記第1電極が共通電極を構成し、前記第
2電極が画素電極を構成する。係る態様の横電界方式の液晶表示パネルによれば、簡単な
構成でシールド電極と第1電極とを接続することができるようになる。また、コモン配線
に印加される電圧をシールド電極に印加しようとした場合、コモン配線と接続した第1電
極のみの領域を介してシールド電極を接続するよりも、コモン配線上に形成されたコンタ
クトホールを介してシールド電極を接続した方が、一画素内を有効に利用することができ
るので、より表示領域を広く確保することができる。そして、もともと表示に直接関係の
ないコモン配線上にコンタクトホールが形成されるため、コンタクトホール周辺で液晶分
子の配向に乱れが生じていたとしても表示への影響は少ないため、コントラストを向上す
ることができる。加えて、第2電極とシールド電極との間隙部分にも電界が発生して液晶
分子の配向が規制されるので、実質的に横電界方式の液晶表示パネルの開口度が向上した
のと同等となり、明るくコントラストが良好な横電界方式の液晶表示パネルが得られる。
また、本発明は、上記横電界方式の液晶表示パネルにおいて、前記第1電極は前記コモ
ン配線に接続され、前記第2電極は、前記スイッチング素子の電極上に形成された第1の
コンタクトホールを介して前記スイッチング素子に接続され、前記シールド電極は、コモ
ン配線上に形成された第2のコンタクトホールを介して前記コモン配線と接続されている
と共に、隣接する画素の前記第1電極上に形成された第3のコンタクトホールを介して前
記隣接する画素の第1電極と接続されていることを特徴とする。
係る態様の横電界方式の液晶表示パネルは、第1電極が共通電極を構成し、第2電極が
画素電極を構成する。係る態様の横電界方式の液晶表示パネルによれば、簡単な構成でシ
ールド電極と第1電極とを接続することができる。また、上記と同様の効果に加え、更に
、走査線に交差する方向の複数の第1電極を直列接続した状態となるため、実質的にコモ
ン配線の抵抗が低くなるので、いわゆる配線遅延が少なくなって第1電極の電位が安定化
し、クロストークが少なくなる。
また、本発明は、上記横電界方式の液晶表示パネルにおいて、前記シールド電極は前記
第2電極と同一の材料で形成されていることを特徴とする。
係る態様の横電界方式の液晶表示パネルによれば、シールド電極を第2電極と同じ材料
で形成したため、第2電極の形成時に同時にシールド電極を形成することができ、特にシ
ールド電極の形成のために工数を増やす必要がなくなる。
また、本発明は、上記横電界方式の液晶表示パネルにおいて、前記第1電極は前記スイ
ッチング素子の電極上に形成された第1のコンタクトホールを介して前記スイッチング素
子に接続され、前記シールド電極は前記第2電極と同一の材料で前記第2電極と一体に形
成されていることを特徴とする。
係る態様の横電界方式の液晶表示パネルは、前記第1電極が画素電極を構成し、前記第
2電極が共通電極を構成する。係る態様の横電界方式の液晶表示パネルによれば、第2電
極とシールド電極が同一材料で一体に形成されているため、第2電極の形成時に同時にシ
ールド電極部分も形成することができる。そのため、構成が簡単で、容易に製造すること
ができ、しかも、コントラストが良好な横電界方式の液晶表示パネルが得られる。
また、本発明は、上記横電界方式の液晶表示パネルにおいて、前記シールド電極は前記
走査線の半分以上を被覆していることを特徴とする。
係る態様の横電界方式の液晶表示パネルによれば、シールド電極により走査線の半分以
上を被覆するようにしたため、走査線に印加される高電圧の信号に起因する電界が液晶分
子、延いては第2電極に影響を及ぼすことが少なくなるので、焼き付き現象が発生し難く
なる。このシールド電極による走査線の被覆範囲が半分未満であるとその被覆範囲が狭く
なるに従って焼き付き現象が大きくなるので好ましくない。すなわち、シールド電極によ
る走査線の被覆範囲が大きくなるとそれに比例して横電界方式の液晶表示パネルの焼き付
き現象が発生し難くなる。
以下、図面を参照して本発明の最良の実施形態を説明する。但し、以下に示す実施形態
は、本発明の技術思想を具体化するための横電界方式の液晶表示パネルとしてFFSモー
ドの液晶表示パネルを例示するものであって、本発明をこのFFSモードの液晶表示パネ
ルに特定することを意図するものではなく特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態の
ものにも等しく適応し得るものである。
なお、図1は実施例1のFFSモードの液晶表示パネルのカラーフィルタ基板を透視し
て表した2画素分の概略平面図である。図2は図1のII−II線に沿った断面図である。図
3は図1のIII−III線に沿った断面図である。図4は実施例2のFFSモードの液晶表示
パネルのカラーフィルタ基板を透視して表した2画素分の概略平面図である。図5は図4
のV−V線に沿った断面図である。図6は実施例3のFFSモードの液晶表示パネルのカ
ラーフィルタ基板を透視して表した2画素分の概略平面図である。図7は図5のVII−VII
線に沿った断面図である。図8は図5のVIII−VIII線に沿った断面図である。
実施例1のFFSモードの液晶表示パネル10Aのアレイ基板ARを製造工程順に図1
〜図3を用いて説明する。この実施例1のFFSモードの液晶表示パネル10Aのアレイ
基板ARは、ガラス基板等の透明基板11の表面全体に亘って例えば下部がAl金属から
なり表面がMo金属からなる2層膜を形成した後、フォトリソグラフィー法及びエッチン
グ法によってMo/Alの2層配線からなる複数の走査線12及び複数のコモン配線13
を互いに平行になるように形成する。なお、アルミニウムは抵抗値が小さいという長所を
持っているが、その反面、腐食しやすい、ITOやITO等との接触抵抗が高いなどの欠
点があるため、アルミニウムをモリブデンで覆った多層構造にすることでそうした欠点を
改善できる。そして、コモン配線13は、走査線12に沿って設けられており、それぞれ
の画素毎に後述するコンタクトホール形成部分に部分的に幅が広くなった部分13が形
成されている。
また、実施例1においては、隣接する前段の画素の走査線12の側に沿って形成してい
る。そして、コンタクトホールが形成される部分13は、自画素側において幅が広くな
っており、また後述するTFTが形成される位置(ゲート電極G)とはちょうど対称とな
る位置に設けられている。なお、コモン配線13は自画素の走査線12の側に設けてもよ
いし、前段の画素の走査線12と自画素の走査線12との中間位置に設けてもよい。
次いで、走査線12及びコモン配線13を形成した透明基板11の表面全体に亘って例
えばITOやIZO等からなる透明導電性層を被覆し、同じくフォトリソグラフィー法及
びエッチング法によって第1電極14を形成する。この第1電極14は、コモン配線13
とは接続されているが、走査線12ないしゲート電極Gとは接続されていない。従って、
実施例1のFFSモードの液晶表示パネル10Aにおいては第1電極14が共通電極とな
る。なお、図3には走査線12の一方の側の第1電極14がコモン配線13上に形成され
ている例が示されているが、第1電極14とコモン配線14とが電気的に接続されていれ
ば良く、このような構成とすることは必ずしも必要ではない。
更に、この表面全体に窒化硅素層ないしは酸化硅素層からなるゲート絶縁膜15を被覆
し、次いで、CVD法によりたとえばアモルファス・シリコン(以下「a−Si」という
。)層をゲート絶縁膜15の表面全体に亘って被覆した後に、同じくフォトリソグラフィ
ー法及びエッチング法によって、TFT形成領域に例えばa−Si層からなる半導体層1
6を形成する。この半導体層16が形成されている位置の走査線12の領域がTFTのゲ
ート電極Gを形成する。
次いで、例えば、Mo/Al/Moの3層構造の導電性層を半導体層16を形成した透
明基板11の表面全体に亘って被覆し、同じくフォトリソグラフィー法及びエッチング法
によって、信号線17及びドレイン電極Dを形成する。なお、信号線17及びドレイン電
極Dの形成材料としては、Ti合金やCr等も使用できる。この信号線17のソース電極
S部分及びドレイン電極D部分は、いずれも半導体層16の表面に部分的に重なっている
。更に、この基板の表面全体に窒化硅素層からなるパッシベーション膜18を被覆する。
次いで、ドレイン電極Dに対応する位置のパッシベーション膜18にコンタクトホール
19を形成してドレイン電極Dの一部を露出させると共に、コモン配線13の部分的に
幅が広くなった部分13上のパッシベーション膜18及びゲート絶縁膜15にもコンタ
クトホール19を形成して第1電極14ないしコモン配線13の一部を露出させる。更
に、この表面全体に亘って例えばITOやIZO等からなる透明導電性層を被覆し、同じ
くフォトリソグラフィー法及びエッチング法によって、図1に示したパターンとなるよう
に第2電極21及びシールド電極22を形成する。この第2電極21は、走査線12及び
信号線17で囲まれた領域のパッシベーション膜18上にスリット20及び切欠部20
を有するように形成される。また、シールド電極22は、走査線12上のパッシベーショ
ン膜18の表面に、第2電極21との間にそれぞれ隙間23が生じるように形成される
なお、第2電極21に形成されるスリット20は、実施例では両端が塞がった形状のス
リットとなっているが、これに限定されるものではない。例えば、スリットの片側が開放
されている形状でもよい。また実施例1ではスリット29は、どれも同じ方向(右上に向
う方向)に傾斜しているが、これに限定されるものではない。例えば第2電極21を二つ
の領域に分けるようして、一方の領域は右上に向う方向のスリット、他方の領域は左上に
向う方向のスリットとしてもよい。
また、第2電極21に形成される切欠部20は、コモン配線13の部分的に幅が広く
なった部分13と平面視の際に重ならないように、幅広の部分13を回避するように
形成されている。なお画素において、幅広の部分13をその画素のTFTが形成される
位置(ゲート電極G)と対向する位置に設けておくことで、第2電極21に形成されるス
リット20をその画素において効率よく形成することができる。
この第2電極21はコンタクトホール19を介してドレイン電極Dと接続されており
、シールド電極22はコンタクトホール19を介して第1電極14及びコモン配線13
と接続されている。従って、実施例1のFFSモードの液晶表示パネル10Aにおいては
第2電極21が画素電極となる。なお、TFTの動作特性に影響を与えないようにするた
め、シールド電極22は半導体層16の表面を覆わないようにした方がよい。また、シー
ルド電極22は第2電極21の形成材料とは異なる材料、例えばアルミニウム等の導電性
金属で形成してもよい。
さらに、この表面全体に亘り所定の配向膜(図示せず)を形成することによりアレイ基
板ARが完成される。そして、このようにして製造されたアレイ基板ARと別途製造され
たカラーフィルタ基板とを対向させ、周囲をシール材でシールして両基板間に液晶を注入
することにより実施例1に係るFFSモードの液晶表示パネル10Aが得られる。なお、
カラーフィルタ基板の構成は上述した従来例のものと実質的に差異はないので、その詳細
な説明は省略する。
このようにして得られた実施例1のFFSモードの液晶表示パネル10Aは、走査線1
2の表面の少なくとも一部が導電性のシールド電極22で被覆されているため、走査線1
2に印加される高電圧の信号によって生じる直流電界によって液晶が駆動されることがな
くなるのでコントラストが向上する。更に、第2電極21ないしその表面の配向膜は、走
査線12からの直流電界による不可逆的影響を受けなくなるので、FFSモードの液晶表
示パネル10Aの焼き付き現象は大幅に減少する。また、このシールド電極22と第1電
極14ないしコモン配線13との接続のためのコンタクトホール19はTFTのドレイ
ン電極Dと第1電極18との接続のためのコンタクトホール19の形成時に同時に形成
することができる。そのため、特にシールド電極22用のコンタクトホール19の形成
のための工数が増えることがない。
また、コモン配線13に印加される電圧をシールド電極22に印加しようとした場合、
第1電極18が形成されている領域を介してシールド電極22を接続すると、第1電極を
表示として有効に使えない領域が増えてしまうが、コモン配線13上に形成されたコンタ
クトホール19を介してシールド電極を接続すれば、もともと表示として寄与しない領
域を利用することができるので、表示領域を広く確保することができる。またコンタクト
ホール19周辺で液晶分子の配向に乱れが生じていたとしてもコモン配線13によって
遮光されている状態となるため、コントラストを向上することができる。
加えて、シールド電極22と第2電極21との間に隙間23が生じるが、このシール
ド電極22はコモン配線13に接続されているから、この隙間23にも電界が発生して
液晶分子の配向が規制される。そのため、実施例1のFFSモードの液晶表示パネル10
Aは、実質的に横電界方式の液晶表示パネルの開口度が向上したのと同等となり、明るい
表示画像が得られる。なお、隙間23での液晶分子の配向について、表示に寄与しなく
てもよいということであれば、コモン配線13の幅広の部分13を大きく形成して、遮
光させるようにしてもよい。
実施例2のFFSモードの液晶表示パネル10Bを製造工程順に図4及び図5を用いて
説明する。なお、図4及び図5においては図1〜図3に示した実施例1のFFSモードの
液晶表示パネル10Aと同一の構成部分については同一の参照符号を付与して説明するこ
ととする。また、実施例2の液晶表示パネル10Bにおいては、図1のII−II線に対応す
る部分の断面図は、図2と実質的に同一であるので、必要に応じて図2を援用して説明す
ることとする。
この実施例2のFFSモードの液晶表示パネル10Bのアレイ基板ARは、ガラス基板
等の透明基板11の表面全体に亘って例えば下部がアルミニウム金属Alからなり表面が
モリブデンMo金属からなる2層膜を形成した後、フォトリソグラフィー法及びエッチン
グ法によってMo/Alの2層配線からなる複数の走査線12及び複数のコモン配線を互
いに平行になるように形成する。このコモン配線13は、走査線12に沿って設けられて
おり、それぞれの画素毎に後述するコンタクトホール形成部分に部分的に幅が広くなった
部分13が形成されている。
次いで、走査線12及びコモン配線を形成した透明基板11の表面全体に亘って例えば
ITOやIZO等からなる透明導電性層を被覆し、同じくフォトリソグラフィー法及びエ
ッチング法によって第1電極14を形成する。この第1電極14はコモン配線13とは接
続されているが、走査線12ないしゲート電極Gとは接続されていない。なお、図5には
走査線12の一方の側の第1電極14がコモン配線13上に形成されている例が示されて
いるが、このような構成とすることは必ずしも必要ではない。従って、実施例2のFFS
モードの液晶表示パネル10Bにおいては第1電極14が共通電極となる。
更に、この表面全体に窒化硅素層ないしは酸化硅素層からなるゲート絶縁膜15を被覆
し、次いで、CVD法によりたとえばa−Si層をゲート絶縁膜15の表面全体に亘って
被覆した後に、同じくフォトリソグラフィー法及びエッチング法によって、TFT形成領
域にa−Si層からなる半導体層16を形成する。この半導体層16が形成されている位
置の走査線12の領域がTFTのゲート電極Gを形成する。
次いで、例えばMo/Al/Moの3層構造の導電性層を半導体層16を形成した透明
基板11の表面全体に亘って被覆し、同じくフォトリソグラフィー法及びエッチング法に
よって、ソース電極S部分を有する信号線17及びドレイン電極Dを形成する。この信号
線17のソース電極S部分及びドレイン電極D部分は、いずれも半導体層16の表面に部
分的に重なっている。更に、この基板の表面全体に窒化硅素層からなるパッシベーション
膜18を被覆する。
次いで、ドレイン電極Dに対応する位置のパッシベーション膜18にコンタクトホール
19を形成してドレイン電極Dの一部を露出させると共に、後述する第2電極の切り欠
き部20及び20に対応する位置のパッシベーション膜18ないしゲート絶縁膜15
にコンタクトホール19及び19を形成して走査線12を挟んだ両側の第1電極14
の一部を露出させる。更に、この表面全体に亘って例えばITOやIZO等からなる透明
導電性層を被覆し、フォトリソグラフィー法及びエッチング法によって、図4に示したパ
ターンとなるように第2電極21及びシールド電極22を形成する。この第2電極21は
、走査線12及び信号線17で囲まれた領域のパッシベーション膜18上にスリット20
を有すると共に走査線12の両側に隣接する側の角部にそれぞれ切り欠き部20及び2
を有するように形成される。また、シールド電極22は、走査線12の表面から両側
の切り欠き部20及び20に跨って、第2電極21との間にそれぞれ隙間23及び
23が生じるように形成される。
この第2電極21はコンタクトホール19を介してドレイン電極Dと接続されており
、シールド電極22はコンタクトホール19及び19を介して走査線12の両側の第
1電極14と接続されている。従って、実施例2のFFSモードの液晶表示パネル10B
においては、第2電極21が画素電極となり、また、走査線12の両側の第1電極14は
走査線12を跨ってシールド電極22により互いに接続されている。この場合も、TFT
の動作特性に影響を与えないようにするため、シールド電極22は半導体層16の表面を
覆わないようにした方がよい。また、シールド電極22は第2電極21の形成材料とは異
なる材料、例えばアルミニウム等の導電性金属で形成してもよい。
さらに、この表面全体に亘り所定の配向膜(図示せず)を形成することによりアレイ基
板ARが完成される。そして、このようにして製造されたアレイ基板ARと別途製造され
たカラーフィルタ基板とを対向させ、周囲をシール材でシールして両基板間に液晶を注入
することにより実施例2に係るFFSモードの液晶表示パネル10Bが得られる。なお、
カラーフィルタ基板の構成は上述した従来例のものと実質的に差異はないので、その詳細
な説明は省略する。
このようにして得られた実施例2のFFSモードの液晶表示パネル10Bは、走査線1
2の表面の少なくとも一部が導電性のシールド電極22で被覆されているため、走査線1
2に印加される高電圧の信号によって生じる直流電界によって液晶が駆動されることがな
くなるのでコントラストが向上する。更に、第2電極ないしその表面の配向膜は、走査線
からの直流電界による不可逆的影響を受けなくなるので、FFSモードの液晶表示パネル
10Bの焼き付き現象は大幅に減少する。また、このシールド電極22と第1電極14な
いしコモン配線13との接続のためのコンタクトホール19、シールド電極22と走査
線12を挟んだ反対側の第1電極14との接続のためのコンタクトホール19はTFT
のドレイン電極Dと第1電極18との接続のためのコンタクトホール19の形成時に同
時に形成することができる。そのため、特にシールド電極22用のコンタクトホール19
及び19の形成のための工数が増えることがない。
また、シールド電極22はコンタクトホール19及び19を介して走査線12の両
側に位置する第1電極14と接続されているから、走査線に交差する方向の複数の第1電
極14は互いに直列接続された状態となる。そのため、実施例2のFFSモードの液晶表
示パネル10Bは、実質的にコモン配線の抵抗が低くなるので、いわゆる配線遅延が少な
くなって第1電極14の電位が安定化し、クロストークが少なくなると共に、第1電極1
4の電位が安定しているために外部からの電界の影響を受け難くなる。
更に、このFFSモードの液晶表示パネル10Bによれば、切り欠き部20及び20
における第2電極21とシールド電極22との間に隙間23及び23が生じるが、
このシールド電極22はコモン配線13に接続されているから、隙間23及び23
も電界が発生して液晶分子の配向が規制される。そのため、これらの隙間23及び23
は、実質的に第2電極21に設けられたスリット20と同等の作用を奏し、この隙間2
及び23の部分も有効な表示領域となるので、実施例2のFFSモードの液晶表示
パネル10Bは、実質的に横電界方式の液晶表示パネルの開口度が向上したのと同等とな
り、明るい表示画像が得られる。
実施例3のFFSモードの液晶表示パネル10Cを製造工程順に図6〜図8を用いて説
明する。なお、図6〜図8においては図1〜図3に示した実施例1のFFSモードの液晶
表示パネル10Aと同一の構成部分については同一の参照符号を付与して説明することと
する。
この実施例3のFFSモードの液晶表示パネル10Cのアレイ基板ARは、ガラス基板
等の透明基板11の表面全体に亘って例えば下部がアルミニウム金属Alからなり表面が
モリブデンMo金属からなる2層膜を形成した後、フォトリソグラフィー法及びエッチン
グ法によって例えばMo/Alの2層配線からなる複数の走査線12及び複数のコモン配
線を互いに平行になるように形成する。このコモン配線13は、走査線12に沿って設け
られており、それぞれの画素毎に後述するコンタクトホール形成部分に部分的に幅が広く
なった部分13が形成されている。
次いで、走査線12及びコモン配線13を形成した透明基板11の表面全体に亘って例
えばITOやIZO等からなる透明導電性層を被覆し、同じくフォトリソグラフィー法及
びエッチング法によって第1電極14を形成する。この第1電極14は、実施例1及び2
のFFSモードの液晶表示パネル10A及び10Bとは異なり、コモン配線13とは接続
されておらず、また、走査線12ないしゲート電極Gとも接続されていない。
更に、この表面全体に窒化硅素層ないしは酸化硅素層からなるゲート絶縁膜15を被覆
し、次いで、CVD法によりたとえばa−Si層をゲート絶縁膜15の表面全体に亘って
被覆した後に、同じくフォトリソグラフィー法及びエッチング法によって、TFT形成領
域にa−Si層からなる半導体層16を形成する。この半導体層16が形成されている位
置の走査線12の領域がTFTのゲート電極Gを形成する。次いで、ゲート絶縁膜15の
後述するTFTのドレイン電極Dと第1電極との接続部分に第1のコンタクトホール19
を形成する。
次いで、例えばMo/Al/Moの3層構造の導電性層をコンタクトホール19を形
成した透明基板11の表面全体に亘って被覆し、同じくフォトリソグラフィー法及びエッ
チング法によって、ソース電極S部分を有する信号線17及びドレイン電極Dを形成する
。この信号線17のソース電極S部分及びドレイン電極D部分は、いずれも半導体層16
の表面に部分的に重なっている。また、ドレイン電極Dは第1のコンタクトホール19
を介して第1電極14と接続されている。従って、実施例3のFFSモードの液晶表示パ
ネル10Bにおいては第1電極14が画素電極となる。更に、この基板の表面全体に窒化
硅素層からなるパッシベーション膜18を被覆する。
次いで、コモン配線13の部分的に幅が広くなった部分13上のパッシベーション膜
18及びゲート絶縁膜15にコンタクトホール19を形成してコモン配線13の一部を
露出させる。更に、この表面全体に亘って例えばITOやIZO等からなる透明導電性層
を被覆し、フォトリソグラフィー法及びエッチング法によって、図6に示したパターンと
なるように、第2電極21を形成する。この第2電極21は、走査線12及び信号線17
で囲まれた領域のパッシベーション膜18上にスリット20及び切欠部20を有するよ
うに形成されると共に、走査線12上のパッシベーション膜18の表面の少なくとも一部
を被覆するように延在され、第2のコンタクトホール19を介してコモン配線13の部
分的に幅が広くなった部分13に接続されている。従って、実施例3のFFSモードの
液晶表示パネル10Bにおいては第2電極21が共通電極となり、第2電極21の走査線
12上に位置する部分がシールド電極22を兼ねたものとなっている。
さらに、この表面全体に亘り所定の配向膜24を形成することにより実施例3のFFS
モードの液晶表示パネル10Bのアレイ基板ARが完成される。このようにして製造され
たアレイ基板ARと別途製造されたカラーフィルタ基板とを対向させ、周囲をシール材で
シールして両基板間に液晶を注入することにより実施例3に係るFFSモードの液晶表示
パネル10Cが得られる。なお、カラーフィルタ基板の構成は上述した従来例のものと実
質的に差異はないので、その詳細な説明は省略する。
このようにして得られた実施例3のFFSモードの液晶表示パネル10Cは、走査線1
2の表面の少なくとも一部を被覆する第2電極21がシールド電極22を兼ねたものとな
っているため、走査線12に印加される高電圧の信号によって生じる直流電界によって液
晶が駆動されることがなくなるのでコントラストが向上する。更に、第2電極21ないし
その表面の配向膜は、走査線12からの直流電界による不可逆的影響を受けなくなるので
、実施例3のFFSモードの液晶表示パネル10Cの焼き付き現象は大幅に減少する。
実施例1のFFSモードの液晶表示パネルのカラーフィルタ基板を透視して表した2画素分の概略平面図である。 図1のII−II線に沿った断面図である。 図1のIII−III線に沿った断面図である。 実施例2のFFSモードの液晶表示パネルのカラーフィルタ基板を透視して表した2画素分の概略平面図である。 図4のV−V線に沿った断面図である。 実施例3のFFSモードの液晶表示パネルのカラーフィルタ基板を透視して表した2画素分の概略平面図である。 図5のVII−VII線に沿った断面図である。 図5のVIII−VIII線に沿った断面図である。 従来例のIPSモードの液晶表示パネルの1画素分の模式平面図である。 図9のX−X線に沿った断面図である。 図9のXI−XI線に沿った断面図である。 従来例のFFSモードの液晶表示パネルの1画素分の模式平面図である。 図12のXIII−XIII線に沿った断面図である。 図12のXIV−XIV線に沿った断面図である。 画素電極のスリットを傾けた構造としたFFSモードの液晶表示パネルの1画素分の模式平面図である。
符号の説明
10A〜10C:FFSモードの液晶表示パネル 11:透明基板 12:走査線 13
:コモン配線 14:第1電極 15:ゲート絶縁膜 16:半導体層 17:信号線
18:パッシベーション膜 19、19、19:コンタクトホール 20:スリッ
ト 20、20:切り欠き部 21:第2電極 22:シールド電極 23、23
:隙間

Claims (6)

  1. 平行に設けられた複数の走査線及びコモン配線と、前記走査線と交差する方向に設けら
    れた複数の信号線と、前記走査線及び信号線の交差部近傍に設けられたスイッチング素子
    と、前記走査線及び信号線で区画された領域に形成された第1電極と、前記第1電極上に
    絶縁膜を介して前記第1電極と重複するように形成され、複数のストライプ状のスリット
    が形成された第2電極と、を有する横電界方式の液晶表示パネルにおいて、
    前記走査線上の絶縁膜の表面には導電性材料からなるシールド電極が形成されており、
    前記シールド電極は前記コモン配線上に形成されたコンタクトホールを介して前記コモ
    ン配線と接続されていることを特徴とする横電界方式の液晶表示パネル。
  2. 前記第1電極は前記コモン配線に接続され、
    前記第2電極は、前記スイッチング素子の電極上に形成された第1のコンタクトホール
    を介して前記スイッチング素子に接続され、
    前記シールド電極は、前記コモン配線上に形成された第2のコンタクトホールを介して
    前記コモン配線と接続されていることを特徴とする請求項1に記載の横電界方式の液晶表
    示装置。
  3. 前記第1電極は前記コモン配線に接続され、
    前記第2電極は、前記スイッチング素子の電極上に形成された第1のコンタクトホール
    を介して前記スイッチング素子に接続され、
    前記シールド電極は、コモン配線上に形成された第2のコンタクトホールを介して前記
    コモン配線と接続されていると共に、隣接する画素の前記第1電極上に形成された第3の
    コンタクトホールを介して前記隣接する画素の第1電極と接続されていることを特徴とす
    る請求項1に記載の横電界方式の液晶表示パネル。
  4. 前記シールド電極は前記第2電極と同一の材料で形成されていることを特徴とする請求
    項1〜3のいずれかに記載の横電界方式の液晶表示パネル。
  5. 前記第1電極は前記スイッチング素子の電極上に形成された第1のコンタクトホールを
    介して前記スイッチング素子に接続され、
    前記シールド電極は前記第2電極と同一の材料で前記第2電極と一体に形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の横電界方式の液晶表示パネル。
  6. 前記シールド電極は前記走査線の半分以上を被覆していることを特徴とする請求項1〜
    5のいずれかに記載の横電界方式の液晶表示パネル。
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