JP2009007598A - 一体型クランク軸 - Google Patents
一体型クランク軸 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009007598A JP2009007598A JP2007167849A JP2007167849A JP2009007598A JP 2009007598 A JP2009007598 A JP 2009007598A JP 2007167849 A JP2007167849 A JP 2007167849A JP 2007167849 A JP2007167849 A JP 2007167849A JP 2009007598 A JP2009007598 A JP 2009007598A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel
- steel ingot
- less
- inclusions
- ingot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
Abstract
【解決手段】鍛造用鋼塊を熱間鍛造することにより製造される一体型クランク軸であって、前記鍛造用鋼塊は、鋳型により形成され、鋼塊下部において鋼断面で観察される長径5〜10μmの介在物の密度(DBOT)が、10〜80個/cm2であり、鋼塊上部において鋼断面で観察される長径5〜10μmの介在物の密度(DTOP)が、20〜90個/cm2であり、鋼断面において観察される長径40μm以上の介在物の密度が、鋼塊下部、鋼塊上部の双方において5個/cm2以下であり、かつ(DTOP)/(DBOT)≧[S]/18を満たす。
【選択図】図8
Description
鍛造用鋼塊を熱間鍛造することにより製造される一体型クランク軸であって、前記鍛造用鋼塊は、鋳型により形成され、鋼塊下部(重力方向の端部であって、該端部から鋼塊全高の20%以内の部位)において鋼断面で観察される長径5〜10μmの介在物の密度(DBOT)が、10〜80個/cm2であり、鋼塊上部(前記鋼塊下部の反対側の端部であって、該端部から鋼塊全高の20%以内の部位)において鋼断面で観察される長径5〜10μmの介在物の密度(DTOP)が、20〜90個/cm2であり、鋼断面において観察される長径40μm以上の介在物の密度が、前記鋼塊下部、前記鋼塊上部の双方において5個/cm2以下であり、かつ下記(1)式を満たすものを用いる。
C:0.2〜0.6%(質量%の意味。以下、同じ。)
Si:0.05〜0.5%
Mn:0.2〜1.2%
Ni:0.1〜3.5%
Cr:0.9〜2.5%
Mo:0.1〜0.7%
V:0.005〜0.2%
Al:0.01〜0.1%
S:0.005%以下(0%を含まない)
Ti:0.005%以下(0%を含まない)
O:0.0015%以下(0%を含まない)
を含み、残部が鉄及び不可避的不純物からなる鍛造用鋼塊より製造されるものであることが推奨される。
鋼塊下部:鋼塊の重力方向の端部であって、該端部から鋼塊全高の20%以内の部位
鋼塊上部:鋼塊下部の反対側の端部であって、該端部から鋼塊全高の20%以内の部位
とそれぞれ定義する。
上記のように、鋼中に微小な介在物を分散させることにより、耐水素割れ性を向上させることができるが、この効果を有効に発揮させるためには、鋼塊下部の鋼断面で観察される微小介在物(長径5〜10μm)を10個/cm2以上(より好ましくは20個/cm2以上、さらに好ましくは30個/cm2以上)とする必要がある。一方、微小介在物といえども、多く含みすぎると、図3〜図5の走査型電子顕微鏡写真に示すように、介在物群を形成し、粗大介在物と同様に疲労破壊の起点となってしまう。したがって、鋼断面で観察される微小介在物は、80個/cm2以下(より好ましくは70個/cm2以下、さらに好ましくは60個/cm2以下)とする必要がある。
鋼塊上部では、鋼断面で観察される微小介在物(長径5〜10μm)を20個/cm2以上(より好ましくは30個/cm2以上、さらに好ましくは40個/cm2以上)とする必要がある。また、上記のように、微小介在物といえども多く含みすぎると介在物群を形成し、粗大介在物と同様に疲労破壊の起点となってしまう。したがって、鋼断面で観察される微小介在物は、90個/cm2以下(より好ましくは80個/cm2以下、さらに好ましくは70個/cm2以下)とする必要がある。
粗大介在物は、疲労破壊の起点となってしまうため、鋼塊上部および鋼塊下部の双方において、鋼断面で観察される粗大介在物(長径40μm以上)を5個/cm2以下(より好ましくは4個/cm2以下、さらに好ましくは3個/cm2以下)とする必要がある。
本発明者らが鋼塊の水素濃度について調べたところ、図6に示すように、鋼塊下部よりも鋼塊上部において水素濃度が高いことを見出した。また、鋼塊上部での耐水素割れ性及び耐久限度比についても調査した。その結果を図7に示す。図7は、縦軸に(DTOP)/(DBOT)、横軸に[S]をとり、耐水素割れ性及び耐久限度比が所定の基準を満たしたものを(●)、満たさなかったものを(×)として、それぞれプロットしたものである。(●/×)の判定基準は、後述する表1〜3における「総合評価」の(●/×)の判定基準と同じである。
上記造塊工程によって得られた鍛造用鋼塊は、その後、熱間鍛造によって丸棒等の中間製品の形状に成型される。成形後、成分や欠陥、清浄度等について中間検査を経た後、再度、熱間鍛造を行なうことによって、一体型クランク軸やジャーナル等の大型製品形状に成型される。引き続き、要求される製品特性に応じた熱処理を施した後、機械加工による仕上げをして最終製品とされる。
本発明は、以上説明したように、鋼材中に存在する介在物の大きさや密度を制御したところに特徴を有しており、鋼の基本組成は特に制限されないが、クランク軸として求められる強度や靭性、更には疲労特性を満足するには、鋼材の一般的技術水準に照らして下記基本組成を満たすことが望ましい。
Cは強度向上に寄与する元素であり、クランク軸に十分な強度を確保するには、例えば0.2%以上、より好ましくは0.25%以上、更に好ましくは0.3%以上含有させるのがよい。しかしC量が多過ぎるとクランク軸の靭性を劣化させるので、例えば0.6%以下、より好ましくは0.55%以下、更に好ましくは0.5%以下に抑える。
Siは、強度向上元素として作用し、クランク軸に十分な強度を確保するには、例えば0.05%以上、より好ましくは0.1%以上、更に好ましくは0.15%以上含有させるのがよいが、多過ぎると逆V偏析が著しくなって清浄な鋼塊が得られ難くなるので、例えば0.5%以下、より好ましくは0.45%以下、さらに好ましくは0.4%以下とする。
Mnも焼入れ性を高めると共に強度向上に寄与する元素であり、十分な強度と焼入れ性を確保するには、例えば0.2%以上、より好ましくは0.5%以上、更に好ましくは0.8%以上含有するものが望ましいが、多過ぎると逆V偏析を助長する場合もあるので、例えば1.2%以下、好ましくは1.1%以下、より好ましくは1%以下とする。
Niは、靭性向上元素として有用な元素であり、例えば0.1%以上、好ましくは0.2%以上含有させることが奨励されるが、Ni量が過剰になるとコストアップとなるので、3.5%以下、好ましくは3%以下とする。
Crは焼入れ性を高めると共に靭性を向上させる有効な元素であり、それらの作用は例えば0.9%以上、好ましくは1.1%以上、さらに好ましくは1.3%以上含有させる。しかし多過ぎると逆V偏析を助長して高清浄鋼の製造を困難にする場合があるので、例えば、2.5%以下、好ましくは2.3%以下、より好ましくは2.1%以下とする。
Moは、焼入れ性、強度、靭性の全ての向上に有効に作用する元素であり、それらの作用を有効に発揮させるには、例えば0.1%以上、より好ましくは0.2%以上、さらに好ましくは0.25%以上含有させる。しかし、Moは平衡分配係数が小さくミクロ偏析(正常偏析)を生じ易くするので、例えば0.7%以下、好ましくは0.6%以下、より好ましくは0.5%以下とする。
Vは、析出強化及び組織微細化効果があり、鋼材の高強度化に有用な元素である。この様な作用を有効に発揮させるには、Vを例えば0.005%以上、好ましく0.01%以上は含有させることが推奨される。但し、過剰に含有させても上記効果は飽和してしまい、経済的に無駄であるので、0.2%以下、より好ましくは0.15%以下とする。
Alは、製鋼工程における脱酸元素として有効であり、また鋼の耐割れ性にも有効である。従って、Al量は、例えば0.01%以上、好ましくは0.015%以上含有させることが奨励される。一方、Alは、AlN等の形でNを固定し、NおよびV等の配合による鋼の強化作用を阻害する他、種々の元素とも結合し、非金属介在物や金属間化合物を生成し、鋼の靭性を低下させる場合もあるので、好ましくは、例えば0.1%以下、より好ましくは0.08%以下とする。
Sは、鍛造用鋼中で粗大な介在物を形成し易いため、クランク軸の疲労強度を低下させる場合がある。したがって、鋼中のSの含有量は、例えば0.005%以下、好ましくは0.0045%以下、より好ましくは0.004%以下、さらに好ましくは0.0035%以下とする。
Tiは、鋼中で粗大な窒化物を形成し、クランク軸の疲労強度を低下させてしまう場合がある。したがって、鋼中のTiの含有量は、例えば0.005%以下、好ましくは0.004%以下、より好ましくは0.003%以下とする。
なお、Tiは、TiN、TiC、Ti4C2S2のような微細介在物を構成して鋼中に分散し、固溶限を超えた鋼中の余剰水素を吸蔵捕捉し、鋼の耐水素割れ性を改善する効果がある。このようなTi系介在物を確保する場合は、鋼中のTiの含有量を、例えば0.0002%以上、好ましくは0.0004%以上、より好ましくは0.0006%以上とする。
O(酸素)は、SiO2、Al2O3、MgO、CaO等の酸化物を形成し、介在物となって鋼塊の疲労強度を低下させる元素である。したがって、Oは極力低減することが好ましく、トータル酸素量は、0.0015%以下、より好ましくは0.001%以下とする。
To:底吹きガスの吹き込み前温度(常温(298K))
TL:溶鋼温度(K)
ML:溶鋼量(ton)
ρL:溶鋼密度(kg/m3)
Qg:底吹きガス流量(Nl/min)
Tg:底吹きガスの吹き込み後温度(K)
P:雰囲気圧力(torr)
ho:溶鋼深さ(m)
(i)SiO2の質量に対してCaOの質量が3.5倍以上となる、
(ii)Al2O3の質量に対してCaOの質量が1.5〜3.5倍となる、
(iii)スラグ組成中のT.Feの質量とMnOの質量の総和が、スラグの全質量の
1.0%以下となる、
の3つの条件を同時に満たすように、加熱温度を制御したり、副原料(フラックス)の投入量を調整したりする。
詳しくは、排気装置を作動させ、排気管を通じて取鍋内であって溶鋼上方のガスを排気することにより、取鍋内の雰囲気圧力Pを0.5Torr程度の真空状態に近づける。加えて、ガス吹き込み手段からArガスを吹き込んで溶鋼を攪拌する。以上のような方法により、溶鋼内に存在する水素等のガス成分の除去が行われる。
すなわち、真空脱ガス処理が完了した溶鋼を、取鍋ごと2次精錬処理装置に搬送し、溶鋼に対して2回目の2次精錬処理を施す。具体的には、アーク放電を発生させることにより溶鋼をTL=1600℃程度まで加熱しつつ、ガス吹き込み手段からArガスを吹き込んで溶鋼を攪拌する。溶鋼の攪拌強度としては、式(2)で計算される攪拌動力密度εが25W/ton以下(0W/tonは除く)となるようにArガスの流量Qgを調整する。
なお、前述した如く、LF−IIにおけるスラグ成分は、
(i)塩基度、すなわちCaO/SiO2≧3.5、
(ii)CaO/Al2O3=1.5〜3.5、
(iii)T.Fe+MnO≦1.0質量%、
であるため、スラグ中の酸化物による溶鋼成分の再酸化が確実に防げるようになっている。
「水素の除去」の欄には、精錬終了直前に水素濃度[H]を測定し、[H]≦1.2ppmの場合は(○)を記入し、[H]>1.2ppmの場合は(×)を記入している。
「スラグ巻き込み」の欄には、溶鋼サンプルの検鏡面観察において長径5μm以上で、かつ、Ca濃度5%以上の介在物の観察視野1cm2当たりの個数が30以下である場合は(○)を記入し、30を超える場合は(×)を記入している。
但し、清浄度の欄には、DIN 3規格の、DIN K(3)≦15を○、DIN K(3)>15を×との基準を定め、鋼塊上部で○、かつ鋼塊下部で○の場合は、清浄度の欄を○、いずれか一方が○、他方が×の場合は、清浄度の欄を△、双方×の場合は、清浄度の欄を×とした。
後述する引張強度試験、疲労強度試験の結果から、耐久限度比=疲労強度/引張強度を求めた。耐久限度比は、表1〜3に鋼塊上部(T)・鋼塊下部(B)別に示している。
また、耐久限度比≧0.45の場合は(○)、0.40≦耐久限度比<0.45の場合は(△)、耐久限度比<0.40の場合は(×)として耐久限度比の良否を判定した結果も表1〜3に併せて記載する。
鍛圧後の丸棒の鋼材中心部付近から、φ6mm×ゲージ長さ30mm(各2本)引張試験片を採取し、常温にて引張試験(JIS Z 2204、2241)を実施した。試験結果は、表1〜3に鋼塊上部(T)・下部(B)別に単位[MPa]で示している。
以下に示す試験片を用いて回転曲げ疲労試験を行った。試験結果は、表1〜3に鋼塊上部(T)・下部(B)別に単位[MPa]で示している。
試験片 : 直径10mm平滑試験片
試験方法 : 回転曲げ疲労試験(応力比=−1,回転数:3600rpm)
疲労強度評価方法: 階差法
階差応力 : 20MPa
試験片本数 : 各5本
各試験片の疲労強度=(破断応力)−(階差応力)
4MHzの周波数で超音波探傷試験(UT)を実施した(より詳細には、「鍛鋼品の欠陥」,日本鋳鍛鋼会,鍛鋼研究部会偏,P32−33)。鋼塊の中間部(1/3〜1/5R)から水素割れを示す欠陥エコーが検出された場合は、耐水素割れ性に劣る(×)、検出されなかった場合は耐水素割れ性に優れる(○)とした。但し、鋼塊幅方向の側面(表層)を0R、中心を1/2Rとしたときに、中心部(1/2〜1/3R)、中間部(1/3〜1/5R)、表層部(0R〜1/5R)と各部位を定義した。
また、(DTOP)が90個/cm2を上回る場合、及び長径40μm以上の介在物の密度が5個/cm2を上回る場合は、所定の耐久限度比が得られておらず、(×)となっている。
また、(DBOT)が80個/cm2を上回る場合、及び長径40μm以上の介在物の密度が5個/cm2を上回る場合は、所定の耐久限度比が得られておらず、(×)となっている。
Claims (2)
- 鍛造用鋼塊を熱間鍛造することにより製造される一体型クランク軸であって、前記鍛造用鋼塊は、鋳型により形成され、鋼塊下部(重力方向の端部であって、該端部から鋼塊全高の20%以内の部位)において鋼断面で観察される長径5〜10μmの介在物の密度(DBOT)が、10〜80個/cm2であり、鋼塊上部(前記鋼塊下部の反対側の端部であって、該端部から鋼塊全高の20%以内の部位)において鋼断面で観察される長径5〜10μmの介在物の密度(DTOP)が、20〜90個/cm2であり、鋼断面において観察される長径40μm以上の介在物の密度が、前記鋼塊下部、前記鋼塊上部の双方において5個/cm2以下であり、かつ下記(1)式を満たす鍛造用鋼塊であることを特徴とする一体型クランク軸。
- C:0.2〜0.6%(質量%の意味。以下、同じ。)
Si:0.05〜0.5%
Mn:0.2〜1.2%
Ni:0.1〜3.5%
Cr:0.9〜2.5%
Mo:0.1〜0.7%
V:0.005〜0.2%
Al:0.01〜0.1%
S:0.005%以下(0%を含まない)
Ti:0.005%以下(0%を含まない)
O:0.0015%以下(0%を含まない)
を含み、残部が鉄及び不可避的不純物からなる鍛造用鋼塊より製造される請求項1記載の一体型クランク軸。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007167849A JP5089267B2 (ja) | 2007-06-26 | 2007-06-26 | 一体型クランク軸 |
ES08722360.8T ES2572612T3 (es) | 2007-03-29 | 2008-03-18 | Lingote de acero para forja y cigüeñal integral |
EP08722360.8A EP2141254B1 (en) | 2007-03-29 | 2008-03-18 | Steel ingot for forging and integral crankshaft |
PCT/JP2008/054966 WO2008120574A1 (ja) | 2007-03-29 | 2008-03-18 | 鍛造用鋼塊および一体型クランク軸 |
PL08722360.8T PL2141254T3 (pl) | 2007-03-29 | 2008-03-18 | Wlewek stalowy do kucia oraz integralny wał korbowy |
CN2008800056584A CN101631886B (zh) | 2007-03-29 | 2008-03-18 | 锻造用钢锭和一体型曲轴 |
KR1020097020253A KR101121313B1 (ko) | 2007-03-29 | 2008-03-18 | 단조용 강괴 및 일체형 크랭크축 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007167849A JP5089267B2 (ja) | 2007-06-26 | 2007-06-26 | 一体型クランク軸 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009007598A true JP2009007598A (ja) | 2009-01-15 |
JP5089267B2 JP5089267B2 (ja) | 2012-12-05 |
Family
ID=40322974
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007167849A Expired - Fee Related JP5089267B2 (ja) | 2007-03-29 | 2007-06-26 | 一体型クランク軸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5089267B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013142181A (ja) * | 2012-01-11 | 2013-07-22 | Kobe Steel Ltd | 鍛造用鋼の製造方法 |
CN105714194A (zh) * | 2016-02-29 | 2016-06-29 | 宝鸡石油机械有限责任公司 | ZG20CrNiMnMo铸钢及其铸钢件制备方法 |
EP3040438A1 (en) * | 2013-08-27 | 2016-07-06 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho (Kobe Steel, Ltd.) | High-strength steel, and crankshaft manufactured using said high-strength steel |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH108132A (ja) * | 1996-06-14 | 1998-01-13 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 靭性に優れた厚鋼板の製造方法 |
JPH1025536A (ja) * | 1996-07-11 | 1998-01-27 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 溶接熱影響部靭性の優れた鋼材及びその製造方法 |
JP2007113071A (ja) * | 2005-10-20 | 2007-05-10 | Kobe Steel Ltd | 転動疲労特性および結晶粒粗大化防止特性に優れた肌焼用鋼 |
-
2007
- 2007-06-26 JP JP2007167849A patent/JP5089267B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH108132A (ja) * | 1996-06-14 | 1998-01-13 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 靭性に優れた厚鋼板の製造方法 |
JPH1025536A (ja) * | 1996-07-11 | 1998-01-27 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 溶接熱影響部靭性の優れた鋼材及びその製造方法 |
JP2007113071A (ja) * | 2005-10-20 | 2007-05-10 | Kobe Steel Ltd | 転動疲労特性および結晶粒粗大化防止特性に優れた肌焼用鋼 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013142181A (ja) * | 2012-01-11 | 2013-07-22 | Kobe Steel Ltd | 鍛造用鋼の製造方法 |
EP3040438A1 (en) * | 2013-08-27 | 2016-07-06 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho (Kobe Steel, Ltd.) | High-strength steel, and crankshaft manufactured using said high-strength steel |
EP3040438A4 (en) * | 2013-08-27 | 2017-05-17 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho (Kobe Steel, Ltd.) | High-strength steel, and crankshaft manufactured using said high-strength steel |
KR101800563B1 (ko) * | 2013-08-27 | 2017-11-22 | 가부시키가이샤 고베 세이코쇼 | 고강도 강, 및 상기 고강도 강을 이용한 크랭크축 |
CN105714194A (zh) * | 2016-02-29 | 2016-06-29 | 宝鸡石油机械有限责任公司 | ZG20CrNiMnMo铸钢及其铸钢件制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5089267B2 (ja) | 2012-12-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101121313B1 (ko) | 단조용 강괴 및 일체형 크랭크축 | |
JP5778055B2 (ja) | 熱間鍛造用圧延棒鋼および熱間鍛造素形材ならびにコモンレールおよびその製造方法 | |
KR101121342B1 (ko) | 단조품, 및 상기 단조품으로부터 제조되는 크랭크축 | |
EP2110454B1 (en) | Forging steel, and forged products obtainable therefrom | |
JP4424503B2 (ja) | 棒鋼・線材 | |
JP5803824B2 (ja) | 浸炭軸受鋼鋼材の溶製方法 | |
JP2008007841A (ja) | 厚鋼板用連続鋳造鋳片及びその製造方法並びに厚鋼板 | |
JP2011530004A (ja) | 環境に優しい無鉛快削鋼及びその製造方法 | |
JP4900127B2 (ja) | 高周波焼入れ用鋼材及びその製造方法 | |
JP2010070812A (ja) | 冷間鍛造性に優れるオーステナイト系ステンレス快削鋼線材とその製造方法 | |
JP2013142181A (ja) | 鍛造用鋼の製造方法 | |
JP2002146473A (ja) | 切屑処理性および機械的特性に優れた機械構造用鋼 | |
JP7087727B2 (ja) | 鋼の製造方法 | |
JP6565719B2 (ja) | 溶接熱影響部靱性に優れた厚板鋼材 | |
JP5089267B2 (ja) | 一体型クランク軸 | |
JP4160103B1 (ja) | 鍛造用鋼塊 | |
JP5137082B2 (ja) | 機械構造用鋼材およびその製造方法 | |
JP5299169B2 (ja) | 耐食性厚板用低合金鋼の連続鋳造方法及び連続鋳造鋳片 | |
JP2009007591A (ja) | 低炭素硫黄快削鋼 | |
JP6702266B2 (ja) | 熱間圧延用複合ロールの製造方法 | |
JP7028376B1 (ja) | 高清浄度鋼の製造方法 | |
JP4516923B2 (ja) | アルミキルド鋼の連続鋳造鋼片及びその製造方法 | |
JP4586648B2 (ja) | 加工性に優れた鋼板およびその製造方法 | |
JP7087725B2 (ja) | 鋼の製造方法 | |
JP2004292929A (ja) | 機械構造用鋼 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090929 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120724 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120809 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120904 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120911 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150921 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5089267 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |