JP2009007027A - ボトル - Google Patents

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Abstract

【課題】耐熱性能および減圧吸収性能を確保しつつ、ラベルを凹凸少なく滑らかに胴部に巻き付ける。
【解決手段】口部11、肩部12、胴部13および底部14が合成樹脂で一体に形成されてなり、胴部13に、その径方向内方に凹んだパネル部17が、この胴部13の周方向に間隔をあけて複数設けられ、周方向で隣り合うパネル部17同士の間が柱部19とされるとともに、ラベルが巻き付けられる合成樹脂製のボトル10であって、パネル部17は、このボトル10の中心軸線Oに対して傾斜する方向aに延在し、このパネル部17の底面には、当該パネル部17を複数に区画し、かつ柱部19よりも径方向内方に位置する補助柱部18が突設されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、胴部にラベルが巻き付けられる合成樹脂製のボトルに関するものである。
この種のボトルとして、口部、肩部、胴部および底部が合成樹脂で一体に形成されてなり、前記胴部に、その径方向内方に凹んだパネル部が、この胴部の周方向に間隔をあけて複数設けられた構成が知られている。このように、胴部にパネル部を設けることによって、高温の内容物をボトルに充填したときに胴部が膨出変形するのを抑制する、つまり耐熱性能を付与したり、あるいはボトルに密封された内容物の温度が低下したときに胴部が陥没変形するのを抑制する、つまり減圧吸収性能を付与したりしている。
特開2006−240728号公報
ところで近年では、胴部にラベルが巻き付けられたボトルが数多く提供されているが、胴部にパネル部が形成されていることによるこの胴部外周面の凹凸形状によって、ラベルを凹凸少なく滑らかに胴部に巻き付けるのが困難であるという問題があった。
なお、この問題を解決するために、単にパネル部の大きさを小さくすると、前述した耐熱性能および減圧吸収性能を低下させることになる。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、耐熱性能および減圧吸収性能を確保しつつ、ラベルを凹凸少なく滑らかに胴部に巻き付けることができるボトルを提供することを目的とする。
上記課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明のボトルは、口部、肩部、胴部および底部が合成樹脂で一体に形成されてなり、前記胴部に、その径方向内方に凹んだパネル部が、この胴部の周方向に間隔をあけて複数設けられ、周方向で隣り合うパネル部同士の間が柱部とされるとともに、ラベルが巻き付けられる合成樹脂製のボトルであって、前記パネル部は、このボトルの中心軸線に対して傾斜する方向に延在し、このパネル部の底面には、当該パネル部を複数に区画し、かつ前記柱部よりも径方向内方に位置する補助柱部が突設されていることを特徴とする。
この発明によれば、パネル部に前記補助柱部が突設されているので、胴部に巻き付けられたラベルにおいてパネル部上に位置する部分が大きく窪もうとしても、この部分を前記補助柱部の頂面で支持させることが可能になり、ラベルを凹凸少なく滑らかに胴部に巻き付けることができる。
さらに、パネル部がボトルの中心軸線に対して傾斜する方向に延在しているので、ボトル内圧の上昇時および下降時それぞれにおいて、パネル部の膨出変形および陥没変形のみならず、胴部全体を前記中心軸線回りにねじり変形させることも可能になり、このパネル部に補助柱部を設けたことによる耐熱性能および減圧吸収性能の低下を補わせることができる。
以上より、耐熱性能および減圧吸収性能を確保しつつ、ラベルを凹凸少なく滑らかに胴部に巻き付けることができる。
ここで、補助柱部は、前記パネル部の傾斜方向と逆向きに延在してもよい。
この場合、補助柱部が、前記パネル部の傾斜方向と逆向きに延在しているので、補助柱部の長さが大きくなりその剛性が小さくなるのを抑えることが可能になり、減圧時におけるパネル部の陥没変形に追従して補助柱部が折れ曲がるのを防ぐことができる。
さらに、補助柱部がパネル部の傾斜方向と逆向きに延在していることから、この補助柱部の延在する方向が、減圧時に胴部全体が前記中心軸線回りにねじり変形する方向と逆になる。したがって、減圧時における胴部全体の前記中心軸線回りのねじり変形に追従してこの胴部に巻き付けられたラベルがねじり変形し、このラベルにしわが生じようとしても、ラベルが前記補助柱部の頂面に当接することにより、補助柱部の頂面とラベルとの間に、しわを引き延ばして打ち消す方向の摩擦力を発生させることが可能になり、しわの発生を抑えることができる。
また、前記パネル部は、前記補助柱部によって主パネル面とこの主パネル面よりも面積が小さい副パネル面とに区画されてもよい。
この発明に係るボトルによれば、耐熱性能および減圧吸収性能を確保しつつ、ラベルを凹凸少なく滑らかに胴部に巻き付けることができる。
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態について説明する。本実施形態に係るボトル10は、図1に示されるように、口部11、肩部12、胴部13および底部14を備え、これら11、12、13、14が、それぞれの中心軸線を共通軸上に位置させた状態で、この共通軸方向の上方から下方に向けてこの順に連設された概略構成とされている。なお、このボトル10は、例えば二軸延伸ブロー成形によりポリエチレンテレフタレート等の合成樹脂で一体に形成されている。また、口部11の外周面には雄ねじ部11aが形成されており、この雄ねじ部11aに図示されないキャップが着脱可能に螺着されるようになっている。さらに、胴部13には、図示されない例えばシュリンクラベル等のラベルが巻き付けられるようになっている。
ここで、本実施形態では、肩部12、胴部13および底部14は、横断面形状が円形状とされており、前記共通軸はこの横断面がなす円形の中央部を通る直線となっている。以下、この共通軸を中心軸線Oという。
図示の例では、胴部13は、肩部12の下端に連設された筒状部13aと、筒状部13aの下端に連設された上側環状溝13bと、上側環状溝13bの下端に連設された上側環状リブ13cと、上側環状リブ13cの下端に連設された筒状の胴部本体13dと、胴部本体13dの下端に連設された下側環状リブ13eと、下側環状リブ13eの下端に連設された下側環状溝13fと、を備えている。
そして、この胴部13の胴部本体13dに、径方向内方に凹んだパネル部17が、この胴部13の周方向に間隔をあけて複数設けられ、周方向で隣り合うパネル部17同士の間が柱部19となっている。図示の例では、パネル部17は胴部本体13dに周方向に等間隔をあけて4つ形成されている。
また、各パネル部17は、胴部本体13dにおける前記中心軸線O方向の長さと同等になっている。これにより、胴部本体13dに形成された各柱部19は、各パネル部17同士の間に配置されている。
そして、本実施形態では、パネル部17は、このボトル10の中心軸線Oに対して傾斜する方向aに延在し、このパネル部17の底面には、パネル部17を複数に区画し、かつ柱部19よりも径方向内方に位置する補助柱部18が突設されている。また、柱部19もパネル部17と同様に前記傾斜する方向aに沿って延在している。
ここで、図示の例では、各パネル部17は、胴部13の側面視で平行四辺形状に形成されている。そして、パネル部17を区画する周縁のうち、前記周方向における両側に位置する側端縁17a、17bが、前記傾斜する方向aに沿って延在し、前記中心軸線O方向における両側に位置する上下端縁17c、17dが、前記周方向に沿って延在している。
また、本実施形態では、補助柱部18は、前記傾斜する方向aと逆向きに延在している。この補助柱部18の下端は、パネル部17の周縁のうち一方の側端縁(図示の例では右側)17aと下端縁17dとをつなぐ隅角部17eに接続し、補助柱部18の上端は、他方の側端縁(図示の例では左側)17bの上部に接続されている。これにより、パネル部17は、その上端縁17cに底辺が位置し、かつ一方の側端縁17aに二等辺のうちの一辺が位置する前記中心軸線O方向に長い概略逆二等辺三角形状を呈する主パネル面21と、下端縁17dに底辺が位置し、かつ他方の側端縁17bに二等辺のうちの一辺が位置する前記中心軸線O方向に長い概略二等辺三角形状を呈する副パネル面22と、の二つに区画されている。さらに図示の例では、主パネル面21は副パネル面22よりも面積が大きくなっている。
以上説明したように本実施形態に係るボトル10によれば、パネル部17に補助柱部18が突設されているので、胴部13に巻き付けられたラベルにおいてパネル部17上に位置する部分が大きく窪もうとしても、この部分を補助柱部18の頂面で支持させることが可能になり、ラベルを凹凸少なく滑らかに胴部13に巻き付けることができる。
さらに、パネル部17がボトル10の中心軸線Oに対して傾斜する方向aに延在しているので、ボトル内圧の上昇時および下降時それぞれにおいて、パネル部17の膨出変形および陥没変形のみならず、胴部13全体を前記中心軸線O回りにねじり変形させることも可能になり、このパネル部17に補助柱部18を設けたことによる耐熱性能および減圧吸収性能の低下を補わせることができる。
以上より、耐熱性能および減圧吸収性能を確保しつつ、ラベルを凹凸少なく滑らかに胴部13に巻き付けることができる。
また、本実施形態では、補助柱部18が、前記傾斜する方向aと逆向きに延在しているので、補助柱部18の長さが大きくなりその剛性が小さくなるのを抑えることが可能になり、減圧時におけるパネル部17の陥没変形に追従して補助柱部18が折れ曲がるのを防ぐことができる。
さらに、補助柱部18が前記傾斜する方向aと逆向きに延在していることから、この補助柱部18の延在する方向が、減圧時に胴部13全体が前記中心軸線O回りにねじり変形する方向と逆になる。したがって、減圧時における胴部13全体の前記中心軸線O回りのねじり変形に追従してこの胴部13に巻き付けられたラベルがねじり変形し、このラベルにしわが生じようとしても、ラベルが補助柱部18の頂面に当接することにより、補助柱部18の頂面とラベルとの間に、しわを引き延ばして打ち消す方向の摩擦力を発生させることが可能になり、しわの発生を抑えることができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、パネル部17の前記中心軸線O方向における両端部は、上側環状リブ13cおよび下側環状リブ13eに接続してもよいし、接続しなくてもよい。
また、補助柱部18は、前記実施形態に限らず、例えば前記傾斜する方向a、前記中心軸線O方向、または胴部13の周方向に沿って延在させてもよい。
さらに、前記実施形態では、補助柱部18をパネル部17に1つ設けたが、複数設けてもよい。
また、パネル部17の形状や、パネル部17を補助柱部18で区画した形状は、パネル部17が前記傾斜する方向aに沿って延在していれば、前記実施形態に限られるものではない。
さらに、補助柱部18は、複数のパネル部17のうち少なくとも1つに形成していれば前記実施形態のように全てのパネル部17に形成しなくてもよい。
耐熱性能および減圧吸収性能を確保しつつ、ラベルを凹凸少なく滑らかに胴部に巻き付けることができる。
本発明に係る一実施形態として示したボトルの側面図である。 図1に示すボトルのA−A線矢視断面図である。
符号の説明
10 ボトル
11 口部
12 肩部
13 胴部
14 底部
17 パネル部
18 補助柱部
19 柱部
21 主パネル面
22 副パネル面
a 傾斜する方向
O 中心軸線

Claims (3)

  1. 口部、肩部、胴部および底部が合成樹脂で一体に形成されてなり、
    前記胴部に、その径方向内方に凹んだパネル部が、この胴部の周方向に間隔をあけて複数設けられ、周方向で隣り合うパネル部同士の間が柱部とされるとともに、ラベルが巻き付けられる合成樹脂製のボトルであって、
    前記パネル部は、このボトルの中心軸線に対して傾斜する方向に延在し、このパネル部の底面には、当該パネル部を複数に区画し、かつ前記柱部よりも径方向内方に位置する補助柱部が突設されていることを特徴とするボトル。
  2. 請求項1記載のボトルであって、
    前記補助柱部は、前記パネル部の傾斜方向と逆向きに延在していることを特徴とするボトル。
  3. 請求項1または2に記載のボトルであって、
    前記パネル部は、前記補助柱部によって主パネル面とこの主パネル面よりも面積が小さい副パネル面とに区画されていることを特徴とするボトル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000062743A (ja) * 1998-08-11 2000-02-29 Toyo Seikan Kaisha Ltd 丸型プラスチックボトル
JP2007008528A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Yoshino Kogyosho Co Ltd 合成樹脂製ボトル

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