JP2009006887A - カーテンエアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ブラケットをプロテクターに組付ける作業を簡単にした上で、一旦組付けた後はブラケットとプロテクターとが互いに容易に外れないようになした。
【解決手段】バッグ2と車体10との干渉を防止するプロテクター5と、バッグ2と車体10との間に介在してバッグ2を車体10に取付けると共にプロテクター5に形成した係止片部6、7がそれぞれ係合する係止受部8、9を有してプロテクター5を支持するブラケット4とを備えて、一方の係止片部6を、一方の係止受部8に挿入した後、一方の係止受部8内において一方の係止片部6を回転軸としてブラケット4を回転させることによって他方の係止片部7を前記他方の係止受部9に係合してプロテクター5にブラケット4が取付けられるように構成した。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両衝突時に展開して乗員を保護するエアバッグ装置、特に、車体の開口部の上縁に沿って設置されるカーテンエアバッグ装置に関するものである。
この種のカーテンエアバッグ装置は、一般に、車体の開口部例えば車両のサイドウインドウの上縁に沿ってバッグを折り畳んだ状態で取付けておき、車両の側面衝突時にバッグがカーテン状に膨張展開して乗員の頭部等を保護するようにしたものである。
このために、折り畳まれたバッグは、通常可撓性のある筒状のサックに収められており、且つ、車体の溶接部等によって干渉されないように、バッグの長手方向に沿って覆うようにプロテクターが例えば複数個配置され、且つ、各プロテクターにそれぞれ車体に設置するためのブラケットを取付けるようになっている。
このように構成するカーテンエアバッグ装置において、従来のプロテクター及びブラケットの構成は、図11、図12に示すようなものが知られている(特許文献1参照)。
特願2006−69248号公報。
図11、図12に示す従来の技術によれば、断面略L字状に形成された長尺のプロテクターaは、筒状のサックに折り畳まれた状態で挿着されたバッグbをカバーした状態で不図示の接着テープを巻き付けることによって添設している。
更に、プロテクターaの一側面に互いに対向する一対の脚部e、fを有して構成する係止片部gを例えば2組互いに離間した状態で立設し、脚部e、fは、それぞれ先端部に外向きに突出した係止爪e−1、f−1を有して構成している。
また、ブラケットhは、縦向き壁片iと横向き壁片jとを断面略L字状に連接することによって構成しており、横向き壁片jには、二組の係止片部g、gを嵌合係止する孔状の係止受部k、kが形成されている。
ブラケットhの縦向き壁片iは長手方向に沿ってクランク状に折り曲げられているとともに、一端側には、プロテクターaの一側面に形成した挿通孔a−1から挿通させたバッグbの帯状の耳部b−1がリベット等の止着具mにより止着されており、他端側には、不図示の車体への仮止め用のクリップnが係着されているとともに、クリップnに対して中央側に寄った位置において、ねじ等により車体に本止めするための取付け孔oが穿設されている。
そして、ブラケットhをプロテクターaに装着するには、係止爪e−1、f−1を係止受部k、k内にそれぞれ挿入することによって、脚部eと脚部fとを互いに弾性変形させながら近づけて、係止片部g、gを係止受部k、k内にそれぞれ挿入して行き、係止爪e−1、f−1が係止受部k、kを乗り越えたときに、両脚部e、fの弾性変形が解除され、係止爪e−1、f−1が横向き壁片jに引っ掛かってそれぞれ係止受部k、kに係合することによって、プロテクターaがブラケットhに支持されることになる。
上記のように構成する従来の技術においては、ブラケットhをプロテクターaに組付ける作業を容易にするためには、プロテクターa側の係止片部g、gの係止爪e−1、f−1における横向き壁片jへの引っ掛かり代を小さく設定すればよいことになるが、このように設定した場合、ブラケットhをプロテクターaに組付け、バッグbとともにユニット化した後に、運搬したり、車体に組付けるような際に、両係止爪e−1、f−1が不用意に弾性変形或いは撓むことにより互いに横向き壁片iから容易に抜けてしまうことがあり、特に図11に示すように、プロテクターa自身に長手方向に段差がある部分にブラケットhを組付けるような場合には、結果として、プロテクターaからブラケットhが外れ易い構造となってしまい、ブラケットhへのプロテクターaの組付け作業をやり直さなければならなくなってしまう。
そこで、本発明は、かかる点に鑑み、ブラケットをプロテクターに組付ける作業を簡単にした上で、一旦組付けた後はブラケットとプロテクターとが互いに容易に外れないようになしたカーテンエアバッグ装置を提供することを目的としている。
本発明に係るカーテンエアバッグ装置は、インフレータを備えるとともに折り畳まれた状態で車体の開口部の上縁に沿って配置されるバッグと、前記バッグの長手方向に沿って配置され前記バッグと前記車体との干渉を防止するプロテクターと、前記バッグと前記車体との間に介在して前記バッグを車体に取付けるとともに前記プロテクターに形成した係止片部が係合する係止受部を有して前記プロテクターに取付けるブラケットと、を備えて構成するカーテンエアバッグ装置であって、前記係止片部及び前記係止受部を、少なくとも二組構成とし、前記両係止片部のうち、一方の係止片部を、前記両係止受部のうち一方の係止受部に挿入した後、前記一方の係止受部内において前記一方の係止片部を回転軸として前記ブラケットを回転させることによって前記他方の係止片部を前記他方の係止受部に係合して前記プロテクターにブラケットを取付けるように構成したことを特徴とする。
かかる構成により、一方の係止片部を、一方の係止受部に挿入した後、当該一方の係止片部を回転軸として一方の係止受部内においてブラケットを回転させることによって他方の係止片部を他方の係止受部に係合してプロテクターにブラケットが取付けられるように構成しているために、ブラケットにプロテクターを組付ける作業を簡単にした上で、一旦組付けた後はブラケットとプロテクターとが互いに容易に外れないようにすることができることになり、カーテンエアバッグ装置の車体への取付け作業時や輸送・搬送時に、プロテクターの不用意な変形や撓みによりブラケットが外れないようにできる。
また、本発明に係るカーテンエアバッグ装置は、前記一方の係止片部を回転軸として前記ブラケットを回転させることによって前記他方の係止片部を前記他方の係止受部に係合した状態において、前記一方の係止片部は、前記一方の係止受部を脱離不能に保持するように構成してもよい。
かかる構成により、一方の係止片部を回転軸として、ブラケットを回転させることによって、他方の係止片部を他方の係止受部に係合した状態において、一方の係止片部が一方の係止受部を脱離不能に保持するようにしたので、プロテクターとブラケットとの係合が更に強固に確実にすることができる。
また、上記本発明における二組の係止片部は、前記プロテクターにおいて互いに交叉する方向に延在するように形成されているとともに、前記二組の係止片部をそれぞれ係合すべく、前記一対の係止受部が前記ブラケットにおける互いに交差する一対の面部にそれぞれ形成するように構成してよい。
かかる構成にすることより、プロテクター側の2組の係止片部は、それぞれ互いに交叉する面上においてブラケット側の各係止受け部にそれぞれ係止されることになって、プロテクターとブラケットとの係合を更に強固にして、確実にプロテクターの変形や撓みに対してブラケットの外れを防止することができる。
上記のように構成する本発明によれば、一方の係止片部を、一方の係止受部に挿入した後、当該一方の係止片部を回転軸として一方の係止受部内においてブラケットを回転させることによって他方の係止片部を他方の係止受部に係合してプロテクターにブラケットが取付けられるように構成しているために、ブラケットにプロテクターを組付ける作業を簡単にした上で、一旦組付けた後はブラケットとプロテクターとが互いに容易に外れないようにすることができることになり、カーテンエアバッグ装置の車体への取付け作業時や輸送・搬送時に、プロテクターの不用意な変形や撓みによりブラケットが外れないようにできる。
次に、本発明に係る第1の実施の形態について、図1乃至図3を用いて説明する。
図1は本発明に係る実施の形態を採用したカーテンエアバッグ装置を備えた車両の開口部付近を描画した概略側面図、図2は図1のX円内を拡大して描画した分解斜視図、図3は図2におけるプロテクターにブラケットを取付ける初期段階を描画した斜視図、図4は同じくプロテクターにブラケットを取付け完了した状態を描画した一部分解斜視図、図5は図3のA−A断面図、図6は図4におけるB−B断面図である。
先ず、図1において、カーテンエアバッグ装置1は、車体10の開口部10a例えばサイドウインドウ11の上方に沿って、フロントピラー部12からルーフサイドレール部13を通ってリヤーピラー部14に至る間に配置されている。
カーテンエアバッグ装置1は、図2に示すように可撓性を有する通常布製のサック2a内に折り畳んだ状態で長尺帯状をなすよう挿着されたナイロン製のバッグ2と、バッグ2を膨張展開するためのガスを発生させるインフレータ3と、バッグ2をインフレータ3とともに車体10に取付けるための複数のブラケット4と、バッグ2と車体10との干渉を防止するとともにブラケット4を介して車体10に支持される複数(実施の形態では、車体の前後及び中央の3個構成)のプロテクター5とをユニット化して構成している。
このようにカーテンエアバッグ装置1は、ユニット化されているために、図2に示すように、先ず、プロテクター5(図1のX円内における車体10のリヤー側に配置されたプロテクター5を代表として説明する)は、断面略L字状に形成されており、折り畳まれた状態でサック2aに挿着されたバッグ2を不図示の接着テープを巻き付けることによってカバーした状態で添設されている。
プロテクター5は、一側面5a即ち車体10に装着した場合における上面となる側面が傾斜面を有することにより上下方向に段差のある側面を呈しており、一側面5aには、互いに段違いとなった二組の係止片部6、7が起立形成されている。
係止片部6は、互いに対向するように配置された一対の脚部6a、6bを有して構成しており、脚部6a、6bの先端部には互いに外方に突出した係止爪6a−1、6b−1が形成されている。
また、係止片部7は、互いに対向するように配置された一対の脚部7a、7bを有して構成しており、脚部7a、7bの先端部には互いに対向して突出した係止爪7a−1、7b−1が形成されている。
そして、二組の係止片部6、7のうち、一方の係止片部6は、プロテクター5において車体10の上下方向に延在するように形成されているのに対し、他方の係止片部7は、係止片部6の延在方向に対して交差する方向である車体10の左右方向に延在するように構成されている。
また、一方の係止片部6に対向するような位置における一側面5aの角部付近には、長孔状の挿通孔5a−1が形成されており、サック2aから突出したバッグ2の耳部2bを挿通させるようになっている。
一方、ブラケット4は、横向き壁片4aと縦向き壁片4bとを断面略L字状に連接することにより構成しており、横向き壁片4aの一端部には、係止片部6が嵌合係止する長方形孔状の一方の係止受部8が形成されるとともに、横向き壁片4aの他端部先端には、垂下小片4a−1が形成されおり、垂下小片4a−1には、他方の係止片部7が嵌合係止する長方形孔状の他方の係止受部9が形成されている。
したがって、両係止受部8、9は、両係止片部6、7の延在方向に合うように、開口方向が互いに交差する方向となっているとともに、一方の係止受部8は、その長手方向が縦向き壁片4aに交差する方向に延在しているのに対し、他方の係止受部9は、その長手方向が横向き壁片4aに沿う方向に延在している。
また、ブラケット4の縦向き壁片4bは、長手方向にクランク状に折り曲げられているとともに、一端側には、プロテクター5に形成した挿通孔5a−1に挿通させたバッグ2の耳部2bが図4に示すリベット4c等により止着されており、他端側には、車体10の仮止め用のクリップ4dが止着されているとともに、クリップ4dに対して中央側に寄った位置において、ねじ等により車体10に本止めするための取付け孔4eが穿設されている。
以上のように構成する場合、図3で示すように、バッグ2の耳部2bを挿通孔5a−1に挿通させておくとともに、先ず、一方の係止片部6の両係止爪6a、6bをそれぞれ一方の係止受部8の長手辺方向に対向させることによって脚部6a、6bが一方の係止受部8の短手辺方向に沿わせた状態で係止受部8を挿通する位置まで、一方の係止片部6を係止受部8に挿入する。
この際、両係止爪6a−1、6b−1は、一方の係止受部8の長手辺側に対向させていることから、図5に示すように、ブラケット4の横向き壁片4aに係合させていないか或いは僅か係合する程度にすることができることから、一方の係止受部8への挿入が容易に行えることになる。
そして、図3に示す状態から、一方の係止受部8内において、一方の係止片部6の脚部6a、6bを回転軸として、ブラケット4を矢印の方向に回転させる。
この結果、垂下小片4a−1に形成した他方の係止受部9が他方の係止片部7側に移動して、図4に示すように他方の係止片部7の係止爪7a−1を他方の係止受部9内に挿通させる。
したがって、他方の係止片部7の係止爪7a−1、7b−1は、互いに他方の係止受部9の下端壁部9aを挟着する形で、係合されることになる。
このような状態では、図6に示すように、一方の係止片部6の係止爪6a−1、6b−1は、一方の係止受部8の短手辺に対向する位置において係合していることから、ブラケット4の横向き壁辺4aに係合代を大きくして係合していることになる。
かかる構成により、先ず、一方の係止片部6を一方の係止受け部8の長手方向に沿って挿入するようにして、一方の係止片部6の一方の係止受部8への係入を容易にするとともに、この状態から次に、ブラケットをプロテクターに対して回転させることによって、一方の係止片部6の係止爪6a−1、6b−1を一方の係止受部8の短手方向側に沿わせる。
これによって、係止片部6の係止爪6a−1、6b−1は、一方の係止受部8の周縁部におけるブラケット4の横向き壁片4aへの係合幅を大きくして係合力を高めて脱離不能にすることができることになり、ブラケット4をプロテクター5に組付ける作業を簡単にした上で、一旦組付けた後はブラケット4とプロテクター5とが互いに容易に外れないようにすることができることになり、カーテンエアバッグ装置1の車体10への取付け作業時や輸送・搬送時に、プロテクター5の不用意な変形や撓みによりブラケット4が外れるようなことを防止できる。
また、一方の係止片部6の係止爪6a−1、6b−1は横向き壁片4aの面上において係合しているのに対し、他方の係止片部7の係止爪7a−1、7b−1は横向き壁片4aの先端部に形成した垂下小片4a−1に係合していることから、一方の係止片部6の係止爪6a−1、6b−1と他方の係止片部7の係止爪7a−1、7b−1とは、それぞれ互いに交叉する面上においてブラケット4にそれぞれ係止されることになって、プロテクター5とブラケット4との係合を更に強固にして、確実にプロテクター5の変形や撓みに対してブラケット4の外れを防止することができる。
次に、図7ないし図10を用いて、本発明に係る第2の実施の形態について説明する。
先ず、図7及び図8に示す第2の実施の形態においては、プロテクター5側に設ける一方の係止片部6と他方の係止片部7及びブラケット4側に設ける一方の係止受部8と他方の係止受部9とが、それぞれ上記実施の形態とは車体10の前後方向において逆位置になるように配列したものである。
この結果、一方の係止片部6を、先ず垂下小片4a−1に形成した一方の係止受部8に挿通させた後、ブラケット4をプロテクター5に対して図8の矢印方向に回転させた後、他方の係止片部7を他方の係止受部9の下端壁部9aに係合することになる。
また、図9及び図10に示す第3の実施の形態においては、プロテクター5側に設ける一方の係止片部6と他方の係止片部7及びブラケット4側に設ける一方の係止受部8と他方の係止受部9とは、それぞれ上記第1の実施の形態におけると同様に車体10の前後方向において同位置になるように配列した点同じであるが、一方の係止片部6と他方の係止片部7とは、プロテクター5の一側面5aに対して同一方向に延在形成されている点異なる。
また、これに関連して、ブラケット4側に設ける他方の係止受部9は、第1の実施の形態においては垂下小片4a−1に形成したのとは異なり、垂下小片4a−1を廃止するとともに、一方の係止受部9と同様に、ブラケット4の横向き壁片4aに形成しており、この結果、両係止受部8、9は、両係止片部6、7の延在方向に合うように、開口方向を同一方向、即ち横向き壁片4aに沿うことになる。
したがって、図9に示す状態(すなわち、プロテクター5に対して、ブラケット4が交差するようにして)から、一方の係止片部6の両係止爪6a−1、6b−1をそれぞれ一方の係止受部8の長手方向に対向させることによって脚部6a、6bが一方の係止受部8の短手方向に沿わせた状態で係止受部8を挿通する位置まで、一方の係止片部6を係止受部8に挿入した後、一方の係止受部8内において、一方の係止片部6の脚部6a、6bを回転軸として、ブラケット4をプロテクター5に並行するように回転させるとともに、ブラケット4の他方の係止受部9側を若干上げた状態で傾斜させ、他方の係止受部9を他方の係止片部7上に移動し、この状態からブラケット4の他方の係止受部9側を下げることによって、図10に示すように他方の係止受部9に他方の係止片部7を係合させることになる。
上記第2及び第3の実施の形態においても、第1の実施の形態と同様に、プロテクター5側の一方の係止片部6をブラケット4側の一方の係止受部8に容易に挿入させた後ブラケット4を回転させることによって一方の係止片部6の一方の係止受部8への係合幅を大きくして係合力を高めることができることになり、ブラケット4をプロテクター5に組付ける作業を簡単にした上で、一旦組付けた後はブラケット4とプロテクター5とが互いに容易に外れないようにすることができることになり、カーテンエアバッグ装置1の車体10への取付け作業時や輸送・搬送時に、プロテクター5の不用意な変形や撓みによりブラケット4が外れるようなことを防止できることになる。
以上説明したように、本発明は、一方の係止片部を、一方の係止受部に挿入した後、当該一方の係止片部を回転軸として一方の係止受部内においてブラケットを回転させることによって他方の係止片部を他方の係止受部に係合してプロテクターにブラケットが取付けられるように構成しているために、ブラケットにプロテクターを組付ける作業を簡単にした上で、一旦組付けた後はブラケットとプロテクターとが互いに容易に外れないようにすることができることになり、カーテンエアバッグ装置の車体への取付け作業時や輸送・搬送時に、プロテクターの不用意な変形や撓みによりブラケットが外れないようにできることになり、車両衝突時に展開して乗員を保護するエアバッグ装置、特に、車体の開口部の上縁に沿って設置されるカーテンエアバッグ装置等に好適であるといえる。
本発明に係る第1の実施の形態を採用したカーテンエアバッグ装置を備えた車両の開口部付近を描画した概略側面図である。 図1のX円内を拡大して描画した分解斜視図である。 図2におけるプロテクターにブラケットを取付ける初期段階を描画した斜視図である。 同じくプロテクターにブラケットを取付け完了した状態を描画した一部分解斜視図である。 図3のA−A断面図である。 図4におけるB−B断面図である。 本発明に係る第2の実施の形態の場合のプロテクターとブラケットとを分解して描画した斜視図である。 同じく、プロテクターにブラケットを組み付けた状態を描画した斜視図である。 本発明に係る第3の実施の形態の場合のプロテクターとブラケットとを分解して描画した斜視図である。 同じく、プロテクターにブラケットを組み付けた状態を描画した斜視図である。 従来におけるカーテンエアバッグ装置におけるプロテクターにブラケットを組み付けた状態を描画した斜視図である。 図11のC−C断面図である。
符号の説明
1 カーテンエアバッグ装置
2 バッグ
3 インフレータ
4 ブラケット
5 プロテクター
6 一方の係止片部
7 他方の係止片部
8 一方の係止受部
9 他方の係止受部
10 車体
10a 開口部

Claims (3)

  1. インフレータを備えるとともに折り畳まれた状態で車体の開口部の上縁に沿って配置されるバッグと、前記バッグの長手方向に沿って配置され前記バッグと前記車体との干渉を防止するプロテクターと、前記バッグと前記車体との間に介在して前記バッグを車体に取付けるとともに前記プロテクターに形成した係止片部が係合する係止受部を有して前記プロテクターに取付けるブラケットと、を備えて構成するカーテンエアバッグ装置であって、
    前記係止片部及び前記係止受部を、少なくとも二組構成とし、前記両係止片部のうち、一方の係止片部を、前記両係止受部のうち一方の係止受部に挿入した後、前記一方の係止受部内において前記一方の係止片部を回転軸として前記ブラケットを回転させることによって前記他方の係止片部を前記他方の係止受部に係合して前記プロテクターにブラケットを取付けるように構成したことを特徴とするカーテンエアバッグ装置。
  2. 前記一方の係止片部を回転軸として前記ブラケットを回転させることによって前記他方の係止片部を前記他方の係止受部に係合した状態において、前記一方の係止片部は、前記一方の係止受部を脱離不能に保持するように構成したことを特徴とする請求項1に記載のカーテンエアバッグ装置。
  3. 前記二組の係止片部は、前記プロテクターにおいて互いに交叉する方向に延在するように形成されているとともに、前記一対の係止片部をそれぞれ係合すべく、前記一対の係止受部が前記ブラケットにおける互いに交差する一対の面部にそれぞれ形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載のカーテンエアバッグ装置。

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