JP2009006683A - 流体吐出装置、及び、流体吐出方法 - Google Patents

流体吐出装置、及び、流体吐出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】クリーニング時にノズルからインクを効果的に回収することにある。
【解決手段】流体を吐出するノズルを有するヘッドと、前記ヘッドに供給される前記流体を収容する収容部と、前記流体が前記収容部から前記ヘッドへ向かうように、前記流体を加圧する加圧部と、前記ノズルに非接触状態で対向する位置に位置する際に、前記加圧部に加圧されて前記ノズルから吐出された前記流体を受ける受け部と、を備えることを特徴とする流体吐出装置。
【選択図】図4

Description

本発明は、流体吐出装置、及び、流体吐出方法に関する。
流体吐出装置の一つとして、紙や布、フィルムなどの各種媒体に流体(インク)を吐出して印刷を行うインクジェットプリンタが知られている。この流体吐出装置は、流体を吐出するノズルを有するヘッドと、前記ヘッドに供給される流体を収容する収容部を備えており、収容部からヘッドに供給された流体がノズルから吐出される。
ところで、流体吐出装置においては、ノズルが流体によって目詰まりを起こすことがあり、この目詰まりを解消するためにクリーニング動作が実行される。このクリーニング動作として、従来においては、封止部材(キャップ)にノズルを封止させた状態で吸引部材にノズルの流体を吸引させることにより、目詰まりの原因となった流体を回収(クリーニング)している。
特開2005−53119号公報
しかし、封止部材がノズルを適切に封止できないことがある。例えば、ノズルが広範囲に配列されている場合には封止部材が大きくなるが、封止部材が大きいと当該封止部材の形状精度が低下しやすいため、封止部材の一部がノズルを封止できないことがある。そして、このように封止部材の封止が不適切だと、吸引部材による流体の吸引効率も低下するため、目詰まりの原因となった流体を効果的に回収できない恐れがある。
本発明は係る課題に鑑みてなされたものであり、目的とするところは、クリーニング時にノズルから流体を効果的に回収することにある。
前記課題を解決するために、主たる本発明は、
流体を吐出するノズルを有するヘッドと、
前記ヘッドに供給される前記流体を収容する収容部と、
前記流体が前記収容部から前記ヘッドへ向かうように、前記流体を加圧する加圧部と、
前記ノズルに非接触状態で対向する位置に位置する際に、前記加圧部に加圧されて前記ノズルから吐出された前記流体を受ける受け部と、
を備えることを特徴とする流体吐出装置である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本明細書及び添付図面の記載により少なくとも次のことが明らかにされる。
流体を吐出するノズルを有するヘッドと、
前記ヘッドに供給される前記流体を収容する収容部と、
前記流体が前記収容部から前記ヘッドへ向かうように、前記流体を加圧する加圧部と、
前記ノズルに非接触状態で対向する位置に位置する際に、前記加圧部に加圧されて前記ノズルから吐出された前記流体を受ける受け部と、
を備えることを特徴とする流体吐出装置。このような流体吐出装置によれば、封止部材でノズルを封止することなく、クリーニング時にノズルから流体を効果的に回収することが可能となる。
また、かかる流体吐出装置であって、
前記位置は、第一位置であり、
前記受け部が、前記第一位置、及び、前記第一位置よりも前記ノズルから離れた第二位置に選択的に位置するように、前記ヘッドと前記受け部を相対移動させる移動機構、
を備えることが望ましい。かかる場合には、受け部を小さくでき、また、吐出された流体が受け部に確実に収まりやすくなる。
また、かかる流体吐出装置であって、
前記ヘッドは、複数の前記ノズルが列状に並んだノズル列を複数有し、
前記受け部は、前記第一位置に位置する際に、前記複数のノズル列のうちの一つのノズル列に非接触状態で対向して、前記加圧部に加圧されて前記ノズル列から吐出された前記流体を受けることが望ましい。かかる場合には、複数のノズル列から選択的に流体を回収できる。
また、かかる流体吐出装置であって、
前記ヘッドは上下方向の上方に、前記受け部は前記上下方向の下方に、それぞれ設けられ、
前記移動機構は、前記上下方向において前記ヘッドと前記受け部を相対移動させ、
前記複数のノズル列は、前記上下方向と交差する交差方向に並んでおり、
前記上下方向において前記第一位置に位置する前記受け部が、前記複数のノズル列のうちの一つのノズル列に選択的に対向するように、前記交差方向において前記ヘッドと前記受け部を相対移動させる第二移動機構を備えることが望ましい。かかる場合には、クリーニングに要する時間を短くできる。
また、かかる流体吐出装置であって、
前記第一位置に位置する前記受け部が受けた前記流体を吸引する吸引部材を備えることが望ましい。かかる場合には、受け部に流体が堆積することを抑制できる。また、受け部が小さくても、受け部から流体が溢れることを防止できる。
また、かかる流体吐出装置であって、
前記受け部は、金属製の溝部であることが望ましい。かかる場合には、受け部が流体をより効果的に受けられる。
また、ヘッドに設けられたノズルから吐出された流体を、前記ノズルに非接触状態で対向する位置に位置する受け部に受けさせるために、前記流体を収容する収容部から前記ヘッドへ前記流体が向かうように前記流体を加圧させて、前記ノズルから前記流体を吐出させるステップ、
を有することを特徴とする流体吐出方法。このような流体吐出方法によれば、クリーニング時にノズルから流体を効果的に回収することが可能となる。
==ラインヘッドプリンタ==
流体吐出装置をインクジェットプリンタとし、また、インクジェットプリンタの中のラインヘッドプリンタ(以下、単にプリンタ1と呼ぶ)を例に挙げて、プリンタ1の構成と印刷処理について説明する。
<<プリンタ1の構成について>>
プリンタ1の構成について、図1、図2A、図2B、図3を用いて説明する。図1は、本実施形態のプリンタ1の全体構成ブロック図である。図2Aは、プリンタ1の断面図である。図2Bは、プリンタ1が用紙S(媒体)を搬送する様子を示す図である。図3は、ヘッド31の下面におけるノズルの配列を示した模式図である。なお、図2Bは、図2Aに示す方向Xからヘッドユニット30等を見た図である。
外部装置であるコンピュータ60から印刷データを受信したプリンタ1は、コントローラ10により、各ユニット(搬送ユニット20、ヘッドユニット30等)を制御し、用紙Sに画像を形成する。また、プリンタ1内の状況を検出器群40が監視し、その検出結果に基づいて、コントローラ10は各ユニットを制御する。
コントローラ10は、プリンタ1の制御を行うための制御ユニットである。インターフェース部11は、外部装置であるコンピュータ60とプリンタ1との間でデータの送受信を行うためのものである。CPU12は、プリンタ1全体の制御を行うための演算処理装置である。メモリ13は、CPU12のプログラムを格納する領域や作業領域等を確保するためのものである。CPU12は、メモリ13に格納されているプログラムに従ったユニット制御回路14により各ユニットを制御する。
搬送ユニット20は、用紙Sを印刷可能な位置に送り込み、印刷時には搬送方向に所定の搬送量で用紙Sを搬送させる。この搬送ユニット20は、図2Aに示すように、給紙ローラ21と、搬送ローラ22と、プラテン23と、排紙ローラ24とを有する。給紙ローラ21は、紙挿入口に挿入された用紙Sをプリンタ1内に給紙するためのローラである。搬送ローラ22は、給紙ローラ21によって給紙された用紙Sを印刷可能な領域まで搬送するローラである。プラテン23は、印刷中の用紙Sを支持する。排紙ローラ24は、用紙Sをプリンタ1の外部に排出するローラである。
ヘッドユニット30は、用紙Sに流体としてのインクを吐出するためのものである。ヘッドユニット30は、搬送中の用紙Sに対してインクを吐出することにより、用紙Sにドットを形成し、もって画像を用紙Sに印刷する。そして、本実施の形態に係るヘッドユニット30は、紙幅分のドットを一度に形成することができる。ヘッドユニット30は、ヘッド31を有する。ヘッド31には、図3に示すように4つのノズル列、すなわち、ブラックインクノズル列(ノズル列K)、シアンインクノズル列(ノズル列C)、マゼンタインクノズル列(ノズル列M)及びイエローインクノズル列(ノズル列Y)が形成されている。各ノズル列は、紙幅方向に沿って一定の間隔dで列状に並んでいるノズルを複数個(n個)備えている。各ノズルには、図中の左から順に番号が付されている(#1〜#n)。そして、各ノズルには、インクが入った圧力室(不図示)と、圧力室の容量を変化させてインクを吐出させるための駆動素子(ピエゾ素子)が設けられている。
<<印刷処理について>>
上述した構成を有するプリンタ1の印刷処理について説明する。コントローラ10は、コンピュータ60から印刷命令及び印刷データを受信すると、印刷データに含まれる各種コマンドの内容を解析し、各ユニットを用いて、以下の処理を行う。
まず、コントローラ10は、給紙ローラ21を回転させ、印刷すべき用紙Sをプリンタ1内に給紙する。そして、コントローラ10は、搬送ローラ22を回転させ、給紙された用紙Sを印刷開始位置に位置決めする。このとき、用紙Sは、ヘッド31の少なくとも一部のノズルと対向している。
次に、用紙Sは搬送ローラ22によって一定速度で停まることなく搬送され、ヘッド31の下(プラテン23の上)を通る。ヘッド31の下を用紙Sが通る間に、各ノズルからインクが断続的に吐出される。その結果、用紙S上には搬送方向に沿った複数のドットからなるドット列(ラスタライン)が形成される。そして、最後に、コントローラ10は、排紙ローラ24により、画像の印刷が終了した用紙Sを排紙する。
==インク供給ユニットとインク回収ユニットの構成==
プリンタ1においては、印刷処理の実行によりヘッド31内のインクが減るため、ヘッド31にインクを供給する(充填する)必要がある。また、ヘッド31(ノズル)のクリーニングの際にノズルからインクが吐出されるが、当該インクを回収する必要がある。そこで、プリンタ1は、インクカートリッジ35からヘッド31にインクを供給し、クリーニング時にノズルから吐出されたインクをインク受け部25に受けさせて回収している。
そこで、以下においては、インク供給ユニット(図1)とインク回収ユニット(図1)の構成について、図4A、図4B、図5A、図5Bを用いて説明する。図4Aは、インク受け25が待機位置に位置して、印刷処理が実行されている様子を示した模式図ある。図4Bは、クリーニング位置に位置するインク受け25が、ノズルから吐出されたインクを受ける様子を示した模式図である。図5Aは、インク受け25が、クリーニング時にノズル列Yから吐出されたインクを受ける様子を示した図である。図5Bは、インク受け25が、クリーニング時にノズル列Cから吐出されたインクを受ける様子を示した図である。
プリンタ1は、ヘッド31に供給されるインクを収容する収容部の一例としてのインクカートリッジ35を有している。このインクカートリッジ35は色毎に設けられており、例えば、イエローインクを収容したインクカートリッジ35から、イエローノズル列Yにイエローインクが供給される。
また、インクカートリッジ35の近傍には、ヘッド31のクリーニングの際に、インク(より具体的には、インクカートリッジ35内に設けられた、インクを収容したパック)を加圧する加圧部の一例としての加圧ポンプ36が設けられている。加圧ポンプ36がパックを加圧することにより、当該パックが圧縮され、この結果、パック内のインクもインクカートリッジ35からヘッド31へ向かうように加圧されることとなる。そして、加圧ポンプ36に加圧されたインクは、インクカートリッジ35からチューブ37を通ってヘッド31へ強制的に流れる。
なお、印処処理中においては、加圧ポンプ36がインクを加圧しない。これは、図4Aに示すように上下方向においてインクカートリッジ35がヘッド31よりも上方に位置することにより、インクカートリッジ35に収容されたインクが、圧力差によりヘッド31に向かって流れるためである。また、印刷処理中のインクの消費量が単位時間当たりにそれほど多くなく、インクを強制的に流して供給する必要もないためである。
インク回収の構成として、プリンタ1は、ノズルから吐出されたインクを受ける受け部の一例としてのインク受け25を有している。このインク受け25は、溝25aを有する金属製の溝部である。この溝25aの長手方向は、紙幅方向(図2B)に沿っており、溝25aが、ノズル列の各ノズルと対向するようになっている。また、インク受け25は、上下方向においてヘッド31よりも下方に設けられており、図4Aに示す待機位置と図4Bに示すクリーニング位置の間を移動する。
ここで、クリーニング位置とは、ヘッド31のクリーニング時に、インク受け25が非接触状態で対向するノズル列から吐出されたインクをインク受け25が受ける位置である。インク受け25は、クリーニング位置に位置する際に、加圧ポンプ36に加圧されてノズル列から吐出されたインクを受ける。なお、クリーニング位置に位置するインク受け25とノズルとの間隔は極めて小さい(図4B等に示す当該間隔は、実際の大きさよりも大きい)ので、吐出されたインクは確実にインク受け25内に収まる。待機位置とは、上下方向においてクリーニング位置よりもノズル列から離れた位置であり、印刷処理中の用紙Sの搬送を邪魔しないように、用紙Sよりも下方に位置する位置である。
クリーニング位置に位置するインク受け25は、上下方向における位置を保ったまま、上下方向と交差する搬送方向(交差方向)に並んだ4つのノズル列のうちの何れかのノズル列に対向するように、搬送方向に移動可能な構成となっている。そして、インク受け25は、4つのノズル列のうちの一つのノズル列に非接触状態で対向して、加圧ポンプ36に加圧されてノズル列から吐出されたインクを受ける。
また、プリンタ1は、クリーニング位置に位置するインク受け25が受けたインクを吸引する吸引部材の一例としての吸引ポンプ26を有している。この吸引ポンプ26の吸引により、インク受け25のインクが、チューブ27を流れて、吸引ポンプ26よりも下流側にてチューブ27と繋がっている貯留部(不図示)に貯留される。これにより、目詰まりの原因となったインクが貯留部に回収されることとなる。
ところで、インク受け25の上下方向における待機位置とクリーニング位置の間の移動は、インク受け25に設けられた上下方向移動機構28a(移動機構に相当する)によって行われる。具体的には、モータ29(図2A)から駆動力を受けた上下方向移動機構28a(例えば、カムから構成される)が動作することにより、インク受け25が、上下方向に移動して、待機位置及びクリーニング位置に選択的に位置する。
また、上下方向においてクリーニング位置に位置するインク受け25の搬送方向における移動は、インク受け25に設けられた搬送方向移動機構28b(第二移動機構に相当する)によって行われる。具体的には、上下方向移動機構28aと同様に、モータ29から駆動力を受けた搬送方向移動機構28b(例えば、カムから構成される)が動作することにより、インク受け25が、4つのノズル列のうちの一つのノズル列に選択的に対向するように、搬送方向に移動する。
なお、上下方向移動機構28aと搬送方向移動機構28bは、上述した構成に限定されず、カムの代わりにラック及びピニオンを用いてもよい。また、吸引部材として、吸引ポンプ26を例に説明したが、これに限定されるものではなく、例えばシリンダ及びピストンを用いても良い。
==クリーニング制御について==
ノズルのインクが使用されないことでインクの粘度が大きくなると、当該インクによってノズルの目詰まりが発生する。この目詰まりを解消するために、本実施の形態に係るプリンタ1は、以下に説明するクリーニング制御を実行する。このクリーニング制御は、主に、(1)待機位置に位置するインク受け25をヘッド31に対して相対移動させてクリーニング位置に位置させ、(2)クリーニング位置に位置するインク受け25にインクを受けさせるために、インクカートリッジ35からヘッド31へ向かうようにインクを加圧させて、ノズルからインクを吐出させる、ことに特徴がある。
図6は、本実施形態に係るクリーニング制御を説明するためのフローチャートである。本クリーニング制御は、ユーザー等によってプリンタ1の電源がオンされた直後であって、印刷処理が実行される前に、行われる。
本制御が実行されるときのプリンタ1の各種動作は、主として、コントローラ10により実現される。特に、本実施の形態においては、メモリ13に格納されたプログラムをCPU12が処理することにより実現される。そして、このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
まず、コントローラ10は、上下方向移動機構28aにより、待機位置(図4A)に位置するインク受け25をクリーニング位置(図4B)へ移動させる(ステップS102)。クリーニング位置に位置するインク受け25は、非接触状態でノズル列Yに対向する。
次に、コントローラ10は、ノズル列Yをクリーニングする場合には(ステップS104:Yes)、加圧ポンプ36にイエローインクを所定時間だけ加圧させる(ステップS106)。イエローインクは、加圧ポンプ36によりインクカートリッジ35からヘッド31へ向かうように加圧されて、ノズル列Y(図3に示すn個のノズル)から強制的に吐出される(この際、目詰まりの原因となったインクも、一緒に吐出される)。吐出されたインクをインク受け25が受ける。これにより、ノズル列Yの目詰まりの原因となったインクが除去されることとなる。
次に、他のノズル列(ノズル列M、ノズル列C、ノズル列K)をクリーニングする場合には(ステップS108:Yes)、コントローラ10は、搬送方向移動機構28bにより、インク受け25を搬送方向に移動させる(ステップS110)。搬送方向に移動したインク受け25は、ノズル列M、ノズル列C、ノズル列Kのうちの何れかのノズル列に対向する。ここでは、図5Bに示すように、インク受け25がノズル列Cに対向するものとする。そして、コントローラ10は、加圧ポンプ36にシアンインクを所定時間だけ加圧させる(ステップS112)。シアンインクは、加圧されてノズル列C(図3に示すn個のノズル)から強制的に吐出され、吐出されたインクをインク受け25が受ける。これにより、ノズル列Cの目詰まりの原因となったインクが除去されることとなる。
さらに、他のノズル列をクリーニングする場合には(ステップS114:Yes)、上述したステップS110、S112を繰り返して、当該ノズル列をクリーニングする。このように、本実施の形態においては、ノズル列毎に独立してクリーニングが実行される。
なお、上述したノズルのクリーニングが実行されている間、コントローラ10は、吸引ポンプ26(図4B)を動作させて、インク受け25が受けたインクを吸引させる。これにより、インク受け25のインクが、チューブ27を通って貯留部に流れる。このため、インク受け25にインクが堆積することを抑制できる。
一方、クリーニングするノズル列が他に無い場合には(ステップS114:No)、コントローラ10は、搬送方向移動機構28bによりインク受け25をノズル列Yに対向させた後に、上下方向移動機構28aによりインク受け25を待機位置に移動させる(ステップS116)。これにより、本実施の形態に係るクリーニング制御が終了する。
ところで、上述したクリーニング制御は、プリンタ1の電源がオンされた直後に実行されることとして説明したが、これに限定されるものではない。例えば、ノズルが継続してインクを吐出しない時間が所定時間を超えた場合に、上述したクリーニング制御が実行されてもよい。
また、上記では、上下方向移動機構28aが、インク受け25に設けられていることとしたが、ヘッド31に設けられていることとしてもよい。かかる場合には、インク受け25は上下方向に移動せず、ヘッド31が上下方向移動機構28aによって上下方向に移動することにより、インク受け25が待機位置及びクリーニング位置に選択的に位置する。このため、上下方向移動機構28aは、インク受け25がクリーニング位置または待機位置に位置するように、ヘッド31とインク受け25を相対移動させれば良い。
==本実施の形態に係るプリンタ1の有効性について==
上述したように、本実施の形態に係るプリンタ1は、(1)インクがインクカートリッジ35からヘッド31へ向かうように、インクを加圧する加圧ポンプ36と、(2)ノズルに非接触状態で対向するクリーニング位置に位置する際に、加圧ポンプ36に加圧されてノズルから吐出されたインクを受けるインク受け25と、を備える。これにより、クリーニング時にノズルからインクを効果的に回収することが可能となる。
すなわち、加圧ポンプ36を設けた場合には、インクを加圧することにより当該インクがインクカートリッジ35からヘッド31へ向かうように強制的に流れる。このため、加圧されたインクがノズルから吐出されることにより、ノズルの目詰まりの原因となったインクも吐出されることになり、この結果、当該インクがノズルから排除される。また、インク受け25が、ノズルに非接触状態で当該ノズルの近くに位置する(クリーニング位置に位置する)際にインクを受けることにより、ノズルからのインク吐出の邪魔をすることなく、ノズルから吐出されたインクを効果的に回収できる。
一方で、従来においては、封止部材であるキャップにノズルを封止させた状態で吸引部材(吸引ポンプ)にノズルのインクを吸引させることにより、目詰まりの原因となったインクを回収していたが、キャップによるノズルの封止が不適切な場合にはインクを効果的に回収できない。特に、上述したラインヘッドプリンタ(プリンタ1)の場合には、シリアルプリンタの場合に比べて広範囲にノズルが配列されるため(図3参照)、キャップが大きくなる。キャップが大きいと、当該キャップの形状精度(例えば、真直度の精度)が低下しやすいため、キャップの一部がノズルを封止できないことがある。そして、このようにキャップの封止が不適切だと、吸引部材によるインクの吸引効率も低下するため、目詰まりの原因となったインクを効果的に回収できない。
以上から、本実施の形態に係るプリンタ1によれば、封止部材を設けることなく簡易な構成にて、クリーニング時にノズルからインク(ノズルの目詰まりの原因となったインク)を効果的に回収することが可能となる。
==第二実施形態==
上述した実施形態(第一実施形態)においては、搬送方向移動機構28bがインク受け25に設けられていることとしたが、以下に説明する第二実施形態のように、搬送方向移動機構28bがヘッド31に設けられていることとしてもよい。
図7Aは、インク受け25が、クリーニング時にノズル列Yから吐出されたインクを受ける様子を示した図である。図7Bは、インク受け25が、クリーニング時にノズル列Cから吐出されたインクを受ける様子を示した図である。
第二実施形態に係るインク受け25は、第一実施形態と同様に、クリーニング位置にて加圧ポンプ36に加圧されてノズル列から吐出されたインクを受ける。一方、第二実施形態に係るインク受け25には、第一実施形態とは異なり、搬送方向移動機構28bが設けられておらず、インク受け25は搬送方向に移動しない。代わりに、搬送方向移動機構28bがヘッド31に設けられており、ヘッド31が搬送方向に移動する。かかる場合には、搬送方向移動機構28bによって搬送方向に移動したヘッド31の、4つのノズル列のうちの一つのノズル列が、インク受け25に対向する(図7A、図7B参照)。そして、インク受け25は、対向するノズル列から吐出されたインクを受ける。
このように、搬送方向移動機構28bは、インク受け25が4つのノズル列のうちの何れかのノズル列に選択的に対向するように、搬送方向においてヘッド31とインク受け25を相対移動させれば良い。
第二実施形態に係るプリンタ1の場合には、インク受け25を搬送方向に移動させるための空間が不要となるため、プラテン23の構成を小さくできる点で有効である。また、インク受け25とヘッド31が独立して移動するため、インク受け25を上下方向及び搬送方向に移動させる場合に比べて、クリーニングに要する時間を短縮化できる。なお、第二実施形態において説明を省いた構成は、第一実施形態の構成と同様である。
==その他の実施形態==
以上、上記実施の形態に基づき本発明に係る流体吐出装置等を説明したが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。
前記実施形態では、流体吐出装置をインクジェットプリンタに具体化したが、この限りではなく、インク以外の他の流体(液体や、機能材料の粒子が分散されている液状体、ジェルのような流状体、流体として流して吐出できる固体を含む)を噴射したり吐出したりする流体吐出装置に具体化することもできる。例えば、液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材や色材などの材料を分散または溶解のかたちで含む液状体を吐出する液状体吐出装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を吐出する液体吐出装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を吐出する液体吐出装置であってもよい。さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を吐出する液体吐出装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に吐出する液体吐出装置、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を吐出する液体吐出装置、ジェルを吐出する流状体吐出装置、トナーなどの粉体を例とする固体を吐出する粉体吐出式記録装置であってもよい。そして、これらのうちいずれか一種の吐出装置に本発明を適用することができる。
また、前述の実施形態のプリンタ1は、駆動素子(ピエゾ素子)に電圧をかけて、インク室を膨張・収縮させることにより流体を吐出しているが、これに限らない。例えば、発熱体を用いてノズル内に泡を発生させ、その泡によって流体を吐出させるプリンタでもよい。
また、上記実施の形態において、プリンタ1はラインヘッドプリンタであることとしたが、これに限定されるものではない。例えば、プリンタ1はシリアルプリンタであることとしてもよい。かかる場合には、ヘッド31は、印刷処理中に紙幅方向(図2B)に移動しながら、インクを用紙Sに吐出することとなる。
また、上記実施の形態において、ヘッドユニット30は、図3に示すように一つのヘッド31を有することとしたが、これに限定されるものではない。例えば、図8に示すように、複数のヘッド31を千鳥状に配置させて、ヘッドユニット30を構成することとしてもよい。ここで、図8に示す各ヘッド31のノズル数は、図3に示すヘッド31のノズル数(n個)よりも少ない。なお、図8は、ヘッドユニット30の他の実施形態を示した図である。
また、上記実施の形態において、加圧部は加圧ポンプ36であることとしたが、これに限定されるものではない。例えば、加圧部は、インクカートリッジ35を上下方向に移動させる機構であることとしてもよい。かかる場合には、当該機構によってインクカートリッジ35が上方に移動することにより、インクカートリッジ35とヘッド31の間の圧力差が大きくなり、この結果、インクが加圧される。
さらに、上記実施の形態において、プリンタ1は、インク受け25が、クリーニング位置、及び、クリーニング位置よりもノズルから離れた待機位置に選択的に位置するように、ヘッド31とインク受け25を相対移動させる上下方向移動機構28a、を備えることとしたが、これに限定されるものではない。例えば、プリンタ1は上下方向移動機構28aを備えず、インク受け25は移動しないこととしてもよい。
ただし、以下に説明する効果が奏される点で、上記実施の形態の方がより望ましい。すなわち、インク受け25が上下方向移動機構28aによって移動する場合には、インク受け25がノズルの近くまで移動することにより、ノズルから吐出されたインクが、ミスト化され難い。また、インクの飛翔距離が短いため、インク受け25が小さくても当該インク受け25に着弾しやすくなる。この結果、インク受け25を小さくでき、また、吐出されたインクがインク受け25内に確実に収まりやすくなる。
さらに、上記実施の形態において、ヘッド31は、n個のノズルが列状に並んだノズル列を4つ有することとした(図3)。そして、インク受け25は、クリーニング位置に位置する際に、4つのノズル列のうちの一つのノズル列に非接触状態で対向して、加圧ポンプ36に加圧されてノズル列から吐出されたインクを受ける(図4B)こととした。しかし、上記に限定されるものではない。例えば、インク受け25は、4つのノズル列に同時に対向することとしてもよい。
ただし、インク受け25が4つのノズル列のうちの一つのノズル列に対向する場合には、当該ノズル列から吐出されたインクが、拡散せずに密集した状態でインク受け25に着弾することにより、インクの回収が効果的に行われ、この結果、4つのノズル列から選択的にインクを回収できる点で、上記実施の形態の方がより望ましい。
さらに、上記実施の形態において、ヘッド31は上下方向の上方に、インク受け25は上下方向の下方に、それぞれ設けられ、上下方向移動機構28aは、上下方向においてヘッド31とインク受け25を相対移動させることとした。また、4つのノズル列は、上下方向と交差する搬送方向に並んでいることとした。そして、プリンタ1は、上下方向においてクリーニング位置に位置するインク受け25が、4つのノズル列のうちの一つのノズル列に選択的に対向するように、搬送方向においてヘッド31とインク受け25を相対移動させる搬送方向移動機構28bを備える(図5Aと図5B)こととした。しかし、上記に限定されるものではない。例えば、プリンタ1は、搬送方向移動機構28bを備えないこととしてもよい。
ただし、搬送方向移動機構28bを設けた場合には、4つのノズル列をクリーニングする際にインク受け25が一のノズル列から他のノズル列へ向かって迅速に移動でき、この結果、クリーニングに要する時間を短くできる点で、上記実施の形態の方がより望ましい。
さらに、上記実施の形態において、プリンタ1は、クリーニング位置に位置するインク受け25が受けたインクを吸引する吸引ポンプ26(図4B)を備えることとしたが、これに限定されるものではない。例えば、プリンタ1は、吸引ポンプ26を備えないこととしてもよい。
ただし、吸引ポンプ26を設けた場合には、インク受け25が受けたインクが吸引されることによりインク受け25にインクが堆積することを抑制でき、また、インク受け25が小さくてもインク受け25からインクが漏れることを防止できる点で、上記実施の形態の方がより望ましい。
さらに、上記実施の形態において、インク受け25は、金属製の溝部であることとしたが、これに限定されるものではない。例えば、インク受け25は、樹脂製の溝部であることとしてもよい。
ただし、インク受け25が金属製である場合には、樹脂製である場合に比べて、溝部の紙幅方向(図2B)の幅が大きくても当該溝部の形状精度が確保されやすいことにより、当該溝部がヘッド31に対して精度良く対向し、この結果、インク受け25がインクをより効果的に受けられる点で、上記実施の形態の方がより望ましい。
本実施形態のプリンタ1の全体構成ブロック図である。 図2Aは、プリンタ1の断面図である。図2Bは、プリンタ1が用紙Sを搬送する様子を示す図である。 ヘッド31の下面におけるノズルの配列を示した模式図である。 図4Aは、インク受け25が待機位置に位置して、印刷処理が実行されている様子を示した模式図ある。図4Bは、クリーニング位置に位置するインク受け25が、ノズルから吐出されたインクを受ける様子を示した模式図である。 図5Aと図5Bは、インク受け25が、クリーニング時にノズル列から吐出されたインクを受ける様子を示した図である。 本実施形態に係るクリーニング制御を説明するためのフローチャートである。 図7Aと図7Bは、インク受け25が、クリーニング時にノズル列から吐出されたインクを受ける様子を示した図である。 ヘッドユニット30の他の実施形態を示した模式図である。
符号の説明
1 プリンタ、
10 コントローラ、11 インターフェース部、
12 CPU、13 メモリ、14 ユニット制御回路、
20 搬送ユニット、21 給紙ローラ、22 搬送ローラ、
23 プラテン、24 排紙ローラ、25 インク受け、25a 溝、
26 吸引ポンプ、27 チューブ、
28a 上下方向移動機構、28b 搬送方向移動機構、
29 モータ、30 ヘッドユニット、31 ヘッド、
35 インクカートリッジ、36 加圧ポンプ、37 チューブ、
40 検出器群、60 コンピュータ

Claims (7)

  1. 流体を吐出するノズルを有するヘッドと、
    前記ヘッドに供給される前記流体を収容する収容部と、
    前記流体が前記収容部から前記ヘッドへ向かうように、前記流体を加圧する加圧部と、
    前記ノズルに非接触状態で対向する位置に位置する際に、前記加圧部に加圧されて前記ノズルから吐出された前記流体を受ける受け部と、
    を備えることを特徴とする流体吐出装置。
  2. 請求項1に記載の流体吐出装置であって、
    前記位置は、第一位置であり、
    前記受け部が、前記第一位置、及び、前記第一位置よりも前記ノズルから離れた第二位置に選択的に位置するように、前記ヘッドと前記受け部を相対移動させる移動機構、
    を備えることを特徴とする流体吐出装置。
  3. 請求項2に記載の流体吐出装置であって、
    前記ヘッドは、複数の前記ノズルが列状に並んだノズル列を複数有し、
    前記受け部は、前記第一位置に位置する際に、前記複数のノズル列のうちの一つのノズル列に非接触状態で対向して、前記加圧部に加圧されて前記ノズル列から吐出された前記流体を受けることを特徴とする流体吐出装置。
  4. 請求項3に記載の流体吐出装置であって、
    前記ヘッドは上下方向の上方に、前記受け部は前記上下方向の下方に、それぞれ設けられ、
    前記移動機構は、前記上下方向において前記ヘッドと前記受け部を相対移動させ、
    前記複数のノズル列は、前記上下方向と交差する交差方向に並んでおり、
    前記上下方向において前記第一位置に位置する前記受け部が、前記複数のノズル列のうちの一つのノズル列に選択的に対向するように、前記交差方向において前記ヘッドと前記受け部を相対移動させる第二移動機構を備えることを特徴とする流体吐出装置。
  5. 請求項2〜請求項4のいずれかに記載の流体吐出装置であって、
    前記第一位置に位置する前記受け部が受けた前記流体を吸引する吸引部材を備えることを特徴とする流体吐出装置。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の流体吐出装置であって、
    前記受け部は、金属製の溝部であることを特徴とする流体吐出装置。
  7. ヘッドに設けられたノズルから吐出された流体を、前記ノズルに非接触状態で対向する位置に位置する受け部に受けさせるために、前記流体を収容する収容部から前記ヘッドへ前記流体が向かうように前記流体を加圧させて、前記ノズルから前記流体を吐出させるステップ、
    を有することを特徴とする流体吐出方法。
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