JP2009004895A - 撮像装置、画像処理装置およびプログラム - Google Patents

撮像装置、画像処理装置およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 色の誤判定の影響が少なく、より安定したオートホワイトバランス調整を実現する手段を提供する。
【解決手段】 撮像装置は、撮像部と、分割処理部と、第1演算部と、係数決定部と、第2演算部とを備える。撮像部は、被写体を撮像して画像のデータを生成する。分割処理部は、画像を複数の小領域に分割するとともに、小領域をグループ化して複数のグループ領域を生成する。第1演算部は、グループ領域に含まれる小領域の出力値に基づいて、各々のグループ領域ごとに色温度情報をそれぞれ求める。係数決定部は、グループ領域の各々の重み付け係数を決定する。第2演算部は、複数の色温度情報を重み付け係数で加重平均し、該加重平均の結果に基づいてオートホワイトバランス調整量を演算する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像のオートホワイトバランス調整を行う撮像装置、画像処理装置およびプログラムに関する。
一般の電子カメラには、白色の物体を照明色に依らず白色で表現するためにオートホワイトバランス調整機能が搭載されている。また、物体色によるカラーフェリアを防止するために、カラーフェリアが生じやすいシーンでのオートホワイトバランス調整の手法も種々提案されている。
一例として、特許文献1には、青空が検出されたシーンにおいて白抽出範囲をアンバー側に拡大することで、青空のカラーフェリアに対して耐性の高いホワイトバランス調整ができる撮像装置の構成が開示されている。
特開平8−280041号公報
ところで、従来の技術では、カラーフェリアの生じやすいシーンにおいて、画像の一部に含まれる無彩色と判定された色がホワイトバランス調整に大きな影響を与えることとなる。したがって、上記の無彩色と判定された色に色づきがある場合にはホワイトバランス調整の精度が低下する点でなお改善の余地があった。
本発明は上記従来技術の課題を解決するためのものである。本発明の目的は、色の誤判定の影響が少なく、より安定したオートホワイトバランス調整を実現する手段を提供することである。
第1の発明に係る撮像装置は、撮像部と、分割処理部と、第1演算部と、係数決定部と、第2演算部とを備える。撮像部は、被写体を撮像して画像のデータを生成する。分割処理部は、画像を複数の小領域に分割するとともに、小領域をグループ化して複数のグループ領域を生成する。第1演算部は、グループ領域に含まれる小領域の出力値に基づいて、各々のグループ領域ごとに色温度情報をそれぞれ求める。係数決定部は、グループ領域の各々の重み付け係数を決定する。第2演算部は、複数の色温度情報を重み付け係数で加重平均し、該加重平均の結果に基づいてオートホワイトバランス調整量を演算する。
第2の発明は、第1の発明において、第1演算部は、小領域単位で光源を推定するとともに、各々の光源種別に対応する小領域の数で重み付けして色温度情報を求める。
第3の発明は、第1または第2の発明において、第1演算部は、小領域単位で光源を推定するとともに、光源ごとの出力値の積算結果で重み付けして色温度情報を求める
第4の発明は、第1から第3のいずれかの発明において、撮像装置は、シーン解析部と、メモリとをさらに備える。シーン解析部は、被写体の色情報に基づいて画像のシーンの種類を解析する。メモリは、各々のシーンの種類に対応する重み付け係数のテーブルをそれぞれ記憶する。そして、係数決定部は、シーンの解析結果に基づいて、シーンの種類に対応するテーブルから重み付け係数を取得する。
第5の発明は、第1から第4のいずれかの発明において、第1演算部は、グループ領域ごとに求めた黒体放射軌跡からのズレ量に基づいて、オートホワイトバランス調整量を補正する。
なお、上記発明に関する構成を、撮像装置から画像を取得してオートホワイトバランス演算を行う画像処理装置や、コンピュータを上記の画像処理装置として機能させるプログラムや、このプログラムを記憶した記憶媒体や、あるいは画像処理方法などに変換して表現したものも本発明の具体的態様として有効である。
本発明によれば、複数のグループ領域にそれぞれ対応する複数の色温度情報の加重平均に基づいてオートホワイトバランス調整量を演算する。そのため、色温度の誤算出要因となる色が被写界の一部にあるときでも、その影響が緩和されてより適切なホワイトバランス調整が実現できる。
図1は本実施形態の電子カメラの構成を示すブロック図である。図2は本実施形態の電子カメラにおける光学系の構成を示す模式図である。なお、本実施形態では、一眼レフレックス型電子カメラの例を説明する。
まず、図2を参照しつつ電子カメラの撮影機構を説明する。本実施形態の電子カメラは、カメラ本体11と、撮影光学系12を収容したレンズユニット13とを有している。レンズユニット13は、マウント(不図示)を介してカメラ本体11に交換可能に装着される。なお、簡単のため、図2のレンズユニット13では撮影光学系12を1枚のレンズで表す。
カメラ本体11は、メインミラー14と、メカニカルシャッタ15と、撮像素子16と、ファインダ光学系(17〜20)とを有している。メインミラー14、メカニカルシャッタ15および撮像素子16は、撮影光学系12の光軸に沿って配置される。また、カメラ本体11の上部領域にはファインダ光学系が配置されている。
メインミラー14は回動軸(不図示)によって回動可能に軸支されており、観察状態と退避状態との切り替えが可能となっている。観察状態のメインミラー14は、メカニカルシャッタ15および撮像素子16の前方で傾斜配置されている。この観察状態のメインミラー14は、撮影光学系12を通過した光束を上方へ反射してファインダ光学系に導く。なお、メインミラー14の中央はハーフミラーとなっており、観察状態のメインミラー14を透過した一部の光束はサブミラーによって焦点検出部に導かれる(図2ではサブミラーおよび焦点検出部の図示は省略する)。
一方、退避状態のメインミラー14は、上方に跳ね上げられて撮影光路から外れた位置にある。メインミラー14が退避状態にあるときは、撮影光学系12を通過した光束がメカニカルシャッタ15および撮像素子16に導かれる。
ファインダ光学系は、焦点板17と、コンデンサレンズ18と、ペンタプリズム19と、接眼レンズ20とを有している。また、ファインダ光学系のペンタプリズム19の近傍には再結像レンズ21および分割測光センサ22が配置されている。
焦点板17はメインミラー14の上方に位置している。この焦点板17で結像した光束はコンデンサレンズ18およびペンタプリズム19を通過し、ペンタプリズム19の入射面に対して90°の角度を有する射出面に導かれる。そして、ペンタプリズム19の射出面を通過した光束は、接眼レンズ20を介してユーザーの目に到達する。また、ペンタプリズム19を通過する一部の光束は、再結像レンズ21を介して分割測光センサ22に導かれる。
次に、図1を参照しつつ電子カメラの回路構成を説明する。カメラ本体11は、上記の撮像素子16と、AFE16aと、分割測光センサ22と、A/D変換部22aと、画像処理部23と、第1メモリ24と、記録I/F25と、操作部26と、レリーズ釦27と、姿勢センサ28と、CPU29と、第2メモリ30およびバス31とを有している。ここで、画像処理部23、第1メモリ24、記録I/F25およびCPU29はそれぞれバス31を介して接続されている。また、操作部26、レリーズ釦27、姿勢センサ28および第2メモリ30は、それぞれCPU29と接続されている。
撮像素子16は、被写体を撮像して記録画像(本画像)のデータを生成する。この撮像素子16の出力は、AFE16aと接続されている。
撮像素子16の受光面には受光素子が2次元配列されており、この受光面に結像した被写体像を光電変換してアナログの画像信号を生成する。また、撮像素子16の各受光素子には、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)のいずれかのカラーフィルタが公知のベイヤー配列にしたがって配置されている。そのため、撮像素子16の各受光素子は、カラーフィルタでの色分解によってそれぞれの色に対応する画像信号を出力する。
AFE16aは、撮像素子16の出力に対してアナログ信号処理を施すアナログフロントエンド回路である。このAFE16aは、相関二重サンプリングや、画像信号のゲインの調整や、画像信号のA/D変換を行う。なお、AFE16aの出力は画像処理部23に接続されている。
分割測光センサ22は、撮影画面内の被写体の状況を解析するために設けられた撮像素子である。この分割測光センサ22は、ファインダ光学系の光束によって撮像素子16と同じ範囲の被写体を撮像できる。また、分割測光センサ22の受光面にはカラーフィルタが配置されており、RGBの各色ごとの出力値を検出することができる。なお、分割測光センサ22の出力は、A/D変換部22aを介してCPU29と接続されている。
画像処理部23は、撮像素子16で撮像された画像のデータに対して、各種の画像処理(色補間処理、階調変換処理、輪郭強調処理、ホワイトバランス調整など)を施す。なお、画像処理部23は、本画像のデータの圧縮伸長処理も実行する。
第1メモリ24は、画像処理部23による画像処理の前工程や後工程で画像のデータを一時的に記憶するバッファメモリである。
記録I/F25には、記憶媒体32を接続するためのコネクタが形成されている。そして、記録I/F25は、コネクタに接続された記憶媒体32に対してデータの書き込み/読み込みを実行する。上記の記憶媒体32は、ハードディスクや、半導体メモリを内蔵したメモリカードなどで構成される。なお、図1では記憶媒体32の一例としてメモリカードを図示する。
操作部26は、例えばコマンドダイヤルや十字状のカーソルキーなどで構成され、ユーザーから各種の入力操作を受け付ける。例えば、ユーザーは操作部26を介して、記録モードの設定などをCPU29に対して入力できる。例えば、上記の記録モードの設定では、(1)本画像のデータに画像処理および圧縮処理を施して記録する通常記録モードと、(2)本画像のRAWデータを記録するRAW記録モードと、をユーザーが選択できる。
レリーズ釦27は、半押し操作によるAF、AE演算などの指示入力と、全押し操作による撮像指示入力とをユーザーから受け付ける。
姿勢センサ28は、電子カメラを正位置(または正位置と上下逆の状態)に構えた横位置の撮影姿勢と、電子カメラの右手側または左手側を上にして構えた縦位置の撮影姿勢とを判別する。これにより、電子カメラは、撮影画面と被写体の天地方向(上下)との対応関係を把握できる。
CPU29は、電子カメラの統括的な制御を行うプロセッサである。CPU29は、所定のシーケンスプログラムに従って電子カメラの各部動作を制御するとともに、AF、AEなどの演算処理を実行する。特に、CPU29はプログラムの実行によって、分割処理部33、ホワイトバランス演算部34、シーン解析部35として機能する。
分割処理部33は、本画像を複数の小領域に分割するとともに、上記の小領域をグループ化する処理を行う。一例として、本実施形態での分割処理部33は、本画像全体を216個の矩形の小領域(12×18)に等分割する。そして、分割処理部33は、上記の小領域を24個(4×6)ごとにグループ化し、互いに小領域が重複しない9つのグループ領域(3×3)を生成する(図3参照)。
ホワイトバランス演算部34は、本画像のオートホワイトバランス調整で適用されるホワイトバランス調整量を演算する。このホワイトバランス調整量は、R/Gゲイン(緑色に対する赤色のゲイン)の値と、B/Gゲイン(緑色に対する青色のゲイン)の値とで構成されている。
一例として、ホワイトバランス演算部34は、JISZ8725の「光源の分布温度及び色温度・相関色温度の測定方法」に従ってRGBデータをTC−Duv座標のデータに変換し、画像データにおける無彩色部分を判定する。そして、座標変換後のデータが無彩色と判定された場合には、ホワイトバランス演算部34は、TC−Duv座標から求まる相関色温度を所定の色温度−ホワイトバランスゲインの関係式に当てはめて、上記のホワイトバランス調整量を演算する。
また、ホワイトバランス演算部34は、光源別に予め与えられている色温度情報と、上記の相関色温度とを対比することで、撮影するシーンの光源種別(電球、晴天、晴天日陰、蛍光灯、水銀灯など)を推定できる。なお、本実施形態のホワイトバランス演算部34は、各グループ領域ごとにそれぞれ相関色温度を求めることができる。
シーン解析部35は、後述のシーン解析データに基づいて、分割測光センサ22の出力から撮影するシーンの種類を判定する。
第2メモリ30は、シーン解析データと重み付け係数データとが記憶されている。シーン解析データには、各々のシーンの種類ごとに、撮影画面内での色分布状態を示すデータが記録されている。なお、上記の色分布状態を示すデータは、予めそのシーンに対応する多数の標本画像を統計的に処理して生成される。
重み付け係数データは、各グループ領域ごとの相関色温度を補正するために用いられる。この重み付け係数データには、各々のシーンの種類ごとに重み付け係数のテーブルが記録されている。なお、1つの重み付け係数のテーブルには、各グループ領域にそれぞれ対応する9つの重み付け係数が記憶されている。
次に、図4の流れ図を参照しつつ、本実施形態での電子カメラの撮影動作を説明する。なお、図4の例では、オートホワイトバランスがオンに設定されるとともに、通常記録モードが選択されている状態を前提として説明を行う。
ステップ101:CPU29は、ユーザーによってレリーズ釦27が半押しされたか否かを判定する。レリーズ釦27が半押しされた場合(YES側)にはS102に移行する。一方、レリーズ釦27が半押しされていない場合(NO側)には、CPU29はユーザーによるレリーズ釦27の半押し操作を待機する。ここで、S101の段階ではメインミラー14は観察状態の位置にある。また、ユーザーは、撮影光学系12を通過した光束による被写体像を接眼レンズ20から観察して撮影構図を決めることができる。
ステップ102:CPU29は、レリーズ釦27の半押し入力に応じて、焦点検出部(不図示)の出力に基づいて公知の位相差検出方式のAFを実行する。また、CPU29は、分割測光センサ22で被写界を撮像して公知のAE演算を実行する。なお、このAE演算によって、本画像の撮影条件(露光時間、絞り値、撮像感度など)が決定される。
ステップ103:CPU29は、分割測光センサ22の出力に基づいて、電子カメラで撮影しようとするシーンの種類を解析する。
具体的には、まず、シーン解析部35は、分割測光センサ22から取得した色情報とシーン解析データのシーン別の色情報とのパターンマッチングを行い、両者の色分布の類似度をシーン毎にそれぞれ求める。そして、シーン解析部35は、複数のシーンのうちで上記の類似度の値が最も高いシーンが、電子カメラで撮影しようとするシーンに対応するものと判定する。
ステップ104:CPU29は、ユーザーによってレリーズ釦27が全押しされたか否かを判定する。レリーズ釦27が全押しされた場合(YES側)にはS106に移行する。一方、レリーズ釦27が全押しされていない場合(NO側)にはS105に移行する。
ステップ105:CPU29は、レリーズ釦27の半押しが解除されたか否かを判定する。レリーズ釦27の半押しが解除された場合(YES側)には、S101に戻って上記動作を繰り返す。一方、レリーズ釦27の半押しが継続している場合(NO側)には、S104に戻って上記動作を繰り返す。
ステップ106:CPU29は本画像の撮像処理を実行する。具体的には、CPU29は、まずメインミラー14を退避状態の位置に移動させる。そして、CPU29は、撮像素子16を駆動させて本画像を撮影する。本画像のデータは、AFE16aおよび画像処理部23をパイプライン式に通過して第1メモリ24にバッファリングされる。なお、本画像の撮像後にはメインミラー14は観察状態の位置に戻される。
ステップ107:CPU29は、本画像のデータに基づいてオートホワイトバランスの演算を実行する。まず、CPU29の分割処理部33は本画像を小領域に分割する。そして、CPU29は、各々の小領域ごとにRGBの各平均値(色情報)と輝度値とをそれぞれ求める。
ステップ108:CPU29のホワイトバランス演算部34は、各グループ領域ごとに相関色温度を演算する。具体的には、CPU29は以下の(1)から(6)までの処理を実行する。
(1)CPU29は、相関色温度の演算対象となるグループ領域を決定する。
(2)CPU29は、演算対象となったグループ領域に含まれる各々の小領域を色度座標上に写像する(図5参照)。ここで、図5の色度図において、縦軸はB/Gの値に対応し、横軸はR/Gの値に対応する。また、図5の色度図では、黒体放射軌跡に応じて5つの光源の無彩色領域(電球、晴天、晴天日陰、蛍光灯、水銀灯)が予め設定されている。
(3)CPU29は、色度座標上で各無彩色領域に写像された小領域の個数と、各無彩色領域での輝度積算値とを求める。なお、図6は、電球、晴天、晴天日陰、蛍光灯、水銀灯の各無彩色領域に写像された小領域の個数と、各無彩色領域に対応する小領域の輝度値を積算した輝度積算値との一例を示すヒストグラムである。
(4)CPU29は、上記(3)で求めた小領域の個数と輝度積算値とに基づいて、各々の光源に属する小領域の重み付けを行う。一例として、白色が増えると反射率が高まって画像は明るくなる。そのため、CPU29は、輝度積算値が大きな光源に対する重み付けを高くする。また、小領域の個数が多い光源はそのグループ領域の代表的な光源と考えられる。そのため、CPU29は、小領域の個数が多い光源に対する重み付けを高くする。なお、CPU29は、輝度積算値を小領域の個数で割った平均輝度値の高さに応じて光源の重み付けを高くしてもよい。
(5)CPU29は、上記(4)で重み付けした小領域の色情報に基づいて、色度座標上での重心位置を求める。そして、CPU29は、その重心位置に対応する相関色温度をグループ領域の色温度情報として出力する。このとき、CPU29は、黒体放射軌跡からのズレ量もグループ領域ごとに求めておく。
(6)その後、CPU29は、相関色温度の演算対象となるグループ領域を変更し、上記(2)から(5)までの処理を繰り返す。これにより、CPU29はすべてのグループ領域の色温度情報をそれぞれ求めることができる。
ステップ109:CPU29は、撮影前に判定したシーンの種別(S103)に基づいて、本画像のシーンに対応する重み付け係数のテーブルを第2メモリ30から読み込む。
ステップ110:CPU29は、分割測光センサ22の輝度情報と姿勢センサ28の出力とに基づいて、重み付け係数を調整する。例えば、被写界の輝度が高く晴天下での撮影であると推定される場合には、CPU29は、被写体の上側に対応するグループ領域の重み付けを小さくして青空の影響を小さくする。一方、被写界の輝度が低い場合には、CPU29は、全てのグループ領域の重み付けの差を小さくする補正を行う。
また、重み付け係数のテーブルに上下の方向性があるときには、CPU29は電子カメラの撮影姿勢(正位置、縦位置など)に応じて、重み付け係数のテーブルを被写体の天地方向に合わせて変換する。なお、この段階において、9つの重み付け係数はその総和が1となるように調整される。
ステップ111:ホワイトバランス演算部34は、各グループ領域の相関色温度(S108)をそれぞれの重み付け係数(S110)で加重平均し、本画像全体の色温度を求める(図7参照)。
ステップ112:ホワイトバランス演算部34は、本画像全体の色温度(S112)から、ホワイトバランス調整量(B/G,R/Gのゲイン)を演算する。
ステップ113:ホワイトバランス演算部34は、各グループ領域ごとに求めた黒体放射軌跡からのズレ量(S108)を上記の重み付け係数(S110)で加重平均する。そして、CPU29は、加重平均された黒体放射軌跡からのズレ量に基づく補正係数を上記のホワイトバランス調整量(S112)に乗じる。これにより、蛍光灯や水銀灯などのように緑色を帯びた照明についても精度良くホワイトバランスを調整することができる。
ステップ114:画像処理部23は、ホワイトバランス調整量(S113)に基づいて、本画像のデータ(S106)のホワイトバランス調整処理を行う。その後、画像処理部23は、本画像のデータに対してさらに各種の画像処理および圧縮処理を実行する。なお、圧縮処理後の本画像のデータは、CPU29によって記憶媒体32に記録される。以上で、図4の一連の動作説明を終了する。
以下、本実施形態の電子カメラの作用効果を述べる。本実施形態の電子カメラでは、グループ領域ごとに複数の色温度を求め、撮影するシーンに応じた重み付け係数で加重平均してホワイトバランス調整量を演算する。そのため、無彩色と判定された色に色づきがある場合でも、重み付け係数に基づく加重平均でその影響が緩和されるので、色の誤判定の影響が少なく、より安定したオートホワイトバランス調整を実現できる。
(実施形態の補足事項)
(1)本発明の電子カメラは、上記実施形態のように一眼レフレックス型の構成に限定されることなく、1つの撮像素子で本画像の撮像と分割測光とを行うコンパクト型の電子カメラにも当然に適用できる。
(2)上記実施形態のRAW記録モードの場合には、CPU29はオートホワイトバランス調整を行うことなく、現像処理時に必要となる付帯情報(例えば、S103でのシーン解析結果など)とともに本画像のRAWデータを記憶媒体32に記録する。この場合、CPU29はRAWデータの現像処理時に、記録I/F25からRAWデータを読み込んで、図4のS107からS114までと同様の工程によってオートホワイトバランス調整を事後的に行うことも可能である。
なお、上記実施形態に示したオートホワイトバランス調整処理は、必ずしも電子カメラが実行するものでなくともよい。例えば、上記のRAWデータを読み込んで現像処理を行うコンピュータが、S107からS114までの処理を含むプログラムを実行するものであってもよい(上記のコンピュータの構成に関する図示は省略する)。
なお、本発明は、その精神またはその主要な特徴から逸脱することなく他の様々な形で実施することができる。そのため、上述した実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明は、特許請求の範囲によって示されるものであって、本発明は明細書本文にはなんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内である。
本実施形態の電子カメラの構成を示すブロック図 本実施形態の電子カメラにおける光学系の構成を示す模式図 本実施形態での小領域およびグループ領域を示す説明図 本実施形態での電子カメラの撮影動作を説明する流れ図 色度図の一例を示す図 無彩色領域に写像された小領域の個数とその輝度積算値との一例を示すヒストグラム S111での本画像全体の色温度の求め方を説明する模式図
符号の説明
16…撮像素子、22…分割測光センサ、23…画像処理部、25…記録I/F、28…姿勢センサ、29…CPU、30…第2メモリ、32…記憶媒体、33…分割処理部、34…ホワイトバランス演算部、35…シーン解析部

Claims (7)

  1. 被写体を撮像して画像のデータを生成する撮像部と、
    前記画像を複数の小領域に分割するとともに、前記小領域をグループ化して複数のグループ領域を生成する分割処理部と、
    前記グループ領域に含まれる前記小領域の出力値に基づいて、各々の前記グループ領域ごとに色温度情報をそれぞれ求める第1演算部と、
    前記グループ領域の各々の重み付け係数を決定する係数決定部と、
    複数の前記色温度情報を前記重み付け係数で加重平均し、該加重平均の結果に基づいてオートホワイトバランス調整量を演算する第2演算部と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記第1演算部は、前記小領域単位で光源を推定するとともに、各々の光源種別に対応する前記小領域の数で重み付けして前記色温度情報を求めることを特徴とする撮像装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の撮像装置において、
    前記第1演算部は、前記小領域単位で光源を推定するとともに、光源ごとの前記出力値の積算結果で重み付けして前記色温度情報を求めることを特徴とする撮像装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の撮像装置において、
    前記被写体の色情報に基づいて、前記画像のシーンの種類を解析するシーン解析部と、
    各々のシーンの種類に対応する前記重み付け係数のテーブルをそれぞれ記憶したメモリと、をさらに備え、
    前記係数決定部は、前記シーンの解析結果に基づいて、前記シーンの種類に対応する前記テーブルから前記重み付け係数を取得することを特徴とする撮像装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の撮像装置において、
    前記第1演算部は、前記グループ領域ごとに求めた黒体放射軌跡からのズレ量に基づいて、前記オートホワイトバランス調整量を補正することを特徴とする撮像装置。
  6. 被写体を撮像した画像のデータを読み込むデータ読込部と、
    前記画像を複数の小領域に分割するとともに、前記小領域をグループ化して複数のグループ領域を生成する分割処理部と、
    前記グループ領域に含まれる前記小領域の出力値に基づいて、各々の前記グループ領域に対応する色温度情報をそれぞれ求める第1演算部と、
    前記グループ領域の各々の重み付け係数を決定する係数決定部と、
    複数の前記色温度情報を前記重み付け係数で加重平均し、該加重平均の結果に基づいてオートホワイトバランス調整量を演算する第2演算部と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  7. コンピュータを、請求項6に記載のデータ読込部、分割処理部、第1演算部、係数決定部、第2演算部として機能させることを特徴とするプログラム。
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