JP2009004559A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】微細化、集積化が可能で、製造プロセスが単純であり、出力電圧特性の対称性が良好な半導体装置とその製造方法を提供する。
【解決手段】第一ゲート電極11、第一ゲート絶縁膜12、第一半導体膜13、第一ソース電極14および第一ドレイン電極15を含む第一トランジスタ10と、第二ゲート電極21、第二ゲート絶縁膜22、第二半導体膜23、第二ソース電極24および第二ドレイン電極25を含む第二トランジスタ20と、を備え、第一半導体膜13がp型有機半導体材料を含み、第二半導体膜23がn型有機半導体材料を含み、第一ゲート電極11と第二ゲート電極21とが電気的に接続され、第一ドレイン電極15と第二ドレイン電極25とが電気的に接続され、第一ゲート絶縁膜12の膜厚T1が、第二ゲート絶縁膜22の膜厚T2よりも大きいことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

この発明は、半導体装置およびその製造方法に関するものである。
従来から、複数の有機電界効果トランジスタ(以下、有機FETという)によって構成される半導体装置として、例えば、スイッチング用有機FETと駆動用FETによって構成され、アクティブマトリクス有機ELディスプレイ等に組み込まれるものが知られている。また、CMOSインバータ回路等を備えたものが知られている。このような半導体装置として、n型半導体およびp型半導体をインクジェット印刷により堆積し、相補型論理回路を製造するものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特表2005−531134号公報
しかしながら、上記従来の半導体装置では、異なる特性をもつ有機FETを組み合せて用いるため、半導体装置の出力特性における対称性が損なわれるという課題がある。
例えば、CMOSインバータ回路ではp型FETとn型FETという2種類のFETから構成される。p型有機FETはゲート電圧とドレイン電圧がソース電圧を基準として負の領域で動作する。一方、n型有機FETではゲート電圧とドレイン電圧がソース電圧を基準として正の領域で動作する。p型有機FETの特性とn型有機FETの出力特性は、電圧の絶対値で比較してできる限り一致していることが望ましい。特に、ドレイン電流の対称性が要求される。
しかし、p型有機FETの有機半導体膜の電界効果移動度は、n型有機FETのそれとは大きく異なる。このため、p型有機FETの特性とn型有機FETの出力特性は、電圧の絶対値で比較して大きく異なったものとなる。これにより、CMOSインバータ回路の出力特性の対称性は劣化する。CMOSインバータ回路の出力特性の対称性が劣化すると、入力電圧信号のON領域とOFF領域の一方が狭くなるという問題がある。
ドレイン電流はチャネル幅に比例する。したがって、従来、各有機FETの特性の調整は有機FETのチャネル幅で行なっていた。しかし、この方法では大きなドレイン電流を得るためには広いチャネル幅が必要になり、微細化、集積化が困難になる。
また、チャネル長を変えても有機FETの特性は変化する。しかし、チャネル長は短いほど特性が良く、回路設計の段階でプロセス上作製可能な最短チャネル長に設計されている。したがって、特性の調整のためにチャネル長を長くすると有機FETの特性が悪化してしまう。
また、有機半導体材料やソースやドレインの電極材料を変えても有機FETの特性は調整できる。しかし、何種類もの異なる材料を用いることでプロセスが複雑化し、合理的ではない。
そこで、本発明は、上記課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
上記の課題を解決するために、本発明に係る半導体装置の形態のひとつは、第一ゲート電極、第一ゲート絶縁膜、第一半導体膜、第一ソース電極および第一ドレイン電極を含む第一トランジスタと、第二ゲート電極、第二ゲート絶縁膜、第二半導体膜、第二ソース電極および第二ドレイン電極を含む第二トランジスタと、を備え、前記第一半導体膜がp型有機半導体材料を含み、前記第二半導体膜がn型有機半導体材料を含み、前記第一ゲート電極と前記第二ゲート電極とが電気的に接続され、前記第一ドレイン電極と前記第二ドレイン電極とが電気的に接続され、前記第一ゲート絶縁膜の膜厚が、前記第二ゲート絶縁膜の膜厚よりも大きいことを特徴とする。
このように構成することで、第一トランジスタをp型有機FETとし、第二トランジスタをn型有機FETとするCMOSインバータ回路が形成される。そして、第一トランジスタおよび第二トランジスタのゲート電極をCMOSインバータ回路の入力電極とし、各トランジスタのドレイン電極を出力電極とする。また、第二トランジスタのソース電極を接地し、第一トランジスタのソース電極に正の電源電圧を印加する。そして、入力電極に入力電圧を印加すると、出力電極には入力電圧が反転した出力電圧が出力される。
ここで、第一トランジスタの第一ゲート絶縁膜が第二トランジスタの第二ゲート絶縁膜よりも大きく形成されている。これにより、p型有機FETである第一トランジスタの電界効果移動度は低下する。したがって、第一トランジスタの電界効果移動度をn型有機FETである第二トランジスタの電界効果移動度と略等しくすることができる。
したがって、半導体装置の出力特性の対称性を改善し、出力電圧特性の良好な半導体装置を得ることができる。また、チャネル幅やチャネル長を調整する必要が無いので、半導体装置を小型化することができ、半導体装置の微細化、集積化が可能になる。
また、本発明に係る半導体装置の他の形態のひとつは、前記第一ドレイン電極の一部と前記ドレイン電極の一部とが積層されていることを特徴とする。
このように構成することで、第一トランジスタと第二トランジスタのドレイン電極同士を電気的に接続して出力電極とする際に、出力電極の面積を縮小させ、半導体装置の微細化、高集積化を実現することができる。
また、本発明に係る半導体装置は、前記第一トランジスタのチャネル幅が前記第二トランジスタのチャネル幅よりも小さいことを特徴とする。
このように構成することで、第一トランジスタに対する電界効果を小さくし、出力特性のバランスを改善することができる。
また、本発明に係る半導体装置の他の形態のひとつは、前記第一および第二ゲート電極はタンタルを含み、前記第一および第二ゲート絶縁膜は酸化タンタルを含むことを特徴とする。
このように構成することで、タンタルの表面を酸化させて第一および第二ゲート絶縁膜を形成することができる。したがって、ゲート絶縁膜の形成が容易で、製造設備も簡略化することができる。また、第一および第二ゲート絶縁膜は酸化タンタルによって形成されているので、欠陥が少なく、緻密で高品質なゲート絶縁膜となる。
また、本発明に係る半導体装置の製造方法の形態のひとつは、第一ゲート電極、第一ゲート絶縁膜、第一半導体膜、第一ソース電極および第一ドレイン電極を含む第一トランジスタと、第二ゲート電極、第二ゲート絶縁膜、第二半導体膜、第二ソース電極および第二ドレイン電極を含む第二トランジスタと、を備える半導体装置の製造方法であって、基板上に前記第一ゲート電極と、前記第二ゲート電極と、を形成する工程と、陽極酸化法により、前記第二ゲート電極の表面を酸化して第二ゲート絶縁膜を形成すると共に、前記第一ゲート電極の表面を酸化して、前記第二ゲート絶縁膜の膜厚よりも膜厚の大きい第一ゲート絶縁膜を形成する工程と、前記第一ゲート絶縁膜上にp型有機半導体材料を含む第一半導体膜を形成すると共に、前記第二ゲート絶縁膜上にn型有機半導体材料を含む第二半導体膜を形成する工程と、前記第一半導体膜上に前記第一ソース電極を、第二半導体膜上に前記第二ソース電極をそれぞれ形成すると共に、前記第一ドレイン電極と前記第二ドレイン電極とが電気的に接続されるように、前記第一半導体膜上に第一ドレイン電極を、前記第二半導体膜上に第二ドレイン電極を、それぞれ形成する工程と、前記第一ゲート電極と前記第二ゲート電極とを電気的に接続する工程と、を有することを特徴とする。
このように製造することで、陽極酸化電圧、陽極酸化時間等を制御して、第一トランジスタと第二トランジスタに膜厚の異なるゲート絶縁膜を形成することができる。そして、p型の半導体膜を備えた第一トランジスタのゲート絶縁膜の膜厚が、n型の半導体膜を備えた第二トランジスタのゲート絶縁膜の膜厚よりも大きいCMOSインバータ回路を形成することができる。
また、本発明に係る半導体装置の製造方法の他の形態のひとつは、前記第一および第二ゲート絶縁膜を形成する工程において、前記第一ゲート電極に、前記第二ゲート電極よりも大きい陽極酸化電圧を印加することを特徴とする。
このように製造することで、第一トランジスタの第一ゲート絶縁膜の膜厚を第二トランジスタの第二ゲート絶縁膜の膜厚よりも大きくすることができる。
また、本発明に係る半導体装置の製造方法の他の形態のひとつは、前記第一および第二ゲート絶縁膜を形成する工程において、前記第一ゲート電極に、前記第二ゲート電極よりも長時間、陽極酸化電圧を印加することを特徴とする。
このように製造することで、第一トランジスタの第一ゲート絶縁膜の膜厚を第二トランジスタの第二ゲート絶縁膜の膜厚よりも大きくすることができる。
また、本発明に係る半導体装置の製造方法の他の形態のひとつは、前記第一および第二ゲート絶縁膜を形成する工程において、前記第一および第二ゲート電極同士を電気的に接続するための部分を除いて、前記第一および第二ゲート電極を電解液に浸漬し、前記第一および第二ゲート電極を前記電解液中で前記陽極酸化法により酸化して前記第一および第二ゲート絶縁膜を形成し、前記第一および第二ゲート電極を電気的に接続する工程において、前記第一および第二ゲート電極の表面の前記第一および第二ゲート絶縁膜の非形成部に前記第一および第二ゲート電極同士を電気的に接続する配線を形成することを特徴とする特徴とする。
このように製造することで、第一トランジスタおよび第二トランジスタのゲート電極同士を電気的に接続するための部分は酸化されず、ゲート絶縁膜の非形成部となる。したがって、ゲート電極同士を電気的に接続する際に、ゲート絶縁膜の非形成部同士を接続することができる。したがって、ゲート絶縁膜を除去する必要が無く、製造工程を簡略化し、生産性を向上させることができる。
また、本発明に係る半導体装置の製造方法の他の形態のひとつは、前記第一および第二ゲート絶縁膜を形成する工程において、前記第一および第二ゲート電極の表面の前記第一および第二ゲート電極同士を電気的に接続するための部分にそれぞれマスクを形成し、前記第一および第二ゲート電極を前記電解液に浸漬し、前記電解液中で前記陽極酸化法により前記第一および第二ゲート電極表面の前記マスクの非形成部を前記電解液中で酸化して前記第一および第二ゲート絶縁膜を形成し、前記第一および第二ゲート電極を電気的に接続する工程において、前記マスクを除去して前記第一および第二ゲート電極の表面を露出させ、前記第一および第二ゲート電極の表面に前記第一および第二ゲート電極同士を電気的に接続する配線を形成することを特徴とする。
このように製造することで、第一トランジスタおよび第二トランジスタのゲート電極同士を電気的に接続するための部分は酸化されず、ゲート絶縁膜の非形成部となる。そのため、ゲート電極同士を電気的に接続する配線を形成する際に、ゲート絶縁膜の非形成部同士を接続することができる。したがって、ゲート絶縁膜を除去する必要が無く、製造工程を簡略化し、生産性を向上させることができる。
また、本発明に係る半導体装置の製造方法の他の形態のひとつは、前記第一および第二ゲート電極を電気的に接続する工程において、前記第一および第二ゲート絶縁膜の一部をエッチングにより除去し、前記エッチングにより露出した前記第一および第二ゲート電極の表面に前記第一および第二ゲート電極同士を電気的に接続する配線を形成することを特徴とする。
このように製造することで、第一および第二ゲート電極表面に形成された第一および第二ゲート絶縁膜を除去し、第一および第二ゲート電極を露出させることができる。そして、第一および第二ゲート電極を露出させた部分に配線を形成することで、第一トランジスタと第二トランジスタのゲート電極同士を電気的に接続することができる。
次に、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の各図面では、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各層や各部材ごとに縮尺を適宜変更している。
(半導体装置)
図1および図2に示すように、半導体装置100は、基板1上に第一トランジスタ(以下、p型有機FET10という)と第二トランジスタ(以下、n型有機FET20という)からなるCMOSインバータ回路30を備えている。基板1は、例えば、ガラス等の電気絶縁材料によって形成されている。p型有機FET10およびn型有機FET20は、それぞれ、基板1上に形成されたp型用ゲート電極11およびn型用ゲート電極21を備えている。各ゲート電極11,21は、例えば、タンタルによって形成されている。
各ゲート電極11,21上には、図1に示す接続部11a,21aを除いて、各ゲート電極11,21を覆うようにp型用ゲート絶縁膜12およびn型用ゲート絶縁膜22が形成されている。
図2に示すように、p型用ゲート絶縁膜12の膜厚T1は、n型用ゲート絶縁膜22の膜厚T2よりも大きくなるように形成されている。各ゲート絶縁膜12,22は、例えば、酸化タンタルによって形成されている。ここで、p型用ゲート絶縁膜12の膜厚T1は、例えば、約400nmであり、n型用ゲート絶縁膜22の膜厚T2は、例えば、約133nmとなるように形成されている。
接続部11a,21aは、p型用ゲート電極11およびn型用ゲート電極21に跨って形成された配線31によって電気的に接続され、半導体装置100の入力電極101を構成している。配線31は、アルミニウムと金が順次積層されて形成されている。
各ゲート絶縁膜12,22上には、各ゲート絶縁膜12,22の一部を覆うように、それぞれp型半導体膜13およびn型半導体膜23が形成されている。各半導体膜13,23は(チオフェン/フェニレン)コオリゴマーによって形成され、p型半導体膜13は、下記の式(1)で表されるp型有機半導体材料であるBP3Tを含んで形成されている。n型半導体膜23は、下記の式(2)で表されるn型有機半導体材料であるAC5F6pmを含んで形成さている。
Figure 2009004559
Figure 2009004559
p型半導体膜13およびn型半導体膜23上には、それぞれ、p型用ソース電極14、p型用ドレイン電極15およびn型用ソース電極24、n型用ドレイン電極25が形成されている。p型用ドレイン電極15とn型用ドレイン電極25とは、一部が互いに重なり合うように積層されて電気的に接続され、半導体装置100の出力電極102を構成している。
ここで、p型用ソース電極14およびp型用ドレイン電極15は、例えば、金によって形成されている。また、n型用ソース電極24、n型用ドレイン電極25は、例えば、アルミニウムによって形成されている。
図1に示すように、p型有機FET10のチャネル幅W1は、n型有機FET20のチャネル幅W2よりも小さくなるように形成されている。p型有機FET10のチャネル幅W1は、例えば、約1mmに形成され、n型有機FET20のチャネル幅W2は、約3mmに形成されている。また、p型有機FET10およびn型有機FET20のチャネル長L1,L2は略等しくなるように形成され、それぞれ、例えば、約20μmに形成されている。
次に、この実施の形態の作用について説明する。
図1および図2に示すように、p型有機FET10およびn型有機FET20を備えたCMOSインバータ回路30において、n型用ソース電極24を接地し、p型用ソース電極14に正の電源電圧VDDを印加する。電源電圧VDDを約10Vとし、入力電極101に約0〜10Vの入力電圧Vinを印加し、出力電極102からの出力電圧Voutを測定することで、図3に示す出力特性を得た。
入力電極101に、図3に示すように、入力電圧Vinとして約0(V)〜10(V)の電圧を印加すると、出力電極102には入力電圧Vinが反転して、約10(V)〜0(V)の出力電圧Voutが出力される。また、反転電圧Vを出力電圧Voutが電源電圧VDDの半分の値(5V)になる入力電圧Vinとして定義する。
ここで、n型半導体膜23に用いられているAC5F6pmの電界効果移動度は約10−3cm/Vs程度であり、p型半導体膜に用いられているBP3Tの電界効果移動度より、およそ1桁のオーダーで小さくなっている。
そこで、本実施形態の半導体装置100では、出力特性の劣化を防止するために、p型用ゲート絶縁膜12の膜厚T1がn型用ゲート絶縁膜22の膜厚T2よりも大きく形成されている。これにより、p型有機FET10のゲート容量が減少し、p型有機FET10の電界効果移動度は低下する。
また、p型用ゲート絶縁膜12およびn型用ゲート絶縁膜22はそれぞれ酸化タンタルによって形成され、膜厚T1,T2は、それぞれ約400nmおよび約133nmとなるように形成されている。
このようにn型用ゲート絶縁膜22の膜厚T2をp型用ゲート絶縁膜の膜厚の約1/3にすることによって、n型有機FET20の電界効果を相対的に大きくして、p型有機FET10の電界効果移動度をn型有機FET20の電界効果移動度と略等しくすることができる。これにより、図3に示すように、反転電圧Vを入力電圧Vinの最小値0Vと最大値10Vの略中間値である約5.1Vとすることができる。
したがって、本実施形態によれば、CMOSインバータ回路30の反転電圧Vを入力電圧Vinの最小値と最大値の略中間値として、出力特性の対称性が良好な半導体装置100を得ることができる。これにより、ON/OFFのマージンを拡大し、半導体装置100の設計の自由度を向上させることができる。
また、チャネル幅W1,W2やチャネル長L1,L2を調整する必要が無いので、半導体装置100を小型化することができ、半導体装置100の微細化、集積化が可能になる。また、p型用ドレイン電極15の一部とn型用ドレイン電極25の一部とが積層されているので、基板1上に並べて形成する場合と比較して、出力電極102の面積を縮小させ、半導体装置100の微細化、高集積化を実現することができる。
また、p型有機FET10のチャネル幅W1がn型有機FET20のチャネル幅W2よりも小さいので、p型有機FET10の電界効果を小さくし、CMOSインバータ回路30の出力特性のバランスを改善することができる。
さらに、各ゲート電極11,21はタンタルによって形成され、各ゲート絶縁膜12,22は酸化タンタルによって形成されているので、各ゲート電極11,21の表面を酸化させて各ゲート絶縁膜12,22を形成することができる。したがって、各ゲート絶縁膜12,22の形成が容易で、欠陥が少なく、製造設備も簡略化することができる。また、各ゲート絶縁膜12,22は酸化タンタルによって形成されているので、緻密で高品質なゲート絶縁膜12,22となる。
(半導体装置の製造方法)
次に、この実施の形態の半導体装置の製造方法について説明する。
まず、基板1の表面に、例えば、スパッタ法等によりタンタル膜を形成する。次いで、形成したタンタル膜を、例えば、フォトリソグラフィ法、ドライエッチング法等によりパターニングして、図4(a)に示すように、p型用ゲート電極11およびn型用ゲート電極21を形成する。これにより、p型用ゲート電極11およびn型用ゲート電極21は電気的に独立した状態になる。
次に、図4(b)に示すように、n型用ゲート電極21の表面を酸化してn型用ゲート絶縁膜22を形成すると共に、p型用ゲート電極11の表面を酸化して、n型用ゲート絶縁膜22の膜厚T2よりも膜厚T1の大きいp型用ゲート絶縁膜12を形成する。p型用ゲート絶縁膜12とn型用ゲート絶縁膜22は、陽極酸化法によって形成する。
陽極酸化法によりp型用ゲート絶縁膜12とn型用ゲート絶縁膜22を形成する際には、まず、図5に示すように、陽極酸化液槽51に満たされた陽極酸化電解液52に、p型用ゲート電極11およびn型用ゲート電極21が形成された基板1を浸漬する。このとき、p型用ゲート電極11およびn型用ゲート電極22の接続部11a,21aが陽極酸化電解液52に接触しないように、接続部11a,21aが陽極酸化電解液52の液面52sよりも上側に位置するように基板1を固定する。
次に、n型用ゲート電極21を陽極酸化電源53の陽極53pに接続する。次いで、p型用ゲート電極11および陰極用電極54を陽極酸化電源53の陰極53nに接続する。また、陰極用電極54は基板1と共に陽極酸化電解液52に浸漬する。そして、陽極酸化電源53によって約70Vの陽極酸化電圧Vを印加する。陽極酸化法によるタンタル酸化膜の膜厚は、陽極酸化電圧Vに比例し、その比例係数は約1.9nm/Vである。
したがって、約70Vの陽極酸化電圧Vを印加することによって、n型用ゲート電極21の表面には約133nmの膜厚T2のn型用ゲート絶縁膜22が形成される。このとき、陽極酸化電源53の陰極53nに接続されたp型用ゲート電極11の表面、および、陽極酸化電解液52の液面上52sに露出された接続部21aは酸化されない。
次に、p型用ゲート電極11およびn型用ゲート電極21を、陽極酸化電源53の陰極53nおよび陽極酸化電源53の陽極53pから取り外す。そして、配線を入れ替えて、p型用ゲート電極11を陽極酸化電源53の陽極53pに接続し、n型用ゲート電極21を陽極酸化電源53の陰極53nに接続する。次いで、陽極酸化電源53によって約210Vの陽極酸化電圧Vを印加する。
これにより、接続部11aを除くp型用ゲート電極11の表面には、約400nmのp型用ゲート絶縁膜12が形成される。
このように、陽極酸化法によりp型用ゲート絶縁膜12およびn型用ゲート絶縁膜22を形成することで、陽極酸化電圧Vを制御し、p型用ゲート絶縁膜11の膜厚T1とn型用ゲート絶縁膜21の膜厚T2を独立かつ自由に制御することができる。そして、p型用ゲート電極11に対する陽極酸化電圧Vを、n型用ゲート電極21に対する陽極酸化電圧Vよりも大きくすることで、図4(b)に示すように、p型用ゲート絶縁膜12の膜厚T1をn型用ゲート絶縁膜22の膜厚T2よりも大きくすることができる。
次に、図4(c)に示すように、例えば、蒸着法等により、p型用ゲート絶縁膜12上にp型半導体膜13を形成すると共に、n型用ゲート絶縁膜22上にn型半導体膜23を形成する。
次いで、図4(d)に示すように、n型半導体膜23上に、例えば、マスク蒸着法等により、n型用ソース電極24およびn型用ドレイン電極25を形成する。同時に、図1に示すように、p型用ゲート電極11の接続部11aとn型用ゲート電極21の接続部21aを跨ぐように、配線31の下層側を形成する。
このとき、接続部11a,21aには絶縁膜が形成されていないので、配線31によってp型用ゲート電極11の接続部11aとn型用ゲート電極21の接続部21aが電気的に接続される。
すなわち、上述のように接続部11a,21aが陽極酸化時に陽極酸化電解液52に浸漬されないようにしたことで、接続部11a,21aの表面の導電性を維持し、p型用ゲート電極11とn型用ゲート電極21を電気的に接続することができる。したがって、製造工程を簡略化し、生産性を向上させることができる。
次に、図1および図2に示すように、p型半導体膜11上に、例えば、マスク蒸着法等により、p型用ソース電極14およびp型用ドレイン電極15を形成する。同時に、p型用ゲート電極11の接続部11aとn型用ゲート電極21の接続部21aを跨ぐように、配線31の上層側を形成する。また、p型用ドレイン電極15の一部がn型用ドレイン電極25に重なるように形成する。これにより、p型用ドレイン電極15とn型用ドレイン電極25が電気的に接続される。以上により、図1および図2に示す半導体装置100が製造される。
(比較例)
次に、上述の実施の形態の半導体装置100に対する比較例について、図1を援用し、図6および図7を用いて説明する。本比較例では上述の実施の形態で説明した半導体装置100と、p型用ゲート絶縁膜12’とn型用ゲート絶縁膜22’の膜厚T1’,T2’が等氏くなるように形成されている点で異なっている。その他の点は上述の実施の形態と同様であるので、同一の部分には同一の符号を付して説明は省略する。
図6に示すように、p型用ゲート絶縁膜12’とn型用ゲート絶縁膜22’の膜厚T1’,T2’は、約266nmであり、略等しい膜厚T1’,T2’となっている。この膜厚T1’,T2’は上述の実施の形態におけるp型用ゲート絶縁膜12とn型用ゲート絶縁膜22の膜厚T1,T2の略中間値である。
上述の実施の形態と同様に、n型用ソース電極24を接地し、p型用ソース電極14に正の電源電圧VDDを印加する。電源電圧VDDを約10Vとし、入力電極101に約0〜10Vの入力電圧Vinを印加し、出力電極102からの出力電圧Voutを測定することで、図7に示す出力特性を得た。
上述のように、n型半導体膜23の電界効果移動度はp型半導体膜13のそれより、およそ1桁のオーダーで小さくなっている。そのため、p型半導体膜13とn型半導体膜23の膜厚T1’,T2’が等しい場合には、n型有機FET10’のON電流はp型有機FET20’のON電流よりも小さくなる。
両者のON電流を等しくするためには、n型有機FET10’のゲート電圧の絶対値をp型有機FET20’のゲート電圧の絶対値よりも大きくしなければならない。
このため、図7に示すように、反転電圧Vは、入力電圧Vinの最小値と最大値の中間値から、最大値側に大きくずれた7.2Vとなり、上述の実施の形態と比較して、出力特性の対称性が劣化する。
n型有機FET20’のチャネル幅W2は、上述の実施の形態と同様にp型有機FET10’のチャネル幅W1の約3倍になっている。しかし、これだけでは十分に出力特性を向上させることができなかった。チャネル幅W1,W2の調整だけで十分な対称性を有する出力特性を得るためには、n型有機FET20’のチャネル幅W2をさらに数倍広くする必要がある。しかし、この方法ではCMOSインバータ回路30’の面積が拡大し、上述の実施の形態と比較して、半導体装置100’の微細化、集積化が困難になる。
尚、この発明は上述した実施の形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
例えば、上述の実施の形態で説明した半導体装置の製造方法では、印加する陽極酸化電圧の大きさでゲート絶縁膜の膜厚を制御しているが、陽極酸化電圧を一定にして、酸化時間を制御することで膜厚を制御してもよい。この場合、p型用ゲート電極の陽極酸化電圧の印加時間をn型用ゲート電極の陽極酸化電圧の印加時間よりも長くすることで、p型用ゲート絶縁膜の膜厚をn型用ゲート絶縁膜の膜厚よりも大きくすることができる。
また、上述の実施の形態では、接続部に絶縁膜を形成しないために、接続部を陽極酸化電解液に浸漬しないようにしたが、接続部にマスクを形成してから、各ゲート電極を前記電解液に浸漬し、陽極酸化電解液中で各ゲート電極表面のマスクの非形成部を酸化して各ゲート絶縁膜を形成してもよい。これにより、マスクの形成部にはゲート絶縁膜は形成されず、マスクの非形成部にのみ、ゲート絶縁膜が形成される。
したがって、この方法によれば、各ゲート電極を電気的に接続する工程において、基板上にp型有機FETおよびn型有機FETがそれぞれ複数形成されている場合に、上述の実施の形態で説明した方法と比較して、各接続部の酸化をより確実に防止することができる。
また、上述の実施の形態のように接続部への酸化膜の形成を防止せず、各ゲート電極を完全に陽極酸化電解液に浸漬し、各ゲート電極の全面にゲート絶縁膜を形成してもよい。この場合、各ゲート電極を電気的に接続する工程において、接続部に対応する各ゲート絶縁膜の一部をエッチングにより除去し、エッチングにより露出した各ゲート電極の表面に、ゲート電極同士を電気的に接続する配線を形成する。これにより、上述の実施の形態と同様に、ゲート電極同士を電気的に接続することができる。
また、ゲート電極はタンタル以外の導電性を有する金属材料等によって形成してもよい。また、半導体膜の材料は、発光性の有機半導体材料であれば、上述の実施形態において説明した材料に限られない。p型有機半導体材料としては、上述のBP3Tの他に、例えば、以下の式(3)で表されるAC5、あるいはペンタセン等を用いることができる。
Figure 2009004559
また、n有機半導体材料としては、例えば、以下の式(4)によって表される(チオフェン/フェニレン)コオリゴマー系のAC5CF3、あるいは式(5)によって表されるPTCDI等を用いることができる。
Figure 2009004559
Figure 2009004559
また、n型半導体膜として、p型半導体材料であるAC5やAC5F6pmにフッ素置換処理を行ったものを用いてもよい。また、その他の材料としては、C60フラーレン等を用いてもよい。
また、上述の実施の形態では、n型用ゲート絶縁膜とp型用ゲート絶縁膜の膜厚比を1:3にしたが、膜厚比はこの値に限られず、n型有機半導体とp型有機半導体の電界効果移動度などの材料特性やn型FETとp型FETの各部の寸法などに応じて設定すればよい。
また、本発明は上述の実施の形態において説明したCMOSインバータ回路に限られず、例えば、有機FETアクティブマトリクスディスプレイにおけるスイッチング用有機FETと駆動用有機FETからなる回路等、有機FETのグループ毎に異なる特性を要求される回路に応用することができる。また、個々の有機FETの特性を同じ特性、あるいはそれぞれ所望の特性に合わせ込むことが必要な回路にも応用することができる。
本発明の実施の形態に係る半導体装置の平面図である。 図1のA−A’線に沿う断面図である。 本発明の実施の形態に係る半導体装置の出力特性を示す図である。 (a)〜(d)は、同、半導体装置の製造工程の説明図である。 本発明の実施の形態における陽極酸化法の説明図である。 比較例における半導体装置の図2に対応する断面図である。 比較例における半導体装置の出力特性を示す図である。
符号の説明
1 基板、10 p型有機FET(第一トランジスタ)、11 p型用ゲート電極(第一ゲート電極)、11a 接続部(ゲート絶縁膜の非形成部)、12 p型用ゲート絶縁膜(第一ゲート絶縁膜)、13 p型半導体膜(第一半導体膜)、14 p型用ソース電極(第一ソース電極)、15 p型用ドレイン電極(第一ドレイン電極)、20 n型有機FET(第二トランジスタ)、21 n型用ゲート電極(第二ゲート電極)、21a 接続部(ゲート絶縁膜の非形成部)、22 n型用ゲート絶縁膜(第二ゲート絶縁膜)、23 n型半導体膜(第二半導体膜)、24 n型用ソース電極(第二ソース電極)、25 n型用ドレイン電極(第二ドレイン電極)、100 半導体装置、T1 膜厚、T2 膜厚、W1 チャネル幅、W2 チャネル幅、V 陽極酸化電圧

Claims (10)

  1. 第一ゲート電極、第一ゲート絶縁膜、第一半導体膜、第一ソース電極および第一ドレイン電極を含む第一トランジスタと、
    第二ゲート電極、第二ゲート絶縁膜、第二半導体膜、第二ソース電極および第二ドレイン電極を含む第二トランジスタと、を備え、
    前記第一半導体膜がp型有機半導体材料を含み、
    前記第二半導体膜がn型有機半導体材料を含み、
    前記第一ゲート電極と前記第二ゲート電極とが電気的に接続され、
    前記第一ドレイン電極と前記第二ドレイン電極とが電気的に接続され、
    前記第一ゲート絶縁膜の膜厚が、前記第二ゲート絶縁膜の膜厚よりも大きいことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第一ドレイン電極の一部と前記ドレイン電極の一部とが積層されていることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記第一トランジスタのチャネル幅が前記第二トランジスタのチャネル幅よりも小さいことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記第一および第二ゲート電極はタンタルを含み、前記第一および第二ゲート絶縁膜は酸化タンタルを含むことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の半導体装置。
  5. 第一ゲート電極、第一ゲート絶縁膜、第一半導体膜、第一ソース電極および第一ドレイン電極を含む第一トランジスタと、第二ゲート電極、第二ゲート絶縁膜、第二半導体膜、第二ソース電極および第二ドレイン電極を含む第二トランジスタと、を備える半導体装置の製造方法であって、
    基板上に前記第一ゲート電極と、前記第二ゲート電極と、を形成する工程と、
    陽極酸化法により、前記第二ゲート電極の表面を酸化して第二ゲート絶縁膜を形成すると共に、前記第一ゲート電極の表面を酸化して、前記第二ゲート絶縁膜の膜厚よりも膜厚の大きい第一ゲート絶縁膜を形成する工程と、
    前記第一ゲート絶縁膜上にp型有機半導体材料を含む第一半導体膜を形成すると共に、前記第二ゲート絶縁膜上にn型有機半導体材料を含む第二半導体膜を形成する工程と、
    前記第一半導体膜上に前記第一ソース電極を、第二半導体膜上に前記第二ソース電極をそれぞれ形成すると共に、前記第一ドレイン電極と前記第二ドレイン電極とが電気的に接続されるように、前記第一半導体膜上に第一ドレイン電極を、前記第二半導体膜上に第二ドレイン電極を、それぞれ形成する工程と、
    前記第一ゲート電極と前記第二ゲート電極とを電気的に接続する工程と、
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 前記第一および第二ゲート絶縁膜を形成する工程において、前記第一ゲート電極に、前記第二ゲート電極よりも大きい陽極酸化電圧を印加することを特徴とする請求項5記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記第一および第二ゲート絶縁膜を形成する工程において、前記第一ゲート電極に、前記第二ゲート電極よりも長時間、陽極酸化電圧を印加することを特徴とする請求項5記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記第一および第二ゲート絶縁膜を形成する工程において、前記第一および第二ゲート電極同士を電気的に接続するための部分を除いて、前記第一および第二ゲート電極を電解液に浸漬し、前記第一および第二ゲート電極を前記電解液中で前記陽極酸化法により酸化して前記第一および第二ゲート絶縁膜を形成し、
    前記第一および第二ゲート電極を電気的に接続する工程において、前記第一および第二ゲート電極の表面の前記第一および第二ゲート絶縁膜の非形成部に前記第一および第二ゲート電極同士を電気的に接続する配線を形成することを特徴とする請求項5ないし請求項7のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記第一および第二ゲート絶縁膜を形成する工程において、前記第一および第二ゲート電極の表面の前記第一および第二ゲート電極同士を電気的に接続するための部分にそれぞれマスクを形成し、前記第一および第二ゲート電極を前記電解液に浸漬し、前記電解液中で前記陽極酸化法により前記第一および第二ゲート電極表面の前記マスクの非形成部を前記電解液中で酸化して前記第一および第二ゲート絶縁膜を形成し、
    前記第一および第二ゲート電極を電気的に接続する工程において、前記マスクを除去して前記第一および第二ゲート電極の表面を露出させ、前記第一および第二ゲート電極の表面に前記第一および第二ゲート電極同士を電気的に接続する配線を形成することを特徴とする請求項5ないし請求項7のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  10. 前記第一および第二ゲート電極を電気的に接続する工程において、前記第一および第二ゲート絶縁膜の一部をエッチングにより除去し、前記エッチングにより露出した前記第一および第二ゲート電極の表面に前記第一および第二ゲート電極同士を電気的に接続する配線を形成することを特徴とする請求項5ないし請求項7のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
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