JP2009003001A - プロジェクタ、および制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】光源装置を不要に点灯させることなく光源装置の長寿命化、省電力化が図れるとともに、利便性の向上が図れるプロジェクタを提供する。
【解決手段】プロジェクタ1を構成する主制御部241は、再生装置3内部に搬入された記録媒体を外部に搬出させる旨の媒体搬出情報を取得する情報取得部2411と、主電源部221がOFF状態で情報取得部2411にて媒体搬出情報が取得された場合に、主電源部221をOFF状態からON状態に切り替えるON切替制御を実施する状態切替制御部2415と、状態切替制御部2415にてON切替制御が実施された後、ローディング機構32に搬出動作を実施させる動作制御部2414と、状態切替制御部2415にてON切替制御が実施された後、光源装置231の消灯状態を維持する消灯維持制御を実施する光源制御部2416とを備えている。
【選択図】図1
【解決手段】プロジェクタ1を構成する主制御部241は、再生装置3内部に搬入された記録媒体を外部に搬出させる旨の媒体搬出情報を取得する情報取得部2411と、主電源部221がOFF状態で情報取得部2411にて媒体搬出情報が取得された場合に、主電源部221をOFF状態からON状態に切り替えるON切替制御を実施する状態切替制御部2415と、状態切替制御部2415にてON切替制御が実施された後、ローディング機構32に搬出動作を実施させる動作制御部2414と、状態切替制御部2415にてON切替制御が実施された後、光源装置231の消灯状態を維持する消灯維持制御を実施する光源制御部2416とを備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、プロジェクタ、および制御方法に関する。
従来、光源装置から射出された光束を画像情報に応じて変調して画像光を形成し拡大投射するプロジェクタ本体と、CD(Compact Disk)やDVD(Digital Versatile Disk)等の記録媒体(以下、光ディスク)を装填可能とし光ディスクに記録された情報を再生する再生装置とが一体的に設けられたプロジェクタが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このようなプロジェクタでは、再生装置に光ディスクを装填したままでプロジェクタの電源をOFF(主電源をOFF)した場合、利用者が光ディスクをプロジェクタ(再生装置)から取り出す際には、以下のような動作により内部の光ディスクを外部に搬出する技術が多用される。
第1の技術としては、プロジェクタは、利用者によるプロジェクタの電源ONの操作により、起動(主電源をON)して光源装置を点灯させる。この後、プロジェクタは、利用者による光ディスクをプロジェクタ外部に搬出させる旨の入力操作(イジェクトボタンの押下)により、光ディスクを外部に搬出する。
第2の技術としては、プロジェクタは、利用者によるイジェクトボタンの押下により、起動する。この後、プロジェクタは、光源装置を点灯させる動作、および、光ディスクを外部に搬出する動作を実施する。
このようなプロジェクタでは、再生装置に光ディスクを装填したままでプロジェクタの電源をOFF(主電源をOFF)した場合、利用者が光ディスクをプロジェクタ(再生装置)から取り出す際には、以下のような動作により内部の光ディスクを外部に搬出する技術が多用される。
第1の技術としては、プロジェクタは、利用者によるプロジェクタの電源ONの操作により、起動(主電源をON)して光源装置を点灯させる。この後、プロジェクタは、利用者による光ディスクをプロジェクタ外部に搬出させる旨の入力操作(イジェクトボタンの押下)により、光ディスクを外部に搬出する。
第2の技術としては、プロジェクタは、利用者によるイジェクトボタンの押下により、起動する。この後、プロジェクタは、光源装置を点灯させる動作、および、光ディスクを外部に搬出する動作を実施する。
しかしながら、上述した2つの技術の双方ともに、再生装置に光ディスクを装填したままでプロジェクタの電源をOFFした場合で利用者が光ディスクをプロジェクタから取り出す際には、光源装置を点灯させる動作を実施している。言い換えれば、利用者は光ディスクをプロジェクタから取り出すことのみを目的とし、プロジェクタにて表示された画像の観賞を目的としていないにも拘らず、プロジェクタは、光源装置を点灯させてしまう。すなわち、光源装置を不要に点灯させることとなり、光源装置の長寿命化、省電力化が図れない、という問題がある。
また、光源装置として放電発光型の光源ランプを用いた場合には、プロジェクタの電源をOFFした直後に電源をONさせて光源ランプを点灯させる際、ランプの特性上、点灯までに時間が掛かるものである。また、プロジェクタとしては、光源ランプが点灯するまで電源をOFFできないシステムが多用されている。このようなシステムでは、例えば、再生装置に光ディスクを装填したままでプロジェクタの電源をOFFした直後に利用者が光ディスクをプロジェクタから取り出す際には、光源ランプが点灯するまで電源をOFFすることができないため、光ディスクを取り出すことができても、光源ランプが点灯するまで待つ必要があり、プロジェクタの電源をOFFして電源ケーブルをコンセントから引き抜きプロジェクタを他の場所に持ち運ぶ等ができず、利便性の向上が図れない、という問題がある。
また、光源装置として放電発光型の光源ランプを用いた場合には、プロジェクタの電源をOFFした直後に電源をONさせて光源ランプを点灯させる際、ランプの特性上、点灯までに時間が掛かるものである。また、プロジェクタとしては、光源ランプが点灯するまで電源をOFFできないシステムが多用されている。このようなシステムでは、例えば、再生装置に光ディスクを装填したままでプロジェクタの電源をOFFした直後に利用者が光ディスクをプロジェクタから取り出す際には、光源ランプが点灯するまで電源をOFFすることができないため、光ディスクを取り出すことができても、光源ランプが点灯するまで待つ必要があり、プロジェクタの電源をOFFして電源ケーブルをコンセントから引き抜きプロジェクタを他の場所に持ち運ぶ等ができず、利便性の向上が図れない、という問題がある。
本発明の目的は、光源装置を不要に点灯させることなく光源装置の長寿命化、省電力化が図れるとともに、利便性の向上が図れるプロジェクタ、および制御方法を提供することにある。
本発明のプロジェクタは、光源装置から射出された光束を画像情報に応じて変調して画像光を形成し拡大投射するプロジェクタ本体と、記録媒体を装填可能とし前記記録媒体に記録された情報を再生する再生装置とを備えたプロジェクタであって、前記再生装置は、外装筐体に形成された挿入口を介して挿入された前記記録媒体の内部への搬入動作、および、搬入された前記記録媒体の外部への搬出動作を実施する搬入出駆動部を備え、前記光源装置および前記搬入出駆動部を含む主電源動作ブロックに対して電力を供給する主電源部、前記光源装置および前記搬入出駆動部を除く副電源動作ブロックに対して少なくとも前記主電源部がOFF状態の場合に電力を供給する副電源部を有する電源ブロックと、前記副電源部から供給される電力により動作する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記再生装置内部に搬入された前記記録媒体を外部に搬出させる旨の媒体搬出情報を取得する情報取得部と、前記主電源部がOFF状態で前記情報取得部にて前記媒体搬出情報が取得された場合に、前記主電源部をOFF状態からON状態に切り替えるON切替制御を実施する状態切替制御部と、前記状態切替制御部にて前記ON切替制御が実施された後、前記搬入出駆動部に搬出動作を実施させる動作制御部と、前記状態切替制御部にて前記ON切替制御が実施された後、前記光源装置の消灯状態を維持する消灯維持制御を実施する光源制御部とを備えていることを特徴とする。
本発明では、再生装置は、挿入口(スロット)を介して挿入された記録媒体の内部への搬入動作、および外部への搬出動作を実施する搬入出駆動部を備えた、いわゆるスロット式のディスクドライブで構成されている。また、プロジェクタを構成する制御手段は、情報取得部と、状態切替制御部と、動作制御部と、光源制御部とを備えている。ここで、光源装置および搬入出駆動部は、電源ブロックを構成する主電源部からの電力供給により動作する。また、制御手段は、電源ブロックを構成する副電源部からの電力供給により動作する。このことにより、プロジェクタは、主電源部がOFF状態の場合に副電源部から副電源動作ブロックにのみ電力供給されている状態(以下、スタンバイ状態)において、以下に示すように動作する。
先ず、情報取得部は、例えば、プロジェクタに備えられた操作部が利用者に操作され、再生装置内部に搬入された記録媒体を外部に搬出させる旨の入力操作が実施された場合に、操作部からの操作信号から記録媒体を搬出させる旨の媒体搬出情報を取得する(情報取得ステップ)。
次に、状態切替制御部は、情報取得部にて媒体搬出情報が取得されると、主電源部をOFF状態からON状態に切り替えるON切替制御を実施する(状態切替制御ステップ)。状態切替制御部がON切替制御を実施することで、主電源部から光源装置および搬入出駆動部に電力が供給され、光源装置を点灯可能な状態、搬入出駆動部を駆動可能な状態となる。
次に、動作制御部は、ON切替制御が実施された後、搬入出駆動部に搬出動作を実施させる(動作制御ステップ)。そして、利用者は、搬入出駆動部の搬出動作により挿入口を介して記録媒体を取り出すことができる。
また、光源制御部は、ON切替制御が実施された後、光源装置の消灯状態を維持する消灯維持制御を実施する(光源制御ステップ)。
次に、状態切替制御部は、情報取得部にて媒体搬出情報が取得されると、主電源部をOFF状態からON状態に切り替えるON切替制御を実施する(状態切替制御ステップ)。状態切替制御部がON切替制御を実施することで、主電源部から光源装置および搬入出駆動部に電力が供給され、光源装置を点灯可能な状態、搬入出駆動部を駆動可能な状態となる。
次に、動作制御部は、ON切替制御が実施された後、搬入出駆動部に搬出動作を実施させる(動作制御ステップ)。そして、利用者は、搬入出駆動部の搬出動作により挿入口を介して記録媒体を取り出すことができる。
また、光源制御部は、ON切替制御が実施された後、光源装置の消灯状態を維持する消灯維持制御を実施する(光源制御ステップ)。
以上の構成により、再生装置に記録媒体を装填したままでプロジェクタの電源をOFF(主電源部をOFF)した場合で利用者が記録媒体をプロジェクタから取り出す際には、プロジェクタは、光源装置を点灯させることなく、記録媒体を外部に搬出させることができる。このため、光源装置を不要に点灯させることがなく、光源装置の長寿命化、省電力化が図れる。また、光源装置として再点灯に時間が掛かる光源ランプを用いた場合であっても、光源装置を点灯させることがないので、例えば、制御手段が上記動作制御ステップを実施した後に、主電源部をON状態からOFF状態に切り替える制御を実施すれば、利用者は、記録媒体を取り出した後、所定時間、待つことなく、電源ケーブルをコンセントから引き抜きプロジェクタを他の場所に持ち運ぶ等を実施できる。このため、利便性の向上が図れる。
本発明のプロジェクタでは、前記状態切替制御部は、前記動作制御部が前記搬入出駆動部に搬出動作を実施させた後、前記主電源部をON状態からOFF状態に、再度、切り替えるOFF切替制御を実施することが好ましい。
本発明によれば、状態切替制御部は、動作制御部が搬入出駆動部に搬出動作を実施させた後、OFF切替制御を実施するので、上述した利便性の向上が図れるという効果を好適に図れる。
本発明によれば、状態切替制御部は、動作制御部が搬入出駆動部に搬出動作を実施させた後、OFF切替制御を実施するので、上述した利便性の向上が図れるという効果を好適に図れる。
本発明のプロジェクタは、光源装置から射出された光束を画像情報に応じて変調して画像光を形成し拡大投射するプロジェクタ本体と、記録媒体を装填可能とし前記記録媒体に記録された情報を再生する再生装置とを備えたプロジェクタであって、前記再生装置は、外装筐体に形成された挿入口を介して挿入された前記記録媒体の内部への搬入動作、および、搬入された前記記録媒体の外部への搬出動作を実施する搬入出駆動部を備え、前記光源装置を含む主電源動作ブロックに対して電力を供給する主電源部、前記搬入出駆動部を含む副電源動作ブロックに対して少なくとも前記主電源部がOFF状態の場合に電力を供給する副電源部を有する電源ブロックと、前記副電源部から供給される電力により動作する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記再生装置内部に搬入された前記記録媒体を外部に搬出させる旨の媒体搬出情報を取得する情報取得部と、前記主電源部がOFF状態で前記情報取得部にて前記媒体搬出情報が取得された場合に、前記搬入出駆動部に搬出動作を実施させる動作制御部とを備えていることを特徴とする。
本発明では、再生装置は、上述したプロジェクタと同様に、いわゆるスロット式のディスクドライブで構成されている。また、プロジェクタを構成する制御手段は、情報取得部と、動作制御部とを備えている。ここで、光源装置は、電源ブロックを構成する主電源部からの電力供給により動作する。また、搬入出駆動部および制御手段は、電源ブロックを構成する副電源部からの電力供給により動作する。このことにより、プロジェクタは、スタンバイ状態において、以下に示すように動作する。
先ず、情報取得部は、上記同様に、操作部からの操作信号から記録媒体を搬出させる旨の媒体搬出情報を取得する(情報取得ステップ)。
次に、動作制御部は、情報取得部にて媒体搬出情報が取得されると、搬入出駆動部に搬出動作を実施させる(動作制御ステップ)。そして、利用者は、搬入出駆動部の搬出動作により挿入口を介して記録媒体を取り出すことができる。
以上の構成により、上述したプロジェクタと同様の作用および効果を享受できる。
また、搬入出駆動部が副電源部からの電力供給により駆動するため、スタンバイ状態において、搬入出駆動部を駆動させることができる。すなわち、上述したプロジェクタのように、スタンバイ状態において装填された光ディスクを外部に搬出させる際、主電源部をOFF状態からON状態に切り替えるON切替制御や、光源装置の消灯状態を維持する消灯維持制御を実施する必要がなく、制御手段の構造の簡素化が図れる。
次に、動作制御部は、情報取得部にて媒体搬出情報が取得されると、搬入出駆動部に搬出動作を実施させる(動作制御ステップ)。そして、利用者は、搬入出駆動部の搬出動作により挿入口を介して記録媒体を取り出すことができる。
以上の構成により、上述したプロジェクタと同様の作用および効果を享受できる。
また、搬入出駆動部が副電源部からの電力供給により駆動するため、スタンバイ状態において、搬入出駆動部を駆動させることができる。すなわち、上述したプロジェクタのように、スタンバイ状態において装填された光ディスクを外部に搬出させる際、主電源部をOFF状態からON状態に切り替えるON切替制御や、光源装置の消灯状態を維持する消灯維持制御を実施する必要がなく、制御手段の構造の簡素化が図れる。
本発明のプロジェクタは、光源装置から射出された光束を画像情報に応じて変調して画像光を形成し拡大投射するプロジェクタ本体と、記録媒体を装填可能とし前記記録媒体に記録された情報を再生する再生装置とを備えたプロジェクタであって、前記再生装置は、前記記録媒体を収納可能とし外装筐体内外に進退自在に構成された媒体収納部と、前記媒体収納部の内部への搬入動作、および、前記媒体収納部の外部への搬出動作を実施する搬入出駆動部とを備え、前記光源装置および前記搬入出駆動部を含む主電源動作ブロックに対して電力を供給する主電源部、前記光源装置および前記搬入出駆動部を除く副電源動作ブロックに対して少なくとも前記主電源部がOFF状態の場合に電力を供給する副電源部を有する電源ブロックと、前記副電源部から供給される電力により動作する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記媒体収納部を前記再生装置外部に搬出させる旨の収納部搬出情報、および、前記媒体収納部を前記再生装置内部に搬入させる旨の収納部搬入情報を取得する情報取得部と、前記主電源部がOFF状態で前記情報取得部にて前記収納部搬出情報が取得された場合に、前記主電源部をOFF状態からON状態に切り替えるON切替制御を実施する状態切替制御部と、前記状態切替制御部にて前記ON切替制御が実施された後、前記情報取得部にて取得された前記収納部搬出情報または前記収納部搬入情報に応じて前記搬入出駆動部に搬出動作または搬入動作を実施させる動作制御部と、前記状態切替制御部にて前記ON切替制御が実施された後、前記光源装置の消灯状態を維持する消灯維持制御を実施する光源制御部とを備えていることを特徴とする。
本発明では、再生装置は、記録媒体を収納可能とし外装筐体内外に進退自在に構成された媒体収納部(トレー)と、媒体収納部の内部への搬入動作、および外部への搬出動作を実施する搬入出駆動部を備えた、いわゆるトレー式のディスクドライブで構成されている。また、プロジェクタを構成する制御手段は、情報取得部と、状態切替制御部と、動作制御部と、光源制御部とを備えている。ここで、光源装置および搬入出駆動部は、電源ブロックを構成する主電源部からの電力供給により動作する。また、制御手段は、電源ブロックを構成する副電源部からの電力供給により動作する。このことにより、プロジェクタは、スタンバイ状態において、以下に示すように動作する。
先ず、情報取得部は、例えば、プロジェクタに備えられた操作部が利用者に操作され、媒体収納部を外部に搬出させる旨の入力操作、または媒体収納部を内部に搬入させる旨の入力操作が実施された場合に、操作部からの操作信号から媒体収納部を外部に搬出させる旨の収納部搬出情報、または媒体収納部を内部に搬入させる旨の収納部搬入情報を取得する(情報取得ステップ)。
次に、状態切替制御部は、情報取得部にて収納部搬出情報が取得されると、上述したプロジェクタと同様に、ON切替制御を実施する(状態切替制御ステップ)。状態切替制御部がON切替制御を実施することで、主電源部から光源装置および搬入出駆動部に電力が供給され、光源装置を点灯可能な状態、搬入出駆動部を駆動可能な状態となる。
次に、動作制御部は、ON切替制御が実施された後、情報取得部にて取得された収納部搬出情報または収納部搬入情報に応じて搬入出駆動部に搬出動作または搬入動作を実施させる(動作制御ステップ)。そして、利用者は、搬入出駆動部の搬出動作により媒体収納部に収納された記録媒体を取り出す、あるいは、新たな記録媒体を媒体収納部に収納することができる。
また、光源制御部は、ON切替制御が実施された後、上述したプロジェクタと同様に、消灯維持制御を実施する(光源制御ステップ)。
以上の構成により、再生装置をトレー式のディスクドライブで構成した場合であっても、上述した再生装置をスロット式のディスクドライブで構成したプロジェクタと同様の作用および効果を享受できる。
次に、状態切替制御部は、情報取得部にて収納部搬出情報が取得されると、上述したプロジェクタと同様に、ON切替制御を実施する(状態切替制御ステップ)。状態切替制御部がON切替制御を実施することで、主電源部から光源装置および搬入出駆動部に電力が供給され、光源装置を点灯可能な状態、搬入出駆動部を駆動可能な状態となる。
次に、動作制御部は、ON切替制御が実施された後、情報取得部にて取得された収納部搬出情報または収納部搬入情報に応じて搬入出駆動部に搬出動作または搬入動作を実施させる(動作制御ステップ)。そして、利用者は、搬入出駆動部の搬出動作により媒体収納部に収納された記録媒体を取り出す、あるいは、新たな記録媒体を媒体収納部に収納することができる。
また、光源制御部は、ON切替制御が実施された後、上述したプロジェクタと同様に、消灯維持制御を実施する(光源制御ステップ)。
以上の構成により、再生装置をトレー式のディスクドライブで構成した場合であっても、上述した再生装置をスロット式のディスクドライブで構成したプロジェクタと同様の作用および効果を享受できる。
本発明のプロジェクタでは、前記制御手段は、前記媒体収納部への前記記録媒体の収納状態を認識する収納状態認識部を備え、前記状態切替制御部は、前記動作制御部が前記搬入出駆動部に搬入動作を実施させた後、前記収納状態認識部にて前記媒体収納部に前記記録媒体が収納されていない状態であると認識された場合に、前記主電源部をON状態からOFF状態に、再度、切り替えるOFF切替制御を実施し、前記光源制御部は、前記動作制御部が前記搬入出駆動部に搬入動作を実施させた後、前記収納状態認識部にて前記媒体収納部に前記記録媒体が収納されている状態であると認識された場合に、前記光源装置を消灯状態から点灯状態に切り替える点灯制御を実施することが好ましい。
本発明では、制御手段は、収納状態認識部を備える。そして、状態切替制御部は、動作制御部が搬入出駆動部に搬入動作を実施させた後、収納状態認識部にて媒体収納部に記録媒体が収納されていない状態であると認識された場合に、OFF切替制御を実施する。言い換えれば、制御手段は、搬入出駆動部の搬出動作および搬入動作時に利用者により媒体収納部に収納された記録媒体が取り出された場合に、OFF切替制御を実施する。このことにより、利用者は、記録媒体を媒体収納部から取り出した後、所定時間、待つことなく、電源ケーブルをコンセントから引き抜きプロジェクタを他の場所に持ち運ぶ等を実施でき、利便性の向上が図れる。
また、光源制御部は、動作制御部が搬入出駆動部に搬入動作を実施させた後、収納状態認識部にて媒体収納部に記録媒体が収納されている状態であると認識された場合に、点灯制御を実施する。言い換えれば、制御手段は、搬入出駆動部の搬出動作および搬入動作時に利用者により媒体収納部に新たな記録媒体が収納された場合に、点灯制御を実施する。このことにより、プロジェクタは、利用者により新たな記録媒体が媒体収納部に収納された後、即座に、該新たな記録媒体に記録された情報の再生(画像表示)を実施でき、利便性の向上が図れる。
本発明では、制御手段は、収納状態認識部を備える。そして、状態切替制御部は、動作制御部が搬入出駆動部に搬入動作を実施させた後、収納状態認識部にて媒体収納部に記録媒体が収納されていない状態であると認識された場合に、OFF切替制御を実施する。言い換えれば、制御手段は、搬入出駆動部の搬出動作および搬入動作時に利用者により媒体収納部に収納された記録媒体が取り出された場合に、OFF切替制御を実施する。このことにより、利用者は、記録媒体を媒体収納部から取り出した後、所定時間、待つことなく、電源ケーブルをコンセントから引き抜きプロジェクタを他の場所に持ち運ぶ等を実施でき、利便性の向上が図れる。
また、光源制御部は、動作制御部が搬入出駆動部に搬入動作を実施させた後、収納状態認識部にて媒体収納部に記録媒体が収納されている状態であると認識された場合に、点灯制御を実施する。言い換えれば、制御手段は、搬入出駆動部の搬出動作および搬入動作時に利用者により媒体収納部に新たな記録媒体が収納された場合に、点灯制御を実施する。このことにより、プロジェクタは、利用者により新たな記録媒体が媒体収納部に収納された後、即座に、該新たな記録媒体に記録された情報の再生(画像表示)を実施でき、利便性の向上が図れる。
本発明のプロジェクタは、光源装置から射出された光束を画像情報に応じて変調して画像光を形成し拡大投射するプロジェクタ本体と、記録媒体を装填可能とし前記記録媒体に記録された情報を再生する再生装置とを備えたプロジェクタであって、前記再生装置は、前記記録媒体を収納可能とし外装筐体内外に進退自在に構成された媒体収納部と、前記媒体収納部の内部への搬入動作、および、前記媒体収納部の外部への搬出動作を実施する搬入出駆動部とを備え、前記光源装置を含む主電源動作ブロックに対して電力を供給する主電源部、前記搬入出駆動部を含む副電源動作ブロックに対して少なくとも前記主電源部がOFF状態の場合に電力を供給する副電源部を有する電源ブロックと、前記副電源部から供給される電力により動作する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記媒体収納部を前記再生装置外部に搬出させる旨の収納部搬出情報、および、前記媒体収納部を前記再生装置内部に搬入させる旨の収納部搬入情報を取得する情報取得部と、前記主電源部がOFF状態で前記情報取得部にて前記収納部搬出情報または前記収納部搬入情報が取得された場合に、前記情報取得部にて取得された前記収納部搬出情報または前記収納部搬入情報に応じて前記搬入出駆動部に搬出動作または搬入動作を実施させる動作制御部とを備えていることを特徴とする。
本発明では、再生装置は、上述したプロジェクタと同様に、いわゆるトレー式のディスクドライブで構成されている。また、プロジェクタを構成する制御手段は、情報取得部と、動作制御部とを備えている。ここで、光源装置は、電源ブロックを構成する主電源部からの電力供給により動作する。また、搬入出駆動部および制御手段は、電源ブロックを構成する副電源部からの電力供給により動作する。このことにより、プロジェクタは、スタンバイ状態において、以下に示すように動作する。
先ず、情報取得部は、上記同様に、操作部からの操作信号から媒体収納部を外部に搬出させる旨の収納部搬出情報、または媒体収納部を内部に搬入させる旨の収納部搬入情報を取得する(情報取得ステップ)。
次に、動作制御部は、情報取得部にて取得された収納部搬出情報または収納部搬入情報に応じて搬入出駆動部に搬出動作または搬入動作を実施させる(動作制御ステップ)。そして、利用者は、搬入出駆動部の搬出動作により媒体収納部に収納された記録媒体を取り出す、あるいは、新たな記録媒体を媒体収納部に収納することができる。
以上の構成により、上述したプロジェクタと同様の作用および効果を享受できる。
また、搬入出駆動部が副電源部からの電力供給により駆動するため、スタンバイ状態において、搬入出駆動部を駆動させることができる。すなわち、上述したプロジェクタのように、スタンバイ状態において媒体収納部を外部に搬出あるいは搬入させる際、主電源部をOFF状態からON状態に切り替えるON切替制御や、光源装置の消灯状態を維持する消灯維持制御を実施する必要がなく、制御手段の構造の簡素化が図れる。
次に、動作制御部は、情報取得部にて取得された収納部搬出情報または収納部搬入情報に応じて搬入出駆動部に搬出動作または搬入動作を実施させる(動作制御ステップ)。そして、利用者は、搬入出駆動部の搬出動作により媒体収納部に収納された記録媒体を取り出す、あるいは、新たな記録媒体を媒体収納部に収納することができる。
以上の構成により、上述したプロジェクタと同様の作用および効果を享受できる。
また、搬入出駆動部が副電源部からの電力供給により駆動するため、スタンバイ状態において、搬入出駆動部を駆動させることができる。すなわち、上述したプロジェクタのように、スタンバイ状態において媒体収納部を外部に搬出あるいは搬入させる際、主電源部をOFF状態からON状態に切り替えるON切替制御や、光源装置の消灯状態を維持する消灯維持制御を実施する必要がなく、制御手段の構造の簡素化が図れる。
本発明のプロジェクタでは、前記制御手段は、前記媒体収納部への前記記録媒体の収納状態を認識する収納状態認識部と、前記動作制御部が前記搬入出駆動部に搬入動作を実施させた後、前記収納状態認識部にて前記媒体収納部に前記記録媒体が収納されている状態であると認識された場合に、前記主電源部をOFF状態からON状態に切り替えるON切替制御を実施する状態切替制御部と、前記状態切替制御部にてON切替制御が実施された後、前記光源装置を消灯状態から点灯状態に切り替える点灯制御を実施する光源制御部とを備えていることが好ましい。
本発明では、制御手段は、収納状態認識部と、状態切替制御部と、光源制御部とを備える。そして、動作制御部が搬入出駆動部に搬入動作を実施させた後、収納状態認識部にて媒体収納部に記録媒体が収納されている状態であると認識された場合に、状態切替制御部がON切替制御を実施し、光源制御部が点灯制御を実施する。このことにより、プロジェクタは、搬入出駆動部の搬出動作および搬入動作時に利用者により新たな記録媒体が媒体収納部に収納された後、即座に、該新たな記録媒体に記録された情報の再生(画像表示)を実施でき、利便性の向上が図れる。
本発明では、制御手段は、収納状態認識部と、状態切替制御部と、光源制御部とを備える。そして、動作制御部が搬入出駆動部に搬入動作を実施させた後、収納状態認識部にて媒体収納部に記録媒体が収納されている状態であると認識された場合に、状態切替制御部がON切替制御を実施し、光源制御部が点灯制御を実施する。このことにより、プロジェクタは、搬入出駆動部の搬出動作および搬入動作時に利用者により新たな記録媒体が媒体収納部に収納された後、即座に、該新たな記録媒体に記録された情報の再生(画像表示)を実施でき、利便性の向上が図れる。
本発明の制御方法は、光源装置から射出された光束を画像情報に応じて変調して画像光を形成し拡大投射するプロジェクタ本体と、記録媒体を装填可能とし前記記録媒体に記録された情報を再生する再生装置とを備えたプロジェクタの制御方法であって、前記再生装置は、外装筐体に形成された挿入口を介して挿入された前記記録媒体の内部への搬入動作、および、搬入された前記記録媒体の外部への搬出動作を実施する搬入出駆動部を備え、前記プロジェクタは、前記光源装置および前記搬入出駆動部を含む主電源動作ブロックに対して電力を供給する主電源部、前記光源装置および前記搬入出駆動部を除く副電源動作ブロックに対して少なくとも前記主電源部がOFF状態の場合に電力を供給する副電源部を有する電源ブロックと、前記副電源部から供給される電力により動作する制御手段とを備え、前記制御手段が、前記再生装置内部に搬入された前記記録媒体を外部に搬出させる旨の媒体搬出情報を取得する情報取得ステップと、前記主電源部がOFF状態で前記媒体搬出情報を取得した場合に、前記主電源部をOFF状態からON状態に切り替えるON切替制御を実施する状態切替制御ステップと、前記ON切替制御を実施した後、前記搬入出駆動部に搬出動作を実施させる動作制御ステップと、前記ON切替制御を実施した後、前記光源装置の消灯状態を維持する消灯維持制御を実施する光源制御ステップとを実行することを特徴とする。
本発明の制御方法は、光源装置から射出された光束を画像情報に応じて変調して画像光を形成し拡大投射するプロジェクタ本体と、記録媒体を装填可能とし前記記録媒体に記録された情報を再生する再生装置とを備えたプロジェクタの制御方法であって、前記再生装置は、外装筐体に形成された挿入口を介して挿入された前記記録媒体の内部への搬入動作、および、搬入された前記記録媒体の外部への搬出動作を実施する搬入出駆動部を備え、前記プロジェクタは、前記光源装置を含む主電源動作ブロックに対して電力を供給する主電源部、前記搬入出駆動部を含む副電源動作ブロックに対して少なくとも前記主電源部がOFF状態の場合に電力を供給する副電源部を有する電源ブロックと、前記副電源部から供給される電力により動作する制御手段とを備え、前記制御手段が、前記再生装置内部に搬入された前記記録媒体を外部に搬出させる旨の媒体搬出情報を取得する情報取得ステップと、前記主電源部がOFF状態で前記媒体搬出情報を取得した場合に、前記搬入出駆動部に搬出動作を実施させる動作制御ステップとを実行することを特徴とする。
本発明の制御方法は、光源装置から射出された光束を画像情報に応じて変調して画像光を形成し拡大投射するプロジェクタ本体と、記録媒体を装填可能とし前記記録媒体に記録された情報を再生する再生装置とを備えたプロジェクタの制御方法であって、前記再生装置は、前記記録媒体を収納可能とし外装筐体内外に進退自在に構成された媒体収納部と、前記媒体収納部の内部への搬入動作、および、前記媒体収納部の外部への搬出動作を実施する搬入出駆動部とを備え、前記プロジェクタは、前記光源装置および前記搬入出駆動部を含む主電源動作ブロックに対して電力を供給する主電源部、前記光源装置および前記搬入出駆動部を除く副電源動作ブロックに対して少なくとも前記主電源部がOFF状態の場合に電力を供給する副電源部を有する電源ブロックと、前記副電源部から供給される電力により動作する制御手段とを備え、前記制御手段が、前記媒体収納部を前記再生装置外部に搬出させる旨の収納部搬出情報、または、前記媒体収納部を前記再生装置内部に搬入させる旨の収納部搬入情報を取得する情報取得ステップと、前記主電源部がOFF状態で前記収納部搬出情報を取得した場合に、前記主電源部をOFF状態からON状態に切り替えるON切替制御を実施する状態切替制御ステップと、前記ON切替制御を実施した後、取得した前記収納部搬出情報または前記収納部搬入情報に応じて前記搬入出駆動部に搬出動作または搬入動作を実施させる動作制御ステップと、前記ON切替制御を実施した後、前記光源装置の消灯状態を維持する消灯維持制御を実施する光源制御ステップとを実行することを特徴とする。
本発明の制御方法は、光源装置から射出された光束を画像情報に応じて変調して画像光を形成し拡大投射するプロジェクタ本体と、記録媒体を装填可能とし前記記録媒体に記録された情報を再生する再生装置とを備えたプロジェクタの制御方法であって、前記再生装置は、前記記録媒体を収納可能とし外装筐体内外に進退自在に構成された媒体収納部と、前記媒体収納部の内部への搬入動作、および、前記媒体収納部の外部への搬出動作を実施する搬入出駆動部とを備え、前記プロジェクタは、前記光源装置を含む主電源動作ブロックに対して電力を供給する主電源部、前記搬入出駆動部を含む副電源動作ブロックに対して少なくとも前記主電源部がOFF状態の場合に電力を供給する副電源部を有する電源ブロックと、前記副電源部から供給される電力により動作する制御手段とを備え、前記制御手段が、前記媒体収納部を前記再生装置外部に搬出させる旨の収納部搬出情報、または、前記媒体収納部を前記再生装置内部に搬入させる旨の収納部搬入情報を取得する情報取得ステップと、前記主電源部がOFF状態で前記収納部搬出情報または前記収納部搬入情報を取得した場合に、取得した前記収納部搬出情報または前記収納部搬入情報に応じて前記搬入出駆動部に搬出動作または搬入動作を実施させる動作制御ステップとを実行することを特徴とする。
本発明の各制御方法は、上述した各プロジェクタによってそれぞれ実施されるものであるので、上述した各プロジェクタと同様の作用および効果を享受できる。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
〔プロジェクタの構成〕
図1は、プロジェクタ1の概略構成を示すブロック図である。
プロジェクタ1は、画像情報に基づく画像光を形成し、スクリーン(図示略)上に拡大投射して投影画像を形成する。このプロジェクタ1は、図1に示すように、プロジェクタ本体2と、再生装置3とが一体的に構成されたものである。
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
〔プロジェクタの構成〕
図1は、プロジェクタ1の概略構成を示すブロック図である。
プロジェクタ1は、画像情報に基づく画像光を形成し、スクリーン(図示略)上に拡大投射して投影画像を形成する。このプロジェクタ1は、図1に示すように、プロジェクタ本体2と、再生装置3とが一体的に構成されたものである。
再生装置3は、プロジェクタ本体2と信号ケーブル等にて接続し、CDまたはDVD等の記録媒体(以下、光ディスク)に記録された情報を再生してプロジェクタ本体2に出力するディスクドライブ(スロット式のディスクドライブ)で構成されている。この再生装置3は、図1に示すように、挿入検出部31と、搬入出駆動部としてのローディング機構32と、ディスク検出部33と、読取手段34と、デコーダ35等を備える。
挿入検出部31は、具体的な図示は省略したが、外装筐体に形成された挿入口(スロット)を介して光ディスクの一部が挿入されたか否かを検出し、所定の信号をプロジェクタ本体2の後述する制御装置に出力する。この挿入検出部31としては、挿入口を介して光ディスクの一部が挿入されたことを、例えば、フォトセンサ等により光学的に検出する構成や、機械式スイッチ等により機械的に検出する構成等が例示できる。
挿入検出部31は、具体的な図示は省略したが、外装筐体に形成された挿入口(スロット)を介して光ディスクの一部が挿入されたか否かを検出し、所定の信号をプロジェクタ本体2の後述する制御装置に出力する。この挿入検出部31としては、挿入口を介して光ディスクの一部が挿入されたことを、例えば、フォトセンサ等により光学的に検出する構成や、機械式スイッチ等により機械的に検出する構成等が例示できる。
ローディング機構32は、プロジェクタ本体2の後述する制御装置による制御の下、挿入口を介して一部が挿入された光ディスクをクランプして内部の所定位置(光ディスクに記録された情報を読み取るための読取位置)に搬入する搬入動作、および、内部の読取位置に搬入された光ディスクを外部に搬出する搬出動作を実施する。
ディスク検出部33は、光ディスクが内部の読取位置に搬入されたか否かを検出し、所定の信号をプロジェクタ本体2の後述する制御装置に出力する。このディスク検出部33としては、挿入検出部31と同様の構成を採用できる。
ディスク検出部33は、光ディスクが内部の読取位置に搬入されたか否かを検出し、所定の信号をプロジェクタ本体2の後述する制御装置に出力する。このディスク検出部33としては、挿入検出部31と同様の構成を採用できる。
読取手段34は、スピンドルモータ等の駆動部やピックアップ等で構成され、読取位置に搬入された光ディスクを回転させ、光ディスクに記録された再生データ(画像データ(画像情報)、音声データ)を読み取る。
デコーダ35は、読取手段34にて読み取られた再生データを光ディスクの記録方式に応じてデコード(復号)し、プロジェクタ本体2に出力する。
デコーダ35は、読取手段34にて読み取られた再生データを光ディスクの記録方式に応じてデコード(復号)し、プロジェクタ本体2に出力する。
プロジェクタ本体2は、光源装置から射出される光束を画像情報に応じて変調して画像光を形成し、形成した画像光をスクリーン上に拡大投射する。このプロジェクタ本体2は、図1に示すように、操作手段21と、電源ブロック22と、画像投射部23と、制御装置24等を備える。
操作手段21は、外装筐体に設けられた操作パネルや、リモートコントローラで構成され、プロジェクタ1の電源ON/OFF、投影画像の画質調整、音量調整、再生装置3による光ディスクの再生および停止、再生装置3に装填された光ディスクを外部に搬出させる旨の入力操作(イジェクト)を実施するための複数の操作ボタンを有する。そして、利用者による操作ボタンの押下により、操作手段21から操作信号が制御装置24に出力される。
操作手段21は、外装筐体に設けられた操作パネルや、リモートコントローラで構成され、プロジェクタ1の電源ON/OFF、投影画像の画質調整、音量調整、再生装置3による光ディスクの再生および停止、再生装置3に装填された光ディスクを外部に搬出させる旨の入力操作(イジェクト)を実施するための複数の操作ボタンを有する。そして、利用者による操作ボタンの押下により、操作手段21から操作信号が制御装置24に出力される。
電源ブロック22は、電源プラグPL(図1)を介して商用交流電源を入力して所定のレベルに安定した直流電圧を生成してプロジェクタ1の各構成要素に供給する電源変換回路である。この電源ブロック22は、図1に示すように、主電源部221と、副電源部222とを備える。
主電源部221は、生成した直流電圧を後述する主電源動作ブロックに出力し、前記主電源動作ブロックを動作させる。また、主電源部221は、制御装置24による制御の下、所定の直流電圧を供給する状態(ON状態)、および所定の直流電圧の供給を停止する状態(OFF状態)が切り替えられる。この主電源部221としては、例えば、交流電流を整流して直流電流に変換するダイオードブリッジ等を有する整流回路や、入力した電流の電圧を所定の電圧に変換するDC/DCコンバータ等にて構成できる。
副電源部222は、生成した直流電圧を後述する副電源動作ブロックに出力し、前記副電源動作ブロックを動作させる。この副電源部222としては、上述した主電源部221と同様の構成を採用できる。
主電源部221は、生成した直流電圧を後述する主電源動作ブロックに出力し、前記主電源動作ブロックを動作させる。また、主電源部221は、制御装置24による制御の下、所定の直流電圧を供給する状態(ON状態)、および所定の直流電圧の供給を停止する状態(OFF状態)が切り替えられる。この主電源部221としては、例えば、交流電流を整流して直流電流に変換するダイオードブリッジ等を有する整流回路や、入力した電流の電圧を所定の電圧に変換するDC/DCコンバータ等にて構成できる。
副電源部222は、生成した直流電圧を後述する副電源動作ブロックに出力し、前記副電源動作ブロックを動作させる。この副電源部222としては、上述した主電源部221と同様の構成を採用できる。
画像投射部23は、制御装置24による制御の下、画像光を形成してスクリーンに拡大投射する。この画像投射部23は、図1に示すように、光源装置231と、光変調装置232と、投射光学装置233等を備える。
光源装置231は、制御装置24による制御の下、光束を光変調装置232に向けて射出する。この光源装置231は、放電発光型の超高圧水銀ランプで構成されている。なお、光源装置231としては、超高圧水銀ランプに限らず、メタルハライドランプ、キセノンランプ等の他の放電発光型の光源ランプを採用してもよい。さらに、放電発光型の光源ランプに限らず、発光ダイオード、レーザダイオード、有機EL(Electro Luminescence)素子、シリコン発光素子等の各種固体発光素子を採用してもよい。
光源装置231は、制御装置24による制御の下、光束を光変調装置232に向けて射出する。この光源装置231は、放電発光型の超高圧水銀ランプで構成されている。なお、光源装置231としては、超高圧水銀ランプに限らず、メタルハライドランプ、キセノンランプ等の他の放電発光型の光源ランプを採用してもよい。さらに、放電発光型の光源ランプに限らず、発光ダイオード、レーザダイオード、有機EL(Electro Luminescence)素子、シリコン発光素子等の各種固体発光素子を採用してもよい。
光変調装置232は、制御装置24からの駆動信号に基づいて、光源装置231から射出された光束を駆動信号に応じて画像光に変調して投射光学装置233に射出する。
投射光学装置233は、光変調装置232から射出された画像光をスクリーンに向けて拡大投射する。
投射光学装置233は、光変調装置232から射出された画像光をスクリーンに向けて拡大投射する。
制御装置24は、CPU(Central Processing Unit)等の制御手段としての主制御部241を備え、メモリ242に記憶された制御プログラムにしたがって所定の処理を実行し、プロジェクタ1全体を制御する。なお、以下では、制御装置24としては、電源ブロック22の制御構造、および再生装置3から出力された画像データの処理機能を主に説明し、その他の機能(再生装置3から出力された音声データの処理機能、外部機器から入力した信号の処理機能等)については説明を省略している。この制御装置24は、図1に示すように、主制御部241およびメモリ242の他、画像情報処理部243と、ランプ駆動部(バラスト)244等を備える。
画像情報処理部243は、主制御部241による制御の下、再生装置3から出力された画像データに対して所定の処理を施し、処理を施した画像データに基づく駆動信号を光変調装置232に出力して、所定の画像光を光変調装置232に形成させる。この画像情報処理部243は、図1に示すように、画像データ処理部2431と、パネル駆動部2432等を備える。
画像データ処理部2431は、再生装置3から出力された画像データに対して、解像度を光変調装置232の解像度(画素数)に合わせる解像度変換処理、拡大・縮小等の画像サイズ調整処理、色相、色度、コントラスト、シャープネス、および輝度等の画質補正処理、台形歪補正処理、ガンマ補正処理等の各種の画像データ処理を実施する。なお、具体的な図示は省略したが、画像データ処理部2431は、上述した画像データ処理を実施する際の画像メモリを有している。前記画像メモリは、入力した画像データをバッファリングする部分であり、例えば、1画面分の画像データを全て記憶するフレームバッファや、水平方向の1ライン分の走査データを記憶するラインバッファ等を採用できる。
パネル駆動部2432は、画像データ処理部2431にて画像データ処理が施された画像データから光変調装置232を駆動するための駆動信号を生成し、光変調装置232に駆動信号を出力することで画像(画像光)を形成させる。
画像データ処理部2431は、再生装置3から出力された画像データに対して、解像度を光変調装置232の解像度(画素数)に合わせる解像度変換処理、拡大・縮小等の画像サイズ調整処理、色相、色度、コントラスト、シャープネス、および輝度等の画質補正処理、台形歪補正処理、ガンマ補正処理等の各種の画像データ処理を実施する。なお、具体的な図示は省略したが、画像データ処理部2431は、上述した画像データ処理を実施する際の画像メモリを有している。前記画像メモリは、入力した画像データをバッファリングする部分であり、例えば、1画面分の画像データを全て記憶するフレームバッファや、水平方向の1ライン分の走査データを記憶するラインバッファ等を採用できる。
パネル駆動部2432は、画像データ処理部2431にて画像データ処理が施された画像データから光変調装置232を駆動するための駆動信号を生成し、光変調装置232に駆動信号を出力することで画像(画像光)を形成させる。
ランプ駆動部244は、主制御部241による制御の下、所定の駆動周波数にしたがって駆動信号を生成し、光源装置231を駆動する。このランプ駆動部244としては、例えば、光源装置231の点灯に適合した所要の周波数、レベルによる電圧パルスに変換するダウンコンバータや、変換された電圧パルスを昇圧して光源装置231に供給するイグナイタ等で構成できる。
主制御部241は、メモリ242に記憶された制御プログラムを読み出して実行する。この主制御部241は、図1に示すように、情報取得部2411と、挿入状態認識部2412と、装填状態認識部2413と、動作制御部2414と、状態切替制御部2415と、光源制御部2416等を備える。
情報取得部2411は、利用者による操作手段21の入力操作により操作手段21から出力される操作信号を所定の情報として取得する。例えば、情報取得部2411は、利用者により操作手段21に再生装置3に装填された光ディスクを外部に搬出させる旨の入力操作が実施され、操作手段21から出力される操作信号を、再生装置3に装填された光ディスクを外部に搬出させる旨の媒体搬出情報として取得する。また、例えば、情報取得部2411は、利用者により操作手段21にプロジェクタ1の電源ON/OFFの入力操作が実施され、操作手段21から出力される操作信号を、プロジェクタ1の電源をONする電源ON情報、またはプロジェクタ1の電源をOFFする電源OFF情報として取得する。
情報取得部2411は、利用者による操作手段21の入力操作により操作手段21から出力される操作信号を所定の情報として取得する。例えば、情報取得部2411は、利用者により操作手段21に再生装置3に装填された光ディスクを外部に搬出させる旨の入力操作が実施され、操作手段21から出力される操作信号を、再生装置3に装填された光ディスクを外部に搬出させる旨の媒体搬出情報として取得する。また、例えば、情報取得部2411は、利用者により操作手段21にプロジェクタ1の電源ON/OFFの入力操作が実施され、操作手段21から出力される操作信号を、プロジェクタ1の電源をONする電源ON情報、またはプロジェクタ1の電源をOFFする電源OFF情報として取得する。
挿入状態認識部2412は、挿入検出部31から出力される信号に応じて、挿入口を介して光ディスクの一部が挿入されたか否かを認識する。
装填状態認識部2413は、ディスク検出部33から出力される信号に応じて、光ディスクが再生装置3内部の読取位置に存在するか否かを認識する。
動作制御部2414は、所定の条件の下、ローディング機構32に搬入動作または搬出動作を実施させる。
状態切替制御部2415は、所定の条件の下、主電源部221のON状態およびOFF状態を切り替える。
光源制御部2416は、主電源部221がON状態の場合に、ランプ駆動部244に所定の制御指令を出力し、光源装置231を駆動させる。
装填状態認識部2413は、ディスク検出部33から出力される信号に応じて、光ディスクが再生装置3内部の読取位置に存在するか否かを認識する。
動作制御部2414は、所定の条件の下、ローディング機構32に搬入動作または搬出動作を実施させる。
状態切替制御部2415は、所定の条件の下、主電源部221のON状態およびOFF状態を切り替える。
光源制御部2416は、主電源部221がON状態の場合に、ランプ駆動部244に所定の制御指令を出力し、光源装置231を駆動させる。
なお、本実施形態では、主電源部221がON状態で、主電源部221から電力が供給されることにより動作する主電源動作ブロックMBは、図1に示すように、再生装置3を構成するローディング機構32、ディスク検出部33、読取手段34、およびデコーダ35と、プロジェクタ本体2を構成する画像情報処理部243およびランプ駆動部244である。また、主電源部221がOFF状態およびON状態の双方の状態で、副電源部222から電力が供給されることにより動作する副電源動作ブロックSBは、図1に示すように、再生装置3を構成する挿入検出部31と、プロジェクタ本体2を構成する操作手段21、主制御部241、およびメモリ242である。
〔プロジェクタの動作〕
次に、上述したプロジェクタ1の制御方法を図面に基づいて説明する。
図2は、プロジェクタ1の制御方法を説明するフローチャートである。
なお、以下では、主電源部221がOFF状態で電源プラグPLを介した外部からの電力が副電源部222から副電源動作ブロックSBに供給されている状態(スタンバイ状態)に設定されているものとする。すなわち、主電源部221から主電源動作ブロックMBに電力が供給されておらず、光源装置231は、消灯状態に設定されている。
先ず、スタンバイ状態において、主制御部241は、利用者により操作手段21に再生装置3に装填された光ディスクを外部に搬出させる旨の入力操作が実施された場合には、以下の処理を実行する(ステップS1)。
次に、上述したプロジェクタ1の制御方法を図面に基づいて説明する。
図2は、プロジェクタ1の制御方法を説明するフローチャートである。
なお、以下では、主電源部221がOFF状態で電源プラグPLを介した外部からの電力が副電源部222から副電源動作ブロックSBに供給されている状態(スタンバイ状態)に設定されているものとする。すなわち、主電源部221から主電源動作ブロックMBに電力が供給されておらず、光源装置231は、消灯状態に設定されている。
先ず、スタンバイ状態において、主制御部241は、利用者により操作手段21に再生装置3に装填された光ディスクを外部に搬出させる旨の入力操作が実施された場合には、以下の処理を実行する(ステップS1)。
すなわち、情報取得部2411は、操作手段21から出力される操作信号を媒体搬出情報として取得する(ステップS1A:情報取得ステップ)。
ステップS1Aの後、状態切替制御部2415は、主電源部221をOFF状態からON状態に切り替えるON切替制御を実施する(ステップS1B:状態切替制御ステップ)。そして、プロジェクタ1は、主電源部221から主電源動作ブロックMBに電力が供給された通常動作状態に設定され、光源装置231を消灯状態から点灯状態に切替可能な状態となる。
ステップS1Aの後、状態切替制御部2415は、主電源部221をOFF状態からON状態に切り替えるON切替制御を実施する(ステップS1B:状態切替制御ステップ)。そして、プロジェクタ1は、主電源部221から主電源動作ブロックMBに電力が供給された通常動作状態に設定され、光源装置231を消灯状態から点灯状態に切替可能な状態となる。
ステップS1Bの後、光源制御部2416は、ランプ駆動部244に所定の制御指令を出力して、光源装置231の消灯状態を維持する消灯維持制御を実施する(ステップS1C:光源制御ステップ)。
ステップS1Cの後、装填状態認識部2413は、ディスク検出部33から出力される信号に応じて、光ディスクが再生装置3内部の読取位置に存在するか否かを判定する(ステップS1D)。
ステップS1Dにおいて、「Y」と判定された場合には、動作制御部2414は、ローディング機構32に搬出動作を実施させる(ステップS1E:動作制御ステップ)。そして、利用者は、ローディング機構32の搬出動作により挿入口を介して搬出された光ディスクを取り出すこととなる。
ステップS1Eの後、状態切替制御部2415は、主電源部221をON状態からOFF状態に、再度、切り替えるOFF切替制御を実施する(ステップS1F)。
一方、ステップS1Dにおいて、「N」と判定された場合、すなわち、再生装置3内部に光ディスクが装填されていない場合には、主制御部241は、ローディング機構32に搬出動作を実施させることなく、ステップS1Fに移行する。
ステップS1Cの後、装填状態認識部2413は、ディスク検出部33から出力される信号に応じて、光ディスクが再生装置3内部の読取位置に存在するか否かを判定する(ステップS1D)。
ステップS1Dにおいて、「Y」と判定された場合には、動作制御部2414は、ローディング機構32に搬出動作を実施させる(ステップS1E:動作制御ステップ)。そして、利用者は、ローディング機構32の搬出動作により挿入口を介して搬出された光ディスクを取り出すこととなる。
ステップS1Eの後、状態切替制御部2415は、主電源部221をON状態からOFF状態に、再度、切り替えるOFF切替制御を実施する(ステップS1F)。
一方、ステップS1Dにおいて、「N」と判定された場合、すなわち、再生装置3内部に光ディスクが装填されていない場合には、主制御部241は、ローディング機構32に搬出動作を実施させることなく、ステップS1Fに移行する。
また、スタンバイ状態において、主制御部241は、利用者により操作手段21にプロジェクタ1の電源ONの入力操作が実施された場合には、以下の処理を実行する(ステップS2)。
すなわち、情報取得部2411は、操作手段21から出力される操作信号を電源ON情報として取得する(ステップS2A)。
ステップS2Aの後、状態切替制御部2415は、ステップS1Bと同様に、ON切替制御を実施する(ステップS2B)。そして、プロジェクタ1は、通常動作状態に設定される。
なお、ステップS2以降の処理は、後述するステップS3以降の処理と同様であるため、ステップS3を説明した後に、同時に説明する。
すなわち、情報取得部2411は、操作手段21から出力される操作信号を電源ON情報として取得する(ステップS2A)。
ステップS2Aの後、状態切替制御部2415は、ステップS1Bと同様に、ON切替制御を実施する(ステップS2B)。そして、プロジェクタ1は、通常動作状態に設定される。
なお、ステップS2以降の処理は、後述するステップS3以降の処理と同様であるため、ステップS3を説明した後に、同時に説明する。
さらに、スタンバイ状態において、主制御部241は、利用者により挿入口を介して光ディスクの一部が挿入された場合には、以下の処理を実行する(ステップS3)。
すなわち、挿入状態認識部2412は、挿入検出部31から出力される信号に応じて、挿入口を介して光ディスクの一部が挿入されたことを認識する(ステップS3A)。
ステップS3Aの後、状態切替制御部2415は、ステップS1B,S2Bと同様に、ON切替制御を実施する(ステップS3B)。そして、プロジェクタ1は、通常動作状態に設定される。
ステップS3Bの後、動作制御部2414は、ローディング機構32に搬入動作を実施させる(ステップS3C)。
すなわち、挿入状態認識部2412は、挿入検出部31から出力される信号に応じて、挿入口を介して光ディスクの一部が挿入されたことを認識する(ステップS3A)。
ステップS3Aの後、状態切替制御部2415は、ステップS1B,S2Bと同様に、ON切替制御を実施する(ステップS3B)。そして、プロジェクタ1は、通常動作状態に設定される。
ステップS3Bの後、動作制御部2414は、ローディング機構32に搬入動作を実施させる(ステップS3C)。
ステップS3Cの後、装填状態認識部2413は、ステップS1Dと同様に、光ディスクが再生装置3内部の読取位置に存在するか否かを判定する(ステップS3D)。
ステップS3Dにおいて、「N」と判定された場合、すなわち、利用者が挿入口を介して光ディスクの一部を挿入したが、光ディスクの一部がローディング機構32のクランプ位置まで到達していない状態で、ローディング機構32が搬入動作を実施した場合には、状態切替制御部2415は、主電源部221をON状態からOFF状態に、再度、切り替えるOFF切替制御を実施する(ステップS3E)。
一方、ステップS3Dにおいて、主制御部241は、「Y」と判定した場合には、読取手段34およびデコーダ35に所定の制御指令を出力し、装填された光ディスクの再生データを順次、出力させる(ステップS3F)。
ステップS3Dにおいて、「N」と判定された場合、すなわち、利用者が挿入口を介して光ディスクの一部を挿入したが、光ディスクの一部がローディング機構32のクランプ位置まで到達していない状態で、ローディング機構32が搬入動作を実施した場合には、状態切替制御部2415は、主電源部221をON状態からOFF状態に、再度、切り替えるOFF切替制御を実施する(ステップS3E)。
一方、ステップS3Dにおいて、主制御部241は、「Y」と判定した場合には、読取手段34およびデコーダ35に所定の制御指令を出力し、装填された光ディスクの再生データを順次、出力させる(ステップS3F)。
そして、ステップS2およびステップS3(S3F)の後、光源制御部2416は、ランプ駆動部244に所定の制御指令を出力して、光源装置231を消灯状態から点灯状態に切り替える点灯制御を実施する(ステップS4)。
ステップS4の後、主制御部241は、画像情報処理部243に所定の制御指令を出力し、画像投射部23からスクリーン上に、所定の待ち受け画像に関する画像光や、再生装置3から順次、出力される再生データ(画像データ)に基づく画像光を拡大投射させる(ステップS5)。そして、スクリーン上に投影画像が表示される。
ステップS4の後、主制御部241は、画像情報処理部243に所定の制御指令を出力し、画像投射部23からスクリーン上に、所定の待ち受け画像に関する画像光や、再生装置3から順次、出力される再生データ(画像データ)に基づく画像光を拡大投射させる(ステップS5)。そして、スクリーン上に投影画像が表示される。
そして、スクリーン上に投影画像を表示させている通常動作状態(ステップS5)において、主制御部241は、利用者により操作手段21にプロジェクタ1の電源OFFの入力操作が実施された場合には、以下の処理を実行する(ステップS6)。
すなわち、情報取得部2411は、操作手段21から出力される操作信号を電源OFF情報として取得する(ステップS6A)。
ステップS6Aの後、光源制御部2416は、ランプ駆動部244に所定の制御指令を出力して、光源装置231を点灯状態から消灯状態に切り替える消灯制御を実施する(ステップS6B)。
ステップS6Bの後、状態切替制御部2415は、主電源部221をON状態からOFF状態に切り替えるOFF切替制御を実施する(ステップS6C)。
そして、ステップS6の処理により、投影画像の表示が停止され、プロジェクタ1は、スタンバイ状態に設定される。
すなわち、情報取得部2411は、操作手段21から出力される操作信号を電源OFF情報として取得する(ステップS6A)。
ステップS6Aの後、光源制御部2416は、ランプ駆動部244に所定の制御指令を出力して、光源装置231を点灯状態から消灯状態に切り替える消灯制御を実施する(ステップS6B)。
ステップS6Bの後、状態切替制御部2415は、主電源部221をON状態からOFF状態に切り替えるOFF切替制御を実施する(ステップS6C)。
そして、ステップS6の処理により、投影画像の表示が停止され、プロジェクタ1は、スタンバイ状態に設定される。
また、通常動作状態(ステップS5)において、主制御部241は、利用者により操作手段21に再生装置3に装填された光ディスクを外部に搬出させる旨の入力操作が実施された場合には、以下の処理を実行する(ステップS7)。
すなわち、主制御部241は、ステップS1A,S1Dと同様に、媒体搬出情報の取得(ステップS7A)、および光ディスクが再生装置3内部の読取位置に存在するか否かの判定(ステップS7B)を実施する。
ステップS7Bにおいて、主制御部241は、「Y」と判定した場合には、ステップS1Eと同様に、ローディング機構32に搬出動作を実施させ(ステップS7C)、ステップS5の処理に戻る。
一方、ステップS7Bにおいて、主制御部241は、「N」と判定した場合には、ローディング機構32に搬出動作を実施させることなく、ステップS5の処理に戻る。
すなわち、主制御部241は、ステップS1A,S1Dと同様に、媒体搬出情報の取得(ステップS7A)、および光ディスクが再生装置3内部の読取位置に存在するか否かの判定(ステップS7B)を実施する。
ステップS7Bにおいて、主制御部241は、「Y」と判定した場合には、ステップS1Eと同様に、ローディング機構32に搬出動作を実施させ(ステップS7C)、ステップS5の処理に戻る。
一方、ステップS7Bにおいて、主制御部241は、「N」と判定した場合には、ローディング機構32に搬出動作を実施させることなく、ステップS5の処理に戻る。
さらに、通常動作状態(ステップS5)において、主制御部241は、利用者により挿入口を介して光ディスクの一部が挿入された場合には、以下の処理を実行する(ステップS8)。
すなわち、主制御部241は、ステップS3A,S3C,S3Dと同様に、挿入口を介して光ディスクの一部が挿入されたことの認識(ステップS8A)、ローディング機構32への搬入動作の指示(ステップS8B)、および光ディスクが再生装置3内部の読取位置に存在するか否かの判定(ステップS8C)を実施する。
ステップS8Cにおいて、主制御部241は、「N」と判定した場合、すなわち、利用者が挿入口を介して光ディスクの一部を挿入したが、光ディスクの一部がローディング機構32のクランプ位置まで到達していない状態で、ローディング機構32が搬入動作を実施した場合には、ステップS5の処理に戻る。
一方、ステップS8Cにおいて、主制御部241は、「Y」と判定した場合には、ステップS3Fと同様に、再生装置3から装填された光ディスクの再生データを順次、出力させ(ステップS8D)、ステップS5の処理に戻る。
すなわち、主制御部241は、ステップS3A,S3C,S3Dと同様に、挿入口を介して光ディスクの一部が挿入されたことの認識(ステップS8A)、ローディング機構32への搬入動作の指示(ステップS8B)、および光ディスクが再生装置3内部の読取位置に存在するか否かの判定(ステップS8C)を実施する。
ステップS8Cにおいて、主制御部241は、「N」と判定した場合、すなわち、利用者が挿入口を介して光ディスクの一部を挿入したが、光ディスクの一部がローディング機構32のクランプ位置まで到達していない状態で、ローディング機構32が搬入動作を実施した場合には、ステップS5の処理に戻る。
一方、ステップS8Cにおいて、主制御部241は、「Y」と判定した場合には、ステップS3Fと同様に、再生装置3から装填された光ディスクの再生データを順次、出力させ(ステップS8D)、ステップS5の処理に戻る。
上述した第1実施形態によれば、以下の効果がある。
本実施形態では、再生装置3は、スロット式のディスクドライブで構成されている。また、プロジェクタ1を構成する主制御部241は、情報取得部2411と、状態切替制御部2415と、動作制御部2414と、光源制御部2416とを備える。ここで、光源装置231およびローディング機構32は、主電源動作ブロックMBとして構成されている。また、主制御部241は、副電源動作ブロックSBとして構成されている。そして、主制御部241は、スタンバイ状態において、情報取得ステップS1A、状態切替制御ステップS1B、光源制御ステップS1C、および動作制御ステップS1Eを実施する。このことにより、再生装置3に光ディスクを装填したままでプロジェクタ1の電源をOFF(主電源部221をOFF)した場合で利用者が光ディスクをプロジェクタ1から取り出す際には、プロジェクタ1は、光源装置231を点灯させることなく、光ディスクを外部に搬出させることができる。このため、光源装置231を不要に点灯させることがなく、光源装置231の長寿命化、省電力化が図れる。
本実施形態では、再生装置3は、スロット式のディスクドライブで構成されている。また、プロジェクタ1を構成する主制御部241は、情報取得部2411と、状態切替制御部2415と、動作制御部2414と、光源制御部2416とを備える。ここで、光源装置231およびローディング機構32は、主電源動作ブロックMBとして構成されている。また、主制御部241は、副電源動作ブロックSBとして構成されている。そして、主制御部241は、スタンバイ状態において、情報取得ステップS1A、状態切替制御ステップS1B、光源制御ステップS1C、および動作制御ステップS1Eを実施する。このことにより、再生装置3に光ディスクを装填したままでプロジェクタ1の電源をOFF(主電源部221をOFF)した場合で利用者が光ディスクをプロジェクタ1から取り出す際には、プロジェクタ1は、光源装置231を点灯させることなく、光ディスクを外部に搬出させることができる。このため、光源装置231を不要に点灯させることがなく、光源装置231の長寿命化、省電力化が図れる。
また、状態切替制御部2415は、動作制御ステップS1Eの後、OFF切替制御(ステップS1F)を実施する。このことにより、利用者は、光ディスクを取り出した後、所定時間、待つことなく、電源プラグPLをコンセントから引き抜きプロジェクタ1を他の場所に持ち運ぶ等を実施できる。このため、利便性の向上が図れる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を図面に基づいて説明する。
以下の説明では、前記第1実施形態と同様の構造および同一部材には同一符号を付して、その詳細な説明は省略または簡略化する。
図3は、第2実施形態におけるプロジェクタ1Aの概略構成を示すブロック図である。
図4は、プロジェクタ1Aの制御方法を説明するフローチャートである。
本実施形態は、前記第1実施形態に対して、主電源動作ブロックMBおよび副電源動作ブロックSBの構成が異なる。また、主電源動作ブロックMBおよび副電源動作ブロックSBの構成変更に伴い、プロジェクタ本体2Aを構成する制御手段としての主制御部241Aの処理動作(メモリ242に記憶されている制御プログラム)も異なるものとしている。
次に、本発明の第2実施形態を図面に基づいて説明する。
以下の説明では、前記第1実施形態と同様の構造および同一部材には同一符号を付して、その詳細な説明は省略または簡略化する。
図3は、第2実施形態におけるプロジェクタ1Aの概略構成を示すブロック図である。
図4は、プロジェクタ1Aの制御方法を説明するフローチャートである。
本実施形態は、前記第1実施形態に対して、主電源動作ブロックMBおよび副電源動作ブロックSBの構成が異なる。また、主電源動作ブロックMBおよび副電源動作ブロックSBの構成変更に伴い、プロジェクタ本体2Aを構成する制御手段としての主制御部241Aの処理動作(メモリ242に記憶されている制御プログラム)も異なるものとしている。
具体的に、本実施形態では、主電源動作ブロックMBは、図3に示すように、プロジェクタ本体2Aを構成する画像情報処理部243およびランプ駆動部244である。また、副電源動作ブロックSBは、図1に示すように、再生装置3と、プロジェクタ本体2Aを構成する操作手段21、主制御部241A、およびメモリ242である。
本実施形態では、再生装置3は、副電源動作ブロックSBとして構成されているため、プロジェクタ1Aがスタンバイ状態に設定されている際に動作可能となっている。例えば、スタンバイ状態において利用者により操作手段21に再生装置3に装填された光ディスクを外部に搬出させる旨の入力操作が実施された場合には、主制御部241Aは、主電源部221をOFF状態からON状態に切り替えることなく、再生装置3を駆動制御することができる。すなわち、本実施形態の制御方法は、前記第1実施形態で説明した制御方法に対して、図4に示すように、ステップS1の処理動作が異なるのみである。
本実施形態では、再生装置3は、副電源動作ブロックSBとして構成されているため、プロジェクタ1Aがスタンバイ状態に設定されている際に動作可能となっている。例えば、スタンバイ状態において利用者により操作手段21に再生装置3に装填された光ディスクを外部に搬出させる旨の入力操作が実施された場合には、主制御部241Aは、主電源部221をOFF状態からON状態に切り替えることなく、再生装置3を駆動制御することができる。すなわち、本実施形態の制御方法は、前記第1実施形態で説明した制御方法に対して、図4に示すように、ステップS1の処理動作が異なるのみである。
すなわち、ステップS1において、主制御部241Aは、前記第1実施形態で説明したステップS1A,S1Dを実施する。
ステップS1Dにおいて、主制御部241Aは、「Y」と判定した場合には、前記第1実施形態で説明したステップS1Eを実施し、スタンバイ状態を維持する。
一方、ステップS1Dにおいて、主制御部241Aは、「N」と判定した場合には、ローディング機構32に搬出動作を実施させることなく、スタンバイ状態を維持する。
ステップS1Dにおいて、主制御部241Aは、「Y」と判定した場合には、前記第1実施形態で説明したステップS1Eを実施し、スタンバイ状態を維持する。
一方、ステップS1Dにおいて、主制御部241Aは、「N」と判定した場合には、ローディング機構32に搬出動作を実施させることなく、スタンバイ状態を維持する。
上述した第2実施形態によれば、前記第1実施形態と同様の効果の他、以下の効果がある。
本実施形態では、ローディング機構32が副電源部222からの電力供給により駆動するため、スタンバイ状態において、ローディング機構32を駆動させることができる。すなわち、前記第1実施形態で説明したプロジェクタ1のように、スタンバイ状態において装填された光ディスクを外部に搬出させる際、主電源部221をOFF状態からON状態に切り替えるON切替制御や、光源装置231の消灯状態を維持する消灯維持制御を実施する必要がなく、主制御部241Aの構造の簡素化が図れる。
本実施形態では、ローディング機構32が副電源部222からの電力供給により駆動するため、スタンバイ状態において、ローディング機構32を駆動させることができる。すなわち、前記第1実施形態で説明したプロジェクタ1のように、スタンバイ状態において装填された光ディスクを外部に搬出させる際、主電源部221をOFF状態からON状態に切り替えるON切替制御や、光源装置231の消灯状態を維持する消灯維持制御を実施する必要がなく、主制御部241Aの構造の簡素化が図れる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態を図面に基づいて説明する。
以下の説明では、前記第1実施形態と同様の構造および同一部材には同一符号を付して、その詳細な説明は省略または簡略化する。
図5は、第3実施形態におけるプロジェクタ1Bの概略構成を示すブロック図である。
本実施形態は、前記第1実施形態で再生装置3がスロット式のディスクドライブで構成されていたのに対して、再生装置3Bがトレー式のディスクドライブで構成されている点が異なる。また、再生装置3Bがトレー式のディスクドライブで構成されていることに伴い、プロジェクタ本体2Bの操作手段21Bの構成や制御装置24B(制御手段としての主制御部241B)の構成(メモリ242に記憶された制御プログラム)も前記第1実施形態と異なるものとしている。その他の構成は、前記第1実施形態と同様のものである。
次に、本発明の第3実施形態を図面に基づいて説明する。
以下の説明では、前記第1実施形態と同様の構造および同一部材には同一符号を付して、その詳細な説明は省略または簡略化する。
図5は、第3実施形態におけるプロジェクタ1Bの概略構成を示すブロック図である。
本実施形態は、前記第1実施形態で再生装置3がスロット式のディスクドライブで構成されていたのに対して、再生装置3Bがトレー式のディスクドライブで構成されている点が異なる。また、再生装置3Bがトレー式のディスクドライブで構成されていることに伴い、プロジェクタ本体2Bの操作手段21Bの構成や制御装置24B(制御手段としての主制御部241B)の構成(メモリ242に記憶された制御プログラム)も前記第1実施形態と異なるものとしている。その他の構成は、前記第1実施形態と同様のものである。
再生装置3Bは、図5に示すように、前記第1実施形態で説明した読取手段34およびデコーダ35の他、媒体収納部としてのトレー36と、搬入出駆動部としてのローディング機構32Bと、収納検出部37等を備える。
トレー36は、具体的な図示は省略したが、光ディスクを収納可能とし、外装筐体内外に進退自在に構成され、光ディスクを再生装置3Bに装填、あるいは、再生装置3から外部に取り出すための一般的なトレーで構成されている。
ローディング機構32Bは、制御装置24Bによる制御の下、トレー36を内部の読取位置に搬入する搬入動作、および、内部の読取位置に搬入されたトレー36を外部に搬出する搬出動作を実施する。
収納検出部37は、トレー36に光ディスクが収納されている状態であるか否かを検出し、所定の信号を制御装置24Bに出力する。この収納検出部37としては、前記第1実施形態で説明した挿入検出部31やディスク検出部33と同様の構成を採用できる。
トレー36は、具体的な図示は省略したが、光ディスクを収納可能とし、外装筐体内外に進退自在に構成され、光ディスクを再生装置3Bに装填、あるいは、再生装置3から外部に取り出すための一般的なトレーで構成されている。
ローディング機構32Bは、制御装置24Bによる制御の下、トレー36を内部の読取位置に搬入する搬入動作、および、内部の読取位置に搬入されたトレー36を外部に搬出する搬出動作を実施する。
収納検出部37は、トレー36に光ディスクが収納されている状態であるか否かを検出し、所定の信号を制御装置24Bに出力する。この収納検出部37としては、前記第1実施形態で説明した挿入検出部31やディスク検出部33と同様の構成を採用できる。
操作手段21Bは、前記第1実施形態で説明した操作手段21と同様に、操作パネルやリモートコントローラで構成され、プロジェクタ1Bの電源ON/OFF、投影画像の画質調整、音量調整、再生装置3Bによる光ディスクの再生および停止の入力操作の他、トレー36を内部に搬入させる旨の入力操作や、トレー36を外部に搬出させる旨の入力操作が可能に構成されている。
主制御部241Bは、図5に示すように、情報取得部2411Bと、収納状態認識部2413Bと、動作制御部2414Bと、状態切替制御部2415Bと、光源制御部2416B等を備える。
情報取得部2411Bは、前記第1実施形態で説明した情報取得部2411と同様に、操作手段21Bから出力される操作信号を所定の情報(電源ON情報、電源OFF情報)として取得する。また、情報取得部2411Bは、電源ON情報および電源OFF情報の他、利用者により操作手段21Bにトレー36を内部に搬入させる、あるいは、外部に搬出させる旨の入力操作が実施され、操作手段21Bから出力される操作信号を、トレー36を内部に搬入させる旨の収納部搬入情報、外部に搬出させる旨の収納部搬出情報として取得する。
情報取得部2411Bは、前記第1実施形態で説明した情報取得部2411と同様に、操作手段21Bから出力される操作信号を所定の情報(電源ON情報、電源OFF情報)として取得する。また、情報取得部2411Bは、電源ON情報および電源OFF情報の他、利用者により操作手段21Bにトレー36を内部に搬入させる、あるいは、外部に搬出させる旨の入力操作が実施され、操作手段21Bから出力される操作信号を、トレー36を内部に搬入させる旨の収納部搬入情報、外部に搬出させる旨の収納部搬出情報として取得する。
収納状態認識部2413Bは、収納検出部37から出力される信号に応じて、トレー36に光ディスクが収納されている状態であるか否かを認識する。
動作制御部2414Bは、所定の条件の下、ローディング機構32Bに搬入動作または搬出動作を実施させる。
状態切替制御部2415Bは、所定の条件の下、主電源部221のON状態およびOFF状態を切り替える。
光源制御部2416Bは、主電源部221がON状態の場合に、ランプ駆動部244に所定の制御指令を出力し、光源装置231を駆動させる。
動作制御部2414Bは、所定の条件の下、ローディング機構32Bに搬入動作または搬出動作を実施させる。
状態切替制御部2415Bは、所定の条件の下、主電源部221のON状態およびOFF状態を切り替える。
光源制御部2416Bは、主電源部221がON状態の場合に、ランプ駆動部244に所定の制御指令を出力し、光源装置231を駆動させる。
なお、本実施形態では、主電源動作ブロックMBは、図5に示すように、再生装置3Bを構成するローディング機構32B、読取手段34、デコーダ35、および収納検出部37と、プロジェクタ本体2Bを構成する画像情報処理部243およびランプ駆動部244である。また、副電源動作ブロックSBは、図5に示すように、プロジェクタ本体2Bを構成する操作手段21B、主制御部241B、およびメモリ242である。
次に、上述したプロジェクタ1Bの制御方法を図面に基づいて説明する。
図6は、プロジェクタ1Bの制御方法を説明するフローチャートである。
なお、以下では、前記第1実施形態と同様に、プロジェクタ1Bは、スタンバイ状態に設定されているものとする。
先ず、スタンバイ状態において、主制御部241Bは、利用者により操作手段21Bにトレー36を外部に搬出させる旨の入力操作、トレー36を内部に搬出させる旨の入力操作が実施された場合には、以下の処理を実行する(ステップS11)。
なお、スタンバイ状態において、利用者により操作手段21Bにプロジェクタ1Bの電源ONの入力操作が実施された場合での主制御部241Bの処理動作は、前記第1実施形態で説明した処理動作(ステップS2)と同様のものである。
図6は、プロジェクタ1Bの制御方法を説明するフローチャートである。
なお、以下では、前記第1実施形態と同様に、プロジェクタ1Bは、スタンバイ状態に設定されているものとする。
先ず、スタンバイ状態において、主制御部241Bは、利用者により操作手段21Bにトレー36を外部に搬出させる旨の入力操作、トレー36を内部に搬出させる旨の入力操作が実施された場合には、以下の処理を実行する(ステップS11)。
なお、スタンバイ状態において、利用者により操作手段21Bにプロジェクタ1Bの電源ONの入力操作が実施された場合での主制御部241Bの処理動作は、前記第1実施形態で説明した処理動作(ステップS2)と同様のものである。
ステップS11において、情報取得部2411Bは、利用者による操作手段21Bへのトレー36を外部に搬出させる旨の入力操作により操作手段21Bから出力される操作信号を収納部搬出情報として取得する(ステップS11A:情報取得ステップ)。
ステップS11Aの後、前記第1実施形態と同様に、状態切替制御部2415BがON切替制御を実施し(ステップS1B)、光源制御部2416Bが消灯維持制御を実施する(ステップS1C)。
ステップS11Aの後、前記第1実施形態と同様に、状態切替制御部2415BがON切替制御を実施し(ステップS1B)、光源制御部2416Bが消灯維持制御を実施する(ステップS1C)。
ステップS1Cの後、動作制御部2414Bは、ローディング機構32Bに搬出動作を実施させる(ステップS11B:動作制御ステップ)。そして、利用者は、ローディング機構32Bの搬出動作により、外部に搬出されたトレー36から光ディスクの取り出し、あるいは、トレー36に光ディスクを収納可能となる。
ステップS11Bの後、情報取得部2411Bは、利用者による操作手段21Bへのトレー36を内部に搬入させる旨の入力操作により操作手段21Bから出力される操作信号を収納部搬入情報として取得する(ステップS11C:情報取得ステップ)。
ステップS11Bの後、情報取得部2411Bは、利用者による操作手段21Bへのトレー36を内部に搬入させる旨の入力操作により操作手段21Bから出力される操作信号を収納部搬入情報として取得する(ステップS11C:情報取得ステップ)。
ステップS11Cの後、動作制御部2414Bは、ローディング機構32Bに搬入動作を実施させる(ステップS11D:動作制御ステップ)。
ステップS11Dの後、収納状態認識部2413Bは、収納検出部37から出力される信号に応じて、トレー36に光ディスクが収納されている状態であるか否かを判定する(ステップS11E)。
ステップS11Eにおいて、「N」と判定された場合には、状態切替制御部2415Bは、前記第1実施形態で説明したOFF切替制御を実施する(ステップS1F)。
一方、ステップS11Eにおいて、「Y」と判定された場合には、前記第1実施形態と同様に、光源制御部2416Bが点灯制御を実施し(ステップS4)、主制御部241Bが画像情報処理部243に所定の制御指令を出力しスクリーン上に投影画像を表示させる(ステップS5)。
ステップS11Dの後、収納状態認識部2413Bは、収納検出部37から出力される信号に応じて、トレー36に光ディスクが収納されている状態であるか否かを判定する(ステップS11E)。
ステップS11Eにおいて、「N」と判定された場合には、状態切替制御部2415Bは、前記第1実施形態で説明したOFF切替制御を実施する(ステップS1F)。
一方、ステップS11Eにおいて、「Y」と判定された場合には、前記第1実施形態と同様に、光源制御部2416Bが点灯制御を実施し(ステップS4)、主制御部241Bが画像情報処理部243に所定の制御指令を出力しスクリーン上に投影画像を表示させる(ステップS5)。
そして、スクリーン上に投影画像を表示させている通常動作状態(ステップS5)において、主制御部241Bは、利用者により操作手段21Bにトレー36を外部に搬出させる旨の入力操作、トレー36を内部に搬出させる旨の入力操作が実施された場合には、以下の処理を実行する(ステップS71)。
なお、通常動作状態(ステップS5)において、利用者により操作手段21Bにプロジェクタ1Bの電源OFFの入力操作が実施された場合での主制御部241Bの処理動作は、前記第1実施形態で説明した処理動作(ステップS6)と同様のものである。
なお、通常動作状態(ステップS5)において、利用者により操作手段21Bにプロジェクタ1Bの電源OFFの入力操作が実施された場合での主制御部241Bの処理動作は、前記第1実施形態で説明した処理動作(ステップS6)と同様のものである。
ステップS71において、主制御部241Bは、ステップS11A,S11B,S11C,S11Dと同様に、収納部搬出情報の取得(ステップS71A)、ローディング機構32Bへの搬出動作の指示(ステップS71B)、収納部搬入情報の取得(ステップS71C)、およびローディング機構32Bへの搬入動作の指示(ステップS71D)を実施し、ステップS5の処理に戻る。
上述した第3実施形態のように再生装置3Bをトレー式のディスクドライブで構成した場合であっても、前記第1実施形態で説明した再生装置3をスロット式のディスクドライブで構成したプロジェクタ1と同様の効果を享受できる。
また、主制御部241Bは、収納状態認識部2413Bを備える。そして、状態切替制御部2415Bは、動作制御部2414Bがローディング機構32Bに搬入動作を実施させた後、収納状態認識部2413Bにてトレー36に光ディスクが収納されていない状態であると認識された場合に、OFF切替制御(ステップS1F)を実施する。言い換えれば、主制御部241Bは、ローディング機構32Bの搬出動作および搬入動作時に利用者によりトレー36に収納された光ディスクが取り出された場合に、OFF切替制御を実施する。このことにより、利用者は、光ディスクをトレー36から取り出した後、所定時間、待つことなく、電源プラグPLをコンセントから引き抜きプロジェクタ1Bを他の場所に持ち運ぶ等を実施でき、利便性の向上が図れる。
また、光源制御部2416Bは、動作制御部2414Bがローディング機構32Bに搬入動作を実施させた後、収納状態認識部2413Bにて光ディスクが収納されている状態であると認識された場合に、点灯制御(ステップS4)を実施する。このことにより、プロジェクタ1Bは、利用者により新たな光ディスクがトレー36に収納された後、即座に、該新たな光ディスクに記録された情報の再生(画像表示)を実施でき、利便性の向上が図れる。
また、主制御部241Bは、収納状態認識部2413Bを備える。そして、状態切替制御部2415Bは、動作制御部2414Bがローディング機構32Bに搬入動作を実施させた後、収納状態認識部2413Bにてトレー36に光ディスクが収納されていない状態であると認識された場合に、OFF切替制御(ステップS1F)を実施する。言い換えれば、主制御部241Bは、ローディング機構32Bの搬出動作および搬入動作時に利用者によりトレー36に収納された光ディスクが取り出された場合に、OFF切替制御を実施する。このことにより、利用者は、光ディスクをトレー36から取り出した後、所定時間、待つことなく、電源プラグPLをコンセントから引き抜きプロジェクタ1Bを他の場所に持ち運ぶ等を実施でき、利便性の向上が図れる。
また、光源制御部2416Bは、動作制御部2414Bがローディング機構32Bに搬入動作を実施させた後、収納状態認識部2413Bにて光ディスクが収納されている状態であると認識された場合に、点灯制御(ステップS4)を実施する。このことにより、プロジェクタ1Bは、利用者により新たな光ディスクがトレー36に収納された後、即座に、該新たな光ディスクに記録された情報の再生(画像表示)を実施でき、利便性の向上が図れる。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態を図面に基づいて説明する。
以下の説明では、前記第3実施形態と同様の構造および同一部材には同一符号を付して、その詳細な説明は省略または簡略化する。
図7は、第3実施形態におけるプロジェクタ1Cの概略構成を示すブロック図である。
図8は、プロジェクタ1Cの制御方法を説明するフローチャートである。
本実施形態は、前記第3実施形態に対して、主電源動作ブロックMBおよび副電源動作ブロックSBの構成が異なる。また、主電源動作ブロックMBおよび副電源動作ブロックSBの構成変更に伴い、プロジェクタ本体2Cを構成する制御手段としての主制御部241Cの処理動作(メモリ242に記憶されている制御プログラム)も異なるものとしている。
次に、本発明の第4実施形態を図面に基づいて説明する。
以下の説明では、前記第3実施形態と同様の構造および同一部材には同一符号を付して、その詳細な説明は省略または簡略化する。
図7は、第3実施形態におけるプロジェクタ1Cの概略構成を示すブロック図である。
図8は、プロジェクタ1Cの制御方法を説明するフローチャートである。
本実施形態は、前記第3実施形態に対して、主電源動作ブロックMBおよび副電源動作ブロックSBの構成が異なる。また、主電源動作ブロックMBおよび副電源動作ブロックSBの構成変更に伴い、プロジェクタ本体2Cを構成する制御手段としての主制御部241Cの処理動作(メモリ242に記憶されている制御プログラム)も異なるものとしている。
具体的に、本実施形態では、主電源動作ブロックMBは、図7に示すように、プロジェクタ本体2Cを構成する画像情報処理部243およびランプ駆動部244である。また、副電源動作ブロックSBは、図7に示すように、再生装置3B(ローディング機構32B、読取手段34、デコーダ35、収納検出部37)と、プロジェクタ本体2Cを構成する操作手段21B、主制御部241C、およびメモリ242である。
本実施形態では、再生装置3Bは、副電源動作ブロックSBとして構成されているため、プロジェクタ1Cがスタンバイ状態に設定されている際に動作可能となっている。例えば、スタンバイ状態において利用者により操作手段21Bにトレー36を外部に搬出させる、または内部に搬入させる旨の入力操作が実施された場合には、主制御部241Cは、主電源部221をOFF状態からON状態に切り替えることなく、再生装置3Bを駆動制御することができる。すなわち、本実施形態の制御方法は、前記第3実施形態で説明した制御方法に対して、図8に示すように、ステップS11の処理動作が異なるのみである。
本実施形態では、再生装置3Bは、副電源動作ブロックSBとして構成されているため、プロジェクタ1Cがスタンバイ状態に設定されている際に動作可能となっている。例えば、スタンバイ状態において利用者により操作手段21Bにトレー36を外部に搬出させる、または内部に搬入させる旨の入力操作が実施された場合には、主制御部241Cは、主電源部221をOFF状態からON状態に切り替えることなく、再生装置3Bを駆動制御することができる。すなわち、本実施形態の制御方法は、前記第3実施形態で説明した制御方法に対して、図8に示すように、ステップS11の処理動作が異なるのみである。
すなわち、ステップS11において、主制御部241Cは、前記第1実施形態で説明したステップS11A,S11B,S11C,S11D,S11Eを実施する。
ステップS11Eにおいて、主制御部241Cは、「N」と判定した場合には、スタンバイ状態を維持する。
一方、ステップS11Eにおいて、主制御部241Cは、「Y」と判定した場合には、前記第3実施形態で説明したON切替制御を実施し(ステップS1B)、ステップS4の処理に移行する。
ステップS11Eにおいて、主制御部241Cは、「N」と判定した場合には、スタンバイ状態を維持する。
一方、ステップS11Eにおいて、主制御部241Cは、「Y」と判定した場合には、前記第3実施形態で説明したON切替制御を実施し(ステップS1B)、ステップS4の処理に移行する。
上述した第4実施形態によれば、前記第3実施形態で説明した効果の他、以下の効果がある。
本実施形態では、ローディング機構32Bが副電源部222からの電力供給により駆動するため、スタンバイ状態において、ローディング機構32Bを駆動させることができる。すなわち、前記第3実施形態で説明したプロジェクタ1Bのように、スタンバイ状態においてトレー36を外部に搬出あるいは搬入させる際、主電源部221をOFF状態からON状態に切り替えるON切替制御や、光源装置231の消灯状態を維持する消灯維持制御を実施する必要がなく、主制御部241Cの構造の簡素化が図れる。
また、動作制御部2414Bがローディング機構32Bに搬入動作を実施させた後、収納状態認識部2413Bにてトレー36に光ディスクが収納されている状態であると認識された場合に、状態切替制御部2415BがON切替制御(ステップS1B)を実施し、光源制御部2416Bが点灯制御(ステップS4)を実施する。このことにより、プロジェクタ1Cは、ローディング機構32Bの搬出動作および搬入動作時に利用者により新たな光ディスクがトレー36に収納された後、即座に、該新たな光ディスクに記録された情報の再生(画像表示)を実施でき、利便性の向上が図れる。
本実施形態では、ローディング機構32Bが副電源部222からの電力供給により駆動するため、スタンバイ状態において、ローディング機構32Bを駆動させることができる。すなわち、前記第3実施形態で説明したプロジェクタ1Bのように、スタンバイ状態においてトレー36を外部に搬出あるいは搬入させる際、主電源部221をOFF状態からON状態に切り替えるON切替制御や、光源装置231の消灯状態を維持する消灯維持制御を実施する必要がなく、主制御部241Cの構造の簡素化が図れる。
また、動作制御部2414Bがローディング機構32Bに搬入動作を実施させた後、収納状態認識部2413Bにてトレー36に光ディスクが収納されている状態であると認識された場合に、状態切替制御部2415BがON切替制御(ステップS1B)を実施し、光源制御部2416Bが点灯制御(ステップS4)を実施する。このことにより、プロジェクタ1Cは、ローディング機構32Bの搬出動作および搬入動作時に利用者により新たな光ディスクがトレー36に収納された後、即座に、該新たな光ディスクに記録された情報の再生(画像表示)を実施でき、利便性の向上が図れる。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
前記各実施形態では、記録媒体として、CD、DVD等の光ディスクを採用していたが、これに限らず、MO等のその他の記録媒体を採用しても構わない。
前記各実施形態において、プロジェクタ1,1A,1B,1Cの制御方法は、前記各実施形態で説明した図2,図4,図6,図8に限らず、適宜、その処理順序を変更しても構わない。
前記各実施形態での光変調装置232としては、透過型の液晶パネル、反射型の液晶パネル、あるいは、DMD(Digital Micromirror Device)(米国テキサスインスツルメント社の商標)等を採用してもよい。
前記各実施形態では、スクリーンを観察する方向から投射を行うフロントタイプのプロジェクタの例のみを挙げたが、本発明は、スクリーンを観察する方向とは反対側から投射を行うリアタイプのプロジェクタにも適用可能である。
前記各実施形態では、記録媒体として、CD、DVD等の光ディスクを採用していたが、これに限らず、MO等のその他の記録媒体を採用しても構わない。
前記各実施形態において、プロジェクタ1,1A,1B,1Cの制御方法は、前記各実施形態で説明した図2,図4,図6,図8に限らず、適宜、その処理順序を変更しても構わない。
前記各実施形態での光変調装置232としては、透過型の液晶パネル、反射型の液晶パネル、あるいは、DMD(Digital Micromirror Device)(米国テキサスインスツルメント社の商標)等を採用してもよい。
前記各実施形態では、スクリーンを観察する方向から投射を行うフロントタイプのプロジェクタの例のみを挙げたが、本発明は、スクリーンを観察する方向とは反対側から投射を行うリアタイプのプロジェクタにも適用可能である。
本発明のプロジェクタは、光源装置を不要に点灯させることなく光源装置の長寿命化、省電力化が図れるとともに、利便性の向上が図れるため、プレゼンテーションやホームシアタに用いられるプロジェクタとして利用できる。
1,1A,1B,1C・・・プロジェクタ、2,2A,2B,2C・・・プロジェクタ本体、3,3B・・・再生装置、22・・・電源ブロック、32,32B・・・ローディング機構(搬入出駆動部)、221・・・主電源部、222・・・副電源部、231・・・光源装置、241,241A,241B,241C・・・主制御部(制御手段)、2411,2411B・・・情報取得部、2413B・・・収納状態認識部、2414,2414B・・・動作制御部、2415,2415B・・・状態切替制御部、2416,2416B・・・光源制御部、MB・・・主電源動作ブロック、SB・・・副電源動作ブロック、S1A,S11A,S11C・・・情報取得ステップ、S1B・・・状態切替制御ステップ、S1E,S11B,S11D・・・動作制御ステップ、S1C・・・光源制御ステップ。
Claims (11)
- 光源装置から射出された光束を画像情報に応じて変調して画像光を形成し拡大投射するプロジェクタ本体と、記録媒体を装填可能とし前記記録媒体に記録された情報を再生する再生装置とを備えたプロジェクタであって、
前記再生装置は、外装筐体に形成された挿入口を介して挿入された前記記録媒体の内部への搬入動作、および、搬入された前記記録媒体の外部への搬出動作を実施する搬入出駆動部を備え、
前記光源装置および前記搬入出駆動部を含む主電源動作ブロックに対して電力を供給する主電源部、前記光源装置および前記搬入出駆動部を除く副電源動作ブロックに対して少なくとも前記主電源部がOFF状態の場合に電力を供給する副電源部を有する電源ブロックと、前記副電源部から供給される電力により動作する制御手段とを備え、
前記制御手段は、
前記再生装置内部に搬入された前記記録媒体を外部に搬出させる旨の媒体搬出情報を取得する情報取得部と、
前記主電源部がOFF状態で前記情報取得部にて前記媒体搬出情報が取得された場合に、前記主電源部をOFF状態からON状態に切り替えるON切替制御を実施する状態切替制御部と、
前記状態切替制御部にて前記ON切替制御が実施された後、前記搬入出駆動部に搬出動作を実施させる動作制御部と、
前記状態切替制御部にて前記ON切替制御が実施された後、前記光源装置の消灯状態を維持する消灯維持制御を実施する光源制御部とを備えていることを特徴とするプロジェクタ。 - 請求項1に記載のプロジェクタにおいて、
前記状態切替制御部は、前記動作制御部が前記搬入出駆動部に搬出動作を実施させた後、前記主電源部をON状態からOFF状態に、再度、切り替えるOFF切替制御を実施することを特徴とするプロジェクタ。 - 光源装置から射出された光束を画像情報に応じて変調して画像光を形成し拡大投射するプロジェクタ本体と、記録媒体を装填可能とし前記記録媒体に記録された情報を再生する再生装置とを備えたプロジェクタであって、
前記再生装置は、外装筐体に形成された挿入口を介して挿入された前記記録媒体の内部への搬入動作、および、搬入された前記記録媒体の外部への搬出動作を実施する搬入出駆動部を備え、
前記光源装置を含む主電源動作ブロックに対して電力を供給する主電源部、前記搬入出駆動部を含む副電源動作ブロックに対して少なくとも前記主電源部がOFF状態の場合に電力を供給する副電源部を有する電源ブロックと、前記副電源部から供給される電力により動作する制御手段とを備え、
前記制御手段は、
前記再生装置内部に搬入された前記記録媒体を外部に搬出させる旨の媒体搬出情報を取得する情報取得部と、
前記主電源部がOFF状態で前記情報取得部にて前記媒体搬出情報が取得された場合に、前記搬入出駆動部に搬出動作を実施させる動作制御部とを備えていることを特徴とするプロジェクタ。 - 光源装置から射出された光束を画像情報に応じて変調して画像光を形成し拡大投射するプロジェクタ本体と、記録媒体を装填可能とし前記記録媒体に記録された情報を再生する再生装置とを備えたプロジェクタであって、
前記再生装置は、前記記録媒体を収納可能とし外装筐体内外に進退自在に構成された媒体収納部と、前記媒体収納部の内部への搬入動作、および、前記媒体収納部の外部への搬出動作を実施する搬入出駆動部とを備え、
前記光源装置および前記搬入出駆動部を含む主電源動作ブロックに対して電力を供給する主電源部、前記光源装置および前記搬入出駆動部を除く副電源動作ブロックに対して少なくとも前記主電源部がOFF状態の場合に電力を供給する副電源部を有する電源ブロックと、前記副電源部から供給される電力により動作する制御手段とを備え、
前記制御手段は、
前記媒体収納部を前記再生装置外部に搬出させる旨の収納部搬出情報、および、前記媒体収納部を前記再生装置内部に搬入させる旨の収納部搬入情報を取得する情報取得部と、
前記主電源部がOFF状態で前記情報取得部にて前記収納部搬出情報が取得された場合に、前記主電源部をOFF状態からON状態に切り替えるON切替制御を実施する状態切替制御部と、
前記状態切替制御部にて前記ON切替制御が実施された後、前記情報取得部にて取得された前記収納部搬出情報または前記収納部搬入情報に応じて前記搬入出駆動部に搬出動作または搬入動作を実施させる動作制御部と、
前記状態切替制御部にて前記ON切替制御が実施された後、前記光源装置の消灯状態を維持する消灯維持制御を実施する光源制御部とを備えていることを特徴とするプロジェクタ。 - 請求項4に記載のプロジェクタにおいて、
前記制御手段は、前記媒体収納部への前記記録媒体の収納状態を認識する収納状態認識部を備え、
前記状態切替制御部は、前記動作制御部が前記搬入出駆動部に搬入動作を実施させた後、前記収納状態認識部にて前記媒体収納部に前記記録媒体が収納されていない状態であると認識された場合に、前記主電源部をON状態からOFF状態に、再度、切り替えるOFF切替制御を実施し、
前記光源制御部は、前記動作制御部が前記搬入出駆動部に搬入動作を実施させた後、前記収納状態認識部にて前記媒体収納部に前記記録媒体が収納されている状態であると認識された場合に、前記光源装置を消灯状態から点灯状態に切り替える点灯制御を実施することを特徴とするプロジェクタ。 - 光源装置から射出された光束を画像情報に応じて変調して画像光を形成し拡大投射するプロジェクタ本体と、記録媒体を装填可能とし前記記録媒体に記録された情報を再生する再生装置とを備えたプロジェクタであって、
前記再生装置は、前記記録媒体を収納可能とし外装筐体内外に進退自在に構成された媒体収納部と、前記媒体収納部の内部への搬入動作、および、前記媒体収納部の外部への搬出動作を実施する搬入出駆動部とを備え、
前記光源装置を含む主電源動作ブロックに対して電力を供給する主電源部、前記搬入出駆動部を含む副電源動作ブロックに対して少なくとも前記主電源部がOFF状態の場合に電力を供給する副電源部を有する電源ブロックと、前記副電源部から供給される電力により動作する制御手段とを備え、
前記制御手段は、
前記媒体収納部を前記再生装置外部に搬出させる旨の収納部搬出情報、および、前記媒体収納部を前記再生装置内部に搬入させる旨の収納部搬入情報を取得する情報取得部と、
前記主電源部がOFF状態で前記情報取得部にて前記収納部搬出情報または前記収納部搬入情報が取得された場合に、前記情報取得部にて取得された前記収納部搬出情報または前記収納部搬入情報に応じて前記搬入出駆動部に搬出動作または搬入動作を実施させる動作制御部とを備えていることを特徴とするプロジェクタ。 - 請求項6に記載のプロジェクタにおいて、
前記制御手段は、
前記媒体収納部への前記記録媒体の収納状態を認識する収納状態認識部と、
前記動作制御部が前記搬入出駆動部に搬入動作を実施させた後、前記収納状態認識部にて前記媒体収納部に前記記録媒体が収納されている状態であると認識された場合に、前記主電源部をOFF状態からON状態に切り替えるON切替制御を実施する状態切替制御部と、
前記状態切替制御部にてON切替制御が実施された後、前記光源装置を消灯状態から点灯状態に切り替える点灯制御を実施する光源制御部とを備えていることを特徴とするプロジェクタ。 - 光源装置から射出された光束を画像情報に応じて変調して画像光を形成し拡大投射するプロジェクタ本体と、記録媒体を装填可能とし前記記録媒体に記録された情報を再生する再生装置とを備えたプロジェクタの制御方法であって、
前記再生装置は、外装筐体に形成された挿入口を介して挿入された前記記録媒体の内部への搬入動作、および、搬入された前記記録媒体の外部への搬出動作を実施する搬入出駆動部を備え、
前記プロジェクタは、前記光源装置および前記搬入出駆動部を含む主電源動作ブロックに対して電力を供給する主電源部、前記光源装置および前記搬入出駆動部を除く副電源動作ブロックに対して少なくとも前記主電源部がOFF状態の場合に電力を供給する副電源部を有する電源ブロックと、前記副電源部から供給される電力により動作する制御手段とを備え、
前記制御手段が、
前記再生装置内部に搬入された前記記録媒体を外部に搬出させる旨の媒体搬出情報を取得する情報取得ステップと、
前記主電源部がOFF状態で前記媒体搬出情報を取得した場合に、前記主電源部をOFF状態からON状態に切り替えるON切替制御を実施する状態切替制御ステップと、
前記ON切替制御を実施した後、前記搬入出駆動部に搬出動作を実施させる動作制御ステップと、
前記ON切替制御を実施した後、前記光源装置の消灯状態を維持する消灯維持制御を実施する光源制御ステップとを実行することを特徴とする制御方法。 - 光源装置から射出された光束を画像情報に応じて変調して画像光を形成し拡大投射するプロジェクタ本体と、記録媒体を装填可能とし前記記録媒体に記録された情報を再生する再生装置とを備えたプロジェクタの制御方法であって、
前記再生装置は、外装筐体に形成された挿入口を介して挿入された前記記録媒体の内部への搬入動作、および、搬入された前記記録媒体の外部への搬出動作を実施する搬入出駆動部を備え、
前記プロジェクタは、前記光源装置を含む主電源動作ブロックに対して電力を供給する主電源部、前記搬入出駆動部を含む副電源動作ブロックに対して少なくとも前記主電源部がOFF状態の場合に電力を供給する副電源部を有する電源ブロックと、前記副電源部から供給される電力により動作する制御手段とを備え、
前記制御手段が、
前記再生装置内部に搬入された前記記録媒体を外部に搬出させる旨の媒体搬出情報を取得する情報取得ステップと、
前記主電源部がOFF状態で前記媒体搬出情報を取得した場合に、前記搬入出駆動部に搬出動作を実施させる動作制御ステップとを実行することを特徴とする制御方法。 - 光源装置から射出された光束を画像情報に応じて変調して画像光を形成し拡大投射するプロジェクタ本体と、記録媒体を装填可能とし前記記録媒体に記録された情報を再生する再生装置とを備えたプロジェクタの制御方法であって、
前記再生装置は、前記記録媒体を収納可能とし外装筐体内外に進退自在に構成された媒体収納部と、前記媒体収納部の内部への搬入動作、および、前記媒体収納部の外部への搬出動作を実施する搬入出駆動部とを備え、
前記プロジェクタは、前記光源装置および前記搬入出駆動部を含む主電源動作ブロックに対して電力を供給する主電源部、前記光源装置および前記搬入出駆動部を除く副電源動作ブロックに対して少なくとも前記主電源部がOFF状態の場合に電力を供給する副電源部を有する電源ブロックと、前記副電源部から供給される電力により動作する制御手段とを備え、
前記制御手段が、
前記媒体収納部を前記再生装置外部に搬出させる旨の収納部搬出情報、または、前記媒体収納部を前記再生装置内部に搬入させる旨の収納部搬入情報を取得する情報取得ステップと、
前記主電源部がOFF状態で前記収納部搬出情報を取得した場合に、前記主電源部をOFF状態からON状態に切り替えるON切替制御を実施する状態切替制御ステップと、
前記ON切替制御を実施した後、取得した前記収納部搬出情報または前記収納部搬入情報に応じて前記搬入出駆動部に搬出動作または搬入動作を実施させる動作制御ステップと、
前記ON切替制御を実施した後、前記光源装置の消灯状態を維持する消灯維持制御を実施する光源制御ステップとを実行することを特徴とする制御方法。 - 光源装置から射出された光束を画像情報に応じて変調して画像光を形成し拡大投射するプロジェクタ本体と、記録媒体を装填可能とし前記記録媒体に記録された情報を再生する再生装置とを備えたプロジェクタの制御方法であって、
前記再生装置は、前記記録媒体を収納可能とし外装筐体内外に進退自在に構成された媒体収納部と、前記媒体収納部の内部への搬入動作、および、前記媒体収納部の外部への搬出動作を実施する搬入出駆動部とを備え、
前記プロジェクタは、前記光源装置を含む主電源動作ブロックに対して電力を供給する主電源部、前記搬入出駆動部を含む副電源動作ブロックに対して少なくとも前記主電源部がOFF状態の場合に電力を供給する副電源部を有する電源ブロックと、前記副電源部から供給される電力により動作する制御手段とを備え、
前記制御手段が、
前記媒体収納部を前記再生装置外部に搬出させる旨の収納部搬出情報、または、前記媒体収納部を前記再生装置内部に搬入させる旨の収納部搬入情報を取得する情報取得ステップと、
前記主電源部がOFF状態で前記収納部搬出情報または前記収納部搬入情報を取得した場合に、取得した前記収納部搬出情報または前記収納部搬入情報に応じて前記搬入出駆動部に搬出動作または搬入動作を実施させる動作制御ステップとを実行することを特徴とする制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007161329A JP2009003001A (ja) | 2007-06-19 | 2007-06-19 | プロジェクタ、および制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007161329A JP2009003001A (ja) | 2007-06-19 | 2007-06-19 | プロジェクタ、および制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009003001A true JP2009003001A (ja) | 2009-01-08 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011077971A (ja) * | 2009-10-01 | 2011-04-14 | Seiko Epson Corp | 画像処理装置、プロジェクター、画像処理方法およびプログラム |
-
2007
- 2007-06-19 JP JP2007161329A patent/JP2009003001A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011077971A (ja) * | 2009-10-01 | 2011-04-14 | Seiko Epson Corp | 画像処理装置、プロジェクター、画像処理方法およびプログラム |
US8545025B2 (en) | 2009-10-01 | 2013-10-01 | Seiko Epson Corporation | Image processing apparatus, projector, image processing method, and program |
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