JP2009002330A - 副室式ガスエンジン - Google Patents

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Abstract

【課題】点火時期を進角させて効率を向上させることが出来ると共に、ノッキングの発生を防止することが出来る様な副室式ガスエンジンの提供。
【解決手段】主燃焼室(10)と、副室(副燃焼室20)と、主燃焼室(10)に連通して燃料ガス及び空気を供給する吸気ポート(4A、4B)とを有し、吸気ポート(4A、4B)に燃料ガス噴射機構(8)が配置されており、吸気行程で主燃焼室(10)における副室先端(61)の近傍領域(中央領域)における燃料ガス濃度が薄くなる(中央リーンになる)様に構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、主燃焼室と、副燃焼室(副室)とを有する副室式内燃機関に関し、特に、主燃焼室に対して気体燃料(例えば都市ガスの様な燃料ガス)が供給される副室式ガスエンジンに関する。
係る副室式ガスエンジンは、例えば、発電用のコージェネレーションシステムにおいて用いられる。
係る副室式ガスエンジンについては大型化する傾向にあり、その大型ガスエンジンについては、高効率化の要請が存在する。そして効率を向上させるために、点火時期を進角して効率の高い領域で運転する必要がある。
しかし、点火時期を進角させれば、ノッキング(異常燃焼)を生じる可能性が高くなる。ノッキングが生じると、ガスエンジンの効率を向上することは困難である。
そのため、点火時期を進角しても、ノッキングを回避する技術が望まれる。
従来のノッキングの回避技術としては、例えば、水噴射ノズルを有し、ノズルからの水噴射によって燃焼温度を低下させることにより、ノッキングを回避する副室式ガスエンジンに係る技術が提案されている(特許文献1参照)。
しかし、係る従来技術(特許文献1)では、水噴射ノズルで燃焼温度を低下させることにより、ガスエンジンの効率まで低下してしまう恐れがある。そのため、高効率化を達成するという上述した要請に応えることが出来ない。
特開平7−127454号公報
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、点火時期を進角させて効率を向上させることが出来ると共に、ノッキングの発生を防止することが出来る様な副室式ガスエンジンの提供を目的としている。
本発明の副室式ガスエンジンは、主燃焼室(10)と、副室(副燃焼室20)と、主燃焼室(10)に連通して燃料ガス及び空気を供給する吸気ポート(4A、4B)とを有し、副室(20)内で二次燃料(燃料ガス或いは各種油の様な液体燃料)を燃焼し、主燃焼室(10)に突出した副室先端(61)からトーチ状の火炎(F2)を噴射して主燃焼室(10)内の燃料ガスと空気との混合気を燃焼させる副室式ガスエンジン(100)において、吸気ポート(4A、4B)に燃料ガス噴射機構(8)が配置されており、吸気行程で主燃焼室(10)における副室先端(61)の近傍領域(中央領域)における燃料ガス濃度が薄くなる(中央リーンになる)様に構成されていることを特徴としている(請求項1)。
本発明の副室式ガスエンジン(100)において、吸気ポート(4A、4B)と主燃焼室(10)とを連通し遮断する吸気弁(5A、5B)が閉鎖(IVC)する以前に、燃料ガス噴射機構(8)から燃料ガスを噴射する様に構成されており、燃料ガスの噴射開始及び噴射終了が比較的早期となる様に設定されているのが好ましい(請求項2)。
本発明において、燃料ガスが噴射された際に、主燃焼室(10)には先ず燃料ガスが流入し、燃料ガスの流入が完了した後に新気が流入する様に構成されているのが好ましい。その様に構成すれば、副室先端(61)の近傍領域(主燃焼室の中央領域)で燃料ガス濃度が薄くなる(「中央リーン」となる)傾向が顕著となる。
上述する構成を具備する本発明によれば、主燃焼室(10)における副室先端(61)の近傍領域(中央領域)における燃料ガス濃度が薄くなる(中央リーンになる)様に構成されているので、吸気行程中に、主燃焼室(10)の混合気が副室(20)に押し込まれた際に、副室先端近傍(61)における燃料ガス濃度が薄いので、副室(20)内における燃料濃度も薄くなる。
そして、副室(20)内における燃料濃度が薄いため、副室先端(61)から主燃焼室(10)内に噴射される火炎が弱くなり、主燃焼室(10)内に噴射される火炎の燃焼が抑制される。そのため、主燃焼室(10)における燃焼速度が緩やかになり、点火時期を進角しても、ノッキングが発生し難くなるのである。
この様に、点火時期を進角してもノッキングが抑制される本発明によれば、点火時期を進角して副室式ガスエンジン(100)の高効率化が図れると共に、ノッキングにより効率向上が阻害されてしまう事態を、確実に防止することが出来る。
本発明において、燃料ガスの噴射開始及び噴射終了が比較的早期となる様に設定すれば(請求項2)、主燃焼室(10)内における燃料ガス濃度分布が、副室先端(61)の近傍領域(中央領域)における燃料ガス濃度を薄くする(中央リーンにする)ことができる。
そして、燃料ガスの噴射開始及び噴射終了を従来技術に比較して早期にするほど、副室先端(61)の近傍領域(中央領域)における燃料ガス濃度が薄くなる(中央リーンとなる)傾向が顕著となる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1、図2は、本発明の実施形態に係る副室式ガスエンジン100を示している。
図1、図2において、副室式ガスエンジン100は、シリンダ1とシリンダヘッド2とピストン3とを有している。図1は、ピストン3が上死点に達した状態を示している。
ピストン3の頂部31の中央には、図示では円形の皿状窪み部32が形成されている。
そして、円形の皿状窪み部32は、シリンダ壁11とシリンダヘッドの下端面21とピストン頂部31とで形成される空間(隙間)Sと共に、主燃焼室10を構成している。
シリンダヘッド2の下端面21は円形(図2において、符号22で示す)をしており、その中央には、副室20を有する副室ハウジング6(図1参照)が設けられている。
副室ハウジング6の副室先端61は、シリンダヘッド2の下端面21よりも、主燃焼室10側に突出している。
副室ハウジング6の内部には、副燃焼室(副室)20が形成されている。
副室ハウジング6における副室20の上方の領域には、軽油を噴射するための軽油噴射機構7が設けられている。
図1において、符号F1は、軽油噴射機構7から副室20内に噴射された軽油の噴霧(ジェット)を示している。
軽油噴射機構7から噴射された軽油の噴霧(ジェット)F1は、公知の態様により、副室ハウジング6内で着火して、燃焼する。
図示の例では、副室先端61には8箇所の噴孔62が形成されている。
8箇所の噴孔62から噴射されるトーチ状の火炎の向きは、斜め下方を向いている。8箇所の噴孔62は、円周方向に等ピッチで配置されている。そして、噴孔62から噴射されるトーチ状の火炎が、シリンダ中心からシリンダ壁11に向かって(或いは、半径方向外方へ向って)、放射状に噴射されるように構成されている。
より詳細には、図1において、トーチ状の火炎の噴射F2が、円形の皿状窪み部32における円形のコーナー部33近傍に衝突するように、副室先端61及び8箇所の噴孔62が構成されている。
図示の実施形態に係る副室式ガスエンジン100は、第1の吸気ポート4Aと第2の吸気ポート4Bとを備えている。
シリンダヘッド2の下端面21において、主燃焼室10に対向する部分には、2つの吸気ポート4A、4Bの開口部(バルブシート部)4Ao、4Boが形成されている。吸気ポートの開口部4Ao、4Boは、シリンダ中心点Oに対して、図示の例では凡そ90°となる様に配置されており、間隔を隔てて配置されている。
なお、図1、図2では、排気ポート及び排気ポート開口部は、図示を省略している。
図2における符号4A1、4B1(吸気ポート4A、4Bの左側壁)については、燃料ガスの流れに関連して、後述する。
吸気ポート4A、4Bの開口部(バルブシート部)4Ao、4Boは、吸気バルブ5A、5B(図1)によって開閉される。
図2において、吸気ポート4A、4Bの上流側における分岐部4Yで、1本の吸気ポートが2本の吸気ポート4A、4Bに分岐している。
分岐部4Yの近傍には、燃料ガス噴射機構8が設けられている。燃料ガス噴射機構8には、複数の燃料ガス噴射孔81が形成されている。
この燃料ガス噴射孔81から、吸気ポート4A、4Bの下流側(主燃焼室10側)に向かって、燃料ガスが噴射される。そして燃料ガス噴射孔81から噴射された燃料ガスが、2つの吸気ポート4A、4Bを流れる新気(エア)に混合されるように、構成されている。
ここで、吸気ポート4A、4B(図7では断面で示す)とその分岐部に設けられた燃料ガス噴射機構8の形状は、図7で詳細に表示されている。
なお、図2における符号Ffは、燃料ガスの噴射ジェットを示している。
燃料噴射機構8から噴射された燃料ガスと、新規(エア)とは、吸気ポート4A、4Bを流れる際に混合される。そして、燃料ガスと新規(エア)との混合気は、開口部(バルブシート部)4Ao、4Boを介して、主燃焼室10内に供給される。
図2における矢印Fsは、主燃焼室10内における燃料ガスと新規(エア)との混合気の流れ(スワール)を示している。
図1は、軽油噴射機構7から、副室20内に軽油が噴射(F1)される構成が示されている。但し、軽油以外の2次燃料、例えば、濃度が高い燃料ガスや、各種燃料油を、副室20に供給するように構成しても良い。
図示の実施形態では、主燃焼室10は、吸気行程において、副室先端61の近傍領域(主燃焼室の中央領域)で燃料ガス濃度が薄くなる(「中央リーン」となる)様に、構成されている。上述した様に、副室先端61は、副室20で発生した火炎(トーチ)を主燃焼室20内に噴射(F2)する部材である。
係る「中央リーン」となった場合における燃料ガス濃度分布のシミュレーション結果の一例が、図3で示されている。
図3の上方で示す識別バンドBは、図3の下方に示す主燃焼室10及び副室20における混合気中の燃焼ガスの濃度を、濃度順に10段階に分けて識別して、表示している。
識別バンドBは、その右端d1における燃料ガスの濃度が最も薄く、左端d10における燃料ガス濃度が最も濃い。
なお、図3では便宜上10段階に分けて表示しているが、実際には、無段階に濃淡が変化している。
図3において、副室20の内部と、主燃焼室10における副室先端61の近傍領域(主燃焼室の中央領域)とにおいて、燃料ガス濃度が低く(薄く:符号d1)、主燃焼室10の周縁部では燃料ガス濃度が高く(濃く:符号d7〜d10)なっている。
発明者は、図示の実施形態に係るガスエンジン(中央リーンのガスエンジン)と、主燃焼室内で燃料ガス濃度が均一となる様に構成されたガスエンジン(均一濃度のガスエンジン)と、図示の実施形態とは逆の燃料ガス濃度分布を示すガスエンジン(中央リッチのガスエンジン)とを用いて、燃焼実験を行った。
ここで、「図示の実施形態とは逆の燃料ガス濃度分布を示すガスエンジン(中央リッチのガスエンジン)」は、図示の構成のガスエンジンで説明すれば、副室先端61の近傍領域(主燃焼室の中央領域)で燃料ガス濃度が濃くなり、主燃焼室10の周縁部では燃料ガス濃度が低くなる様に構成されている。
発明者による燃焼実験の結果、上述した3種類のガスエンジン(中央リーンのガスエンジン、均一濃度のガスエンジン、中央リッチのガスエンジン)の内、中央リーンのガスエンジンが、ノッキングを生じることなく、最も点火時期を早くする(進角する)ことが出来ることが確認された。
すなわち、図示の実施形態に係るガスエンジンの様に、中央リーンとなる様に構成すれば、点火時期を進角しても、ノッキングが最も抑制出来ることが分かった。
また、発明者による燃焼実験において、副室20から火炎(トーチ)が主燃焼室10内に噴射(F2)された際の単位時間当たりの発熱量(rate of heat release)が計測された。
その結果、副室20から火炎が主燃焼室10内に噴射(F2)された際の単位時間当たりの発熱量は、中央リーンのガスエンジンが最も低く、均一濃度のガスエンジン、中央リッチのガスエンジンの順に高かった。
周知の様に、副室20から火炎が主燃焼室10内に噴射された際の単位時間当たりの発熱量が低いほど、ノッキングが抑制される。したがって、係る燃焼実験の結果からも、前記発熱量(副室20から火炎が主燃焼室10内に噴射された際の単位時間当たりの発熱量)が最も低い中央リーンのガスエンジンが、ノッキングが最も抑制出来ることが明らかになった。
中央リーンのガスエンジンでノッキングが抑制されるのは、次の理由によると推定される。
副室式ガスエンジン100においては、吸気行程中に、主燃焼室10の混合気が副室20に押し込まれる。
ここで、中央リーンのガスエンジンでは、主燃焼室10において、副室先端61の近傍領域(中央領域)における燃料濃度が薄い。そのため、中央リーンのガスエンジンでは、吸気行程において、副室20内に押し込まれる主燃焼室10内の混合気の燃料濃度が薄くなり、副室20内における燃料濃度も薄くなる。
副室20内における燃料濃度が薄ければ、副室20から主燃焼室10内に噴射される火炎が弱くなり、或いは、主燃焼室10内に噴射される火炎の燃焼が抑制される。その結果、主燃焼室10における燃焼速度が緩やかになり、点火時期を進角しても、ノッキングが発生し難くなるのである。
図示の実施形態では、燃料ガス噴射のタイミングと、燃料ガスの噴射方向や、主燃焼室10における燃料ガスの流れ方向を制御することにより、中央リーンとせしめている。
燃料ガスの噴射タイミングを示す図4においては、「基準条件」と表示(ブロック矢印A)されている燃料ガス噴射タイミングと、「早期供給」と表示(ブロック矢印B)されている燃料ガス噴射タイミングとが示されている。
ここで、図2で示す様に、図示の実施形態では、吸気ポート4A、4Bに配置された燃料噴射機構8から、燃料ガスが噴射され、新気(エア)と混合して主燃焼室10内に流入する。したがって、燃料噴射機構8を設けた位置や、燃料ガス噴射量、燃料ガス噴射圧によって、同一タイミングで燃料噴射機構8から燃料ガスを噴射しても、主燃焼室10に到達するタイミングは異なる。
そして、図4で示す噴射タイミングは、燃料噴射機構8から燃料ガスを噴射するタイミングであり、主燃焼室10に燃料ガスが流入するタイミングではない。
図4は、クランク角度θに対する吸気弁、排気弁のバルブリフト量Li、Lxを示している。そして、図4において、TDCは上死点を示し、BDCは下死点を示している。
図4において、「基準条件」と表示(ブロック矢印A)されている燃料ガス噴射タイミングは、従来の副室式ガスエンジンと同様な燃料ガス供給が行われる様に、燃料噴射機構8からの燃料ガス噴射タイミングを設定した場合を示している。
一方、図4において「早期供給」と表示されている燃料ガス噴射タイミングは、図示の実施形態における燃料噴射機構8からの燃料ガス噴射タイミングを示している。
図4から明らかな様に、図示の実施形態に係る燃料ガス噴射タイミング「早期供給」(ブロック矢印B)は、「基準条件」と表示(ブロック矢印A)されている噴射タイミングに比較して、燃料噴射の始期Ts及び終期Teが早くなっている。
ここで、「早期供給」なる文言は厳密な定義が存在する訳ではない。燃料噴射(燃料ガス供給)の終期が、吸気バルブ5A、5Bが閉鎖されるタイミングよりも早ければ、構わない。
図4における「早期供給」と表示されている噴射タイミング(図示の実施形態におけるタイミング)で燃料ガスを噴射した場合における主燃焼室10内の燃料ガス濃度分布をシミュレーションした結果(図3)と、「基準条件」と表示されている噴射タイミングで燃料ガスを噴射した場合における主燃焼室内の燃料ガス濃度分布をシミュレーションした結果とを、発明者は比較した。その結果、「早期供給」と表示されている噴射タイミング(図示の実施形態におけるタイミング)のシミュレーション結果の方が、「中央リーン」の傾向が顕著に現れた。
図4において、「早期供給」と表示(ブロック矢印B)されている噴射タイミング(図示の実施形態におけるタイミング)は、上死点前50°〜上死点後65°で燃料ガスを噴射している。
また、図4において、「基準条件」と表示(ブロック矢印A)されている噴射タイミングでは、上死点前10°〜上死点後100°で燃料ガスを噴射している。
これ等の噴射タイミングは、実験例であり、一般的な範囲ではない。例えば、上述した様に、吸気ポート4A、4Bに配置された燃料噴射機構8の位置や、燃料ガス噴射量、燃料ガス噴射圧によって、変動する数値である。
図4において、「早期供給」と表示(ブロック矢印B)されている噴射タイミング(図示の実施形態におけるタイミング)は、上死点前50°〜上死点後65°で燃料ガスを噴射した場合であり、係るタイミングで燃料ガスを噴射した際の主燃焼室10内における燃料ガス濃度分布をシミュレーションした結果が、図8、図9で示されている。
図8において、吸気バルブ5A、5Bが閉じる際に、燃料ガスの噴射開始時期と噴射終了時期とが早期となったため、燃料ガスが主燃焼室10の下方の領域に偏在し、主燃焼室10の上方領域10U(図8において点線で示す領域)がリーンとなっている。
なお図8、図9において、主燃焼室10の微小なドットが多い領域は燃料ガスの濃度が高く、微小なドットが少ない領域は燃料ガス濃度が低い。
図8の段階で主燃焼室10の上方に存在するリーンの領域は、図9で示す圧縮行程で生じるタンブル流Ftによって主燃焼室10の中央部分に集められ、以って、主燃焼室10が中央リーンとなる。
タンブル流Ftが弱くても、燃料ガスの噴射時期が早期となるので、圧縮行程においても図9で示すように圧縮行程においても燃焼室10上方は燃料リーンのままである。したがって、副室6の先端61の近傍領域における燃料ガス濃度は低くなり、副室6に流入する燃料ガス濃度も低くなる。
そして、副室6内における燃料の濃度も薄くなり、副室先端61から主燃焼室10内に噴射される火炎も弱くなるので、主燃焼室10内に噴射される火炎の燃焼が抑制される。その結果、主燃焼室10における燃焼速度が緩やかになり、点火時期を進角しても、ノッキングが発生し難くなる。
明確には図示されていないが、燃料ガスが噴射されると、主燃焼室10には先ず燃料ガスが流入し、燃料ガスの流入が完了した後に新気が流入する様に構成しても良い。
そのように構成すれば、中央リーンとなる傾向が顕著となる。
特に図2で明確に示されている様に、図示の実施形態では、2本の吸気ポート4A、4Bが設けられている。ここで、2本の吸気ポート4A、4Bは、主燃焼室10内において、強いスワールが発生する様に構成されている。
換言すれば、図示の実施形態に係るガスエンジンは、高スワールとなる様に構成されている。
ここで、「高スワール」は「スワールが強い」ことであり、スワール比が大きい(スワール比が1.0以上である)ことを意味している。スワール比は、エンジンの回転数に対するスワールの数で示される。
図示の実施形態では、少なくともスワール比が1.0以上、好ましくはスワール比が2.0以上となる様に構成されている。
主燃焼室10内で発生するスワールを強くして、高スワールを達成するための具体的な構成としては、図5において、第1の吸気ポート4Aと第2の吸気ポート4Bとの最大距離δを大きくする。そして、第2の吸気ポート4Bにおける第1の吸気ポート4Aと最も離隔した個所における曲率半径Rを小さくすれば良い。
スワール比が2.0の場合(高スワールの場合)における主燃焼室10内の燃料ガス濃度と、スワール比が0.5の場合(低スワールの場合)における主燃焼室10内の燃料ガス濃度を、それぞれシミュレーションした結果、高スワールの場合の方が、中央リーンの傾向が顕著な(図3で示す様な)濃度分布となった。
係るシミュレーション結果から、スワール比が高いほど、中央リーンの傾向が強くなり、ノッキングを抑制することが分かった。
ここで、吸気弁4A、4Bと排気弁EV(図5、図6では点線を表示)が、図6で示す様に分布されている場合、図示の実施形態においては、シリンダヘッド2側から見て、時計方向に回転するスワールが主燃焼室10で発生する場合に、排気弁EVを12時方向に見て、6時方向に配置されている吸気弁4A、4Bのシート位置4Ao、4Boにおいて、シリンダヘッド2側から見て6時〜9時の領域α(図6において、左下がりのハッチングで示す領域)に燃料ガスが流れる様に、燃料噴射機構8から燃料ガスが噴射される。
吸気弁4A、4Bのシート位置において、シリンダヘッド2側から見て6時〜9時の領域αに燃料ガスが流れる様にするには、図2で示す吸気ポート4A、4Bが矩形断面を有する場合は、例えば、燃料噴射機構8における燃料ガス噴射孔81を吸気ポート4A、4Bの上部壁の近傍に位置せしめ、且つ、燃料ガス噴射口81が吸気ポート4A、4Bの左側壁(曲率半径の大きな方の壁面4Al、4Bl)に向うようにすれば良い。ただし、燃料噴射機構8の位置や、吸気ポート4A、4Bの断面形状によって、異なる場合がある。
より詳細には、図示の実施形態において、吸気弁4A、4Bのシート位置において、シリンダヘッド2側から見て6時〜9時の領域α(図6)に燃料ガスが流れる様にするには、図10において、燃料ガス噴射口81から噴射される燃料ガスが、断面で示す吸気ポート4A、4Bの左側壁上方の領域AU(図10において点線で示す領域)に向かうように構成すれば良い。
一方、主燃焼室10におけるスワールが、反時計方向であれば、排気弁EVを12時方向に見て、6時方向に配置されている吸気弁4A、4Bのシート位置4Ao、4Boにおいて、シリンダヘッド2側から見て3時〜6時の領域β(図6において、横方向のハッチングで示す領域)に燃料ガスが流れる様に、燃料噴射機構8から燃料ガスが噴射される。
発明者の実験によれば、シリンダヘッド2側から見て時計方向に回転するスワールが発生する場合、吸気弁4A、4Bのシート位置4Ao、4Boにおいて、シリンダヘッド2側から見て6時〜9時の領域αに燃料ガスが流れる様に燃料ガスを噴射すれば、スワールにより燃料ガスは主燃焼室10の周辺部に供給されるが、主燃焼室10の中央部分にはさほど供給されないことが確認されている。
また、反時計方向のスワールが発生する場合に、シリンダヘッド2側から見て3時〜6時の領域βに燃料ガスが流れる様に燃料ガスを噴射した場合も同様に、スワールにより燃料ガスは主燃焼室10の周辺部に供給され、主燃焼室10の中央部分にはさほど供給されない。
そのため、噴射領域α(時計回りのスワールの場合)或いは領域β(反時計回りのスワールの場合)に燃料ガスが流れる様に、燃料噴射機構8から燃料ガスを噴射すれば、主燃焼室10における燃料ガスの濃度分布が、中央リーンの状態となる。
吸気弁4A、4Bのシート位置4Ao、4Boにおいて、シリンダヘッド2側から見て6時〜9時の領域α(図6)に燃料ガスが流れる様に燃料ガスを噴射して、シリンダヘッド2側から見て時計方向に回転するスワールを発生させた場合に、主燃焼室10内の燃料ガス濃度分布をシミュレーションした結果が図11で示されている。
図11においても、図8、図9と同様に、主燃焼室10の微小なドットが多い領域は燃料ガスの濃度が高く、微小なドットが少ない領域は燃料ガス濃度が低い。
図11から明らかなように、主燃焼室10における燃料ガスの濃度分布は中央リーンの状態となっており、副室6の先端61の近傍領域における燃料ガス濃度は低い。そのため、副室6に流入する燃料ガス濃度も低くなり、副室6内における燃料の濃度も薄くなる。そして、副室先端61から主燃焼室10内に噴射される火炎も弱くなり、主燃焼室10内に噴射される火炎の燃焼が抑制される。その結果、主燃焼室10における燃焼速度が緩やかになり、点火時期を進角しても、ノッキングが発生し難くなる。
上述したように、図11は、シリンダヘッド2側から見て6時〜9時の領域αに燃料ガスが流れる様に燃料ガスを噴射して、スワールを発生された場合における主燃焼室10内の燃料ガス濃度分布をシミュレーションした結果を示している。
その様にスワールを発生させることに加えて、さらに、図4において「早期供給」と表示(ブロック矢印B)されている様に、噴射タイミング(図示の実施形態におけるタイミング)として、上死点前50°〜上死点後65°で燃料ガスを噴射した場合に、主燃焼室10内の燃料ガス濃度分布をシミュレーションした結果が図3である。
換言すれば、図3は、スワールを発生させ、且つ、燃料ガスの「早期供給」(図4の矢印B)行なった場合における燃料ガス濃度分布のシミュレーション結果を示している。
以上説明した様に、図示の実施形態によれば、主燃焼室10内における燃料ガスの濃度分布が中央リーンとなる様に構成されているので、点火時期を進角しても、ノッキングが抑制される。その結果、図示の実施形態に係る副室式ガスエンジンは、高効率化が実現できる。
それに加えて、図示の実施形態によれば、燃料ガスの供給を、従来の副室式ガスエンジンに比較して早い時期に行っている(早期供給としている)結果、主燃焼室10内における燃料ガスの濃度分布が中央リーンにすることが出来る。
また、図示の実施形態では、主燃焼室10内に形成されるスワールが、そのスワール比が少なくとも1.0以上、好ましくは2.0以上になる様に構成されているので、主燃焼室10内における燃料ガスの濃度分布を中央リーンにし易いのである。
さらに図示の実施形態では、シリンダヘッド2側から見て、吸気弁のシート位置4Ao、4Boにおける6時〜9時の領域αに燃料ガスが流れる様に燃料ガスを噴射し、或いは、反時計方向のスワールが発生する場合は、シリンダヘッド2側から見て、吸気弁のシート位置4Ao、4Boにおける3時〜6時の領域βに燃料ガスが流れる様に燃料ガスを噴射しているので、主燃焼室10内における燃料ガスの濃度分布を中央リーンにすることが出来る。
図示の実施形態はあくまでも例示であり、本発明の技術的範囲を限定する趣旨の記述ではない旨を付記する。
本発明の実施形態の要部を示す部分断面図。 実施形態を示す平面図。 中央リーンの状態における燃料ガスの濃度分布のシミュレーションの一例を示す図。 燃料ガス供給タイミングを示す説明図。 実施形態においてスワール比を高くするための構造を説明する平面図。 スワール比を高くするその他の条件を説明する平面図。 燃料ガス噴射機構近傍の構造を示す斜視図。 早期噴射を行なった場合に、吸気バルブが閉じる時点における主燃焼室内の燃料ガス濃度分布のシミュレーション結果を示す図。 早期噴射を行なった場合に、圧縮行程における主燃焼室内の燃料ガス濃度分布のシミュレーション結果を示す図であって、タンブル流が生じることを示す図。 図示の実施形態において、燃料ガス噴射口からの燃料ガスが噴射される吸気ポート内の領域を示す断面図。 図示の実施形態において、スワールを発生させた場合における主燃焼室内の燃料ガス濃度分布をシミュレーションした結果を示す図。
符号の説明
1・・・シリンダ
2・・・シリンダヘッド
3・・・ピストン
4A、4B・・・吸気ポート
5A、5B・・・吸気弁
6・・・副室ハウジング
7・・・軽油噴射機構
8・・・燃料ガス噴射機構
10・・・主燃焼室
11・・・シリンダ壁
20・・・副燃焼室/副室
61・・・副室先端
100・・・副室式ガスエンジン

Claims (2)

  1. 主燃焼室と、副室と、主燃焼室に連通して燃料ガス及び空気を供給する吸気ポートとを有し、副室内で二次燃料を燃焼させ、主燃焼室に突出した副室先端からトーチ状の火炎を噴射して主燃焼室内の燃料ガスと空気との混合気を燃焼させる副室式ガスエンジンにおいて、吸気ポートに燃料ガス噴射機構が配置されており、吸気行程で主燃焼室における副室先端の近傍領域における燃料ガス濃度が薄くなる様に構成されていることを特徴とする副室式ガスエンジン。
  2. 吸気ポートと主燃焼室とを連通し遮断する吸気弁が閉鎖する以前に、燃料ガス噴射機構から燃料ガスを噴射する様に構成されており、燃料ガスの噴射開始及び噴射終了が比較的早期となる様に設定されている請求項1の副室式ガスエンジン。
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