JP2009002148A5 - - Google Patents
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Description
[発明の背景]
本発明は、テニス用クレーコートの表面を模すように構成されたスポーツ用合成表面体に関する。
本発明は、テニス用クレーコートの表面を模すように構成されたスポーツ用合成表面体に関する。
テニススポーツは、多数の各種タイプのコート、たとえば芝生、ゴム引き表面(rubberised surfaces)のコート、クレーコートまたはハードコートで行われる。これらのコートの表面のそれぞれは、固有の弾力性、スピードおよび滑走(スライド:slide)の特性を有し、これらの特性は、コートのタイプにより著しく異なる。なお、芝生を模した人工芝生コートも周知である。
かかる人工芝生コートは、芝生の葉を模すように裏打シート(backing sheet)から上方に延びる平行列の合成リボンが編み込まれた(ふさが付けられた)可撓性裏打シートとして形成される。ラテックスのような裏打ち層が、裏打ちシートの背部に張り付けられる。
砂または砕片ゴム(crumbed rubber)の層のような粒子状材料が、リボン間を充填する材料として用いられ、リボンを略垂直に保持し、スポーツ用合成表面体に弾力性を与える。人工芝生表面体では、充填材料の充填高さがリボンの先端の少し下までで、それにより露出したリボンの先端部分が実際の芝生の外観および競技特性に類似するようになっている。
本出願人は、粒状充填材料の層が合成パイルの先端を覆うように過剰に充填された人工芝生表面体によって、テニス用クレー表面体の競技特性を模すことが可能であることを見出した。さらに、充填材料を適当に着色することによって、クレーコートの外観を模することも可能である。
しかしながら、本出願人は、従来の人工芝生表面体に用いられている技法および材料が、模造されたテニス用クレーコートに適用される場合に、驚くべき効果、時として相反する効果を奏することがあり、したがって、従来の人工芝生表面体に最適な構造が、模造されたテニス用クレー表面体に最適とは限らないことを見出した。特に、本出願人は、密接した間隔で取り付けられた比較的長い(たとえば15mm)垂直状パイル(耐摩耗性の高い、高品質の従来の人工芝生をもたらすであろう)が、充填材料が過剰充填された模造されたクレー表面体に使用される場合には、過度でわずかに方向性のある滑走を呈することに気付いた。
[発明の概要]
本発明は、優れた競技特性を有する模造されたテニス用クレー表面体を提供することを目的とする。本発明は、また、かかるコートのラインマークの構成に関する。
本発明は、優れた競技特性を有する模造されたテニス用クレー表面体を提供することを目的とする。本発明は、また、かかるコートのラインマークの構成に関する。
本発明は、可撓性裏打ちシートと、この裏打シートに取り付けられ、裏打シートからほぼ上方に延びる複数の第1合成リボンのふさを有するテニス表面体の第1領域である競技領域と、第1合成リボンの間の空隙を充填するための粒状充填材料であって、第1合成リボンの最上部分を実質的に覆うような深さに施された粒状充填材料と、前記裏打シートに取り付けられ、裏打シートからほぼ上方に延び、そして前記粒状充填材料の色と対比的な色を有する複数の第2合成リボンのふさを有するテニス表面体の第2領域とからなる模造されたテニス用クレー表面体であって、前記第2合成リボンの最上部分が、模造されたテニス用クレーコートの少なくとも一つのラインマークを形成するように前記第2領域の粒状充填材料の上に露出しているところの模造されたテニス用クレー表面体を提供する。
本発明の他の形態は、競技領域およびラインマークを有する模造されたテニス用クレーコートを形成する方法であって、(a)少なくとも一つの可撓性裏打シートと、この裏打シートに取り付けられ、裏打シートからほぼ上方に延びる複数の第1合成リボンのふさを有する第1領域である競技領域と、前記裏打シートに取り付けられ、裏打シートからほぼ上方に延び、そして粒状充填材料の色とは対比的な色を有する複数の第2合成リボンのふさを有する第2領域とを有するテニス用表面体を用意するステップ、(b)前記テニス用表面体を支持面に設置するステップ;そして(c)第2合成リボンの最上部分が粒状充填材料の色と対比的な色のラインマークを形成するように露出させるために、第2合成リボンの最上部分の常に下方であって第1合成リボンの最上部分を実質的に覆う深さまで粒状充填材料を施すステップとからなる模造されたテニス用クレーコートを形成する方法を提供する。
好ましくは、第1合成リボンのふさと、競技領域すなわち第1領域に隣接する部分の第2合成リボンのふさは、同一シートである連続した可撓性裏打ちシートにふさが付けられる。
好ましくは、少なくとも第1合成リボンは、競技者がコート表面上を滑走する際に合成リボンのふさよりも上の充填材料とふさの間の充填材料との間に相互作用が生ずるほど十分に広い間隔が置かれた(好ましくは、1メートルあたりの編み込み数が約260未満の)ニットデニット(knit-deknit)リボンのふさである。
本発明の他の形態は、可撓性裏打シートと、この裏打シートに取り付けられ、裏打シートからほぼ上方に延びる複数の第1合成リボンのふさを有するテニス表面体の第1領域である競技領域と、第1合成リボンの間の空隙を充填するための粒状充填材料であって、第1合成リボンの最上部分を実質的に覆うような深さに施された粒状充填材料と;そして少なくとも一つのラインマークを形成するためのラインマーク形成手段とからなる模造されたテニス用クレー表面体であって、前記ラインマーク形成手段が、可撓性裏打シートに取り付けられ、粒状充填材料の色と対比的な色を有し、その最上部分が充填材料の上に突出している複数の第2合成リボンのふさを有するところの模造されたテニス用クレー表面体を提供する。なお、競技領域の第1合成リボンは、競技者が該テニス用表面体上を滑走する際に空隙中の充填材料と露出層の充填材料との間に実質的な相互作用があるように低い編み込み密度(率)でふさが付けられるのが好ましい。
次に、本発明の好適な実施形態を添付の図面を参照して説明する。
[好適な実施の形態の詳細な説明]
図1を参照すると、テニス用表面体10は、グランド、あるいは坑木(timber)、コンクリート、アスファルト(bitumen:ビチューメン)または加工砕石(prepared crushed rock)のような基材からなる支持面12上に設置される。この支持面12は、好ましくは多孔性であり、基材中が透水性であるようになっている。
図1を参照すると、テニス用表面体10は、グランド、あるいは坑木(timber)、コンクリート、アスファルト(bitumen:ビチューメン)または加工砕石(prepared crushed rock)のような基材からなる支持面12上に設置される。この支持面12は、好ましくは多孔性であり、基材中が透水性であるようになっている。
模造されたテニス用クレー表面体10は、従来の人工芝生(たとえば、ポリプロピレン製織物)の製造に一般的に使用されるタイプの、1つまたは複数の層を有する微孔性裏打シート14を有する。
平行列の合成リボン16のふさは、1メートルあたりの編み込み数が約210〜260という比較的粗い編み込み率、および約0.47625cm(=3/16インチ)〜約0.9525cm(=3/8インチ)の間隔で裏打ち層に取り付けられる。
表面体10は、周囲や競技領域である第1領域18および周囲やコートマークを形成する第2領域20を有している。
第1領域18の第1合成リボン16aのふさは、従来の高品質のテニス用表面体に用いられるものに比して比較的短い(たとえば、約5mm〜10mm)ことが好ましい。
第2領域20の第2合成リボン16bのふさは、第1合成リボンふさよりも約1mm〜3mm長く、好ましくは約1.5mm長く上方に延び、少なくとも充填材料22に対し対比的な色を有する。
粒子状充填材料22(たとえば砂)は、一定の粒径を有し、模されているコートのタイプの外観と一致するようにたとえば濃い茶色(terracotta:テラコッタ色)または緑色に着色される。
粒状充填材料は、テニスコートの主要な競技領域および周囲である第1領域の第1合成リボン16aのふさを完全に覆う深さまで施され、第2領域のより長い第2合成リボン16bのふさの高さに、またはその高さをわずかに下回る高さに均一化される。したがって、第2合成リボン16bのふさはその最上部分が露出して、テニスコート上に対比的な色(好ましくは白色)の可視ラインすなわちラインマークを形成する。
このようにして、第2領域のより長い第2合成リボンは、主要な競技領域である第1領域での充填材料の充填高さの均一化のための基準(guide)として用いることができ、それによりラインマークがコートに形成される。また、隣接の競技領域18と同じ連続片の裏打シート14にラインマークを形成する部分である第2領域20に第2合成リボン16bのふさが付けられることによって、コートの設置に必要とされる、表面体の切断および継ぎ目が最小限にとどめられる。故に、表面体を形成するコート材料は、ラインマークが予め形成された状態で、従来の巻き幅(たとえば3.7m)で提供され得る。したがって、コート材料は、コートの特定部分に相当する予め形成されたラインマークをそれぞれが有する複数のロール巻のテニスコート用キットとして提供することができる。それによって、材料ロールが並置されて所定の整合位置に設置されたときにラインマークが全てそろったテニスコートが形成される。
第1領域の第1合成リボンは、好ましくは粒状充填材料と実質的に一致する色を有し、第1合成リボンが一時的に覆われていない場合の滑走マーク(slide marks)でもクレーコートのように見えるようにする。
少なくとも第1領域の第1合成リボンは、好ましくはニットデニットストランド(strand:糸状体)から製造され、このストランドは、編製した後、裏打シートにふさを付ける前に解くことによって変形が維持されるストランドである。このストランドは、裏打シートにふさとして取り付けられて切断されると変形状態に戻り、それによりそのふさは実質的に任意の方向に撚れて捲縮している。ニットデニットストランドは市販されて入手可能であり、従来の人工芝生に使用されることが知られている。しかしながら、ニットデニットストランドを従来の芝生コートに適するようにさせる特性(特に裏打シートの被覆範囲の増大)は、ストランドが完全に覆われる本発明の模造されたテニス用クレー表面体には当てはまらない。第2領域の第2合成リボンは、好ましくは第1領域の第1合成リボンと同様の特性を有し、コートの全領域に関して一定の競技特性を保証する。
しかしながら、驚くべきことに、本出願人は、ニットデニットストランドが、充填材料を適度に保持し、コートが過度の滑走または方向性のある滑走を生じさせることなく、クレーと同様の滑走特性を呈するようになることを見出した。
同様に、驚くべきことに、本出願人は、模造されたテニス用クレー表面体が、比較的粗い編み込み率、たとえば約0.47625cm(=3/16インチ)〜約0.9525cm(=3/8インチ)の編み込み間隔、および1メートルあたりの編み込み数が約210〜260という編み込み率が利益をもたらすことを見出した。粗い編み込み率は従来の人工芝生では低品質をもたらすが、本出願人は、模造されたクレー表面体では、このことが、充填材料の被覆層とリボンのふさ間の空隙中に取り込まれた充填材料との間に摩擦相互作用を促進し、それによって正確な滑走量が制御されることを見出した。
さらに、本出願人は、本発明が、従来の人工芝生の場合に見られていたところの表面体の有効寿命を著しく縮めることなく、比較的短いふさの長さでの使用が可能であることを見出した。本出願人は、このような長寿命は、合成リボンの摩耗および紫外線暴露を防止する充填材料の上層が表面にあることによるものと考えている。したがって、5〜12mm、最も好ましくは5〜10mmのふさの長さが有効に用いられ得る。その結果、製造コストが減り、必要とされるより小さな表面体ロールの直径および少ない容量の充填材料に起因して輸送コストも減らすことができる。
本発明の特定の実施形態を説明してきたが、本発明がその本質的な特性から逸脱することなく他の特定の形態を具現できることは、当業者には明らかであろう。故に、本実施形態および実施例は、あらゆる点で例示的であって限定的なものではないものと見なされ、したがって、当業者に自明であろうあらゆる変更が本明細書に包含されるものとする。さらに、本明細書での既知の従来技術についてのいかなる参照も、反対の指摘が現れない限り、かかる従来技術が一般に、本発明に関わる当業者に公知であることを認めるものではないことが理解される。
Claims (37)
- 可撓性裏打ちシートと、この裏打シートに取り付けられ、裏打シートからほぼ上方に延びる複数の第1合成リボンのふさを有するテニス表面体の競技領域である第1領域と、第1合成リボンのふさ間の空隙を充填するための粒状充填材料であって、第1合成リボンの最上部分を実質的に覆うような深さに施された粒状充填材料と、可撓性裏打シートに取り付けられ、裏打シートからほぼ上方に延び、そして前記粒状充填材料の色と対比的な色を有する複数の第2合成リボンのふさを有するテニス表面体の第2領域とからなる模造されたテニス用クレー表面体であって、
前記第2合成リボンの最上部分が、模造されたテニス用クレーコートの少なくとも一つのラインマークを形成するように前記第2領域の粒状充填材料の上に露出しているところの模造されたテニス用クレー表面体。 - 上記可撓性裏打シートが、複数の裏打シート層を含むところの請求項1に記載の模造されたテニス用クレー表面体。
- 上記第1合成リボンのふさと、第1領域に隣接する部分の第2合成リボンのふさとが、連続した可撓性裏打ちシート片に取り付けられているところの請求項1に記載の模造されたテニス用クレー表面体。
- 上記第2合成リボンの最上部分が、第2領域の粒状充填材料の高さよりも約1〜3mm上方にあるところの請求項1〜3のいずれか1項に記載の模造されたテニス用クレー表面体。
- 上記第2合成リボンの最上部分が、第2領域の粒状充填材料の高さよりも約1.5mm上方にあるところの請求項4に記載の模造されたテニス用クレー表面体。
- 上記第2合成リボンの最上部分が、粒状充填材料の充填高さのための基準として役立つところの請求項1〜5のいずれか1項に記載の模造されたテニス用クレー表面体。
- 上記第1合成リボンが、粒状充填材料の色と実質的に同じ色を有するところの請求項1〜6のいずれか1項に記載の模造されたテニス用クレー表面体。
- 上記粒状充填材料および第1合成リボンが、一般に濃い茶色を有するところの請求項7に記載の模造されたテニス用クレー表面体。
- 上記粒状充填材料および第1合成リボンが、一般に緑色を有するところの請求項7に記載の模造されたテニス用クレー表面体。
- 上記第2合成リボンが、一般に白色を有するところの請求項1〜9のいずれか1項に記載の模造されたテニス用クレー表面体。
- 上記第1合成リボンが、ニットデニット糸から形成されているところの請求項1〜10のいずれか1項に記載の模造されたテニス用クレー表面体。
- 上記競技領域の第1合成リボンが、1メートル当たりの編み込み数約260またはそれ以下という編み込み率を有するところの請求項11に記載の模造されたテニス用クレー表面体。
- 上記競技領域の第1合成リボンが、1メートル当たりの編み込み数約210〜260という編み込み率を有するところの請求項12に記載の模造されたテニス用クレー表面体。
- 上記競技領域の第1合成リボンが、約0.47625cm(3/16インチ)から0.9525cm(3/8インチ)の編み込み間隔を有するところの請求項12または13に記載の模造されたテニス用クレー表面体。
- 上記競技領域の第1合成リボンのふさの長さが、約5〜12mmであるところの請求項1〜14のいずれか1項に記載の模造されたテニス用クレー表面体。
- 上記競技領域の第1合成リボンのふさの長さが、約5〜10mmであるところの請求項15に記載の模造されたテニス用クレー表面体。
- 上記粒状充填材料が、第1合成リボンのふさの高さに等しいかまたはそれ以上の高さに施されているところの請求項15または16に記載の模造されたテニス用クレー表面体。
- 可撓性裏打シートと、この裏打シートに取り付けられ、裏打シートからほぼ上方に延びる複数の第1合成リボンのふさを有するテニス表面体の競技領域である第1領域と、第1合成リボンのふさ間の空隙を充填するための粒状充填材料であって、第1合成リボンの最上部分を実質的に覆うような深さに施された粒状充填材料と;そして少なくとも一つのラインマークを形成するためのラインマーク形成手段とからなる模造されたテニス用クレー表面体であって、
前記ラインマーク形成手段が、可撓性裏打シートに取り付けられ、粒状充填材料の色と対比的な色を有し、その最上部分が充填材料の上に突出している複数の第2合成リボンのふさからなるところの模造されたテニス用クレー表面体。 - 上記可撓性裏打シートが、複数の裏打シート層を含むところの請求項18に記載の模造されたテニス用クレー表面体。
- 上記第1合成リボンのふさと第2合成リボンのふさとが、連続した可撓性裏打シート片に取り付けられているところの請求項18に記載の模造されたテニス用クレー表面体。
- 上記第2合成リボンの最上部分が、第2領域の粒状充填材料の高さよりも約1〜3mm上方にあるところの請求項18〜20のいずれか1項に記載の模造されたテニス用クレー表面体。
- 上記第2合成リボンの最上部分が、第2領域の粒状充填材料の高さよりも約1.5mm上方にあるところの請求項21に記載の模造されたテニス用クレー表面体。
- 上記第2合成リボンの最上部分が、粒状充填材料の充填高さの基準として役立つところの請求項18〜22のいずれか1項に記載の模造されたテニス用クレー表面体。
- 上記第1合成リボンが、粒状充填材料の色と実質的に同じ色を有するところの請求項18〜23のいずれか1項に記載の模造されたテニス用クレー表面体。
- 上記充填材料および第1合成リボンが、一般に濃い茶色を有するところの請求項24に記載の模造されたテニス用クレー表面体。
- 上記充填材料および第1合成リボンが、一般に緑色を有するところの請求項24に記載の模造されたテニス用クレー表面体。
- 上記第2合成リボンが、一般に白色を有するところの請求項18〜26のいずれか1項に記載の模造されたテニス用クレー表面体。
- 上記第1合成リボンが、ニットデニット糸から形成されているところの請求項18〜27のいずれか1項に記載の模造されたテニス用クレー表面体。
- 上記競技領域の第1合成リボンが、1メートル当たりの編み込み数約260またはそれ以下という編み込み率を有するところの請求項28に記載の模造されたテニス用クレー表面体。
- 上記競技領域の第1合成リボンが、1メートル当たりの編み込み数約210〜260という編み込み率を有するところの請求項29に記載の模造されたテニス用クレー表面体。
- 上記競技領域の第1合成リボンが、約0.47625cm(3/16インチ)から0.9525cm(3/8インチ)の編み込み間隔を有するところの請求項29または30に記載の模造されたテニス用クレー表面体。
- 上記競技領域の第1合成リボンのふさの長さが、約5〜12mmであるところの請求項18〜31のいずれか1項に記載の模造されたテニス用クレー表面体。
- 上記競技領域の第1合成リボンのふさの長さが、約5〜10mmであるところの請求項32に記載の模造されたテニス用クレー表面体。
- 上記粒状充填材料が、第1合成リボンのふさの高さに等しいかまたはそれ以上の高さに施されているところの請求項32または33に記載の模造されたテニス用クレー表面体。
- 競技領域およびラインマークを有する模造されたテニス用クレーコートを形成する方法であって、
(a)少なくとも一つの可撓性裏打シートと、この裏打シートに取り付けられ、裏打シートからほぼ上方に延びる複数の第1合成リボンのふさを有する競技領域である第1領域と、前記裏打シートに取り付けられ、裏打シートからほぼ上方に延び、そして粒状充填材料の色とは対比的な色を有する複数の第2合成リボンのふさを有する第2領域とを有するテニス用クレー表面体を用意するステップ、
(b)前記テニス用クレー表面体を支持面に設置するステップ;そして
(c)第2合成リボンの最上部分が粒状充填材料の色と対比的な色のラインマークを形成するように露出させるために、第2合成リボンの最上部分の下方であって第1合成リボンの最上部分を実質的に覆う深さまで粒状充填材料を施すステップとからなる模造されたテニス用クレーコートを形成する方法。 - 上記(c)のステップに先立って、
第2合成リボンの最上部分が、(c)のステップにおける粒状充填材料の深さより約1〜3mm上方にあるように第2合成リボンの最上部分を高くして置くステップをさらに有するところの請求項35に記載の方法。 - 上記(c)のステップの後に、
第2合成リボンの最上部分を粒状充填材料の充填高さの基準として用い、充填材料の高さを均一化するステップをさらに有するところの請求項35または36に記載の方法。
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