JP2008547369A - コイル端部支持プレートを有する突出ポールロータ、およびこのようなロータを備える回転電気装置 - Google Patents

コイル端部支持プレートを有する突出ポールロータ、およびこのようなロータを備える回転電気装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008547369A
JP2008547369A JP2008518932A JP2008518932A JP2008547369A JP 2008547369 A JP2008547369 A JP 2008547369A JP 2008518932 A JP2008518932 A JP 2008518932A JP 2008518932 A JP2008518932 A JP 2008518932A JP 2008547369 A JP2008547369 A JP 2008547369A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
plates
stack
coil
laminations
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008518932A
Other languages
English (en)
Inventor
ルロイ ヴィルジニー
テュンジニ マルク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Valeo Equipements Electriques Moteur SAS
Original Assignee
Valeo Equipements Electriques Moteur SAS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Valeo Equipements Electriques Moteur SAS filed Critical Valeo Equipements Electriques Moteur SAS
Publication of JP2008547369A publication Critical patent/JP2008547369A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K21/00Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets
    • H02K21/02Details
    • H02K21/04Windings on magnets for additional excitation ; Windings and magnets for additional excitation
    • H02K21/042Windings on magnets for additional excitation ; Windings and magnets for additional excitation with permanent magnets and field winding both rotating
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K9/00Arrangements for cooling or ventilating
    • H02K9/02Arrangements for cooling or ventilating by ambient air flowing through the machine
    • H02K9/04Arrangements for cooling or ventilating by ambient air flowing through the machine having means for generating a flow of cooling medium
    • H02K9/06Arrangements for cooling or ventilating by ambient air flowing through the machine having means for generating a flow of cooling medium with fans or impellers driven by the machine shaft
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K9/00Arrangements for cooling or ventilating
    • H02K9/22Arrangements for cooling or ventilating by solid heat conducting material embedded in, or arranged in contact with, the stator or rotor, e.g. heat bridges
    • H02K9/223Heat bridges
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K2203/00Specific aspects not provided for in the other groups of this subclass relating to the windings
    • H02K2203/06Machines characterised by the wiring leads, i.e. conducting wires for connecting the winding terminations
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/46Fastening of windings on the stator or rotor structure
    • H02K3/52Fastening salient pole windings or connections thereto
    • H02K3/527Fastening salient pole windings or connections thereto applicable to rotors only

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Windings For Motors And Generators (AREA)

Abstract

【課題】コイル端部支持プレートを有するポールが突き出たロータを備えた回転電気装置を提供する。
【解決手段】回転電気装置(10)のロータ(14)であって、ロータシャフト(16)と、このロータシャフト(16)と同軸上にある、少なくとも2つの径方向に突き出たポール(40)を有するラミネーション(32)のスタックと、コイル(48)の端部(56)がラミネーション(32)のスタックの各外面(36)、(38)に対して軸方向に突き出るように、各ポール(40)の周りに巻き付けられたフィールドコイル(48)と、ラミネーション(32)のスタックの両側に軸方向に配置された、このラミネーション(32)のスタックを支持するための2つのプレート(60)、(62)とを備えている。ハウジング(78)が、コイル端部(56)を受容するために各プレート(60)、(62)の内面(66)に形成されている。少なくとも1つのハウジング(78)は、関連するコイル端部(56)の外面(58)と接触する表面を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、回転電気装置用のポールが突き出たロータ、およびこのようなロータを備える回転電気装置に関する。
本発明は、詳細には、回転電気装置、特に自動車用のオルタネータまたはオルタネータ‐スタータのロータに関する。このロータは、自身の軸線Bを中心に回転可能に取り付けうるようになっているロータシャフトと、このロータシャフトに同軸的に取り付けられ、かつ少なくとも2つの径方向に突き出たポールを有するラミネーションのスタックと、コイル端部と呼ぶ軸方向端部が、ラミネーションのスタックの各外面に対して軸方向に突き出るように、各ポールの周りに巻き付けられたフィールドコイルと、ラミネーションのスタックを支持するための2つのプレートであって、プレートの内面がラミネーションのスタックの外面に支持されるように、ラミネーションのスタックの両側に軸方向に配置され、コイル端部を受容するために、各プレートの内面にハウジングが形成されている2つのプレートとを備えている。
このタイプのロータは、周知であり、例えば特許文献1および2に開示されている。
このタイプのロータでは、コイルに電圧が加えられると、コイルの温度は上昇する。フィールドコイルが加熱し過ぎると、電気回転装置の安全性および効率が低下する。
上記特許文献では、コイル端部が空気に接触するように、ラミネーションのスタックを支持するプレートに孔を設けることでコイルを冷却することを提案している。
さらに、ロータが回転している時に回転装置内の空気が移動するように、各プレートの外面にファンが設けられている。
しかし、ファンの羽根が孔から離れているため、空気が、コイル端部との接触部に供給されない。ファンとコイル端部との間の開口内における空気の滞留により断熱層が形成されて、熱が放出されない。したがって、コイルが最適には冷却されない。
国際公開第03/054566号 フランス国特許第2,856,532号
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、少なくとも1つのハウジングが、関連するコイル端部の外面に接触する表面を有することを特徴とする、上記したタイプのロータを提供することを目的とする。
単独または組み合わせて具備することができる本発明の他の特徴は、次の通りである。
−コイル端部は、熱伝導物質を介して、ハウジングに接触している。
−熱伝導物質は、含浸用ワニスである。
−ハウジングは、コイル端部を完全に覆う底部を有する。
−1つのコイルの各端部を受容する対向したハウジングは、コイル端部を完全に覆う底部を有する。
−プレートの一方は、液体ワニスをコイルの2つの端部の周りに注入できるように、ハウジングの底部に開口した充填開口を有する。
−各ハウジングは、ハウジング内に気泡が存在しないように、液体ワニスで充填されている。
−プレートは、熱伝導非磁気材料で形成されている。
−各プレートは、コイル端部によってプレートに伝達される熱を放出できる冷却手段を有する。
−冷却手段は、羽根を備えたファンを有する。
−ファンの羽根は、プレートの外面に保持されている。
−ファンの羽根は、それと同じ材料で、プレートと一体成形されている。
−ファンの羽根は、ロータの回転軸の周りに非対称に配置されている。
−少なくとも一方のプレートが、単一部品に形成されている。
−ハウジングは、中空体である。
−少なくとも一方のプレートは、コイル端部が通る孔を有する第1の内側部材と、この第1の内側部材の開口と共にハウジングを形成する底部を有する第2の外側部材を備えている。
−プレートは、リベット締めで固定される軸方向のタイロッドによって互いに軸方向に連結されている。
−タイロッドは、一方のプレートに形成された固定ねじ孔にねじで固定されている。
−少なくとも一方のプレートは、回転をバランスさせるための孔を有する。
また本発明は、このようなロータを備える回転装置をも提案するものである。
本発明の他の特徴および利点は、添付の図面を参照しながら、以下の詳細な説明を読めば、明らかになると思う。
以下の説明において、限定するものではないが、図1に矢印Aで示す後から前の方向を軸方向とし、この軸方向に直角の方向を径方向とする。
また以下の説明において、軸方向Aに直角な平面に延在する面を径方向の面と呼ぶ。
以下の記載において、同様の要素、類似の要素、または同一の要素には、同じ符号を用いる。
図1は、回転装置10を示している。回転装置10は、例えばオルタネータまたはオルタネータ‐スタータである。この装置10は、自動車用に用いるのが好ましい。
オルタネータ‐スタータは、オルタネータ用の発電機として、および自動車の熱機関を起動するための電動機として、可逆的に動作できる回転電気装置である。このようなオルタネータ‐スタータは、詳細のために参考文献とする例えば国際公開第A01/69762号に記載されている。
この装置10は、基本的に、ケーシング12を有する。このケーシング12内には、中心ロータシャフト16に回転可能に固定されたロータ14、およびこのシャフト16の軸線Bと同軸上にロータ14を覆う環状ステータ18が設けられている。軸線Bは、ロータ14の中心軸でもある。
ステータ18は、多数の巻線を備えたステータコイル20を取り付けるための、例えば半密閉型のスロットを備えたラミネーションのスタックの形態の本体を有する。
このステータコイル20は、例えば、星形または三角形の3相巻線を有する。このステータコイル20の出力は、装置10が可逆型であって、フランス公開特許第2,745,445号(米国公開特許第6,002,219号)などに開示されているようなオルタネータ‐ステータからなる場合には、ダイオードやMOSFET型のトランジスタなどの整流要素を有するブリッジ整流器(不図示)に接続されている。
ステータコイル20の巻線は、絶縁層で被覆され、ステータ18の本体の対応するスロット内に取り付けられた導電性の1本の電線から形成されている。
図示していない一変更形態によると、ステータ18の本体のスロット内に充填しやすくするために、巻線20は、例えば溶接によって互いに連結されたピンなどのロッド型導体を用いて形成されている。
図示していない別の変更形態によると、脈動率および磁気ノイズを低減するために、ステータコイル20は、ステータ18の複合巻線装置を形成するように、2セットの3相巻線を有する。これらの巻線は、米国公開特許第2002/0175589号、欧州特許第454,039号、およびフランス公開特許第2,784,248号などに開示されているように、互いに30電気角度ずれている。この場合、2つのブリッジ整流器が設けられており、星形または三角形の3相巻線の全ての組合せが可能である。
一般に、オルタネータは多相型であり、ブリッジ整流器により、特に、自動車のバッテリ(不図示)を充電してその自動車の搭載ネットワークの負荷、および電気消費要素に電力を供給するために、ステータ18の巻線で生成されるAC電流をDC電流に整流することができる。
図1に示すように、ロータ14のシャフト16は、装置10のステータ18における軸方向の軸線Bを中心に、回転できるように取り付けられている。
ケーシング12は、前軸受22および後軸受24の少なくとも2つの部品からなっている。これらの各軸受22、24は、中空であり、ロータ14のシャフト16を回転可能に取り付けるために、その中心に玉軸受26、28を備えている。
ケーシング12は、ステータ18の本体を内部に受容する中間部品(符号なし)を有する。この中間部品は、軸受22と24の間に軸方向に挿入されている。各軸受22、24は、ロータの一方の軸端部と一体の少なくとも1つのファンによって、装置の内部を換気するために、複数の開口(符号なし)を備えている。図1の実施形態では、このファンは、後述するように、プレート60、62と一体の羽根82を有する。
ロータ14のシャフト16は、その前端部に、ケーシング12の外部にプーリー30を備えている。プーリー30は、自動車のオルタネータと熱機関との間の少なくとも1つのベルト(不図示)を介して、運動を伝達するための装置の一部である。
ラミネーション32のスタックが、ステータ18内で、ケーシング12内のロータ14のシャフト16に軸方向に取り付けられている。ラミネーション32のスタックは、具体的には、シャフト16と共に回転するように取り付けられている。このため、ラミネーション32のスタックは、シャフト16の刻み付き部に押圧嵌合する中心軸開口34を備えている。
ラミネーション32のスタックは、ロータシャフト16の軸線Bと直角の径方向の面に延在するラミネーションの軸方向の積み重ねである。
ラミネーション32のスタックは、ロータ14の本体を形成しており、強磁性物質から形成されている。
このラミネーション32のスタックは、図2からはっきり分かるように、円筒コア132、およびこのコア132から径方向に延び、周方向に交互に位置するアーム42、142を有する。一実施形態では、これらのアームは、コア132と一体に形成されている。変更形態では、少なくとも一方の一連のアーム42、142は、例えば、上記したフランス特許第2,856,532号に開示されているように、ほぞ穴結合によってコア132に取り付けられている。
以下の説明において、ラミネーション32のスタックの中央に向く径方向の表面を内面と呼び、反対方向を向く径方向の表面を外面と呼ぶことにする。
したがって、ラミネーション32のスタックは、前端部における第1の外面36、および後端部における反対側の第2の外面38によって画定されている。
径方向の面では、ラミネーション32のスタックの各ラミネーションは、同一の輪郭を有する。ラミネーション32の輪郭は、概ね円形にカットされ、図2に示すように、シャフト16から外周部に向かって延びた、径方向に規則的に分布した突出ポール40を備えている。ラミネーション32のスタックは、少なくとも2つのポール40、図示の例では、4つのポール40を備えている。
各ポール40は、コア132から、ステータ18の方向に外周に向かって径方向に延びるアーム42を有する。ポール40の自由端44は、アーム42の両側に周方向に延びるリターン46で終わっている。ポール40の自由端44とステータ18の本体の内周面との間に、環状の空隙が存在する。
各ポール40の突出リターン46の機能は、導電フィールドコイル48を径方向に維持することである。このフィールドコイル48は、ロータ14の回転の際に受ける遠心力に対抗して、各ポール40の径方向アーム42の周りに巻き付けられている。
各ポール40のフィールドコイル48は、連結電線50によって、例えば直列に互いに電気的に接続されている。
フィールドコイル48には、シャフト16の後端部の周りに配置されたスリップリング52を有するコレクタによって電力が供給される。このコレクタは、例えば、ロータ14のフィールドコイル48の端部に、結線54によって電気的に接続されている環状要素(符号なし)にリング52を接続する導電要素(見えていない)に、電気絶縁材料をオーバーモールドして形成される。
スリップリング52には、このスリップリング52に擦るように配置された、ブラシホルダの一部であるブラシ(不図示)によって電力が供給される。ブラシホルダは、通常はケーシング12内に配置され、電圧調整器に電気的に接続されている。
各フィールドコイル48は、図1に示すように、フィールドコイル48の軸方向端部56が、ラミネーション32のスタックの各外面36、38から軸方向に突き出るように、各ポール40の径方向アーム42の周りに巻きつけられている。これ以降、これらの突出端部をコイル端部56と呼ぶことにする。より具体的には、各コイル端部56の外面58は、ラミネーション32のスタックの対応する外面36、38に対して外側に向かって軸方向にずれている。
したがって、各ポール40は、相反する2つのコイル端部56を有するフィールドコイル48を備えている。
この実施形態では、ロータ14は、4つの磁石59を備えている。磁石59は、半径に垂直、すなわち直交している。磁石59は、ロータ14の外周に近接して軸方向に延在している。したがって、磁石59は、ポール40と交互にシャフト16の周りに規則的に配置されている。このため、ロータ14のラミネーション32のスタックは、磁石を取り付けるための軸方向ハウジング159を備えている。
各ハウジング159は、コア132から径方向に突き出るように延びる上記径方向アーム142に形成されている。
図2では、4つアーム42と4つアーム142は、周方向に交互に配置されている。もちろん、これは、用途によって変更することができる。一般に、アーム42、142とステータ18の本体の内周面との間に、空隙と呼ぶ僅かな遊びが存在する。
一連のアーム42、142は、少なくとも2つの正反対のアームを有する。各一連のアームの数は、5以上とすることができる。磁石59を設けないこと、従ってアーム142を設けないようにすることも可能である。1つのアーム142が、希土類磁石とフェライト磁石の2つの磁石を備えているようにすることができる。磁石は、径方向に延在させることもできる。全ての組合せが可能である。
限定するものではないが、単純にするために、以下の説明では、一連の各アーム42、142、従って4つのポール40、4つのコイル48、および少なくとも4つの磁石59のために4つの正反対のアームが設けられているとする。この場合、各アーム42、142は、周方向に規則的に分布している。
ラミネーション32のスタックと磁石59を保持するべく、このラミネーション32のスタックを軸方向に締め付けるために、第1の前プレート60および第2の後プレート62が、シャフト16に同軸上に取り付けられている。より具体的には、プレート60、62は、磁石59のハウジング159を軸方向に閉じている。
図3、図4、および図5に示すように、各プレート60、62は、通常、シャフト16の軸線Bに垂直な径方向の平面に延在する円盤状である。各プレート60、62は、シャフト16に同軸的に取り付けるために中心開口64を備えている。
磁石59およびラミネーション32のスタックを構成する各ラミネーションを軸方向に保持するために、図1に示すように、プレート60、62の内面66が、ラミネーション32のスタックの外面36、38に対して支持されるように、プレート60、62をラミネーション32のスタックの両側に配置する。
プレート60、62は、この実施形態では、少なくとも2本の軸方向のタイロッド68によって固定されている。このために、各プレート60、62は、各タイロッド68が通るための4つの孔70を備えている。タイロッド68が、プレート60の前からプレート62の後まで、ラミネーション32のスタックを軸方向に通過できるように、ラミネーションのスタックのアーム142は、この場合は図1から分かるように磁石59の径方向下側に孔(参照符号なし)を備えている。この実施形態では、部品の数を減らすべく、タイロッドが2本であるため、2つの正反対の孔にはタイロッドが通っていない。
前プレート60の外面72は、各タイロッド68の頭76を受容するために端ぐり穴74を備えている。
プレート60、62は、熱伝導材料から形成されている。これらのプレートは、例えば金属から形成されている。
一実施形態では、これらのプレートは、良好な熱伝導特性を有する成形可能な材料であるアルミニウムなどの非磁気材料から形成されている。
ステータ18に面するプレート60、62の外周面が、プレート60、62の内面66および外面72に開口した軸方向溝77を備えているので有利である。これらの溝77により、ステータ18とロータ14との間に径方向に存在する空気を入れ替えることができる。
各プレート60、62はまた、内面66に形成されたハウジング78を有する。これらのハウジング78は、突出コイル端部56を受容するように設計されている。この実施形態では、4つのハウジング78が設けられている。ハウジング78は、周方向に規則的に分布して、内面68の一部である平坦部と交互しており、磁石59を保持することができる。
この実施形態では、回転電気装置は、オルタネータ‐スタータであり、後プレート62は、関連するセンサがロータ14の角度位置を検出できるように設計されたターゲットホルダを備えるように構成されている。これらのセンサは、位置を周方向に調節できるセンサキャリヤによって保持されている。この実施形態では、ターゲットは、径方向で読み取られる。
センサキャリヤに固定されたセンサ、およびターゲットを備えたターゲットホルダは、さらなる詳細のために参照する前記公開特許第01/69762号に開示されているようなロータの回転をトラッキングするための装置200の一部である。
したがって、プレート62は、その内周部に、自由端にターゲットホルダを備えた軸方向リング(符号なし)を有する。この実施形態では、このリングは、アルミニウムで形成されたプレート62と一体成形されている。
もちろん、ある変更形態では、プレート62はリングを備えておらず、回転電気装置をオルタネータにすることができる。
このプレートはまた、図1に部分的に示されている結線54および電線50を受容するための溝も備えている。
本発明によると、少なくとも一方のプレート60、62の少なくとも1つのハウジング78は、関連するコイル端部56の外面58に接触する表面を備えており、プレート60、62は、熱伝導材料から形成されている。
図面に示す実施形態では、各ハウジング78は、コイル端部56がハウジング78によって完全に覆われるように、ハウジング78の外側軸端部を完全に閉じる外側底部80によって閉じられている。ハウジング78が、プレート60、62の外面72に開口していないように、底部80が、ハウジング78を完全に閉じている。したがって、ハウジング78は、各プレート60、62の内面66のみに開口している。
したがって、底部80は、コイル端部56の外面58と接触する表面を形成している。底部80は、この場合、コイル端部56の形状と一致している。したがって、コイル端部56が加熱されると、この熱は、特に伝導によってプレートに伝達される。
図示していない本発明の一変更形態によると、少なくとも1つの底部80は、ハウジング78を完全には閉じておらず、ハウジング78は、プレート60、62の外面72に部分的に開口している。
図1に示すように、2つのプレート60、62のハウジング78は、底部80を有する。したがって、1つのフィールドコイル48の2つのコイル端部56が、各プレート60、62の関連する2つの対向したハウジング78の底部80に近接しているため、熱を良好に放出させることができる。一実施形態では、コイル端部56を、底部80と直接接触させることができる。ここでは、コイル端部56は、後述する熱電動物質を介して底部80に接触している。
プレート60、62は、この実施形態ではアルミニウムからなり、例えば成形によって有利に単一部品に形成されている。ハウジング78は、例えば凹部からなる。
フィールドコイル48の破損、およびフィールドコイル48のあらゆる短絡を防止するために、コイル端部56は、熱伝導性であるが導電性ではない、フィールドコイル48の電線を保護する物質(不図示)を介して、ハウジング78の底部80に接触している。この物質は、この実施形態では、熱伝導性で電気絶縁性の含浸用ワニスである。このワニスは、重合によって硬化する。
一方のプレート60、62、この実施形態では、後プレート62が、関連するハウジング78の底部80に開口した充填開口81を備えている。これらの充填開口81は、ハウジング78に関連したフィールドコイル48の周り、より具体的にはフィールドコイル48の2つのコイル端部56の周りに液体ワニスを含浸できるように設計されている。含浸方法を以下に説明する。
各プレート60、62は、伝導によって、ハウジング78の底部80を介してプレート60、62に伝達されたコイル端部56の熱を逃がすことができる冷却手段も備えている。
図に示す例では、各プレート60、62の外面72は、ファンを構成する羽根82を備えている。各羽根82は、関連するプレート60、62の外面72から軸方向外側に延びている。
羽根82は、同じ材料で関連するプレート60、62と一体形成されている。
プレート60、62の外面72は、ハウジング78に開口している孔を備えていないため、羽根82は、ハウジング78の構成に関係なく有利に構成することができる。
羽根82は、ロータ14が軸線Bを中心に回転した時に周囲空気が乱流を起こすように、この軸線Bに対して非対称に、プレート60、62の外面72の周辺に配置するが好ましい。
したがって、ロータ14が回転すると、羽根82により、装置内の空気が軸受22、24の開口に向かって移動し、プレート60、62およびロータ14に蓄えられた熱を逃がすことができる。したがって、プレート60、62は、内部ファンを構成する。変更形態では、プレート62のみがブレードを有する。
図示していない本発明の一変更形態によると、プレート60、62は、ヒートパイプなどの別の冷却手段を備えている。
シャフト16は、ヒートパイプとなる形状のシャフトとすることができる。
本発明の別の態様によると、端ぐり穴を備えていない後プレート62の固定孔70は、雌ねじを備えている。タイロッド68は、ロータ14を取り付ける際に、後プレート62のねじ孔70に螺合するねじ端部を備えている。
変更形態では、タイロッドのねじ端部は、自己タッピング式であるため、プレート62の関連する孔70が平滑である。
したがって、プレート62の孔70は固定孔である。
変更形態では、タイロッドの端部は平滑であり、この端部を、プレート62の関連する孔70に通し、リベット締めで固定するために、タイロッドの自由端を平坦にしてプレート62の外面に接触させる。
変更形態では、タイロッドの代わりに、バーを、プレート60、62の孔70およびラミネーション32のスタックに通し、リベット締めで固定するために、このバーの軸端部を平坦にして、プレート60、62の外面に接触させる。
図示していない本発明の一変更形態によると、少なくとも一方のプレート60、62は、第1の内側部材および第2の外側部材から形成されている。この第1の内側部材は、コイル端部を受容するための開口を備える円盤である。第1の内側部材の内面が、ラミネーション32のスタックの外面に対して軸方向に押圧される。第2の外側部材は、円盤であって、その内面は、ハウジング78の底部80を有する。第2の外側部材は、その内面は、第1の内側部材の外面を支持するようになっている。第2の外側部材の外面は、オプションとして、ファンを構成する羽根82を有する。
ロータ14の取付けについて説明する。
ラミネーション32のスタック、および関連するフィールドコイル48を、この実施形態では、圧力嵌めでロータシャフト16に取り付ける。次に、プレート60、62を、コイル端部56がハウジング78内に受容されるように、ラミネーション32のスタックの両側に軸方向に配置する。
次に、タイロッド68のねじ付きバーを、前プレート60の固定孔70の中に軸方向に挿入する。次に、各タイロッド68の頭78が、前プレート60の関連する端ぐり穴の底部に支持されるまで、タイロッド68を後プレート62の固定ねじ孔70にねじ込む。したがって、タイロッド68により、2つのプレート60、62の間にラミネーション32のスタックと磁石59を軸方向に締め付けることができる。
次に、含浸工程で、液体含浸用ワニスを、充填開口81を介して後プレート62のハウジング78内に導入する。
液体ワニスを、その粘度に合わせた速度で、前プレート60の対向したハウジング78に達するようにフィールドコイル48の周りに軸方向に流す。この作業は、2つのプレート60、62のハウジング78、特にコイル端部56の外面58と底部80との間の空間が液体ワニスで満たされるまで続ける。
次に、液体ワニスを重合によって硬化させる。
この作業では、液体ワニスの流れが、重力によって促進されるように、ロータ14の軸線Bを、例えば垂直方向にするのが好ましい。
液体ワニスでの含浸工程の際は、ハウジング78内の空気を排出するのが好ましい。このように、含浸工程が真空下で行われる場合、ハウジング78内に気泡や他のガスが存在しないように、各ハウジングを液体ワニスで満たすことができる。したがって、コイル端部56と関連するプレート60、62との間の伝導による熱の伝達が最適となる。
次に、プレートのバランスをとるための作業を行う。この作業では、ロータ14が回転している時に振動しないように、例えば、各プレート60、62の外面72の周辺に、孔すなわち開口を形成する。
この含浸工程により、遠心力に対して、コイル48を確実に保持することができ、かつラミネーション32のスタックに対するコイルの良好な電気絶縁を実現できる。
このようなロータ14の作動中に、フィールドコイル48が加熱される。フィールドコイル48の熱は、伝導によってコイル端部56、ワニス、およびハウジング78の底部80を介してプレート60、62に伝達される。
プレート60、62は、ロータ14のシャフト16と共に回転する。したがって、羽根82が空気を移動させ、プレート60、62に蓄えられた熱が空気中に放出される。したがって、熱が、羽根82によって周囲空気に効果的に放出される。この周囲空気は、羽根82によるこの周囲空気の運動および乱流によって、新しい空気と入れ替わる。したがって、羽根82は、コイル端部48の加熱温度よりも実質的に低い温度に維持される。
羽根82が、同じ材料で関連するプレート60、62と一体形成されているため、プレート62、60から羽根82への伝導による熱の放出が改善される。
熱の放出速度は、コイル端部56とプレート60、62との間の接触面積に比例する。ハウジング78の底部80が関連するコイル端部56を完全に覆っているため、多量の熱を放出することができる。図1では、底部が、後に閉じられる開口81は別として、コイル端部56を完全に覆っている。
図示していない本発明の一変更形態によると、底部80は、例えば軸方向リブで底部80とコイル端部56との間の接触面積が増大するように形成されている。
もちろん、本発明は、上記した実施形態の例に限定されるものではない。
4本のタイロッドを設けて、1つの孔70に1本のタイロッドとすることができる。変更形態では、2本の正反対のタイロッドと2本の正反対のヒートパイプが設けられている。各ヒートパイプは、一方のプレート60、62の少なくとも1つの孔70およびラミネーション32のスタックの少なくとも一部の孔に係合するバーを備えており、関連するプレート60、62の外部で開口している。これらのヒートパイプは、プレート60、62およびラミネーションのスタックを完全に通過させて、ファンの羽根を形成するように、プレートの外側に形成することができる。このようなヒートポンプは、例えば、参考文献とするフランス特許第2,855,673号の図11Aおよび図11Bに開示されている。この文献の図12、図13、および図24の構成も利用することができる。
ポール40の数は、上記したように、用途によって変更することができる。
変更形態では、ファンのプレート60、62は、射出成形や鍛造、またはプラスチックや金属の注入によって形成することができる。
本発明によると、コイル端部56がプレートによって効果的に冷却されるため、羽根の形状のデザインが自由になり、羽根の数を増やすことができることを理解されたい。したがって、気流の速度を上げることができる。
ロータの冷却が改善される。
さらに、留め具の数を削減することができるプレートによって、プレートのバランスをとる作業が容易になる。
本発明の開示に従って形成されたロータを有する、回転電気装置の軸方向の断面図である。 図1の線2‐2に沿って見た径方向の断面図である。 図1のロータの第1のプレートの内面を示す斜視図である。 第1のプレートの外面を示す、図3とは反対側から見た斜視図である。 図1のロータの第2のプレートの内面を示す、図3に類似する斜視図である。 第2のプレートの外面を示す、図4に類似する斜視図である。
符号の説明
10 回転装置
12 ケーシング
14 ロータ
16 シャフト
18 ステータ
20 ステータコイル
22 前軸受
24 後軸受
26、28 玉軸受
30 プーリー
32 ラミネーション
34 中心軸開口
36 第1の外面
38 第2の外面
40 ポール
42 アーム
44 自由端
46 リターン
48 フィールドコイル
50 連結電線
52 スリップリング
54 結線
56 軸方向端部
58 外面
59 磁石
60 第1の前プレート
62 第2の後プレート
64 中心開口
66 内面
68 タイロッド
70 孔
72 外面
74 端ぐり穴
76 頭
77 軸方向溝
78 ハウジング
80 底部
81 充填開口
82 羽根
132 コア
142 アーム
159 軸方向ハウジング
200 トラッキング装置

Claims (16)

  1. 回転電気装置10のロータ14であって、
    自身の軸線Bを中心に回転可能に取り付けうるようになっているロータシャフト16と、
    前記ロータシャフト16に同軸的に取り付けられ、かつ少なくとも2つの径方向に突き出たポール40を有するラミネーション32のスタックと、
    コイル端部と呼ぶ軸方向端部56が、前記ラミネーション32のスタックの各外面36、38に対して軸方向に突き出るように、前記各ポール40の周りに巻き付けられているフィールドコイル48と、
    前記ラミネーション32のスタックを支持するための2つのプレート60、62であって、熱伝導材料から形成され、前記プレート60、62の内面66が、前記ラミネーション32のスタックの外面36、38に支持されるように、前記ラミネーション32のスタックの両側に軸方向に配置されており、前記コイル端部56を受容するために、前記各プレート60、62の内面66にハウジング78が形成されている2つのプレート60、62とを備えており、
    前記ハウジング78の少なくとも1つは、関連する前記コイル端部56の外面58と接触する表面を備えているロータ14。
  2. コイル端部56は、熱伝導性電気絶縁物質を介して、ハウジング78に接触していることを特徴とする、請求項1に記載のロータ14。
  3. 熱伝導性電気絶縁物質は、含浸用ワニスであることを特徴とする、請求項2に記載のロータ14。
  4. ハウジング78は、コイル端部56を完全に覆う底部80を有することを特徴とする、請求項3に記載のロータ14。
  5. 1つのコイル48の端部56を受容する対向したハウジング78は、前記コイル端部56を完全に覆う底部80を有することを特徴とする、請求項4に記載のロータ14。
  6. プレート60、62のいずれか一方は、液体ワニスをコイル48の両方の端部56の周りに注入できるように、ハウジング78の底部80に開口している充填開口81を有することを特徴とする、請求項5に記載のロータ14。
  7. 各プレート60、62は、コイル端部56によって、前記プレート60、62に伝達される熱を放出できる冷却手段82を有することを特徴とする、請求項2に記載のロータ14。
  8. 冷却手段は、プレート60、62の外面72に保持された羽根82を備えたファンを有することを特徴とする、請求項7に記載のロータ14。
  9. 羽根82は、プレート60、62と同じ材料で、かつそれと一体に形成されていることを特徴とする、請求項8に記載のロータ14。
  10. 羽根82は、ロータ14の回転軸Bを中心として、非対称的に配置されていることを特徴とする、請求項9に記載のロータ14。
  11. 少なくとも一方のプレート60、62は、一片の非磁気材料から形成されていることを特徴とする、請求項2に記載のロータ14。
  12. ハウジング78は、中空体からなることを特徴とする、請求項11に記載のロータ14。
  13. 少なくとも一方のプレート60、62は、少なくとも、コイル端部56が通る開口を有する第1の内側部材と、この第1の内側部材の開口と共にハウジング78を形成する底部80を有する第2の外側部材とからなっていることを特徴とする、請求項2に記載のロータ14。
  14. プレート60、62は、軸方向のタイロッド68によって互いに軸方向に連結されており、前記タイロッド68は、一方のプレート62に形成された固定ねじ孔70にねじで固定されていることを特徴とする、請求項2に記載のロータ14。
  15. 少なくとも一方のプレート60、62は、回転をバランスさせるための孔を有することを特徴とする、請求項2に記載のロータ14。
  16. ロータ14を覆うスタータ18を備える回転電気装置10において、
    前記ロータ14は、
    自身の軸線Bを中心に回転可能に取り付けうるようになっているロータシャフト16と、
    前記ロータシャフト16に同軸的に取り付けられ、かつ少なくとも2つの径方向に突き出たポール40を有するラミネーション32のスタックと、
    コイル端部と呼ぶ軸方向端部56が、前記ラミネーション32のスタックの各外面36、38に対して軸方向に突き出るように、前記各ポール40の周りに巻き付けられているフィールドコイル48と、
    前記ラミネーション32のスタックを支持するための2つのプレート60、62であって、熱伝導材料から形成され、前記プレート60、62の内面66が前記ラミネーション32のスタックの外面36、38に支持されるように、前記ラミネーション32のスタックの両側に軸方向に配置されており、前記コイル端部56を受容するために、前記各プレート60、62の内面66にハウジング78が形成されている、2つのプレート60、62と、を備えており、
    前記ハウジング78の少なくとも1つは、関連する前記コイル端部56の外面58と接触する表面を備えている回転電気装置10。
JP2008518932A 2005-06-28 2006-06-16 コイル端部支持プレートを有する突出ポールロータ、およびこのようなロータを備える回転電気装置 Pending JP2008547369A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR0506578A FR2887698B1 (fr) 2005-06-28 2005-06-28 Rotor a poles saillants comportant des flasques de maintien comportant des surfaces de contact avec des chignons des bobinages
PCT/FR2006/050565 WO2007003835A1 (fr) 2005-06-28 2006-06-16 Rotor a poles saillants comportant des flasques de maintien des chignons des bobinages et machine electrique tournante comportant un tel rotor

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008547369A true JP2008547369A (ja) 2008-12-25

Family

ID=35927945

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008518932A Pending JP2008547369A (ja) 2005-06-28 2006-06-16 コイル端部支持プレートを有する突出ポールロータ、およびこのようなロータを備える回転電気装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8120227B2 (ja)
EP (1) EP1897210B1 (ja)
JP (1) JP2008547369A (ja)
CN (1) CN101199101B (ja)
FR (1) FR2887698B1 (ja)
WO (1) WO2007003835A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018512831A (ja) * 2015-02-16 2018-05-17 ヴァレオ エキプマン エレクトリク モトゥール ベルトの受容のためのプーリ、及びベルトの張力の調整のための装置を備えた回転電気機械

Families Citing this family (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5021454B2 (ja) * 2007-12-28 2012-09-05 マブチモーター株式会社 ロータ取付け冷却ファン
DE102008002615A1 (de) * 2008-06-24 2009-12-31 Robert Bosch Gmbh Elektrische Maschine
US8159094B2 (en) * 2009-03-11 2012-04-17 Nidec Motor Corporation Electric motor having fluid circulation system and methods for cooling an electric motor
JP5216038B2 (ja) * 2010-03-25 2013-06-19 株式会社日立製作所 回転電動機
DE102010062316A1 (de) 2010-12-02 2012-06-06 Siemens Aktiengesellschaft Vorrichtung zur Positionsermittlung
FR2984625B1 (fr) 2011-12-20 2016-06-24 Valeo Equip Electr Moteur Rotor a poles saillants comportant des flasques de maintien des chignons de bobinages et flasques de maintien associes
FR2984630B1 (fr) * 2011-12-20 2016-06-24 Valeo Equip Electr Moteur Rotor a poles saillants comportant des flasques de maintien des chignons de bobinages et flasques de maintien associes
FR2984626B1 (fr) 2011-12-20 2014-01-17 Valeo Equip Electr Moteur Rotor a poles saillants comportant un dispositif d'isolation de bobinages et dispositif d'isolation de bobinages associe
FR2984627B1 (fr) 2011-12-20 2016-06-24 Valeo Equip Electr Moteur Rotor a poles saillants comportant une piece de guidage de fils de bobinage, piece de guidage de fils de bobinage et procede de bobinage associes
FR2988236B1 (fr) * 2012-03-16 2014-03-28 Valeo Equip Electr Moteur Ensemble de flasques de rotor de machine electrique tournante comportant des orifices asymetriques favorisant un flux d'air axial a l'interieur du rotor et rotor de machine electrique tournante associe
FR2988237B1 (fr) * 2012-03-16 2014-03-07 Valeo Equip Electr Moteur Ensemble de flasques de rotor de machine electrique tournante munis de pions de centrage et d'evacuation de la chaleur favorisant le refroidissement du rotor et rotor de machine tournante associe
DE102012215236A1 (de) * 2012-08-28 2014-03-06 Siemens Aktiengesellschaft Rotor einer elektrischen Maschine und elektrische Maschine
FR2995171B1 (fr) * 2012-09-03 2015-03-27 Valeo Equip Electr Moteur Flasque de rotor de machine electrique tournante comportant des pales internes de ventilation et rotor de machine electrique associe
CN104685763B (zh) 2012-09-29 2018-07-03 艾默生电气公司 具有分段磁体构造的转子和相关电机以及压缩机
FR2997585B1 (fr) 2012-10-25 2016-05-06 Valeo Equip Electr Moteur Paquet de toles pour emmanchement sur une piece cylindrique
FR3005811B1 (fr) 2013-05-16 2022-01-21 Valeo Equip Electr Moteur Procede de fabrication d'une machine electrique tournante synchrone polyphasee, et machine correspondante
JP6148126B2 (ja) * 2013-09-05 2017-06-14 アスモ株式会社 モータ
JP5920319B2 (ja) * 2013-11-21 2016-05-18 株式会社デンソー ロータ固定構造および回転電機
US9812917B2 (en) 2014-10-07 2017-11-07 Hamilton Sundstrand Corporation End turn support and cooling fixture
US10063116B2 (en) * 2014-10-07 2018-08-28 Hamilton Sundstrand Corporation Lamination clamping structure
CN107710566B (zh) * 2015-06-09 2019-08-27 三菱电机株式会社 旋转电机
KR102579568B1 (ko) 2015-11-12 2023-09-18 엘지이노텍 주식회사 버스바 및 이를 포함하는 모터
FR3062756B1 (fr) * 2017-02-09 2020-11-20 Valeo Equip Electr Moteur Rotor de machine electrique tournante muni de trous d'equilibrage
CN110071585B (zh) * 2018-01-23 2021-01-19 台达电子工业股份有限公司 马达及其散热装置
FR3080232B1 (fr) * 2018-04-12 2021-12-24 Renault Sas Rotor de machine electrique synchrone de type a rotor bobine.
DE102019103007A1 (de) * 2019-02-07 2020-08-13 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Elektrische Maschine mit einem mehrfunktionalen Scheibenelement für einen Rotor
GB2590610B (en) * 2019-12-05 2023-07-26 Cummins Generator Technologies Fan for a rotating electrical machine
US11973398B2 (en) * 2020-03-31 2024-04-30 Dana Belgium N.V. Electric motor cooling system and method for operation of said system
FR3118345A1 (fr) * 2020-12-17 2022-06-24 Valeo Equipements Electriques Moteur Rotor de machine électrique tournante et machine électrique tournante équipée d’un tel rotor
CN117957747A (zh) * 2021-09-06 2024-04-30 锐马克汽车有限责任公司 螺纹转子压力板
FR3128078A1 (fr) 2021-10-12 2023-04-14 Nidec Psa Emotors Flasque pour machine électrique tournante
IT202100028502A1 (it) * 2021-11-10 2023-05-10 Eldor Corp Spa Motore elettrico
DE102021129951A1 (de) 2021-11-17 2023-05-17 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Stützeinrichtung für einen Rotor einer elektrischen Maschine eines Kraftfahrzeugs sowie elektrische Maschine für ein Kraftfahrzeug
DE102021134592A1 (de) 2021-12-23 2023-06-29 Valeo Eautomotive Germany Gmbh Rotor für eine elektrische Maschine, elektrische Maschine und Verfahren zum Herstellen eines Rotors
DE102022127166A1 (de) * 2022-10-18 2024-04-18 Audi Aktiengesellschaft Verfahren zum Bewickeln einer Magneteinheit eines Rotors einer Elektromaschine sowie eine Spannanordnung
DE102022213027A1 (de) * 2022-12-02 2024-06-13 Mahle International Gmbh Rotor und elektrische Maschine

Family Cites Families (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US982806A (en) * 1909-05-13 1911-01-31 Allis Chalmers Dynamo-electric machine.
DE596337C (de) * 1930-03-25 1934-04-30 Siemens Schuckertwerke Akt Ges Einrichtung zum Abfuehren der Waerme von mit Kittmasse allseitig umgebenen Spulenkoepfen der Staenderwicklung elektrischer Maschinen
US2340905A (en) * 1942-08-04 1944-02-08 Lake Erie Chemical Company Plastic supported winding element
US2831991A (en) * 1956-06-13 1958-04-22 Singer Mfg Co Dynamoelectric machine armatures
US3002119A (en) * 1956-12-13 1961-09-26 Electrolux Ab Insulated field winding for dynamo-electric machines and method of making same
US3247585A (en) * 1962-05-09 1966-04-26 Litton Industries Inc Apparatus for assembling and securing components of an electric rotor
DE2142257A1 (de) * 1971-08-24 1973-03-01 Bosch Gmbh Robert Brennstoffoerderpumpe
DE2555529C3 (de) * 1975-12-10 1985-05-30 SWF Auto-Electric GmbH, 7120 Bietigheim-Bissingen Elektromotor für eine Flüssigkeitspumpe mit einem von der Flüssigkeit umströmten Anker
US4075522A (en) * 1976-08-16 1978-02-21 General Motors Corporation Self clamping armature casing for an electric motor driven fluid pump
US5096383A (en) * 1989-11-02 1992-03-17 Deutsche Forschungsanstalt Fur Luft- Und Raumfahrt E.V. Propeller blades
DE69122801T2 (de) * 1990-04-24 1997-03-20 Nippon Denso Co Eine Mehrzahl unabhängiger Dreiphasenwicklungen aufweisender Wechselstromgenerator
DE4209118C2 (de) * 1991-12-23 1993-12-09 Loher Ag Asynchronmotor
US5331730A (en) * 1992-09-03 1994-07-26 Siemens Automotive L.P. Method of making a coil molded into a magnetic stator
GB9312312D0 (en) * 1993-06-15 1993-07-28 Johnson Electric Sa Armature end protector for a wound rotor
FR2745445B1 (fr) 1996-02-28 1998-05-07 Valeo Electronique Alternateur de vehicule automobile utilise comme generateur et comme moteur electrique pour le demarrage du moteur a combustion interne du vehicule
FR2784248B1 (fr) * 1998-10-02 2000-12-22 Valeo Equip Electr Moteur Alternateur pour vehicule avec rattrapage de jeu sur les aimants interpolaires
US6465928B1 (en) * 1998-12-23 2002-10-15 Hamilton Sundstrand Corporation Multi-pole generator rotor and method of making the same
DE19923201A1 (de) * 1999-05-20 2000-11-23 Mannesmann Vdo Ag Für einen Einsatz in einem aggressiven Medium vorgesehener Einsatz
JP2001045693A (ja) * 1999-07-29 2001-02-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電機子組立体のワニス処理方法および整流子電動機
FR2806223B1 (fr) 2000-03-10 2003-10-03 Valeo Equip Electr Moteur Machine electrique tournante polyphasee
FR2819350B1 (fr) 2001-01-05 2003-04-11 Valeo Equip Electr Moteur Machine tournante perfectionnee pour vehicules automobiles
US20020089240A1 (en) * 2001-01-09 2002-07-11 Du Hung T. Electric motor having armature coated with a thermally conductive plastic
US6445095B1 (en) * 2001-01-11 2002-09-03 Ford Global Technologies, Inc. Electric machine with laminated cooling rings
US6759774B1 (en) * 2001-03-08 2004-07-06 Lawrence Pumps, Inc Low speed canned motor
DE10114321A1 (de) * 2001-03-23 2002-10-24 Siemens Ag Elektrische Maschine
JP3593059B2 (ja) * 2001-05-28 2004-11-24 三菱電機株式会社 車両用交流発電機
US6727634B2 (en) * 2001-08-30 2004-04-27 Honeywell International, Inc. System and method for end turn retention on a high speed generator rotor
FR2855673A1 (fr) * 2003-05-26 2004-12-03 Valeo Equip Electr Moteur Machine electrique tournante, telle qu'un alternateur ou demarreur, notamment pour vehicule automobile
FR2856532A1 (fr) * 2003-05-27 2004-12-24 Valeo Equip Electr Moteur Machine electrique tournante perfectionnee, notamment pour vehicules automobiles
JP2005204387A (ja) * 2004-01-14 2005-07-28 Denso Corp 整流子とそれを用いた電動機および燃料ポンプ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018512831A (ja) * 2015-02-16 2018-05-17 ヴァレオ エキプマン エレクトリク モトゥール ベルトの受容のためのプーリ、及びベルトの張力の調整のための装置を備えた回転電気機械

Also Published As

Publication number Publication date
US20100090561A1 (en) 2010-04-15
CN101199101A (zh) 2008-06-11
EP1897210B1 (fr) 2013-12-04
US8120227B2 (en) 2012-02-21
FR2887698A1 (fr) 2006-12-29
FR2887698B1 (fr) 2007-12-07
WO2007003835A1 (fr) 2007-01-11
EP1897210A1 (fr) 2008-03-12
CN101199101B (zh) 2010-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008547369A (ja) コイル端部支持プレートを有する突出ポールロータ、およびこのようなロータを備える回転電気装置
US11025138B2 (en) Electric machine
EP1722463B1 (en) Rotary electric machine for vehicles
JP4549924B2 (ja) 車両用回転電機
JP2007228677A (ja) 発電装置及び回転電機
KR101892314B1 (ko) 회전 전기 기계용 전압 조정기 장치, 이 장치를 구비한 기계용 베어링, 및 이 베어링을 포함하는 기계
JP4180385B2 (ja) 回転電気機器
CN108604850A (zh) 旋转电机
US20130334914A1 (en) Voltage regulator device for a rotary electric machine, bearing for such a machine equipped with such a device and such a machine comprising such a bearing
KR100874317B1 (ko) 차량용 교류 발전기
JP2018027004A (ja) 改良されたパワーエレクトロニクスを有する回転電気機械
KR100363815B1 (ko) 차량용 교류발전기
JP2001037180A (ja) 車両用交流発電機
US7535137B2 (en) Alternator
JP2005304199A (ja) 車両用回転電機装置
JP2011234555A (ja) 車両用交流発電機の配設構造
JP2010239727A (ja) 車両用交流発電機及び車両用発電電動装置
JP5805233B2 (ja) 車両用交流発電機
JP2002142424A (ja) 車両用交流発電機
JP6149395B2 (ja) 車両用回転電機
JP2007166900A (ja) 車両用電源装置
JP2019537418A (ja) 回転電気機械用のロータ
KR100557886B1 (ko) 차량용 교류발전기의 회전자
JP2002238203A (ja) 交流発電機
JP2017537591A (ja) オルタネータ又は電気機械用のステータ