JP2008543440A - 編組形の剥離可能なシース - Google Patents

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Abstract

本発明は、カテーテルまたはシース(12)のための分割可能/剥離可能な補強された可撓性管状体(10)である。管状体(10)は近位端部(14)と、遠位端部(16)と、壁構造(18)と、壁構造(18)によって画定される管腔(20)とを備える。壁構造(18)は、端部間に延び、壁構造(18)内に補強層(22)と壁構造(18)に沿って長手方向に延びる分離線(26)とを含む。分離線(26)は壁構造(18)の分割/剥離を容易にするように適合され、ペースメーカリード等の医療器具が管状体(10)内から除去されることを可能とする。
【選択図】図1

Description

本出願は、2005年6月14日出願の米国仮出願第60/690270号(’270出願)の利益を主張するものである。この’270出願は、参照により本明細書に完全に述べられているものとして援用する。
本発明はカテーテルおよびシース、ならびにカテーテルおよびシースの製造および使用の方法に関する。より詳細には、本発明は、操向可能なカテーテルまたはシースの可撓性管状体、ならびにそのような管状体の製造および使用の方法に関する。
補強された壁構造を備える可撓性管状体を有するカテーテルおよびシースが、医療器具(例えば、ペースメーカリード)を患者内に導入し、位置決めし、かつ埋め込むために使用される。医療器具が患者内に埋め込まれた後で、カテーテルまたはシースは、埋め込まれた医療器具の位置を変えずに引き抜かなければならない。ペースメーカリードの場合のように、これは、しばしば、カテーテルまたはシースの壁構造が分割されることを必要とする。
補強された壁構造を備えるカテーテルまたはシースは、医療処置の間に、カテーテルまたはシースに作用する圧縮、引っ張り、およびねじり力に耐える優れた能力を提供する一方、そのようなカテーテルまたはシースの壁構造は、容易に分割可能なものではない。その結果、医師はそのようなカテーテルまたはシースの補強された壁構造を物理的に切断しなければならない。これによって、医療処置の困難性および必要時間が増加する。
当該技術分野では、容易に分割可能な補強された壁構造を備える可撓性管状体が求められている。また、この分野では、そのような可撓性管状体の製造方法もまた求められている。
本発明は、一実施形態では、カテーテルまたはシースのための分割可能な補強された可撓性管状体である。この管状体は近位端部と、遠位端部と、壁構造と、壁構造によって画定される管腔とを備える。壁構造は、端部間に延び、壁構造内に、補強層と壁構造に沿って長手方向に延びる分離線をと含む。分離線は壁構造の分割を容易にするように適合され、ペースメーカリード等の医療器具が管状体内から除去されることを可能とする。
一実施形態では、補強層は網状または編組体からなる層である。一実施形態では、分離線は、壁構造の残りの部分を形成するために使用される第2のポリマー材料と異なる第1のポリマー材料の条片である。第1と第2のポリマー材料の間の結合界面が応力集中を発生させて壁構造の分割を容易にする。
一実施形態では、第1のポリマー材料が第2のポリマー材料よりも、より放射線不透過性である。例えば、一実施形態では、第1のポリマー材料が、約22から約83までの少なくとも1つの原子番号を備える純金属または金属化合物の、生体適合性の放射線不透過性充填物を添加されたポリマーである。一実施形態では、第1のポリマー材料が、タングステンを添加されたポリマーである。
一実施形態では、分離線は壁構造およびその補強層を切断し、長手方向に延びる間隙を形成することによって形成される。次いで、第1のポリマー材料の条片は間隙に挿入されて、第2のポリマー材料に結合される。
一実施形態では、補強層は、分離線と整列する長手方向の経路に沿って弱化するように予応力を加えられまたは前処理される。次いで、第1のポリマー材料の条片は第2のポリマー材料に結合され、一体化された壁構造を形成する。
一実施形態では、分離線は、壁構造に沿って長手方向に延びる剥離溝によって画定される。一実施形態では、分離線は壁構造およびその補強層を切断し、長手方向に延びる間隙を形成することによって形成される。次いで、この間隙はマンドレル上の剥離溝形成用要素と整列させられ、壁構造は加熱され、壁構造が間隙で再接合されると共に剥離溝を形成する。
一実施形態では、補強層は、分離線を画定する剥離溝と整列する長手方向の経路に沿って弱化するように予応力を加えられ又は前処理される。
本発明は、一実施形態では、カテーテルまたはシースのための分割可能な補強された可撓性管状体を製造する方法である。この方法は、管腔を画定する壁構造を含み且つ一体化された補強層を含む補強された可撓性管状体を提供する工程と、壁構造の第1と第2の長手方向縁部によって画定される間隙を形成するように、壁構造を長手方向に分割する工程と、間隙を取り除くように、第1と第2の長手方向縁部を互いに接合する工程とを含む。
一実施形態では、第1と第2の長手方向縁部を接合する工程が、管状体を熱源にさらす工程を含む。一実施形態では、熱収縮材料の層が壁構造の外周面の周囲に配置される。
一実施形態では、壁構造の内周面に長手方向に延びる剥離溝を形成するための隆起部を含むマンドレル上に、壁構造が配置される。壁構造は、隆起部が間隙と概ね整列されるようにマンドレルの周囲に位置決めされる。
一実施形態では、壁構造を熱源にさらす前に、壁構造を形成するために使用される第2のポリマー材料と組成が少なくともやや異なる第1のポリマー材料が、間隙の中に配置される。熱源は第1と第2のポリマー材料の間に結合界面を形成し、この結合界面が応力集中を発生させて壁構造の分割を容易にする。
一実施形態では、第1のポリマー材料は第2のポリマー材料よりも、より放射線不透過性である。一実施形態では、第1のポリマー材料が、約22から約83までの少なくとも1つの原子番号を備える純金属または金属化合物の、生体適合性の放射線不透過性充填物を添加されたポリマーである。一実施形態では、第1のポリマー材料が、タングステンを添加されたポリマーである。
本発明は、一実施形態においては、カテーテルまたはシースのための分割可能な補強された可撓性管状体を製造する方法である。この方法は、マンドレルの周囲に内管を提供する工程であって、内管が、内管の第1と第2の長手方向縁部によって画定される第1の間隙を形成するように長手方向に分割される、工程と、内管の外周面の周囲に補強層を提供する工程と、補強層の周囲に外管を提供する工程であって、外管が、外管の第3と第4の長手方向縁部によって画定される第2の間隙を形成するように長手方向に分割され、外管が、第2の間隙が第1の間隙と概ね整列するように位置決めされる、工程と、外層の外周面の周囲に熱収縮層を提供する工程と、熱収縮層に熱を加え内管と外管、第1と第2の長手方向縁部、および第3と第4の長手方向縁部を接合させる工程とを含む。
一実施形態では、マンドレルは、内管の内周面に長手方向に延びる剥離溝を形成するための隆起部を含む。内管は、隆起部が第1の間隙と概ね整列するように、マンドレルの周囲に位置決めされる。
一実施形態では、この方法は、内管および外管を形成するために使用される第2のポリマー材料と組成が少なくともやや異なる第1のポリマー材料を第1と第2の間隙の中に配置する工程を含む。一実施形態では、熱源が第1と第2のポリマー材料の間に結合界面を形成し、この結合界面が応力集中を発生させて管状体の分割を容易にする。一実施形態では、第1のポリマー材料が第2のポリマー材料よりも、より放射線不透過性である。一実施形態では、第1のポリマー材料が、約22から約83までの少なくとも1つの原子番号を備える純金属または金属化合物の、生体適合性の放射線不透過性充填物を添加されたポリマーである。一実施形態では、第1のポリマー材料が、タングステンを添加されたポリマーである。
一実施形態では、この方法は、補強層を、第1の間隙と整列する長手方向の弱化線に沿って弱化させる工程を含む。一実施形態では、補強層が、内管の外周面の周囲に配置される前に、長手方向の弱化線に沿って応力を加えられ又は処理される。一実施形態では、補強層が、内管の外周面の周囲に配置された後に、長手方向の弱化線に沿って応力を加えられまたは処理される。
一実施形態では、補強層が、補強層を形成する網状体または複数の編組体を疲労化、熱処理、および化学的処理することからなる群から選択される方法によって応力を加えられまたは処理される。一実施形態では、補強層が、補強層を形成する網状体または複数の編組体を挟み込む、押し潰す、および刻み込むことからなる群から選択される方法によって応力を加えられまたは処理される。
一実施形態では、補強層が網状体または複数の編組体を含み、補強層は、長手方向の弱化線に沿って一定の間隔で編組体または網状体を切断することによって、応力を加えられまたは処理される。一実施形態では、補強層は、管状体を押し潰し、よじり、ねじり、長手方向に圧縮し、または長手方向に引っ張る力に耐えるように形成され、かつ、互いに横方向に分離する力が、管状体の、第1の間隙をまたいで互いに対向する側に加えられたとき、第1の間隙の付近において弱化するように形成される。
本発明は、一実施形態では、2005年4月28日出願の先の米国仮出願第60/675973号「カテーテルまたはシースのための分割可能な管状体(Splittable Tubular Body For A Catheter Or Sheath)」に開示されているような、さらに2006年4月28日出願の国際出願第PCT/US2006/016373号、および同じく2006年4月28日出願の国際出願第PCT/2006/016373号に開示されているようなカテーテルまたはシースのための分割可能な可撓性管状体である。前記仮出願およびPCT出願は、その全体を参照により本出願に援用する。
多数の実施形態が開示されているが、本発明の例示的な実施形態を図示し説明する以下の詳細な説明により、本発明の他の実施形態もまた当業者にとっては自明である。理解されるように、本発明は、様々な態様における修正が、すべて本発明の趣旨と範囲から逸脱することなしに可能である。したがって、図面および詳細な説明は、事実上、例示的であり、制限的なものとして見なされるべきではない。
本発明は、一実施形態では、操向可能なカテーテル、シース、または同様な医療器具12のための可撓性管状体10である。管状体10は、圧縮、引っ張り、ねじりから起こる力に耐えるように補強されている。さらに、また有利には、管状体10は容易に分割可能/剥離可能であるように構成される。この補強された管状体10の分割可能/剥離可能な要素は、ペースメーカリード等の医療器具を管状体10から除去することを可能にする。
本発明の分割可能/剥離可能な補強された管状体10の説明のために図1を参照する。図1は、本発明の管状体10を採用するカテーテル、シース、または同様な器具12の長手方向の断面側面図である。図1に示すように、一実施形態では、カテーテルまたはシース12は、ほぼ可撓性の管状体10を含む。可撓性管状体10は近位端部14と、遠位端部16と、壁構造18と、管腔20とを含む。近位端部14は、医療処置の実施中に管状体10を操作するために医師によって把持可能である。遠位端部16は患者に入れるように適合される。壁構造18は一体化された補強層22を含み、この補強層は、管状体10が、医療処置の実施中に起こる圧縮、引っ張り、およびねじり力に耐えることに役立つ。管腔20は壁構造18によって画定され、可撓性管状体10の長さに延びる。
一実施形態では、操作ハンドル24が近位端部14に結合され、遠位端部16は、ハンドル24によって操作される際に偏向する(すなわち屈曲する)。2004年12月28日に出願され、全体を参照により本出願に援用する米国特許出願第11/023667号「二方向操向カテーテル制御ハンドル(Bi−Directional Steerable Catheter Control Handle)」で詳細に開示されているように、1つまたは複数の偏向ワイヤがハンドル24から管状体10の遠位端部16の近くの点まで管状体10を通じて延びる。
図1に示すように、管状体10は、遠位端部16から近位端部14に管状体10の長さに沿って延びる1つまたは複数の分離線又は条片26を含む。分離線26における壁構造18は、分離線26と整列した補強層22および関連する壁構造18の残りの部分が、この分離線26に沿って分離するように構成される。例えば、管状体10の第1の実施形態では、補強層22は、管状体10の最終組立ての前に、分離線26に沿って切断(severe)される。第2の実施形態では、補強層22は、最終組立て前では切断されないが、代わりに、管状体10の最終組立て前に分離線26に沿って予応力が加えられ又は前処理される。いずれの場合でも、分離線26と整列した補強層22および関連する壁構造18の残りの部分が分離線26に沿って弱化され、それによって、管状体10が分離線26に沿って開くことを可能とし、管状体10からペースメーカリードや他の医療器具を除去することを可能にする。
管状体10の第1の実施形態を製造する方法の説明のために、ここで図2〜7および図14を参照する。図2〜7は図1の切断線AAに沿って見た、製造工程の様々な段階における管状本体10の横方向の断面正面図である。図14は、図2〜7に関する方法を概説するブロック図である。
図2に示すように、壁の厚み約0.0381〜0.0762mm(0.0015〜0.003インチ)の内管40が、マンドレル42上に滑らされる[ブロック200]。一実施形態では、内管40は、熱可塑性のポリマー(例えば、ポリテトラフルオロエチレン「PTFE」)、ポリフッ化ビニリデン「PVDF」、ポリエーテルエーテルケトン「PEEK」等)を予め押出したものである。
図3に示すように、補強層22は、内管40の外周面上に滑らされ、またはその回りで巻き付けられ/包囲させられる[ブロック202]。一実施形態では、補強層22は、ステンレス鋼ワイヤから作られた編組線からなる層または網状の層である。このステンレス鋼ワイヤは、約0.0254mm(0.0010インチ)と約0.127mm(0.005インチ)の間の円形の断面を有してよい。代わりに、平ワイヤを用いることも可能である。一実施形態では、平ワイヤは、約0.01905mm(0.00075インチ)×約0.127mm(0.005インチ)である。一実施形態では、ワイヤはニッケル・コバルト合金のエルジロイ(ELGILOY)(登録商標)である。一実施形態では、補強層22は、炭素繊維、ガラス繊維、ポリマー材料、または非金属材料で作られた網状のまたは編組線からなる層である。
図4に示すように、外管44は、マンドレル42と内管40と補強層22とを備える組立体の外周面上に、引っ張られ/滑らされ、押出され、または噴霧される[ブロック204]。代わりに、外管44を長手方向に分割させ、この組立体の外周面の回りを包んでもよい。一実施形態では、外管44はPTFE、PVDF、PEEK等の熱可塑性ポリマーである。他の実施形態では、外管44はポリエーテルブロックアミド「PEBA」、PVDF、ポリエチレンテレフタレート「PET」等の熱可塑性ポリマーである。
図4に示すように、熱収縮管46は外管44の外周上に密に嵌められる。[ブロック206]。約93.3℃(200°F)から約204.4℃(400°F)までの高温空気源が熱収縮管46に用いられ、これによって熱収縮管46は外管44に対して圧力を加える[ブロック208]。熱と圧力の組み合わせは、外管44を補強層22中に融解させ内管40と結合させ、これによって、単一で一体化された補強壁構造18を形成する。一実施形態では、内管40の外周面はエッチングを施され、内管40と外管44との間の結合を強化させる。
積層工程中に内管40および外管44を液化させることによって、管状体10が完全に積層され、界面結合の形態にある一体化構造に確実になるように、確実な表面結合を達成するための様々なポリマー材料間の完全な化学的適合性または表面改良が必要である。熱が加えられると、熱収縮管46は変化する積層圧力を発生させ始め、積層工程中に、この積層圧力が内部に熱エネルギーを移送し外層44を液化させる。
一実施形態では、熱収縮管46は、フッ化エチレン・プロピレン共重合体「FEP」、PTFE、またはPET等のポリマー材料である。一実施形態では、熱収縮管46は、約87.8℃(190°F)から約104.4℃(220°F)までの範囲の収縮温度を有する。
積層工程中に外管44が完全に液化することを確実にするために、熱収縮管46の収縮温度は外管44の軟化温度または融解温度よりも高くなくてはならない。積層化の間の熱と圧力の組み合わせの結果、全積層部品間でのポリマー融解流動および界面結合を介して一体化された補強壁構造18を備える可撓性管状体10となる。
図4に示すように、マンドレル42は積層工程中に中心の管腔20を支持する。これは、管腔20が熱および圧力により潰れること防止する。
図5に示すように、熱収縮管46は管状体10から除去され、管状体10はマンドレル42から除去される。[ブロック210]。管状体10の一体化された補強壁構造18は管腔20を画定し、かつ、1つまたは複数の位置で切り取られ又は分割されて、一体化された補強壁構造18の中に多数の切断部すなわち間隙48を形成する[ブロック212]。間隙48は壁構造18の縁49によって画定される。一実施形態では、図5に示すように、2つの切断部48があり、これによって、管状体10の2つの別個の区分10a、10bを形成する。
図6に示すように、管状体10の2つの区分10a、10bは第2のマンドレル50上に配置される[ブロック214]。一実施形態では、内管40および外管42を形成するために使用されるポリマーと類似しないポリマーの押出し部分52が、切断部48によって形成された管状体区分10a、10bの間の間隙48の中に配置される[ブロック216]。一実施形態では、押出し部分52は70〜90%のタングステン充填ポリマーである。他の実施形態では、押出し部分52は、基材と融解適合性のある、他の充填または非充填のポリマーである。
図6に示すように、他の熱収縮管54が、マンドレル50と2つの管状体区分10a、10bと2つの押出し部分52とを備える組立体上に、密に嵌められる。[ブロック218]。一実施形態では、熱収縮管54は、FEP、PTFE、またはPET等のポリマー材料である。一実施形態では、熱収縮管54は、約87.8℃(190°F)から約104.4℃(220°F)までの範囲の収縮温度を有する。
約93.3℃(200°F)から約204.4℃(400°F)までの高温空気源が熱収縮管54に用いられ、これによって熱収縮管54は2つの半体10a、10bに対して圧力を加える[ブロック220]。熱と圧力の組み合わせは、押出し部分52を融解させ、間隙48を画定する管状体区分10a、10bの縁と結合させる。その結果、管状体区分10a、10bおよび押出し部分52は結合して、図1および7に示すような、分離線26を有する連続的な一体化された補強壁構造18を備える管状体10を形成する。
図1〜7および前述の説明で理解されるように、本発明は、補強され一体化された壁構造18を有する可撓性管状体10を提供し、この壁構造は管状体10に沿って長手方向に延びる1つまたは複数の分離線又は条片26を介して容易に分割可能である。使用においては、一旦医療器具(例えばペースメーカリード)がカテーテルまたはシース12を介して患者内に配置された後、可撓性管状体10は、指の爪、工具、または他の用具を介して第1と第2の管状体10の半体10a、10bを互いに分離させる力を単に加えることによって、分離線26に沿って容易に分割/剥離が可能である。
本発明による容易に分割可能/剥離可能な要素は、分離条片26と、元の内管40および外管44によって形成された壁構造18の隣接部分との間の境界/界面54における材料の変化によって可能となる。この材料の変化は、それぞれの境界/界面54の長さに延びる応力集中点を発生させる。それぞれの応力集中は組み込まれた剥離溝として作用し、これに沿って管状体10が分離する。したがって、医師は、管状体10を分割しペースメーカリードなどの医療器具を除去するために、管状体10を切断または切り取る必要がない。
いくつかの実施形態では、この直前の説明で示したように、分離条片26と壁構造18の隣接部分との間の境界/界面54における材料の変化は、管状体10を分割させるための剥離溝を不要とするに十分な応力集中を発生させるために適当である。しかし、分離条片26を形成するために使用される押出しポリマー条片52が、壁構造18の残りの部分と本質的に同じ材料であるような他の実施形態では、分離条片に沿った応力集中が管状体10を容易に分割可能にするに十分でない場合がある。したがって、一実施形態では、分割可能性を高めるために、剥離溝60が分離条片26に沿って成形され、十分な応力集中の発生を容易にし、切断または切り取る必要性なしに管状体10を容易に分割可能にする。
一実施形態では、上述のように、分離条片26が放射線不透過性の材料(例えば、タングステン、バリウム、タンタル、白金、金、ビスマス、ジルコニウム、ニオブ、チタン、オキシ塩化ビスマス、硫酸バリウム、三酸化ビスマス、ヨウ素、ヨウ化物等、およびこれらの化合物)が多く添加されたポリマー材料から形成され、これらの放射線不透過性の材料は、分離条片26に、内管40および外管44を形成するために使用されるポリマー材料の放射線不透過性よりも著しく高い放射線不透過性を与える。
したがって、米国仮出願第60/675973号「カテーテル又はシース用の分割可能な管状体(Splitable Tubular Body For A Catheter Or Sheath)」(2005年4月28日出願で、この出願の全体を参照により本出願に援用する)に開示されているものと同様な方法で、放射線不透過性の高い材料が添加された分離条片26は、医師がX線透視法を介して患者内の管状体10の移動および位置決めを監視することを可能にする。
管状体10の第1の実施形態の他の変形例を製造する方法を説明するために、ここで図8〜13および図15を参照する。図8〜13は図1の切断線AAに沿って見た、製造工程の様々な段階における管状体10の横方向の断面正面図である。図15は、図8〜13に関する方法を概説するブロック図である。図8に示すように、この詳細な説明で先に説明したものと厚さおよび材料が同様である内管40がマンドレル42上に嵌められる。[ブロック300]。
図9に示すように、この詳細な説明で先に説明したものと形態および材料が同様である補強層22は、内管40の外周面の上に滑らされ、またはその回りに巻き付けられ/包囲させられる[ブロック302]。
図10に示すように、この詳細な説明で先に説明したものと厚さおよび材料が同様である外管44は、マンドレル42と内管40と補強層22とを備える組立体の外周面上に、引っ張られ/滑らされ、押出され、または噴霧される。[ブロック304]。代わりに、外管44を長手方向に分割し、組立体の外周面の回りを包んでもよい。
図10に示すように、この詳細な説明で先に説明したものと厚さおよび材料が同様である熱収縮管46が外管44の外周上に密に嵌められる。[ブロック306]。約93.3℃(200°F)から約204.4℃(400°F)までの高温空気源が熱収縮管46に用いられ、これによって熱収縮管46が外管44に対して圧力を加える[ブロック308]。熱と圧力の組み合わせは、外管44を補強層22の中に融解させ内管40と結合させ、これによって、単一の一体化された補強壁構造18を形成する。一実施形態では、内管40の外周面はエッチングを施され、内管40と外管44との間の結合を強化させる。
図11に示すように、熱収縮管46は管状体10から除去され、管状体10はマンドレル42から除去される。[ブロック310]。管状体10の一体化された補強壁構造18は管腔20を画定し、1つまたは複数の位置で切り取られ又は分割されて、一体化された補強壁構造18中で多数の切断部又は間隙48を形成する[ブロック312]。間隙48は壁構造18の縁49によって画定される。一実施形態では、図11に示すように、2つの切断部48があり、これによって、管状体10の2つの別個の区分10a、10bを形成する。
図12に示すように、管状体10の2つの区分10a、10bは第2のマンドレル50上に配置される[ブロック314]。図12に示すように、第2のマンドレル50は、管状体10の2つの分離区分10a、10bの端部間にある間隙48の中に延びる隆起部60を含む。
図12に示すように、この詳細な説明で先に説明したものと厚さおよび材料が同様である他の熱収縮管54は、管状体10のマンドレル50と2つの区分10a、10b[ブロック316]とを備える組立体上に密に嵌められる。
約93.3℃(200°F)から約204.4℃(400°F)までの高温空気源が熱収縮管54に当てられ、これによって熱収縮管54は管状体10の2つの区分10a、10bに対して圧力を加える[ブロック318]。熱と圧力の組み合わせは、管状体10の2つの区分10a、10bを融解させ再流動化(reflow)させて間隙48を充填する。その結果、2つの区分10a、10bは結合して、図1および13に示すような、分離線26に沿った剥離溝62を有する連続的な一体化された補強壁構造18を備える管状体10を形成する。剥離溝62は十分な応力集中を発生させ、管状体10を分離線26に沿って容易に分割可能にする。
管状体10の第2の実施形態を製造する方法の説明のために、ここで図16〜21および図28を参照するが、この実施形態では、最終組立ての前に補強層22が完全には切断されないが、代わりに、分離線すなわち条片26に沿って予応力が加えられ又は前処理される。図16〜21は図1の切断線AAに沿って見た、製造工程の様々な段階における管状体10の横方向の断面正面図である。図28は、図16〜21に関する方法を概説するブロック図である。
図16に示すように、この詳細な説明で先に説明したものと厚さおよび材料が同様である可撓性管状体10の内管40がマンドレル42上に配置される。[ブロック400]。一実施形態では、内管40は、内管40の長さに延びる単一の切断部又は間隙48aを有する。他の実施形態では、内管40は、2つ以上の内管区分40a、40bを形成する2つ以上の切断部すなわち間隙48aを有する。例えば、図16に示すように、内管40は2つの切断部すなわち間隙48aを有しており、内管40は2つの内管区分40a、40bを備える。間隙48aは内管区分40a、40bの縁49aによって画定される。
図16に示すように、内管区分40a、40bに使用されるポリマー材料と類似しない、ポリマー材料の押出し部分52aが、間隙48aに配置される。[ブロック402]。押出し部分52aの形態および材料は、この詳細な説明で先に説明したものと同様である。
図17に示すように、この詳細な説明で先に説明したものと形態および材料が同様である補強層22は、内管区分40a、40bの外周面の上に滑らされ、またはその回りに巻き付けられ/包囲させられる[ブロック404]。
一実施形態では、補強層22は予応力を加えられ又は前処理されて、管状体10中に形成される分離線26に対応し整列する補強層22上の線に沿って弱化する[ブロック406]。換言すると、補強層22は予応力を加えられ又は前処理されて、図17の各矢印Zによって特定される場所で弱化する。補強層22に予応力を加える又は前処理する方法はこれらに限定されないが、補強層22の編組体または網状体を間隙48aの位置に対応する線において、疲労化、熱処理、化学的処理、挟み込み(pinching)、押し潰し(crushing)、刻み込み(nicking)等を行うことを含む。予応力を加える又は前処理する他の方法には、間隙48aの位置に対応する線に沿って、一定の間隔で編組体または網状体22に切り込みを入れることを含む。
一実施形態では、編組体または網状体22は、管状体10の押し潰し、よじれ、ねじり、長手方向の圧縮、または長手方向の引っ張りを起こす力に耐えるように構成されると共に、しかし同時に、互いに横方向に分離する力が、壁構造18の、分離線26をまたいで互いに対向する側に加えられたとき、分離線26の付近において弱化するように構成される。したがって、補強層22は、管状体10を分割可能/剥離可能とすると共に、管状体10が、医療処置の間に使用される際に管状体10に典型的に作用する力に抵抗することを可能とする。
一実施形態では、補強層22に予応力を加えること又は前処理することは、内管区分40a、40bの回りに補強層22を配置する前に行われる。次いで、予応力付加又は前処理の線が、内管区分40a、40bの回りに補強層22が配置される際に、間隙48と整列させられる。他の実施形態では、補強層22に予応力を加えること又は前処理することは、内管区分40a、40bの回りに補強層22が配置された後に行われる。
図18に示すように、この詳細な説明で先に説明したものと厚さおよび材料が同様である2つの外管区分44a、44bは、外管区分44a、44bによって形成される間隙48bが内管区分40a、40bによって形成される間隙48aと整列するように、補強層22上に配置される。[ブロック408]。間隙48bは外管区分44a、44bの縁49bによって画定される。この詳細な説明で先に説明したものと形態および材料が同様である押出し部分52bが、外管区分44a、44bとの間に形成される間隙48bに配置される[ブロック410]。
図19に示すように、この詳細な説明で先に説明したものと厚さおよび材料が同様である熱収縮管46が、マンドレル42と内管区分40a、40bと補強層22と外管区分44a、44bとポリマー押出体52a、52bとを備える組立体の外周面上に密に配置される。[ブロック412]。次いで、先に説明したように、熱収縮管で被覆した組立体に熱が加えられる。これによって、外管区分44a、44bが補強層22に含浸させられ内管区分40a、40bと結合する。また、この熱は、押出し体52a、52bを内管および外管区分40a、40b、44a、44bに結合させ、分離線すなわち条片26を形成させる。組立体に熱を加えると、図20に示すように、ポリマー押出し体52a、52b、および内管および外管区分40a、40b、44a、44bの間の境界/界面によって形成される分離線26を備える一体化された壁構造18を有する可撓性管状体10となる[ブロック414]。
図21に示すように、次いで熱収縮管46が、できあがった可撓性管状体10から除去されると、管状体10は分離線すなわち条片26に沿って容易に分離可能な補強壁構造18を有する。[ブロック416]。
管状体10の第2の実施形態の他の変形例を製造する方法を説明するために、ここで図22〜27および図29を参照する。図22〜27は図1の切断線AAに沿って見た、製造工程の様々な段階における管状体10の横方向の断面正面図である。図29は、図22〜27に関する方法を概説するブロック図である。
図22に示すように、可撓性管状体10の内管40がマンドレル42上に配置される。[ブロック500]。一実施形態では、内管40は、内管40の長さに延びる単一の切断部すなわち間隙48aを有する。他の実施形態では、内管40は、2つ以上の内管区分40a、40bを形成する2つ以上の切断部すなわち間隙48aを有する。例えば、図22に示すように、内管40は2つの切断部すなわち間隙48aを有しており、内管40は2つの内管区分40a、40bを備える。間隙48aは内管区分40a、40bの縁49aによって画定される。
図22に示すように、マンドレル42は、2つの内管区分40a、40bの端部間にある間隙48aの中に延びる隆起部60を含む。隆起部60は、完成した管状体10中に剥離溝62を形成するために使用される。
図23に示すように、この詳細な説明で先に説明したものと形態および材料が同様である補強層22は、内管区分40a、40bの外周面の上に滑らされ、またはその回りに巻き付けられ/包囲させられる[ブロック502]。一実施形態では、この詳細な説明で先に説明した方法の内のどれか1つによって、補強層22は予応力を加えられて又は前処理されて、管状体10中に形成される分離線26に対応し整列する補強層22上の線に沿って弱化する[ブロック504]。換言すると、補強層22は予応力を加えられて又は前処理されて、図23の各矢印Zによって特定される場所で弱化する。
一実施形態では、補強層22に予応力を加えること、または前処理することは、内管区分40a、40bの回りに補強層22を配置する前に行われる。次いで、予応力付加または前処理の線は、内管区分40a、40bの回りに補強層22が配置される際に、間隙48と整列させられる。他の実施形態では、補強層22に予応力を加えること、または前処理することは、内管区分40a、40bの回りに補強層22が配置された後に行われる。
図24に示すように、この詳細な説明で先に説明したものと厚さおよび材料が同様である外管区分44a、44bが補強層22上に配置される。2つの外管区分44a、44bは、外管区分44a、44bによって形成される間隙48bが内管区分40a、40bによって形成される間隙48aと整列するように位置決めされる。[ブロック506]。間隙48bは外管区分44a、44bの縁49bによって画定される。
図25に示すように、この詳細な説明で先に説明したものと厚さおよび材料が同様である熱収縮管46が、マンドレル42と内管区分40a、40bと補強層22と外管区分44a、44bとを備える組立体の外周面上に密に配置される。[ブロック508]。次いで、先に説明したように、熱収縮管で被覆した組立体に熱が加えられる。これによって、外管区分44a、44bが補強層22に含浸させられ内管区分40a、40bと結合する。また、この熱は、内管および外管区分40a、40b、44a、44bを再流動化させ、これによって内管および外管区分40a、40b、44a、44bを互いに融解させ間隙48a、48bは存在しなくなる。組立体に熱を加えると、図26に示すように、マンドレル42の隆起部60によって形成される分離線26を備える一体化された壁構造18を有する可撓性管状体10となる[ブロック510]。
図27に示すように、次いで熱収縮管46が、できあがった可撓性管状体10から除去されると、管状体10は、マンドレルの隆起部60によって形成される剥離溝62によって画定される分離線26に沿って容易に分離可能な一体化された補強壁構造18を有する。[ブロック512]。
使用においては、薄壁の針が皮膚そして血管内へ刺される。案内ワイヤが次いで針を通じて血管内に配置され、針は引き抜かれる。血管内への導入器は、血管の管腔内を案内ワイヤ上を進む。管状体10は導入器の中に挿入され、処置点(例えば、心臓内小室)まで血管に沿って移動するように操作される。患者内での管状体10の移動および位置決めはX線透視法を介して監視される。
医療器具(例えば、ペースメーカリード)が管状体10の管腔20を通じて処置点まで挿入される。一旦、器具が患者内で位置決めされて埋め込まれると、管状体10は除去される。しかし、ペースメーカリードを外すためには、管状体10は分離線26に沿って分割/剥離されることが必要である。これは、横方向に力を加えて、壁構造18の、分離線26をまたいで互いに対向する側を分離することによってなされる。この力を加える分離によって、壁構造18が分離線26に沿って分割/剥離する。一旦、管状体10が分割/剥離されたら、ペースメーカリードを外すことが可能であり、管状体10はペースメーカリードの位置を変えずに患者から引き抜くことが可能である。
好適な実施形態を参照して本発明を説明したが、当業者は、本発明の趣旨や範囲から逸脱することなく、形態上および詳細な変更がなし得ることを認識するだろう。
本発明の可撓性管状体を採用するカテーテル、シース、または同様な器具の長手方向の断面側面図である。 図1の切断線AAに沿って見た、管状体がマンドレル上で製造されている時の管状体の内管の横方向の断面正面図である。 補強層が内管の外周面の回りに配置されたことを除き、図2に示したものと同じ図である。 熱収縮管を使用して外管を内管および補強層の回りに熱収縮させ一体化された壁構造を備えた可撓性管状体を形成したことを除き、図3に示したものと同じ図である。 可撓性管状体から熱収縮管が除去され、この管状体がマンドレルから除去され、一体化された壁構造が2ヶ所で分割され、可撓性管状体の第1と第2の半体を形成したことを除き、図4に示したものと同じ図である。 充填材料の条片が第1と第2の半体の隣接する端部間に配置され、第1と第2の半体および条片は第2の熱収縮管を介して第2のマンドレルの回りに固定されている点を除き、図5に示したものと同じ図である。 可撓性管状体から熱収縮管が除去され、この管状体の条片および半体が熱収縮されて一体化された壁構造となった後に、この管状体がマンドレルから除去されたことを除き図6に示したものと同じ図である。 図1の切断線AAに沿って見た、管状体がマンドレル上で製造されている時の管状体の内管の横方向の断面正面図である。 補強層が内管の外周面の回りに配置されたことを除き、図8に示したものと同じ図である。 熱収縮管を使用して外管を内管および補強層の回りに熱収縮させて一体化された壁構造を備える可撓性管状体を形成したことを除き、図9に示したものと同じ図である。 可撓性管状体から熱収縮管が除去され、この管状体がマンドレルから除去され、一体化された壁構造が2ヶ所で分割され、可撓性管状体の第1と第2の半体を形成したことを除き図10に示したものと同じ図である。 第1と第2の半体および条片は第2の熱収縮管を介して第2のマンドレルの回りに固定されたことを除き図11に示したものと同じ図である。 可撓性管状体から熱収縮管が除去され、この管状体の半体が熱収縮されて一体化された壁構造となり、マンドレルの隆起部がこの壁構造に剥離溝を形成した後に、この管状体がマンドレルから除去されたことを除き図12に示したものと同じ図である。 図2〜7で例示された、可撓性管状体の実施形態の製造方法を概説するブロック図である。 図8〜13で例示された、可撓性管状体の実施形態の製造方法を概説するブロック図である。 図1の切断線AAに沿って見た、管状体がマンドレル上で製造されている時の管状体の内管区分の対の横方向の断面正面図である。 補強層が内管区分の外周面の回りに配置されたことを除き、図16に示したものと同じ図である。 外管区分の対が補強層の外周面の回りに配置されたことを除き、図17に示したものと同じ図である。 熱収縮管が外管区分の外周面の回りに配置されたことを除き、図18に示したものと同じ図である。 熱を加えて外管区分を内管区分および補強層の回りに熱収縮させて一体化された壁構造を備えた可撓性管状体を形成したことを除き、図19に示したものと同じ図である。 可撓性管状体から熱収縮管が除去され、この管状体がマンドレルから除去されたことを除き図20に示したものと同じ図である。 図1の切断線AAに沿って見た、管状体が隆起部を有するマンドレル上に製造されている時の管状体の内管区分の対の横方向の断面正面図である。 補強層が内管区分の外周面の回りに配置されたこと除き、図22に示したものと同じ図である。 外管区分の対が補強層の外周面の回りに配置されたことを除き、図23に示したものと同じ図である。 熱収縮管が外管区分の外周面の回りに配置されたことを除き、図24に示したものと同じ図である。 熱を加えて外管区分を内管区分および補強層の回りに熱収縮させて剥離溝を有する一体化された壁構造を備えた可撓性管状体を形成したことを除き、図25に示したものと同じ図である。 可撓性管状体から熱収縮管が除去され、この管状体がマンドレルから除去されたことを除き図26に示したものと同じ図である。 図16〜21で例示された、可撓性管状体の実施形態の製造方法を概説するブロック図である。 図22〜27で例示された、可撓性管状体の実施形態の製造方法を概説するブロック図である。

Claims (35)

  1. カテーテルまたはシース用の分割可能な、補強された可撓性管状体であって、
    近位端部と、
    遠位端部と、
    前記端部間に延びる壁構造と、
    前記壁構造によって画定される管腔とを備え、
    前記壁構造は、該壁構造内の補強層と、該壁構造に沿って長手方向に延び且つ該壁構造の分割を容易にする分離線とを含んでいる、管状体。
  2. 前記補強層が網状または編組体からなる層である、請求項1に記載の管状体。
  3. 前記分離線が、第1のポリマー材料の条片であって、前記第1のポリマー材料は、前記壁構造の残りの部分を形成するために使用される第2のポリマー材料と異なっている、請求項1に記載の管状体。
  4. 前記第1と第2のポリマー材料の間の結合界面が、前記壁構造の分割を容易にする応力集中を発生させる、請求項3に記載の管状体。
  5. 前記第1のポリマー材料が、前記第2のポリマー材料より放射線不透過性が高い、請求項1に記載の管状体。
  6. 前記第1のポリマー材料が、約22から約83までの少なくとも1つの原子番号を有する純金属または金属化合物からなる、生体適合性の放射線不透過性充填剤を添加されたポリマーである、請求項5に記載の管状体。
  7. 前記第1のポリマー材料が、タングステンを添加されたポリマーである請求項5に記載の管状体。
  8. 長手方向に延びる間隙を形成するように前記壁構造およびその補強層を切断し、前記第1のポリマー材料の条片を前記間隙に挿入し、前記第1のポリマー材料を前記第2のポリマー材料に結合させることによって、前記分離線が形成される、請求項3に記載の管状体。
  9. 前記補強層が、前記分離線と整列する長手方向の経路に沿って弱化するように予応力を加えられ又は前処理される、請求項3に記載の管状体。
  10. 前記分離線が、前記壁構造に沿って長手方向に延びる剥離溝によって画定される、請求項1に記載の管状体。
  11. 長手方向に延びる間隙を形成するように前記壁構造およびその補強層を切断し、前記間隙をマンドレル上の剥離溝形成用要素と整列させ、前記壁構造を加熱して前記壁構造を前記間隙で再接合させると共に剥離溝を形成することによって、前記分離線が形成される、請求項10に記載の管状体。
  12. 前記補強層が、前記分離線と整列する長手方向の経路に沿って弱化するように予応力を加えられ又は前処理される、請求項10に記載の管状体。
  13. カテーテルまたはシース用の分割可能な補強された可撓性管状体を製造する方法であって、
    管腔を画定する壁構造を含み且つ一体化された補強層を含む、補強された可撓性管状体を提供する工程と、
    前記壁構造の第1と第2の長手方向縁部によって画定される間隙を形成するように、前記壁構造を長手方向に分割する工程と、
    前記間隙を取り除くように、前記第1と第2の長手方向縁部を互いに接合する工程とを含む方法。
  14. 前記第1と第2の長手方向縁部を接合する工程が、前記管状体を熱源にさらす工程を含む、請求項13に記載の方法。
  15. 熱収縮材料の層を前記壁構造の外周面の周囲に配置する工程をさらに含む、請求項14に記載の方法。
  16. 前記壁構造の内周面に長手方向に延びる剥離溝を形成するための隆起部を含むマンドレル上に前記壁構造を配置する工程をさらに含み、前記壁構造が、前記隆起部が前記間隙と概ね整列されるように前記マンドレルの周囲に位置決めされる、請求項14に記載の方法。
  17. 前記壁構造を形成するために使用される第2のポリマー材料と組成が少なくともやや異なる第1のポリマー材料を前記間隙の中に配置する工程をさらに含む、請求項14に記載の方法。
  18. 前記熱源が前記第1と第2のポリマー材料の間に結合界面を形成し、前記結合界面が、前記壁構造の分割を容易にする応力集中を発生させる、請求項17に記載の方法。
  19. 前記第1のポリマー材料が、前記第2のポリマー材料より放射線不透過性が高い、請求項17に記載の方法。
  20. 前記第1のポリマー材料が、約22から約83までの少なくとも1つの原子番号を備える純金属または金属化合物の、生体適合性の放射線不透過性充填物を添加されたポリマーである、請求項17に記載の方法。
  21. 前記第1のポリマー材料が、タングステンを添加されたポリマーである請求項17に記載の方法。
  22. カテーテルまたはシースのための分割可能な補強された可撓性管状体を製造する方法であって、
    マンドレルの周囲に内管を提供する工程であって、前記内管が、前記内管の第1と第2の長手方向縁部によって画定される第1の間隙を形成するように長手方向に分割される、工程と、
    前記内管の前記外周面の周囲に補強層を提供する工程と、
    前記補強層の周囲に外管を提供する工程であって、前記外管が、前記外管の第3と第4の長手方向縁部によって画定される第2の間隙を形成するように長手方向に分割され、前記外管が、前記第2の間隙が前記第1の間隙と概ね整列するように位置決めされる、工程と、
    前記外層の前記外周面の周囲に熱収縮層を提供する工程と、
    前記熱収縮層に熱を加え、前記内管と前記外管、前記第1と第2の長手方向縁部、および前記第3と第4の長手方向縁部を接合させる工程とを含む方法。
  23. 前記マンドレルが、前記内管の内周面に長手方向に延びる剥離溝を形成するための隆起部を含み、前記内管が、前記隆起部が前記第1の間隙と概ね整列するように前記マンドレルの周囲に位置決めされる、請求項22に記載の方法。
  24. 前記内管および前記外管を形成するために使用される前記第2のポリマー材料と組成が少なくともやや異なる第1のポリマー材料を前記第1と第2の間隙の中に配置する工程をさらに含む、請求項22に記載の方法。
  25. 前記熱源が前記第1と第2のポリマー材料の間に結合界面を形成し、前記結合界面が、前記管状体の分割を容易にする応力集中を発生させる、請求項24に記載の方法。
  26. 前記第1のポリマー材料が、前記第2のポリマー材料より放射線不透過性が高い、請求項24に記載の方法。
  27. 前記第1のポリマー材料が、約22から約83までの少なくとも1つの原子番号を備える純金属または金属化合物の、生体適合性の放射線不透過性充填物を添加されたポリマーである、請求項24に記載の方法。
  28. 前記第1のポリマー材料が、タングステンを添加されたポリマーである請求項24に記載の方法。
  29. 前記補強層を、前記第1の間隙と整列する長手方向の弱化線に沿って弱化させる工程をさらに含む、請求項22に記載の方法。
  30. 前記補強層が、前記内管の前記外周面の周囲に配置される前に、前記長手方向の弱化線に沿って応力を加えられ又は処理される、請求項29に記載の方法。
  31. 前記補強層が、前記内管の前記外周面の周囲に配置された後に、前記長手方向の弱化線に沿って応力を加えられ又は処理される、請求項29に記載の方法。
  32. 前記補強層が、前記補強層を形成する網状体または複数の編組線を疲労化、熱処理、および化学的処理することからなる群から選択される方法によって応力を加えられ又は処理される、請求項30または31に記載の方法。
  33. 前記補強層が、前記補強層を形成する網状体または複数の編組線を挟み込む、押し潰す、および刻み込むことからなる群から選択される方法によって応力を加えられ又は処理される、請求項30または31に記載の方法。
  34. 前記補強層が網状体または複数の編組線を含み、前記補強層が、前記長手方向の弱化線に沿って一定の間隔で前記編組線または網状体に切り込みを入れることによって、応力を加えられ又は処理される、請求項30または31に記載の方法。
  35. 前記補強層は、
    前記管状体を押し潰し、よじり、ねじり、長手方向に圧縮し、または長手方向に引っ張る力に耐えるように形成され、且つ、
    前記管状体における、前記第1の間隙をまたいで互いに対向する側部に互いを横方向に分離するように力が加えられたとき、前記第1の間隙の付近において弱化するように形成される、請求項22に記載の方法。
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