JP2008539691A5 - - Google Patents

Claims (7)

1. 圧電トランスデューサを電気的に駆動して、軸を中心として相対する円周方向に機械的共振周波数でミラーを機械的に振動させる装置であって、
   ａ）固有の容量を有する該トランスデューサに電気的に接続され、電気的共振周波数を有する直列共振回路を形成する、インダクタンスを有するインダクタであって、該電気的共振周波数は、温度、該トランスデューサおよび該インダクタの使用年数および許容差における変動の全体にわたって、該機械的共振周波数よりも大きい、インダクタと、
   ｂ）駆動周波数を有する電気的駆動信号を用いて該共振回路を駆動させる手段であって、該駆動周波数は、該電気的共振周波数とは、あるパラメータのぶん異なっており、該駆動させる手段は、ＤＣ電源にわたって接続された２つのアームを有するブリッジ回路を含んでおり、各アームは、一対の作動可能なスイッチと、その間の接合部とを有しており、該直列共振回路は、該アームの各接合部の間に接続されている、手段と、
   ｃ）該パラメータを調整して、該駆動周波数を該機械的共振周波数に対応させて、該相対する円周方向の両方において同じ角速度で該ミラーを振動させ、該電気的共振周波数における変動を補償する手段であって、該調整する手段は、該スイッチの作動を周期的に制御するコントローラを含んでおり、該スイッチのうちの少なくとも一方は、該スイッチのうちの他方とは異なる時間に作動され、該異なる時間は、該調整されるパラメータである、手段と
   を備えている、装置。
2. 前記電気的共振周波数は、前記機械的共振周波数の２倍以上である、請求項１に記載の装置。
3. 各スイッチは、トランジスタであり、前記ブリッジ回路は、各アームの１つのスイッチと、それぞれのアームの接合部との間に接続されたダイオードを含んでいる、請求項１に記載の装置。
4. 前記コントローラはまた、前記スイッチの作動を周期的に制御することにより、ＤＣ電圧を、周期を有する交流波形を有している駆動電圧に変換するように動作可能である、請求項１に記載の装置。
5. 前記コントローラは、前記パラメータが調整されることを決定するスイッチ時間にわたって、各アームにおける少なくとも１つのスイッチを閉じ、各アームにおける少なくとも別のスイッチを開く、請求項４に記載の装置。
6. 前記容量は、前記駆動電圧の各半周期の間に充電される、請求項５に記載の装置。
7. 前記コントローラは、前記駆動信号の振幅を決定する時間にわたって、少なくとも１つのスイッチを閉じる、請求項４に記載の装置。