JP2008539114A - セミトレーラを完全に自動的に切り離し且つ連結するための方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
本発明は、セミトレーラ(4)をトラクタ(1)から切り離し且つトラクタ(1)に連結するための方法に関する。セミトレーラ(4)の切り離しは、セミトレーラ(4)の少なくとも1つの支持装置(5)の下降と第5輪(2)のロック接続の開放を含み、セミトレーラ(4)の連結は、第5輪(2)のロック接続の閉鎖とセミトレーラ(4)の少なくとも1つの支持装置(5)の持ち上げを含み、セミトレーラ(4)を切り離すためのステップは、操作装置(8)が切り離し位置に移動されたときに、制御装置(9)によって自動的に行われ、さらに、連結するためのステップは、操作装置(8)が連結位置に移動されたときに自動的に行われ、また連結中に及び/又は切り離し中に、トラクタ(1)の少なくとも後車軸領域(7)は走行レベルよりも高く持ち上げられる。結果として、セミトレーラ(4)の連結及び切り離しが簡単になる。
Description
本発明は、セミトレーラをトラクタから切り離すか又はセミトレーラをトラクタに連結するための方法であって、セミトレーラを切り離すステップが、セミトレーラの少なくとも1つの支持装置を下降させるステップと、第5輪のロック接続を開放するステップとを含み、セミトレーラを連結するステップが、第5輪のロック接続を閉鎖するステップと、セミトレーラの少なくとも1つの支持装置を持ち上げるステップとを含み、操作装置が切り離し位置に移動された場合、セミトレーラを切り離すための方法ステップが、制御装置によって自動的に行われ、操作装置が連結位置に移動された場合、連結するための方法ステップが自動的に行われる方法に関する。
従来の第5輪を有するセミトレーラ連結車では、セミトレーラ自体を連結した後に、トラクタとセミトレーラとの間の空気圧の接続及び電気の接続を確立しなければならない。このことを行うために、運転者は、車両から降車し、セミトレーラの空気圧ラインをトラクタに接続し、次に、セミトレーラの電気ラインをトラクタに接続しなければならない。
その次に、持ち上げ軸によって、セミトレーラを僅かに持ち上げなければならない。次に、運転者がハンドクランクを使用することによって、セミトレーラの支持脚が持ち上げられる。
特許文献1は、セミトレーラの完全自動の連結及び切り離しを可能にする機械的な第5輪を開示している。この文献では、キングピン内への特別なプラグ接続を介して、空気圧ライン及び電気ラインの経路が設定される。結果として、これらのラインの接続部を自動的にプラグ接続することが可能になる。
冒頭に述べた方法では、もはやトラクタの運転者が運転室から離れる必要がない。さらに、運転者は種々の操作装置を操作する必要がない。運転者は、切り離すべきであるか又は連結すべきセミトレーラ用の1つのみの操作装置を操作するだけで済む。したがって、切り離し及び連結が速くなる。操作装置について、異なる実施形態が考えられる。例えば、セミトレーラを載置する第1の切換位置と、セミトレーラを持ち上げる第2の切換位置とを有するスイッチとして、操作装置を具体化できる。さらに、操作装置は、押しボタンとしても良いし、又は2つのオペレータ制御ノブを有するようにしても良く、この場合、オペレータ制御ノブの一方は、セミトレーラを持ち上げるように操作することができ、もう一方は、セミトレーラを下降させるように操作することができる。
本発明の目的は、セミトレーラを迅速かつ確実に連結し、切り離すことができる、セミトレーラを切り離し且つ連結するための方法を提供することである。
この目的は、少なくとも「連結」又は「切り離し」工程のいずれかの間に、トラクタの少なくとも後車軸領域が走行レベルよりも高く持ち上げられる冒頭に述べた種類の方法によって達成される。これにより、セミトレーラの前方が僅かに持ち上げられるので、支持装置の荷重が軽減される。この結果、運転者は、連結工程中において、トレーラーが持ち上げられた後にキングピンが第5輪に係合するまでの間に、支持装置を損傷することなく、さらに後退できる。
本方法の1つの好ましい別形態では、ロック接続が開放される前に、トラクタが、少なくとも後車軸領域において、最初に、走行レベルよりも高く持ち上げられ、次に、走行レベルよりも低く下降されるように意図することが可能である。このことにより、ロック接続がアクティブまたは維持されることを保証できる。
さらに好ましい別形態では、ロック接続が開放された後に、トラクタは、少なくとも後車軸領域において、走行レベルよりも低く下降される。結果として、特に、車両の後車軸領域が、空気圧サスペンションによって最下位置まで下降されたときに、トラクタをセミトレーラの下から外へ移動させることができる。
1つの好ましい別形態では、少なくとも1つの支持装置を障害なしに下降させることができなかった場合、メッセージがトラクタの運転者に送られる。このことにより、車両に対する及びセミトレーラに対する損傷が防止される。支持装置が障害なしに下降されなかった場合、セミトレーラを確実に載置できない。それどころか、トラクタが移動して離れたときにセミトレーラが転倒する危険性があり、及び/又は支持装置が損傷する危険性がある。支持装置が障害なしに下降できなかったことを示す対応するメッセージが運転者に送られた場合、運転者は手動で介入できる。
セミトレーラがうまく載置されたときに、これを運転者に通知するために、メッセージが運転者に送られたならば、運転者が、あまりにも早期にセミトレーラの下から移動しようとすることを防止することが可能である。これにより、トラクタに対する及びセミトレーラに対する損傷を防止できる。
特に、トラクタが切り離し工程中に下降された場合、セミトレーラが切り離された後に、トラクタの走行レベルが回復されると有効である。ひとつの発展形態では、切り離しが行われた後に、予め規定された時間が経過するか、又は予め規定された距離を走行するまで、走行レベルが回復されないような設定をすることが可能である。この場合、走行レベルを自動的に回復できる。運転者は、このことを自分で考慮する必要がないか又はこの工程を自分で開始する必要がない。
操作装置が連結位置に操作されたときに後車軸レベルが走行レベルよりも低く下降されると特に好ましい。このことは、好ましくは、自動的に行われ、この結果、車両が後退したときに、第5輪がセミトレーラのキングピンを囲み、セミトレーラが正確に接続されることが保証される。この場合、第5輪がキングピンの下端のレベルよりも低く下降されないことに注意する必要がある。さもなければ、トラクタはセミトレーラの下方で行き過ぎてしまうであろう。あるいは、運転者が手動でトラクタを下降させてもよい。
トラクタがセミトレーラを持ち上げる準備ができている状態にあるというメッセージが、トラクタの運転者に送られると有効である。このことは、特に、ロック接続が開放されており、トラクタが持ち上げ領域において下降されている場合に行うことができる。この状態において、トラクタは、セミトレーラの下に移動する状態にあり、キングピンを第5輪の持ち上げ板内に移動させる準備ができている。したがって、メッセージにより、運転者が、セミトレーラの下を安全に走行できるという情報が運転者に提供される。
1つの有利な別形態では、トラクタの少なくとも後車軸領域を持ち上げることによって、セミトレーラが持ち上げられた場合、メッセージがトラクタの運転者に送られる。この後に、キングピンが第5輪に係合し、第5輪が機械的に閉鎖されるまで、運転者がさらに後退できる。
第5輪が閉鎖された後に、トラクタの少なくとも後車軸領域は、走行レベルに自動的に調整される。このことは、セミトレーラを連結したトラクタが移動を行う準備ができている状態にあることを意味する。
また、この目的は、セミトレーラを、少なくとも1つの制御装置を有するトラクタから切り離し且つそのトラクタに連結するための装置によって達成され、この場合、正確に1つの操作装置は、セミトレーラを自動的に持ち上げて載置するために設けられ、この操作装置は制御装置に接続され、制御装置は、第5輪のロック接続と少なくとも1つの支持装置とを制御し、制御装置によって制御される持ち上げ装置は、トラクタの少なくとも1つの後車軸領域を走行レベルよりも高く持ち上げるために設けられる。
上記装置により、セミトレーラの連結及び切り離しが著しく簡単になる。車両の運転者は、セミトレーラを連結し且つ切り離すために、通常、もはや車両から離れる必要がない。さらに、ただ1つの操作装置を操作するだけで済むので、操作が著しく簡略化される。制御装置は、車両制御装置、特に、電子的に操作可能な駆動伝達系用の制御ユニットに一体化することができる。特に、例えばソフトウェアモジュールとして、制御装置、又は制御装置の機能を車両制御装置に実装できる。持ち上げ装置は、セミトレーラを走行レベルよりも高く持ち上げるように機能するので、セミトレーラ支持脚の荷重が軽減される。後車軸領域が走行レベルよりも低く下降されているときに、すなわち、トラクタをセミトレーラの下に移動させるために下降させているときに、トラクタの後車軸領域を持ち上げて走行レベルまで戻すために、持ち上げ装置を使用することもできる。
制御装置によって制御される下降装置は、トラクタを下降させるために有利に設けられる。これにより、セミトレーラが切り離されるとき、第5輪のロック接続が開放された後に、トラクタを走行レベルよりも低く下降させることができ、またセミトレーラが連結されるとき、トラクタがセミトレーラの下に移動される前に、トラクタを下降させることができる。この措置により、セミトレーラの連結及び切り離しが簡単になる。
少なくとも1つの圧力センサが、後車軸領域に作用する圧力を決定するために設けられた場合、セミトレーラの少なくとも1つの支持装置の荷重を軽減するために、この車軸(持ち上げ軸)に作用する圧力を測定でき、車軸が十分な高さに持ち上げられたことを特定する。この場合、セミトレーラが持ち上げられると、持ち上げ軸に作用する質量が増加するという事実を利用している。あるいは、セミトレーラ支持脚の荷重が軽減されることが保証される程度に、後車軸のレベルを走行レベルよりも高く持ち上げることも可能である。
支持装置を監視する少なくとも1つのセンサが設けられた場合、この少なくとも1つのセンサは、制御装置を介して運転室の信号出力装置に信号伝達手段によって接続することができ、この結果、運転者に、支持装置を正確に操作させることが不可能であることを示すメッセージを送ることができる。さらに、信号出力装置は、トラクタがセミトレーラの下に移動する準備ができていること、すなわち、トラクタが少なくとも後車軸領域において下降されたことを示すメッセージを送ることができる。
制御装置は、トラクタの速度又はトラクタの後退ストロークを測定するためのセンサに接続することもできる。セミトレーラが載置された後に、予め規定された閾値、すなわち、予め規定された距離を超えた場合、車両を自動的に持ち上げて走行レベルまで戻すことができる。
本発明のさらなる特徴及び利点は、以下の本発明の典型的な実施形態の説明と、本発明にとって重要な詳細を示した添付図面から、および請求項から明らかになる。個々の特徴を、それ自体個々に実現するか、又はそれらの複数の特徴を、本発明の別形態の任意の所望の組み合わせにより実現することができる。
典型的な実施形態について、概略図に示し、以下の発明の詳細な説明で説明する。
図は、トラックトラクタとして具体化されるトラクタ1を示している。トラクタ1は、セミトレーラ4のキングピン3を受容するための第5輪2を有する。セミトレーラ4は載置状態で示されている。このことは、セミトレーラ4が、支持装置5によってまたセミトレーラの車輪6によって支持されることを意味する。
トラクタ1の制御装置9は、運転室の操作装置8に接続され、この操作装置8は、具体的な実施形態においてスイッチとして具体化される。操作装置8の第1の操作により、セミトレーラ4を載置するための複数の方法ステップを開始することが可能になる。操作装置8の第2の操作により、セミトレーラ4を持ち上げるための方法ステップを開始することが可能になる。
さらに、制御装置9は、トラクタ1の後車軸領域7用の持ち上げ装置10及び下降装置(図示せず)に接続され、この持ち上げ装置10及び下降装置は、具体的な実施形態において空気圧サスペンションシステムで構成される。制御装置9を始動させることにより、持ち上げ装置10及び下降装置を使用して、トラクタ1の後車軸領域7を持ち上げるか又は下降させることができる。同様に制御装置9に接続される圧力センサは持ち上げ装置10を監視する。
別のセンサによって、トラクタ1がセミトレーラ4の下に移動することが可能なレベルに達する程度に、後車軸領域7が下降されているかどうかを測定することが可能である。セミトレーラ4が載置されているときに、トラクタ1を下降させることにより、セミトレーラ4を切り離す工程が終了した後に、制御装置9が切り離し工程が終了したことを認識できるように、センサによって、対応する信号を制御装置9に送信できる。
制御装置9は、図示されていない信号出力装置にも接続され、この信号出力装置によって、メッセージが運転者に出力されることが可能である。信号出力装置は、視覚信号、音響信号、又は視覚的かつ音響的な合成信号又はメッセージを出力できる。このようにして、例えば、運転者に切り離し工程の終了を表示できる。
制御装置9は、第5輪2とキングピン3との間の接続が閉鎖されている場合に、具体的な実施形態で2つの支持体を備える支持装置5にも接続される。制御装置9により、支持装置5の下降及び収縮を行うことができ、また、制御装置9に接続されるセンサによって、支持装置5の正確な収縮及び伸長を監視できる。さらに、支持装置5が下降されているときに、障害が発生した場合、このことが制御装置9に伝えられ、信号出力装置を介して、対応する警告メッセージを運転者に出力できる。
トラクタ1には、距離測定装置を設けることも可能であるので、セミトレーラ4が載置された後にトラクタ1がどれ位の距離後退したかを検出することが可能である。予め規定された距離を超えた場合、制御装置9を再び始動させるか又は制御することによって、下降装置によりトラクタ1を走行レベルまで持ち上げることができる。
セミトレーラ連結工程の開始時に、トラクタ1はセミトレーラ4の前方に配置される。運転者は、運転室にある操作装置8の「セミトレーラ連結工程の開始」というノブを押す。それに続いて、制御装置9は、第5輪2がセミトレーラ4に衝突することを防止するために、最小レベルまで、すなわち、走行レベルよりも低いレベルまでトラクタ1の後車軸領域7を下降させる。次に、運転者が今やセミトレーラ4の下に移動できることを運転者に通知する表示が運転者に行われる。
その次に、セミトレーラ連結工程を継続するために、運転者はセミトレーラ4の下に移動する。トラクタ1が停止するまで、制御装置9が待機する(あるいは、第5輪2がセミトレーラ4の下に配置されたことを示す操作装置8のノブを運転者が押したことを確認するまでトラクタ1が待機する)。
トラクタ1がセミトレーラ4の下に配置されていることが確認されると、後車軸7は、制御装置9によって走行レベルよりも高く持ち上げられる。したがって、セミトレーラ4の前方が僅かに持ち上げられて、支持装置5(セミトレーラ支持脚)の荷重が軽減される。セミトレーラ4が持ち上げられると、持ち上げ軸に作用する質量が増加するので、圧力センサにより後車軸(持ち上げ軸)の圧力を検知することによって、後車軸領域7が十分な高さに持ち上げられたときを測定することが可能である(あるいは、セミトレーラ4が持ち上げられていることが保証される走行レベルよりもはるかに高いレベルに、持ち上げ軸のレベルを設定することもできる)。
それに続いて、セミトレーラ4が持ち上げられており、運転者が今やさらに後退できることを示す情報の表示が運転者に行われ、この後に、キングピン3が、第5輪2に係合して、その第5輪を機械的にロックするまで、運転者は、トラクタ1を後退させる。
次に、制御装置9によって、キングピン3を介した電気接続及び空気圧接続が確立される。表示装置によって、運転者には、接続の状態に関する情報が通知される。十分な圧縮空気がセミトレーラ4の圧縮空気ラインに存在するまで制御装置9が待機する。この後に、支持装置5が上方に移動される。運転者には、表示装置によって、支持装置5の支持脚の状態に関する情報が通知される。支持脚が収縮された場合、運転者には、連結工程が終了したことが通知される。制御装置9が、最終的に、後車軸を走行レベルに配置して、セミトレーラ連結工程が終了する。
セミトレーラの切り離し工程の前には、トラクタ1は、セミトレーラ4に連結されて配置されている。運転者は、セミトレーラの切り離し工程を開始するために操作装置8のノブを押す。ノブが押されたときに、運転者は、セミトレーラの切り離し工程を危険を伴わずに行うことができるかどうかも確認する。
それに続いて、制御装置9は後車軸又は後車軸領域7を走行レベルに配置する。その後、制御装置は支持装置5のセミトレーラ支持脚を下降させる。ロック接続が行われることを確実にするために、トラクタの後車軸7は、走行レベルよりも数cm高く持ち上げられ、次に、走行レベルよりも数cm低く下降される。運転者には、状態に関する情報が通知される。
それに続いて、キングピン3のプラグイン接続が解除される。運転者には、接続の状態に関する情報が通知される。それに続いて、第5輪2内のキングピン3のロック接続が開放される。運転者には、運転者がセミトレーラ4の下からゆっくりと移動できる状態に入ったことを示す情報が提供される。この工程において、トラクタ1の後部が下降されるので、セミトレーラ4は第5輪2から落下せず、支持装置5のセミトレーラ支持脚で安全に載置する。
トラクタ1が数メートル移動した後に、後車軸領域7は、制御装置9によって再び走行レベルに設定され、セミトレーラの切り離し工程が終了する。
当然のことながら、特に、個々のステップが自動的に行われているときに障害が発生した場合には、連結工程中でも、切り離し工程中でも、運転者が手動で個々のステップを行うことができる。
Claims (16)
- セミトレーラ(4)をトラクタ(1)から切り離すための方法ステップであって、
−前記セミトレーラ(4)の少なくとも1つの支持装置(5)が下降され、
−第5輪のロック接続(2)が開放される方法ステップと、
前記セミトレーラ(4)をトラクタ(1)に連結するための方法ステップであって、
−前記第5輪(2)のロック接続が閉鎖され、
−前記セミトレーラ(4)の前記少なくとも1つの支持装置(5)が持ち上げられる方法ステップと、
を含み、
操作装置(8)が切り離し位置に移動される場合、前記セミトレーラ(4)を切り離すための前記方法ステップが、制御装置(9)によって自動的に行われ、前記操作装置(8)が連結位置に移動される場合、連結するための前記方法ステップが自動的に行われる方法において、
前記連結及び/又は切り離しする際に、前記トラクタ(1)の少なくとも後車軸領域(7)が前記トラクタ(1)の走行レベルよりも高く持ち上げられることを特徴とするセミトレーラ(4)をトラクタ(1)から切り離すか又は該トラクタに連結するための方法。 - 前記ロック接続が開放される前に、前記トラクタ(1)が、少なくとも前記後車軸領域(7)において、最初に、前記走行レベルよりも高く持ち上げられ、次に、前記走行レベルよりも低く下降されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記ロック接続が開放された後に、前記トラクタ(1)が、少なくとも前記後車軸領域(7)において、前記走行レベルよりも低く下降されることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
- 前記少なくとも1つの支持装置(5)を障害なしに下降させることができなかった場合、メッセージが前記トラクタ(1)の運転者に送られることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
- 前記セミトレーラ(4)がうまく切り離された場合、このことに関するメッセージが前記運転者に送られることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
- 切り離しが行われた後に、前記トラクタ(1)の前記走行レベルが回復されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
- 切り離しが行われた後に、予め規定された時間が経過するか、又は予め規定された距離を走行した場合、前記走行レベルが回復されることを特徴とする請求項6に記載の方法。
- 前記操作装置(8)が前記連結位置に操作されたときに、前記トラクタ(1)が、少なくとも前記後車軸領域(7)において、前記走行レベルよりも低く自動的に下降されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
- 前記トラクタ(1)が前記セミトレーラ(4)を持ち上げる準備ができている状態にあるというメッセージが、前記トラクタ(1)の前記運転者に送られることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法。
- 前記セミトレーラ(4)が、前記トラクタ(1)の少なくとも前記後車軸領域(7)を持ち上げることによって持ち上げられ、このことに関するメッセージが前記トラクタ(1)の前記運転者に送られることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法。
- 前記第5輪(2)が閉鎖された後に、前記トラクタ(1)の少なくとも前記後車軸領域が前記走行レベルに自動的に調整されることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
- セミトレーラ(4)を、少なくとも1つの制御装置(9)を有するトラクタ(1)から切り離し且つ該トラクタに連結するための装置であって、正確に1つの操作装置(8)が、前記セミトレーラ(4)を自動的に切り離し且つ連結するために設けられ、前記操作装置(8)が前記制御装置(9)に接続され、前記制御装置(9)が、第5輪(2)のロック接続と少なくとも1つの支持装置(5)とを制御する装置において、
前記制御装置(9)によって制御される持ち上げ装置(10)が、前記トラクタ(1)の少なくとも1つの後車軸領域(7)を走行レベルよりも高く持ち上げるために設けられることを特徴とする装置。 - 前記制御装置(9)によって制御される下降装置が、前記トラクタ(1)の少なくとも前記後車軸領域(7)を下降させるために設けられることを特徴とする請求項12に記載の装置。
- 少なくとも1つの圧力センサが、前記後車軸領域(7)に作用する圧力を測定するために設けられることを特徴とする請求項12又は13に記載の装置。
- 前記支持装置(5)を監視する少なくとも1つのセンサが設けられることを特徴とする請求項12〜14のいずれか1項に記載の装置。
- 信号伝達手段によって前記制御装置(9)に接続される信号出力装置が設けられることを特徴とする請求項12〜15のいずれか1項に記載の装置。
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