JP2008538868A - 自己整合型stisonos - Google Patents

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Abstract

マルチビットSONOSフラッシュメモリデバイスにシャロー分離トレンチおよび構造を製造するための方法(300,350)を開示する。一方法局面(300)は、ウェハ(402)の基板(408)上に多層絶縁−電荷トラッピング−絶縁スタック(420)たとえばONOスタック(420)を形成するステップ(310)と、ウェハ(402)の周辺領域(406)から多層絶縁−電荷トラッピング−絶縁スタック(420)を除去するステップ(312)とを備え、それによって多層絶縁−電荷トラッピング−絶縁スタック(420)をウェハ(402)のコア領域(404)に規定する。方法(300)はさらに、基板(408)の周辺領域(406)上にゲート絶縁層(426)を形成するステップ(314)と、コア領域(402)の多層絶縁−電荷トラッピング−絶縁スタック(420)と、周辺領域(406)のゲート絶縁物(426)との上に第1のポリシリコン層(428)を形成するステップ(316)と、その後分離トレンチ(438)をコア領域(402)および周辺領域(406)の基板(408)に同時形成するステップ(318)とを備える。その後、分離トレンチを絶縁物(446)で充填し(326)、第1のポリシリコン層(428)と充填したトレンチ(438)との上に第2のポリシリコン層(452)を形成し(332)、自己整合型STI構造(446)を形成する。方法(300)は、周辺領域のSTI端部におけるONO残留ストリンガーを防止し、活性領域の損失を減少させ、STI端部における周辺ゲート酸化膜およびONOの薄膜化を抑え、熱処理工程の減少により分離注入中のドーパント拡散を減少させる。

Description

本発明は、概して半導体装置の処理に関し、特に、半導体装置においてフラッシュメモリセルを製造するための方法およびシステムに関する。
フラッシュおよびその他の種類の電子メモリデバイスはメモリセルで構成され、メモリセルは、二値情報またはデータを個々に記憶しこれにアクセスできるように機能する。メモリセルは一般に、多数のセルユニット、たとえば8個のセルを含むバイトや、16個以上のセルを含み得るワードに編成されており、通常8の倍数で構成される。このようなメモリデバイス構造におけるデータの記憶は、メモリセルの特定の組への書込によって実行される。これをセルのプログラミングとも称する。セルからのデータの取出は、読出動作において行なわれる。プログラミング動作および読出動作に加え、メモリデバイスにおけるセルグループを消去することもでき、このグループの各セルはある既知の状態にプログラミングされる。
個々のセルは、個々にアドレス指定可能なユニットまたはグループ、たとえばバイトまたはワードに編成され、これらの単位またはグループは、読出、プログラミングまたは消去動作のためにワード線およびビット線を用いてアドレスデコーディング回路を介してアクセスされる。従来のフラッシュメモリはセル構造に構成され、1ビット以上の情報またはデータが各フラッシュメモリセルに記憶される。典型的な単一ビットメモリ構造において、各セルは典型的にMOSトランジスタ構造を含み、基板またはPウェル内にソース、ドレインおよびチャネルを有し、さらにチャネル上にスタックトゲート構造を有する。スタックトゲートはさらに、Pウェルの表面に形成された薄いゲート絶縁層(トンネル酸化膜とも称する)を有することもある。
スタックトゲートはまた、トンネル酸化膜上のポリシリコンフローティングゲートとフローティングゲート上のインターポリ絶縁層とを有する。インターポリ絶縁層は、2つの酸化層が窒化層を挟んでいる酸化物−窒化物−酸化物(ONO)層のような多相絶縁体であることが多い。最後に、ポリシリコンコントロールゲートがインターポリ絶縁層上に重なる。
その他の種類のメモリデバイスにはONO層の上下にシリコンまたはポリシリコンを有するものがあり、それらのシリコン−酸化物−窒化物−酸化物−シリコンデバイスをSONOSメモリデバイスとも称する。このようなデバイスには物理デュアルビットメモリセルを含めることができ、個々の物理デュアルビットメモリセルは、局部的な電荷トラッピングによって2つのバイナリビットのデータを記憶するようになっている。SONOSメモリデバイスは、底部酸化膜が薄く、動作電圧が低く、かつプログラミング速度が速いデータ保持を提供する。
デュアルビットメモリセルは一般に対称的であり、2つの同じ交換可能なソース/ドレイン領域を有する。ゲート、ドレインおよびソース端子に適切な電圧を印加すると、(たとえば読出、プログラミング、消去、検証またはその他の動作のために)2ビットのうちの一方にアクセスできる。単一ビットであろうとマルチビットであろうと、フラッシュメモリデバイスにおけるコアセルはさまざまな構成に相互接続することができる。たとえばセルを、ある行におけるセルのコントロールゲートが個々にワード線と接続された仮想接地型構成に配列してもよい。また、特定の列におけるメモリセルのソース/ドレイン領域は、1本の導電性ビット線によって互いに接続される。動作の際、個々のフラッシュセル
およびその個々のデータビットが、個々のフラッシュセルの第1のおよび第2のソース/ドレイン領域に接続されたそれぞれのビット線と、ゲートに接続されたワード線とによって、周辺デコーダおよび制御回路を用いて、プログラミング(書込)、読出、消去またはその他の機能のためにアドレス指定される。
このようなアレイ構成の大部分において、個々のフラッシュセルの活性領域は、絶縁物を含む分離構造によって互いに電気的に分離されている。この分離構造は、ONO層およびポリシリコンゲート層を形成する前に、従来のシャロートレンチ分離(STI)製造方法による分離構造と同様に形成することができる。
デバイスが高集積化し、製品寸法が縮小化するにつれて、個々のメモリセルに関連したさまざまな構造および機構の寸法を縮小することが望ましい。この縮小をスケーリングとも称する。しかしながら、従来のデュアルビットSONOSフラッシュメモリセルを製作するのに用いられる製造技術によって、設計者によるセル寸法の縮小が制限されるかまたは妨げられる。STI分離構造をSONOSフラッシュメモリデバイスに形成することができる従来の製造プロセスにおいては、まずSTIを形成して充填し、ONO層をSTIおよび基板上に形成する。次に異方性エッチングを用いて周辺領域のONOを除去し、デバイスのコア領域のONOは残す。その後、ポリシリコンゲート層を選択的にウェハ上に形成し、その他の典型的なリソグラフィープロセスが通常通り続く。
しかしながら、異方性エッチングは水平面に対して選択的に働くため、ONOの残留ストリンガーがダイの周辺領域におけるSTI領域の側方端部に残ってしまうおそれがある。メモリデバイスを縮小してデバイスの高集積化を容易にするためには、STI分離構造間の分離ドーパント拡散を最小に保ちつつ、STI分離構造間に最大の活性領域を設けることが望ましい。しかしながら、このような分離構造を形成するのに用いられる酸化処理、熱処理および洗浄処理の数が制限されているため、一般に過剰な酸化、ドーパント拡散およびSTI酸化膜薄膜化領域が生じ、デバイスを所望の性能仕様内に縮小することが実質上制限される。したがって、デバイス性能を犠牲にすることなくマルチビットSONOSフラッシュメモリデバイスを縮小することが可能な、改良された製造技術が必要である。
発明の開示
本発明のいくつかの局面が根本的に理解できるように、本発明の簡略な概要を以下に示す。本概要は、本発明の広範な全体像ではない。本概要は、本発明の主要または不可欠な要素を特定するものでも、本発明の範囲を限定するものでもない。むしろ本概要の主目的は、後述するより詳細な説明への導入として本発明のいくつかの概念を簡略に示すことである。
本発明は、メモリアレイの活性コア領域および周辺領域を分離するのに用いられる改良された自己整合型STI構造(SASTI)の形成を伴う、マルチビットSONOSおよびその他のフラッシュメモリセルを製造するための方法を提供する。本発明の方法は、メモリデバイスのコア領域および周辺領域の両方においてSASTI構造を同時に製造することを規定しており、たとえばNAND型メモリ構造において有用である。
一方法は、ウェハの基板上に形成された多層絶縁−電荷トラッピング−絶縁スタック(たとえばONOスタック)の製造を規定している。当該スタックは、ウェハの周辺領域から除去され、ウェハのコア領域に規定される。その後基板の周辺領域上にゲート絶縁層(たとえばSiO2)を形成(たとえば熱酸化によって成長)する。第1のポリシリコン層
(ポリ1)は、ポリシリコンゲートとして用いるために、コア領域の多層絶縁−電荷トラッピング−絶縁スタック(たとえばONO)と、周辺領域のゲート絶縁層との上に形成される。開口部またはSTI分離トレンチを、コア領域のポリ1層およびスタックを貫通して、ならびに周辺領域のポリ1層およびゲート絶縁層を貫通して基板に同時形成し、それによってウェハの両方の領域に分離トレンチを規定する。
SASTIトレンチを形成した後、かつトレンチを充填する前に、トレンチに対して、ドーパントイオン種(たとえばB,BF2またはp型ドーパント)をトレンチ開口部から基板へと注入してもよく、これによってVtおよびそのような他のデバイス特性を向上させるなどして変更する。その後、トレンチを絶縁物(たとえばSiO2)で(たとえば酸化または堆積処理によって)充填する。トレンチを絶縁物で充填した後、個々の分離構造を分離させるためにウェハを(たとえばCMP処理を用いて)平坦化してもよい。導電性ワード線構造を規定するか、またはポリシリコンゲートを対応するワード線に接続するために、ポリ1層と充填したトレンチとの上に、その後の第2のポリシリコン層(ポリ2)またはそのような別の導電物層を形成する。
本発明の一局面において、基板上の多層絶縁−電荷トラッピング−絶縁スタックは、ウェハの基板上の第1の酸化層と、第1の酸化層上の窒化層と、窒化層上の第2の酸化層とを、またはそのような別の多層ONO型スタックを含む。
本発明の他の一局面において、SASTIトレンチはメモリデバイスの周辺領域にのみ形成すればよく、たとえば、コア領域においてSASTIまたはSTI構造を使用する必要のないマルチビット型メモリ構造において有用であり得る。
本発明のさらに他の一局面において、たとえば、周辺領域において分離構造を使用する必要のない別の種類のデバイス構造、またはその他の将来の製造目的に対しては、メモリデバイスのコア領域にのみSASTIトレンチを形成すればよい。
本発明はこのように、必要な既存の処理工程が従来の方法よりも少ない縮小型メモリデバイスの製造を容易にする。本発明の製造方法の利点は、ONOがアルミナを含む場合に従来から除去するのが特に困難なONO残留ストリンガーを処理工程の順序によって防止すること、および、有害な洗浄工程が回避されるためにSTI端部における酸化膜薄膜化が防止されることにある。さらに本発明の製造方法は、ビット線およびそのような他の構造のための活性領域の損失を軽減する。これは必要な酸化処理および熱処理が少ないためである。その上、本発明の製造方法はSTI分離を向上させる。これはSASTI分離注入のドーパントの拡散が少なく、より容易に制御されるためである。
前述の成果および関連する結果について、以下の説明および添付の図面は、本発明のある例示的な局面および実施例を詳細に述べる。これらは、本発明の原理を採用し得るさまざまな方法のうちのいくつかのみを示すものである。本発明の他の目的、利点および新規な特徴は、図面と併せて考慮されると以下の本発明の詳細な説明から明らかになるであろう。
発明を実施する様態
図面を参照して、本発明の1以上の実施例を述べる。図面全体を通じて同じ要素に言及するのに同じ参照符号を用い、また図面において種々の構造が必ずしも同じ縮尺で描かれているとは限らない。本発明は、以下に例示し説明するデュアルビットまたは他のマルチビットSONOS型フラッシュメモリセルに関連する、フラッシュメモリ構造および装置を製造するためのシステムおよび方法に関する。しかし本発明は、その他の種類のフラッ
シュメモリデバイス、たとえば単一のまたはマルチビットのセル等の製造に用いてもよいことを、および本発明はここに具体的に例示し説明する実施例に限定されないことが理解されるであろう。
まず図1Aおよび図1Bを参照し、これらの図は、本発明のさまざまな方法によって製造し得る、例示的なデュアルビットメモリセル102と、1つの例示的な簡略化した形で相互接続した1個以上のセル102を含む仮想接地型メモリアレイ100の一部分とをそれぞれ示す。図1Aのメモリセル102は、n+ソース105とn+ドレイン106とを有するP型基板104を含む。セル102は、電荷トラッピング層、たとえば、上部SiO2層107と下部SiO2層108との間にシリコン窒化層103が設けられたONO層をさらに含む。ポリシリコンゲート109が上部酸化層107上に重なり、n型不純物(たとえばリン)によってドーピングされる。メモリセル102は、2つのデータビットすなわち点線の丸Aで示した左ビットおよび点線の丸Bで示した右ビットを記憶しこれにアクセスできるように動作可能である。デュアルビットメモリセル102は一般に対称的であり、ドレイン106およびソース105は交換可能である。たとえば右ビットBに関しては、左接合部105がソース端子となり、右接合部106がドレイン端子となる。同様に左ビットAに関しては、右接合部106がソース端子となり、左接合部105がドレイン端子となる。
セル102の例示的なアレイ100を図1Bに示す。アレイ100はゲート端子が対応するワード線(たとえばWL0からWLn)に連結されたフラッシュセル102の行と、1つのセル102のドレインが対応するビット線(たとえばBL0からBLm)および隣接セルのソースに連結されたセル102の列とを備える。図1Bでは、ワード線に対応するフラッシュセル102の各行は直列に接続され、あるセル102のソースは隣接セル102のドレインに連結されており、1列内のセル102の各ドレイン端子は同じビット線に接続される。これを仮想接地型メモリ構造とも称する。したがって、注目セル102に界接する、対応するワード線と1組のビット線とに適切な電圧を印加することによって、個々のフラッシュセル102を選択することができる。この例においては図1Bの例示的なアレイ100を示しているが、本発明の1以上の局面は他のアレイ構造にも適用可能であることが理解されるべきである。
図2Aから図2Fは、シャロートレンチ分離(STI)構造のための従来の処理方法を用いて半導体ウェハ202にデュアルセルSONOS型メモリセルを製造する際の従来のSTI処理を示す。図2Aから図2Fの従来の方法では、まず基板208の活性領域206の間の分離領域204にSTIトレンチ開口部およびSTI構造を形成する。
図2Aは、たとえば、半導体ウェハ202の基板208上における窒化層210の形成を示す。図2Bにおいて、活性領域206における窒化層210の部分を覆い、かつ分離領域204において露出した窒化層210の部分を残すように、パターニングしたレジストマスク212を形成すればよい。
図2Cにおいて、エッチング工程214を用いて、窒化層210を貫通して基板208内に分離トレンチまたは開口部216を形成する。その後レジストマスク212を除去し、ウェハを洗浄する。図2Dにおいて、たとえば堆積工程220によって、窒化層210上に重なり、かつ分離トレンチ216を充填するように絶縁物層218を形成する。図2Eにおいて、平坦化工程222、たとえば化学的機械工程(CMP)を利用してウェハを平坦化すればよい。平坦化は窒化層210上で止まり、絶縁物218を周囲の領域から分離し、活性領域206を電気的に分離するためのSTI構造224を規定する。最後に、窒化物層210を基板208から除去すればよく、それによって図2FのようなSTI構造224が出現する。結果として得られる構造224は、基板208上に延在し、かつ窒
化層210の高さと一致する高さの段差を有する。
図3Aから図3Cは、図2Aから図2Fの従来の方法によって多数のSTI構造を形成するための従来のシャロートレンチ分離処理の詳細および問題をさらに示す。
図3Aは、たとえば、図2Aから図2Fと同様の基板208のコア領域226および周辺領域227に従来の方法で形成されたいくつかの完成済みSTI構造224を示す。図3Bでは、ウェハ202のコア領域226および周辺領域227の両方において、基板208およびSTI構造224上にONO層230を形成する。次に図3Cに示すように、異方性エッチング234を用いて周辺領域227からONO層230を除去し、コア領域226においてはたとえばマスク層(図示せず)によって保護すればよい。その後、ウェハ202全体を通じてさらに従来の処理を続けてもよい。
しかしながら、図3Cの従来の方法にも示されているように、異方性エッチング234はONO層の水平面に対して選択的に働くため、周辺領域227における従来のSTI構造224の側面(端部)上に残留ONOストリンガー238が生じるおそれがある。
図4から図6は、図2Aから図2Fおよび図3Aから図3Cのウェハ202にSTI分離構造を形成する1つ以上の従来の方法に関連する他の問題を示す。
図4は、たとえば、従来のSTI製造方法における活性領域の損失を示す。分離トレンチ216を基板208の分離領域204に形成すると、その後のさらなる酸化および熱処理工程により、トレンチ216内に露出したシリコンが消費された分だけ酸化層240の厚さ240aが増大する。この酸化層240の厚膜化により、分離トレンチ216間にある活性領域242は、当初のシリコン材料244よりも小さくなる。したがって、1つ以上の従来のSTI製造方法においてフラッシュメモリデバイス用に利用可能な活性領域242は小さい。
図5は、ウェハ202において従来のSTI製造方法で行なわれる洗浄処理のためにSTI構造の端部に生じ得る酸化膜薄膜化の問題を示す。従来から、分離トレンチ216を絶縁物218で充填した後、かつONO層のゲート酸化膜または第1の酸化膜250を形成する前に、ウエット洗浄処理が必要である。洗浄処理には通常、DHF(希釈フッ酸)を用いたウエット酸化エッチングが必要である。この洗浄処理により、STI構造224の端部に窪みまたは穴254とこれに伴う酸化膜薄膜化領域256とが形成されるおそれがある。STI端部における酸化膜の厚さは、平坦領域の厚さよりも薄い傾向にあり、これは機械的応力によって最も生じやすい。
図6は、従来のSTI製造方法における過剰ドーパント拡散の有害な影響を示す。従来のSTI製造方法では、STIトレンチ216下の基板208内に注入されたドーパント260が、いくつかの追加の熱処理工程後に過剰に拡散するおそれがある。このような熱処理工程には、酸化または熱アニーリング動作が含まれ得る。これらの熱処理が続くにつれ、ドーパントが拡散するためにトレンチ216下の分離注入領域262が実質上広がる262a。したがって、2つのデバイス間の電気的分離が減少し、トランジスタのデバイス特性、たとえばトランジスタのしきい値Vtを変化させる。さらに、分離注入のドーパントはSTIの下に留まることが望ましいが、従来のフローの追加の熱処理工程に伴ってドーパントが拡散し、ドーパントの一部がシリコンの表面に到達して、デバイス特性を変えてしまう。
図7Aおよび図7Bにおいて、本発明の1つ以上の局面によってウェハにフラッシュメモリセルを製造するための例示的な方法300および350を示す。方法300および3
50は一連の行為または事象として下に例示し、説明するが、本発明はそのような行為または事象の例示した順序によって限定されないことが理解されるであろう。たとえば、本発明に係るここに例示および/または説明する行為もしくは事象とは別に、いくつかの行為は異なった順序で、および/または他の行為もしくは事象と同時に生じてもよい。また、本発明に係る手法を実施するのに、例示したすべての工程が必要とは限らない。さらに本発明に係る方法は、ここに例示し説明する構造の形成および/または処理ならびに例示しないその他の構造に関連して実施してもよい。一例では、方法300および350またはその変形例を、図8から図24に関して以下に例示し説明するように、デュアルビットメモリデバイスおよびその関連構造を製造するのに用いてもよい。したがって、方法300および350はウェハのコア領域、周辺領域または両方の領域において同時に実施してもよい。
図7Aの方法300は、たとえばステップ304から始まり、ステップ310において多層絶縁−電荷トラッピング−絶縁スタック、たとえば多層ONOスタックを標準的な処理を用いて基板上に形成する。ステップ310においてONO層を形成する際に、公知の酸化および/または堆積技術を含む適切な処理工程および材料を採用してもよい。ステップ310において形成される層は、ONOスタックを含むがそれに限定はされず、他のいずれの絶縁−電荷トラッピング−絶縁多層スタックでもよい。酸化絶縁物の場合、酸化層のいずれかは、デバイス性能および信頼性性能を最適にするために窒化物またはその他のドーパントを含み得る。また窒化層は、デバイス性能および信頼性性能を容易に向上させるためにSi、Nおよび/または酸素のようなドーパントを多く含み得る。基板上の多層ONOスタックは、たとえば、ウェハの基板上の第1の酸化層、第1の酸化層上の窒化層および窒化層上の第2の酸化層、または別のこのような多層ONO型スタックを含んでもよい。
ステップ312において、ONOスタックをウェハの周辺領域から基板まで除去し、ウェハのコア領域にONOスタックを規定する。周辺領域のONOスタックは、たとえばエッチング処理を用いて除去すればよい。その後ステップ314において、たとえば堆積または酸化処理を用いて、ゲート絶縁層またはゲート酸化層(たとえばSiO2)を周辺領域の基板上に形成する(たとえば酸化によって成長させる)。
ステップ316において、第1のポリシリコン層をコア領域のONOスタックと周辺領域のゲート絶縁層との上に形成する。第1のポリシリコン層はポリシリコンゲートとして用いることができる。ステップ318において、開口部を、コア領域の第1のポリシリコン層およびONOスタックを貫通して、ならびに周辺領域の第1のポリシリコン層およびゲート絶縁層を貫通して基板内に同時形成し、それによってウェハの両方の領域に分離トレンチを規定する。このように形成された分離トレンチはさらに、コア領域および/または周辺領域の分離トレンチ間に、ウェハの活性領域を規定する。このような分離トレンチ開口部は、ウェハの活性領域にフォトレジストマスク材料を選択的に塗布し、基板材料までエッチングすることによって形成してもよい。その後、たとえばウエットエッチング動作を用いてマスク材料または構造をウェハ活性領域から除去すればよく、ウェハを洗浄する。
分離トレンチを形成した後かつトレンチを充填する前に、電気的分離を向上させるためにトレンチの底部に対して、ドーパントイオン種(たとえばB,BF2またはp型ドーパント)をトレンチ開口部から基板へと注入(図示せず)すればよい。
ステップ326において、分離トレンチ開口部を絶縁物(たとえばSiO2)で(たとえば酸化または堆積処理によって)充填する。トレンチを絶縁物で充填した後、必要であれば、個々の分離構造を分離するために(たとえば図示しないCMP処理を用いて)ウェ
ハを平坦化してもよい。
最後にステップ332において、たとえば導電性ワード線構造を規定するため、またはポリシリコンゲートを対応するワード線に接続するために、第2のポリシリコン層またはそのような別の導電物層を第1のポリシリコン層と充填したトレンチとの上に形成する。第1のまたは第2のポリシリコン層のいずれかの堆積は、化学的気相成長(CVD)処理またはそのような他の公知の処理を用いて行なえばよく、次いでそのパターニングを行なう。図7Aの例示的な方法300はステップ340で終了し、その後さらなる処理工程(図示せず)(たとえば周辺ゲートにおけるポリゲートのパターニング、ソース/ドレイン注入等)を行なってウェハの他の構造および装置を製造してもよい。次いでメタライゼーションおよびその他の後工程を行なう。
本発明の別の例示的な局面では、図7Bの方法350はステップ354から始まり、ステップ360において、多層絶縁−電荷トラッピング−絶縁スタック、たとえば多層ONOスタックが標準的な処理を用いて基板上に形成される。ステップ360においてONO層を形成する際に、公知の酸化および/または堆積技術を含む適切な処理工程および材料を採用してもよい。ステップ360において形成される層は、ONOスタックを含むがそれに限定はされず、他のいずれの絶縁−電荷トラッピング−絶縁多層スタックでもよい。酸化絶縁物の場合、酸化層のいずれかは、デバイス性能および信頼性性能を最適にするために窒化物またはその他のドーパントを含み得る。また窒化層は、デバイス性能および信頼性性能を容易に向上させるためにSi、Nおよび/または酸素のようなドーパントを多く含み得る。基板上の多層ONOスタックは、たとえば、ウェハの基板上の第1の酸化層、第1の酸化層上の窒化層および窒化層上の第2の酸化層、または別のこのような多層ONO型スタックを含んでもよい。
ステップ362において、ONOスタックをウェハの周辺領域から基板まで除去し、ウェハのコア領域にスタックを規定する。ONOスタックは、たとえばエッチング処理を用いて除去すればよい。その後ステップ364において、たとえば堆積または酸化処理を用いて、ゲート絶縁層またはゲート酸化層(たとえばSiO2)を周辺領域の基板上に(たとえば酸化によって)形成する。
ステップ366において、第1のポリシリコン層をコア領域のONOスタックと周辺領域のゲート絶縁層との上に形成する。第1のポリシリコン層はポリシリコンゲートとして用いることができる。ステップ368において、開口部を、コア領域の第1のポリシリコン層およびONOスタックを貫通して、ならびに周辺領域の第1のポリシリコン層およびゲート絶縁層を貫通して基板内に同時形成し、それによってウェハの両方の領域に分離トレンチを規定する。このように形成された分離トレンチはさらに、コア領域および/または周辺領域の分離トレンチ間にウェハの活性領域を規定する。このような分離トレンチ開口部は、ウェハの活性領域にフォトレジストマスク材料を選択的に塗布し、基板材料までエッチングすることによって形成してもよい。その後、たとえばウエットエッチング動作を用いてマスク材料または構造をウェハの活性領域から除去すればよく、ウェハを洗浄する。
ステップ370において、分離トレンチを形成した後かつトレンチを充填する前に、電気的分離を向上させるため、トレンチの底部に対して、ドーパントイオン種(たとえばB、BF2またはp型ドーパント)をトレンチ開口部から基板へと注入すればよい。
ステップ376において、分離トレンチ開口部を絶縁物(たとえばSiO2)で(たとえば酸化または堆積処理によって)充填する。トレンチを絶縁物で充填した後、必要であれば、個々の分離構造を分離するためにステップ378において(たとえばCMP処理を
用いて)ウェハを平坦化および研磨してもよい。
最後にステップ382において、たとえば導電性ワード線構造を規定するため、またはポリシリコンゲートを対応するワード線に接続するために、第2のポリシリコン層またはそのような別の導電物層を第1のポリシリコン層と充填したトレンチとの上に形成する。第1のまたは第2のポリシリコン層のいずれかの堆積は、化学的気相成長(CVD)処理またはそのような他の公知の処理を用いて行なえばよく、次いでそのパターニングを行なう。図7Bの例示的な方法350はステップ390で終了し、その後さらなる処理工程(図示せず)を行なってウェハの他の構造および装置を製造してもよい。次いでメタライゼーションおよびその他の後工程を行なう。
図8から図24は、本発明の例示的な方法に係るメモリセルの製造を示す。
図8から図13は、図14および図15の例示的なSONOS型の単一のまたはマルチビットのNANDアレイの半導体ウェハ402のコア領域および周辺領域における分離構造の製造を示す断面図であり、たとえば図7Aの方法300および図7Bの方法350による本発明の一局面によって製造することができる。図8から図13の方法はさらに、基板408のコア領域404および周辺領域406における分離トレンチ開口部および構造の形成を示す。
図8において、まず、図7Aおよび図7Bの方法のそれぞれのステップ310または360によって、ウェハ402の基板408上に例示的な多層ONOスタック420を形成する。多層ONOスタック420は、たとえば、基板408上に形成されたSiO2などの第1の酸化層ならびに第1の酸化膜上に形成された窒化層および窒化層上に形成された第2の酸化層を含み得る。たとえば、これらの材料は、422では総括的に示しているが、別個の堆積および/または酸化工程によって形成してもよい。先に述べたように、多層スタックは、図14および図15のようにマルチビットSONOS NAND型アレイに適した層および材料の他の組合せを含んでもよい。その後図7Aおよび図7Bのそれぞれのステップ312または362に関して述べたように、たとえばエッチング処理によって周辺領域406からONO層420を除去する。
さらに図8に示したように、ステップ314または364のとおり、たとえば堆積または酸化処理424を用いて、ゲート絶縁層またはゲート酸化層(たとえばSiO2)426(同じ縮尺で描いていない)を周辺領域406の基板408上に形成する。
図9において、方法ステップ316または366のとおりに、たとえば堆積430によって、図8のウェハのコア領域404のONOスタック420と、周辺領域406のゲート絶縁膜426との上に第1のポリシリコン層428を形成する。
図10において、方法ステップ316または366のとおりに、たとえばエッチング処理434(エッチングマスクは図示せず)によって、ウェハ402のコア領域404および周辺領域406に分離トレンチを同時形成する。エッチング434は、コア領域404の第1のポリシリコン層428およびONOスタック420を貫通して、ならびに周辺領域406の第1のポリシリコン層428およびゲート絶縁層426を貫通して、基板408内に同時に進行し、それによって図9のウェハ402においてシャロー分離トレンチ(STI)438を規定する。第1のポリシリコン層428、ONOスタック420およびゲート絶縁層426をパターニングおよびエッチングする際に、公知のドライエッチングの化学的作用を含む適切な処理工程および材料を採用してもよい。ONO層420の形成後にSTIトレンチを形成することによって、周辺領域においてONOストリンガーが防止される。
図11において、方法ステップ370のとおり、たとえばSASTI分離注入処理440を用いて、B、BF2または別のp型イオン種のようなドーパントを対応する分離トレンチ438から基板408に注入し、図10の基板402にSASTI分離領域442を形成する。本発明の方法によれば、ONOおよびゲート酸化膜が既に形成されているので、ここで用いられる熱処理工程がより少ない(たとえば酸化処理およびアニーリング熱処理がより少ない)ためにSASTI分離領域442が可能になる。熱処理数の減少によりSASTI分離領域442のドーパント拡散が減少し(またはドーパント濃度が維持され)、それによってその後に形成される分離構造の電気的分離が向上する。この効果は、図11、図19および図24の拡散と比較して先行技術の図6に示した拡散に関連してさらに述べる。
図12では、方法ステップ326または376のとおりに、たとえば堆積処理444によって、図11のウェハ402において分離トレンチ438を絶縁物(たとえばSiO2)446によって充填する。次いで、SASTI分離構造446内に絶縁物を規定するためにウェハを平坦化(図示せず)してもよい。必要に応じて、第1のポリシリコン層428およびそれ以降の他のポリ層の選択部分をパターニングおよびエッチング(図示せず)して、SASTI分離構造446間のウェハ402の活性領域450にポリシリコンゲート構造を形成してもよい。パターニングは、フォトレジスト、窒化物層またはその他の選択的材料もしくは構造を用いて行なうことができる。その後、マスキングに用いられたパターニング材料または構造を、たとえばウエットまたはドライエッチング動作を用いてウェハ活性領域450から除去すればよく、ウェハ402をたとえばリンス処理によって洗浄する。
最後に図13において、方法ステップ332および382のとおりに、たとえば堆積処理454によって、図12のウェハ402の第1のポリシリコン層428とSASTI分離構造446との上に第2のポリシリコン層452を形成する。たとえば、ポリシリコンゲート構造を形成するか、導電性ワード線構造を規定するか、またはポリシリコンゲートを対応するワード線に接続するために、第2のポリシリコン層452を第1のポリシリコン層428とともに用いてもよい。第1のまたは第2のポリシリコン層のいずれかの堆積は、化学的気相成長(CVD)処理またはそのような他の公知の処理を用いて行なうことができ、次いでそのパターニングを行なう。その後本発明による方法の例示的な実施例が終了し、その後さらなる処理工程(図示せず)(たとえばゲートのパターニング、ソース/ドレイン注入、シリサイド化等)を行なってウェハの他の構造および装置を製造してもよい。次いでメタライゼーションおよびその他の後工程を行なう。
図14は、たとえば図7A、図7Bおよび図8から図13の方法による本発明の一局面によって製造し得る、SONOSフラッシュメモリデバイス402(ウェハ)のコア領域404の少なくとも一部分を示す。SONOSフラッシュメモリデバイス402は、トランジスタ458の単一のまたはマルチビットのNANDアレイを含み、ビット線(たとえばBL0、BL、BL、BL)460の列に沿ってソースがドレインに直列接続され、ゲートがワード線(たとえばWL0、WL、WL、WL)470の行によって選択されるように接続される。NANDアレイメモリデバイス402のビット線460の一端はコモンソース474に接続される。ビット線460およびワード線470上の例示的な導電性(たとえば金属)ビアまたはコンタクト476は、メモリデバイス402の周辺領域406において必要となり得る、アドレスデコーダまたは他のそのような装置(図示せず)への接続を供する。
したがって本発明の方法によれば、SASTI分離構造446は活性領域450を規定し分離する。単一のまたはマルチビットのNANDアレイメモリデバイス402の場合、活性領域450はビット線460とトランジスタ458のソース/ドレイン領域とを含み
、アレイの各ビットの電荷保持のためのONO層420をさらに含む。
本発明の方法の利点は、処理中に発生するONO残留物の粒子のために製品歩留まりに影響する残留ONOストリンガーという従来の製造の問題を、ONOの形成後にSTIトレンチをパターニングすることによって回避し、よって製造を容易にすることにある。層形成の順序によって従来の洗浄処理が回避されるため、当該方法はSTI端部における酸化膜薄膜化も防止する。トレンチおよびSTI構造の形成中、ONOおよびゲート酸化層は上に重なるポリシリコン層によって保護される。また、SASTI分離注入がその形成後における熱処理が従来の処理より少ないため、次のドーパント拡散が最小となり、SASTI分離構造446の電気的分離が向上する。したがってSASTIトレンチ438は、SASTI注入440を利用した際の自己整合を可能にし、シャロートレンチの電気的分離が向上し、コア404および周辺406における活性損失が減少する。
図15は、図14のフラッシュメモリデバイス402のSONOSトランジスタ458の例示的な列478の一部分をさらに示す。トランジスタ458は例示的なビット線(たとえばBL0)460に沿ってコモンソース接続474に直列接続される。
図16から図23は、図22および図23の例示的なSONOS型の単一のまたはマルチビットの仮想接地型アレイ構造の半導体ウェハ502の周辺領域における分離構造の製造を示す断面図であり、たとえば図7Aの方法300または図7Bの方法350による本発明の一局面によって製造することができる。まず一実施例において、基板508のコア領域504にドーパントを注入して、アレイのトランジスタ用に、拡散ビット線510およびその間にチャネル領域515を形成すればよい。図16から図23の方法は、基板508の周辺領域506における分離トレンチ開口部および構造の形成を示す。ビット線510およびチャネル領域515は本方法が開始する前に製造されるものとして例示し説明するが、このようなビット線510およびチャネル領域515の製造は同時に行なってもよいし、別の順序で行なってもよいことは当業者によって理解されるであろう。
図16において、まず、図7Aおよび図7Bの方法のそれぞれのステップ310または360によって、ウェハ502の基板508上に例示的な多層ONOスタック530を形成する。多層ONOスタック520は、たとえば、基板508上に形成されたSiO2などの第1の酸化層ならびに第1の酸化膜上に形成された窒化層および窒化層上に形成された第2の酸化層を含み得る。たとえば、これらの材料は522では総括的に示しているが、別個の堆積および/または酸化工程によって形成してもよい。先に述べたように、多層スタックは、図22および図23のようにマルチビットSONOS型アレイに適した層および材料の他の組合せを含んでもよい。その後図7Aおよび図7Bのそれぞれのステップ312または362に関して述べたように、たとえばエッチング処理522によって周辺領域506からONO層520を除去する。
さらに図16に示したように、ステップ314または364のとおりに、たとえば堆積または酸化処理524を用いて、ゲート絶縁層またはゲート酸化層(たとえばSiO2)526を周辺領域506の基板508上に形成する。
図17において、方法ステップ316および366のとおりに、たとえば堆積530によって、図16のウェハ502のコア領域504のONOスタック520と、周辺領域506のゲート絶縁膜526との上に第1のポリシリコン層528を形成する。
図18において、方法ステップ316または366のとおりに、たとえばエッチング処理534によって、ウェハ502の周辺領域506に分離トレンチを形成する(エッチングマスクは図示せず)。エッチング534は、周辺領域506の第1のポリシリコン層5
28およびゲート絶縁層526を貫通して基板508内に進行し、それによって図17のウェハ502においてシャロー分離トレンチ(STI)538を規定する。第1のポリシリコン層528およびゲート絶縁層526をパターニングおよびエッチングする際に、公知のドライエッチングの化学的作用を含む適切な処理工程および材料を採用してもよい。
図19において、方法ステップ370のとおりに、たとえばSASTI分離注入処理540を用いて、B、BF2または別のp型イオン種のようなドーパントを対応する分離トレンチ538から基板508に注入し、図18の基板502にSASTI分離領域542を形成する。本発明の方法によれば、SASTI分離領域542の側方拡散は先行技術の分離注入領域よりも少ない。これは、ONOおよびゲート酸化膜が既に形成されているので、ここで用いられる熱処理工程がより少ない(たとえば酸化処理およびアニーリング熱処理がより少ない)ためである。その後の熱処理数の減少により、SASTI分離注入542のドーパント拡散が減少し(またはドーパント濃度が維持され)、それによってその後に形成される分離構造の電気的分離が向上する。この効果は、図11、図19および図24の拡散と比較して先行技術の図6に示した拡散に関連してさらに述べる。
図20では、方法ステップ326および376のとおりに、たとえば堆積処理544によって、図19のウェハ502において分離トレンチ538を絶縁物(たとえばSiO2)546によって充填する。次いでウェハを平坦化(図示せず)して、SASTI分離構造546内に絶縁物を規定する。必要に応じて、第1のポリシリコン層528および/またはそれ以降の他のポリ層の選択部分をパターニングおよびエッチング(図示せず)して、SASTI分離構造546間のウェハ502の周辺領域506における活性領域549にポリシリコンゲート構造を形成してもよい。パターニングは、フォトレジスト、窒化物層またはその他の選択的材料もしくは構造を用いて行なうことができる。その後、マスキングに用いられたパターニング材料または構造を、たとえばウエットまたはドライエッチング動作を用いてウェハ活性領域549から除去すればよく、ウェハ502をたとえばリンス処理によって洗浄する。
最後に図21において、方法ステップ332および382のとおりに、たとえば堆積処理554によって、図20のウェハ502の第1のポリシリコン層528とSASTI分離構造546との上に第2のポリシリコン層552を形成する。たとえば、ポリシリコンゲート構造を形成するか、導電性ワード線構造を規定するか、またはポリシリコンゲートを対応するワード線に接続するために、第2のポリシリコン層552を第1のポリシリコン層528とともに用いてもよい。第1のまたは第2のポリシリコン層のいずれかの堆積は、化学的気相成長(CVD)処理またはそのような他の公知の処理を用いて行なうことができ、次いでそのパターニングを行なう。その後本発明による方法の例示的な実施例が終了し、その後さらなる処理工程(図示せず)を行なってウェハの他の構造および装置を製造してもよい。次いでメタライゼーションおよびその他の後工程を行なう。
図22は、たとえば図7A、図7Bおよび図16から図21の方法による本発明の一局面によって製造し得る、SONOSフラッシュメモリデバイス502(ウェハ)のコア領域504の少なくとも一部分を示す。SONOSフラッシュメモリデバイス502は、トランジスタ558の単一のまたはマルチビットの仮想接地型アレイを含み、関連するゲートがワード線(たとえばWL0、WL、WL、WL)570の列に沿って接続されており、ドレインはソースに直列接続され、その間のビット線(たとえばBL0、BL、BL、BL)510の行によって選択される。ビット線510およびワード線570上の例示的な導電性(たとえば金属)ビアまたはコンタクト576は、メモリデバイス502の周辺領域506において必要となり得るアドレスデコーダまたは他のそのような装置(図示せず)への接続を供する。
したがって本発明の方法によれば、SASTI分離構造546は周辺領域506において活性領域550を規定し分離する。単一のまたはマルチビットの仮想接地型アレイメモリデバイス502の場合、コア領域には分離構造546は不要である。これは、ビット線510がその間にチャネル領域515を規定しているためである。さらに、ビット線510はトランジスタ558のソース/ドレイン領域を含み、アレイの各ビットの電荷保持のためにONO層520をさらに含む。
本発明の方法の利点は、処理中に発生するONO残留物の粒子のために製品歩留まりに影響する残留ONOストリンガーという従来の製造の問題を、ONOの形成後にSTIトレンチをパターニングすることによって回避し、よって製造を容易にすることにある。また、SASTI分離注入領域が受ける熱処理がより少ないため、その後のドーパント拡散が最小となり、SASTI分離構造546の電気的分離が向上し、周辺506における活性損失が減少する。したがって、SASTIトレンチ538は、SASTI注入540を利用した際の自己整合を可能にし、シャロートレンチの電気的分離が向上する。
図23は、図22のフラッシュメモリデバイス502のトランジスタ558の例示的な列578の一部分をさらに示す。トランジスタ558のゲートは例示的なワード線(たとえばWL3)570に沿って接続される。
図24は、先に述べた先行技術の図6の従来の分離注入および方法と比較して、ドーパント拡散の制御によって向上した効果を示す。図24において、図7A、図7Bならびに図11および図19の本発明の方法に係る、基板608およびトレンチ638が形成された別の例示的なメモリデバイスまたはウェハ602を示す。図24のトレンチ開口部638からのドーパントイオン種(たとえばB、BF2またはp型ドーパント)の分離注入648は、熱処理数の減少によって、トレンチの壁面に対する自己整合性を図6の従来の注入260よりも向上させることができる。したがって、本発明の方法によって自己整合型分離領域642が可能となる。
本発明を1つ以上の実施例に関して示し説明したが、本明細書および添付の図面を読み理解すると、同等の変更および修正が当業者に浮かぶであろう。特に上述の構成要素(アセンブリ、デバイス、回路等)によって実行されるさまざまな機能に関して、このような構成要素を説明するのに用いた用語(「手段」を含む)は、別に示していない限り、ここに例示した本発明の例示的な実施例における機能を実行する開示された構造と構造的に同等ではなくても、記載した構成要素の具体的な機能を実行する(つまり機能的に同等の)いかなる構成要素にも対応するものとする。また、本発明の特定の特徴をいくつかの実施例のうちの1つのみについて開示したかもしれないが、このような特徴は、任意の所与または特定の用途について望ましく有利であり得るような他の実施例の1つ以上の他の特徴と組合せてもよい。さらに、詳細な説明または請求項のいずれかにおいて用いられている用語である「含む」、「有する」、「有した」、「備える」またはそれらの変形に関しては、このような用語は「備える」の用語と同様に包括的なものとする。
本発明は、マルチビットSONOSおよびその他のフラッシュメモリデバイスにおける活性コア領域および周辺領域を分離するのに用いられる、改良された自己整合型分離構造(SASTI)を製作する新たな手段を提供することによって、半導体の製造および処理の分野において採用することができる。
本発明の1以上の局面によって製造可能な例示的なデュアルビットフラッシュメモリセルを示す部分側断面図である。 ワード線およびビット線を用いてアクセスするための仮想接地型構造に編成された複数のデュアルビットフラッシュメモリセルを含む例示的なフラッシュメモリアレイの一部分を示す概略図である。 基板にSTI構造を形成するための、半導体ウェハの従来のシャロートレンチ分離処理を示す部分側断面図である。 基板にSTI構造を形成するための、半導体ウェハの従来のシャロートレンチ分離処理を示す部分側断面図である。 基板にSTI構造を形成するための、半導体ウェハの従来のシャロートレンチ分離処理を示す部分側断面図である。 基板のコア領域および残留ONOストリンガーが生じ得る周辺領域にSTI構造を形成するための、半導体ウェハの従来のシャロートレンチ分離処理をさらに詳しく示す部分側断面図である。 基板のコア領域および残留ONOストリンガーが生じ得る周辺領域にSTI構造を形成するための、半導体ウェハの従来のシャロートレンチ分離処理をさらに詳しく示す部分側断面図である。 基板のコア領域および残留ONOストリンガーが生じ得る周辺領域にSTI構造を形成するための、半導体ウェハの従来のシャロートレンチ分離処理をさらに詳しく示す部分側断面図である。 従来のSTI製造方法によって基板内に形成されたSTIトレンチ間に生じ得る活性損失の影響を示す部分側断面図である。 従来のSTI製造方法によって行なわれる洗浄のために、STI構造の端部に生じ得る酸化膜薄膜化を示す部分側断面図である。 従来のSTI製造方法によって行なわれる注入およびいくつかの余分の熱処理工程後に、STIトレンチ下の基板内に生じ得る過剰ドーパント拡散の影響を示す部分側断面図である。 本発明による分離構造を有するマルチビットSONOS型フラッシュメモリデバイスの例示的な製造方法を示すフロー図である。 本発明による分離構造を有するマルチビットSONOS型フラッシュメモリデバイスの例示的な製造方法を示すフロー図である。 図7Aおよび図7Bの方法によって、ウェハのコア領域の基板上にONO多層スタックを形成し、ウェハの周辺領域の基板上にゲート酸化膜を形成する例示的な方法を示す部分側断面図である。 図8のウェハのコア領域のONOスタック上と、ウェハの周辺領域のゲート絶縁膜との上への第1のポリシリコン層の形成を示す部分側断面図である。 図9のウェハのコア領域の第1のポリシリコン層およびONOスタックを貫通し,ならびに周辺領域の第1のポリシリコン層およびゲート絶縁層を貫通した、基板における分離トレンチの同時形成を示す部分側断面図である。 図10のウェハにおける分離トレンチに対応する基板へのドーパントイオン種の分離注入を示す部分側断面図である。 図11のウェハにおける分離トレンチの絶縁物による充填ならびに、その後のウェハの任意の平坦化および研磨を示す部分側断面図である。 図12のウェハにおける第1のポリシリコン層と充填したトレンチとの上への第2のポリシリコン層の形成を示す部分側断面図である。 たとえば図7A、図7Bおよび図8から図13の方法に関する本発明の一局面によって製造し得る、単一のまたはマルチビットのNANDアレイを含むSONOSフラッシュメモリデバイスのコア領域の上面図である。 図14のフラッシュメモリデバイスの、ビット線に沿ってコモンソース接続に直列接続されたいくつかのトランジスタの概略図である。 STIがコア領域において不要である場合に、図7Aおよび図7Bの方法によってウェハのコア領域の基板上にONO多層スタックを形成し、ウェハの周辺領域の基板上にゲート酸化膜を形成する、別の例示的な方法を示す部分側断面図である。 図16のウェハにおけるコア領域のONOスタック上と、周辺領域におけるゲート絶縁膜との上への第1のポリシリコン層の形成を示す部分側断面図である。 図17のウェハにおける周辺領域の第1のポリシリコン層およびゲート絶縁層を貫通した分離トレンチの基板における形成を示す部分側断面図である。 図18のウェハにおける分離トレンチに対応する基板へのドーパントイオン種の分離注入を示す部分側断面図である。 図19のウェハにおける分離トレンチの絶縁物による充填ならびに、その後のウェハの任意の平坦化および研磨を示す部分側断面図である。 図20のウェハにおける第1のポリシリコン層と充填したトレンチとの上への第2のポリシリコン層の形成を示す部分側断面図である。 たとえば図7A、図7Bおよび図16から図21の方法に関する本発明の一局面によって製造し得る、単一のまたはマルチビットの仮想接地型アレイを含むSONOSフラッシュメモリデバイスのコア領域の上面図である。 図22のフラッシュメモリデバイスの、ワード線に沿って直列接続されたいくつかのトランジスタの概略図である。 図7A、図7Bおよび図8から図23の製造方法によって行なわれる注入後にSTIトレンチ下の基板内に生じ得るドーパント拡散の制御によって向上した効果を示す部分側断面図である。

Claims (10)

  1. ウェハ(402)にシャロー分離トレンチ構造(446)を製造する方法(300)であって、
    前記ウェハの基板上に多層絶縁−電荷トラッピング−絶縁スタックを形成するステップ(310)と、
    ウェハの周辺領域から前記多層絶縁−電荷トラッピング−絶縁スタックを除去するステップ(312)とを備え、それによって前記多層絶縁−電荷トラッピング−絶縁スタックを前記ウェハのコア領域に規定し、さらに、
    前記基板の前記周辺領域上にゲート絶縁層を形成するステップ(314)と、
    前記コア領域の多層絶縁−電荷トラッピング−絶縁スタックと、前記周辺領域の前記ゲート絶縁物との上に第1のポリシリコン層を形成するステップ(316)と、
    分離トレンチを、コア領域の第1のポリシリコン層および多層絶縁−電荷トラッピング−絶縁スタックを貫通して、ならびに周辺領域の第1のポリシリコン層およびゲート絶縁層を貫通して、基板に同時形成するステップ(318)とを備え、それによって分離トレンチを規定し、さらに、
    前記分離トレンチを絶縁物で充填するステップ(326)と、
    第1のポリシリコン層と充填したトレンチとの上に第2のポリシリコン層を形成するステップ(332)とを備える、方法。
  2. 分離トレンチをコア領域および周辺領域に同時形成した後、かつ分離トレンチを絶縁物で充填する前に、分離トレンチに対応する基板にドーパントイオン種を注入するステップ(370)をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 分離トレンチに対応する基板に注入されるドーパントイオン種は、B、BF2およびp型ドーパントイオン種のうちの1つである、請求項2に記載の方法。
  4. 分離トレンチを絶縁物で充填した後、かつ第1のポリシリコン層と充填したトレンチとの上に第2のポリシリコン層を形成する前に、個々の分離構造を分離させるためにウェハを平坦化するステップ(378)をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  5. シャロー分離トレンチ(438)はマルチビットSONOSフラッシュメモリに製造される、請求項1に記載の方法。
  6. ウェハ(402)にシャロー分離トレンチ構造(446)を製造する方法(350)であって、
    前記ウェハの基板上に多層絶縁−電荷トラッピング−絶縁スタックを形成するステップ(360)と、
    ウェハの周辺領域の前記多層絶縁−電荷トラッピング−絶縁スタックを除去するステップ(362)とを備え、それによって前記多層絶縁−電荷トラッピング−絶縁スタックをウェハのコア領域に規定し、さらに、
    前記基板の前記周辺領域上にゲート絶縁層を形成するステップ(364)と、
    前記コア領域の多層絶縁−電荷トラッピング−絶縁スタックと、前記周辺領域の前記ゲート絶縁物との上に第1のポリシリコン層を形成するステップ(366)と、
    分離トレンチを、前記周辺領域の前記第1のポリシリコン層およびゲート絶縁層を貫通して前記基板に形成するステップ(368)とを備え、それによって分離トレンチを規定し、さらに、
    前記分離トレンチを絶縁物で充填するステップ(376)と、
    第1のポリシリコン層と充填したトレンチとの上に第2のポリシリコン層を形成するステップ(382)とを備える、方法。
  7. 分離トレンチをコア領域および周辺領域に同時形成した後、かつ分離トレンチを絶縁物で充填する前に、分離トレンチに対応する基板にドーパントイオン種を注入するステップ(370)をさらに備える、請求項6に記載の方法。
  8. 分離トレンチを絶縁物で充填した後、かつ第1のポリシリコン層と充填したトレンチとの上に第2のポリシリコン層を形成する前に、個々の分離構造を分離させるためにウェハを平坦化するステップ(378)をさらに備える、請求項6に記載の方法。
  9. マルチビットSONOSフラッシュメモリセルを製造する方法(300)であって、
    ウェハの基板上に多層絶縁−電荷トラッピング−絶縁スタックを形成するステップ(310)と、
    前記多層絶縁−電荷トラッピング−絶縁スタック上に第1のポリシリコン層を形成するステップ(316)と、
    分離トレンチを、前記第1のポリシリコン層および多層絶縁−電荷トラッピング−絶縁スタックを貫通して前記基板に形成するステップ(318)とを備え、それによって分離トレンチを規定し、さらに、
    前記分離トレンチを絶縁物で充填するステップ(326)と、
    前記第1のポリシリコン層と充填したトレンチとの上に第2のポリシリコン層を形成するステップ(332)とを備える、方法。
  10. コア領域および周辺領域に分離トレンチを同時形成した後、かつ分離トレンチを絶縁物で充填する前に、分離トレンチに対応する基板にドーパントイオン種を注入するステップ(370)をさらに備える、請求項9に記載の方法。
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