JP2008536266A - 蛍光体積光源 - Google Patents

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Abstract

投影システムを照明するために用いられ得る照明システムは、第1の波長範囲の光を生成可能な少なくとも第1のインコヒーレント光源を含む。システムは第1の波長範囲の光により照明された場合、第1の波長範囲と異なる第2の波長範囲の光を放出する蛍光物質を含む本体も含む。本体は抽出領域を有し、第2の波長の光の少なくとも一部が本体内で抽出領域へ内部反射される。

Description

本発明は光源に関し、特に照明システム、例えば投影システムで用いられ得る光源に関する。
あるタイプの光源による照明源の輝度は通例光源自体の輝度により限定される。例えば発光ダイオード(LED)を用いる照明源はLEDの輝度以下の、単位立体角当たりの単位面積当たりの出力で測定された輝度を有するが、それはLEDからの光を集光する光学部品がせいぜいLED源のエタンデュを維持するに過ぎないからである。したがって照明源の輝度は限定される。
投影機照明などの照明源のある用途において、現在入手可能なLEDの輝度は低すぎるためLEDによる照明は有力な選択肢ではない。これは緑色光、LEDで用いられる半導体材料が光を生成する効率が低い可視スペクトルの領域の生成の場合に特に問題である。
他のタイプの光源は十分に明るい光線を生成可能であり得るが、それらも他の欠点がある。例えば高圧水銀ランプは通例投影システムに対して十分な光を提供可能であるが、このタイプのランプは比較的非効率であり、高電圧供給を必要とするとともに寿命が限られている。LEDなどの固体状態光源はより効率的であり低電圧で動作し、そのためランプより安定しているとともにより長い寿命を有し、数万時間に及ぶことが多い。
そのため現在の光源より明るい照明システムで用いることができる固体状態光源の必要性がある。
本発明の1つの特定な実施形態は、第1の波長範囲の光を生成可能な少なくとも第1のインコヒーレント光源と、第1の波長範囲の光により照明されたときに、第1の波長範囲と異なる第2の波長範囲の光を放出する蛍光物質を含む本体とを含む照明システムを対象とする。本体は抽出領域を有し、第2の波長の光の少なくとも一部が本体内で抽出領域へ内部反射される。
本発明の他の実施形態は蛍光物質を含む本体を含む照明システムを対象とする。本体は少なくとも1つの励起領域と光抽出領域とを有する。少なくとも1つの発光ダイオード(LED)は第1の波長の光を生成可能である。第1の波長の光の少なくとも一部は少なくとも1つの励起領域を本体内へ通過する。第2の波長の蛍光光が第1の波長の光によって本体内で生成される。第2の波長の光の少なくとも一部が本体によって光抽出領域へ方向付けられる。第2の波長で光抽出領域から出る光は、少なくとも1つの励起領域内を通過する第1の波長光の輝度より高い輝度を有する。
本発明の上記の概要は本発明の各開示実施形態またはすべての実施を説明しようとするものではない。以下の図および詳細な説明がこれらの実施形態をより具体的に例示する。
添付の図面と共に以下の本発明の様々な実施形態の詳細な説明を考慮することで本発明をより完全に理解されよう。
異なる図における同様な数字は同様な要素を指す。本発明は様々な変更例および代替形態に適用可能であるが、その具体例が図面に一例として示されているとともにより詳細に説明する。しかし説明した特定の実施形態に限定しようとするものではないことは理解すべきである。反対に添付の特許請求の範囲に規定された本発明の要旨と範囲とにある変更例、同等物および代替例をすべて網羅しようとするものである。
本発明は光源に適用可能であるとともに、特に高輝度レベルが必要とされる照明システムに用いられる光源に適用可能である。
光源の輝度はエタンデュで割った光パワー(ワット)で測定される。エタンデュは光源における光線の面積に屈折率の二乗をかけ、光線の立体角をかけた積である。光のエタンデュは一定である、すなわち光を損失せずに光線の立体角が減少する場合には、例えば光源の発光面積を増加させることによって、光線の面積が増加されなければならない。エタンデュが一定であるため、光源により生成される光の輝度は、光源から抽出される光量を増加させることによってのみ増加させることができる。光源が最大出力で動作している場合には、その光源の輝度はもはや増加させることができない。
光線の輝度はさらなる光源の使用により増加され得る。しかし単により多くの光源を追加することによって、光線の輝度をどのくらい増加させることができるかについては限界がある。光線を目標に向ける光学系はあるアパーチャおよび円錐角限界内にある光のみを受ける。これらの限界はレンズのサイズおよび光学系のfナンバーなどの様々な要因に依存する。さらなる光源の追加は光線の輝度に無限の増加を提供することはなく、それはより多数の光源において、追加光源からの徐々に少なくなる光が光学系のアパーチャおよび円錐角限界内にあるからである。
本発明は発光ダイオードなどの比較的低い輝度を有する多数の光源を用いて、比較的高輝度を有する集中光源を作製するのに有用であると考えられる。より低い輝度光源からの光を用いて大量の蛍光物質を光励起(pump)する。蛍光物質は低輝度光源により放出された光を吸収するとともに異なる波長の光を蛍光放出する。蛍光光は通例蛍光物質により等方的に放出される。蛍光光の少なくとも一部を体積内で光抽出領域へ向けることができる。励起表面領域は比較的低輝度の短波長励起光を体積に結合させるために用いられる蛍光体積の領域であるとともに、抽出領域は蛍光光が抽出される蛍光体積の領域である。励起表面領域が抽出領域に比べて十分に大きい場合に輝度の純増加を達成することができる。
以下の説明において用語蛍光は、物質が第1の波長の光を吸収してその後第1の波長とは異なる第2の波長の光を放出する現象を含む。放出された光は物理的に許容された遷移量子または物理的に許容された遷移量子に関連し得るが、後者は一般に燐光と称される。蛍光物質が蛍光光を放出する前に単一の励起光子のみを吸収する場合には、蛍光光は通例励起光より長い波長を有する。しかしある蛍光システムにおいて、蛍光光が放出される前に2つ以上の励起光子が吸収され、その場合放出光は励起光より短い波長を有し得る。このような現象は一般にアップコンバージョン蛍光と称される。ある他のシステムにおいて、光は蛍光物質内の吸収種により吸収され、その結果得られるエネルギーが物質内の第2の種に非放射伝達されるとともに、第2の種が光を放出する。本明細書で用いられるように用語蛍光および蛍光光は、励起光エネルギーが1つの種により吸収されるとともに、エネルギーが同じまたは他の種により再放射システムを包含することを意図するものである。
本発明の1つの特定の実施形態が図1Aおよび1Bに図示されており、蛍光物質を含む本体102と、光106を本体102内に放出する多数の発光体104とを有する体積蛍光光ユニット100の直交図を示す。
本体102は任意の適当な材料で形成できる。例えば本体102は蛍光物質自体で形成してもよいし、または蛍光光に対して透明であるとともに蛍光物質を含むある誘電材料で形成してもよい。誘電材料の適当な例には無機結晶、ガラスおよび高分子材料がある。誘電材料にドープされ得る蛍光物質の例には、希土類イオン、遷移金属イオン、有機染料分子および蛍光体がある。誘電および蛍光物質のある適当な種類には、セリウムドープされたイットリウムアルミニウムガーネット(Ce:YAG)などの希土類イオンがドープされた、またはクロムドープされたサファイアまたはチタンドープされたサファイアなどの遷移金属イオンがドープされた無機結晶がある。
材料の他の適当な種類には高分子体にドープされた蛍光染料がある。多くのタイプの蛍光染料が例えばミズーリ州セントルイス(St.Louis,Missouri)のシグマ・アルドリッチ(Sigma−Aldrich)、およびオハイオ州デイトン(Dayton,Ohio)のエクシトン・インコーポレーション(Exiton Inc.)から入手可能である。一般的なタイプの蛍光染料にはフルオレセイン、ローダミン(Rhodamine)6Gおよびローダミン(Rhodamine)Bなどのローダミン、ならびにクマリン(Coumarin)343およびクマリン(Coumarin)6などのクマリンがある。染料の具体的な選択は蛍光光の所望の波長範囲および励起光の波長に依存する。ポリメチルメタクリレートおよびポリビニルアルコールを始めとする多くのタイプの高分子が蛍光染料のホストとして適当であるがこれらに限定されない。
蛍光体には蛍光種を始めとする結晶またはセラミック材料の粒子がある。蛍光体は高分子マトリックスなどのマトリックスに含まれることが多い。ある実施形態においてマトリックスの屈折率は、少なくとも0.02以内で蛍光体の屈折率に実質的に一致して散乱を低減する。他の実施形態において蛍光体はマトリックス内のナノ粒子として提供され得る。屈折率はあまり一致していなくても、得られるマトリックス内には粒子の小さなサイズに起因する光のわずかな散乱がある。
他のタイプの蛍光物質にはドープされた半導体材料、例えばセレン化亜鉛および硫化亜鉛などのドープされたII−VI半導体材料がある。
アップコンバージョン蛍光物質の一例は、同一出願人が所有する米国特許出願公開第2004/0037538A1号明細書により詳細に説明されたツリウムドープされたケイ酸塩ガラスである。この材料内で2つ、3つあるいは4つの励起光光子が、ツリウムイオン(Tm3+)に吸収されてイオンを後で蛍光を発する異なる励起状態に励起させる。
蛍光物質の具体的な選択は所望の蛍光波長および発光体から放出される光の波長に依存する。蛍光物質は発光体により放出された励起光106を効率的に吸収して、励起光106がすべてではなくてもほとんどが本体102内に吸収されることが好ましい。これは励起光106を有用な蛍光出力光109に変換する効率を向上させる。上述した蛍光種の具体的な例は例示目的に提示されているに過ぎず限定することを意図するものではない。
発光体104はインコヒーレント光を放出する任意の適当なタイプのデバイスであり得る。本発明は暗い発光体からの光を用いて比較的明るい光線を生成するのに特に有用であると考えられる。
好適な例示的実施形態において発光体104から放出された光106は、蛍光物質の吸収と十分に重なる波長範囲内にある。またそれは放出光106を本体102内に光学的に結合する度合いが高くなるように発光体104を配向することができる場合には有用である。1つの適当なタイプの発光体は通例約20nm〜約50nmの範囲の帯域幅を有する光106を生成するLEDであるが、光帯域幅はこの範囲外であってもよい。加えてLEDからの放射パターンは多くの場合ほぼ均等拡散であり、そのため本体102内への光106の比較的効率的な結合が可能である。他のタイプの発光体、例えば気体放電ランプ、フィラメントランプ等も用い得る。反射体もしくは屈折または回折素子などの光学素子を用いて、本体102に向けられないこともある励起光を本体102に向け得る。
この特定の実施形態において励起光は励起面110を介して本体102に入るとともに、蛍光出力光109は抽出面112を介して本体102を出る。
本体102内の蛍光物質は蛍光光108を放出する。光線108aにより例示された蛍光光の一部分は本体102の励起面110を介して透過され得る。光線108bにより例示された蛍光光の他の部分は本体102内で反射される。例えば光108bが励起面110において、表面110に対する垂線に対して測定して臨界角より大きい角度で入射する場合、光108bは本体102内で全内部反射される。
背面110aに、臨界角より小さい角度で入射する光線108cにより例示された蛍光光を反射する反射コーティング114を設けてもよい。反射コーティング104は背面110aに入射する蛍光光を反射する任意の適当なタイプのコーティングであり得る。例えば反射コーティング114は多層無機誘電体コーティングまたは高分子多層光学フィルム(MOF)コーティング、または金属コーティングであってもよい。反射コーティング114が多層無機誘電体コーティングまたはMOFコーティングである場合には、反射コーティング114を励起光106を通過させるとともに蛍光光108cを反射するように設計することができるため、本体102を背面110aを介して励起することが可能である。金属コーティングは通例背面110aを介する励起に対して軽減する幅広い反射率スペクトルを有する。反射コーティング114が励起光に対して透明である場合、本体102を背面110aを介して励起することが可能である。
抽出面112を介して本体102を出る、光線109aにより例示された蛍光光の一部は、本体102の任意の表面における反射なしに本体102を直接出ることができる。光線109bにより例示された出力蛍光光109の他の部分は本体102内で反射されていることがあり得る。
体積蛍光光ユニット100の説明を助けるためにデカルト座標系が図1Aおよび1Bに提供されている。座標系の方向は出力蛍光光が概してz方向に沿って伝播するように任意に割り当てられており、z方向は長さLを有する本体の長辺に平行である。本体102の幅wは、x方向で測定されるとともに、本体102の高さhは、y方向で測定される。
本体102は異なる形状を取り得る。図示の例示的実施形態において本体102はx−y面に平行な長方形断面を有する。他の例示的実施形態において本体102の断面は異なり、例えば円形、三角形、楕円形、または多角形であってもよく、さらに不規則であってもよい。
体積蛍光光ユニット100により提供された輝度上昇の概算は以下のように得ることができる。励起光106が本体102の4つの主面、すなわち本体の長さにより規定される面にのみ入るとともに背面110aが未励起であると仮定すると、全体励起面積は2L(w+h)に等しい。さらにまた励起光106が60°の円錐角で本体102に入射すると仮定する。励起光106を本体に結合するために利用可能なエタンデュEinはそのため、
in=2L(w+h)2π(1−cos260°)=3πL(w+h) (1)
により与えられる。
本体102内の全内部反射の臨界角θcは、θc=sin-1(1/n)により与えられ、ここでnは本体102の屈折率である。本体が1.5の屈折率を有する場合には、θc=41.8°である。そのため2π(1−cos(41.8°))ステラジアンの円錐内の蛍光光のみが端面112外で結合される。円錐は体積内で放出された全光の割合F=(1−cos(41.8°))=0.255を含む。背面110aに反射体がある場合には、光の25.5%が単一端を介して脱出することになる。以下に説明するように背面110aを傾斜させることが、端面112の外で結合する光の割合を30%に増加し得る。
図示の実施形態において抽出面112を介して放出された蛍光光109は、2πステラジアンの立体角にわたり向けられる。そのため抽出面112からの蛍光出力光109のエタンデュEoutは、
out=2πwh (2)
により与えられ、そのためエタンデュは、
M=Ein/Eout=(3/2)(L/w)(1+w/h) (3)
の係数Mだけ増加する。
蛍光出力における全体輝度は以下の成分を有する光パワー損失ηにより低減される。
i)本体内への励起光106のフレネル透過R、
ii)蛍光のストークス効率S、
iii)本体からの蛍光光の抽出=0.3
ηの値はこれらの3つの因数を掛け合わせることにより得ることができる。それぞれ91%および85%のRおよびSの適度な概算を見積もるとともに、抽出効率30%という値を用いると、ηの概算値は0.23である。
そのため出力蛍光光の輝度は、
Mη=0.35(L/w)(1+w/h) (4)
だけ入力励起光106の輝度を超えて上昇する。
L=5wおよびw/h=16/9である例において、輝度はそのため4.8倍増加する。以下に説明するように体積蛍光光ユニット100のこの基本的な実施形態に対する様々な変更例を輝度上昇を増すように作製し得る。
体積蛍光光ユニットのエタンデュ上昇特性を保持するためには、本体内の少量の蛍光光しか散乱しないことが重要である。そのため本体自体内の蛍光光の平均自由行路、すなわちバルク散乱事象間の平均距離が約2L以上であることが好ましい。また光が全内部反射される場合の散乱損失を低減するため、全内部反射当たりの散乱が約5%/(2L/h)未満であることが好適である。
図2Aに概略的に図示された体積蛍光光ユニット200の実施形態において、本体102の励起面110に励起光106を透過するが蛍光光108を反射する反射コーティング210が設けられている。反射コーティング210は多層無機誘電体コーティングまたはMOFコーティングであり得る。このようなコーティング210を用いると、未塗布本体102内での全内部反射の臨界角未満の角度で表面110に入射することがある光208aは反射されて本体102内に残る。そのため光208aが抽出面112を介して抽出される可能性が増し、その結果抽出面を出る蛍光光109の量が増すことになる。
発光体104は場合によっては基板220上に設けられ得る。例えば発光体104がLEDである場合基板220はそれぞれ電力および冷却を提供する、LEDへの電気的および熱的接続を行い得る。発光体104から本体102から離れる方向に向けられた、光線106aで例示された一部の光が本体102に向かって再指向され得るように、基板220が反射性であってもよい。加えて基板220は光線106bにより例示された、吸収されずに本体102を透過した励起光を反射し得る。
体積蛍光光源230の他の例示的実施形態が図2Bに概略的に図示されている。この実施形態においてローパスフィルタ232が発光体104と本体102との間に配置されている。ローパスフィルタ232は例えば励起光106の波長と蛍光光109の波長との間の波長でカットオフを有する多層誘電反射体であり得る。そのためローパスフィルタ232は励起光を透過するが蛍光光を反射する。ある実施形態においてローパスフィルタ232は本体表面110上にあってもよい。他の実施形態においてローパスフィルタ232は、十分に高い角度で本体102の表面に入射する光線238bで例示された一部の光が本体102内で全内部反射されるように、本体102から離れていてもよい。光線238aで例示された一部の他の光は、臨界角未満の角度で本体102の表面に入射するとともに表面110を透過するが、ローパスフィルタ232によって反射されて本体102内に戻される。
本体102の実施形態が図3に概略的に図示され、背面310aが他の励起面110に対して直角にならないように傾斜しており、すなわち背面310aは本体の側壁に対して直交していない。傾斜背面310はx軸またはy軸のいずれかに平行にならないように傾斜している。傾斜量は例えば約5°であり得る。傾斜は本体102から抽出可能な光量を増す。傾斜端面310aからの蛍光光108の多重反射により、繰り返し全内部反射(TIR)により本体内を循環することになる蛍光光がTIR条件から外れる。そのようにして光は臨界角未満の角度で抽出面112に入射するようになるとともに、出力蛍光光109として透過される。光線追跡は本体が1.5という屈折率nを有する上述した例において、傾斜背面310aによれば光の30%まで抽出面112から抽出できるということを示す。
抽出面112には抽出面112を透過する蛍光光に対する反射損失を低減するために反射防止コーティングを設けてもよい。しかしこれは蛍光光が全内部反射されるのに十分に高い角度で抽出面に入射するという可能性を妨げない。
抽出面112は励起面110に垂直であり得るが必須ではない。例えば抽出面112は図示のようにx−y面に平行にならないように傾斜され得る。抽出面112を傾斜させる結果の1つは、抽出面112が画像中継システムによって結像される場合、得られる画像面も傾斜しているということである。これは本体からの光が傾斜対象物に結像される場合に有用であり得る。これは米国特許出願公開第2005/0135761A1号明細書により詳細に説明されている。
抽出面で全内部反射される蛍光光量を低減するために、光出力抽出器が抽出面に設けられていてもよい。異なるタイプの出力抽出器を用いてもよい。図4Aに概略的に図示された1つのこのような手法において、レンズ420が蛍光本体402の抽出面412に結合されて、出力抽出器として用いられる。レンズ420は抽出面412に近接結合するような形状に作られた背面422を有する。好適には背面422および抽出面412の両方は平坦である。背面422と抽出面412とが十分に形状整合している場合には、背面422を抽出面412に対してまたはその1つの波長未満内に配置することにより、光を本体402からレンズ420内に効率的に結合することができる。また屈折率整合材料、例えば屈折率整合オイルまたは光学接着剤を抽出面412と背面422との間に用いてもよい。屈折率整合材料はその値が本体402およびレンズ420の屈折率間にある屈折率を有することが好ましいが、これは必須ではない。
レンズ420は図示のように半球状であってもよく、または単純な平凸レンズであってもよい。しかしレンズ420が半球状でない場合には、曲面424の曲率半径が、本体からの光409の一部が臨界角を超える角度で曲面に入射するほど長くないことが有利である。これは高蛍光出力を維持する。レンズ420の屈折力を用いて、レンズ420から出力された蛍光光409の角拡散を、本体402からレンズ420に入る際の光409の角拡散に比べて低減させ得る。
またレンズ420を本体402と一体に形成してもよく、例えば本体402とレンズ420とを、例えば図4Bに示すように単一の材料片から成形してもよい。そのためレンズ420は蛍光物質を含み得るが、レンズ420内の蛍光物質は発光体からの光で励起される必要はない。本体402がレンズ420と一体に形成される場合、抽出面412を一体化本体/レンズを形成する材料の励起領域と未励起領域との間の界面の領域であると考え得る。
図4Cに概略的に図示された本体402から蛍光光を抽出する他の手法において、テーパ透過性トンネル430が蛍光本体402の抽出面412に結合されて出力抽出器として用いられる。トンネル430は本体402の抽出面412に近接結合するような形状に作られた背面432を有する。好適には背面432および抽出面412の両方は平坦である。背面432と抽出面412とが十分に整合している場合には、背面432を抽出面412に対してまたはその1つの波長未満内に配置することにより、光を本体402からトンネル430内に効率的に結合することができる。屈折率整合材料、例えば屈折率整合オイルまたは光学接着剤を、抽出面412と背面432との間に用いてもよい。トンネル430を任意の適当な透明材料、例えばガラスまたは高分子で作製し得る。
トンネル430は出力端434に向かって増加するテーパ断面積を有する。トンネル壁436は図示のように平坦であってもよく、または湾曲されていてもよい。断面積(x−y面)は単に一方向または二方向で増加することができる。トンネル壁436における蛍光光409の反射は、蛍光光409をz方向に沿って方向付ける傾向があるため、トンネルの出力434における蛍光光の角拡散は、本体からトンネル430に入る際の光の角拡散より小さい。角拡散の低下は出力面434で全内部反射される蛍光光409の量を減少させる。出力面434は図示のように平坦であってもよく、または湾曲されていてもよい。
トンネル430内では蛍光光は壁436で反射され得るか、もしくは壁436に反射コーティング、例えば無機誘電体スタックまたは高分子MOF反射コーティングを設け得る。
トンネル430は本体402と一体に形成してもよく、例えば本体402とレンズトンネル430とを高分子材料などの単一の材料片から成形してもよい。そのためトンネル430は蛍光物質を含み得る。トンネル430内の蛍光物質はトンネル430の壁436を介して励起光を方向付ける1つまたは複数の発光体からの光により励起され得る。他方ではトンネル430は励起される必要はない。本体402がトンネル430と一体に形成される場合、抽出面412を一体化本体/トンネルを形成する材料の励起領域と未励起領域との間の界面の領域であると考え得る。
トンネル430の出力面434はz軸に垂直であってもよく、または例えば図4Dに概略的に図示されているように、またさらに米国特許出願公開第2005/0135761A1号明細書に記載されているように傾斜されていてもよい。傾斜出力面434は、例えば出力面が画像中継システムによって傾斜対象物に結像されている場合有用であり得る。傾斜対象物の1つの例はデジタルマルチミラーデバイス(DMD)であり、その一例はテキサス州プラノ(Plano,Texas)のテキサス・インスツルメンツ(Texas Instruments)によりDLP(登録商標)イメージャとして供給されている。DMDは面内に位置決めされた多数のミラーを有し、各ミラーは2つの位置間で傾斜するように個々にアドレス可能である。DMDは通例DMDミラー面に非垂直である、すなわち照明光の伝播方向に対して傾斜した光線によって照明されるとともに、DMDにより反射された画像光はミラー面に垂直な方向に反射される。
蛍光本体内で生成された光が本体内で反射されるか、または本体から脱出する角度範囲を考えることが有用である。ここで励起面510と光抽出面512とを有する蛍光本体502を概略的に図示する図5Aを参照して点Xで蛍光生成された光を検討する。光例えば光線508aが臨界角θcp未満の角度で励起面510に入射する場合には、光508aは励起面510を透過して失われる。励起面510における臨界角θcpは以下の式により算出することができる。
θcp=sin-1(np/n) (5)
ここでnpは励起面の外側における屈折率であるとともに、nは本体502の屈折率である。ハッチング付き領域はθcp未満の角度範囲を示す。励起面510が空気中にある場合にはnpの値はほぼ1に等しい。
点Xから伝播する光、例えば光線508bが影付き領域により示される円錐の外側にある場合には、光508bは励起面510によって全内部反射される。そのため励起面を介して失われる光量を減少させる、すなわちθcpを減少させるためには、nの値がより大きいことが概して好ましい。
抽出面512における臨界角θceは、
θce=sin-1(ne/n) (6)
により与えられる。ここでneは抽出面512の外側の材料の屈折率である。これは空気であり得るとともにある実施形態、例えば図4Aおよび4Bに図示した実施形態においてある他の値であり得る。この場合より高い割合の光が全内部反射されずに抽出面512を介して伝播するようにθceが大きいことが望ましい。
光線508cは、点Xで発生してx−z面内を伝播し、点Aで励起面510により反射された場合には臨界角θceで抽出面512に入射する光線を表わす。θceの値が増すにつれて点Aの位置は負のz方向の左に移動する。θceのある値において点Aはハッチングが付された領域に入り、すなわち励起面510により全内部反射される代わりに光線は励起面510を透過する。したがって光出力結合効率の増加は、θceの値が点Aを励起面510上の、点Xからの入射角がθcp未満である点に置く値より大きくなると低下する。励起面510と抽出面512とが互いに90°にある場合、この条件は90°−θcp以下であるθceの値により満たされる。そのためnp=1であるとともにnが既知である場合には、少なくともx−z面に平行にまたは平行に近く伝播する光に対して、nce=n.sin(90°−θcp)である場合に蛍光光の最大光取り出し効率が得られるということが算出できる。これは本体502からの蛍光光の抽出効率が、出力抽出器の屈折率が本体502の屈折率の値に接近するにつれて水平になり得るということを示す。最大光取り出し効率は、x=z面に非平行に伝播する光に対するθceのより高い値で発生し得るが、概して光取り出し効率の増加はθceのより高い値で小さくなる。
全内部反射を用いて本体からの蛍光光を結合する最大効率を算出し得る。上述したように概して本体がより高い屈折率を有して、より大きい割合の蛍光光が本体内で全内部反射されることが好ましい。図5Bは屈折率の関数として蛍光本体からの最適化出力抽出器を用いた最大抽出効率のグラフを示す。n=1.5の屈折率値において抽出効率はほぼ50%であるとともに、n=1.9の値において70%である。
体積蛍光光ユニット600の他の実施形態が図6に概略的に図示されている。この実施形態において1つまたは複数の発光体604からの励起光606で励起面610を介して励起された蛍光本体602は、抽出面612より小さい面積を有する背面610aを有する。したがって対向励起面610bおよび610cは平行ではない。励起面610は図示のように直線であってもよく、または湾曲されていてもよい。ある例示的実施形態において本体602は図示のようにテーパ形状を取り得る。背面610aには場合によっては反射層614を設け得る。背面610aより面積が大きい抽出面612の1つの結果は、抽出面612における蛍光光の角拡散が低減され得るため、より大きい割合の蛍光光609を本体602から脱出させることができるということである。
本発明のある例示的実施形態において、体積蛍光光ユニットからの蛍光光が少なくとも部分的に偏光され得る。偏光体積蛍光光ユニット700の第1の例示的実施形態が図7Aに概略的に図示されている。この実施形態において蛍光本体702には、抽出面712に近接するまたは取り付けられた反射型偏光板740が設けられている。未偏光蛍光光709が反射型偏光板740に入射すると、1つの偏光状態709aの光が実質的に透過される一方で、直交偏光状態の光は実質的に反射されて本体702に戻される。
偏光変換素子742は場合によっては偏光板740と抽出面712との間に配置されてもよい。偏光変換素子の例には複屈折位相差素子とファラデー回転素子とがある。偏光変換素子は例えば四分の一波長位相差素子であり得る。反射型偏光板740により反射されて偏光変換素子742を通過した光709bは、偏光板740により反射された光の偏光状態から変換された偏光状態で本体702内を伝播する。光709bの偏光状態は例えば、偏光変換素子742が四分の一波長位相差板である場合には円偏光され得る。光709bは本体702を再循環してもう一度偏光変換素子742を介して反射型偏光板740に伝播し得る。再循環された光の偏光状態は反射型偏光板740における前の入射とは異なるが、それは光が偏光変換素子742を二度通過しているからであり、そのため当初偏光板740により反射された偏光状態の光の部分は、透過される偏光状態で偏光板740に戻り得る。このように反射された蛍光光709bは再循環されてその後光ユニット700から抽出され、偏光光の全体抽出効率を増加し得る。
任意の適当なタイプの反射型偏光板740、例えば多層光学フィルム(MOF)反射型偏光板、ワイヤグリッド偏光板またはコレステリック反射型偏光板を用い得る。MOF反射型偏光板は少なくとも2つの物質、通常高分子材料間の屈折率差に依存して1つの偏光状態の光を選択的に反射する一方で、直交偏光状態の光を透過する。MOF反射型偏光板の例は同一出願人が所有する米国特許第5,882,774号明細書に記載されている。
本発明に関連して有用なワイヤグリッド偏光板の例には、米国特許第6,122,103号明細書に記載されたものがある。ワイヤグリッド偏光板はとりわけユタ州オーレム(Orem,Utah)のモクステック・インコーポレーション(Moxtek Inc.)から市販されている。
本発明に関連して有用なコレステリック偏光板の例には、米国特許第5,793,456号明細書および米国特許出願公開第2002/0159019号明細書に記載されたものがある。コレステリック偏光板は出力側に四分の一波長位相差層と共に設けられることが多いため、コレステリック偏光板を透過する光は直線偏光に変換される。
実質的に偏光された出力は体積蛍光光ユニットの他の実施形態から得られ得る。例えば図7Bに概略的に図示された体積蛍光光ユニットは、蛍光本体とレンズ720の背面722との間に反射型偏光板740と偏光変換素子742とを有する。
図7Cに概略的に図示された他の例示的実施形態において、本体にはトンネル出力抽出器730が設けられている。反射型偏光板740および随意の偏光変換素子742は、図示のようにトンネル出力抽出器730の出力に配置されていてもよく、または本体とトンネル出力抽出器730との間に配置されていてもよい。ある場合には反射型偏光板740は入射光の角拡散が減少する場合に入射光の偏光により効果的であり得るため、本体702と出力抽出器730との間の位置と比べて、偏光板740がトンネル出力抽出器730の出力に配置される場合に出力光709aの偏光度はより高くなり得る。
ある実施形態において蛍光物質は、放出された蛍光光を誘導する導波路内に含まれ得る。導波路を含む体積蛍光光ユニット800の一例示的実施形態が図8Aに図示されている。この実施形態においてユニット800は、蛍光光を含む導波芯802aを有する本体802を含む。芯802aは芯802aより低い屈折率を有するクラッド802bにより取り囲まれている。このため芯の開口数内で生成される蛍光光809は抽出端812に誘導される。芯802aは、例えばファイバまたは埋設導波路を有する場合と同様に、二次元の光閉じ込めを提供し得るか、または例えば平面導波路と同様に一次元のみの光閉じ込めを提供し得る。
この特定の実施形態において発光体804は励起光806を蛍光芯802a内に横に向ける。芯802a内の蛍光物質の濃度が励起光が芯802aを通過する際に励起光の大部分を吸収するほど十分に高くなければ、この装置の蛍光物質の励起効率は低くてもよい。背面810aに反射コーティングを設けてもよい。
ある実施形態において散乱機構を設けて少なくとも励起光806aの一部を本体802内の、励起光806aが本体802内で全内部反射される方向に散乱させてもよい。例えば励起面810は散乱面であってもよく、またはクラッド802bに散乱板を設けてもよい。このような装置は励起光を蛍光芯802aを多数回通過させ得る。
図8Bに概略的に図示された導波体積蛍光光ユニット820の他の実施形態において、発光体804は励起光806を斜面822へ向け、斜面822は光を本体802に沿って向ける。クラッド802bは励起光806を内部反射するため、励起光806は蛍光芯802a内を多数回通過し、芯802a内により長い路長を効果的に形成することができ、その結果芯802a内の蛍光物質による励起光806の吸収が増加する。
本明細書に説明するような体積蛍光光ユニットを用い得る投影システムの例示的実施形態が図9に概略的に図示されている。この特定の実施形態において投影システム900は、異なる着色照明光線906a、906b、906c、例えば赤色、緑色、青色光線を生成する光源902a、902b、902cを有する3パネル投影システムである。図示の実施形態において、緑色光源902bは体積蛍光光ユニットを含む。しかし光源902a、902b、902cのいずれかまたはすべては体積蛍光光ユニットを含み得る。光源902a、902b、902cはビームステアリング素子、例えばミラーまたはプリズムも含み、それぞれの画像形成デバイス904a、904b、904cへの着色照明光線906a、906b、906cのいずれかを導き得る。
画像形成デバイス904a、904b、904cは任意の種類の画像形成デバイスであり得る。例えば画像形成デバイス904a、904b、904cは透過型または反射型画像形成デバイスであり得る。液晶ディスプレイ(LCD)パネルは透過型および反射型共に画像形成デバイスとして用いられ得る。適当なタイプの透過型LCD画像形成パネルの一例は高温ポリシリコン(HTPS)LCDである。適当なタイプの反射型LCDパネルの一例は液晶オンシリコン(LCoS)パネルである。LCDパネルは選択された画素に関連する光を偏光変調した後、偏光板を用いて変調光を未変調光から分離することにより照明光線を変調する。デジタルマルチミラーデバイス(DMD)と称されるとともに、商標名DLP(登録商標)でテキサス州プラノ(Plano,Texas)のテキサス・インスツルメンツ(Texas Instruments)により供給される他のタイプの画像形成デバイスは一連の個々にアドレス可能なミラーを用いており、ミラーは照明光を投影レンズに向かってまたは投影レンズから離れるように偏向させる。図示の実施形態において画像形成デバイス904a、904b、904cはLCoSタイプである。
光源902a、902b、902cは照明光線906a、906b、906cを整える偏光板、集光器、レンズ、ミラー等などの様々な要素も含み得る。
着色照明光線906a、906b、906cは、それぞれの偏光ビームスプリッタ(PBS)910a、910b、910cによりそれぞれの画像形成デバイス904a、904b、904cに向けられる。画像形成デバイス904a、904bおよび904cは、それぞれの反射された着色画像光線908a、908bおよび908cがPBS910a、910bおよび910cにより分離されるとともに色合成ユニット914に通過するように、入射照明光線906a、906bおよび906cを偏光変調する。着色画像光線908a、908bおよび908cは、投影レンズユニット911によって画面912に投影される単一フルカラー画像光線916に合成され得る。
画像形成デバイス904a、904b、904cは、画面912上に表示された画像を制御するコントローラ920(破線)に結合され得る。コントローラは例えばテレビジョン、コンピュータ等の同調および画像制御回路であり得る。
図示の例示的実施形態において、着色照明光線906a、906b、906cは、PBS910a、910bおよび910cにより画像形成デバイス904a、904bおよび904cに反射されるとともに、その結果得られる画像光線908a、908bおよび908cはPBS910a、910bおよび910cを透過する。図示されない他の手法において照明光は画像形成デバイスへPBSを透過し得る一方、画像光はPBSによって反射される。
投影システムの他の実施形態は異なる数の、より多いまたは少ない画像形成デバイスを用い得る。投影システムのいくつかの実施形態は単一の画像形成デバイスを用いる一方で、他の実施形態は2つの画像形成デバイスを用いる。例えば単一の画像形成デバイスを用いる投影システムは同一出願人が所有する米国特許出願第10/895,705号明細書により詳細に説明されているとともに、2つの画像形成デバイスを用いる投影システムは同一出願人が所有する米国特許出願第10/914,596号明細書により詳細に説明されている。単一パネル投影システムにおいて照明光は単一の画像形成パネルに入射する。入射光は1度に1色のみの光が画像形成デバイスの一部に入射するように変調される。時間が進むにつれて画像形成デバイスに入射する光の色が例えば赤色から緑色へ青色へ変化してそして赤色へ戻り、その時点で周期が繰り返す。これは「フィールドシーケンシャルカラー」動作モードと称されることが多い。他のタイプの単一パネル投影システムにおいて光の異なる着色帯域が単一パネルにわたってスクロールされるため、パネルは1度に2つ以上の色で照明システムにより照明されるが、パネル上の任意の特定な点は瞬間的に単一の色のみで照明される。
2パネル投影システムでは2色が第1の画像形成デバイスパネルに順次向けられ、パネルは2色の画像を順次表示する。第2のパネルは通例第3の色の光により連続的に照明される。第1および第2のパネルからの画像光線が合成されて投影される。目の中での融合により視認者にはフルカラー画像が見える。
実施例
図10Aおよび10Bに概略的に示された実験的体積蛍光光ユニットを作製してテストを行った。蛍光本体を0.18%Ceでドープされた単一の結晶イットリウムアルミニウムガーネット(YAG)スラブで形成した。本体の寸法は厚さ2.5mm、幅4.5mmおよび長さ25mmであった。6面すべてを研磨した。標準的な強化アルミニウムミラーをUV硬化光学接着剤を用いて2.5mm×4.5mm面の1つ、背面に接着した。測定値の一部に対して10mm直径BK7半球レンズを他の2.5mm×4.5mm面、抽出面に接着して光抽出を改善した。
カリフォルニア州サンノゼ(San Jose,California)のルミレッズ・インコーポレーション(Lumileds Inc.)により供給される1つまたは複数のルクセオンIIIロイヤルブルー(Luxeon III Royal Blue)LED、LXHL−PR09型により励起光を本体に提供した。
1.単一励起LED
単一焦点光学部品を用いて単一LEDからの光を中継して、スラブの大きい(4.5mm×25mm)面上にLEDアクティブ領域を結像した。LEDアセンブリからスラブに送達される光パワーを、スラブ(4.5mm×25mm)の大きい面と同一サイズである積分球の入口上のアパーチャを用いて調整した。単一LEDからの光パワーは波長の関数として図11の曲線1102としてプロットされている。次に本体をLEDと積分球との間に配置することにより、本体を透過した励起光量を測定したが、LEDからの青色(<500nm)の約25%が球内に透過した。本体を透過した青色励起光は図11に曲線1104として示されている。本体の表面におけるフレネル反射を説明すると、入射励起光の67%が本体内に吸収されたことが推測される。この割合は本体内のCeのドーピング濃度を増加させることにより、または本体を厚くすることにより増加し得る。
レンズを取り付けずに励起光が本体の大きい面に入射する状態で積分球を用いて、本体の抽出面から出る蛍光光を測定した。球によって集められた蛍光光(>500nm)は、LED光がスラブのミラー端付近に入射した場合はLEDからの青色光の入射光パワーの8.1%であり、LED光がスラブの中心に入射した場合は8.4%であった。曲線1106は単一のLEDにより励起された場合の本体から抽出された蛍光光を示す。なお蛍光光および励起光に対して本明細書で説明した波長の値は真空内での波長として提示されている。さらにまた曲線1106および1108は曲線1102に部分的に重なっているが、全幅として規定される波長範囲、半値幅(FWHM)範囲は、励起および蛍光光に対して異なることを注記する。
BK7半球レンズを本体の抽出面に取り付けた後、本体からの蛍光出力も測定したが、結果は曲線1108に示されている。この場合励起光の22.2%が蛍光光として抽出された。
全変換効率ηtotalを3つの効率、励起吸収率ηabs、ストークス変換率ηstokes、および蛍光光抽出率ηextractionの積として概算できる。他の因子は量子効率、すなわち実際に蛍光光子を生成する励起蛍光種の割合はこの例では無視されているが、それはCe:YAGの量子効率が均一に非常に近いからである。励起吸収率を以下に説明するように直接測定した。測定蛍光スペクトルからストークス効率を約80%になるように算出することができる。そして他のすべての項が既知であるため、蛍光光抽出効率ηextractionを以下のように算出することができる。
ηextraction=ηtotal/(ηabs.ηstokes)=1.86ηtotal
この実験で測定した蛍光光抽出光効率ηextractionと前述した理論値との比較が、以下の表Iに示されている。レンズ出力抽出器あり(レンズo/e)および出力抽出器なし(露出端)の効率が列記されている。
Figure 2008536266
実験結果は理論値よりほんの数パーセント低い。僅かな相違はミラーからの不完全な反射、表面での散乱損失、および球状レンズからのフレネル反射により説明することができる。とはいえ近接一致は上記に提示した蛍光抽出の説明に信憑性を証明している。
2.多数LED励起
本体を励起するために6つのルクセオンIIIロイヤルブルー(Luxeon III Royal Blue)LEDを用いて、3つのLEDが25mm×4.5mmの面の各々を励起する状態で第2の実験を行った。LEDを一列に配置するとともに中間光学部品を用いなかったが、LEDのドームを本体の1mm以内に寄せた。ミラー端から半球レンズへの順で一方側は1、3、5と番号付けしたLEDを有するとともに、他方側は2、4、6と番号付けしたLEDを有したため、LED対1/2、3/4、5/6は本体を介して互いに向かい合った。まず各LEDを1Aで個々に動作させるとともに、積分球を用いて半球レンズを介してスラブを出る蛍光光を集めた(ラン1〜6)。次に各側の3つのLEDすべて、すなわちLED1、3および5ならびにLED2、4および6を一緒に動作させた(ラン7および8)。最後に6つのLEDすべてを一緒に動作させた(ラン9)。
これらの9つのランのスペクトルの結果が図12に示されている。曲線1202は実際にラン1〜6に対応する6つの同様な曲線の重なりであり、各LEDにより個々に生成される蛍光光量がほぼ同等であるということを示している。曲線1204、1206および1208はそれぞれラン7〜9に対応している。
出力は増加する励起力の増加に比例して増加するとともに、LEDのすべてが一緒に動作されない場合には飽和が示されなかった。表IIは各LEDランに対して個々に、および一緒の動作された群に対して蛍光帯域(>500nm)で測定した光パワーを提示する。個々の測定値の合計と同時に動作するすべてのLEDにより達成された結果との間に1%未満の差がある。
Figure 2008536266
1Aで動作する6つのLEDによれば蛍光出力は約168ルーメンであった。さらなる確認としてLED群からの光を、スラブを模倣する4.5mm×25mmのアパーチャを介する透過で測定した。アパーチャを介して透過した出力は、LED1、3および5を合わせたものに対して735mWであり、LED2、4および6を合わせものに対して856mWであった。このようにスラブに入射する全青色光は1591mWである推定され、そのうち345mWの蛍光光が抽出されたがそれは22%の効率であり、それは単一LED励起からの結果と一致している。
本発明は上述した特定の実施例に限定されると考えるべきではなく、添付の特許請求の範囲に正しく記載されたように本発明のすべての態様を網羅するものと理解されるべきものである。本明細書を検討すれば本発明を適用可能な様々な変更例、同等方法および多数の構造は本発明が対象とする技術の当業者には容易に明らかになろう。特許請求の範囲はこのような変更例および装置を網羅しようとするものである。
本発明の原理による体積蛍光光ユニットの実施形態の概略図である。 本発明の原理による体積蛍光光ユニットの実施形態の概略図である。 本発明の原理による体積蛍光光ユニットの他の実施形態の概略図である。 本発明の原理による体積蛍光光ユニットの他の実施形態の概略図である。 本発明の原理による、傾斜背面を有する蛍光本体の実施形態の概略図である。 本発明の原理による光出力抽出器を有する蛍光本体の実施形態の概略図である。 本発明の原理による光出力抽出器を有する蛍光本体の実施形態の概略図である。 本発明の原理による光出力抽出器を有する蛍光本体の実施形態の概略図である。 本発明の原理による光出力抽出器を有する蛍光本体の実施形態の概略図である。 本発明の原理による体積蛍光光ユニットの蛍光本体内の全内部反射の概略図である。 本発明の原理による体積蛍光光ユニットの蛍光本体内の屈折率の関数としての算出形状集光効率を示すグラフである。 本発明の原理による他の体積蛍光光ユニットの実施形態の概略図である。 本発明の原理による、偏光体積蛍光光ユニットの実施形態の概略図である。 本発明の原理による、偏光体積蛍光光ユニットの実施形態の概略図である。 本発明の原理による、偏光体積蛍光光ユニットの実施形態の概略図である。 本発明の原理による、体積蛍光光ユニットの導波実施形態の概略図である。 本発明の原理による、体積蛍光光ユニットの導波実施形態の概略図である。 本発明の原理による体積蛍光光ユニットを用いた投影システムの実施形態の概略図である。 実験的蛍光本体の概略図である。 実験的蛍光本体の概略図である。 図10Aおよび10Bの実験的蛍光本体から得られる励起光および体積蛍光光の様々なスペクトルのグラフである。 異なる励起条件下の実験的蛍光本体からの蛍光出力のグラフである。

Claims (53)

  1. 第1の波長範囲の光を生成可能な少なくとも第1のインコヒーレント光源と、
    前記第1の波長範囲の光により照明されたときに、前記第1の波長範囲と異なる第2の波長範囲の光を放出する蛍光物質を含む本体とを備え、
    前記本体が抽出領域を有し、前記第2の波長範囲の光の少なくとも一部が前記本体内で前記抽出領域へ内部反射される、照明システム。
  2. 前記少なくとも第1のインコヒーレント光源が第1の光源と少なくとも第2の光源とを備える、請求項1に記載の照明システム。
  3. 前記第1および第2の光源が前記本体の異なる側に配置されている、請求項2に記載の照明システム。
  4. 前記第1の光源が発光ダイオード(LED)である、請求項1に記載の照明システム。
  5. 前記LEDが反射基板上に配置されている、請求項4に記載の照明システム。
  6. 前記少なくとも第1の光源が前記第1の波長範囲の光を放出可能な複数のLEDを備え、前記第1の波長範囲が約400nm〜約500nmであるとともに、前記第2の波長範囲が約500nm〜約600nmである、請求項4に記載の照明システム。
  7. 前記本体が前記抽出領域と対向する背面を有し、前記背面が前記抽出領域の面積と実質的に同等な面積を有する、請求項1に記載の照明システム。
  8. 前記本体が前記抽出領域と対向する背面を有し、前記背面の面積が前記抽出領域の面積より小さい、請求項1に記載の照明システム。
  9. 前記本体が前記背面と前記抽出領域との間に延びる側壁を有し、前記側壁が実質的に直線状である、請求項8に記載の照明システム。
  10. 前記本体が前記抽出領域と対向する背面と前記背面に隣接する側壁とを有し、前記背面が前記側壁に対して非直交である、請求項1に記載の照明システム。
  11. 前記抽出領域に配置された出力抽出器をさらに備え、前記出力抽出器が前記本体から前記第2の波長範囲の光を抽出するように光学的に結合されている、請求項1に記載の照明システム。
  12. 前記出力抽出器が前記本体に結合されたレンズを備える、請求項11に記載の照明システム。
  13. 前記出力抽出器が前記本体に結合されたテーパトンネルである、請求項11に記載の照明システム。
  14. 前記出力抽出器が前記本体と同一の物質で形成されているとともに、前記本体と一体に形成されている、請求項11に記載の照明システム。
  15. 前記出力抽出器が前記本体の長軸に非垂直な出力面を備える、請求項11に記載の照明システム。
  16. 前記本体の少なくとも1つの表面に反射層が設けられている、請求項1に記載の照明システム。
  17. 前記反射層が前記第1の波長範囲の光を実質的に透過するとともに、前記第2の波長範囲の光を実質的に反射する、請求項16に記載の照明システム。
  18. 前記抽出領域から透過した前記第2の波長範囲の光の光路内に配置された反射型偏光板をさらに備える、請求項1に記載の照明システム。
  19. 前記抽出領域と前記反射型偏光板との間に配置された偏光変換素子をさらに備える、請求項18に記載の照明システム。
  20. 前記抽出領域と前記反射型偏光板との間に配置された出力抽出器をさらに備える、請求項18に記載の照明システム。
  21. 前記本体が、前記本体の長さの少なくとも2倍の、前記第2の波長範囲の光の平均自由行路を有する物質を備える、請求項1に記載の照明システム。
  22. 前記本体が長さLと高さhとを有し、前記本体の前記表面で全内部反射する際に散乱される前記光の割合が5%/(2L/h)未満である、請求項1に記載の照明システム。
  23. 前記第2の波長範囲が前記第1の波長範囲より長い波長を含む、請求項1に記載の照明システム。
  24. 少なくとも1つの画像形成デバイスと、投影レンズユニットと、画面とを備える投影ユニットをさらに備え、前記第2の波長範囲の光が前記少なくとも1つの画像形成デバイスを照明し、前記少なくとも1つの画像形成デバイスからの画像光が前記投影レンズユニットによって前記画面に投影される、請求項1に記載の照明システム。
  25. 前記少なくとも1つの画像形成デバイスによって形成される画像を制御するように結合されたコントローラをさらに備える、請求項24に記載の照明システム。
  26. 前記本体が透明物質内に配置された蛍光物質を備え、前記蛍光物質が希土類金属イオン、遷移金属イオンおよび有機蛍光染料のうちの少なくとも1つを備える、請求項1に記載の照明システム。
  27. 前記本体が透明物質内に配置された蛍光物質を備え、前記透明物質が無機結晶、ガラスおよび高分子マトリックスのうちの1つを備える、請求項1に記載の照明システム。
  28. 蛍光物質を含み、少なくとも1つの励起領域および光抽出領域を有する本体と、
    第1の波長の光を生成可能な少なくとも1つの発光ダイオード(LED)とを備え、前記第1の波長の光の少なくとも一部が前記少なくとも1つの励起領域を前記本体内へ通過し、前記第1の波長の光の吸収後に第2の波長の蛍光光が前記本体内で生成され、前記第2の波長の光の少なくとも一部が前記本体によって前記光抽出領域へ方向付けられ、前記第2の波長の光の少なくとも一部が照明光線として前記光抽出領域を通過する、照明光線を生成可能な照明システム。
  29. 前記少なくとも1つのLEDが反射表面上に配置されている、請求項28に記載の照明システム。
  30. 前記少なくとも1つのLEDが、前記本体の前記励起領域を介して前記第1の波長の光を放出するように配置された複数のLEDを備える、請求項28に記載の照明システム。
  31. 前記第1の波長が約400nm〜約500nmの範囲の値を有し、前記第2の波長が約500nm〜約600nmの範囲の値を有する、請求項30に記載の照明システム。
  32. 前記本体が前記抽出領域と対向する背面を有し、前記背面が前記抽出領域の面積と実質的に同等な面積を有する、請求項28に記載の照明システム。
  33. 前記本体が前記抽出領域と対向する背面を有し、前記背面の面積が前記抽出領域の面積より小さい、請求項28に記載の照明システム。
  34. 前記本体が前記背面と前記抽出領域との間に延びる側壁を有し、前記側壁が実質的に直線状である、請求項33に記載の照明システム。
  35. 前記本体が前記抽出領域と対向する背面と、前記背面と前記光抽出領域との間に延びる側壁とを有し、前記背面が前記側壁に対して非直交である、請求項28に記載の照明システム。
  36. 前記抽出領域に配置された出力抽出器をさらに備え、前記出力抽出器が前記本体から前記第2の波長範囲の光を抽出するように光学的に結合されている、請求項28に記載の照明システム。
  37. 前記出力抽出器が前記本体に結合されたレンズを備える、請求項36に記載の照明システム。
  38. 前記出力抽出器が前記本体に結合されたテーパトンネルを備える、請求項36に記載の照明システム。
  39. 前記出力抽出器が前記本体と同一の物質で形成されているとともに、前記本体と一体に形成されている、請求項36に記載の照明システム。
  40. 前記出力抽出器が前記本体の長軸に非垂直な出力面を備える、請求項36に記載の照明システム。
  41. 前記本体の少なくとも1つの表面に反射層が設けられている、請求項28に記載の照明システム。
  42. 前記反射層が前記第1の波長の光を実質的に透過するとともに、前記第2の波長の光を実質的に反射する、請求項41に記載の照明システム。
  43. 前記抽出領域から透過した前記第2の波長の光の光路内に配置された反射型偏光板をさらに備える、請求項28に記載の照明システム。
  44. 前記抽出領域と前記反射型偏光板との間に配置された偏光変換素子をさらに備える、請求項43に記載の照明システム。
  45. 前記抽出領域と前記反射型偏光板との間に配置された出力抽出器をさらに備える、請求項43に記載の照明システム。
  46. 前記本体が、前記本体の長さの少なくとも2倍の、前記第2の波長の光の平均自由行路を有する物質を備える、請求項28に記載の照明システム。
  47. 前記本体が長さLと高さhとを有し、前記本体の表面で全内部反射する際に散乱される前記光の割合が5%(2L/h)未満である、請求項28に記載の照明システム。
  48. 前記第2の波長が前記第1の波長より長い、請求項28に記載の照明システム。
  49. 少なくとも1つの画像形成デバイスと、投影レンズユニットと、画面とを備える投影ユニットをさらに備え、前記第2の波長の光が前記少なくとも1つの画像形成デバイスを照明し、前記少なくとも1つの画像形成デバイスからの画像光が前記投影レンズユニットによって前記画面に投影される、請求項28に記載の照明システム。
  50. 前記少なくとも1つの画像形成デバイスによって形成される画像を制御するように結合されたコントローラをさらに備える、請求項49に記載の照明システム。
  51. 前記本体が透明物質内に蛍光物質を備え、前記蛍光物質が希土類金属イオン、遷移金属イオンおよび有機蛍光染料のうちの少なくとも1つを備える、請求項28に記載の照明システム。
  52. 前記本体が透明物質内に配置された蛍光物質を備え、前記透明物質が無機結晶、ガラスおよび高分子マトリックスのうちの1つを備える、請求項28に記載の照明システム。
  53. 前記第2の波長で前記光抽出領域から出る光が、前記少なくとも1つの励起領域内を通過する前記第1の波長光の輝度より高い輝度を有する、請求項28に記載の照明システム。
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