JP2008529249A - 密封接続装置および相手側の密封コネクタ - Google Patents
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Abstract
本発明は、電気接続装置に関するものであり、その装置は:電気接触端子(39)を備えたコネクタ(10)と、相補的電気接触端子を備え、接続軸(X−X)に沿って前記コネクタ(10)に接続されるように形成された相手側コネクタ(12)と、環状シール(68)と、を含んでいる。前記相手側コネクタ(12)は、前記相補的電気接触端子(62,64)のための、前記シール(68)が適合する支持部(40)と、少なくとも一部の前記支持部(40,44)のための前記ハウジング(42)とを含み、前記ハウジング(42)および前記コネクタ(10)それぞれが、互いに隣接した領域である前記シール(68)の第1の領域(93A)および第2の領域(93B)に周囲支持面(92A,92B)を備えている。本発明は相手側コネクタ(12)にも関する。
Description
本発明は、特に自動車産業において使用されるために形成された、密封接続装置および相手側の密封コネクタに関する。
特に、本発明は以下の特徴を含んだタイプの密封接続装置に関する。
−そのコネクタは電気接触端子を備えている。
−その相手側コネクタは接続軸方向に沿ってコネクタに接続されるように形成され、第1のコネクタの 電気接触端子と接続されるために設けられた相補的な電気接触端子を供えている。
−環状シールを備えている。
−そのコネクタは電気接触端子を備えている。
−その相手側コネクタは接続軸方向に沿ってコネクタに接続されるように形成され、第1のコネクタの 電気接触端子と接続されるために設けられた相補的な電気接触端子を供えている。
−環状シールを備えている。
前述のタイプの装置は図1に示されている。そのコネクタは設側軸方向に沿って、相手側コネクタ2に接続されるために設けられたコネクタ1を含んでいる。その接続軸は、図1,2,3および6においてX−X軸で表されている。
以下の記述において、“軸方向”および“横方向”という表現は、X−X軸に対するものと理解される。同様に、“外側”および“内側” という表現は、それぞれX−X軸に対して偏心して配置されたまたは中心に配置された任意の部分または面を指定している。
コネクタ1と相手側コネクタ2とは、図示されていない電気ケーブルの端部にそれぞれ接続されており、電気ケーブルを互いに接続するために協働することが可能な固有の金属端子を支持している。
図1において、コネクタ1は相手側コネクタ2に接続されている。
そのコネクタはボディ部3を含み、それは一般的には平行パイプ形状であり、外壁は相手側コネクタ2の方向における軸方向に伸びて、チューリップ部4を形成している。
相手側コネクタ2は一般的に平行パイプ形状のベース6を含み、コネクタ1の方向における中心軸方向に突出して雄側接続要素7を形成している。
コネクタ1と相手側コネクタ2とが接続されるとき、雄側接続要素7はスカート4内に案内される。
凹部8は雄側接続要素7の外面に形成されて、スリーブの形状でシールガスケット9を受容するために形成され、以降は“界面シール”と記載されている。
界面シール9は、シールの接触によって湿気が相手側コネクタ2およびコネクタ1内に侵入することを防止しており、一方では雄側接続要素の凹部8の面と接触し、もう一方ではスカート4の内面と接触している。従って、密封はシール9と相手側コネクタ2との間、およびシール9とコネクタ1との間で確実にされている。
いずれにせよ、本願は界面シール9と相手側コネクタ2との間の接触面が、質的に完全であることを要求している。特に、いかなるバリまたは変形も凹部8の面においては許容されない。従って、これらの平面で型のパーティングライン(parting line)を設けることが特に推奨され、ヒケ(shrink mark)が生じることは許されない。
この解決手段は、現在のところコネクタのスカート4の成型のために使用されているが、相手側コネクタ2のための型を設計する際に、多大な制約となっている。実際のところ、特有の成型工程が、界面シールを受容するための単一ブロックにおいて凹部8の面の成型を可能にするために導入されなければならない。
本発明の目的は、容易に成型される密封接続装置を提案することである。
この目的のために、本発明の主題は上述のタイプの接続装置であり、相手側コネクタは、前記相補的電気接触端子のための、前記シールガスケットが適合する支持部と、少なくとも一部の前記支持部のための前記収容ハウジングとを含み、前記ハウジングおよび前記コネクタ内において、それぞれが、互いに隣接した領域である前記シールの第1領域および第2領域に周囲支持面を備えていることを特徴とする。
特別な実施形態によれば、その装置は以下の特徴を備えている。
−前記ハウジングと前記コネクタとは、前記シールの前記第1領域と第2領域とに圧縮力をかけて、一方では前記シールと前記コネクタとの間、およびもう一方では前記シールと前記相手側コネクタとの間に連続的な面を形成することが可能であり、前記圧縮力は前記接続軸に垂直な方向にかけられている。
−前記コネクタはチューリップ部を含み、該チューリップ部は、該チューリップ部が前記周囲支持面を備えている軸方向に延伸している。
−前記シールのための受容凹部が、前記コネクタまたは前記相手側コネクタのどちらかに形成されている。
−前記ハウジングは、該ハウジングに対して前記支持部を位置決めするための少なくとも1つの停止片を含み、前記受容凹部は前記停止片から所定の距離だけ離れたいちにおいて前記前記支持部に形成され、前記ハウジングの前記周囲支持面は前記シールの前記第1の領域上で支持されている。
−前記シールは少なくとも2つの突出したシールリップを含み、1つの前記シールリップは前記シールの第1の領域上に形成され、他の前記シールリップは前記シールの第2の領域上に形成され、前記ハウジングおよび前記コネクタ内において、前記シールリップ上で前記圧縮力をかけられることが可能である。
−1つの前記シールリップは前記第1の領域上に形成され、他の前記シールリップ前記シールの中央領域に隣接した前記第2の領域上に形成され、前記シールガスケットの中央領域において、前記シールリップは前記相手側コネクタの面と接触している前記コネクタの面の間に形成された水侵入領域に直角に配置され、バリアシールを形成している。
−前記シールは、2つの付加的な突出したシールリップを含み、前記2つの付加的な突出したシールリップは、一方が前記第1の領域上に形成され、他方は前記シールガスケット前記第2の領域上に形成され、前記第1のシールリップの両側において、前記付加的なシールリップは、2つの周囲シール領域を構成して、2つの安全なバリアシールを形成している。
−前記ハウジングは軸方向に延伸したスカートを含み、該スカートは前記第1のコネクタの前記チューリップ部と協働することが可能であり、前記スカート内において、接続手段を含み、前記チューリップ手段は前記コネクタを前記相手側コネクタに接続するための相補的接続手段を含んでいる。
−前記支持部は、前記ハウジング内に組みつけられることが可能な、いくつかの独立した電気モジュールを含んでいる。
−前記ハウジングと前記コネクタとは、前記シールの前記第1領域と第2領域とに圧縮力をかけて、一方では前記シールと前記コネクタとの間、およびもう一方では前記シールと前記相手側コネクタとの間に連続的な面を形成することが可能であり、前記圧縮力は前記接続軸に垂直な方向にかけられている。
−前記コネクタはチューリップ部を含み、該チューリップ部は、該チューリップ部が前記周囲支持面を備えている軸方向に延伸している。
−前記シールのための受容凹部が、前記コネクタまたは前記相手側コネクタのどちらかに形成されている。
−前記ハウジングは、該ハウジングに対して前記支持部を位置決めするための少なくとも1つの停止片を含み、前記受容凹部は前記停止片から所定の距離だけ離れたいちにおいて前記前記支持部に形成され、前記ハウジングの前記周囲支持面は前記シールの前記第1の領域上で支持されている。
−前記シールは少なくとも2つの突出したシールリップを含み、1つの前記シールリップは前記シールの第1の領域上に形成され、他の前記シールリップは前記シールの第2の領域上に形成され、前記ハウジングおよび前記コネクタ内において、前記シールリップ上で前記圧縮力をかけられることが可能である。
−1つの前記シールリップは前記第1の領域上に形成され、他の前記シールリップ前記シールの中央領域に隣接した前記第2の領域上に形成され、前記シールガスケットの中央領域において、前記シールリップは前記相手側コネクタの面と接触している前記コネクタの面の間に形成された水侵入領域に直角に配置され、バリアシールを形成している。
−前記シールは、2つの付加的な突出したシールリップを含み、前記2つの付加的な突出したシールリップは、一方が前記第1の領域上に形成され、他方は前記シールガスケット前記第2の領域上に形成され、前記第1のシールリップの両側において、前記付加的なシールリップは、2つの周囲シール領域を構成して、2つの安全なバリアシールを形成している。
−前記ハウジングは軸方向に延伸したスカートを含み、該スカートは前記第1のコネクタの前記チューリップ部と協働することが可能であり、前記スカート内において、接続手段を含み、前記チューリップ手段は前記コネクタを前記相手側コネクタに接続するための相補的接続手段を含んでいる。
−前記支持部は、前記ハウジング内に組みつけられることが可能な、いくつかの独立した電気モジュールを含んでいる。
本発明の主題は、電気接触端子を備えたコネクタと接続されるために形成された密封コネクタの相手側コネクタでもあり、この相手側コネクタは、
−前記第1のコネクタの電気接触端子に接続されるために設けられた電気接触端子と、
−環状シールと、を含んだ相手側コネクタにおいて、
該相手側コネクタは前記相補的電気接触端子のための、前記シールが適合する支持部と、少なくとも一部の前記支持部のための前記収容ハウジングとを備え、前記ハウジング内において前記シールの第1の領域に支持された周囲支持面を備え、かつ前記シールの第2の領域は前記コネクタと接触するように設けられていることを特徴とする。
−前記第1のコネクタの電気接触端子に接続されるために設けられた電気接触端子と、
−環状シールと、を含んだ相手側コネクタにおいて、
該相手側コネクタは前記相補的電気接触端子のための、前記シールが適合する支持部と、少なくとも一部の前記支持部のための前記収容ハウジングとを備え、前記ハウジング内において前記シールの第1の領域に支持された周囲支持面を備え、かつ前記シールの第2の領域は前記コネクタと接触するように設けられていることを特徴とする。
本発明は以下の記載を読むことでより理解されるであろう。以下に実施例と添付図を参照して記載する。
本発明の実施形態による密封接続装置が、図解的に図2に示されている。
その装置はコネクタ10と、コネクタ10と嵌合されるために設計された相手側コネクタ12とを備えている。図2において、相手側コネクタ12はコネクタ10に嵌合されている。
コネクタ10は面16を備えた平行パイプ状のボディ部14を含み、面16は相手側コネクタ12と連結されることが可能であって“前面”と呼ばれている。面18は前面に対向した“後面”と呼ばれ、20,22および24は軸壁である。
ボディ部14の軸壁20,22,および24はチューリップ部26から延伸されている。
このチューリップ部26は雌側嵌合要素30を構成しており、相手側コネクタの雄側嵌合要素32を受容するために設けられている。以下記載においてそれを説明する。
チューリップ部26は接続コネクタ10のための手段27を備え、相手側コネクタ12の接続手段29と相補的に接続する。以下の記載においてそれを説明する。
コネクタ10は前面16上に位置決めグリッド37とタブ38とを含み、それらは電気ケーブルに接続された電気接触板39を柔軟に支持しているが、図2には示されていない。
位置決めグリッド37はプラスチックの成型品であり、接続する間に、相手側コネクタ12に対してコネクタ10の位置を調整することを可能にしている。
図3に示されているように、相手側コネクタ12は電気接触要素のための支持部40と、その支持部40の一部を含めるように適合されたハウジング42とを含んでいる。
支持部40は平行パイプ形状に延伸したベース44で構成され、そのベース44は4つの軸壁45および46と、コネクタのチューリップ部26を包むようにデザインされた雌側嵌合要素32を形成する前部48と、その前部に対向している後部50とを備えている。
ベース44は、軸方向開口部58および60のために位置決めグリッド52を支持し、端子62および64はケーブル54および56に電気的に接続されている。
ある程度よく知られていることとしては、位置決めグリッド52は、支持部の前部48の端部に取り付けられ、コネクタの位置決めグリッド37と協働することが可能である。
ある程度よく知られていることとしては、端子62および64は、柔軟な電気接触板で構成され、相補形状でコネクタのタブ38上に取り付けられた柔軟な電気接触板39と接触状態になることが可能である。
ベース44は4つの壁45および46の外面に形成された溝66を備えている。
溝66は界面の環状シールのための受容凹部を構成し、シール68はエラストマで製作され、コネクタ10と相手側コネクタ12との間の密封を確実にすることが可能である。
本発明によると、溝66の一部分67は、ハウジング42内に導入される支持部の後部50内に形成されている。溝66の他の部分はハウジングの外側に伸びた支持部の前部48内に形成されている。好ましくは、溝のそれぞれの部分67および69は溝66の全幅の半分に相当する幅を備えているのがよい。
界面シール68は概略的にはスリーブの形状であり、その1つの面71はシール面と呼ばれているが、そのシール面には径方向に突出した4つのフランジ70,72,74および76が設けられており、それらは“シールリップ”と呼ばれている。
界面シール68はベース44に適合され、シール面71は溝66の表面と接触していない。
電気接触端子62および64と相補電気接触端子39とは、外部の湿度および汚染から隔離されているであろう。
ハウジング42は、概略的には平行パイプ形状のボディ部78であり、面80と中実の後壁82と4つの中実の軸壁84および86とを備えている。
図2および3に示された本発明による実施例において、ハウジング42は4つの軸壁84および86のそれぞれの端部において前面80に横肩部88を備え、この肩部はスカート90によって軸方向に伸ばされている。
肩部88は、相手側コネクタ12がコネクタ10と接続されるときに、その内面がチューリップ部26の端部のための停止面91を構成するように配置されている。
スカート90は、コネクタのチューリップ部26によって支持された接続手段27と相補的に協働するために設けられた接続手段29を支持している。これらの接続手段29は、接着手段を含んでいる。
変化例として、接続手段29と相補的な接続手段27とは、クランプ、クリップ、弾性的な連結手段などで構成されている。
ハウジングの中実の後壁82は支持部の開口部58および60に整列された横穴94を含み、電気ケーブル54および56の通過を可能にして、電気ケーブル54および56の周囲に組み付けられたワイヤシールまたはグロメット(grommet)95のための受容凹部がハウジングのケーブル54および56とボディ部78との間の密封を確実にしている。
ハウジングの4つの軸壁84および86は、ハウジングの前面80に開口部を備え、支持部の後部50を受容するために提供されていたしきいを形成している。
ハウジング42内に取り込まれていない支持部の前部48は雄側接続要素32を形成し、チューリップ部26内に取り込まれることが可能である。
ハウジングの壁84および86の内面は、支持部の後部50のための停止片を形成しているフランジ96を備えている。このフランジ96は、肩部88から所定の距離だけ離れて配置され、壁84および86の内周面92Aが界面シールの面71の第1の領域93Aに支持されている。
特に、ハウジングの内周面92Aは界面シールの2つのリップ74および76上に支持されており、ハウジングの側部に位置している。
コネクタのチューリップ部26は、内周面92Bが界面シールの面71の第2の領域93B上に支持されるような長さを有している。
特に、チューリップ部の内周面92Bは界面シールの他のリップ70および72上に支持されており、コネクタ10の側部に位置している。
水が侵入するためのギャップ97は、以下“水侵入空間”と呼ぶが、ハウジングの停止面91とコネクタのチューリップ部26の端部との間に形成されている。この空間97は界面シールの2つの中央リップ72および74によって支持された中央領域98に面して位置している。
2つの中央リップ72および74は侵入空間97の両側に配置されているため、中央領域98とリップ72および74とは水を放出するためのバリアシールを形成している。
それぞれの2つの周囲のリップ70および76は、2つの中央リップ72および74のうちの1つと共に2つの周囲領域100および102に隣接している。周囲領域100および102とリップ70,72,74および76とは、2つの安全なバリアシールを形成している。
チューリップ部26の支持面92Bとハウジングの支持面92Aとは、相手側コネクタ12へのコネクタ10のX−Xの接続方向に垂直に、リップ70,72,74および76に圧縮力を受けている。
この目的のために、ハウジング42の寸法、溝66の深さ、界面シール68の厚さおよびチューリップ部26のオフセット量は、リップ70,72,74および76がハウジングの支持面92Aおよび92Bとチューリップ部26とによって圧縮されるように決定される。それは、一方では界面シール68とハウジング42との間、もう一方では界面シール68とコネクタ10との間のシールの連続性を確実にするためである。
従って、界面シール68は完全にかつ連続的に、ハウジング42およびチューリップ部26の面に適合し、これらの面が部品の成型に伴う問題によって、凹凸を持っていたとしても適合している。
図5(図6が正しい)は本発明の第2の実施形態を示している。
この実施形態において、相手側コネクタ112は第1の実施形態の相手側コネクタ12と基本的に異なり、支持部40は3つの独立した電気モジュール112,114および116を含み、それらのモジュールはハウジング42内に組み込まれることが可能である。
これらの電気モジュール112,114および116のそれぞれの外壁は、界面シール68を受容することが可能な溝66を含んでいる。
ハウジング42は、その内面において、電気モジュール112,114および116のための停止片を形成しているフランジ96を備えている。
変形例として、界面シール68は、単一の中央シール領域98を形成する2つのリップ72および74のみを有している。
変形例として、ハウジング42はスカート90を備えていない。
変形例として、ハウジング42は支持部40と共に1部品に組み込まれている。
有利な点として、本発明による接続装置は組みつけが容易である。実際のところ、組み付け中において、ケーブル54,56、界面シール68および後部シール95を支持している支持部40は、ハウジング42内に組み付けられる。次に、相手側コネクタ12はコネクタ10に接続される。
有利な点として、界面シール68のシールリップ70,72,74および76の圧縮力は、コネクタ10と相手側コネクタとの接続軸X−Xに直交する面に沿ってかけられる。従って、部品の公差は、より深刻なものとならない。
1,10 コネクタ
2,12 相手側コネクタ
3 ボディ部
4、90 スカート
6 ベース
7 雄側接続要素
8 凹部
9 界面シール
14 ボディ部
20,22,24 軸壁
26 チューリップ部
27,29 接続手段
37、52 位置決めグリッド
38 タブ
39,62,64 電気接触端子
42 ハウジング
54,56 電気ケーブル
66 溝
68 界面シール
70,72,74,76 リップ
92A、92B 支持面
93A 第1の領域
93B 第2の領域
96 停止片
97 水侵入空間
112,114,116 電気モジュール
2,12 相手側コネクタ
3 ボディ部
4、90 スカート
6 ベース
7 雄側接続要素
8 凹部
9 界面シール
14 ボディ部
20,22,24 軸壁
26 チューリップ部
27,29 接続手段
37、52 位置決めグリッド
38 タブ
39,62,64 電気接触端子
42 ハウジング
54,56 電気ケーブル
66 溝
68 界面シール
70,72,74,76 リップ
92A、92B 支持面
93A 第1の領域
93B 第2の領域
96 停止片
97 水侵入空間
112,114,116 電気モジュール
Claims (11)
- 密封接続装置であって、
−電気接触端子(39)を備えたコネクタ(10)と、
−接続軸(X−X)に沿って前記コネクタ(10)に接続されるように形成され、かつ第1のコネクタ(10)の前記電気接触端子(39)と接続されるために設けられた相補的電気接触端子(62,64)を備えた相手側コネクタ(12)と、
−環状シール(68)と、を含み、
前記相手側コネクタ(12)は、前記相補的電気接触端子(62,64)のための、前記シール(68)が適合する支持部(40)と、少なくとも一部の前記支持部(40,44)のための前記収容ハウジング(42)とを含み、前記ハウジング(42)および前記コネクタ(10)内において、それぞれが、互いに隣接した領域である前記シール(68)の第1の領域(93A)および第2の領域(93B)に周囲支持面(92A,92B)を備えていることを特徴とする密封接続装置。 - 前記ハウジング(42)と前記コネクタ(10)とは、前記シール(68)の前記第1領域(93A)と第2領域(93B)とに圧縮力をかけて、一方では前記シール(68)と前記コネクタ(10)との間、およびもう一方では前記シール(68)と前記相手側コネクタ(12)との間に連続的な面を形成することが可能であり、前記圧縮力は前記接続軸(X−X)に垂直な方向にかけられていることをさらなる特徴とする、請求項1に記載の密封接続装置。
- 前記コネクタ(10)はチューリップ部(26)を含み、該チューリップ部(26)は、該チューリップ部(26)が前記周囲支持面(92B)を備えている軸方向に延伸していることをさらなる特徴とする、請求項1または2に記載の密封接続装置。
- 前記シール(68)のための受容凹部(66)が、前記コネクタ(10)または前記相手側コネクタ(12)のどちらかに形成されていることをさらなる特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の密封接続装置。
- 前記ハウジング(42)は、該ハウジング(42)に対して前記支持部(40,44)を位置決めするための少なくとも1つの停止片(96)を含み、前記受容凹部(66)は前記停止片(96)から所定の距離だけ離れたいちにおいて前記前記支持部(40,44)に形成され、前記ハウジングの前記周囲支持面(92A)は前記シール(68)の前記第1の領域(93A)上で支持されていることをさらなる特徴とする、請求項4に記載の密封接続装置。
- 前記シール(68)は少なくとも2つの突出したシールリップ(72,74)を含み、1つの前記シールリップは前記シール(68)の第1の領域(93A)上に形成され、他の前記シールリップは前記シール(68)の第2の領域(93B)上に形成され、前記ハウジング(42)および前記コネクタ(10)内において、前記シールリップ(72,74)上で前記圧縮力をかけられることが可能であることをさらなる特徴とする、請求項2〜5のいずれか一項に記載の密封接続装置。
- 1つの前記シールリップ(74)は前記第1の領域(93A)上に形成され、他の前記シールリップ(72)前記シール(68)の中央領域(98)に隣接した前記第2の領域(93B)上に形成され、前記シールガスケット(68)の中央領域(98)において、前記シールリップは前記相手側コネクタ(12)の面(91)と接触している前記コネクタ(10)の面の間に形成された水侵入領域(97)に直角に配置され、バリアシールを形成していることをさらなる特徴とする、請求項6に記載の密封接続装置。
- 前記シール(68)は、2つの付加的な突出したシールリップ(70,76)を含み、前記2つの付加的な突出したシールリップは、一方が前記第1の領域(93A)上に形成され、他方は前記シールガスケット(68)の前記第2の領域(93B)上に形成され、前記第1のシールリップ(72,74)の両側において、前記付加的なシールリップ(70,76)は、2つの周囲シール領域(100,102)を構成して、2つの安全なバリアシールを形成していることをさらなる特徴とする、請求項6または7に記載の密封接続装置。
- 前記ハウジング(42)は軸方向に延伸したスカート(90)を含み、該スカート(90)は前記第1のコネクタ(10)の前記チューリップ部(26)と協働することが可能であり、前記スカート(90)内において、接続手段(27)を含み、前記チューリップ手段(26)は前記コネクタ(10)を前記相手側コネクタ(12)に接続するための相補的接続手段(29)を含んでいることをさらなる特徴とする、請求項3〜8のいずれか一項に記載の密封接続装置。
- 前記支持部(40,44)は、前記ハウジング(42)内に組みつけられることが可能な、いくつかの独立した電気モジュール(112,114,116)を含んでいることをさらなる特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載の密封接続装置。
- 前記電気接触端子(39)を備えた前記コネクタ(10)に接続されるように形成された密封コネクタの相手側コネクタ(12)であって、
−第1のコネクタ(10)の電気接触端子(39)に接続されるために設けられた電気接触端子(62,64)と、
−環状シール(68)と、を含んだ相手側コネクタ(12)において、
該相手側コネクタ(12)は前記相補的電気接触端子(62,64)のための、前記シール(68)が適合する支持部(40)と、少なくとも一部の前記支持部(40,44)のための前記収容ハウジング(42)とを備え、前記ハウジング(42)内において前記シール(68)の第1の領域(93A)に支持された周囲支持面(92)を備え、かつ前記シール(68)の第2の領域(93B)は前記コネクタ(10)と接触するように設けられていることを特徴とする相手側コネクタ。
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