JP2008528505A5 - - Google Patents

Claims (27)

1. 免疫反応を阻害するための治療剤であって、
   式Ｉ：
   

   

   （式中、ｎは、１〜５の整数であり、
   Ｒ^１は、それぞれ独立して、アリール、ヘテロアリール、アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アシル、カルボキシル、ヒドロキシル、ハロゲン、アミノ、ニトロ、スルホ、又はスルフヒドリルであり、ここで各アルキルは、ヒドロキシル、アミノ、又はスルフヒドリルで選択的に置換されており；かつ
   Ｒ^２は、水素又は低級アルキルである）
   で示される化合物、又はその塩若しくはプロドラッグの有効量を含む、治療剤。
2. Ｔ細胞の活性化を阻害するための治療剤であって、
   式Ｉ：
   

   

   （式中、ｎは、１〜５の整数であり、
   Ｒ^１は、それぞれ独立して、アリール、ヘテロアリール、アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アシル、カルボキシル、ヒドロキシル、ハロゲン、アミノ、ニトロ、スルホ、又はスルフヒドリルであり、ここで各アルキルは、ヒドロキシル、アミノ、又はスルフヒドリルで選択的に置換されており；かつ
   Ｒ^２は、水素又は低級アルキルである）
   で示される化合物、又はその塩若しくはプロドラッグの有効量を含む、治療剤。
3. Ｔ細胞媒介型の疾患又は病状を治療するための治療剤であって、
   式Ｉ：
   

   

   （式中、ｎは、１〜５の整数であり、
   Ｒ^１は、それぞれ独立して、アリール、ヘテロアリール、アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アシル、カルボキシル、ヒドロキシル、ハロゲン、アミノ、ニトロ、スルホ、又はスルフヒドリルであり、ここで各アルキルは、ヒドロキシル、アミノ、又はスルフヒドリルで選択的に置換されており；かつ
   Ｒ^２は、水素又は低級アルキルである）
   で示される化合物、又はその塩若しくはプロドラッグの有効量を含む、治療剤。
4. 前記Ｔ細胞媒介型の疾患又は病状が、自己免疫性の疾患又は病状である、請求項３記載の治療剤。
5. 前記自己免疫性の疾患又は病状が多発性硬化症である、請求項４記載の治療剤。
6. 前記自己免疫性の疾患又は病状が全身性エリテマトーデスである、請求項４記載の治療剤。
7. 前記Ｔ細胞媒介型の疾患又は病状がＴ細胞媒介肺疾患である、請求項３記載の治療剤。
8. 単球の活性化を阻害するための治療剤であって、
   式Ｉ：
   

   

   （式中、ｎは、１〜５の整数であり、
   Ｒ^１は、それぞれ独立して、アリール、ヘテロアリール、アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アシル、カルボキシル、ヒドロキシル、ハロゲン、アミノ、ニトロ、スルホ、又はスルフヒドリルであり、ここで各アルキルは、ヒドロキシル、アミノ、又はスルフヒドリルで選択的に置換されており；かつ
   Ｒ^２は、水素又は低級アルキルである）
   で示される化合物、又はその塩若しくはプロドラッグの有効量を含む、治療剤。
9. 炎症誘発性サイトカインの産生、放出、又はその両方を阻害するための治療剤であって、
   式Ｉ：
   

   

   （式中、ｎは、１〜５の整数であり、
   Ｒ^１は、それぞれ独立して、アリール、ヘテロアリール、アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アシル、カルボキシル、ヒドロキシル、ハロゲン、アミノ、ニトロ、スルホ、又はスルフヒドリルであり、ここで各アルキルは、ヒドロキシル、アミノ、又はスルフヒドリルで選択的に置換されており；かつ
   Ｒ^２は、水素又は低級アルキルである）
   で示される化合物、又はその塩若しくはプロドラッグの有効量を含む、治療剤。
10. インターロイキン８の産生、放出、又はその両方を阻害するための治療剤であって、
    式Ｉ：
    

    

    （式中、ｎは、１〜５の整数であり、
    Ｒ^１は、それぞれ独立して、アリール、ヘテロアリール、アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アシル、カルボキシル、ヒドロキシル、ハロゲン、アミノ、ニトロ、スルホ、又はスルフヒドリルであり、ここで各アルキルは、ヒドロキシル、アミノ、又はスルフヒドリルで選択的に置換されており；かつ
    Ｒ^２は、水素又は低級アルキルである）
    で示される化合物、又はその塩若しくはプロドラッグの有効量を含む、治療剤。
11. インターロイキン１３の産生、放出、又はその両方を阻害するための治療剤であって、
    式Ｉ：
    

    

    （式中、ｎは、１〜５の整数であり、
    Ｒ^１は、それぞれ独立して、アリール、ヘテロアリール、アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アシル、カルボキシル、ヒドロキシル、ハロゲン、アミノ、ニトロ、スルホ、又はスルフヒドリルであり、ここで各アルキルは、ヒドロキシル、アミノ、又はスルフヒドリルで選択的に置換されており；かつ
    Ｒ^２は、水素又は低級アルキルである）
    で示される化合物、又はその塩若しくはプロドラッグの有効量を含む、治療剤。
12. インターフェロンγの産生、放出、又はその両方を阻害するための治療剤であって、
    式Ｉ：
    

    

    （式中、ｎは、１〜５の整数であり、
    Ｒ^１は、それぞれ独立して、アリール、ヘテロアリール、アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アシル、カルボキシル、ヒドロキシル、ハロゲン、アミノ、ニトロ、スルホ、又はスルフヒドリルであり、ここで各アルキルは、ヒドロキシル、アミノ、又はスルフヒドリルで選択的に置換されており；かつ
    Ｒ^２は、水素又は低級アルキルである）
    で示される化合物、又はその塩若しくはプロドラッグの有効量を含む、治療剤。
13. 腫瘍壊死因子αの産生、放出、又はその両方を阻害するための治療剤であって、
    式Ｉ：
    

    

    （式中、ｎは、１〜５の整数であり、
    Ｒ^１は、それぞれ独立して、アリール、ヘテロアリール、アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アシル、カルボキシル、ヒドロキシル、ハロゲン、アミノ、ニトロ、スルホ、又はスルフヒドリルであり、ここで各アルキルは、ヒドロキシル、アミノ、又はスルフヒドリルで選択的に置換されており；かつ
    Ｒ^２は、水素又は低級アルキルである）
    で示される化合物、又はその塩若しくはプロドラッグの有効量を含む、治療剤。
14. 炎症を阻害するための治療剤であって、
    式Ｉ：
    

    

    （式中、ｎは、１〜５の整数であり、
    Ｒ^１は、それぞれ独立して、アリール、ヘテロアリール、アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アシル、カルボキシル、ヒドロキシル、ハロゲン、アミノ、ニトロ、スルホ、又はスルフヒドリルであり、ここで各アルキルは、ヒドロキシル、アミノ、又はスルフヒドリルで選択的に置換されており；かつ
    Ｒ^２は、水素又は低級アルキルである）
    で示される化合物、又はその塩若しくはプロドラッグの有効量を含む、治療剤。
15. 炎症性の疾患又は病状を治療するための治療剤であって、
    式Ｉ：
    

    

    （式中、ｎは、１〜５の整数であり、
    Ｒ^１は、それぞれ独立して、アリール、ヘテロアリール、アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アシル、カルボキシル、ヒドロキシル、ハロゲン、アミノ、ニトロ、スルホ、又はスルフヒドリルであり、ここで各アルキルは、ヒドロキシル、アミノ、又はスルフヒドリルで選択的に置換されており；かつ
    Ｒ^２は、水素又は低級アルキルである）
    で示される化合物、又はその塩若しくはプロドラッグの有効量を含む、治療剤。
16. 前記炎症性の疾患又は病状が、喘息である、請求項１５記載の治療剤。
17. 前記炎症性の疾患又は病状が、炎症性の神経疾患又は神経病状である、請求項１５記載の治療剤。
18. リンパ球の望ましくない増殖を阻害するための治療剤であって、
    式Ｉ：
    

    

    （式中、ｎは、１〜５の整数であり、
    Ｒ^１は、それぞれ独立して、アリール、ヘテロアリール、アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アシル、カルボキシル、ヒドロキシル、ハロゲン、アミノ、ニトロ、スルホ、又はスルフヒドリルであり、ここで各アルキルは、ヒドロキシル、アミノ、又はスルフヒドリルで選択的に置換されており；かつ
    Ｒ^２は、水素又は低級アルキルである）
    で示される化合物、又はその塩若しくはプロドラッグの有効量を含む、治療剤。
19. リンパ球の望ましくない付着を阻害するための治療剤であって、
    式Ｉ：
    

    

    （式中、ｎは、１〜５の整数であり、
    Ｒ^１は、それぞれ独立して、アリール、ヘテロアリール、アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アシル、カルボキシル、ヒドロキシル、ハロゲン、アミノ、ニトロ、スルホ、又はスルフヒドリルであり、ここで各アルキルは、ヒドロキシル、アミノ、又はスルフヒドリルで選択的に置換されており；かつ
    Ｒ^２は、水素又は低級アルキルである）
    で示される化合物、又はその塩若しくはプロドラッグの有効量を含む、治療剤。
20. 第１の疾患又は病状が、中枢神経系興奮剤又はドーパミン取り込み阻害因子で治療可能な神経性の疾患又は病状であり、かつ第２の疾患又は病状が、免疫性又は炎症性の疾患若しくは病状である、併存性の疾患又は病状を治療するための治療剤であって、前記治療剤は、式Ｉ：
    

    

    （式中、ｎは、１〜５の整数であり、
    Ｒ^１は、それぞれ独立して、アリール、ヘテロアリール、アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アシル、カルボキシル、ヒドロキシル、ハロゲン、アミノ、ニトロ、スルホ、又はスルフヒドリルであり、ここで各アルキルは、ヒドロキシル、アミノ、又はスルフヒドリルで選択的に置換されており；かつ
    Ｒ^２は、水素又は低級アルキルである）
    で示される化合物、又はその塩若しくはプロドラッグの有効量を含む、治療剤。
21. 前記併存性の疾患が、アレルギー及び注意欠陥／多動性障害である、請求項２０記載の治療剤。
22. Ｒ^１が、それぞれ独立して、アリール、ヘテロアリール、アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、ヒドロキシル、ハロゲン、アミノ、ニトロ、スルホ又はスルフヒドリルである、請求項１乃至２１のいずれか一項に記載の治療剤。
23. Ｒ^１が、それぞれ独立して、アリール、アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アリールオキシ又はアシルである、請求項１乃至２１のいずれか一項に記載の治療剤。
24. Ｒ^１が、それぞれ独立して、アリール、アルキル又はシクロアルキルである、請求項１乃至２１のいずれか一項に記載の治療剤。
25. Ｒ^１が、それぞれ独立してアリールである、１乃至２１のいずれか一項に記載の治療剤。
26. ｎ＝１である、請求項１乃至２１のいずれか一項に記載の治療剤。
27. 化合物が、下記：
    

    

    で示される、請求項１乃至２１のいずれか一項に記載の治療剤。