JP2008528088A - 可撓性眼内レンズインジェクター - Google Patents

可撓性眼内レンズインジェクター Download PDF

Info

Publication number
JP2008528088A
JP2008528088A JP2007551718A JP2007551718A JP2008528088A JP 2008528088 A JP2008528088 A JP 2008528088A JP 2007551718 A JP2007551718 A JP 2007551718A JP 2007551718 A JP2007551718 A JP 2007551718A JP 2008528088 A JP2008528088 A JP 2008528088A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
channel
diameter
piston
lens
injector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007551718A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4676504B2 (ja
Inventor
ニコラス クインチン
シリル ヴァンション
ジャンマルク アンドレ
Original Assignee
コルネアル アンドゥストリ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by コルネアル アンドゥストリ filed Critical コルネアル アンドゥストリ
Publication of JP2008528088A publication Critical patent/JP2008528088A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4676504B2 publication Critical patent/JP4676504B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F2/00Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
    • A61F2/02Prostheses implantable into the body
    • A61F2/14Eye parts, e.g. lenses, corneal implants; Implanting instruments specially adapted therefor; Artificial eyes
    • A61F2/16Intraocular lenses
    • A61F2/1662Instruments for inserting intraocular lenses into the eye
    • A61F2/1678Instruments for inserting intraocular lenses into the eye with a separate cartridge or other lens setting part for storage of a lens, e.g. preloadable for shipping
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F2250/00Special features of prostheses classified in groups A61F2/00 - A61F2/26 or A61F2/82 or A61F9/00 or A61F11/00 or subgroups thereof
    • A61F2250/0058Additional features; Implant or prostheses properties not otherwise provided for
    • A61F2250/009Additional features; Implant or prostheses properties not otherwise provided for for single use, e.g. having means for preventing re-use

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Cardiology (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Transplantation (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Prostheses (AREA)

Abstract

可撓性眼内レンズを注入するためのインジェクターであって、直径D1の主部18、30、直径D2(D2<D1)の開口端部34、及び、遷移部32を有するチャネル14と、チャネルに沿って可動であってチャネル内において折りたたまれたレンズを押し出す硬質ピストン16と、疎水性で弾性変形可能な材料からなる実質的に円状対称な突き出し部40とを備えている。突き出し部は、D1以上の外径D3を有している。突き出し部40は、ピストンと機械的に接続されることなく、チャネル内においてピストン16の端部と折りたたまれたレンズ1との間に配置される。レンズがチャネル内においてピストンに押されると、突き出し部は、弾性変形することによってチャネルの端部内に部分的に侵入し、チャネルからレンズを排出する。ピストンが引き抜かれたときにチャネルの端部には突き出し部が詰まったままとなっている。
【選択図】図2A

Description

本発明は、可撓性眼内レンズ(intraocular implant)を注入するためのインジェクターを提供する。
係る可撓性レンズのインジェクターは、供給者”コンネアル インダストリエ”の名義による特許出願PCT/FR01/01510及びPCT/FR01/02994に記載されている。
可撓性眼内レンズは、親水性又は疎水性アクリルのような変形可能材料からなる光学部分を少なくとも有するレンズである。光学部分及びこのようなレンズの角膜(haptic)部分は、通常3mmほどの小さなサイズの切開を通って眼の中に挿入され得る状態に折りたたまれ又は巻回されることが可能である。
外科医の作業を容易にするために、可撓性レンズインジェクターとして知られる装置が開発された。この装置は、最初にレンズを折りたたむことを可能とし、次に眼球壁(wall of the eye)に作られた切開内に挿入されるカニューレ(cannula)によって折りたたまれたレンズを眼の中に配置することを可能とする。
このインジェクターは、折りたたまれていないレンズが配置され、機械的部材を移動させることによって、レンズが正しく巻回され又は折りたたまれる折りたたみ室を備えている。インジェクターは、さらに、カニューレを形成する内部チャネルを有している。折りたたまれたレンズは、眼内に配置されたカニューレの開口端部まで、ピストンによって移動することができる。ピストンがその行程の端部に到達すると、レンズは眼内の適切な位置に排出され、レンズは自然に初期形状に戻る。
眼球壁に作られた切開のサイズをさらに小さくするために、眼の中に配置されるカニューレの端部の直径が折りたたみ室の直径よりもさらに小さいレンズインジェクターが開発された。既にカニューレのチャネルに沿って折りたたまれたレンズを押圧することによって、折りたたまれたレンズの外径はさらに小さくなる。このようなタイプのインジェクターは、行程の端部にある折りたたまれたレンズに当たったピストンの動きに関する問題を生じさせる。
患者の眼の中に挿入されたインジェクターの少なくとも端部は、使用後に消毒されなければならない。消毒が多かれ少なかれ完全に行われることに関する問題及びリスクを避けるために、消毒を効率的に行うことができないことによって再利用できないプラスチック材料からなるインジェクターが市場に置かれていた。
係るインジェクターがこのような環境で用いられるとき、インジェクターを効率よく且つ一旦使用した後に確実に再利用できないように作製することが重要である。
本発明の目的は、最初に寸法がより小さくなるようにレンズを折りたたみ、次に一旦使用した後に効率的に再利用できないようにすることを可能とする、可撓性レンズのインジェクターを提供することである。
課題を解決するための手段及び効果
本発明によると、上記目的を達成するために、可撓性レンズインジェクターは、直径D1の主部、直径D2(D2<D1)の開口端部、及び、前記主部と前記開口端部とを接続する実質的に切頭円錐形状を有する遷移部を有するチャネルと、前記チャネル内で可動であって前記チャネル内において折りたたまれたレンズを押し出す硬質ピストンとを備えている。
このインジェクターは、さらに、疎水性で弾性変形可能な材料からなる実質的に円状対称な突き出し部をさらに備えており、前記突き出し部は、応力が印加されていないときに、D1以上の外径D3を有しており、前記突き出し部は、前記ピストンと機械的に接続されることなく、前記チャネル内において前記ピストンの端部と前記折りたたまれたレンズとの間に配置され、前記折りたたまれたレンズが前記チャネルに沿ってピストンに押されると、前記突き出し部は、弾性変形することによって前記チャネルの端部内に部分的に侵入し、前記チャネルから前記折りたたまれたレンズが排出され、前記ピストンが引き抜かれたときに前記チャネルの端部には前記突き出し部が詰まったままとなって、インジェクターの再利用を不可とする。
「ピストンと機械的に接続されることなく」という文言は、ピストンの端部と突き出し部との間に、接着剤、相互係合、オーバーモールド(overmolding)などによるいかなる機械的接続手段もないことを意味している。突き出し部はピストンに対して完全にフリーであって、ピストンの端部と突き出し部の後面との単なる接触によって、ピストンに押されるだけである。
チャネルの端部の直径が主部の直径(巻回又は折りたたみ室の直径に相当する)よりも小さいために、レンズはより折りたたまれて、レンズのサイズはさらに小さくなる。さらに、弾性変形可能な突き出し部があることによって、レンズは、インジェクターのチャネルの小直径端部においても効率的に押圧されるために、レンズが患者の眼の中に正しく排出されることが保証される。加えて、突き出し部がピストンと機械的に接続されていないので、ピストンがその行程の端部に達したとき、変形可能な突き出し部がインジェクターのチャネルの小径端部内に挿入され、外科医がピストンを引き抜いたときに突き出し部はそこに詰まったまま残る。インジェクターのチャネルの端部における突き出し部の詰まりによって、インジェクターは完全に再利用不可となる。
最後に、突き出し部がピストンと機械的に接続されていないために、突き出し部の径方向の変形が一様で規則的なものとなる。
好適な実施の形態では、ピストンの端部と協働する突き出し部の第1の端部の直径D4がD1よりも大きく、折りたたまれたレンズと協働する突き出し部の第2の端部の直径D5が実質的にD1と等しく、突き出し部の第1の端部が径方向に弾性変形することによって、突き出し部とチャネルの内壁との間の摩擦係数が生成される。
突き出し部の後端、すなわちピストンに面した端部の外径が知覚可能なほどにチャネルの内壁の直径よりも大きいので、突き出し部の後端はわずかに圧縮される。これによって、多少の凹凸があったとしてもチャネルの内壁は擦られることになる。このような擦れが、突き出し部とチャネルの内壁との間に角膜環(haptic loops)が詰まるのを防止する。さらに、突き出し部の後端が圧縮されることによって、突き出し部とチャネルの内壁との間の摩擦係数が一定となることが保証される。そのため、チャネルに沿ったレンズの移動量を一定にすることができるようになって、特にインジェクターの端部からレンズを排出する突き出しの最終段階において、外科医は作業しやすくなる。
本発明のその他の特徴及び利点は、非制限的な例である本発明の好適な実施の形態の記述からより明らかとなる。
図1を参照して、問題となっているタイプの可撓性レンズのインジェクターの全体構成を説明する。インジェクター10は、チャネル14を画定する本体12を備えている。チャネル14は、チャネル14は、ピストン16をガイドする後方部15、可撓性レンズを折りたたむための空間を構成する中間部18、及び、カニューレ(cannula)を構成する前方部20を有している。折りたたみ室18は、第1の半顎(jaw half)24を画定する固定部22と、折りたたむための第2の顎部(jaw portion)28を画定する移動部26とを有している。
折りたたまれていないレンズが折りたたみ室18内に配置され、移動部26が固定部22に向かって移動させられたとき、可撓性レンズは最終的に折りたたみ室18内で折りたたまれるように徐々に折りたたまれる。
可撓性レンズが折りたたみ室18内で折りたたまれると、患者の眼球に形成された切開内に挿入されたカニューレ20内に折りたたまれたレンズを押し込み、患者の眼の中にレンズを挿入するために、ピストン16が用いられる。
上記は、公知の可撓性レンズのインジェクターの一般的構成を記述したものである。
次に、図2A〜図2D及び図3を参照しつつ、本発明の主題を構成する特定タイプのインジェクターについて説明する。
図2Aには、レンズのインジェクター10の前方部が示されている。折りたたみ室18が、固定部22と移動部26とによって画定されているのが分かる。チャネル14が、ピストン16をガイドする後方部15と、折りたたみ室18と、カニューレ20を形成する前方部20とによって構成されているのが分かる。
図2Aに示すように、チャネルの前方部20は、折りたたみ室からの出口に接続されており且つチャネル14の主部の直径と同じく直径D1を呈する第1部分30と、内径がD1からD2(D2はD1より小さい)へと変わる中間遷移部32と、直径D2の終端部34とを有している。終端部34は、好ましくは、面取りされた(chamfered)先端36を有している。
チャネル14全体としては、最初に折りたたみ室の直径及び折りたたまれたレンズの直径に相当する直径D1の第1部分30があって、さらに内径が値D2にまで次第に細くなった中間遷移部32があって、それに続いて直径D2の終端部34がある。折りたたまれたレンズIをチャネル14内のピストン16で押圧することによって、レンズの巻回外径がD1からD2に変化することが容易に分かるであろう。
本発明において、突き出し部(thrust part)40が、ピストン16の端部16aと折りたたみ室内に最初に配置された折りたたまれたレンズIとの間のチャネル14内の初期位置に挿入される。ピストン16による突き出しは、突き出し部40を介して、折りたたまれたレンズIに伝えられる。
図3を参照して、突き出し部40の詳細を説明する。突き出し部40は、縦軸XX’に関して円状対称な側面42と、折りたたまれたレンズIと接触することになる前面46と、ピストン16の端部16aと接触することになる後面44とを有している。端面44、46は、縦軸XX’に対して実質的に直交している。加えて、前面46の直径D5は、チャネル14の主部の直径D1と実質的に等しい。一方で、後面44の直径D4は直径D1よりも大きい。さらに、突き出し部40の長さLは、チャネル14の中間遷移部32の長さと実質的に等しい。
突き出し部40は、好ましくは全体が、弾性変形可能な疎水性材料からなる。特に好ましい材料はシリコン(silicone)である。
突き出し部40がチャネル14内に配置されたとき、直径D4を有する突き出し部40の後端が圧縮されることが理解されるであろう。この圧縮は、突き出し部40がチャネル14内を移動する間、突き出し部40がチャネル14の内面を擦り(scrape)、突き出し部40とチャネルの壁との間に摩擦係数を生じることを意味する。
加えて、突き出し部40が疎水性なので、その寸法はインジェクター内にある液体によって変化することがない。
好ましくは、突き出し部40の後部の直径D4は、その前面の直径D5の1.15倍から1.25倍の範囲内にある。
したがって、突き出し部40の外径D3は、D5すなわちD1以上である。
図2A〜図2Dを参照して、レンズのインジェクターがどのように外科医によって用いられるかを説明する。
図2Aにおいて、既に折りたたまれたレンズIが折りたたみ室内にシンボル的に描かれている。この初期位置においては、突き出し部40が、チャネル14内の折りたたみ室18の入口に位置している。突き出し部40はほぼ切頭円錐(frustoconical)形状を有しているので、突き出し部40は、後部が圧縮された状態でチャネル14内に保持される。外科医がピストン16を突き出すとき、ピストン16の端部16aが突き出し部40の後面44と接触するようになり、突き出し部40を折りたたみ室内及びさらにはチャネル14の第1部分30内へと移動させる。突き出し部40がチャネル14の中間遷移部32に達すると、突き出し部の径が弾性変形するために、その直径が漸減しているにもかかわらず、突き出し部40は容易に通過する。これが図2Bに示されている。外科医がピストン16を突き出し続けると、突き出し部40がチャネル14の端部に侵入し、初期状態で折りたたまれたレンズが制御されたやり方で患者の眼球内に注入される。さらに、突き出し部40がチャネル14の端部32、34において大幅に圧縮されるために、外科医がピストン16を引き抜こうとしたときに突き出し部40がチャネル14内に詰まったまま残ることを保証する。
レンズのインジェクターのチャネルの端部に突き出し部40が詰まるために、いかなる環境下においても別のレンズを配置してインジェクターを再利用することができないことが分かる。
好ましい実施の形態では、チャネルの主部の直径D1は実質的に2mmであり、チャネルの端部の直径D2は1.5mmであり、突き出し部40の先端の直径D5は2mmであり、突き出し部40の後端44は応力がかかっていない状態で2.2mmの直径D4を有している。さらに、突き出し部40の長さLは4mmである。
チャネル内における突き出し部の後方部の圧縮によって、最終的な摩擦係数は外科医がピストン16を完全に制御しつつ突き出すことができるような値となる。さらにチャネル内の折りたたまれたレンズを通常どおりに安定に(non-jerky)移動させることができ、その結果、レンズが患者の眼内にタイミング悪く注入されるのを防止することができる。
ピストン16の前方端16aの直径がチャネルの直径と実質的に等しいので、ピストンとチャネルの内壁との間に変形した突き出し部40が詰まるおそれがない。同様に、折りたたまれたレンズと接触している突き出し部の前面46がチャネルと実質的に等しい直径を有しているので、突き出し部40の側面とチャネル14の内壁との間に可撓性レンズの角膜環が詰まるおそれがない。
可撓性レンズのインジェクターの全体斜視図である。 インジェクターがどのように用いられるかを示す、インジェクターの前方部の縦断面図である。 インジェクターがどのように用いられるかを示す、インジェクターの前方部の縦断面図である。 インジェクターがどのように用いられるかを示す、インジェクターの前方部の縦断面図である。 インジェクターがどのように用いられるかを示す、インジェクターの前方部の縦断面図である。 突き出し部の側面図である。

Claims (8)

  1. 可撓性眼内レンズを注入するためのインジェクターであって、
    直径D1の主部、直径D2(D2<D1)の開口端部、及び、前記主部と前記開口端部とを接続する実質的に切頭円錐形状を有する遷移部を有するチャネルと、
    前記チャネルに沿って可動であって前記チャネル内において折りたたまれたレンズを押し出す硬質ピストンとを備えており、
    疎水性で弾性変形可能な材料からなる実質的に円状対称な突き出し部をさらに備えており、
    前記突き出し部は、応力が印加されていないときに、D1以上の外径D3を有しており、前記突き出し部は、前記ピストンと機械的に接続されることなく、前記チャネル内において前記ピストンの端部と前記折りたたまれたレンズとの間に配置され、前記折りたたまれたレンズが前記チャネルに沿ってピストンに押されると、前記突き出し部は、弾性変形することによって前記チャネルの端部内に部分的に侵入し、前記チャネルから前記折りたたまれたレンズが排出され、前記ピストンが引き抜かれたときに前記チャネルの端部には前記突き出し部が詰まったままとなっていることを特徴とするインジェクター。
  2. 前記ピストンの端部と協働する前記突き出し部の第1の端部の直径D4がD1よりも大きく、前記折りたたまれたレンズと協働する前記突き出し部の第2の端部の直径D5が実質的にD1と等しく、前記突き出し部の前記第1の端部が径方向に弾性変形することによって、突き出し部とチャネルの内壁との間の摩擦係数が生成されることを特徴とする請求項1に記載のインジェクター。
  3. 前記突き出し部の前記第1の端部の直径D4が前記第2の端部の直径D5の1.15倍から1.25倍の範囲内にあることを特徴とする請求項2に記載のインジェクター。
  4. 前記突き出し部の全体がシリコンからなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のインジェクター。
  5. 前記ピストンの直径D3が実質的にD1に等しいことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のインジェクター。
  6. 前記突き出し部の軸方向長さが前記チャネルの前記遷移部の長さと実質的に等しいことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のインジェクター。
  7. 前記突き出し部の前記第1の端部の面が、前記突き出し部の縦軸に直交した実質的な平面であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のインジェクター。
  8. 前記突き出し部の全体が、弾性変形可能な疎水性材料からなることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のインジェクター。
JP2007551718A 2005-01-21 2006-01-20 可撓性眼内レンズインジェクター Active JP4676504B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR0500633A FR2881043B1 (fr) 2005-01-21 2005-01-21 Injecteur d'implant intraoculaire souple
PCT/FR2006/050030 WO2006077349A1 (fr) 2005-01-21 2006-01-20 Injecteur d'implant intraoculaire souple

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008528088A true JP2008528088A (ja) 2008-07-31
JP4676504B2 JP4676504B2 (ja) 2011-04-27

Family

ID=34953471

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007551718A Active JP4676504B2 (ja) 2005-01-21 2006-01-20 可撓性眼内レンズインジェクター

Country Status (9)

Country Link
US (2) US20090131953A1 (ja)
EP (1) EP1848374B1 (ja)
JP (1) JP4676504B2 (ja)
AT (1) ATE547996T1 (ja)
CA (1) CA2595207C (ja)
ES (1) ES2383907T3 (ja)
FR (1) FR2881043B1 (ja)
PL (1) PL1848374T3 (ja)
WO (1) WO2006077349A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011502649A (ja) * 2007-11-08 2011-01-27 アリメラ サイエンス、インコーポレイテッド 眼のための埋め込み装置
JP2011182998A (ja) * 2010-03-09 2011-09-22 Nidek Co Ltd 眼内レンズ挿入器具
JPWO2016208725A1 (ja) * 2015-06-25 2018-04-12 興和株式会社 眼内レンズ挿入器具、眼内レンズ押出補助具および眼内レンズ挿入器具の製造方法

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2935606B1 (fr) * 2008-09-11 2010-09-03 Patrick Meunier Systeme d'injection d'une lentille intraoculaire comprenant un injecteur avec une cartouche et un dispositif de chargement.
TW201021778A (en) * 2008-11-12 2010-06-16 Alcon Res Ltd Intraocular lens delivery device with a multi-part plunger tip
NL2005182C2 (en) * 2010-07-30 2012-01-31 Oculentis B V Intraocular lens injector system.
WO2012137067A2 (en) * 2011-04-07 2012-10-11 Oculox Technology Intraocular pressure monitoring device and methods
DE102011101940B4 (de) 2011-05-18 2014-01-02 Iolution Gmbh Injektor zum Implantieren einer Intraokularlinse
US9297409B2 (en) 2011-09-26 2016-03-29 Access Products, LLC Adjustable joint for microphone
US10426602B2 (en) 2017-10-05 2019-10-01 Ast Products, Inc. Intraocular lens (IOL) injector and method of use thereof
USD836771S1 (en) 2017-10-05 2018-12-25 Ast Products, Inc. Intraocular lens injector set
CN111212613B (zh) * 2017-10-05 2023-01-20 Ast产品公司 人工晶状体(iol)注射器及其使用方法
EP3931257A1 (en) 2019-02-28 2022-01-05 Ecolab USA Inc. Hydrogen sulfide scavengers for asphalt

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63197453A (ja) * 1986-11-07 1988-08-16 ザ・クーパー・カンパニー・インク 圧縮性眼内レンズを眼に挿入する器具および方法
JPH025968A (ja) * 1988-01-15 1990-01-10 Natl Res Dev Corp 注射器
JPH02156943A (ja) * 1988-10-07 1990-06-15 Ioptex Res Inc 眼内レンズ挿入器具
JPH1156881A (ja) * 1997-08-11 1999-03-02 Canon Star Kk 眼内挿入用レンズの挿入器具
JPH11514278A (ja) * 1995-10-25 1999-12-07 スター・サージカル・カンパニー,インコーポレイテッド 変形可能なプランジャ先端を備えた変形可能な眼内レンズ注入装置
FR2814360A1 (fr) * 2000-09-28 2002-03-29 Corneal Ind Injecteur d'implant intraoculaire souple
JP2003533272A (ja) * 2000-05-19 2003-11-11 コルネアル アンドゥストリ 可撓性インプラント用折り曲げモジュール及びインジェクタ
JP2004024854A (ja) * 2002-05-08 2004-01-29 Canon Star Kk 眼内挿入用レンズの挿入器具
WO2004026106A2 (en) * 2002-09-18 2004-04-01 Allergan, Inc. Methods and apparatus for delivery of ocular implants

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4919130A (en) * 1986-11-07 1990-04-24 Nestle S.A. Tool for inserting compressible intraocular lenses into the eye and method
US5776138A (en) * 1996-01-26 1998-07-07 Allergan Apparatus and methods for IOL insertion
US7131976B2 (en) * 2002-05-08 2006-11-07 Canon-Staar Co. Inc. Insertion device for intraocular lens
US6923815B2 (en) * 2002-05-14 2005-08-02 Advanced Medical Optics, Inc. Intraocular lens insertion apparatus

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63197453A (ja) * 1986-11-07 1988-08-16 ザ・クーパー・カンパニー・インク 圧縮性眼内レンズを眼に挿入する器具および方法
JPH025968A (ja) * 1988-01-15 1990-01-10 Natl Res Dev Corp 注射器
JPH02156943A (ja) * 1988-10-07 1990-06-15 Ioptex Res Inc 眼内レンズ挿入器具
JPH11514278A (ja) * 1995-10-25 1999-12-07 スター・サージカル・カンパニー,インコーポレイテッド 変形可能なプランジャ先端を備えた変形可能な眼内レンズ注入装置
JPH1156881A (ja) * 1997-08-11 1999-03-02 Canon Star Kk 眼内挿入用レンズの挿入器具
JP2003533272A (ja) * 2000-05-19 2003-11-11 コルネアル アンドゥストリ 可撓性インプラント用折り曲げモジュール及びインジェクタ
FR2814360A1 (fr) * 2000-09-28 2002-03-29 Corneal Ind Injecteur d'implant intraoculaire souple
JP2004024854A (ja) * 2002-05-08 2004-01-29 Canon Star Kk 眼内挿入用レンズの挿入器具
WO2004026106A2 (en) * 2002-09-18 2004-04-01 Allergan, Inc. Methods and apparatus for delivery of ocular implants

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011502649A (ja) * 2007-11-08 2011-01-27 アリメラ サイエンス、インコーポレイテッド 眼のための埋め込み装置
US9849027B2 (en) 2007-11-08 2017-12-26 Alimera Sciences, Inc. Ocular implantation device
JP2011182998A (ja) * 2010-03-09 2011-09-22 Nidek Co Ltd 眼内レンズ挿入器具
JPWO2016208725A1 (ja) * 2015-06-25 2018-04-12 興和株式会社 眼内レンズ挿入器具、眼内レンズ押出補助具および眼内レンズ挿入器具の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
CA2595207A1 (en) 2006-07-27
WO2006077349A1 (fr) 2006-07-27
FR2881043B1 (fr) 2007-04-27
US20110022055A1 (en) 2011-01-27
EP1848374A1 (fr) 2007-10-31
US20090131953A1 (en) 2009-05-21
ATE547996T1 (de) 2012-03-15
PL1848374T3 (pl) 2013-08-30
CA2595207C (en) 2013-07-30
ES2383907T3 (es) 2012-06-27
FR2881043A1 (fr) 2006-07-28
JP4676504B2 (ja) 2011-04-27
EP1848374B1 (fr) 2012-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4676504B2 (ja) 可撓性眼内レンズインジェクター
RU2271775C2 (ru) Инжектор для введения искусственного хрусталика
US8702795B2 (en) Intraocular lens inserting device
US20240122699A1 (en) Systems and processes for inserting an intraocular lens
EP2343029B1 (en) Intraocular lens injection instrument
KR101622434B1 (ko) 안내 렌즈를 유지, 절곡 및 주입하는 장치
US8470032B2 (en) Intraocular lens insertion device
US20090005788A1 (en) Intraocular Lens Injector
MX2008003114A (es) Sistema de entrega de lente.
JP5666214B2 (ja) 眼内レンズ挿入器具
JP2007222309A (ja) 眼内レンズ挿入器具
JP5602437B2 (ja) 眼内レンズ挿入器具
JP2009160191A (ja) 眼内レンズ挿入器具
US10849739B2 (en) Ophthalmosurgical injector system
JP5850315B2 (ja) 眼内レンズ
JP2016087336A (ja) 眼内レンズ挿入器具
JP5507282B2 (ja) 眼内レンズ挿入器具
CN118234454A (zh) 带有阻尼的手术植入物递送
JP2012055394A (ja) 眼内レンズ、及び眼内レンズ挿入システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110111

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110127

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140204

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4676504

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250