JP2008527709A - 冷却装置、システムおよび関連する方法 - Google Patents

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Abstract

冷却装置、システムおよび方法を提供する。冷却装置は、対向する主要面を有する少なくとも1つのプリント基板と、少なくとも1つの電気部品、またはプリント基板の一方の主要面上に配置されるその他の熱源とを有する。冷却装置は、一方の主要面に沿ってこれに隣接して延伸するか、またはプリント基板内に組み込まれて配置される少なくとも1つの部分を有する振動型ヒートパイプも含む。振動型ヒートパイプ自体は、プリント基板から熱を伝達することが可能である。

Description

発明の背景
1)発明の技術分野
本発明は冷却システム、より詳細にはプリント基板冷却用の振動型ヒートパイプを用いた冷却システムに関する。
2)従来技術の説明
航空電子工学およびその他の用途において、プリント基板(PCB)は、一般的に金属製のシャーシボックス内に取り付けられる。プリント基板により支持される電子装置により発生する熱は、プリント基板を通してシャーシボックスの金属(アルミニウム)壁に伝達されることにより放散される。続いて熱は、金属シャーシ壁部を通して伝導することにより外部のヒートシンクへ送られ、最終的にヒートシンク周囲を循環する冷気または冷却板により出される。熱伝導径路の高い熱抵抗により、一般にさらなる作動と共に廃熱負荷が増加し、これにより熱を発する電子装置とヒートシンクとの間の温度勾配(ΔT)が高くなる。この増加したΔTは、電子装置の性能に影響を及ぼす可能性がある。したがって、この熱の問題に対応するために、より効果的な熱伝達方法を開発する必要があった。
発展した熱伝達方法の1つは、振動型ヒートパイプ(PHP)技術である。振動型ヒートパイプは、図1に示されるような閉回路を形成する環状または非環状の曲折した毛細管により作成される。減圧された状態で維持される毛細管に部分的に液体を充填した後、振動型ヒートパイプは、蒸気泡により隔てられる複数の蒸気層、すなわち飽和液の領域を形成することにより平衡状態に達する。作動時には、熱は蒸発領域へ取り入れられ、凝縮領域から取り出される。定常状態では、異なる作動間における瞬間的な圧力不均衡により生じる、蒸発領域から凝縮領域への連続的な振動運動により熱伝達が達成される。両フェーズが変化し、熱伝達において顕熱交換が関与すると考えられる。
1990年代後半から、振動型ヒートパイプの作動特性および機構が広く研究されており、この技術はますます多くの分野に使用されるようになってきた。たとえば、振動型ヒートパイプ技術は、熱抵抗の低下のために航空電子部品の冷却のために採用されてきた。これには、アカチによる米国特許第4,921,041号、5,697,428号に開示されるシステムが採用される。特に、本発明の図2に示されるように、航空電子工学機器のシャーシボックスは、プリント基板を収容し、シャーシボックスの壁部内にトンネルプレートヒートパイプを含むことが開示される。シャーシボックスの別の壁部は、プリント基板からヒートパイプへ伝達された熱を出すために凝縮器に接続される冷却板であることが可能である。ヒートパイプを壁部内に配置することにより、熱抵抗が低減し熱伝導性が向上する。
航空電子工学機器およびその他のシステムにおいて、より多くの熱が生じる新たなおよび追加的な電子機器を採用することにより、プリント基板によってより多くの廃熱が発生する。たとえば、航空電子工学機器のシャーシに利用される新型の電子システムは、作動時に全体で1000ワットの廃熱を放散させる必要がある。たとえば、各電源モジュールが約100ワットを発生させ、これを放散させる必要がある。したがって、放熱要件が高まることにより、従来型の冷却方法が利用される場合は非常に大きな温度勾配が生じる。これにより、振動型ヒートパイプをシャーシボックスに組み込むことを含む航空電子工学機器の冷却に関する上述の改良に加えて、より多量の廃熱を扱うことが可能である追加的な改良が望まれる。
したがって、新型の電子システムにより生じる多量の廃熱を急速に放散させるための改良された冷却システムを提供することが有利である。この関連で、従来の冷却システムより高い熱伝導性および低い熱抵抗を提供する冷却システムを提供することが有利である。また、従来の冷却システムより、比較的簡単な構造であり、製造コストが低い冷却システムを提供することも望ましい。
発明の概要
本発明は、プリント基板を冷却するための振動型ヒートパイプを採用可能である改良された冷却システムを提供することにより上述の必要性に取り組み、その他の長所を達成する。たとえば、振動型ヒートパイプは、プリント基板の付近でシャーシハウジング内に配置されることが可能である。したがって振動型ヒートパイプは、冷却システムが容易にかつ効果的に熱をプリント基板から伝えるように、1つまたはそれ以上のプリント基板に沿って、またはこれに隣接して配置されることが可能である。一実施形態では、冷却システムは、振動型ヒートパイプとヒートシンクとの間の中間冷却を提供するために、振動型ヒートパイプと関連してループヒートパイプを利用することが可能である。
本発明の一実施形態では、少なくとも1つのプリント基板と、プリント基板と熱伝導して配置される少なくとも1つの熱源とを含む冷却装置が提供される。冷却装置は、主要面の一方に沿ってこの付近で延伸して、またはプリント基板内に組み込まれて配置される少なくとも1つの部分を有する振動型ヒートパイプも含む。振動型ヒートパイプ自体は、プリント基板から熱を伝達することが可能である。
本発明の様々な態様では、冷却装置は振動型ヒートパイプおよびプリント基板に隣接してこれらの間に配置される熱伝導性材料から形成される少なくとも1つのシートを含む。振動型ヒートパイプの蒸発器が、熱源と反対側でプリント基板の主要面に隣接して配置されることが可能である。さらに、振動型ヒートパイプは、1組のプリント基板の間に配置されることが可能である。
冷却装置のさらに別の態様では、装置は、振動型ヒートパイプに熱的に結合したループヒートパイプを含み、ループヒートパイプは蒸発器と凝縮器とを含む。ループヒートパイプの蒸発器は、振動型ヒートパイプの凝縮器に熱的に結合することが可能である。
本発明は、冷却システム内に統合されることも可能である。冷却システムは、上述のようなシャーシハウジングならびに冷却装置を有する。プリント基板は、シャーシハウジング内に配置される。冷却システムの様々な実施形態において、振動型ヒートパイプは蒸発器と凝縮器とを含む。凝縮器はシャーシハウジングの壁部に隣接して配置され、蒸発器は1組のプリント基板の間に配置されることが可能である。さらに、蒸発器は凝縮器と同一線上に延伸することが可能である。また、冷却システムは、熱伝導性材料からなる1組のシートを含むことが可能であり、これはそれぞれ対応するプリント基板に隣接して配置され、振動型ヒートパイプはシートの組の間に配置される。
冷却システムのさらなる態様では、ループヒートパイプは、内面に隣接して、または外面に隣接して、またはシャーシハウジングの壁部内にて配置される。さらに、冷却システムは、振動型ヒートパイプの対向する端部に配置される1組のコネクタを含むことが可能である。コネクタは、振動型ヒートパイプからループヒートパイプへ熱を伝導することが可能である。
本発明の別の態様は、少なくとも1つのプリント基板を冷却するための方法を提供する。この方法は、上述の冷却システムを準備することを含む。さらに方法は、プリント基板から熱を振動型ヒートパイプにより伝達すること、ならびに振動型ヒートパイプを通して熱を移動させることにより、プリント基板およびシャーシハウジングから熱を出すことを含む。
本方法の別の態様では、準備のステップは、ループヒートパイプが振動型ヒートパイプに熱的に結合するように、ループヒートパイプを振動型ヒートパイプの外面に隣接して配置することを含む。これにより方法は、振動型ヒートパイプからループヒートパイプへ熱を伝達することを含むことが可能である。準備ステップは、複数のプリント基板をシャーシハウジング内に組み込むことを含むことも可能である。準備ステップは、振動型ヒートパイプをプリント基板の各組の間に配置することも可能である。
本方法のさらなる態様では、準備ステップはさらに、熱伝導性材料から形成される少なくとも1つのシートを振動型ヒートパイプとプリント基板の間にこれらに隣接して配置することを含む。準備ステップはさらに、振動型ヒートパイプの対向する端部に1組のコネクタを配置することを含み、その際コネクタは熱を振動型ヒートパイプからシャーシ壁部を通してループヒートパイプへ伝達することが可能である。方法は、熱をコネクタから、シャーシハウジングを介してループヒートパイプへ伝達することを含むことが可能である。準備ステップは、振動型ヒートパイプの蒸発器を、熱源と反対側のプリント基板の面に隣接して配置することを含むことも可能である。さらに、準備ステップは、振動型ヒートパイプの凝縮器を内面に隣接して、外面に隣接して、またはシャーシハウジングの壁部内にて配置することを含む。
したがって本発明は、シャーシハウジング内に設置されたプリント基板を冷却することが可能である冷却システムを提供する。冷却システムは、航空電子工学を含む様々な技術分野に応用可能であり、様々な冷却の必要性に応じて適合させることが可能である。1つの有利な実施形態による冷却システムは、蒸発器をプリント基板の組の間に配置し、凝縮器をシャーシハウジングの壁部内に配置することにより、必要なスペースが最小限である振動型ヒートパイプを採用している。さらに、振動型ヒートパイプは、従来の航空電子工学機器の冷却技術に比べ、製造コストがより低く、内部構造が簡単かつ軽量であり、熱伝導性がより高いということが一般に公知である。したがって、冷却システムは、熱源とヒートシンクとの間の温度勾配を低減し、プリント基板と振動型ヒートパイプとの間の熱抵抗を低減させることが可能である。熱伝導特性が向上するため、冷却システムは、航空電子工学およびその他の技術分野における新たな電子機器に対する高まる要求に、より適切に対応することが可能である。
以上、本発明の概要を説明した。添付の図面は下記の通りであるが、これらは必ずしも原寸と比例するわけではない。
発明の詳細な説明
以下に本発明を添付の図面を参照してより詳細に説明する。図面では本発明のいくつかの実施形態が示されているが、全ての実施形態が示されている訳ではない。実際、本発明は多数の異なる形態で実施可能であり、以下に説明される実施形態に限定されると解釈されるべきではない。これらの実施形態は、本開示が適用される法的要件を満たすために提供されたものである。終始、類似の符合は類似の要素を示している。
図面、特に図3を参照すると、本発明の一実施形態に係る冷却システム10が示されている。冷却システム10は一般に、シャーシボックス13内に設置される複数のプリント
基板12(PCB)を含む。振動型ヒートパイプ14(PHP)の一部が、対応するPCBに隣接して、より典型的にはシャーシボックス13内の1組のPCB12との間に配置される。PHP14の残りの部分は、シャーシボックス13の壁部に隣接して、またはこの内部に配置される。図3に示されるように、シャーシボックス壁部に隣接して、またはこの内部に配置されるPHP14の部分は、直接的に、またはループヒートパイプ16(LHP)を介して、ヒートシンクに熱的に結合されている。
したがって、図3に示される一実施形態の冷却システム10は、一般に3つのステージに分けられることが可能である。すなわち、電子部品がPHP14と一体化されている第1ステージ(#1)と、PHPがLHP16と一体化されている第2ステージ(#2)と、LHPがヒートシンクと一体化されている第3ステージ(#3)とである。しかし以下に説明するように、冷却システム10は本発明の別の実施形態では様々な構成を有することが可能であるため、これらのステージは限定するためではなく、例示的に示すためのものである。また、冷却システム10はここでは航空電子工学機器における冷却システムとして示されているが、この冷却システムは、シャーシボックス13内に設置されているPCB12を含む多くの技術に応用可能であることは自明である。たとえば、冷却システム10は、内部に電気部品を含むシャーシボックス13に関連するあらゆる産業分野において応用可能である。
ここで使用されるシャーシボックス13は、PCB12のような電気部品を収容するための、任意の適切なボックス、ハウジング、ケースまたはパックである。たとえば航空宇宙機は、複数のシャーシボックス13を含むことが可能であり、これらはそれぞれ、異なる航空電子工学的機能を提供するための様々な電気部品を含む。この関連で、単一のシャーシボックス13内に複数のPCB12が設置されることが可能である。シャーシボックス13自体は通常、1つまたは複数のPCBを受けることが可能であるマザーボード、ならびにその他の構成部品および周辺機器を含む。シャーシボックス13は通常、複合材料またはアルミニウムのような金属材料からなる。また、シャーシボックス13は様々なサイズおよび構成を有することが可能である。
当業者にはよく知られているように、PCB12は、1つまたは複数の電気部品またはその他の熱の発生源(以下「熱源」とする)を受け、支持または相互に接続することが可能である対向する主要面を有する回路基板である。各PCB12の1方の主要面は金属化されるか、複合材料であるか、またはその他の金属材料により被覆される一方で、他方の面は1つまたは複数の熱源18を受けることが可能である。たとえば熱源18は、PCB12により支持されるコンピュータおよび制御部品、またはその他の電気部品であることが可能である。これらの部品18は作動時に、廃熱を発生させる熱源となる。たとえば図3から7および9は、様々な数および構成の熱源18により生じる廃熱が本発明の冷却システム10により放散される実施形態を示す。さらに、PCB12は一般に、シャーシボックス13内で相互に対して平行に積み重ねられた構成で配置されている。しかしPCBはシャーシボックス内で所望の方向で配置されることが可能である。
この廃熱を除去し、電気部品の性能の低下を回避するために、PCBの冷却用にPCB12の主要面に沿ってPHP14が配置される。当業者によく知られるようにPHP14は任意の適切なPHPであることが可能である(図1を参照)。したがって、PHP14は、水、アセトンまたはエタノールのような作動流体を含み、これは、離間し、PHP内で蒸気層により隔てられる、異なる液体区分に分かれる。PHP14は通常、蛇行し、多数のUターン部を有する毛細管を含む。さらにPHP14は一般に、蒸発器20と凝縮器22とを含み、蒸発器で受けた熱により液体および蒸気層が、吸収された熱により生じる圧力変動により振動する。圧力変動により、液体および蒸気層は、蒸発器20と凝縮器22との間で移動させられる。PCB12からの熱伝導によりPHP14に蒸発器20にお
いて熱が加えられた際、少なくとも一部の液体は蒸発器で蒸発する。蒸発器20から到達する蒸気より凝縮領域が一般に低温である凝縮器22に達すると、少なくとも一部の蒸気が液化する。蒸気による膨張および凝縮による縮小により、蒸気を凝縮器22へ送るとともに液体を蒸発器20へ返す作動流体の振動運動が引き起こされる。加熱および冷却条件が維持されている場合は、液体および蒸気層の振動運動は自立的である。したがって、PHP14は自立的であり、作動のために外部の機械的な装置(たとえばポンプ)またはエネルギーを必要としない。
本発明のさらなる実施形態では、PHPはあらゆる大きさおよび構成を有することが可能であるため、本発明のPHP14は特定の構成に限定されるべきではない。たとえばPHP14は様々な寸法を有することが可能であり、管は様々な直径および構成を有することが可能であり、蒸発器20および凝縮器22は様々な長さおよび転向部を有することが可能である。たとえば管は、5個の転向部と10個のパイプを有することが可能であり(図8を参照)、PHP14の幅は約9から30cmであることが可能である。さらに、作動流体の量(すなわち充填率)、種類および作動流体の特性、および管の材料は、異なる熱伝導結果を得るために変更可能である。たとえば充填率は約30から75%であり、管は銅材料からなり、外径が約3から4mm、内径が1から2mmであることが可能である。さらに、PHP14は様々な位置に向けられる開放した、または閉鎖したループであることが可能である。したがってPHP14は、図3に示されるような、管が端部と端部で結合される閉ループであることが可能である。
しかし、本発明の有利な実施形態に係り、PHP14はPCB12(または図3に示されるように1組のPCB)の主要面に沿ってこの付近で延伸する。PCB12全体およびその熱源18に対して比較的均等に冷却を行うために、PHP14は一般に、電気部品およびその他の熱源が取り付けられる面とは反対側であるPCBの面に沿って延伸する。しかしPHPは、以下に説明するように、PCBに近接する、または隣接する場所に配置されることが可能である。この構成の結果、PHP14の蒸発器20の領域は一般に、PCB12に沿って延伸し、ここからの熱を吸収するPHPの部分から形成されおり、凝縮器22の領域は通常、シャーシボックス13の壁部に隣接して、またはシャーシボックス外部に配置され、PCBから離間している。
図3および9は、冷却システム10にLHP16が含まれることが可能であることも示す。当業者には知られているように、LHPは受動的であり熱により生じる圧力差に基づき作動するという点で、LHP16はPHP14と類似である。この関連でLHP16は通常、液体および蒸気ライン28と、蒸発器24と、凝縮器26と、補償室またはタンク(図示せず)とを含む。蒸発器24は一般に、第1ウィックのみ、または第1および第2ウィックを有するウィック構造を含み、ここでは蒸発器において吸収された熱により蒸気が蒸気ラインを通り凝縮器26へ流される。図3に示される実施形態では、PHPからLHPへ熱が伝達されるように、LHP16の蒸発器24は一般に、PHP14の凝縮器26に近接するとともにこれと熱的に結合している。凝縮器26では蒸気が凝結され、液体は液体ラインを通り蒸発器24へ戻る。補償室は通常、2段階式のタンクであり、LHP16内の圧力および温度、ならびにシステム内の作動液の量を維持するためのものである。補償室は、ウィック構造が乾燥し、蒸発器24で形成される蒸気が集まることを回避する。液体ラインは補償室を通り蒸発器24へ達し、ここで液体は第2ウィックを湿らすか、または補償室へ戻る。第2ウィックは、第1ウィックが常に湿っていることを保証するために使用される。
LHPは、いかなる材料、大きさおよび構成を有することも可能であるため、LHP16は上記の、または図3および9に示される例に限定されるべきではない。たとえばLHP16は、凝縮器26内においてあらゆる数および構成の曲折管を有することが可能であ
る。液体および蒸気ライン28は、凝縮器26があらゆる所望の位置に配置可能であるように、多様な長さおよび直径を有することが可能である。たとえば凝縮器26は、当業者にはよく知られる展開可能であるラジエータとして組み込まれることが可能であり、これにより凝縮器は宇宙船、または様々な量の冷却が必要である類似の車両に使用することが可能である。さらに図9は、本発明のさらなる実施形態ではLHP16がシャーシボックス13の外面に隣接して配置可能であることを示している。
さらに、冷却システム10は通常、空気、液体、ファン、冷却板のようなヒートシンク、または当業者によく知られるその他のヒートシンクを使用する。LHP16がPHP14と共に利用されている場合、ヒートシンクはLHP、特にLHP16の凝縮器26に熱的に結合されることが可能である。または、ヒートシンクは、LHP16が不要であるように、直接PHP14に結合またはその他の方法で取り付けられることが可能である。
図3、5および6を参照すると、PHP14の蒸発器20が、1組のPCB12の間に、これに隣接して配置されていることが示されている。特に、各PCB12が対向する面を含み、その間の厚さにおいて蒸発器20が通常配置されており、各PCBの対向する主要面の一方に沿ってこれに隣接する。1つまたはそれ以上の熱源18がPCB12の表面に設置されている場合、蒸発器20は通常、熱源の反対側の面に配置される。したがって、PHP14は、各熱源18に近い領域内のPCB12の局所的な冷却に限定されない。熱源18の作動時にPCB12に熱が加わると、蒸発器20は熱をPCBから除去する、またはPCBから移動させることが可能である。蒸発器20は、PCB12の外面全体または一部に沿って延伸することが可能であり、また図7に示されるように、蒸発器20は1つのPCB12に取り付けられることが可能である。PHP14は、熱源とは反対のPCB12の面上に示されているが、PHPは熱源と同じ面の付近またはこれに隣接して配置可能であり、もしくはPHPがPCBに組み込まれるようにPCB内に配置されることも可能である。
図3に示されるPHP14の凝縮器22は、凝縮器がシャーシボックス内部で場所をとらないようにシャーシボックス13の壁部内に配置される。たとえば凝縮器22は、シャーシボックス13内の溝またはその他の類似の開口部内に配置されることが可能である。あるいは、凝縮器は、シャーシボックス13の内側または外側壁部に隣接して、またはこの付近に配置されることも可能である。図示される実施形態のPHP14は、PHPとLHPが熱的に結合されるように、LHP16に統合されている。特に、PHP14の凝縮器22は通常、LHP16の蒸発器24と統合されている。LHP16の蒸発器24自体は、PHP14の凝縮器22からさらに熱を除去し、熱をLHPの凝縮器26へ伝達することが可能であり、ここでヒートシンクにより追加的に冷却を行うことが可能である。したがって、LHP16は基本的に、PHP14とヒートシンクとの間の中間の冷却および/または熱伝導システムである。
図5に示される別の実施形態の冷却システム10では、1組のPHP14が対応するPCB12の間に配置される。PHP14と反対側のPCB12の部分は、複数の熱源18を有する。各PCB12付近にありこれに沿って延伸するPHP14の部分は通常、蒸発器20を形成する。たとえばコネクタ32内の部分のように、PCB12を越えて延伸するPHP14の部分は通常、凝縮器22を形成する。したがって、この実施形態のPHP14は実質的に平坦であり、これによりPHPの蒸発器20および凝縮器22は同一線上にある。図5および6のPHP14の各端部には、通常金属またはその他の導体材料から形成されるコネクタ32が取り付けられる。コネクタ32は通常、PCBのクランプ34内で受けられる。コネクタ32は、図8に示されるように各PHP14の長さ全体に渡り延伸することが可能であり、1つ(図7を参照)または複数(図5および6を参照)のPCB12に対応可能である。この実施形態では、LHP16がシャーシボックス13の外
面に取り付け可能であり、図9に示されるようにシャーシボックスに複数のLHPが取り付けられることが可能である。したがって、各PHP14は、各端部において、対応するLHP16に熱的に結合する凝縮器22を含むことが可能である。PHP14の蒸発器20により除去され、PHPの凝縮器22に伝達された熱は、シャーシ壁部13を通りコネクタ32およびPCBクランプ34へ、またLHP16の蒸発器24へさらに伝達されることが可能である。
上述の冷却システム10では、PHP14の蒸発器20は、接着剤、はんだ、固定具、または対応するPCBの表面に蒸発器を直接固定する類似の技術によりPCB12に取り付けられることが可能である。さらに、PHP14は、PCB内に画定される予め設けられる溝内でPHPを締め付けまたは固定することにより、PCB12に固定されることが可能である。PCB12に直接取り付けることにより、PHP14の蒸発器20への熱伝導が容易になり、また不要なスペースを取ることなくシャーシボックス13内に蒸発器を配置することが可能になる。
同様に、各PHP14があらゆる技術によってシャーシボックス13に固定されることが可能である。たとえば上述のように、コネクタ32がPHP14の対向する端部に適合するように寸法決めおよび構成されるとともにこれに係合し、これによりコネクタが、シャーシボックス13の内面に取り付けられるPCBクランプ34に結合することが可能になる。コネクタ32はさらにPCBクランプ34に固定されるか、または単にPCBクランプの間に配置されることも可能である。これによりコネクタ32は特定のPHP14に専用に作成され、コネクタがPHPの端部に単純に挿入されるか、またはコネクタが接着剤、はんだ、固定具、または類似の技術によりPHPに圧入または取り付けられることが可能である。コネクタ32およびPCBクランプ34は、銅またはアルミニウムのような任意の適切な導体材料であることが可能である。さらに、PHP14をPCB12に取り付けるために高伝導エポキシを使用してもよい。また、凝縮器22は、接着剤、固定具、クランプ、または類似の技術により、シャーシボックス13の壁部の内面に直接取り付けられることが可能である。さらに、図9においては、LHP16をシャーシボックス13の外面に固定するためにも接着剤、固定具、または類似の技術を使用可能である。
冷却システムは本発明の別の実施形態では様々な構成を有することが可能であるため、図3および5から9に示される冷却システム10は限定するものではないことは自明である。たとえばPCB12、PHP14およびLHP16の配置は、異なる配向で配置可能であり、これに影響を受けない。したがって、冷却システム10は配向性とは無関係にPCB12を冷却可能であり、これは配向および重力が常に変化する航空電子工学機器における応用に関しては有用である。さらに、図3に示されるPHP14は、蒸発器20が凝縮器22に対して概ね垂直に延伸する実質的にL字形の構成を有する平坦なPHPであり、図5から9に示されるPHP14は、凝縮器22と同一線上にある蒸発器20を有すが、PHPは様々な冷却システムへの対応のためにあらゆる適切な構成であることが可能である。
さらに、図3には1組のPCB12と、1つのPHP14と、1つのLHP16とのみが示されているが、様々な電子部品への応用および所望の冷却特性を達成するために、任意の数のPCB、PHPおよびLHPを備えることが可能である。たとえば図5は、4つのPCB12と、2つのPHPとがあることが可能であることを示すが、図9は6つのPCBと、3つのPHPと、1つのLHP16とがあることが可能であることを示している。したがって、個別の蒸発器20は、上述の通り1組のPCBの間に配置され、凝縮器22は、PHP14が相互に独立しているように、シャーシボックス13の内側壁部に隣接して配置されることが可能である。さらに、各PHP14は1つまたは複数のLHP16に熱的に結合するか、または複数のPHPが単一のLHPに熱的に結合することが可能で
ある。さらに、LHP16は、シャーシボックス13の外側壁部に隣接して、またはシャーシボックスから離間した様々な位置に配置されることが可能である。
図4は本発明の別の実施形態を示す。ここでは、金属またはその他の熱伝導性材料から形成される1組のシート30が、対応するPCB12に隣接してこの間に配置され、PHP14がシートの組に隣接してこの間に配置されている。これにより、シート30はPCB12の主要面に沿って延伸し、PHP14はシート組の間を延伸する。PCB12は通常、導電特性が低いため熱抵抗が高い。その結果、シート30をPCB12およびPHP14両方に隣接して配置することによって、熱抵抗が低下し、熱がより簡単にPCBから除去されPHPへ伝達されるように、PCBとPHPとの間の熱伝導性が高まる。シート30自体は、たとえば銅のような熱を伝導可能である任意の適切な材料であることが可能である。
図4は、LHP16がない場合にも冷却システム10が利用可能であることを示している。廃熱を除去するためにLHP16が利用されていない場合には、通常はPHP14の凝縮器22にヒートシンクが直接取り付けられることが望ましい。しかし、図4に示される冷却システム10が、所望の場合はLHP16を利用することも可能であることは自明である。
図10は、本発明の方法を実施するためのステップのフローチャートを示す。一般にシャーシボックス13が設けられ(ブロック30)、少なくとも1つのPCB12がシャーシボックス内に設置される(ブロック32)。少なくとも1つの熱源18がPCBの表面に配置される(ブロック34)。さらに、少なくとも1つのPHP14の少なくとも一部、すなわち蒸発器20が、PCBの主要面に沿ってこれに隣接して配置されるか、またはPCB内に組み込まれる(ブロック36)。PHP14がPCB12に隣接して延伸可能であるのに対して、シート30は各PCB12とPHP14との間に配置可能であり、これによりPHPがシートによってPCBから離間している場合にもPHPはPCBの付近にある。PCB、およびPCBに支持される1つまたは複数の熱源18から、PCB12により熱が吸収され、これによりPHPの蒸発器20内の圧力変動が生じ、冷却工程が開始される(ブロック38)。その結果、PHP14によって、PCB12からシャーシボックス13外へ熱が伝達される(ブロック40)。特に、上述のように、コネクタ32およびPCBクランプ34が、廃熱をPHP14の凝縮器22からシャーシ壁部13を通り、LHP16の蒸発器24へ伝導する。その後、さらに廃熱を除去するために、LHP16にヒートシンクが熱的に結合されることが可能である。
予め実施された実験結果により、本発明の冷却システム10が、従来の冷却技術より効果的であることが示されている。図11は、入力電力に対する温度勾配のグラフを示す。入力電力は、熱源18を通して適用される電力に対応する。温度勾配は、熱源とヒートシンクとの間の温度差に対応する。図11は、55、110および165ワットの入力電力および各種作動液の充填率40%において、各作動液のPHP14内における熱伝導特性が、熱をヒートシンクへ伝達するために単に銅板を使用するときよりも優れていることを示している。
したがって、本発明の実施形態は、シャーシボックス13内に設置されるPCB12を冷却可能である冷却システム10を提供する。冷却システム10は、航空電子工学を含む様々な技術分野に対応し、様々な冷却の需要に関して対応させることが可能である。1つの有利な実施形態に係る冷却システム10は、蒸発器20をPCB12の組の間に配置し、凝縮器22をシャーシボックス13の壁部内またはこれに隣接して配置することにより、必要なスペースが最小限であるPHP14を使用している。さらに、PHP14は一般に、従来の航空電子工学における冷却技術より、製造コストがより低く、内部構造が簡単
かつ軽量であり、より高い熱伝導性を有することが知られている。したがって、冷却システム10は、熱源18とヒートシンクとの間の温度勾配を低減し、またPCB12とPHP14との間の熱抵抗を低減させる。熱伝導特性の向上により、冷却システム10は航空電子工学およびその他の技術分野における新しい電子機器に対する高まる需要に、より適切に対応することが可能である。電子機器の信頼性および性能は、熱源18およびPCB12の温度が低下することにより向上する。
ここで説明された発明について、本発明に関連し、上述の説明および関連の図面において示される教示の利点を有する多くの変形例およびその他の実施形態が、当業者には考えられるであろう。したがって、本発明は開示されている特定の実施形態に限定されず、変形例およびその他の実施形態が添付の請求項の範囲内に含まれることは自明である。ここでは特定の用語が使用されたが、これらは一般的かつ説明的な意味でのみ使用されており、限定を目的として使用されるものではない。
従来技術に係る振動型ヒートパイプの断面図である。 従来技術に係る、シャーシボックスの壁部内に配置される振動型ヒートパイプを有する航空電子工学冷却システムの斜視図である。 本発明の一実施形態に係る冷却システムの断面図である。 本発明の一実施形態に係る冷却システムの一部分の拡大断面図である。 本発明の別の実施形態に係る冷却システムの一部分の断面図である。 本発明の一実施形態に係る、2つのプリント基板の間に配置される振動型ヒートパイプの断面図である。 本発明の一実施形態に係る、プリント基板に隣接して配置される振動型ヒートパイプの断面図である。 本発明の一実施形態に係る、プリント基板に隣接して配置される振動型ヒートパイプの水平断面図である。 本発明の別の実施形態に係る冷却システムの断面図である。 本発明の一実施形態に係る、冷却システムの使用方法を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る、入力電圧に対する冷却システム内の様々な作動流体の温度勾配を示すグラフである。

Claims (26)

  1. 対向する主要面を有する少なくとも1つのプリント基板と、
    プリント基板の一方の主要面に配置される少なくとも1つの熱源と、
    振動型ヒートパイプがプリント基板から熱を伝達可能であるように、少なくとも一部分が主要面の一方に沿ってこの付近で延伸して、またはプリント基板内に組み込まれて配置されている振動型ヒートパイプと、
    を備える冷却装置。
  2. 振動型ヒートパイプおよびプリント基板に隣接してこれらの間に配置される熱伝導性材料から形成される少なくとも1つのシートをさらに備える、請求項1に記載の装置。
  3. 振動型ヒートパイプに熱的に結合されるループヒートパイプをさらに備え、ループヒートパイプが蒸発器と凝縮器とを備える、請求項1に記載の装置。
  4. 振動型ヒートパイプが蒸発器と凝縮器とを備え、ループヒートパイプの蒸発器が振動型ヒートパイプの凝縮器に熱的に結合している、請求項3に記載の装置。
  5. 振動型ヒートパイプが蒸発器と凝縮器とを備え、振動型ヒートパイプの蒸発器が、熱源と反対のプリント基板の主要面に隣接して配置される、請求項1に記載の装置。
  6. 1組のプリント基板をさらに備え、振動型ヒートパイプが1組のプリント基板の間に配置される、請求項1に記載の装置。
  7. シャーシハウジングと、
    対向する主要面を有し、シャーシハウジング内に配置される少なくとも1つのプリント基板と、
    プリント基板の一方の主要面に配置される少なくとも1つの熱源と、
    振動型ヒートパイプが熱をプリント基板からシャーシハウジング外へ伝達することが可能であるように、少なくとも一部分が、一方の主要面に沿ってこの付近で延伸して、またはプリント基板内に組み込まれて配置されている振動型ヒートパイプと、
    を備える冷却システム。
  8. 振動型ヒートパイプが、蒸発器と凝縮器とを備える、請求項7に記載のシステム。
  9. 凝縮器が、内面に隣接して、外面に隣接して、およびシャーシハウジングの壁部内のいずれかに配置される、請求項8に記載のシステム。
  10. 1組のプリント基板をさらに備え、蒸発器が1組のプリント基板の間に配置される、請求項8に記載のシステム。
  11. 蒸発器が凝縮器と同一線上に延伸する、請求項8に記載のシステム。
  12. 振動型ヒートパイプに熱的に結合するループヒートパイプをさらに備え、ループヒートパイプが蒸発器と凝縮器とを備える、請求項7に記載のシステム。
  13. 振動型ヒートパイプが蒸発器と凝縮器とを備え、ループヒートパイプの蒸発器が、振動型ヒートパイプの凝縮器に熱的に結合している、請求項12に記載のシステム。
  14. ループヒートパイプが、シャーシハウジングの外面に隣接して配置される、請求項12
    に記載のシステム。
  15. 振動型ヒートパイプの対向する端部に配置される1組のコネクタをさらに備え、コネクタは、振動型ヒートパイプからループヒートパイプへ熱を伝導可能である、請求項12に記載のシステム。
  16. 熱伝導性材料から形成される1組のシートをさらに備え、これらはそれぞれ対応するプリント基板に隣接して配置され、振動型ヒートパイプが1組のシートの間に配置される、請求項7に記載のシステム。
  17. シャーシハウジングと、
    対向する主要面を有するとともにシャーシハウジング内に配置される少なくとも1つのプリント基板と、
    プリント基板の一方の主要面に配置される少なくとも1つの熱源と、
    一方の主要面に沿ってこの付近で延伸して、またはプリント基板内に組み込まれて配置されている少なくとも1つの部分を有する振動型ヒートパイプと、
    を備える冷却システムを準備することと、
    振動型ヒートパイプによりプリント基板から熱を伝達することと、
    振動型ヒートパイプを通して熱を移動させることによりプリント基板から熱を除去しシャーシハウジング外へ伝達することと、
    を備える、少なくとも1つのプリント基板を冷却するための方法。
  18. 熱伝導性材料から形成される少なくとも1つのシートを振動型ヒートパイプおよびプリント基板に隣接してこれらの間に配置することが準備にさらに含まれる、請求項17に記載の方法。
  19. ループヒートパイプが振動型ヒートパイプと熱的に結合するように、ループヒートパイプを振動型ヒートパイプの外面に隣接して配置することが準備にさらに含まれる、請求項17に記載の方法。
  20. 振動型ヒートパイプからループヒートパイプへ熱を伝達することをさらに含む、請求項19に記載の方法。
  21. 振動型ヒートパイプの対向する端部に1組のコネクタを配置することが準備にさらに含まれ、コネクタは振動型ヒートパイプとループヒートパイプとの間で熱を伝導することが可能である、請求項19に記載の方法。
  22. コネクタからシャーシハウジングを通りループヒートパイプへ熱を伝達することをさらに含む、請求項21に記載の方法。
  23. 熱源と反対側のプリント基板の主要面に隣接して振動型ヒートパイプの蒸発器を配置することが準備にさらに含まれる、請求項17に記載の方法。
  24. 振動型ヒートパイプの凝縮器を内面に隣接して、外面に隣接して、およびシャーシハウジングの壁部内のいずれかに配置することが準備にさらに含まれる、請求項17に記載の方法。
  25. 複数のプリント基板をシャーシハウジング内に設置することが準備にさらに含まれる、請求項17に記載の方法。
  26. 振動型ヒートパイプをプリント基板の各組の間に配置することが準備にさらに含まれる、請求項25に記載の方法。
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