JP4309215B2 - 回路装置冷却装置 - Google Patents

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Description

本発明は、回路等の冷却装置及び冷却方法に関する。
電子回路と電子回路装置は、本質的に、使用されているとき(すなわち、回路または装置に電力が印加されているとき)に熱を発生する。この熱は、回路または装置の効率を低下させることがあり、場合によっては、回路または装置(「回路」)によって生成された熱が回路を破損させるのに十分なことがあり、回路を故障させる可能性がある。したがって、回路からこの熱を除去する方法を見つけることが望ましい。熱除去には、主に、受動的と能動的の2つの方式が使用され、受動的な熱除去は、一般に、回路から熱を対流伝達で放散する面積を大きくするヒートシンクを使用する。ほとんどの受動的システムにおいて、熱伝達は自然対流によるものである。能動的な熱除去は、一般に、回路に相対的に低い温度の空気や液体などの流体を送る強制空気システムを使用する。パーソナルコンピュータなどの多くの電気装置では、これらの2種類の熱除去方式が組み合わされて、冷却空気が強制的にヒートシンクに流され、それによりヒートシンクから強制的に対流熱除去が行われる。後者の冷却方法は、電気装置から多量の熱を除去することができる。
回路装置が取り付けられたプリント回路基板(「PCB」)を含むプリント基板アセンブリ(「PCA」)を冷却するときは、一般に、強制対流冷却システム内の冷却空気が、PCBの平面とほぼ平行にPCBを横切って流れることが望ましい。しかしながら、(1)境界層効果(すなわち、PCB表面での速度がゼロになり、したがって表面のきわめて近くの速度が遅くなる)と、(2)PCB基板に取り付けられた構造物がPCBを横切る空気の流れを妨げることがあるため、PCBを横切る空気の良好な流れを得ることが困難なことがある。
PCAを冷却するための従来技術の解決策のもう1つの欠点は、PCAが、PCBに取り付けられたいくつかの回路装置を含む場合に生じる。例えば、単一のPCBに複数のマイクロプロセッサが取り付けられたコンピュータでは、一般に、各プロセッサが自分自身のヒートシンクを備える。これは、複数のIC装置を冷却するために1つのヒートシンクを使用するコストよりもユニット全体のコストを高める。IC装置が互いに比較的近くになければならないPCA設計のような他のいくつかの例では、個別のヒートシンクの手法が実施できないことが判明することもある。しかしながら、複数のIC装置を単一のヒートシンクと接続することにより、装置間の高さおよび共平面性の差、それに加えてIC装置とヒートシンクを積み重ねた累積と見なしたときに装置を構成する材料および構造の熱膨張の差の正味の影響のために、装置に深刻な応力が生じることがある。さらに、従来の温度界面(例えば、グリース、相変化、および/または重合体)は、充填物のわずかな表面欠陥と結合面の小さい共平面公差に有効に対処することができるが、このタイプの用途から期待される大きい隙間または様々な隙間に対応することはできない。
発明を解決するための手段
1つの実施形態は、第1のヒートパイプ凝縮器を含む第1のヒートパイプと、第2のヒートパイプ凝縮器を含む第2のヒートパイプとを含む回路装置冷却装置を提供する。第1のヒートパイプ凝縮器と第2のヒートパイプ凝縮器に、放熱装置(例えば、ヒートシンク)が取り付けられる。
別の実施形態は、第1の回路装置と第2の回路装置を有する回路アセンブリを提供する。回路アセンブリは、さらに、第1のヒートパイプ蒸発器、第1のヒートパイプ容器、および第1のヒートパイプ凝縮器を含む第1のヒートパイプを含む。回路アセンブリには、ヒートシンクだけでなく、第2のヒートパイプ蒸発器、第2のヒートパイプ容器、および第2のヒートパイプ凝縮器を含む第2のヒートパイプも含まれる。この実施形態において、第1のヒートパイプ蒸発器は第1の回路装置と接触しており、第2のヒートパイプ蒸発器は第2の回路装置と接触しており、第1のヒートパイプ凝縮器と第2のヒートパイプ凝縮器はヒートシンクと接触している。さらに、第1のヒートパイプ容器は可撓性部材である。
さらに別の実施形態は、第1の回路装置と第2の回路装置から熱を除去する方法を提供する。この方法は、放熱部材を提供し、第1の回路装置を放熱部材に第1のヒートパイプによって接続する段階を含む。この方法は、さらに、第2のヒートパイプによって第2の回路装置を放熱部材に接続し、第1のヒートパイプと第2のヒートパイプの間に弾力性を与える段階を含む。
以下、本発明の実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
代表的な実施形態において、この教示は、構成要素間の共平面性公差、z軸方向の公差および熱膨張率(CTE:coefficient of thermal expansion)応力を減少させるように意図された可撓性ヒートパイプ構造によって、共通ヒートシンクを備えた回路アセンブリ内の複数の回路装置を冷却する方法および装置を提供する。本明細書に示した方法および装置によって冷却することができる回路装置の例には、マイクロプロセッサや他の集積回路がある。本明細書で説明する方法および装置は、従来のヒートパイプの原理を使用して、回路装置から熱エネルギー(「熱」)を除去し、除去した熱を、放散させることができる共通の遠隔場所まで運ぶ。より詳細には、本明細書に示した方法および装置は、撓みやすいあるいは弾力性のあるヒートパイプ本体を有する1つまたは複数のヒートパイプを使用することを前提としている。本明細書に使用されている「可撓性」または「弾力性」という用語は、ヒートパイプ本体が、ヒートパイプの凝縮器と蒸発器の間の距離を大きくまたは小さくするために、それぞれ線形に膨張または収縮できることを意味する。「可撓性」または「弾力性」は、すべて図1から図4に関して後でより詳しく説明するように、凝縮器と蒸発器の向きを互いに対して変更できるようにヒートパイプ本体を変形できることを意味する。可撓性部材のヒートパイプを使用するこの構成により、複数のヒートパイプ(複数の回路装置と個別に関連付けることができる)を単一のヒートシンクに接続することができる。したがって、IC装置は、必ずしも同じフォーム・ファクタ、高さまたは熱膨張率特性を有していなくてもよい。
ヒートパイプは、蒸発/凝縮サイクルを使用して物体から熱を除去する受動的な熱伝達装置である。物体からの熱は、作動流体を蒸発させるために使用されるエンタルピーの熱の形で伝達される。ヒートパイプ内の自然対流によって、蒸発した流体が蒸発位置(熱源の近く)から熱源から除去される位置に送られ、そこで作動流体が凝縮し、それにより流体からエンタルピーの熱が除去される。その後で、流体が蒸発位置に戻り、サイクルが繰り返される。ヒートパイプは、一般に、銅などの中実金属導体の何倍ものきわめて高い熱伝導率を実現する。
より具体的には、ヒートパイプは、一般に(必ずではないが)、作動流体を染み込ませた毛管構造または吸収材で内張された内壁を有する、閉じられ排気された円筒形のベッセルまたは容器である。製造中に、容器が排気され、作動流体が供給され、封止される。作動流体の蒸気圧によりヒートパイプ容器内の初期内圧が決まる。さらに、ヒートパイプは、ヒートパイプ容器の一端に接続された伝導性金属要素である蒸発器を含む。ヒートパイプは、さらに、伝導性金属要素でもよくかつ一般にヒートパイプの蒸発器が接続された端と反対の端に接続された凝縮器を含む。
蒸発器は、集積回路チップの上側面などの熱発生源と接触するように配置される。熱発生源からの熱が蒸発器に入ると、容器内の初期内圧が上昇するので、容器内(および蒸発器の近く)の作動流体(液状)が蒸発する。この作動流体の気化によって、ヒートパイプ容器内の圧力に勾配ができ、それにより、蒸気がパイプに沿ってより低い温度の部分に流れ、そこで蒸気が凝縮する。凝縮する際、作動流体は、熱発生源から除去した熱である気化潜熱を解放する。次に、作動流体は、吸収材によって凝縮器から蒸発器に戻る。
ヒートパイプ容器は、一般に、銅やアルミニウムのような金属材料などの熱伝導性耐熱材料から作成されることが好ましい中空部分を含むが、他の材料(TFEのような耐熱性高分子など)を使用することもできる。容器は、中空部分を規定しかつ容器の内側面を規定する連続壁面を含む。容器の内側面は、一般に毛管力の原理に従って凝縮作動流体を蒸発器から凝縮器に戻す吸収材(ウィック)を備える。また、凝縮液を蒸発器に送るのには重力も役立つ。一般に吸収材に使用される材料は、銅、アルミニウム、鋼などの金属が充填された多孔質金属発砲材またはフェルトを含む。ヒートパイプを使用する用途によって異なるタイプの吸収材が使用される。また、液体が重力によって流れるのを容易にするために、吸収材に溝を形成してもよい。
ほとんどのヒートパイプにおいて、容器は、一般に、剛構造であり、横断面が円筒状のことが多い。しかしながら、いくつかの特殊な「可撓性」ヒートパイプが知られている。前述のように、「可撓性ヒートパイプ」は、ヒートパイプに力が加わったことにより蒸発器と凝縮器の互いの向きが変化することができるヒートパイプを意味する。この構成を示すもう1つの表現は、蒸発器と凝縮器の間に弾力性、すなわち「屈従性」がある(その結果、ヒートパイプに外部または内部からかかることがある力の影響によって一方が他方に対して動くことができる)ことを意味する「弾力性ヒートパイプ」である。可撓性ヒートパイプの1つの例は、Robert W. Garrettに譲渡された米国特許第4、274、476号に記載されている。この例において、ヒートパイプは、蒸発器と凝縮器の間に挟まれた伸張式ベローズの容器を含む。このタイプの可撓性ヒートパイプの例については、後でさらに詳しく説明する。
ヒートパイプは一般に、細長い円筒の形であるが、ほぼ平面のヒートパイプも知られている。Ralph Larsonらに譲渡された米国特許第5、560、423号には、可撓性のあるほぼ平面のヒートパイプの1つの例が示されている。このヒートパイプは、最下層として比較的薄くて高伝導率の板、最上層としてプラスチック・シート、およびオプションの中間層として吸収材からなる。最下層の板は、比較的高い弾性率を有し、また堅く、延性がある。アルミニウムなどの金属またはプラスチック・シートまたは板から作成されることが好ましい。このヒートパイプは、凝縮器としてはたらくパイプの端部(側面)に熱放散フィンを含むことができる。
次に図1に移ると、側面断面図は、本明細書に示す方法および装置に使用することができる可撓性ベローズ式ヒートパイプ10を示す。ヒートパイプ10は、ベローズ式ヒートパイプであり、蒸発器12、凝縮器14、および蒸発器12と凝縮器14の間に位置決めされた容器16を含む。蒸発器12と凝縮器14は、例えば平坦な伝導性金属板でよい。容器16は、伸張式ベローズであり、蒸発器12と凝縮器14は、互いに「Z」軸方向に動くことができる。また、伸張式ベローズ16は、蒸発器12と凝縮器14を、X軸および/またはY軸のまわりに(すなわち、「P」と「P’」およびそれと垂直な方向、ならびにその組み合わせの方向に)、互いに対してある一定量だけ回転可能にする。ベローズ式容器16は、可撓性、耐熱性があり、好ましくは気密の金属または合成材料から製造される。蒸発器12の底面22は、集積回路や他の回路装置の上側面のような熱発生源と接して配置されるように設計されている。熱「Q1」が、蒸発器12においてヒートパイプ10に入り、作動流体を、ヒートパイプの内部17を凝縮器14に向かって上昇する蒸気「V」に気化させる。凝縮器で熱が「Q2」として除去され、流体が凝縮される。熱「Q2」は、自然対流または強制対流によって除去することができ、ヒートシンクなどの放熱装置によって支援することができる。一般に、耐熱グリースなどの温度界面充填剤が、蒸発器12の底面22と熱発生源との間に入れられ、蒸発器へ熱を伝達するのを支援する。同様に、ヒートシンクが、凝縮器14の上側面24と接して配置されているとき、ヒートシンク10に空気を除去しかつ熱伝達を促進するために、一般に、ヒートシンク10と凝縮器14の間に温度界面充填材が入れられる。フェルト吸収材などの可撓性吸収材18が、ベローズ式容器16の内側壁と接している。吸収材18は、凝縮作動流体を凝縮器14からXY平面内で移動させ、蒸発器12に向けてZ方向に送る。
図2は、本明細書で説明した方法および装置に使用することができるもう1つの可撓性ベローズ式ヒートパイプ10Aを示す側面断面図である。図2のヒートパイプ10Aも、図1のヒートパイプ10と類似の可撓性ベローズ式ヒートパイプである。すなわち、図2のヒートパイプ10は容器16として伸張式ベローズ16を含み、さらに、ヒートパイプ10の蒸発器12と凝縮器14を含む。しかしながら、ヒートパイプ10Aのベローズ16の吸収材は、蒸発器12の内側面に取り付けられた第1の吸収材部分18A、凝縮器14の内側面に取り付けられた第2の吸収材部分18B、および2分割側面吸収材部分31とを含む。側面吸収材部分31は、Z方向に動くように摺動可能に係合された上側吸収材部材28と下側吸収材部材30を含み、それにより、ベローズ16が伸縮するときに蒸発器12と凝縮器24がZ方向に動くことができる。
図3は、本明細書で説明する方法および装置に使用することができるもう1つの可撓性ヒートパイプ50を示す側面図である。ヒートパイプ50は、蒸発器52、凝縮器56、および蒸発器52と凝縮器56の間に配置された容器54を含む。容器54は、蒸発器52と凝縮器56をX軸から角度θ1とθ2に少し回転できるようにする可撓性部材を含み、その結果、蒸発器52と凝縮器56は、点線52aおよび56aでそれぞれ示した位置を占めることができる。凝縮器56と蒸発器52のそのような回転は、点線54aで示した位置に屈曲する容器54の弾力性によって吸収される。可撓性容器54は、ナイロンや炭素繊維などの耐熱性合成材料でよく、円筒形に形成されることが好ましい。容器54は、さらに、容器の壁に強度を持たせるために、耐熱性合成容器54の内側面および/または外側面と接触した状態で配置することができる編んだ金属ワイヤ・メッシュ(図示せず)を含むことができる。また、適切に選択した編んだワイヤによって、容器54の「Z」軸方向のたわみ(収縮と伸張)が可能になる。また、容器にステンレス鋼や他の金属の管などの代替材料を使用することができる。ヒートパイプ50は、前述の内部吸収材を含むが、図3には示していない。
図4は、本明細書で説明した方法および装置に使用することができるほぼ平面の可撓性熱伝導要素40を示す等角図である。熱伝導要素40は、銅などの熱伝導金属からなる金属箔でよく、また上側と下側の金属箔シートの間に挟まれた波状の金属箔を含むこともできる。さらに、可撓性熱伝導要素40は、前述の米国特許第5、560、423号に記載されたような、ほぼ平坦なヒートパイプを含むことができる。すなわち、可撓性熱伝導要素40は、蒸発器として働く下部シート42と、凝縮器として働く上部シート44を含むことができる。上部シート44と下部シート42の間に吸収材(図示せず)を配置することができる。熱伝導要素40は、凸状または凹状の形状にたわむ能力を有する他に、それぞれの位置46aおよび48aに変形されるように示された面46および48で示されるように、階段状に変形させることができる。
図5は、第1の実施形態による回路冷却装置100を有する回路アセンブリを示す側面図である。図5のプリント基板アセンブリ(「PCA」)は、第1の回路装置62と第2の回路装置64を支持する回路基板60を含む。回路装置62および64は、金属の足またはピン・コネクタ63によって回路基板60に取り付けることができ、この金属の足またはピン・コネクタ63は、一般に回路基板に半田付けされるスルーホール・ピン・グリッド・アレイ型コネクタまたは表面実装型(SMT)ボール・グリッド・アレイ・コネクタであることが好ましい。回路装置冷却装置100は、第1のヒートパイプ蒸発器112、第1のヒートパイプ凝縮器116、および第1のヒートパイプ容器114を含む第1のヒートパイプ110を含む。冷却装置100は、さらに、第2のヒートパイプ蒸発器122、第2のヒートパイプ凝縮器126、および第2のヒートパイプ容器124を含む第2のヒートパイプ120を含む。第1のヒートパイプ蒸発器112は、第1の回路装置62と接触した状態で配置され、第2のヒートパイプ蒸発器122は、第2の回路装置64と接触した状態で配置されている。このように、図1に関して前述した方法で、回路装置62および64からそれぞれのヒートパイプ凝縮器116および126に熱を取り出すことができる。冷却装置は、さらに、第1のヒートパイプ凝縮器116と第2のヒートパイプ凝縮器126に取り付けられた放熱装置130を含む。図示したように、放熱装置130は、ヒートパイプ凝縮器116および126と接触した状態で本体または基部134によって支持された放熱フィン132を有するヒートシンクを含む。ヒートシンク130は、銅やアルミニウムなどの伝導性金属から作成することができる。
ヒートパイプ110、120の一方または両方が可撓性ヒートパイプでもよい。図5に示したように、第1のヒートパイプ容器114と第2のヒートパイプ容器124は両方とも、図1と図2に示し前述した構成と類似の伸張式ベローズを含む。図5に示したような伸張式ベローズを使用する他に、ヒートパイプ容器114、124の一方または両方は、図3に示し前述したシリンダ54のような可撓性シリンダを含むことができる。図3に関して説明したように、可撓性を有する円筒形のヒートパイプ容器54は、ステンレス鋼を編んだメッシュ・シリンダのような編み込み金属シリンダでよい。
図5に戻り、可撓性ヒートパイプ110、120を使用することにより、回路基板60平面に対するヒートシンク130平面のわずかな傾きまたは回転が安全に補償される。ヒートシンクの傾きは、一般に、ヒートシンク取付けハードウェアの公差の蓄積、組み立てプロセスのばらつき、あるいは冷却装置の構成要素間の熱膨張率(CTE)の差のために起こる。CTEの差に関して、例えば、回路装置62が、回路装置64よりも多く熱を発生し、ヒートパイプ110および120が、すべての重要な態様(構造材料、作動流体、外部寸法など)において本質的に同一であると仮定すると、ベローズ114は、ベローズ124が経路「Z2」の方向に延在する長さよりも、経路「Z1」の方向に延在する長さの方が長くなる。
もう1つの実施形態は、第1の回路装置(図5の装置62のような)と第2の回路装置(図5の装置64のような)を含む回路アセンブリを提供する。回路アセンブリは、さらに、第1のヒートパイプ蒸発器(例えば、蒸発器112)、第1のヒートパイプ容器(図5の容器114など)、および第1のヒートパイプ凝縮器(図5の凝縮器116など)を含む第1のヒートパイプ(図5のヒートパイプ110など)を含む。回路アセンブリは、また、第2のヒートパイプ蒸発器(例えば、蒸発器122)、第2のヒートパイプ容器(図5の容器124など)、および第1のヒートパイプ凝縮器(図5の凝縮器126など)を有する第2のヒートパイプ(図5のヒートパイプ120など)を含む。回路アセンブリは、また、放熱装置を含み、放熱装置は図5のヒートシンク130のようなヒートシンクでよい。この構成において、第1のヒートパイプ蒸発器(例えば、図5の112)は、第1の回路装置(例えば、図5の62)と接触しており、第2のヒートパイプ蒸発器(例えば、図5の122)は、第2の回路装置(例えば、図5の64)と接触している。さらに、第1のヒートパイプ凝縮器(116)と第2のヒートパイプ凝縮器(126)は、ヒートシンク(130)と接触している。好ましくは第1のヒートパイプ容器(図5の114)は、図5に示した伸張式ベローズ容器114などの可撓性部材である。より好ましくは、第2のヒートパイプ容器(図5の124)もまた図5に示した伸張式ベローズ容器124のような可撓性部材である。ヒートパイプ容器のどちらかまたは両方に弾力性(または、可撓性)を持たせるために、伸張式ベローズの他に、図3に関して説明したような可撓性部材のヒートパイプを使用することができる。
図6は、動作中の図5の回路冷却装置を示す。図6は、ヒートシンク130が方向「R」に角度θ3だけ回転した様子を示す。その結果、ヒートシンク130が、両方のヒートパイプ110、120のそれぞれの凝縮器116、126と平面で接触したままである。ヒートパイプ110、120の1つまたは両方に弾力性または可撓性がない場合、ヒートパイプ110、120の熱膨脹の差によってヒートシンク130にかかる力により、ヒートシンク130が、少なくとも一方のヒートパイプの凝縮器から離れる可能性がある。一方、ヒートシンク130が、図5の設計によってPCB60と平行に固定されていると仮定すると、可撓性ヒートパイプ110、120は、IC装置62と64の間の熱膨張率(CTE)、高さまたは共平面性の差を補償する。したがって、冷却装置100を使用することによって、単一の放熱装置(ヒートシンク130など)を使って複数の熱発生回路装置(集積回路62および64など)を冷却することができ、それにより、そのようなIC装置上および/またはIC装置と冷却溶液の間の温度界面(すなわち、蒸発器112および122ならびに凝縮器116および126)上の応力の可能性が減少する。
図7は、もう1つの実施形態による回路冷却装置200を有する回路アセンブリを示す平面図である。プリント基板アセンブリ(PCA)は、第1の回路装置62、第2の回路装置64、第3の回路装置66、および第4の回路装置68に取り付けられた回路基板60を含む。回路装置62、64、66および68は、コネクタ63などの金属の足またはピン・コネクタによって回路基板60に取り付けることができる。回路装置冷却装置200は、第1の回路装置62と接触している第1のヒートパイプ蒸発器(図7に示していない)を有する第1のヒートパイプ210を含む。同様に、冷却装置200は、それぞれの回路装置64、66および68と接触しているそれぞれの第2、第3および第4のヒートパイプ蒸発器(図7に示していない)を有する第2のヒートパイプ220、第3のヒートパイプ240および第4のヒートパイプ250を含む。第1、第2、第3および第4のヒートパイプ210、220、240および250は、また、それぞれの第1、第2、第3および第4のヒートパイプ容器によって各蒸発器から分離された第1、第2、第3および第4のヒートパイプ凝縮器(図7に示していない)を含む(すなわち、ヒートパイプ凝縮器とヒートパイプ蒸発器の間に各ヒートパイプの容器が配置された)。ヒートパイプ容器は、図7に示したヒートパイプ210、220、240および250の点線の外形線によって表されている。
冷却装置200は、さらに、ほぼ平面の可撓性熱伝導要素270を含む。熱伝導要素270は、図4に関して前に説明したほぼ平面の可撓性熱伝導要素のいずれの形でもよい。すなわち、可撓性熱伝導要素270は、前に説明した米国特許第5、560、423号に記載されているような、金属箔、積層金属箔アセンブリ、または平坦で多層の可撓性ヒートパイプでよい。ほぼ平面の可撓性熱伝導要素270は、第1、第2、第3および第4のヒートパイプ210、220、240および250の凝縮器の上にそれらと接触した状態で配置される。冷却装置200は、また、ヒートシンク230のような第1の放熱装置と、ヒートシンク260のような第2の放熱装置とを含む。第1のヒートシンク230は、第1と第3のヒートパイプ210、240にある熱伝導要素270の上に接触した状態で配置されている。第2のヒートシンク260は、第2と第4のヒートパイプ220、250にある熱伝導要素270の上に接触した状態で配置される。すなわち、可撓性熱伝導要素270は、第1(および第3)のヒートパイプ凝縮器(図7に示していない)と第1のヒートシンク230の間と、第2(および第4)のヒートパイプ凝縮器(図7に示していない)と第2のヒートシンク260の間に配置される。共通ヒートシンク230を共用するヒートパイプ210、240の少なくとも1つが、可撓性ヒートパイプであることが好ましい。同様に、共通ヒートシンク260を共用するヒートパイプ220、250の少なくとも1つが、可撓性ヒートパイプである。ヒートパイプ210、220、240および250がそれぞれ、可撓性ヒートパイプであることがより好ましい。
図8は、図7に示した回路アセンブリを示す側面図である。図8は、図7のプリント基板アセンブリと冷却装置200の右側面を示す。図8は、回路基板60に接続された第1と第2の回路装置62と64を示す。第1の回路装置62は、第1のヒートパイプ蒸発器212、第1のヒートパイプ凝縮器216、および蒸発器212と凝縮器216の間に配置された第1のヒートパイプ容器214を含む第1のヒートパイプ210を備える。同様に、第2の回路装置64は、第2のヒートパイプ蒸発器222、第2のヒートパイプ凝縮器226、および蒸発器222と凝縮器226の間に配置された第2のヒートパイプ容器224を含む第2のヒートパイプ220を備える。図示したように、ヒートパイプ容器214および224は、図5のヒートパイプ110および120が伸張式ベローズ容器114および124を含むのとまったく同じ形で伸張式ベローズ容器を含む。図8に示していないヒートパイプ240および250は、それぞれのヒートパイプ210および220の後ろにあるので、ヒートパイプ240および250もまた可撓性ヒートパイプであって、伸張式ベローズにより撓むことができることが好ましい。伸張式ベローズの他に、ヒートパイプ210、220、240および250(図7)は、前述の図3の可撓性ヒートパイプ50のように、本明細書で説明した弾力性のある可撓性ヒートパイプの他の形式を個別に(あるいは全てについて)用いても良い。
図8で分かるように、ほぼ平面の可撓性熱伝導要素270は、第1と第2のヒートパイプ凝縮器216と226の上に配置される。さらに、第1のヒートシンク230は、第1の回路装置62にある熱伝導要素270の上に配置され、第2のヒートシンク260は、第2の回路装置64にある熱伝導要素270の上に配置される。図7に戻り、第1と第3のヒートパイプ210、240の熱膨脹差が、図5に示したものとまったく同じように、ヒートパイプ210、240が撓むことによって吸収されることを理解されよう。これにより、ヒートシンク230が、ヒートパイプ210、240の凝縮器(図7に示していない)と十分に接触した状態を維持できる。同様に、第2と第4のヒートパイプ220、250の熱膨脹差は、ヒートパイプ220、250が撓むことによって吸収され、ヒートシンク260が、ヒートパイプ220、250の凝縮器(図示せず)と十分に接触した状態を維持できる。一方、可撓性熱伝導要素270は、連結された第1と第3のヒートパイプ210、240と、連結された第2と第4のヒートパイプ220、250の間の熱膨脹差を吸収する。すなわち、図8に戻り、可撓性熱伝導要素270は、ヒートシンク260の方向「Z3」の動きに対するヒートシンク230の方向「Z4」の動きの差を許容し、その結果、熱伝導要素270は、図4の縁48および48aで示したように変形する。
図6と図7に示した実施形態の一変形例として、ほぼ平面の可撓性熱伝導要素270を、回路装置62、64、66および68の上側面に直接配置することができ、ヒートパイプ210、220、240および250をなくすことができる。しかしながら、この変形においては、ヒートパイプ210、220、240および250を使用して可撓性熱伝導要素270を回路装置62、64、66および68から離間させる場合よりも、可撓性熱伝導要素270は、回路基板60の近くに配置される。したがって、この変形は、回路基板60の近くの冷却空気の循環を妨げる可能性がある。
図9は、さらにもう1つの実施形態による回路装置冷却装置300を有する回路アセンブリを示す側面図である。図9は、ピン63によって第1の回路装置62と第2の回路装置64を支持する回路基板60を有するPCAを示す。冷却装置300は、第1の回路装置62と接触している第1のヒートパイプ蒸発器312と、第1のヒートパイプ凝縮器316とを有する第1のヒートパイプ310を含む。第1のヒートパイプ310は、また、蒸発器312と凝縮器316の間に配置された第1のヒートパイプ容器314を含む。冷却装置300は、さらに、第2の回路装置64と接触している第2のヒートパイプ蒸発器322と、第2のヒートパイプ凝縮器326とを有する第2のヒートパイプ320を含む。第2のヒートパイプ320は、また、蒸発器322と凝縮器326の間に配置された第2のヒートパイプ容器324を含む。回路装置冷却装置300は、また、図6と図7に関して前に説明したほぼ平面の可撓性熱伝導要素270と類似するほぼ平面の可撓性熱伝導要素370を含む。すなわち、熱伝導要素370は、金属箔、金属箔合成物、または多層平面のヒートパイプ(図4に関して説明したような)でよい。熱伝導要素370が、可撓性ヒートパイプであるとき、冷却装置300は、実質的に、直列に積み重ねられた2つのヒートパイプになる(すなわち、ヒートパイプ310または320が第1のヒートパイプとして直列に働き、熱伝導要素370が、第2のヒートパイプとして直列に働く)。図示したように、可撓性熱伝導要素370は、第1のヒートパイプ凝縮器316および第2のヒートパイプ凝縮器326と接触している。ほぼ平面の可撓性熱伝導要素370を使用することによって、ヒートパイプ容器314、324の熱膨脹差を許容することができる。例えば、ヒートパイプ容器314の垂直方向の熱膨張が、ヒートパイプ容器324の垂直方向の熱膨張よりも大きい場合、熱伝導要素370は、370aとして点線で示された形に変形する。このように、放熱要素(熱伝導要素370)は、両方のヒートパイプ凝縮器316、326と十分に接触したままであり、それにより、両方のヒートパイプ凝縮器316、326から放熱要素370への熱伝達が高いレベルで実現される。
図9に示した回路装置冷却装置300は、図8に示した回路冷却装置200と主に2つの点で異なる。第1に、図9の冷却装置300は、独立した放熱装置を含まないが、図8の冷却装置200は、放熱装置(ヒートシンク)230および260を含む。しかしながら、図9に示したように、冷却装置300の可撓性熱伝導要素370に放熱フィン372を直接取り付けて、熱伝導要素370からの熱除去をさらに強化してもよい。第2に、図9の冷却装置300は、ヒートパイプ310、320のどちらも可撓性ヒートパイプとして示していない。しかしながら、ヒートパイプ310および/またはヒートパイプ320は、図1と図2に関して説明した伸張式ベローズ・ヒートパイプや、図3に関して説明した円筒状可撓性ヒートパイプのような可撓性ヒートパイプとしてもよい。
図6と図7に示した実施形態と同じように、図9に示した実施形態の一変形例として、ほぼ平面の可撓性熱伝導要素370を、回路装置62および64の上側面に直接配置することができ、ヒートパイプ310および320をなくすことができる。しかしながら、図6と図7に示した実施形態の類似の変形に関して前に説明したように、この変形は、回路基板60の表面近くの冷却空気の流れに悪影響を及ぼすことがある。
本明細書に示した方法および装置は、回路装置を冷却するために使用されるように示したが、そのような方法および装置を、他の装置を冷却するためにも使用できることを理解されよう。したがって、本明細書において概略的に説明した装置を使用して、互いに近接しておりかつ放散を必要とする異なる量の熱を生成する2つの装置を冷却することができる。さらに、本明細書に概略的に説明した装置を使用して、互いに近接しておりかつ互いに異なる熱膨張率を特徴とする2つの装置を冷却することができる。また、このような装置を使用して、互いに近接しておりかつ熱膨張の結果異なる長さに膨張する可能性がある2つの装置を冷却することができる。以上のタイプの装置の例には、モータ(電動モータなど)およびモータ構成要素(軸受など)、アクチュエータ(ソレノイドなど)、処理および実験機器(流体を含む容器や瓶など)、および導体がある。
さらに他の実施形態は、複数の回路装置から熱を除去する方法を提供する。この方法は、第1の回路装置(図5の装置62など)上に第1の弾力性ヒートパイプ(例えば、図1のヒートパイプ10、図2のヒートパイプ10A、図3のヒートパイプ50、または図5のヒートパイプ110)を配置する段階を含む。この方法は、さらに、第2の回路装置(図5の装置64など)上に、第2の弾力性ヒートパイプ(例えば、図1のヒートパイプ10、図2のヒートパイプ10A、図3のヒートパイプ50、または図5のヒートパイプ120)を配置する段階を含む。次に、第1の弾力性ヒートパイプと第2の弾力性ヒートパイプが、図5のヒートシンク130などの放熱部材と接続される。
さらにもう1つの方法は、第1の回路装置(図5、図6および図9の装置62など)と第2の回路装置(図5、図6および図9の装置64など)から熱の除去する段階を提供する。この方法は、放熱部材(図5のヒートシンク130、図7のヒートシンク230と260、図9のヒートシンク270など)を提供する段階を含む。第1の回路装置は、第1のヒートパイプ(図5のヒートパイプ110、図6のヒートパイプ210、または図9のヒートパイプ310など)によって放熱部材に接続され、第2の回路装置は、第2のヒートパイプ(図5のヒートパイプ120、図6と図7のヒートパイプ220、または図9のヒートパイプ320)によって放熱部材に接続されている。この方法は、また、第1のヒートパイプと第2のヒートパイプの間に弾力性を持たせる段階を含む。1つの例において、第1のヒートパイプと第2のヒートパイプの間の弾力性は、第1のヒートパイプとして可撓性ヒートパイプを設けることによって与えられる。例えば、図1のヒートパイプ10または図2のヒートパイプ10Aとして、伸張式ベローズを有するヒートパイプを使用することができる。さらに、図3のヒートパイプ50のような可撓性ヒートパイプを使用することができる。さらに、第2のヒートパイプとして可撓性ヒートパイプを設けることによって、第1のヒートパイプと第2のヒートパイプの間に弾力性を持たせることができる。もう1つの例において、放熱部材としてほぼ平面の可撓性熱伝導要素を備えることによって、第1のヒートパイプと第2のヒートパイプの間に弾力性を持たせることができる。例えば、図4のほぼ平面の可撓性熱伝導要素40を使用することができる。
以上の方法および装置を、構造的および方法論的な特徴に関してある程度固有の言語で説明したが、本明細書に開示した手段が、本発明を実施する好ましい形態を含むため、示し説明した特定の特徴に限定されないことを理解されたい。したがって、方法および装置は、同等物の原理によって適切に解釈された併記の特許請求の範囲の適切な範囲内にある任意の形態または修正において請求される。
可撓性ベローズ式ヒートパイプの側面断面図である。 別の可撓性ベローズ式ヒートパイプの側面断面図である。 別の可撓性ヒートパイプの側面図である。 ほぼ平面の可撓性熱伝導要素の等角図である。 ある実施形態による回路冷却装置を備えた回路アセンブリの側面図である。 図5の回路冷却装置の動作を示す図である。 別の実施形態による回路冷却装置を有する回路アセンブリの平面図である。 図7に示した回路アセンブリの側面図である。 さらに別の実施形態による回路装置冷却装置を有する回路アセンブリの側面図である。
符号の説明
10、10A、40、50、110、210、220、310、320 ヒートパイプ
12、52、112、212 蒸発器
14、44、56、116、216、316 凝縮器
16、114、214 容器
100、200、300 回路装置冷却装置
130、230、260、372 放熱装置
370 可撓性熱伝導要素
372 放熱フィン


Claims (10)

  1. 第1のヒートパイプ凝縮器と第1のヒートパイプ蒸発器と伸張式ベローズとを含む第1のヒートパイプと、
    第2のヒートパイプ凝縮器と第2のヒートパイプ蒸発器と伸張式ベローズとを含む第2のヒートパイプと、
    前記第1のヒートパイプ凝縮器と前記第2のヒートパイプ凝縮器に取り付けられた放熱装置と、
    前記第1のヒートパイプ凝縮器および前記第2のヒートパイプ凝縮器の内側面に取り付けられた第1吸収材部材と、前記第1のヒートパイプ蒸発器および前記第2のヒートパイプ蒸発器の内側面に取り付けられた第2吸収材部材とを含む吸収材部分と、を備え、
    前記第1ヒートパイプおよび前記第2ヒートパイプの少なくともいずれか1つが伸縮するときに前記凝縮器と前記蒸発器とが伸縮方向に動くように、前記第1吸収材部材と前記第2吸収材部材とが摺動可能に係合することを特徴とする回路装置冷却装置。
  2. 前記第1のヒートパイプが可撓性ヒートパイプであることを特徴とする請求項1に記載の回路装置冷却装置。
  3. 前記第1のヒートパイプと前記第2のヒートパイプが可撓性ヒートパイプであることを特徴とする請求項1に記載の回路装置冷却装置。
  4. 前記第1のヒートパイプが、第1のヒートパイプ蒸発器と、前記第1のヒートパイプ凝縮器と前記第1のヒートパイプ蒸発器の間に配置された第1のヒートパイプ容器とをさらに備え、
    前記第1のヒートパイプ容器が伸張式ベローズを具備することを特徴とする請求項3に記載の回路装置冷却装置。
  5. 前記第1のヒートパイプが、第1のヒートパイプ蒸発器と、前記第1のヒートパイプ凝縮器と前記第1のヒートパイプ蒸発器の間に配置された第1のヒートパイプ容器とをさらに備え、
    前記第1のヒートパイプ容器が可撓性シリンダを具備することを特徴とする請求項3に記載の回路装置冷却装置。
  6. 第1のヒートパイプ凝縮器と第1のヒートパイプ蒸発器と伸張式ベローズとを含む第1のヒートパイプと、
    第2のヒートパイプ凝縮器と第2のヒートパイプ蒸発器と伸張式ベローズとを含む第2のヒートパイプと、
    平面状の可撓性熱伝導要素と、
    前記第1のヒートパイプ凝縮器および前記第2のヒートパイプ凝縮器の内側面に取り付けられた第1吸収材部材と、前記第1のヒートパイプ蒸発器および前記第2のヒートパイプ蒸発器の内側面に取り付けられた第2吸収材部材とを含む吸収材部分と、を備え、
    前記可撓性熱伝導要素が前記第1のヒートパイプ凝縮器および前記第2のヒートパイプ凝縮器と接触し、
    前記第1ヒートパイプおよび前記第2ヒートパイプの少なくともいずれか1つが伸縮するときに前記凝縮器と前記蒸発器とが伸縮方向に動くように、前記第1吸収材部材と前記第2吸収材部材とが摺動可能に係合することを特徴とする回路装置冷却装置。
  7. 前記可撓性熱伝導要素が金属箔を含むことを特徴とする請求項6に記載の回路装置冷却装置。
  8. 前記可撓性熱伝導要素が多層平面ヒートパイプを有することを特徴とする請求項6に記載の回路装置冷却装置。
  9. 前記可撓性熱伝導要素に取り付けられた放熱フィンをさらに備える請求項6に記載の回路装置冷却装置。
  10. 前記第1のヒートパイプと前記第2のヒートパイプが可撓性円筒状ヒートパイプであることを特徴とする請求項6に記載の回路装置冷却装置。
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