JPH11168163A - 電子回路パッケージ冷却装置 - Google Patents

電子回路パッケージ冷却装置

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JPH11168163A
JPH11168163A JP34874697A JP34874697A JPH11168163A JP H11168163 A JPH11168163 A JP H11168163A JP 34874697 A JP34874697 A JP 34874697A JP 34874697 A JP34874697 A JP 34874697A JP H11168163 A JPH11168163 A JP H11168163A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic circuit
plates
circuit package
packages
duct
Prior art date
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Pending
Application number
JP34874697A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryusuke Kawano
龍介 川野
Naoaki Yamanaka
直明 山中
Katsuhiko Okazaki
勝彦 岡崎
Katsumi Kaizu
勝美 海津
Akio Harada
昭男 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子回路パッケージの実装密度を高くできる
冷却装置を提供する。 【解決手段】 2枚の電子回路パッケージ11A,11
Bの各々にアルミニウム板12A,12Bを介して熱輸
送板14A,14Bを熱結合し、該熱輸送板14A,1
4Bの端部間に共通の放熱フィン17を熱結合し、該放
熱フィン17に電動ファン18,19で風を送るよう構
成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話交換機等のよ
うに発熱密度の問題を考慮しながら高密度に実装するこ
とが要求される電子回路パッケージの冷却装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電子回路パッケージの冷却装置を
図4に示す。(a)は平面図、(b)は正面図である。
1は電子回路パッケージであり、配線基板の板上やそこ
に形成した穴内に複数のLSIやMCM(マルチチップ
モジュール)を搭載したもので、幅a=10cm、長さb
=15cmである。2はこの電子回路パッケージ1の発熱
素子から出る熱を放熱するための放熱フィン、3はこの
放熱フィン2に対して冷却用の空気を吹き付けるための
電動ファンである。
【0003】このように電子回路パッケージ1に対して
放熱フィン2と電動ファン3を設ければ、電子回路パッ
ケージ1の周辺に風がない場合でも、その電子回路パッ
ケージ1が固有に有する電動ファン3によって局所的に
強制空冷することができ、限られたスペースの中で高密
度に電子回路パッケージを実装する場合に、送風のため
の大きなファンユニットを特別に設けなくて済むという
利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、更なる高密
度実装が求められ、電子回路パッケージの広い面をボー
ド(マザーボード)に対面した状態で取り付けることが
できず、その電子回路パッケージをボードに対して縦の
姿勢で複数個を並べることによって実装密度を稼ごうと
する場合は、図4に示した方法では、放熱フィン2の高
さH1と電動ファン3の厚みW1によって、冷却対象の
電子回路パッケージ1の厚みW2が20mm程度の場合
は、冷却部(放熱フィン2の電動ファン3)だけで電子
回路パッケージ1と同じ程度の体積を占有してしまうこ
とになる。
【0005】さらに、強制冷却するための空気を電動フ
ァン3の回転面と垂直方向から取り込んでいるため、図
4に示したように、空気の取り込みのためのギャプGを
必要とすることから電子回路パッケージの配置ピッチを
広くせざるを得なくなり、その電子回路パッケージの高
実装密度の障害となる。特に図5に示すように、両面実
装され発熱素子が両面に存在する電子回路パッケージ
1’場合は、上記した傾向はより強くなり、高密度実装
が非常に困難であった。
【0006】本発明は以上のような点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、特別なファンユニットを有し
ない装置や、ファンユニットを有する装置であっも風の
届かない場所において、縦配置した電子回路パッケージ
の配置ピッチを小さくでき、高密度実装をより推進する
ことが可能となった電子回路パッケージ冷却装置を提供
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1の発明は、高温部で得た熱を低温部に輸送する作
動液が封入された細管を有する熱輸送板に直接又は間接
的に対面する状態で電子回路パッケージを熱結合し、前
記熱輸送板の端部を実質的にダクトの一部とし、該ダク
トに風を送る電動ファンを設けて構成した。第2の発明
は、第1の発明において、前記電子回路パッケージを2
枚として、その各電子回路パッケージに各々前記熱輸送
板を熱結合し、該各熱輸送板の端部を共通の前記ダクト
の一部として構成した。第3の発明は、第1又は第2の
発明において、前記熱輸送板の前記ダクトの一部を構成
する部分に、前記電動ファンで冷却される放熱フィンを
熱結合して構成した。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施の形態
の冷却装置を示す斜視図、図2は横断面図である。11
A、11BはLSI12やMCM(図示せず)等が搭載
された電子回路パッケージである。ここでのLSI12
はその一部が基板に形成された穴にはめ込む形で搭載さ
れている。13A,13Bは電子回路パッケージ11
A,11Bの外側に設けられたアルミニウム板であり、
その電子回路パッケージ11A,11Bに搭載された発
熱素子の熱が伝わり易いように、それら素子に接触し又
は近接している。14A,14Bはそのアルミニウム板
の外側に被着した熱輸送板(例えば、特許第19677
38号)であり、幅a=10cm、長さb=15cmであ
る。なお、この熱輸送板14A,14Bの下部には、電
子回路パッケージ11A,11Bのボード(図示せず)
のコネクタへの挿入部11Aa,11Baが突出してい
る。
【0009】この熱輸送板14A,14Bは、図3に示
すように、熱伝達性の良好な2枚の金属板の間にエンド
レスの蛇行細管15を配置し、その細管15内に作動液
16を封入したものである。この作動液16は、加熱さ
れることにより気化して気相16aを示し、冷却される
ことにより液相16bを示すもので、気相部分の循環や
軸方向振動によって高温部から低温部に熱を輸送するよ
う動作する。
【0010】図1、図2において、17は複数枚の板状
のフィンを2枚の金属板の間に等ピッチで植設した形状
の放熱フィンであり、電子回路パッケージ11A,11
Bに対応する部分から延長した熱輸送板14A,14B
の端の部分に、つまり電子回路パッケージ11A,11
Bの横部分に取り付けられている。そして、この放熱フ
ィン17の上下両端部分に空気を吸引する電動ファン1
8,空気を吐き出す電動ファン19が設けられている。
【0011】以上から、電子回路パッケージ11A,1
1Bはアルミニウム板13A,13Bを介して熱輸送板
14A,14Bに熱結合(小さい熱伝達抵抗で結合され
ること)され、その熱輸送板14A,14Bは放熱フィ
ン17に熱結合される。従って、電子回路パッケージ1
1A,11Bの発熱素子で発生した熱は、アルミニウム
板13A,13Bから熱輸送板14A,14Bに伝達さ
れ、さらにこの熱輸送板14A,14Bにより放熱フィ
ン17に伝達され、ここで電動ファン18,19により
発生した風によって冷却される。このとき発生する風
は、放熱フィン17内をダクトとして流通し、その放熱
フィン17に集められた熱を冷却する。
【0012】以上のように、上記した冷却装置では、電
子回路パッケージ11A,11Bの横部分に放熱フィン
17を設け、その両者をアルミニウム板13A,13B
と熱輸送板14A,14Bで連絡した構造であるので、
電子回路パッケージ11A,11Bの面方向の厚みはア
ルミニウム板13A,13Bと熱輸送板14A,14B
の厚みとなるので極めて薄くなり、縦の姿勢で電子回路
パッケージを高密度実装することが容易に可能となる。
【0013】なお、上記では2枚の電子回路パッケージ
11A,11Bを、2枚のアルミニウム板13A,13
B、2枚の熱輸送板14A,14Bを介して、共通の放
熱フィン17に熱結合し、共通の電動ファン18,19
で冷却しているが、1枚の電子回路パッケージを1枚の
アルミニウム板、1枚の熱輸送板を介して1個の放熱フ
ィンに熱結合して固有の電動ファンで冷却しても良い。
また、アルミニウム板は電子回路パッケージの保護を兼
ねているが省略することができる。また、放熱フィン1
7の配置位置は、電子回路パッケージの4辺のいずれの
位置でも可能であり、この放熱フィン17は熱輸送板1
4A,14Bにフィンを直接植設したものでも良い。さ
らに、この放熱フィン17を使用せず、熱輸送板の一部
を実質的にダクトの一部として利用して(つまり、筒形
状のダクトの一部をこの熱輸送板の一部が構成するよう
にして、又は筒形状のダクトが熱輸送板に熱結合される
ようにして)、このダクトに電動ファンにより風を送っ
ても良い。
【0014】
【発明の効果】以上から本発明によれば、電子回路パッ
ケージの正面や裏面から送風するのではなく、辺部分に
送風して強制冷却することで電子回路パッケージの素子
から発生する熱を放熱することができるので、縦配列の
電子回路パッケージの配列ピッチを狭くした高密度実装
を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の冷却装置の斜視図であ
る。
【図2】 同冷却装置の横断面図である。
【図3】 熱輸送板の説明図である。
【図4】 (a)は従来の冷却装置の平面図、(b)は
正面図である。
【図5】 別の従来の冷却装置の正面図である。
【符号の説明】
1,1’:電子回路パッケージ、2:放熱フィン、3:
電動ファン、11A,11B:電子回路パッケージ、1
2:LSI、13A,13B:アルミニウム板、14
A,14B:熱輸送板、15:蛇行配管、16:作動
液、17:放熱フィン、18,19:電動ファン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 海津 勝美 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 原田 昭男 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高温部で得た熱を低温部に輸送する作動液
    が封入された細管を有する熱輸送板に直接又は間接的に
    対面する状態で電子回路パッケージを熱結合し、前記熱
    輸送板の端部を実質的にダクトの一部とし、該ダクトに
    風を送る電動ファンを設けたことを特徴とする電子回路
    パッケージ冷却装置。
  2. 【請求項2】前記電子回路パッケージを2枚として、そ
    の各電子回路パッケージに各々前記熱輸送板を熱結合
    し、該各熱輸送板の端部を共通の前記ダクトの一部とし
    たことを特徴とする請求項1に記載の電子回路パッケー
    ジ冷却装置。
  3. 【請求項3】前記熱輸送板の前記ダクトの一部を構成す
    る部分に、前記電動ファンで冷却される放熱フィンを熱
    結合したことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子
    回路パッケージ冷却装置。
JP34874697A 1997-12-04 1997-12-04 電子回路パッケージ冷却装置 Pending JPH11168163A (ja)

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JP34874697A JPH11168163A (ja) 1997-12-04 1997-12-04 電子回路パッケージ冷却装置

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ID=18399097

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008527709A (ja) * 2005-01-06 2008-07-24 ザ・ボーイング・カンパニー 冷却装置、システムおよび関連する方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008527709A (ja) * 2005-01-06 2008-07-24 ザ・ボーイング・カンパニー 冷却装置、システムおよび関連する方法
JP4881879B2 (ja) * 2005-01-06 2012-02-22 ザ・ボーイング・カンパニー 冷却装置、システムおよび関連する方法

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030812