JP2008524620A - 多重表示装置およびその設定/較正方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者が容易になし得る電子装置(例えば時計)の改良された設定/較正の方法と、この方法を可能にした電子装置を提供する。
【解決手段】電子装置の少なくとも2個の表示針を有し、各表示針は、設定/較正機構の作動に応答して時計方向と反時計方向の少なくとも一方向に表示針を回動させる作動機構に対して独立し且つ作動結合させた少なくとも2個の表示針を設定/較正する方法であって、設定/較正機構の作動行程を開始し、表示針の第1の針を少なくとも一方向に且つ上記作動行程とは独立して回動させ、選択モードを介して針選択行程を開始して第2の針を選択して設定/較正を成し、上記第1の針が回転するのを防止しつつ、上記第2の針を上記針選択行程とは独立して時計方向及び反時計方向の少なくとも一方向に回転させ、上記第2の針が上記設定/較正の次の対象となることを特徴とする多重表示装置の設定/較正方法である。また、この方法を可能にする電子装置を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、少なくとも2個の表示用針を備えた電子装置(例えば、クロノグラフ型の時計或いは出願中の米国出願第11/441417号に記載のその他の多重表示電子装置)に関し、更に具体的には、2個の表示針の各々を設定/較正するための改良された方法に係るものである。また本発明は、この方法を採用した装置を提供するものでもある。
腕時計などの電子装置を利用者が設定したり或いは較正する手法には、決まったものが無く多岐に渡るものである。例えば、「デジタル」時計と称される時計の場合、実際に印刷された説明書やテキストが装置本体のベゼル、即ちガラスが嵌る部分(或いは表示体そのもの)に取り付いて使用者が設定や較正(調整)が迅速にできるようになっている。
「アナログ」時計の場合は、時計のベゼル部分に印刷するという考えは望ましいものではなく、全体が限られた少ない情報であっても、仮に美的感覚や審美性が損なわれないとしても、それがベゼルそれ自体に設けられることは実用的ですらない。従って、従来技術においては、利用者が「アナログ」型電子装置の複数の表示針を設定或いは較正を可能でとしていたことは、認識された欠陥となっていたのである。
上記の欠陥は解消される必要があり、特に、アナログ型の電子装置の複数の表示針を設定し、較正するための手順をもっと簡単に理解できるようにすることが必要である。特に、電子装置における複数の針を設定・較正する手順を使用者がやり易くなるようなインターフェース、即ち橋渡しとなるものを使用者に提供することが必要である。
上記事項は、設定・較正が直ぐにも可能な表示針を回転(例えばスピンさせたり、揺すったり、振ったり、或いは振り子のように揺らしたり)することによって最適に達成できる。このように、装置が実際にしかるべく手順を利用者に促すため、利用者としては針を設定・較正するための複雑な手順や行程を記憶しておく必要がない。
そこで、本発明の目的は、従来技術に見られる上記欠陥を払拭することにある。
本発明の更に具体的な目的は、電子装置における1個若しくはそれ以上の表示針を設定或いは較正するための改良されたユーザー・インターフェース、即ち利用者と装置の橋渡しをするものを提供することである。
本発明の更に別の目的は、計時装置(例えば時計)などの電子装置に用いてある1個若しくはそれ以上の表示針を設定したり、或いは較正するに際し、利用者が簡単にできるようにした、改良されたユーザー・インターフェースを提供することである。
本発明の更に別の目的ならびに利点と効果は図面を参照して示す以下の記載より更に明確になるものと思われる。
本発明の構成上の特徴、それぞれの要素の結合と組合せ並びに構成について例示した手順や行程の流れなど、詳細は以下に記載するとおりであるが、発明の技術的範囲は請求項に記載のとおりである。
前記の従来技術における視覚的欠陥を克服し、上記発明の目的と効果を達成するために、本発明は、電子装置における少なくとも2個の表示針のそれぞれを設定/較正する方法を提供するものであり、上記少なくとも2個の表示針は、設定/較正機構の作動に応答して、関連する表示針を少なくとも時計方向または反時計方向に回動させる作動機構に対して独立していると共に作動的には結合されており、そして、この方法は、設定/較正機構の作動行程を開始し、少なくとも2個の表示針のうち第1の針を、作動行程とは独立した状態にて時計方向と反時計方向の少なくとも1方向に回動させ、選択モードを介して針選択行程を開始して第2の表示針を選択して設定/較正されるようにし、更に、上記少なくとも2個の表示針の上記第1の針の回動を阻止しながら、上記第2の表示針を時計方向と反時計方向の少なくとも1方向に、且つ針選択行程とは独立して回動させるものであり、この場合、上記少なくとも2個の表示針の上記第2の表示針は次に設定/較正されるものである。
本発明は、上記の方法を達成する電子装置を提供することでもある。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳しく説明する。
本発明は、電子装置の表示針を設定/較正する方法であって、好適な実施例としては上記電子装置は腕時計である。但し、本発明は腕時計に限るものではなく、これ以外の装置も本発明の対象とするものである。ここで、出願中の米国特許出願第10/441417号に記載された内容は本願に関連するものであり、本発明が対象とする装置として心拍数モニターやコンパス(羅針盤・方位磁石)などが含まれるが、重要な特徴を挙げれば複数の(例えば2個或いはそれ以上の)表示針を備えていることである。
事実、本発明は広い範囲の装置並びに用途に適応できる。即ち、以下に記載の実施例では時計に設けた複数の表示針を設定及び/又は較正すること、とりわけ表示針のそれぞれが日付関連表示に個々に対応したものについて記載しているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、針は速度や距離の測定と関連させても良いし、或いは、心拍数や血圧測定、天文学データ、太陽/月の位相、潮の干満、高度測定、或いは時間に関連した測定、その他種々のものに使用できるものである。
先ず、図1および図2において符号10にて示した電子装置は本発明に基づき構成したものである。図1と図2において、構成体の詳細の多くは簡便のために省略してあるが、この装置の他の詳細な構成については出願中の米国特許出願第10/730200号と第10/441417号を参照されたい。その中で符号100で示した制御装置は表示針を個々に制御し且つ駆動することが可能である。上記の米国出願には、本発明に必須のものでは無いが、関連する記載が多々あるので参照されたい。
例えば、簡便の為に本願明細書ではアナログあるいはクロノグラフ(時間表示装置)の基本的ではあるが極めて一般的な概念については省略してある。例えば、中心軸に保持された複数の「標準的な」針、例えば時針、分針、及び秒針を回動する歯車と歯車列の基本的構成と配列は、当業者が容易に理解できる程度のものであるので、ここでは省略する。同様に、「他の」表示針(例えば従来のクロノグラフ時計に見られる表示針)を個々に独立して設定する周知の方法についてもここでは説明を省略する。同様に、更に別の表示針(想起された他の針)の選択された動作については上記第10/441417号出願明細書に記載のとおりである。
図2は4個のステッピングモータを示しており、それぞれ符号M1,M2,M3,M4にて示している。当業者が容易に理解できるように、表示針の数を変えることで必要なステッピングモータの数を変えることが可能であり、かような点は本発明における技術的な範囲内のことである。本発明のモジュールに配置されるように、モータM1は時針18、分針20および秒針22を通常通り回転する。即ち、時針18、分針20および秒針22は、モータM1のロータが形成する回転動作を伝達する歯車列に結合されている。同様に、針24はステッピングモータM2によって回転され、このモータM2のロータで形成される回転動作を針24に伝達する歯車列が設けられている。同様に、針26と針28はそれぞれステッピングモータM3とM4によって回転するが、それぞれのモータM3,M4のロータで形成される回転動作を伝達する歯車列がそれぞれ設けられている。この歯車列の構成については当業者が容易に理解できる一般的な構成である。
好ましくは、ステッピングモータM2,M3,M4は双方向のステッピングモータとして両方向の回転ができるようにすることである。その場合、1回転に付き2ロータステップ(若しくは、1ロータステップに付き180°の回転)とするが、このように作動する採用可能なステッピングモータとしては市販のものを採用可能であり、且つ当業者が容易に理解できる範囲のものである。また、好適な表示回転若しくは表示針24,26,28の動きを得るための適切なギヤ比とすることは、当業者が設計の段階で設定することができる範囲内のものである。即ち、針の回転増加分を極めて小さくすることが望ましく、このようにすることで回転増加分および表示測定を精確なものとする。例えば、好適な実施例において、表示針24,26,28が精確な増加分だけ移動することが必要な場合、移動が非常に精確であることが重要且つ好ましく、それによって、関連するモータから表示針への歯車列のギヤ比が決められる。
電子装置10の好適な構成に適した回路構成の具体例については説明は不要と思われるので省略するが、詳細は前記米国特許出願第10/441417号などに記載したものを採用できる。
スイッチS1およびS2は側部/頂部の双方に取り付けた押しボタンであり、C1は設定用の巻真若しくは竜頭を示している。ここで、スイッチS1とS2は押し込み動作により作動されるものを意図しており、一方、設定用の巻真/竜頭C1は軸方向に移動可能か、或いは、時計方向及び/又は反時計方向に回転可能となっているものであり、この構成は出願中の第10/331827号に記載の通りである。全体としても且つ個々においても、押しボタンS1とS2および設定巻真/竜頭C1は、本発明における設定や調整をなす「設定/較正」機構と見なすことができる。これ以外の特徴と部材などについては前記第10/441417号及び第10/730200号の出願明細書に記載のとおりである。
本発明の具体的特徴に関して、設定/較正モードにあるときに、針24,26,28のような1個若しくはそれ以上の針が所定の周波数(例えば特に限定するものではないが1Hz、或いは各素子の特性に応じてそれ以上又は以下の周波数)にて振動し、設定/較正のために最も適切な針がどの針であるのかを利用者が知り得るようになっている。このような特徴はそれぞれのステッピングモータのロータを回転させることによって達成できるが、本願図面に則して述べれば、タイマーが作動中である場合、所定の周波数にて適切な数のパルスだけ前進あるいは後退させるのであるが、この場合コントローラ(例えば、前記米国特許第10/441417号に記載のコントローラ100)がロータの位置情報を維持していることが確認できる状態となっており、これによってロータの適切な回転が実際の設定及び/又は較正のための操作中に達成できる。
次ぎに、図3は本発明の好適な方法の1例を示したものである。具体的には、図示の方法では、設定/較正モードに入った電子装置10から開始する。ここで「設定/較正」なる表現(及び、設定や較正などの類似の表現)は、特定の表示針を設定し、及び/又は較正することの広い範囲の動作を含むことを意図したものである。例えば、月の日付を表示する針の概念において、この針を31日の位置から1日の位置に回転することは、この針を「設定/較正」する、ということである。同様に、針をゼロ(0)の位置にリセットすることも「設定/較正」である。従って、使用者が装置と接触して針を意図的に移動させることは(針が自然に内部機構によって進行するのとは相違して)、ここで述べる針の「設定/較正」である。
従って、本発明における好適な方法は作動手順の開始から始まるのであり、好ましい実施例としては、設定/較正機構(ステップ10参照)の作動によって成される。具体的には、このことは所定のボタン(或いは複数のボタンの連続動作)若しくは竜頭を回動したり、或いは、好ましくは竜頭を軸方向の第2の位置に引き出すことで達成できる。
今、電子装置10が設定/較正モードにある場合、複数の表示ハンドの中の第1の針(例えば年を示す針24)が時計方向或いは反時計方向に回動し始める。この場合の回動は作動手順とは独立していることが望ましい。
ここで、「時計方向及び/又は反時計方向の回転」という表現や、請求項に記載したように「時計方向と反時計方向の少なくとも一方」といった表現は、所定の表示針が2つのうち1方を成すことであり、前後に切り替わることであり(例えば揺すったり、振ったり、或いは振り子のように揺らしたり)或いはスピンさせたり(例えば360°)、時計方向と反時計方向の一方又は双方に移動させことであり、総じて「回転」と表現してある。針が揺すったり、振ったり、或いは振り子のように揺らしたりできる点については前記の米国特許出願第10/730200号に開示されている。かような表現をする目的は、表示針が好ましい方法に基づいて作動できるということであり、双方向型ステッピングモータ(回転、即ちスピンも、揺動も可能である)、或いは一方向型ステッピングモータ(一方向のみの回転、即ちスピンのみが可能であり揺動は不能である)に表示針が作動結合されているかによって、作動がなされること意図したものであることを理解されたい。
次ぎに、「作動手順とは独立して」ということは、設定/較正機構の個々の作動に直接応答してステップ状に増加するように針が移動する従来技術に対して、本発明を明確に区別することを意図したものである。即ち、従来技術においては、一度押しボタンを押すことによって、針が1ユニットだけ移動させ、2回続けて押せば針は2ユニットだけ移動し、或いは、連続作動により針を回転(スピン)させる、というものである。これに対して本発明の場合は、単純な設定/較正機構の作動(例えば、押しボタンを1回押すだけ、或いは設定巻真を引き出すこと)によって、表示針が1回或いはそれ以上前後に揺動されるようにしており、或いは、針が360°だけ1回若しくはそれ以上回動させるようにできる。このように、例えばボタンを一回押した時に、針の移動は従来のものとは完全に同一ではないのである。
好ましい方法としては、設定/較正機構の最初の動作(即ち電子装置10を設定/較正モードにすること)から、時計方向或いは反時計方向に実際に針24の回動を開始させること(ステップ20)までに時間的な遅れ(例えば3秒或いは5秒)を設けるのが望ましい。今、表示針のうちの第1の針(例えば、年針24)を回動(例えば、揺動或いは回転)状態にある場合、設定/較正のための針の選択行程(ステップ30)を介して、使用者は針24を設定/較正し(ステップ40)、或いは次の(例えば「月」の)針26を選択する(ステップ30)。
使用者が設定/較正の表示針24の開始(ステップ40)を希望する場合には、使用者は所定の時間内に設定/較正を開始するだけでよろしい。例えば、設定巻真(例えば竜頭)を廻したり、あるいは押しボタンを繰り返し(或いは継続的に)押すことによって達成できる。一旦表示針の設定が完了すると(ここで、「完了する」とは、特に限定するものではないが設定/較正機構の作動が或る時間帯において(例えば3秒間)休止し、或いは選択した押しボタンを押すなど、選択/較正の所定の作動を行うことによって決定されるものであるが)、ステップ50へと移行し、そこで次の(例えば「月」の)針26が時計方向及び/又は反時計方向に回動し始める。
ステップ30では、表示針24の設定/較正が必要又は望ましい状態では無い場合には選択肢が与えられる。その場合、表示針24の回転が開始されるに引き続き、所定の時間(例えば3秒或いは5秒)だけ作動が休止するだけで、表示針26の時計方向及び/又は反時計方向の「回転」が充分に開始される(ステップ50)。このように、指定の時間だけ表示針24の設定/較正をする使用者の行為が休止すると、或いは選択モード(例えばスイッチの押し圧)による針選択の行程が意図的に開始すると、表示針の中の次の針を選択するステップに合致して、設定/較正が行われるが、これは作動休止あるいは意図した作動が「選択モードを介しての針選択行程の開始」であり、選択のモードが所定時間の後の作動休止か、或いは、スイッチ機構(例えば、押しボタン、或いは軸方向に移動できる設定用巻真)の予め決められた作動のいずれかである。同様に、ステップ30からステップ50への移行は針選択行程の開始により加速される。
ステップ50での方法において、次の(「月」)針26が針選択行程とは別個に時計方向及び/又は反時計方向に回転し始める。好ましくは、この行程において回転中の唯一の表示針は月針26とすることである。その理由は、発明の目的である設定/較正の為の針がどの針かを利用者が容易に知ることができるのは回動中の針のみだからである。
引き続き図3のフローチャートにおいて、設定/較正の為に表示針26を選択したい場合には、所定の時間内に(例えば3秒又は5秒内に)利用者が設定/較正を実行する(例えば、押しボタンを押したり、或いは竜頭の時計方向或いは反時計方に回動する)だけでよい(ステップ70)。表示針26の設定が完了すると、(ここでも、前記のように、設定/較正機構の作動を所定時間(例えば3秒間)休止したり、或いは設定/較正機構を作動させたり(例えば選択された押しボタンを押したり、或いは設定巻真を回転或いは軸方向に移動させることによって)、ステップ80へと移行し、この位置で次の(例えば曜日)針28が前記と同様に時計方向あるいは反時計方向に回転し始める。
同様に、本発明の方法は、表示針の設定/較正を一切必要でなかったことを決定できるものである。このような状況において、表示針26の回転開始に引き続いて前記の所定の時間だけ(3秒又は5秒など)使用者の一部を作動休止状態とするだけで、充分に表示針28を時計方向或いは反時計方向に回転が開始される(ステップ80)。同様に、1個またはそれ以上の所定の押しボタンを押すことで、ステップ70からステップ80へのい移行を早めることもできる。このように、指定の時間において表示針を設定/較正することの作動休止は、或いはスイッチ機構を意図的に作動させることは、次の表示針の設定/較正を選択する特徴(ステップ60)に合致するものと見なされる。その理由は、上記の作動休止や意図した作動は「選択モードを介しての選択」だからであり、その場合、選択モードは所定の時間の後の作動休止か、或いは、スイッチ機構(例えば押しボタンの押圧、あるいは巻真の軸方向の移動)の所定の作動の何れかである。
ステップ80において、次の(例えば日付)針28は針選択行程とは独立して回転を開始する。同様に、このステップ80では、回動している唯一の表示針は日付針28である。それが唯一の回転中の針であるがため、利用者は設定/較正のための次の針がどれなのかが容易に且つ素早く知ることができる。
図3に示すように、これまでの行程は表示針の数だけ多くすることができる。このように、極めて単純で、即座に判断でき、対応することが可能な(且つ使用者にとって扱い易い)、電子装置の複数の表示針の設定/較正方法が提供できるものである。
同様に、設定/較正モードを終了するには、前記の米国出願に記載したように、設定巻真を移動させて「通常」位置、若しくは作動位置に戻すことによて達成できる。
上記より明確になったように、本発明の実施例では少なくとも2個の表示針(例えば針24と26)のそれぞれを継続的に回動し、回動する表示針の最後のもの(即ち、現在回転中のもの)だけが選択モード(揺動、若しくは回転)とは独立して、設定/較正が可能となる。
ここで、本発明に関して異なる日付情報を表示する表示体について説明したが、これは本発明の単なる一実施例であり、本発明がこの実施例に限定されるものではなく種々のものに採用できること勿論である。
従って、本発明は、次はどの表示針が設定/較正の対象となるのかを表示することを可能とするものであり、表示針を振る(揺する)こと、或いは回動させることによって達成でき、かくて、アナログ型の電子装置の複数の表示針を設定/較正することが容易にできるものである。
上記の説明より明らかなように、本発明の目的は効率よく達成できるものであり、発明の要旨を逸脱することな種々の変更が可能であり。
請求項に記載のものは本発明の技術的思想と概念並びに具体的な特徴事項を記載したものである。
本発明の一実施例による電子装置の上面図である。 図1に示した電子装置の裏面内部を示した図である。 本発明の好ましい実施例による方法を示すフロー図である。 本発明による電子装置(例えば時計)の表明を示した図であり、表示体と表示針の異なる較正例を示した図である。 本発明の別の実施例による表示体と表示針の構成を示す図である。
符号の説明
M1,M2,M3,M4:ステッピングモータ
10:電子装置(時計)
18:時針
20:分針
22:秒針
24,26,28:表示の針

Claims (9)

  1. 電子装置の少なくとも2個の表示針を有し、上記少なくとも2個の表示針のそれぞれは、設定/較正機構の作動に応答して時計方向と反時計方向の少なくとも一方向に関連する表示針を回動させる作動機構に対して独立し且つ作動的に結合させた少なくとも2個の表示針を設定/較正する方法であって、
    設定/較正機構の作動行程を開始し、
    少なくとも2個の表示針の第1の針を少なくとも一方向に且つ上記作動行程とは独立して回動させ、
    選択モードを介して針選択行程を開始して上記少なくとも2個の表示針の第2の針を選択して設定/較正が成されるようにし、
    上記2個の表示針の第1の針が回転するのを防止しつつ、上記第2の針を上記針選択行程とは独立して時計方向及び反時計方向の少なくとも一方向に回転させ、
    上記第2の針が上記設定/較正の次の対象とすることを特徴とする多重表示装置の設定/較正方法。
  2. 上記針選択行程の前に、上記少なくとも2個の表示針の上記第1の針を設定/較正する行程を有し、上記少なくとも2個の表示針の上記第2の針を選択して設定/較正をなすようにした、請求項1に記載の方法。
  3. 上記針選択行程の開始後に、上記少なくとも2個の表示針の上記第2の針を設定/較正する行程を有してなる、請求項1に記載の方法。
  4. 設定/較正のための上記少なくとも2個の表示針の上記第2の針を選択する行程は、上記設定/較正機構を作動する行程を有してなる、請求項1に記載の方法。
  5. 設定/較正のための上記少なくとも2個の表示針の上記第2の針を選択する行程は、上記設定/較正機構の作動を所定の時間抑える行程を有してなる、請求項1に記載の方法。
  6. 上記少なくとも2個の表示針のそれぞれを継続的に回転させる行程を有し、針選択行程とは独立して表示針の最後の針のみの設定/較正を可能にした、請求項1に記載の方法。
  7. 少なくとも第三の表示針を有すると共に、これに作動結合した作動機構を備えて上記第3の針を時計方向と反時計方向の少なくとも一方向に回動させ、上記第1の針、第2の針並びに上記少なくとも第3の針のそれぞれは、上記設定/較正機構によって設定/較正の為に独立して作動可能となっており、上記針選択行程に応答して回動されたばかりの表示針のみが次の設定/較正を可能とする行程を備えてなることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  8. 設定/較正の次の針を表示する行程を有し、上記次の針を設定/較正するために時計方向と反時計方向の少なくとも一方向に回転させ、また、設定/較正される上記次の針は上記設定/較正行程の前に回転され、更に、その他の全ての表示針の回転が阻止されている間、上記次の針あ回転するようにしてなる、請求項1の方法。
  9. 少なくとも2個の表示針を備えた電子装置であり、そのそれぞれの針が独立して設定/較正が可能であり、上記少なくとも2個の表示針のそれぞれは、関連する表示針を時計方向と反時計方向の少なくとも一方向に回動させる作動機構に対して独立して且つ作動てきには結合された状態で設けてあり、上記電子装置は上記電子装置を設定/較正モードに移行させ、且つ上記少なくとも2個の表示針のそれぞれを選択して設定/較正可能とする設定/較正手段を備え、更に、上記作動機構及び設定/較正手段と作動結合したコントローラを有し、これにより上記少なくとも2個の表示針が時計方向と反時計方向の少なくとも一方向に連続して、且つ、上記設定/較正手段の作動連続性とは独立して回動するようにさせ、請求項1に記載の表示針設定/較正方法をなし得るようにした電子装置。
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