JP2008520488A - エンジン冷却するための空気流を調節する装置および折り畳みフラップを形成する方法 - Google Patents

エンジン冷却するための空気流を調節する装置および折り畳みフラップを形成する方法 Download PDF

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Abstract

【課題】組立て形状に関して高い柔軟性が可能な、冒頭で挙げた種類の装置を提供することである。本発明の課題は、さらに、冒頭で挙げた装置に適した折り畳みフラップを安価に形成し、従って装置全体を安価に実現するための方法を提供する。
【解決手段】 エンジン冷却するための空気流を調節する装置が、空気流の通過面を少なくとも部分的に包囲するフレーム部材(1)と、フレーム部材(1)に対して変位可能に収容されていて、空気流のための通過面がフラップ部材(2)の変位によって可変であるフラップ部材を有する。フラップ部材が、第1のフラップ半体(2a)と、第1のフラップ半体と継手状に結合された第2のフラップ半体(2b)とを有する折り畳みフラップ(2)として形成されていて、第1のフラップ半体(2a)がフラップ軸(2c)を中心に第2のフラップ半体(2b)に対して揺動可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、請求項1に上位概念として記載のエンジンを冷却するための空気流を調節する装置(すなわち、空気流の通過面を少なくとも部分的に包囲するフレーム部材と、フレーム部材に対して変位可能に収容されたフラップ部材であって、その場合に空気流のための通過面がフラップ部材の変位によって可変である、前記フラップ部材と、を有する、エンジン冷却するための空気流を調節する装置)および請求項1から27に記載の装置のための折り畳みフラップを形成する方法に関する。
自動車のメインエンジンの冷却剤を冷却するためのアグリゲートのために、ロールブラインドを用いて、あるいはまた回動可能なフラップを用いて、空気流のための通過面積を変化させることができる解決が知られている。この装置は、走行方向において熱交換器ないしメインクーラーの前または後ろに配置することができる。全体として、この種の装置によってエンジンの熱マネージメントを、特に、冷間始動または連続全負荷のような極端な状況に関して、改良することができる。
冒頭で挙げた装置の形態に関して、長寿命、信頼性、組込み空間最適化および重量に対して増大する要請が課される。
本発明の課題は、組立て形状に関して高い柔軟性が可能な、冒頭で挙げた種類の装置を提供することである。本発明の課題は、さらに、冒頭で挙げた装置に適した折り畳みフラップを安価に形成し、従って装置全体を安価に実現するための方法を提供することである。
この課題は、本発明によれば、請求項1に記載の特徴(すなわち、フラップ部材が、第1のフラップ半体と、第1のフラップ半体と継手状に結合された第2のフラップ半体とを有する折り畳みフラップとして形成されていて、第1のフラップ半体がフラップ軸を中心に第2のフラップ半体に対して揺動可能であることを特徴とする、エンジン冷却するための空気流を調節する装置)によって解決される。
発明の実施の形態
フラップ部材を折り畳みフラップとして形成することによって、効果的に、走行方向における組立て奥行きが小さく、同時に、与えられた組込み奥行きにおいて高い機械的安定性が得られ、それは、特に高速における動圧に基づいて望ましいことである。
好ましくは、各フラップ半体の幅狭側に、フラップ半体を回転可能に軸承するためのボルトが形成されている。それによって折り畳みフラップ半体の簡単な駆動と確実な保持が可能である。
好ましい形態において、第1のフラップ半体と第2のフラップ半体がフィルム継手によって結合されている。この種のフィルム継手は、特に汚れに対して耐性があり、従来のリンク継手に比較して特に風を通さない。
特に好ましくは、フラップ部材は、可撓性のフィルムであって、その場合にフラップ半体は実質的にそれぞれ、フィルム上に平面的に設けられた、細片形状の補強部として形成されており、その場合にフィルム継手がフィルムの、補強部の間に配置された領域によって形成されている。このようにして、折り畳みフラップは、安定して長寿命であるだけでなく、安価に形成することもできる。
その場合に特に好ましくは、フィルムが終端領域を有しており、その終端領域は、少なくとも一方のフラップ半体において補強部の、フィルム継手とは逆の端部を越えて突出している。その場合に特に好ましくは、少なくとも2つの折り畳みフラップが設けられており、それらが、装置の閉鎖された状態において、実質的に1つの平面内に位置して、互いに添接し、その場合にフィルムの終端領域によって2つの折り畳みフラップの隣接し合う領域のシールが形成される。このようにして、安価で確実に、折り畳みフラップの端縁側の領域を他の折り畳みフラップに対して、あるいはまたフレーム部材に対してシールすることが、フレキシブルなフィルムの張出しによって可能になる。
特に好ましい実施形態において、フィルムはプラスチック、特にポリアミドからなる。さらに好ましくは、補強部もプラスチック、特にポリアミドからなる。それによって折り畳みフラップを部分的に、あるいは全部をプラスチックから、特に射出成形によって、安価に形成することができる。その場合にポリアミドは、特に長寿命で抵抗性があることが証明されている。それぞれ同一のプラスチックからなるフィルムと補強部の組成は、コストおよびコンポーネントの互いに対する確実な結合に関して、特に効果的である。
その場合にさらに好ましくは、少なくとも補強部のプラスチックが、繊維、特にグラスファイバーを含んでいる。それによって細片形状の補強部の寿命と機械的耐性を改良することができる。
特に好ましくは、折り畳みフラップの簡単かつ安価な形成を得るために、ボルトはフラップ半体の補強部の一体的かつ統一材料の成形部として形成されている。従ってボルトは、補強部の形成と同じ処理ステップで成形することができる。
本発明に基づく装置の好ましい実施形態において、フレーム部材に対して移動可能な制御レールが設けられており、その場合に第1のフラップ半体のボルトが制御レール内に回転可能に軸承されており、第2のフラップ半体のボルトは、フレーム部材に回転可能に軸承されている。それによって、制御レールの駆動可能な移動により、フラップ半体の互いに対する揺動運動の駆動が可能である。
その場合に駆動装置を特に簡単に形成するために、制御レールは線形駆動装置によって直接駆動可能である。
その代わりに、あるいはそれに加えて、本発明に基づく装置は駆動可能に回転できる制御軸を有することができ、その場合に制御軸の回転が制御レールの線形の運動へ伝達可能である。その場合に特に簡単な方法で、回転運動の伝達をカムレバーを用いて行うことができる。
さらに好ましくは、制御軸が空気流れ方向において折り畳みフラップの後方(またはその内部)に配置されており、その場合に折り畳みフラップと制御軸が、折り畳みフラップの開放された位置において整合している。それによって、開放されたフラップ状態において制御軸が空気抵抗となることが、防止される。一般的に、少なくとも2つの折り畳みフラップが設けられている場合に、折り畳みフラップの各々に制御軸を対応づけることができる。さらに好ましくは、折り畳みフラップと整合して配置された制御軸が、開放された折り畳みフラップ位置において、開放された折り畳みフラップの移動のあそびを回避するために、フラップ半体の終端領域と協働することができる。この種の移動のあそびは、極めて一般的に生じ、特に高速の場合に走行風によって、風で移動されるフラップの騒音または増大された磨耗をもたらすことがあり得る。その場合にフィルム継手を有する折り畳みフラップは、少なくとも、継手の柔軟性に基づいて、特に高い移動のあそびを有している。
上述した移動のあそびを回避するために、回転軸の存在とは関係なく、一般に、特にカムとして形成された保持手段を設けることができ、その場合に保持手段は開放された折り畳みフラップ位置において、開放された折り畳みフラップの移動のあそびを回避するために、フラップ半体の終端領域と協働する。カムの代わりに、つながったロッドなどを設けることもでき、その場合に原則的に、フラップ端部のためのストッパを形成することによって、開放された折り畳みフラップの揺動が回避され、あるいは少なくとも減少される。
さらに、制御軸をリンク結合によって第2の制御軸と駆動可能に結合することができ、その場合に第2の制御軸は第1の制御軸に対して角度をもって配置されている。それによって、(たとえば車両フロントの形状付与に基づいて)そのフラップ軸に関して互いに角度をもって配置された2つのフラップ部材を同一の駆動装置によって駆動することが、可能となる。
他の好ましい形態において、フレームに軸承されたフラップ半体が、リンクガイドを用いて制御レールと結合可能である。その場合に、場合によっては、制御レールが移動する場合に、制御レールに軸承されていないフラップ半体の少なくとも1つの点が、正確に制御レールによって連動されることが考慮され、その場合に制御レールからの点の距離のみが変化する。上述した、可変の間隔を考慮するリンクガイドを用いた結合によって、一方の側から他方の側へ制御レール運動を伝達するためにフラップ自体を利用することができる。それによって、折り畳みフラップを一方の側においてのみ駆動することが可能であって、そうでない場合に少なくとも長い折り畳みフラップの場合に不可避の、捻れと固着の危険が生じることがない。このようにして可能にされた、一方の制御レールのみの駆動に基づいて、制御軸ないしは、第2の制御レールへの他の種類の力の伝達を省くことができる。
しかし一般に、折り畳みフラップの、制御レールに関して向こう側の幅狭側に他の制御レールが対応づけられていると、効果的である。それによって折り畳みフラップの2つの幅狭側における駆動が可能となり、それによって折り畳みフラップの捻れおよび/または固着が回避される。
その場合に、それぞれ提供される組込み空間に応じて、2つの制御レールを互いに堅固に結合するブリッジ部材を設けることができ、それによって簡単な方法で、制御レールの同時駆動を実現することができる。1つより多いブリッジ部材を設けることもできるので、制御レールを全体として閉成されたフレームとして形成することができる。
一般に、それぞれ要請に応じて、第1のフラップ半体のボルトがフラップ軸に対して、第2のフラップ半体のボルトとは異なる間隔を有することができる。従って非対称に位置決めされたこれらのボルトによって、開放された折り畳みフラップはもはやボルトの結合ラインに対して垂直に方位付けされない。これが、開放された折り畳みフラップの、走行方向に対して平行な方位付けを維持しながらフレーム部材を、たとえば傾斜して組み込むことを可能にする。
さらに、一般的に、少なくとも2つの隣接する折り畳みフラップを設けることができ、その場合に1つの折り畳みフラップのフラップ半体が開放運動の途上で、他の折り畳みフラップのフラップ半体に対して逆方向に揺動する。それによって簡単な方法で、閉鎖された隣接する折り畳みフラップの終端領域の重なりと、それに伴って空気流に対する特に良好なシールを得ることができる。
さらに、一般的に、折り畳みフラップをそのフラップ軸の方向に移動可能に収容することができ、その場合にフラップ半体はそれぞれ互いに対して収斂するガイドと結合されているので、フラップ軸方向における折り畳みフラップの移動が、折り畳みフラップの開放または閉鎖移動と関連する。この種の強制制御される結合は、特に折り畳みフラップのねじれと固着に対して特に高い安全性をもたらす。さらに、制御軸を設けることとを省くことができる。
同様に、一般的に、第2の折り畳みフラップを設けることができ、その場合に第2の折り畳みフラップの開放移動が、機械的な制御手段によって第1の折り畳みフラップの開放移動に対して遅延可能である。それによって空気開口部を解放する場合に特に大きい柔軟性を得ることができ、その場合に特に空気通路の解放を部分的にのみ得ることができ、その解放において折り畳みフラップ全体が機械的に安全な終端位置にある。
その場合に好ましくは、制御手段は回転軸と回転軸を包囲する中空軸を有しており、その場合に回転軸と結合されたピンが、回転軸の所定の角度位置から、中空軸と結合されたピンを連動させる。それによって種々の折り畳みフラップを遅延して駆動するための簡単で場所をとらない機構を実現することができる。
本発明の課題は、折り畳みフラップを形成するための方法について、請求項28の特徴によって解決される。
その場合に、一般に安価な、理想的な場合においては前もって形成して準備されるフィルム(その上に補強部が射出形成される)を使用することによって、製造コストが低く抑えられる。特に、2つのフラップ半体を1つの作業プロセスで射出形成することができ、その場合にさらに1つの射出成形型しか必要とされない。
好ましくはフィルムを準備する処理ステップは、実質的に、エンドレスバンドから切り取り、あるいは打ち抜くことからなり、それによってフィルムコストが特に低く抑えられる。
特に好ましくは、第2のプラスチックが実質的に第1のプラスチックと同じプラスチックである。それによって簡単な方法で、フィルムと補強部の特に確実な結合が保証される。というのは、同一のプラスチックは特に互いに完全に架橋化するからである。この主旨において、第2のプラスチックがその基本式に関して第1のプラスチックに相当すれば、十分であって、その場合に特にオリゴマー分布とたとえば軟化剤のような添加物に関する偏差は、無視することができる。従って分子結合の主旨における良好な付着を効果的に得ることができ、それにもかかわらずフィルムないしフィルム継手に対する、かつ補強部の領域に対する様々な要請が考慮される。特に、同一の基本式において第1のプラスチックは第2のプラスチックよりもソフトであることができる。同様に、第2のプラスチックは、この主旨において基本式の変更なしで、たとえば繊維、特にグラスファイバーのような添加物を含むことができ、それによって機械的耐性がさらに改良される。
好ましくは第1のプラスチックは、その機械的耐性に基づいて、ポリアミドである。上述した理由から特に好ましくは、第2のプラスチックもポリアミドである。
本発明に基づく装置および方法の他の利点と特徴が、以下で説明する実施例と従属請求項から明らかにされる。
以下、本発明に基づく装置の好ましい実施例を、複数の好ましい変形例と共に記述し、添付の図面を用いて詳細に説明する。
図1と図2に示す本発明に基づく装置の実施例は、空気通路の外側の境界を定める、ボックス形状のフレーム部材1を有している。フレーム部材1の内部には、4つの折り畳みフラップ2が配置されている。折り畳みフラップ2の各々は、第1のフラップ半体2aと第2のフラップ半体2bを有している。
フラップ半体2a、2bの各々は(図3も参照)、その各幅狭側ないし側方の端面にそれぞれボルト3a、3b、3c、3dを有している。第1のフラップ半体2aは、ボルト3a、3cによって制御レール4内に回動可能に収容されている。制御レール4は、フレーム部材1の内側で案内されている。第2のフラップ半体2bは、そのボルト3b、3dによって回動可能にフレーム部材1に収容されている。ボルト3b、3dは、制御レール4の高さにあるので、フレーム部材と対向してその長手方向に移動可能な制御レール4内に、長孔4aが設けられている。長孔4aは、それぞれフレーム部材1内に軸承されたボルト3b、3dによって貫通される。
従って制御レール4がフレーム部材1に対して移動することによって、ボルトペア3a、3cと3b、3dの間隔が変化されるので、それが、折り畳みフラップ2のフラップ軸2c(図3)を中心としてフラップ半体2a、2bが互いに対して揺動することをもたらす。
ここで、フラップ軸2cの領域において、折り畳みフラップ2はフィルム継手2dを有している。その場合に、図3に示す折り畳みフラップの好ましい形態において、折り畳みフラップは、以下のように構成されている:
折り畳みフラップ2の一方の側は、ポリアミドからなるつながったフィルム2eによって形成されている。フィルム上に、グラスファイバー強化された、フィルム2eより硬いポリアミドからなる補強部2f、2gが設けられている。ボルト3a、3b、3c、3dは、補強部2f、2gの幅狭の側方の端面にその補強部とそれぞれ一体的かつ統一材料で形成されている。補強部2f、2gの間には、フィルムの細い自由な領域が残されており、その領域によって、フィルム2eの可撓性に基づいてフィルム継手2dが形成されている。
さらにフィルム2eはその終端領域2hにおいて、短い部分だけそれぞれ補強部2f、2gを越えて重なっている。この張出しが、折り畳みフラップ2の閉鎖された状態において(図2を参照)、2つの隣接する、互いに突き合わされた折り畳みフラップ2の領域の特に良好なシールをもたらす。
図1と図2から、さらに、フレーム部材1の凹部内で滑り移動するように案内される制御レール4の線形運動を駆動するための好ましい機構が明らかにされている。その場合にフレーム部材1はホルダを有しており、その中にカムレバー5が回転可能に軸承されている。カムレバー5は、図示されていない線形駆動装置を介して駆動可能に揺動することができる。カムレバー5の突出部が、丸いカム6で終わっている。これが制御レール4の対応する凹部4b内へ嵌入して、それによってカムレバー5の回転運動が、制御レバー4の線形の運動へ伝達可能である。
カムレバー5の回転軸は、制御軸7を有しており、その制御軸が図1、図2には示されていない、フレーム部材1の反対側へ通じている。そこで制御軸7が対称の配置で第2のカムレバーと結合されており、そのカムレバーが、折り畳みフラップの逆の側に対応づけられた第2の制御レールを駆動する。はっきりと示されていない配置の対称性に関して、第2のカムレバーが専用の駆動装置を有していない、という違いだけがある。
図4に示す代替的な好ましい形態において、制御軸7’は、空気流に関して折り畳みフラップ2の後方かつ開放された折り畳みフラップと整合して配置されている。それによって制御軸7’は、空気にとって流れ抵抗とならない。特に好ましくは、制御軸7’は、開放されたフラップ状態において、従ってフラップ半体2a、2bが互いに重なるように揺動した場合に、それぞれ各々のフラップ半体2a、2bの終端領域に添接する。それによって、ボルトが最小間隔を有する、開放されたフラップ2のぐらつきないし移動のあそびが回避される。その場合に特に好ましくは、制御軸7’が、フラップ半体2a、2bの終端領域の形状と対応する、そのためのプロフィール7a’を有している。
開放された折り畳みフラップ2をぐらつかないように保持するための、同様であるが、制御軸の存在に依存しない解決を、図5の変形例が示している。その場合に制御レール4に、あるいはフレーム部材1に、カム状の保持手段8が固定されており、それが開放された折り畳みフラップ2の後方の終端領域と協働する。その場合に好ましくは、保持手段は、フィルム2eの上述した張出し領域にも添接し、それによってフィルムの柔軟性に基づいて、良好な振動緩衝が存在する。
図6に示す他の形態において、隣接して配置された折り畳みフラップ2(ここでは全部で3つの折り畳みフラップ)が交互に逆側へ方位付けされている。それによって2つの隣接する、異なる折り畳みフラップに属するフラップ半体9a、9bの重なりの特に大きい、従って空気を通さない領域が得られる。
図7に示す変形された折り畳みフラップは、ボルト3a、3bの位置決めに関して非対称性を有している。ボルト3aは、同じ側で他のフラップ半体2bに対応づけられたボルト3bよりも、フラップ軸に対して明らかに小さい距離を有している。それによってボルト3a、3bないしフレーム部材の接続線に関して、少なくとも開放された折り畳みフラップ2の、直角とは異なる斜め状態が得られる。それぞれフラップ半体が互いに離れるように揺動するほど、従って折り畳みフラップが閉鎖されるほど、対称の解決(たとえば図2)に比較して対称破壊の作用がそれだけ少なくなる。
図8に示す変形例は、上述した制御軸7と他の制御軸10のリンク結合、特にカルダン結合である。カルダン結合11は、さらに、制御軸7、10を同時に駆動するための駆動レバー12を有している。制御軸の各々に、折り畳みフラップのセットが対応づけられており、それらはそれぞれ互いに対して角度をもって配置された平面内にあるので、図8に一部のみを示す装置が全体として、たとえば車両フロントまたはクーラーの、輪郭の屈曲された、あるいは著しく湾曲された推移に適合されている。その場合に図示の制御レール13、14は、それぞれ折り畳みフラップの2つの角度を有するセットに属している。
フレーム部材1とカムレバー5を有する制御レール4の詳細表示から明らかなように、カムレバーの形状が適切に適合されている場合に、場合によっては他の図示されていないバー伝導機構を使用しながら、折り畳みフラップの少なくとも一方の終端位置において、しかし好ましくは両方の終端位置において、駆動装置の方向変換された力が特に大きく、あるいは最大になることが、得られる。従ってカムレバー5の最適化されたてこ作用によって、折り畳みフラップを終端位置に特に確実に保持することが得られ、その場合に折り畳みフラップは実際において、少なくとも完全に開放され、あるいは完全に閉鎖されている。
図10に示すように、折り畳みフラップの同じセットに対応づけられた、対向する制御レール4をブリッジ部材15と堅固に結合することができるので、折り畳みフラップの捻れまたは固着を回避するために制御レールの同時駆動が簡単な方法で実現されている。
図11に示す変形例においては、フレーム部材1内に回転軸承された折り畳みフラップ半体2bのみが示されている。フラップ半体2bは、ガイドアーム16を有しており、それがスライドボルトによって、制御レール4に形成されているリンクガイド17内で案内されている。リンクガイド17のスロットは、制御レール4の移動方向に対して垂直に方位付けされている。ガイドアーム16は、スライドボルトが投影図において制御レールと一緒に移動し、制御レールに対するその垂直の間隔のみが変化できるように、位置決めされている。この間隔変化は、制御レールの移動方向に対して垂直にスロットを有するリンク17によって補償される。従って全体として、フラップ半体2bの付加的な強制ガイドが得られ、それが一方の側から他方の側への制御レール運動の伝達を可能にする。従って図11に示す配置は、一方の側のみに制御レール4のための駆動装置を設けるのに適しており、それに対してフレーム部材の対向する側においては該当する制御レールガイドは、フラップ自体の移動によって駆動され、折り畳みフラップ2の固着が生じることがない。たとえば、第1の折り畳みフラップ2aがフレーム部材の長孔内で案内されることによって、制御部材1の対向する側の制御レールを、完全に省くこともできる。
図12に示す、折り畳みフラップ2の他の変形例において、折り畳みフラップはフレーム部材1に対してその折り畳み軸2cの方向に移動可能に軸承されている。図12には、一方の折り畳みフラップ2bのみが示されている。折り畳みフラップ2bに設けられている玉リンク19によって、フラップ半体2bは斜めに配置されたガイド19に収容されている。他方のフラップ半体の図示されていない対応するガイドは、その方位付けにおいてガイド18と収斂するので、折り畳みフラップがフラップ軸2cの方向に移動することが、対応する玉リンク19(図示せず)の間隔の変化をもたらし、従ってフラップ軸2cを中心とするフラップ半体の相対的な揺動をもたらす。この種の運動学は、特に固着に対して究めて安全である。
図13は、本発明に基づく装置の変形された駆動機構の詳細を示している。その場合に装置は、少なくとも2つの折り畳みフラップを有しており、それらは同時にではなく、次々と、あるいは少なくとも互いに対して遅延して開放ないし閉鎖される。その場合に駆動可能な回転軸20が設けられており、その回転軸が終端側に固定的に結合された第1のピン21を有している。少なくとも1つの中空軸22によって、第2のピン23が回転軸に対して同軸に、しかしこの回転軸に対して回転可能に設けられている。同様にして、第2のピンに対しても回転可能な、第3のピン24が設けられている。連動カム23a、24aが、それぞれ第2のピンと第3のピンに設けられている。
図示されていないばねによって、第2のピン23と第3のピン24が常に、図13内の中間の位置に相当する中間位置ないしニュートラル位置に付勢されている。
図示されていない他のコンポーネントによって、第2のピン23が第1の折り畳みフラップと、そして第3のピン24が第2の折り畳みフラップと結合されている。回転軸22の回転が、第1のピン21と連動カム23a、24aとの協働によってまず、第1の折り畳みフラップないし第2のピン23の移動をもたらし、この移動の終了後に第2の折り畳みフラップないし第3のピン24の移動をもたらす(図13において左から右への制御機構位置を参照)。
図14は、他の変形例を示しており、この例においてフラップ半体2a、2bのボルト3a、3bは、ウェブ形状に形成されていることによってそれぞれのフラップ半体平面のずっと外側に配置されている。それによって、一方で、(空気流に関して)閉鎖された位置において、力の方向変換が不都合になることなしに、フラップ半体の間の特に大きい角度、特に正確には180度が得られる。他方で、図示のように、一方のボルト3aは、そのフラップ半体平面から、他方のボルト3bとは異なる距離を有することができる。従ってフレーム部材に対応づけられたボルトを制御レールの向こう側に収容することができるので、制御レール内の長孔を省くことができる。
なお、それぞれ与えられた要請に応じて、上述した特徴と変形例を互いに自由に組み合わせることができる。そしてまた、本発明に基づく各折り畳みフラップは正確に2つのフラップ半体を有することも、3つあるいはそれより多いフラップ半体を有することもでき、その場合に好ましくはそれぞれ2つの互いに隣接するフラップ半体が継手状に互いに結合されるので、それぞれ1つのフラップ半体がフラップ軸を中心に1つまたは2つの隣接するフラップ半体に対して揺動することができる。
4つの折り畳みフラップを有する本発明に基づく装置の実施例を、開放された位置で示している。 図1に基づく装置を、閉鎖された位置で示している。 図1に基づく装置の好ましく形成された折り畳みフラップを詳細に示している。 整合して配置された回転軸を有する折り畳みフラップの変形例を、閉鎖された位置と開放された位置において示している。 保持手段を有する折り畳みフラップの他の変形例を、閉鎖された位置と開放された位置において示している。 交互に逆向きに配置された3つの折り畳みフラップを有する変形例を閉鎖された位置と開放された位置において示している。 フラップ軸線に関して非対称に配置されたボルトを有する折り畳みフラップの変形例を、閉鎖された位置と開放された位置において示している。 2つの互いに対して角度をもって結合された制御軸を有する本発明に基づく装置の変形例を示している。 制御レールを有する本発明に基づく装置のフレームの詳細を、閉鎖された位置と開放された位置において示している。 2つの互いに堅固に結合された制御レールが設けられている、本発明に基づく装置の変形例の詳細を示している。 リンクガイド内で付加的に案内されるフラップ半体の変形例を、閉鎖された位置と開放された位置において示している。 フラップがフラップ軸の方向に移動可能である、本発明に基づく装置の変形例を示している。 2つの折り畳みフラップを遅延して駆動するための制御手段を示している。 特に大きい揺動角度が可能な、折り畳みフラップの変形例を示している。

Claims (35)

  1. 空気流の通過面を少なくとも部分的に包囲するフレーム部材(1)と、
    フレーム部材(1)に対して変位可能に収容されていて、空気流のための通過面がフラップ部材(2)の変位によって可変であるフラップ部材と、
    を有する、エンジン冷却するための空気流を調節する装置において、
    フラップ部材が、第1のフラップ半体(2a)と、第1のフラップ半体と継手状に結合された第2のフラップ半体(2b)とを有する折り畳みフラップ(2)として形成されていて、第1のフラップ半体(2a)がフラップ軸(2c)を中心に第2のフラップ半体(2b)に対して揺動可能であることを特徴とする、エンジン冷却するための空気流を調節する装置。
  2. フラップ半体(2a、2b)の各々のものの幅狭側に、フラップ半体を回転可能に軸承するためのボルト(3a、3b)が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 第1のフラップ半体(2a)と第2のフラップ半体(2b)が、フィルム継手(2d)によって互いに結合されていることを特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. フラップ部材(2)が、可撓性のフィルム(2e)を有しており、フラップ半体(2a、2b)が実質的にそれぞれフィルム(2e)上に平面的に設けられた細片形状の補強部(2g、2f)によって形成されており、かつフィルム継手(2d)がフィルムの、補強部(2g、2f)の間に配置された領域によって形成されていることを特徴とする請求項3に記載の装置。
  5. フィルムが、終端領域(2h)を有しており、前記終端領域が、フラップ半体(2a、2b)の少なくとも一方において、補強部(2g、2f)の、フィルム継手(2d)とは逆の端部を越えて突出していることを特徴とする請求項4に記載の装置。
  6. 少なくとも2つの折り畳みフラップ(2)が、装置の閉鎖された状態において実質的に1つの平面内に位置して互いに隣接し、フィルムの終端領域(2h)によって、2つの折り畳みフラップ(2)の隣接する領域のシールが形成されていることを特徴とする請求項5に記載の装置。
  7. フィルム(2e)が、プラスチックから、特にポリアミドからなることを特徴とする請求項4から6のいずれか1項に記載の装置。
  8. 補強部(2g、2f)が、プラスチックから、特にポリアミドからなることを特徴とする請求項4から7のいずれか1項に記載の装置。
  9. 補強部のプラスチックがさらに、補強部(2g、2f)の機械的特性を改良するための繊維、特にグラスファイバーを含んでいることを特徴とする請求項8に記載の装置。
  10. ボルト(3a、3b)が、細片形状の補強部(2g、2f)の一体的かつ統一材料の成形部として形成されていることを特徴とする請求項4から9のいずれか1項に記載の装置。
  11. フレーム部材(1)に対して移動可能な制御レール(4)が設けられており、第1のフラップ半体(2a)のボルト(3a)が、制御レール(4)内に回転可能に軸承されており、第2のフラップ半体(2b)のボルト(3b)がフレーム部材(1)に回転可能に軸承されていることを特徴とする請求項2から10のいずれか1項に記載の装置。
  12. 制御レール(4)が、線形駆動装置によって直接駆動可能であることを特徴とする請求項11に記載の装置。
  13. 駆動可能に回転できる制御軸(7)が設けられており、制御軸の回転が、制御レール(4)の線形の移動へ伝達可能であることを特徴とする請求項11に記載の装置。
  14. 線形運動への回転運動の伝達が、カムレバー(5)によって行われることを特徴とする請求項13に記載の装置。
  15. 制御軸(7)が、空気流れ方向において折り畳みフラップ(2)の後方に配置されており、折り畳みフラップ(2)と制御軸(7)が、折り畳みフラップの開放された位置において整合していることを特徴とする請求項13または14に記載の装置。
  16. 制御軸(7)が、開放された折り畳みフラップ(2)の内部に配置されていることを特徴とする請求項13から15のいずれか1項に記載の装置。
  17. 制御軸(7)が、開放された折り畳みフラップ位置において、開放された折り畳みフラップの移動のあそびを回避するために、フラップ半体(2a、2b)の終端領域(2h)と協働することを特徴とする請求項15または16に記載の装置。
  18. 少なくとも2つの折り畳みフラップ(2)が設けられており、2つの折り畳みフラップの各々に、それぞれ制御軸(7’)が対応づけられていることを特徴とする請求項13から17のいずれか1項に記載の装置。
  19. 制御軸(7)がリンク結合(11)によって第2の制御軸(10)と駆動可能に結合されており、第2の制御軸(10)が第1の制御軸(7)に対して角度をもって配置されていることを特徴とする請求項13から18のいずれか1項に記載の装置。
  20. フレーム(1)に軸承されたフラップ半体(2b)が、リンクガイド(17)によって制御レールと結合可能であることを特徴とする請求項11から19のいずれか1項に記載の装置。
  21. 折り畳みフラップの、制御レール(4)に関して向こう側の幅狭側に、それぞれ他の制御レール(4)が対応づけられていることを特徴とする請求項11から20のいずれか1項に記載の装置。
  22. 制御レール(4)と他の制御レール(4)が、少なくとも1つのブリッジ部材(15)によって互いに堅固に結合されていることを特徴とする請求項21に記載の装置。
  23. 特にカムとして形成された保持手段(8)が設けられており、保持手段が開放された折り畳みフラップ位置において、開放された折り畳みフラップ(2)の移動のあそびを回避するために、フラップ半体の終端領域(2h)と協働することを特徴とする請求項2から22のいずれか1項に記載の装置。
  24. 第1のフラップ半体(2a)のボルト(3a)がフラップ軸(2c)に対して、第2のフラップ半体(2b)のボルト(3b)とは異なる間隔を有していることを特徴とする請求項2から23のいずれか1項に記載の装置。
  25. 少なくとも2つの隣接する折り畳みフラップ(2)が設けられており、1つの折り畳みフラップのフラップ半体(2a、2b)が、その開放運動の途上において、他の折り畳みフラップのフラップ半体(2a、2b)に対して逆方向に揺動することを特徴とする請求項1から24のいずれか1項に記載の装置。
  26. 折り畳みフラップ(2)がそのフラップ軸(2c)の方向に移動可能に収容されており、その場合にフラップ半体(2a、2b)がそれぞれ互いに対して収斂するガイド(18)と結合されているので、フラップ軸方向における折り畳みフラップの運動が、折り畳みフラップの開放運動または閉鎖運動と関連していることを特徴とする請求項1から25のいずれか1項に記載の装置。
  27. 第2の折り畳みフラップが設けられており、第2の折り畳みフラップの開放運動が、機械的な制御手段(25)によって、第1の折り畳みフラップの開放運動に対して遅延可能であることを特徴とする請求項1から26のいずれか1項に記載の装置。
  28. 制御手段(25)が、回転軸(20)と回転軸を包囲する中空軸(22)を有しており、回転軸と結合されているピン(21)が、回転軸の所定の角度位置から、中空軸(22)と結合されているピン(23、24)を連動させることを特徴とする請求項27に記載の装置。
  29. 請求項1から27のいずれか1項に記載の装置のための折り畳みフラップを形成する方法であって、
    a.第1のプラスチックからなるフィルム(2e)を用意するステップ、
    b.フィルム(2e)を射出成形型内へ挿入するステップ、
    c.フィルム上に第2のプラスチックからなる細片形状の補強部(2g、2f)を射出成形するステップ、
    を有する折り畳みフラップを形成する方法。
  30. 処理ステップa.が、フィルムバンドからフィルムを切り取ることを含んでいることを特徴とする請求項29に記載の方法。
  31. 第2のプラスチックが、実質的に第1のプラスチックと同一のプラスチックであることを特徴とする請求項29または30に記載の方法。
  32. 第2のプラスチックが、その基本式に関して第1のプラスチックに相当し、その場合に特にオリゴマー分布に関する偏差と軟化剤のような添加物は、無視できることを特徴とする請求項31に記載の方法。
  33. 第1のプラスチックがポリアミドであることを特徴とする請求項29から32のいずれか1項に記載の方法。
  34. 第2のプラスチックがポリアミドであることを特徴とする請求項29から33のいずれか1項に記載の方法。
  35. 第2のプラスチックが、その機械的耐性を増大させる添加物、特にグラスファイバーを有していることを特徴とする請求項29から34のいずれか1項に記載の方法。
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