JP2008518673A - マルチエッジスノーボード - Google Patents

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  • Road Paving Structures (AREA)
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Abstract

【課題】 安全性及び操作性を向上させたスノーボードを提供する。
【解決手段】 マルチエッジスノーボードは、バインディングに取り付けられた複数のボードを含む。バインディングとボードとを連結するピボット機構は各ボードを回転させ、その結果、各ボードがターンや停止の間に雪とかみ合う有効エッジを備えることができるようになる。有効エッジの数を従来のスノーボードと比べて増やすことによって、マルチエッジスノーボードの性能は改善されるが、バインディング構造は従来のスノーボードの感覚を維持することができる。
【選択図】図7C

Description

本発明は、スノーボードに関する。
スノーボードは、スキーと比較して様々な長所や短所がある。例えば、スノーボードは、習得が容易であり、足の固定が容易であり、パウダースノー状態でのより良い操作が可能であり、またサーフィンに似た挙動を有する。しかし、スノーボーダーは衝突事故を起こす傾向が高いようである。スノーボードの衝突率が高い原因を説明することができるいくつかの理由があるが、その内の1つは従来のスノーボードの技術的欠陥に由来するものである。なぜなら、スノーボードはスキーに比べて一般的にターンが大回りとなり、また制動距離が長いため、スノーボーダーは衝突を避けることが難しい。スキーに比べて事故を回避する能力が低い原因は、2つの長いエッジを備えたスキーに比べて、スノーボードは雪に食い込むエッジが単一で、しかも短いということに起因していると考えられる。従って、スノーボードのターン及び停止能力を改良することにより、安全性を向上させることができると考えられる。更に、操作性を向上させることによって、スノーボードをより動的かつ高反応性にし、スノーボードの楽しみを大きく向上させることができる。
本発明の一実施形態によると、複数の板からなる構造を有するスノーボードは、雪に食い込む複数のエッジを備えている。複数のエッジを備えたスノーボード(multi-edge snowboard)(以下、マルチエッジスノーボードという)は、同体かつ平行に維持された雪とかみ合う複数のエッジを備えるため、制動距離及び回転(ターン)半径が改善される。ターンの間に、複数のボードはそれぞれの山側/内側ターニングエッジ(turning edge)を回転させることができるため、最小の動作で、均等に荷重をエッジ全体に分配することができる。このようなマルチエッジスノーボードは、習得の容易さやサーフィンと同様の感覚といったスノーボードの好ましい特性を維持したまま、従来のスノーボードよりも高い性能を備えることができる。
他の実施形態によると、マルチエッジスノーボードは、例えば、懸架装置や緩衝装置の付加によってスポーツに機械的な改善の機会を与える。バインディングとボードの間のばね緩衝による懸架装置は、例えば激しい着地からの衝撃を低減することができ、またこのような装置は個人的な嗜好によりカスタマイズ可能である。更に、これらの装置の能力は、スキーに比べて反応性を改善することができる。特に、スキーの山側エッジでの回転は、山側スキーの足は、下り坂側スキーの動きに応じて更に曲げられているため、スキーヤーの荷重の大部分を下り坂側スキーの上に持って来ることが必要となる。対照的に、マルチエッジスノーボードは、使用しているエッジ上に荷重をより均等に分配することができる。
衝突の回避による安全性の改善に加えて本発明の実施形態は、従来のスノーボードに、こちこちに固まった雪や氷上での改善されたグリップ、より良いカービング性能、許容されたリーディングエッジ、滑らかな乗り心地(例えば、独立したサスペンションを用いて)、跳ね返りに対する改善されたボードの長さ方向の柔軟性、及びつま先やかかの障害の撲滅といった利点を提供することができる。
本発明のある実施形態では、スノーボードは複数のボードと、ボードに連結した機構と、スノーボーダーが上に立つことができるプラットホームとを含む。通常、機構はボード間に相対移動を生じさせて、複数の有効エッジを生じさせる。そして、スノーボーダーが複数の有効エッジを制御することができるように、プラットホームは機構に取り付けられている。
本発明の他の実施形態は、限定するわけではないが、スノーボード、スキー、障害者用のスノースポーツの道具、またはスノーモービルのような乗り物の滑走部分といった装置である。装置は、第1垂直連結部材が取り付けられた第1ボードと、第2垂直連結部材が取り付けられた第2ボードと、第1及び第2水平連結部材と、駆動連結部材とを含む。第1水平連結部材は、第1垂直連結部材及び第2垂直連結部材に連結され、第1水平連結部材と垂直連結部材との連結部分は、第1水平連結部材とそれぞれの垂直連結部材との間の角度変化を許容する。第1及び第2垂直連結部材は第1及び第2ボードに取り付けられ、駆動連結部材は第1及び第2水平連結部材に取り付けられている。第1及び第2垂直連結部材を効果的に牽引する装置の連結部分は、駆動連結部材の移動が第2水平連結部材に対して第1水平連結部材を変位させ、第1及び第2垂直連結部材第1及び第2ボードを回転させる。
本発明の他の実施形態は、第1ボードに取り付けられた第1垂直連結部材と、第2ボードに取り付けられた第2垂直連結部材と、第1垂直連結部材及び第2垂直連結部材に取り付けられた第1水平連結部材と、第1及び第2ボードに取り付けられた第2水平連結部材とを有する機構を含む乗り物の使用方法である。第1水平連結部材と垂直連結部材との連結部分は、第1水平連結部材とそれぞれの垂直連結部材との間の角度変化を許容する。方法は、第1水平連結部材に対して第2水平連結部材を変位させて、第1及び第2ボードを回転させ、乗り物の操縦に応じて下にある表面に接触するエッジを生じさせることを含む。
本発明の一実施形態によると、マルチエッジスノーボードは、スノーボードバインディングに取り付けられた複数のボードを含む。ピボット構造はバインディングとボードとを連結し、各ボードを回転させるため、ターン及び停止の間に、各ボードは雪にかみ合う有効エッジを備えることができる。従来のスノーボードに比べて有効エッジの数を増加させることによって、バインディング及び全体構造は従来のスノーボード特徴を残しつつ、マルチエッジスノーボードの性能を改善することができる。
マルチエッジスノーボードの機構における目的の1つは、ボード及びバインディングが、動作の全範囲にわたっておおよそ平行を維持することである。図1Aは、ボード110,112の向きを制御するための4棒機構(four-bar mechanism)を用いたマルチエッジスノーボード100の正面図である。4棒機構は、2つの垂直な棒/連結部材120,122と、下部水平棒/連結部材130と、上部水平棒/連結部材140とを有する。垂直連結部材120,122は、それぞれのボード110及び112に対して横方向に剛体的に取り付けられており、好ましくはボード110及び112の表面に対して垂直である。ピボット150は、下部連結部材130及び上部連結部材140の末端を、垂直連結部材120,122に取り付け、平行四辺形を形成する。以下に記載するように、同様または独自の構造を有する複数の4棒機構がボード110,112の長さ方向に沿って分離された箇所に備えられ、図1Aには示されていないバインディングプラットホームに連結されても良い。
ボード110,112は、スノーボード及びスキーに一般的に用いられているものと同様の材料で製造されて良く、例えばプラスチック(例えば、超高分子量ポリエチレン)基板、エポキシ基質を有するガラスまたは炭素繊維、ウッドまたはフォームコア、鋼製挿入物、金属性エッジ、樹脂(例えば、接着剤)、ゴム製皮膜、図画が印刷された表面シートのような材料を含む多層または複合構造である。各ボード110,112の長さは、好ましくは標準的なスノーボードの長さと同様であり、各ボード110,112を合わせた表面積は、好ましくは従来のスノーボードと同様である。従って、これらの寸法は、スノーボーダーの身長及び体重と、個人的嗜好とに基づいて一般的に選択される。従来のスノーボードの寸法からの最も大きな構造上の変化は、機構(例えば、連結部材120及び122)がボード110,112に取り付けられているボード110,112の中央部において、ボード110,112の厚さ(例えば約8mm)が厚くなっていることである。ボード110,112は、中央部から先端にかけて細くなっており、先端部で従来のスノーボードの厚み(例えば、約5乃至6mm)となる。
連結部材120,122,130,140は、例えば、アルミニウム、エポキシ複合材、チタン、ベリリウム、及び他の同様の物質または高性能プラスチックといった耐久性のある軽重量材料から製造されることが好ましい。それぞれのボード110,112に剛体的に取り付けられた垂直連結部材120,122は、各ボード110,112に組み込まれ、または機械的に取り付けられた平坦または拡張された基部を有するように成形または他の方法により形成されても良い。垂直連結部材120,122の高さは、好ましくは数センチメートル以下であり、水平連結部材の長さは、ボード110,112の幅、各ボード110,112間の距離、および垂直連結部材120,122がボード110,112に取り付けられた位置によって決まる。一般的な形態では、水平連結部材130,140の長さは約20乃至40cmであって良い。
ピボット150は、変形ユニバーサルジョイント装置の一部分であって良い。変形ユニバーサルジョイント装置は4棒機構の可動範囲を広くし、垂直連結部材とボードとの関係に関して、ボードの横方向の回転を伴わずに、ボードの長さ方向に少し回転することを可能にする。各ピボット150における回転の2つの直交軸が好ましくは数十ミリメートルのずれを有し、同一平面内にないという意味で、ピボット150は変形ユニバーサルジョイントである。ボードの長さ方向の回転の自由度は、ボードに誘発された曲げ応力が機構へと伝わることを防止する。各ジョイント150は、例えば含油青銅またはPTFEの直線状ブッシングである一組の高耐久性かつ無給油の乾燥したのブッシング内に支持されたステンレス鋼ピンから形成されていることが好ましくい。また、各ピボット150は、ユニバーサルジョイントの2つの回転軸をボールジョイントに変更しても良い。
ボード110,112は垂直連結部材120,122のそれぞれに垂直かつ剛体的に取り付けられているため、連結部材140が連結部材130に対して変位している時にもボード110,112は互いに平行を維持する。図1Aは、例えば直線に沿って移動している時であって、連結部材130及び140の中心の位置が合わされ、ボード110,112が同一平面上にある場合のマルチエッジスノーボード100の形態を示している。図1Bに示すように、上部連結部材140が下部連結部材130に対して少し変位している時に、ボード110,112のエッジの回転が生じる。ボード110,112の回転されたエッジは、ターンや停止のために雪に食い込む。同時に起こるボード110,112の関連するエッジの変形は、エッジの回転と同時に起こり、機構の応答時間を遅くする可能性がある。本発明のより好ましい実施形態では、ボード110,112の変形は、ボード110,112の全回転範囲内で約1cmである。
本発明のいくつかの実施形態に係るマルチエッジスノーボードは、2枚のボードを有することに限定されず、3枚以上のボードを有しても良い。3枚以上のボードを有するとしても、ボードを結合するための機構は、図1A及び図1Bに示されたものと同様の方法に従ってボードに剛体的に取り付けられ、かつ上部及び下部水平連結部材に枢動可能に取り付けられた垂直連結部材を用いることができる。図2A及び図2Bは、例として垂直連結部材220,222,224にそれぞれ取り付けられた3枚のボード210,212,214を含むマルチエッジスノーボード200を示している。図2Aは、例えば直線に沿って移動するために、ボード210,212,214が同一平面内にある場合の形態を表すマルチエッジスノーボード200を示している。図2Bは、例えばターンや停止のために複数のエッジを雪に食い込ませるべく、下部連結部材230に対して上部連結部材240が変位し、ボード210,212,214の回転が生じている場合の形態を表すマルチエッジスノーボード200を示している。ボードの数を増加させると、一般的にエッジの数は増加し、性能は向上され得る。しかし、ボードの数が多くなりすぎると、一般的に部品点数は増加し、それに応じて製造コストも増加する。
マルチエッジスノーボードの模範的な実施形態は、スノーボーダーの地面に対する傾きは少なくとも45°であり、スノーボーダーのボードからの高さは100mm以内である。4棒機構に対する様々な一般的な変更は、これらの特性を実現するために最適化され得る。本発明の一実施形態によると、マルチエッジスノーボードの構造における1つの構造的な変更は、ボードの中央に対して垂直連結部材をオフセットさせることである。図1A及び図1Bのスノーボード100は、垂直連結部材120,122がボード110,112のそれぞれの中央に設けられている実施形態を示している。図3は、それぞれのボード310,312の外側エッジの方にオフセットされている垂直連結部材320,322を有するスノーボード300を示している。これにより、垂直連結部材320,322の回転によって、ボード310または312の一方がスノーボード300の一方側を持ち上げるよりも、ボード310または312の他方が、スノーボード300の他方側をより大きく持ち上げる。ボード310,312と雪の間の角度φは、連結部材320,322,330,340によって形成される平行四辺形のずれ角θよりも大きい。例えば、山の表面に対しての角度φを45°にする時には、水平連結部材330,340に対して垂直連結部材320,322を30°回転させるだけで達成できる。通常、ボード110,120に対する連結部材120,122,130,140の配置は、ずれ角θに対する回転角φの関係を調整して設計されている。
図4A及び4Bはそれぞれ、アーチ状水平連結部材430,440を含むマルチエッジスノーボード400の正面図及び平面図を示している。垂直連結部材420,422が取り付けられたボード410,412は、枢動可能にアーチ状水平連結部材430,440に連結され、上記した4棒機構を形成している。アーチ状の下部連結部材430の使用により、ボード410,412の回転に対する付加的な空間を与えることができるという利点がある。
また、マルチエッジスノーボード400は、スノーボーダーがボード410,412の回転を制御することができるようになっている。模範的な実施形態では、スノーボーダーは、スノーボーダーの荷重を移動させることにより発生するモーメントによって上記した4棒機構を操作する。例えば、スノーボーダーは、重力と向心力とのバランスを維持するために、ターンする方向に身を乗り出す。図4Aは、垂直連結部材420,422に平行であり、かつピボット480を介して水平連結部材430,440に取り付けられた駆動連結部材460を含む4棒機構の一実施形態を示している。図4A及び4Bに示すように、バインディングプラットホーム470は、ボード410及び412の相反する端部付近に設けられた一組の4棒機構の内部に設けられた駆動連結部材460に剛体的に取り付けられている。スノーボーダーは、この装置を操作することができる。スノーボーダーがバインディングプラットホーム470の上に立ち、スノーボーダーの足を前または後ろに傾ける(つま先立ちまたはかかと立ち)ことによって、ボード410,412に2つのエッジを立ち上げさせることができる。従って、従来のスノーボートと同様に、マルチエッジスノーボード400とスノーボーダーとは同時に動く。
上記したように、マルチエッジスノーボード400は、ボード410,412上の前方及び後方に設けられた2つの4棒機構を有し、4棒機構のそれぞれはボード410,412とバインディングプラットホーム470とを連結している。プラットホーム470の端から端まで続く縦ビームは、4棒機構のそれぞれの駆動連結部材460に連結し、ボードの長さ方向の閉環構造を形成している。2以上のボードを連結し、かつ駆動するためのこの基本構造は、様々な方法によって変更したり、再配置したりすることができ、柔軟構造(例えば、ばねや緩衝装置)のような付加構造によって拡張され得る。異なった配置は、一般的に利点及び不利な点を有する。例えば、比較的堅いアセンブリはスラローム競技での使用に適しており、より柔軟なアセンブリはモーグルに対して適しているかもしれない。
図5Aは、図4A及び4Bに関して上記したような基本的に同じ駆動システムを有するマルチエッジスノーボード500Aの側面図である。特に、スノーボード500Aは前方及び後方の複数棒機構(multi-bar mechanisms)520に連結された複数のボード510を含む。複数棒機構520は、バインディングプラットホームの末端と、スノーボーダーの足を固定するバインディング540が上に取り付けられる駆動アセンブリ530とに連結している。スノーボード500Aは、構造的に適切かつ簡潔であり、従来のスノーボードの特徴と多くの点で似ている。機構520を前方及び後方に配置することによって、ベアリング/ピボットに発生する曲げ応力は最小になる。スノーボード500Aは、スノーボーダーが前方及び後方のバインディング540を介して異なった圧力を与えた時に発生するボードの長さ方向のねじれに対して対応することができ、または機構とボードとの接合面に加わる前方または後方へのモーメントに対して対応することができる。
図5Bは、ある程度剛体的にバインディングプラットホーム530に取り付けられている2本の複数棒機構520を有するマルチエッジスノーボード500Bを示している。スノーボード500Aと500Bとの間の重要な違いは、機構520がスノーボーダーの足の甲の内側、すなわちバインディング540間に配置されていることである。マルチエッジスノーボード500Bの重要な利点の一つは、機構520の互いの間隔がより狭いことにより、ボード510が自然にたわむことができることである。他の利点は、スノーボード500Bは、以下に更に記載するようなばね緩衝機構の追加に適合することができることである。しかし、スノーボード500Bにボードの長さ方向のねじれを生じさせるために必要なスノーボーダーの能力は、スノーボード500Aにおける場合よりも高いものが要求される。
図5Cは、互いに分離した片持ちバインディングプラットホーム532を有するマルチエッジスノーボード500Cを示している。片持ち構造を支持するために、4棒機構522はスノーボード500Aまたは500Bに使用された4棒機構520より、頑丈であることが必要とされても良い(しかし、操作については同様である)。特に、機構522はスノーボード500Aまたは500Bに比べてより強いベアリングが要求されても良く、またより高価で重く、及びまたは体積が大きくなっても良い。しかし、マルチエッジスノーボード500Cは、スノーボード500Cは前方及び後方の機構522の間での異なるボードの長さ方向のねじれと、ボード510のたわみとの両方を可能とする動的な装置を提供する。
図5Dは、スノーボード500Cの片持ち式バインディングプラットホーム532と、スノーボード500Aの端部支持バインディングプラットホーム530との折衷案を提供するマルチエッジスノーボード500Dを示す。スノーボード500Dは、分離した前方及び後方バインディングプラットホーム534を含み、各バインディングプラットホーム534は一組の複数棒機構524によって支持されている。この形態は、異なるボードの長さ方向のねじれを妨げないが、スノーボード500Cの複数棒機構522に加わる有害な曲げモーメントを緩和しようとする。しかし、スノーボード500Dは他のスノーボードの実施形態よりも費用がかかり、重くなるかもしれない。
本発明の他の実施形態によると、ばね/緩衝装置をマルチエッジスノーボードに付加し得る。ばね緩衝副装置の分類のひとつは、「構造的」または「機械的」に配向されたという単語によって行われている。この場合には、「構造的に配向された」は、コンプライアンスは通常の固い連結部材の内部に設けられていることを意味している。「機械的に配向された」は、コア構造体に変化はないが、コンプライアンスをもたらす付加的な装置が追加されていることを意味している。構造的なばね−緩衝装置は潜在的に体積、部品点数、重量、コストが低いという利点があり、機械的なばね−緩衝装置は交差したプラットホームにより適しているかもしれない。
図6A,6B,6C,6Dは、例えば構造的ばね緩衝装置を有するマルチエッジスノーボード600の動作を示している。マルチエッジスノーボード600は、上記した構造に対応するボード610,612と、垂直連結部材620,622と、駆動連結部材660とを含む。スノーボード600内で、構造的ばね緩衝装置は、水平連結部材630,640の4つの屈曲点にねじりばねまたは柔軟部分650を含む。図6Aは、例えば平坦かつ水平面の雪の上に置かれており、ボード610,612が同一平面内にある平面形態にある時のマルチエッジスノーボード600を示している。
図6Bは、スノーボード600の上にスノーボーダーが立った時の平面形態にあるスノーボード600を表している。スノーボーダーの体重及びボード610,612の下の雪の支持力によって、垂直連結部材620,622は外側に広げられ、スノーボーダーの高さは低くなる。柔軟部分650のばね定数は互いに異なっても良く、図6Bの実施形態では、圧縮力が駆動連結部材660及びボード610,612に与えられた時に、ボード610,612が平面を維持するように選択されている。柔軟部分650の広がり/反発挙動は、ジャンプから着地する時や、他の衝撃を吸収する時に、特に役に立つ。もし必要であれば、柔軟部分650は非線形ばね(例えば、圧縮に対してばね定数が増加する構造)を含んでも良く、その結果スノーボーダーの体重によって増加する通常の広がりに比べて着地時の更なる広がりが最小限となる。
図6C及び6Dに示すように、柔軟部分650を有することによる役に立つ付随的な効果は、ボード610,612の回転範囲が増加することである。特に、ボード610,612のエッジを斜面表面とかみ合わせるための回転が始まったほぼ直ぐ後に、外側または下側のボード612は内部側へ回転を始め、機構の正味の回転量が増加する。
図7A,7B,7C,7Dは、運転及びボード710,712の迎え角の制御をするべく分割複数棒機構を用いた本発明の実施形態によるマルチエッジスノーボード700を示している。機構は、概念的に2つの下部水平連結部材を有する単一の4棒機構、または単一の上部水平連結部材を共有する2つの4棒機構とみなすことができる。スノーボード700に対する複数棒機構は、ボード710に取り付けられた3つの垂直連結部材720A,720B,720Cと、ボード712に取り付けられた3つの垂直連結部材722A,722B,722Cとを含む。模範的な実施形態では、垂直連結部材720A,720B,720C,722A,722B,722Cの土台は、それぞれのボードに取り付けられた柔軟部分またはピボットを含み、垂直連結部材とボードとの間の角度を直角から変化させることができるように、それぞれのボード710,712の先端が上方または下方に移動できるようにしている。このように、柔軟部分またはピボットは、ボード710,712の長さ方向に対して垂直な回転軸を有し、図6A,6B,6C及び6Dについて上記したようなばね緩衝装置の一部を備えることができる。
垂直連結部材の上端の上部ピボットは、第1下部水平連結部材730Aを垂直連結部材720A,722Aに、第2水平連結部材740を垂直連結部材720B,722Bに、第3下部水平連結部材730Cを垂直連結部材720C,722Cに取り付けている。各垂直連結部材上のこれらの上部ピボットは、垂直連結部材をそれぞれのボード710及び712に取り付ける下部ピボットの軸に対して垂直な回転軸を有し、概ね上部ピボットは下部ピボットよりも大きな回転範囲を備える。垂直連結部材720A,722A,720C,722Cは、垂直連結部材720B,722Bよりも短いため、水平連結部材730A,730Cは、ここでは下部水平連結部材という。水平連結部材740は、より長い垂直連結部材720B及び722Bに連結されており、上部水平連結部材という。水平連結部材730A,730C及び740は、機械的強度を改善し、ボード710及び712が回転するための付加的な空間を備えるべく、上記したようなアーチ状をしている。
ボーダーが乗るための構造的なアセンブリは、駆動機構を含み、かつ下部管750及び上部管752のそれぞれにより互いに剛体的に連結された2つの相対する片持ち梁770によって形成されている。2つの片持ち梁770はスノーボーダーのバインディングが上に取り付けられるプラットホームを備えている。この形態により、バインディングプラットホーム770上に立っているスノーボーダーの変位によりプラットホーム770が傾けられ、管750,752及び水平連結部材730A,730C,740に枢動可能に連結された駆動連結部材760が、上部水平連結部材740を下部水平連結部材730A,730Cに対して変位させる。上記した4棒機構と同様の方法で、下部連結部材730A,730Cに対する上部連結部材740の変位は、ボード710,712を傾け、下にある雪に作用する複数のエッジを生じさせる。
ボード700の制御/駆動機構は、いくつかの寸法を調整することによってボード700の性能パラメータを制御することができる。例えば、各垂直連結部材(例えば、連結部材720Bと720A)の高さにおける相違は、ボード710,712に対して所定の取り付け角を有する下部連結部材730A,730Bに対する上部連結部材740の水平方向の変位の大きさを調整する。更に、管750及び752間の距離と、駆動連結部材760と上部水平連結部材740とを連結するピボット及び管750間の距離との割合は、プラットホーム770の傾きと上部及び下部連結部材の相対的な変位との関係を調整する。一般に、これらの寸法は、個々のスノーボーダーの選択に合わせて調整することが可能である。
本発明を特定の実施形態を参照しつつ記載したが、記載事項はあくまで本発明の応用を例示したものであり、限定するものとして解すべきではない。特に、本発明の上記の実施形態はスノーボードの例について示しているが、本発明の側面は、より一般的に支持表面に対してボードのエッジを用いる滑走装置に適用され得る。例えば、上記した機構は、スキーとして作動する全てのシステムに適用することができる。更に、上記した機構は障害者のスノースポーツの道具、スノーモービルまたは他の操縦のために雪に接触するボードを用いた乗り物に適用することができる。特許請求の範囲によって確定される本発明の範囲内で、他の様々な適合や開示した実施形態の形態の組み合わせが可能である。
直線移動している時のマルチエッジスノーボードの形態を示す正面図である。 ターンしている時のマルチエッジスノーボードの形態を示す正面図である。 直線移動している時の3ボード−スノーボードの形態を示す正面図である。 ターンしている時の3ボード−スノーボードの形態を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る垂直連結部材をオフセットさせたマルチエッジスノーボードの正面図である。 中央バインディングプラットホームを有する2ボード−スノーボードを示す正面図である。 中央バインディングプラットホームを有する2ボード−スノーボードを示す平面図である。 本発明の実施形態に係る代替のバインディング/駆動構造を有するマルチエッジスノーボードを示す側面図である。 本発明の実施形態に係る代替のバインディング/駆動構造を有するマルチエッジスノーボードを示す側面図である。 本発明の実施形態に係る代替のバインディング/駆動構造を有するマルチエッジスノーボードを示す側面図である。 本発明の実施形態に係る代替のバインディング/駆動構造を有するマルチエッジスノーボードを示す側面図である。 本発明の実施形態に係るねじりばねを用いたマルチエッジスノーボードの形態を示す正面図である。 本発明の実施形態に係るねじりばねを用いたマルチエッジスノーボードの形態を示す正面図である。 本発明の実施形態に係るねじりばねを用いたマルチエッジスノーボードの形態を示す正面図である。 本発明の実施形態に係るねじりばねを用いたマルチエッジスノーボードの形態を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る上部連結部材を共有した2つの4棒機構を有するマルチエッジスノーボードの平面図である。 本発明の実施形態に係る上部連結部材を共有した2つの4棒機構を有するマルチエッジスノーボードの側面図である。 本発明の実施形態に係る上部連結部材を共有した2つの4棒機構を有するマルチエッジスノーボードの斜視図である。 本発明の実施形態に係る上部連結部材を共有した2つの4棒機構を有するマルチエッジスノーボードの正面図である。

Claims (27)

  1. スノーボードであって、
    複数のボードと、
    前記ボード間の相対移動を生じさせることにより複数の有効エッジを生じさせるように、前記ボードを互いに連結する機構と、
    スノーボーダーが上に立つことができ、前記機構に取り付けられ、前記スノーボーダーが前記複数の有効エッジを制御することを可能にするプラットホームとを含むことを特徴とするスノーボード。
  2. 前記機構は、
    前記ボードの第1ボードに取り付けられた第1垂直連結部材と、
    前記ボードの第2ボードに取り付けられた第2垂直連結部材と、
    前記第1垂直連結部材及び前記第2垂直部材に取り付けられた第1水平連結部材とを含み、
    前記第1水平連結部材と前記第1垂直連結部材との連結部分は、これら両部材の間の角度変化を許容し、かつ前記第1水平連結部材の前記第2垂直連結部材との連結部分は、同じくそれら両部材の間の角度変化を許容し、
    更に、
    前記第1及び第2ボードに取り付けられた前記第2水平連結部材と、
    前記第1水平連結部材及び前記第2水平連結部材に取り付けられた駆動連結部材とを含み、
    前記駆動連結部材の移動により、前記第2水平連結部材に対して前記第1水平連結部材が変位し、かつ前記第1及び第2ボードが回転するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のスノーボード。
  3. 前記第2水平連結部材は、前記第1水平部材が前記第1垂直連結部材に取り付けられている位置から離れた位置で、前記第1垂直部材に取り付けられており、
    前記第2水平連結部材は、前記第1水平部材が前記第2垂直連結部材に取り付けられている位置から離れた位置で、前記第1垂直部材に取り付けられていることを特徴とする請求項2に記載のスノーボード。
  4. 前記第1ボードに取り付けられた第3垂直連結部材と、
    前記第2ボードに取り付けられた第4垂直連結部材とを更に含み、
    前記第3及び第4垂直連結部材は、前記第1及び第2垂直連結部材より高く、
    前記第2水平連結部材は、前記第3及び第4垂直連結部材との連結を介して前記第1及び第2ボードに取り付けられていることを特徴とする請求項2に記載のスノーボード。
  5. 前記第1水平連結部材は、前記プラットホーム及び前記ボードに加えられた相反する向きの力に応じて縮むばね装置を含むことを特徴とする請求項2に記載のスノーボード。
  6. 前記ばねは、前記第1水平連結部材の屈曲部に組み込まれたねじりばねを含むことを特徴とする請求項5に記載のスノーボード。
  7. 前記第1水平連結部材と前記第1垂直連結部材とを連結するユニバーサルジョイントを更に含むことを特徴とする請求項2に記載のスノーボード。
  8. 前記第1水平連結部材と前記第1垂直連結部材とを連結するボールジョイントを更に含むことを特徴とする請求項2に記載のスノーボード。
  9. 前記第1垂直連結部材は、第1ピボット及び第2ピボットを含み、
    前記第1ピボットは前記第1ボードに連結し、前記第1ボードの長さ方向に対して垂直な第1回転軸を有し、
    前記第2ピボットは前記第1連結部材と前記第1水平連結部材とを連結し、前記第1回転軸に対して垂直な第2回転軸を有することを特徴とする請求項2に記載のスノーボード。
  10. 前記第2ピボットは、前記第1ピボットが許容する可動範囲よりも大きな可動範囲を備えていることを特徴とする請求項9に記載のスノーボード。
  11. 前記第1垂直連結部材は、前記第1ボードの先端が前記第1垂直連結部材の長さ方向に対して傾くことを許容するばね装置を含むことを特徴とする請求項1に記載のスノーボード。
  12. 前記プラットホームは前記機構の第1部分と前記機構の第2部分との間に懸架されていることを特徴とする請求項1に記載のスノーボード。
  13. 前記機構の前記第1部分は、第1の4棒機構を含み、
    前記機構の前記第2部分は、第2の4棒機構を含むことを特徴とする請求項12に記載のスノーボード。
  14. 前記プラットホームは、互いに分離した第1及び第2部分を含むことを特徴とする請求項1に記載のスノーボード。
  15. 前記機構は、前記プラットホームの前記第1及び第2部分の間に備えられていることを特徴とする請求項14に記載のスノーボード。
  16. 前記機構は、
    前記プラットホームの前記第1部分が片持ち梁として取り付けられている前記機構の第1部分と、
    前記プラットホームの前記第2部分が片持ち梁として取り付けられている前記機構の第2部分とを含むことを特徴とする請求項14に記載のスノーボード。
  17. 前記機構は、
    前記プラットホームの前記第1部分の向かい合う側のそれぞれを支持する前記機構の第1及び第2部分と、
    前記プラットホームの前記第2部分の向かい合う側のそれぞれを支持する前記機構の第3及び第4部分とを含むことを特徴とする請求項14に記載のスノーボード。
  18. 前記第1垂直連結部材は、前記第1ボードの内側エッジ及び前記第1ボードの外側エッジのいずれかに近い位置で前記第1ボードに取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のスノーボード。
  19. 第1ボードと、
    第2ボードと、
    前記第1ボードに取り付けられた第1垂直連結部材と、
    前記第2ボードに取り付けられた第2垂直連結部材と、
    前記第1垂直連結部材及び前記第2垂直連結部材に取り付けられた第1水平連結部材とを含み、
    前記第1水平連結部材と前記第1垂直連結部材との連結部分は、それら両部材の間の角度変化を許容し、かつ前記第1水平連結部材と前記第2垂直連結部材との連結部分は、同じくそれら両部材の間の角度変化を許容し、
    更に、
    前記第1及び第2ボードに取り付けられた第2水平連結部材と、
    前記第1水平連結部材及び前記第2水平連結部材に取り付けられた駆動連結部材とを含み、
    前記駆動連結部材の移動により、前記第2水平連結部材に対して前記第1水平連結部材が変位し、かつ前記第1及び第2ボードが回転するようにしたことを特徴とする装置。
  20. 前記第2水平連結部材は、前記第1水平連結部材が前記第1垂直連結部材に取り付けられている位置から離れた位置で、前記第1垂直部材に取り付けられており、
    前記第2水平連結部材は、前記第1水平連結部材が前記第2垂直連結部材に取り付けられている位置から離れた位置で、前記第1垂直部材に取り付けられていることを特徴とする請求項19に記載の装置。
  21. 前記第1ボードに取り付けられた第3垂直連結部材と、
    前記第2ボードに取り付けられた第4垂直連結部材とを更に含み
    前記第3及び第4垂直連結部材は、前記第1及び第2垂直連結部材より高く、
    前記第2水平連結部材は、前記第3及び第4垂直連結部材との連結を介して前記第1及び第2ボードに取り付けられていることを特徴とする請求項19に記載の装置。
  22. 前記第1水平連結部材は、前記プラットホーム及び前記ボードに加えられた相反する向きの力に応じて縮むばね装置を含むことを特徴とする請求項19に記載の装置。
  23. 前記ばねは、前記第1水平連結部材の屈曲部分に組み込まれたねじりばねを含むことを特徴とする請求項22に記載の装置。
  24. 前記第1垂直連結部材は、前記第1ボードの先端が前記第1垂直連結部材の長さ方向に対して傾くことを許容するばね装置を含むことを特徴とする請求項19に記載の装置。
  25. 第1ボードに取り付けられた第1垂直連結部材と、第2ボードに取り付けられた第2垂直連結部材と、前記第1垂直連結部材及び前記第2垂直連結部材に取り付けられた第1水平連結部材と、前記第1及び第2ボードに取り付けられた第2水平連結部材とを含み、前記第1水平連結部材と前記第1垂直連結部材との連結部分は、それら両部材の間の角度変更を許容し、前記第1水平連結部材と前記第2垂直連結部材との連結部分は、同じくそれら両部材との間の角度変更を許容する機構を含む乗り物を使用し、
    前記第1及び第2ボードを回転させるために、前記第1水平連結部材に対して前記第2水平連結部材を変位させ、
    乗り物の操縦に応じて下にある表面に接触するエッジを生じさせることを特徴とする方法。
  26. 前記乗り物は、スノーボードを含むことを特徴とする請求項25に記載の方法。
  27. 前記乗り物は、スキーを含むことを特徴とする請求項25に記載の方法。
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