JP2015525625A - 結合ユニット - Google Patents

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Abstract

横ステー(5a,5b)を保持する滑走具(2a)に対して、長手方向(10)における、横ステー(5a,5b)の、制限された、好ましくはばね弾性作用及び緩衝作用を有する可動性によって、振動の伝達及び形成は、ウインタスポーツ(1)器具における結合ユニット(3)によって回避される。

Description

I. 使用分野
本発明は、長手方向において互いに並んで延びる2つの滑走具を、可動に結合する結合ユニットに関する。
II. 技術的な背景
今日市場において見られる種々様々な多くのウインタスポーツ器具は、すべて、積雪したもしくは凍結した傾斜面の上を滑るためのものである。このとき、1つの滑走具を備えたシステムと複数の滑走具を備えたシステムとは、区別する必要があり、かつ2つの滑走具を備えたウインタスポーツ器具においても、これらの滑走具が使用者によって互いに独立して運動可能であるか否かによって区別する必要がある。
互いに独立して運動する2つの滑走具を備えたウインタスポーツ器具の典型例は、それぞれ1つのスキー板がビンディングを介して足に不動に結合されている対を成すスキー板である。この対を成すスキー板から、例えばただ1つの滑走具だけを備えたモノスキーが派生しており、このモノスキーでは、両方の脚/足がただ1つの滑走具に固定されている。
ただ1つの滑走具を備えたウインタスポーツ器具の別の代表は、スノーボードであり、このスノーボードのトレースは、ただ1つのエッジによって形成される。しかしながら一方では、モノスキー及びスノーボードにおける両足の固定されたポジションは、例えば筋肉の一方の側だけが負荷を受けるというような不快な副次効果をもたらす。1つのエッジに乗る切り返し(Schwingen)の魅力と、互いに独立した2つのスキーの快適さとを結び付けるために、異なったシステムにおけるポジティブな効果を1つにまとめる2スキーシステム(Zwei-Ski-System)が開発された。
2つのエッジを1つのトレースにおけるようにまとめて案内するという思想によって、2つのスキー板を平行に案内する結合ユニット及び結合システムが開発された。
この場合、種々様々な要求に適合することを目的とした、種々異なったカテゴリを区別することができる。
1. スキー板先端を平行案内しかつスキー板の交差を回避する結合ユニット
2. モノスキーを形成するためにスキー板を平行に固定する結合ユニット
3. エッジング及びスキー板長手方向軸線の方向における歩行移動(Schrittverschiebung)の可能性を備えた、スキー板を平行に固定する結合ユニット。
しかしながらスキー板材料におけるこのような拡大は、さらにまた、新たな運動の質及び新たな滑走技術をも提供する。現在突出している1つの運動の質は、「カービングターン」として知られている、1つのレール上を滑走するような切れのあるターンの運動ダイナミズムである。
カービングターンの特徴としては、平行なスキー板位置及び高い速度並びに強いカーブ位置から極端なカーブ位置が挙げられる。
これらによって、スキー板は強く曲がる。そして強い曲がりによって蓄えられたエネルギは、スキー板を回転させるために熟達したスキーヤが用いる復元力を提供する。
このような復元力(リバウンドとも呼ぶ)の利用は、極めて経済的なターン技術であるが、このターン技術は、高い運動能力を前提とする。大きなエッジング角度と滑走重量もしくは滑走速度によって、初めて、スキー板は強く曲がる。
このような魅力的で経済的なスキー技術を、多数の初心者及び平均的な能力レベルの中級者に理解しやすくすることが、本発明の目的である。
これに関連して、独国特許発明第102007034228号明細書に基づいて、スキービンディングの前後における2つの結合ユニットがそれぞれ、互いに平行に位置する2つの横ステーを備えること、及び両横ステーの間にゴムブロックのような弾性エレメントを挿入することが公知であり、これらの弾性エレメントは、各エッジング動作時に、両方のスキー板のノーマル位置に向かう戻し力を生ぜしめるようになっている。
しかしながらこの公知の解決策においても、両方の滑走具の間における結合部が良好でかつ強ければ強いほど、雪面から生じて一方の滑走具に導入される振動が、より高い値で、接続機構を介して他方の滑走具にも伝達されるという、一般的な解決策は解決されていない。
III. 本発明の説明
a)技術的な課題
ゆえに本発明の課題は、冒頭に述べた結合ユニットを改良して、簡単かつ安価に製造することができ、雪面からの振動を可能な限り僅かしか一方の滑走具から他方の滑走具へと伝達しない結合ユニットを提供することである。追加的に、好ましくは、結合ユニットはスキー板から取外し可能であることが望ましい。
b)課題の解決策
本発明の課題は、請求項1、請求項19及び請求項23に記載の特徴的な構成によって解決される。好適な態様は、従属請求項に記載されている。
本発明の基本思想は、互いに並んで位置する2つの滑走具を備えたウインタスポーツ器具で滑走することであり、この場合両滑走具は、前方及び後方の領域でそれぞれ横方向において機械的に互いに結合され、両滑走具が振動から遮断されていて、つまり滑走時に雪面からもたらされて一方の滑走具に導入される衝撃及び振動が、まったく又は強さを減衰されてしか他方の滑走具へと伝達されないようにすることである。
追加的に、好ましくは、一方の滑走具のエッジングが強制的に他方の滑走具のエッジングを生ぜしめるように、機械的な横方向結合が実施されることが望ましい。
さらに機械的な横方向結合は、歩行移動として両方の滑走具の相対的な長手方向移動が可能であるように実施されてよい。
横ステーが、該横ステーを保持する滑走具に対して、調整装置を用いて、長手方向及び/又は横方向において可動に取り付けられていることによって、並びに、特に、結合ユニットの各端部に、もちろん好ましくは横ステーの固定部の運動可能な方向における作用方向でばねエレメント及び/又はその間における緩衝エレメントが配置されていることによっても、結合ユニットを保持する滑走具に対する該結合ユニットの制限された運動が可能であり、かつ特に弾発及び/又は緩衝される。これによって、結合ユニットから、例えば他方の滑走具に起因して、結合ユニットから該当する滑走具において生じる力によって、不都合な振動又は運動が生じるという現象が、回避される、又は少なくとも強く減じられる。
この調整装置は、好ましくは、軸受台と各滑走具との間に配置されている。それというのは、そこには、調整装置を配置するために比較的大きな構造空間が存在しているからである。軸受台と横ステーとの間では、このような調整装置はむしろ邪魔である。
ばねエレメントと緩衝エレメントとは、別個のエレメントであっても、又は組み合わせられたばね/緩衝エレメント(コンビエレメント)であってもよく、最も簡単な場合では、ゴム又は他の弾性材料から成るブロックである。
しかしながら、ばねエレメントの作用方向と緩衝エレメントの作用方向とは、一致していると好適であり、このことは、コンビエレメントでは最も簡単に達成することができる。
可動性及び/又は、ばね弾性作用/緩衝作用は、水平な横方向においても、特にすべての方向、つまり3つのすべての空間方向において与えられていると好適であり、この場合鉛直方向における作用は、あまり重要ではない。
長手方向及び横方向における可動性ひいてはばね弾性及び緩衝作用は、1つの滑走具から結合ユニットを介して伝達される、他方の滑走具におけるほぼすべての力及び運動を補償する。
特に単純ではあるが極めて効果的な変化態様では、ばね弾性作用及び緩衝作用を有する制限された可動性が、長手方向においてだけ与えられている。なぜならば、結合ユニットは決して正確に長手方向に対して直角に位置していないので、結合ユニットに向かっての衝撃は、結合ユニットが長手方向に対して斜めに位置している場合、問題なく、滑走具に対する長手方向運動に変換される。
特に長手方向における、つまりばねエレメント及び/又は緩衝エレメントの運動距離の最大の可動性は、ノーマル位置を中心として最大で+/−60mm、好ましくは最大で+/−40mm、さらに好ましくは最大で+/−20mmであり、最小で+/−3mm、好ましくは最小で+/−10mm、さらに好ましくは最小で+/−15mmである。
雪面及び周囲条件に関連して結合ユニットの特性を調整できるようにするために、好ましくは、ばねエレメントの作用及び緩衝エレメントの作用は調節可能であることが望ましい。
ばね緩衝エレメントを収容するために、結合ユニットは、好ましくは各端部に、滑走具にねじ結合することができるベースプレートを有しており、軸受台は長手方向において、好ましくは滑りガイド又はベースプレートにおいて案内されている。このとき軸受台とベースプレートとの間には、ばねエレメント及び/又は緩衝エレメントが配置されており、この場合例えばベースプレートは、例えばその長手方向における両端部領域にそれぞれ、切欠きを有していて、両方の切欠きはそれぞれ、前端面もしくは後端面に向かって開放している。そして切欠き内には、例えばゴムのような弾性材料から成るブロックを、ばね緩衝エレメントとして挿入することができ、これらのブロックに、軸受台が長手方向において移動した場合に、軸受台のストッパ体が当接する。
もちろん、例えばショックアブソーバ、鋼ばね、空気力式シリンダ又はこれに類したもののような他のエレメントを使用することも可能であるが、このようなエレメントの使用は、高価である。
ストッパ体は、例えばゴムブロックのような、組み合わせられた2つのばね緩衝エレメントの間に収容することができ、又は、単数又は複数のこのようなばね緩衝エレメントは、軸受台の、長手方向に間隔をおいて位置する2つのストッパ体の間に位置している。
各横ステーがその軸受台に対して旋回可能であり、このときの旋回中心である旋回軸線が、長手方向に延びていて水平に対して斜めに位置しているのみならず、さらに、この旋回軸線における横ステーの枢着点が、可能な限り下方において軸受台に配置されていて、特に既に滑走具の上面の高さ領域において下方に向かって進入しているか又は最大でも滑走具の上面の上方20mmのところに位置していると、結合ユニットの特性は、さらに改善される。このように構成されていると、鉛直方向のレバーは、最良になり、長手方向軸線を中心にした滑走具の回転が減じられるかもしくは回避される。
特に、エッジング時にノーマル位置への戻し力を得るために、各結合ユニットは、好ましくは、ただ1つの横ステーではなく、例えばゴムブロックである弾性的な戻しエレメントを介して互いに結合された、平行に位置する2つの横ステーを有している。
このように構成されていると、旋回軸線を中心にした、つまり軸受台における1つの横ステーの変位時に、又は長手延在方向における両方の横ステー相互の相対運動時にも、ノーマル位置への戻し力が生ぜしめられる。このために、結合ユニットの各端部における両方の横ステーの旋回軸線は、10〜20mm、特に約15mm互いにずらされている。
追加的に、旋回軸線が長手方向に延びているが、水平方向にも、水平に対して垂直な方向にも延びておらず、しかも好ましくは、1つの結合ユニットのすべての旋回軸線が同じ傾斜角度を有していることによって、前記特性は促進され、かつ安定化される。
同様に好適な態様では、1つの結合ユニットの両方の横ステーは、等しい長さを有しており、このように構成されていると、両方向において、滑走具は等しい大きさでエッジングされることになる。結合ユニットの1つの端部における両方の軸受台は、好ましくは、1つの共通の軸受台にまとめられており、これによって構造を簡単化することができる。
横ステーは、その旋回軸線に対して垂直な方向において、剛性に形成されており、これに対して旋回軸線の方向では可撓性を、つまりばね弾性を有している。
横ステーは、好ましくは、その端部で直に回転ジョイントに固定されているのではなく、例えば円形のロッド材料から成る、下方に向かって延びる延長部を有しており、このような延長部は、横ステーの管材料に溶接されていて、かつその自由端部で軸受台の回転ジョイントに支持されている。
追加的に、横ステーは延長部の長手方向軸線を中心にして回転可能に支持されており、この構成は、エッジング動作に加えて長手方向における滑走具の歩行移動をも行う場合に必要である。
延長部によって、滑走具に対して上方に向かって横ステーの大きな間隔が得られ、この大きな間隔は、滑走具のエッジが横ステーの下に当接することなしに、滑走具の十分に強いエッジングを可能にするために必要である。
連結された2つの滑走具を備えたウインタスポーツ器具は、上に述べた結合ユニットの2つを備えて製造することができ、このとき、例えば一対のスキー板では、各1つの結合ユニットが、市販のビンディングの前後に取り付けられる。結合ユニットは、また容易に取外し可能であるので、ウインタスポーツ器具は選択的に、連結装置を備えて使用することも、連結装置なしで使用することもできる。
滑走具における結合ユニットが長手方向可動性並びにばね作用及び緩衝作用を有している場合に、緩衝作用が、ビンディングに向かう方向における、結合ユニットの相応の端部の運動時に、ビンディングから離れる方向におけるよりも大幅に強くなるように、つまり少なくとも10パーセント強く、好ましくは少なくとも50%強く、さらに好ましくは少なくとも80%強く、しかしながら最大で最高200%、好ましくは最大で最高150%強くなるように、緩衝作用を調節すると好適である。
このとき結合ユニットは、好ましくは、旋回軸線がビンディングから前方及び後方に向かってそれぞれ上昇するように取り付けられている。
横ステーは、好ましくは、軽く円弧状に、つまり上方に向かって湾曲させられて成形されている。これによって、滑走具のエッジングのための大きな空間が得られる。
さらに、横ステーの間における戻し力、つまり横ステーに取り付けられた戻しエレメントは、後方の結合エレメントにおいて、前方の結合ユニットに比べて強い戻し作用、つまり前方の結合ユニットに比べて強い戻しエレメント又は多くの戻しエレメントが存在するように選択される。
戻し作用の相違を除けば、両方の結合ユニットは同一に形成することができる。
c)実施の形態
次に図面を参照しながら本発明の実施の形態を詳説する。
本発明に係るウインタスポーツ器具を示す平面図である。 ウインタスポーツ器具を示す側面図である。 結合ユニットの第1の構造形態を詳細に示す図である。 結合ユニットの第1の構造形態を詳細に示す図である。 結合ユニットの第2の構造形態を詳細に示す図である。 1つの結合ユニットを前方もしくは後方から見た図である。 1つの結合ユニットを示す平面図である。 結合ユニットを示す側面図である。 軸受台を示す平面図である。 エッジングされた状態における結合ユニットを示す図である。 前後にずらされたウインタスポーツ器具を示す平面図である。
理解を良好にするために、最初にウインタスポーツ器具1の全体及びそこで使用される結合ユニット3a,3bについて、一般的な説明をする。これに対して本発明に係るばね/緩衝ユニットについては、最後に、特に図1d及び図1eを参照しながら説明する。
図1a及び図1bが示すように、本発明に係るウインタスポーツ器具1は、長手方向10に互いに平行に並んで延びる2つの滑走具2a,2bから成っており、両滑走具2a,2bには使用者のそれぞれ1つの足が、つまり靴が固定され、かつ両滑走具2a,2bは、横方向に延びる2つの結合ユニット3a,3b、つまり靴のためのビンディング18の前における結合ユニット3a及び後ろにおける結合ユニット3bを介して、互いに結合されている。
両方の滑走具2a,2bは、それぞれほぼ真ん中の領域に、市販のセーフティビンディング18を有しており、このセーフティビンディング18はこの場合、滑走具2a,2bの上面に固定されているビンディングプレート20と、このビンディングプレート20の上においてビンディングプレート20の後方領域及び前方領域にそれぞれ装着された前方及び後方のビンディングバッケン18a,18bとから成っており、両ビンディングバッケン18a,18bの間において靴が固定される。
前方のビンディングバッケン18aの前、及び後方のビンディングバッケン18bの後ろには、それぞれ、一方の滑走具2aから対応ホルダ運滑走具2bに横方向に延びる結合ユニット3a,3bが配置されており、これらの結合ユニット3a,3bはそれぞれその両端部において、両滑走具2a,2bのうちの1つに固定されている。
図2a〜図2dが最も良く示すように、各結合ユニット3a,3bはこの場合2つの横ステー5a,5bから成っていて、この横ステー5a,5bの長い横断面軸線は、滑走具2a,2bの主平面に対して斜めに位置している。
横ステー5a,5bはその自由端部6a,6bでそれぞれ、回転ジョイント12a,12bとして形成された軸受台7a,7bにおいて旋回可能に支持されており、回転ジョイント12a,12bは、それぞれの側において1つの共通の軸受台7にまとめられており、各軸受台7は、図1a,図1bにおいて最も良く分かるように、両方の滑走具2a,2bのうちの1つに固定されている。
軸受台7a,7bにおける横ステー5a,5bの端部6a,6bの旋回軸線17a,17bは、滑走具2a,2bの長手方向10に延びているが、しかしながら好ましくは、ウインタスポーツ器具のほぼ水平な主平面(この主平面は、平らな雪面もしくは地面(Untergrund)における中立位置での滑走具2a,2bの滑走面4a,4bの接触面に相当する)に対して平行には延びておらず、この主平面に対して約0〜60°の角度を成して傾けられ、つまりスキー中心に向かって、つまりビンディング18に向かって、本実施形態では下降している。
例えば図3aに示すように滑走具2a,2bのエッジング(Aufkanten)時に、両方の横ステー5a,5bは横方向11において相対的に移動させられる。戻しエレメント25として、図示の実施形態では、ゴムエレメント8が両方の横ステー5a,5bの間に、例えば横ステー5a,5bの真ん中の領域に配置されており、かつ例えば円筒形のこれらのゴムエレメント8の各1つの端部は、対応する横ステー5a,5bに、特にねじ結合又は加硫によって固定されている。
横ステー5a,5bの延在方向に、このようなゴムエレメント8が複数配置されていてよく、そのために、横ステー5a,5bには予め形成された貫通孔が設けられていてよい。
軸受台7a,7bにおける両横ステー5a,5bの旋回軸線17a,17bは、図2c及び図2dに示すように、それぞれ平面図で見て長手方向10に延びているが、側面図で見ると長手方向10において互いにずらされていて、好ましくは互いに平行に延びていることによって、各結合ユニット3a,3bはその両方の横ステー5a,5bと共に力の平行四辺形を成している。
その結果、滑走具のうちの1つ、例えば滑走具2aがエッジング時、つまり滑走具2aがその長手方向軸線10を中心にして、該滑走具2aに固定された両結合ユニット3a,3bに対して旋回させられると、結合ユニット3a,3bの力の平行四辺形に基づいて、自動的に、他方の滑走具2bも同じ回転方向でエッジングされ、つまり長手方向軸線10を中心にして旋回させられ、このことは実際の使用を容易にする。
結合ユニット3a,3bの両横ステー5a,5bの長さが等しい限り、両方の滑走具2a,2bもまた同じ角度だけエッジングされる。
横ステー5a,5bは例えば扁平材料から、特に鋼、アルミニウム、チタンから、場合によってはばね鋼から成っている。特に円弧状の上方に向かって湾曲した横ステー5a,5bからは、延長部24が端部において下方に向かって軸受台7a,7bに達しており、かつ延長部24はその自由端部で、旋回軸線27を中心にして旋回可能に回転ジョイント12a,12bに支持されている。
円筒形のゴムエレメント8は、その長手方向軸線が軸受台7における旋回軸線17a,17bに対してほぼ平行に延びるように、扁平に形成された横ステー5a,5bの間においてねじ結合されており、ゴムエレメント8はそのそれぞれの端面で、横ステー5a,5bに接触している。これによってゴムエレメント8のゴム軸線9は、旋回軸線17a,17bと同じ傾斜を有し、扁平な横ステー5a,5bの横断面及び同様に延長部24は、これらが旋回軸線17a,17b及びゴムエレメント8の延在方向に対して直角に延びていることに基づいて、滑走具2a,2bに対して逆向きの傾斜を有する。
長手方向10における旋回軸線17a,17bのずれにもかかわらず、横ステー5a,5bを、ゴムエレメント8の長手方向軸線に対して整合する位置にもたらすために、両方の横ステー5a,5bの延長部24は、同様に図2cから分かるように、互いに異なった長さで形成されている。
さらに横ステー5a,5bは、延長部24の長手方向を中心にして旋回可能であり、延長部24はそのために、回転ジョイント12aに横方向に突出するようにねじ結合されており、このねじ結合部は、必要になる別の旋回軸線として働く。それというのは、両方の滑走具2a,2bは互いに単にエッジングされるのみならず、所望の歩行移動のために長手方向10におけるずれをも有することがあるからである。
図2aには結合ユニット3a,3bが正面図で示されているので、軽く円弧状に湾曲した横ステー5a,5bをその広幅側から見ることでき、さらに、各1つのゴムエレメント8をねじ結合するために設けられた、ここでは3つの孔を見ることができる。横ステー5a,5bの各端部は、該端部に固定された延長部24で、それぞれ対応する軸受台7に、つまり回転ジョイント12a,12bにおいて終端している。
図3aには、図2aにおけると同じ視線方向、つまり前から見た結合ユニットが示されているが、この図3aでは、軸受台7は斜めに位置しており、つまり横ステー5a,5bに対して旋回軸線17a,17bを中心にして変位させられていて、2つの滑走具2a,2bを備えたウインタスポーツ器具のエッジング時におけると同様に傾けられている。
図2bの平面図では、追加的に、両方の横ステー5a,5bの間にねじ結合された、ここでは3つのゴムエレメント8を認識することができる。
図1bの側面図から最も良く分かるように、滑走具2a,2bにおける結合ユニット3a,3bの固定時には、本来のスキービンディング18と滑走具2a,2bとの間におけるビンディングプレート20の、今日最も頻繁に発生する状況を出発点とする。
このとき、本来のスキービンディングよりも著しく長いビンディングプレート20が、滑走具2a又は2bに固定されており、この場合ビンディングプレート20は、側面図で見て、滑走具2a,2bに対して不動に中心においてねじ結合されている。
ビンディングプレート20の前端部及び後端部もまた同様に、ビンディングプレート20を滑走具2a,2bに保持するために、滑走具2a,2bに対してねじ結合されている。しかしながら、ねじ頭がビンディングプレート20の上面に沿って、例えば長手方向溝内において可動であってもよく、このような構成は、滑走具2a,2bが鉛直方向において屈曲され、これによって中心のねじ結合部と前方もしくは後方のねじ結合部との間における間隔が変化し得るような場合に必要である。このような構成によって、滑走具2a,2bはその中央領域において許容不能なほど硬化されず、この中央領域においても依然として鉛直方向に変形することができる。
前方及び後方のビンディングバッケン18a,18bとして形成された本来のビンディング18は、このとき単にビンディングプレート20においてしか不動にねじ結合されず、しかもねじ結合部は、滑走具2a,2bの内部にまでは達しない。
ビンディングプレート20が本来のビンディング18よりも長いことによって、結合ユニット3a,3bは、このようなビンディングプレート20が設けられていて、その長さが十分な場合には、ビンディング18の前後の領域においてビンディングプレート20に装着することができる。しかしながら図示のように、結合ユニット3a,3bを別個に、滑走具2a,2bに直に固定することも可能である。
しかしながら、結合ユニット3a,3bをビンディングプレート20に固定する方が、より簡単である。
なぜならば、しばしばビンディングプレート20は、ビンディングバッケン18a,18bが長手方向10において、例えば後方から、滑走具に既にねじ結合されているビンディングプレート20に単に押し嵌めるだけでよく、これによってすべての横方向11において既に形状結合式(formschluessig)に固定されるように、構成されているからである。このときビンディングプレート20は、図1cに示すように、下面が滑走具2a又は2bにねじ結合されているような横断面形状を有している。この横断面形状は、下方に向かって折り曲げられた外側の縁部を有しており、これらの縁部は、完全には滑走具2a,2bの上面にまで達していないので、ビンディングバッケン18a,18bの下面の、相応に下方に向かって開放した輪郭が、図1cに示しように、前記下方に向かって折り曲げられた縁部に下から係合することができ、これによりビンディングバッケン18a,18bは、水平な横方向11においても鉛直方向においても形状結合式に固定されている。
同じ形式で、つまり各軸受台プレート19の下面における同じC字形の成形部が、この場合同時にベースプレート14でもあるビンディングプレート20に長手方向10で押し嵌められることによって、又は、縁部に同様に形成された別体のベースプレート14が、各滑走具2a,2bにねじ結合されることによって、結合ユニット3a,3bの各軸受台7をも構成することができるので、結合ユニット3a,3bは簡単に長手方向10において押し嵌めることができ、かつ所望のポジションにおいて単に、鉛直方向のクランプねじ21の取付けによって固定することができる。
本発明による特殊性は、滑走具2a,2bに対する軸受台7の、つまり軸受台7の軸受台プレート19の、長手方向10において制限されて運動可能な固定形式、好ましくはばね弾性及び緩衝作用を有する固定形式にある。
第1の構造形態は、図1e及び図2aにおいて左側の軸受台7に示されている。
滑走具2aに不動にねじ結合されたベースプレート14は、長手方向10に延びていて、その側縁部に、例えば円形横断面を有するガイドロッドを長手方向ガイド15として有している。さらにこのベースプレート14には、長手方向10において間隔をおいてそれぞれゴム体が、組み合わせられたばね/緩衝エレメント13としてねじ結合されている。このばね/緩衝エレメント13は、本実施形態では、ほぼリング形状のディスクとして形成されていて、ベースプレート14の中心とは反対側に位置する外端部においてベースプレート14にねじ結合されている。
さらに長手方向10において、ベースプレート14に対して移動可能に、軸受台プレート19が取り付けられており、この軸受台プレート19は、その縁部にガイドスリーブ15′を有していて、このガイドスリーブ15′によって軸受台プレート19は、ガイドロッド15に沿って案内される。ベースプレート14の上方に位置する軸受台プレート19の中心には、この軸受台プレート19からストッパ体22が、下方に向かって、ゴム体13の間における間隔に相応した長さをもって、ゴム体13の間に進入している。
雪面の凹凸によって又は何らかの理由に基づいて、常に、軸受台プレート19が長手方向10において移動させられるような場合には、軸受台プレート19は、ゴム体13のうちの1つを押圧して、このゴム体13を圧縮し、これによって軸受台プレート19の長手方向運動は益々緩衝され、次いで、ばねとして作用するゴム体13の弾性に基づいて、このゴム体13が再び弛緩することによって、再び出発位置に押し戻される。
これにより軸受台7ひいては結合ユニット3は、滑走具2に対して制限されて可動であり、このことは、固有振動の形成を阻止し、又は一方の滑走具2aから他方の滑走具2bへの振動の伝達を阻止する。
図1d及び図2aの右側には、同じ効果を有するさらに単純な構造形態が示されている。
この実施形態でもベースプレート14は、滑走具2bに不動にねじ結合されていて、下方に向かって折り曲げられた縁部を有していて、図1cに図示しかつ図1cについて説明したように、滑走具に達していない。
さらにかつそれに対して長手方向10においては移動可能にかつ案内されて軸受台プレート19は位置しており、この軸受台プレート19は、その側縁部で、ベースプレート14の縁部に下から係合し、かつこれによって長手方向10において案内される。
ベースプレート14の長手方向10における端部領域には、切欠き16が設けられており、これらの切欠き16は、ベースプレート14の端面に向かって開放していて、さらに例えばベースプレート14の上面及び/又は下面に向かって開放している。これらの切欠き16には、例えば、該切欠き16に適合するディスク形状のゴム体13が挿入されており、これらのゴム体13は、例えばベースプレート14の上に被さる縁部によって所定のポジションに保持される。
軸受台プレート19の両端部においてそれぞれ該軸受台プレート19から、ストッパ体22が、下方に向かってゴム体13の高さ領域にまで延びていて、このストッパ体22の幅は、ベースプレート14における切欠き16の開口幅よりも狭い。
つまり軸受台プレート19が長手方向10において移動させられると、ストッパ体22のうちの1つが、ゴム体13のうちの1つを押圧して、当該ゴム体13を変形させ、これによってゴム体13の運動が緩衝され、ゴム体13のばね弾性的な戻り運動によって、軸受台プレート19は再びその中立位置に押し戻され、この中立位置においてストッパ体22は、可能な限り予荷重なしに各ゴム体13に接触している。
ゴム体13によってまとめられた、ばね弾性と緩衝の2つの機能は、例えばばね弾性体としてのコイルばねと緩衝体としての液圧ダンパとによって、別個に実現することも可能である。しかしながらこの構成は、著しく手間もしくはコストの掛かる構成となる。
図1cには、上に述べた構成とは異なり、ばね弾性作用と緩衝作用のない、ベースプレート14と軸受台プレート19との間における純然たる長手方向運動可能性が示されている。
1 ウインタスポーツ器具
2a,2b 滑走具
3a,3b 結合ユニット
4a,4b 滑走面
5a,5b 横ステー
6a,6b 自由端部
7a,7b 軸受台
8 ゴムエレメント
9 ゴム軸線
10 長手方向
11 横方向
12a,12b 回転ジョイント
13 ばね/緩衝エレメント、ゴム体
14 ベースプレート
15 長手方向ガイド
16 切欠き
17a,17b 旋回軸線
18 ビンディング
18a,18b ビンディングバッケン
19 軸受台プレート
20 ビンディングプレート
21 クランプねじ
22 ストッパ体
23 調整装置
24 延長部
25 戻しエレメント
27 旋回軸線

Claims (24)

  1. 長手方向(10)において互いに平行に並んでかつほぼ水平に延びる、ウインタスポーツ器具(1)としての2つの滑走具(2a,2b)を、可動に結合する結合ユニット(3)であって、
    それぞれの側に各1つの自由端部(6a,6b)を備えた、長手方向(10)に対して横方向に延びる少なくとも1つの横ステー(5a,5b)と、
    前記各横ステー(5a,5b)の前記各自由端部(6a,6b)に設けられた少なくとも1つの軸受台(7a,7b)であって、前記横ステー(5a,5b)が、特に平面図で見て長手方向(10)に位置している旋回軸線(17a,17b)を中心にして旋回可能に支持されている軸受台(7a,7b)と、
    前記滑走具(2a,2b)の1つに固定されかつ前記軸受台(7a,7b)を支持するベースプレート(14)と、を有する結合ユニット(3)において、
    前記横ステー(5a,5b)は、該横ステー(5a,5b)を支持する前記ベースプレート(14)に対して長手方向(10)及び/又は横方向(11)に、調整装置(23)を用いて制限された範囲で可動に取り付けられていることを特徴とする結合ユニット(3)。
  2. 前記調整装置(23)は、好ましくは前記軸受台(7a,7b)と前記各ベースプレート(14)との間に又は択一的に前記軸受台(7a,7b)と前記横ステー(5a,5b)との間に配置されている、請求項1記載の結合ユニット(3)。
  3. 前記調整装置(23)は、長手方向(10)及び/又は横方向(11)における可動性を、
    直線移動によって、
    及び/又は、各1つの横ステー(5a,5b)がその端部で偏心的に固定されている垂直の調整軸を中心にした旋回運動によって、
    生ぜしめる、請求項1又は2記載の結合ユニット(3)。
  4. 前記調整装置(23)は、ばねエレメント及び緩衝エレメント、特に組み合わせられたばね/緩衝エレメント(13)を有しており、かつ特に、
    前記ばねエレメント及び前記緩衝エレメントの作用方向が一致していて、かつ該作用方向が特に、前記調整装置(23)の運動方向と一致している、請求項1から3までのいずれか1項記載の結合ユニット(3)。
  5. 前記調整装置(23)及び/又は前記ばねエレメント及び/又は前記緩衝エレメントはそれぞれ、3つのすべての空間方向において有効である、請求項1から4までのいずれか1項記載の結合ユニット(3)。
  6. 前記調整装置(23)及び/又は前記ばねエレメント及び/又は前記緩衝エレメントはそれぞれ、前記滑走具(2a,2b)の滑走面(4a,4b)の長手方向(10)及び横方向(11)においてだけ有効である、請求項1から5までのいずれか1項記載の結合ユニット(3)。
  7. 前記ばねエレメント及び/又は前記緩衝エレメントはそれぞれ、長手方向(10)においてだけ有効であり、かつ正の長手方向(10)及び負の長手方向(10)において有効である、請求項1から6までのいずれか1項記載の結合ユニット(3)。
  8. 前記ばねエレメント及び/又は前記緩衝エレメントの最大運動距離が、最大で+/−60mm、好ましくは最大で+/−40mm、さらに好ましくは最大で+/−20mmであり、最小で+/−3mm、好ましくは最小で+/−10mm、さらに好ましくは最小で+/−15mmである、請求項1から7までのいずれか1項記載の結合ユニット(3)。
  9. 前記ばねエレメント及び/又は前記緩衝エレメントの作用が調節可能である、請求項1から8までのいずれか1項記載の結合ユニット(3)。
  10. 前記各軸受台(7a,7b)は、長手方向(10)及び/又は横方向(11)において両側で前記滑走具(2a,2b)に対して長手方向(10)では前記ベースプレート(14)における長手方向ガイド(15)において案内されており、特に該長手方向ガイド(15)の間で中心に、前記ばねエレメント及び/又は前記緩衝エレメントが、特に前記滑走具(2a,2b)の長手方向中心に、配置されている、請求項1から9までのいずれか1項記載の結合ユニット(3)。
  11. 前記ベースプレート(14)及び/又は軸受台プレート(19)は、その前端面及び後端面に向かって開放した切欠き(16)を有していて、該切欠き(16)は、特に例えばゴムのような弾性材料から成る、組み合わせられたばね/緩衝エレメント(13)を挿入するために、特に下面に向かっても開放している、請求項1から10までのいずれか1項記載の結合ユニット(3)。
  12. 当該結合ユニット(3)は、2つの横ステー(5a,5b)と少なくとも1つの戻しエレメント(25)とを有しており、該戻しエレメント(25)は、
    前記軸受台(7a,7b)における旋回軸線(17a,17b)を中心にした前記横ステー(5a,5b)のうちの1つの変位時に、
    又は前記両横ステー(5a,5b)相互の相対運動時に、それぞれ戻し方向に向かって中立位置へと作用する、請求項1から11までのいずれか1項記載の結合ユニット(3)。
  13. 前記旋回軸線(17a,17b)は、長手方向(10)に対して平行に又は傾けられて配置されており、かつ前記旋回軸線(17a,17b)のポジションが、前記軸受台(7a,7b)において可能な限り下方に配置されており、特にジョイント(12a,12b)が前記滑走具(2a,2b)の上面の高さ領域に進入するように配置されている、請求項1から12までのいずれか1項記載の結合ユニット(3)。
  14. 当該結合ユニット(3)の等しい端部における前記両旋回軸線(17a,17b)の傾斜、特に前記結合ユニット(3)の両端部における4つのすべての旋回軸線(17a,17b,17′a,17′b)の傾斜が、同じであり、かつ/又は
    当該結合ユニット(3)の1つの端部における前記両軸受台(7a,7b)は、1つの共通の軸受台(7)においてまとめられている、請求項1から13までのいずれか1項記載の結合ユニット(3)。
  15. 前記戻しエレメント(25)は、少なくとも1つのばねエレメントと、特に、場合によっては該ばねエレメントと機能を統合された1つの緩衝エレメントとを有していて、特に前記戻しエレメントは、弾性材料、特に、ゴム、シリコーン又は他の適宜なプラスチックから成っており、かつ/又は
    単数又は複数の戻しエレメント(25)、特にゴムブロック(8)が、前記両横ステー(5a,5b)の間に配置されていて、1つのゴムブロック(8)の場合には各1つの端面で前記横ステー(5a,5b)の1つに固定されている、請求項1から14までのいずれか1項記載の結合ユニット(3)。
  16. 前記横ステー(5a,5b)は、前記軸受台(7a,7b)の前記旋回軸線(17a,17b)に対して垂直な1つの方向において、剛性に、つまり非弾性的に形成されていて、特に前記旋回軸線(17a,17b)の方向では弾性的に形成されており、かつ/又は
    前記横ステー(5a,5b)はその端部に、斜め下方に向かって延びていて横ステー平面において延在している延長部(24)を有しており、該延長部(24)はその自由端部で、前記回転ジョイント(12)に対して旋回軸線(27)を中心にして旋回可能である、請求項1から15までのいずれか1項記載の結合ユニット(3)。
  17. 前記旋回軸線(17a,17b)は、互いに対して10〜20mm、特に15mm、ずらされており、かつ/又は
    前記旋回軸線(17a,17b)は、水平な長手方向(10)に対して、0°〜60°の角度、好ましくは0°〜45°の角度を成している、請求項1から16までのいずれか1項記載の結合ユニット(3)。
  18. 前記旋回軸線(27)は、水平な長手方向(10)に対して、30°〜90°の角度、好ましくは45°〜90°の角度を成しており、かつ/又は
    前記少なくとも1つの横ステー(5a,5b)は、長さが調節可能である、請求項1から17までのいずれか1項記載の結合ユニット(3)。
  19. 使用者が各1つの靴でビンディング(18)を用いて固定される2つの滑走具(2a,2b)と、
    前記ビンディング(18)の前後に設けられていて、前記両滑走具(2a,2b)を横方向(11)において互いに結合する、請求項1から18までのいずれか1項記載の各1つの結合ユニット(3a,3b)と、を有するウインタスポーツ器具であって、
    少なくとも1つの結合ユニット(3a,3b)が、好ましくは両結合ユニット(3a,3b)が、調整装置(23)を有していることを特徴とするウインタスポーツ器具。
  20. 前記結合ユニット(3a,3b)のうちの少なくとも1つ、好ましくは前記両結合ユニット(3a,3b)において、前記ばねエレメント及び/又は前記緩衝エレメントの作用方向が長手方向(10)である場合、前記ビンディング(18)に向かう運動時における緩衝作用は、前記ビンディング(18)から離れる方向における緩衝作用に比べて大幅に強く、特に少なくとも10パーセント、好ましくは少なくとも50%、さらに好ましくは少なくとも80%、しかしながら最大で最高200%、好ましくは最大で最高150%、強く設定されている、請求項19記載のウインタスポーツ器具。
  21. 前記旋回軸線(17a,17b)は、水平な長手方向(10)に対して斜めに、該旋回軸線(17a,17b)が前記滑走具(2a,2b)の中心に向かって、つまり前記ビンディング(18)に向かって下降するように配置されており、かつ/又は
    前記横ステー(5a,5b)の間における戻しエレメント(25)の作用は、後方の結合ユニット(3b)において、前方の結合ユニット(3a)に比べて強く設定されている、請求項19又は20記載のウインタスポーツ器具。
  22. 前記前方の結合ユニット(3a)と前記後方の結合ユニット(3b)とは、場合によっては前記戻しエレメント(25)の数又は硬さを除いて、同一であり、かつ/又は
    前記後方の結合ユニット(3b)の前記横ステー(5a)は、前記前方の結合ユニット(3a)の前記横ステー(5b)に比べて長く設定されている、請求項19から21までのいずれか1項記載のウインタスポーツ器具。
  23. 2つの滑走具(2a,2b)を備えたウインタスポーツ器具を使用する方法であって、
    前記両滑走具(2a,2b)は、該両滑走具(2a,2b)が振動を遮断されるように、前方領域及び後方領域においてそれぞれ横方向(11)において互いに機械的に結合されることを特徴とする、2つの滑走具を備えたウインタスポーツ器具を使用する方法。
  24. 一方の滑走具(2a,2b)のエッジングによって、強制的に他方の滑走具(2a,2b)のエッジングを生ぜしめ、かつ/又は
    両方の滑走具(2a,2b)の相対的な長手方向移動が可能である、請求項23記載の方法。
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