JP2008517778A5 - - Google Patents

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有方向対象物の組み付けのための装置および方法
本発明は、有方向対象物の組み付けのための装置および方法に関するものである。
定期旅客機の内部には、たとえばエンジンの冷却、燃料の供給、油圧制動システム用としてガスまたは液体の搬送に用いるきわめて複雑な配管アセンブリーが存在する。飛行機の輪郭と高い圧力強度とを両立させるためには、これらの配管を構成する種々の要素はきわめて特殊な形状を有していなければならない。
これらの要素を組み付けるには、この配管に特有な組み付け模型を作製することが必要である。したがってこの配管の三次元幾何学形状においてその後に変化が生じた場合、新しい組み付け模型を作製する必要がある。ところが、新しい飛行機または新しい方法の開発時間は短縮化される傾向にあり、そのため新しい設備の製造時間が新しい配管の作製時間と合わなくなる。
さらに、飛行機の新規計画は有方向継手の使用を促進しているため、組み付け模型のコストならびにこれらの模型の保管に必要な表面積およびこの保管に関連するコストの大幅な上昇が予想される。
したがって本発明の目的は、設計および操作方法が簡単であり、経済的であり、組み付け形状の如何に関わらず、相互に方向が決められる少なくとも2つの有方向対象物の組み付けを可能にする、配管部品のような有方向対象物の組み付けのための装置および方法を提供することである。
本発明の別の目的は、これらの有方向対象物の空間内での組み付け作業を容易かつ有益なものにすることである。
この目的のため、本発明は、配管部品などの有方向対象物の組み付けのための装置において、
− 第1ベースおよび第2ベースの回転軸を中心とする回転移動手段と、
前記回転軸を中心に互いに独立して回転移動可能であり、前記第1ベースおよび前記第2ベースが同軸を中心に円状に移動するよう、前記手段が表面に対し垂直な回転軸を有する目盛付き円形板を備える前記第1ベースおよび前記第2ベースと、
− 回転軸に対し直交する第1主軸を有し、これらの対象物の第1支持手段を備え、第1支持手段が第1主軸に沿って直線移動が可能であるような前記第1ベースと、
− 回転軸に対し直交する第2主軸を有し、第2ベースとは別個のものであり且つ第2支持手段の下部は回転板装置が移動可能な第2主軸をまたぐように用いられる対象物の第2支持手段と、第1支持手段と第2支持手段が支持する対象物とは異なる対象物を支持しその角方向を決めるための回転板装置を備える前記第2ベースと、
− 第2支持手段に対し第2主軸に沿って移動することができる回転板装置と、
− 少なくとも板の回転角度および第2ベースの位置の表示手段と
を備える装置に関する。
有方向対象物の組み付けのための装置の種々の個別の実施形態においては、各実施形態は個別の長所を有し、以下のように多くの技術的組み合せが可能である:
− 回転板がセンタリング要素の支持を可能にするよう加工されたT字形溝を備える
− センタリング要素が、回転板の表面に平行で軸を有する穴と、対象物のうちの1つに結合されたアダプターを受け入れるための固定手段とを備える
− 第1支持手段が、第1主軸に対し直交する軸を中心として回転可能であるとともに、この直交する軸に沿って直線移動が可能であり、第2支持手段が、第2主軸に対し直交する軸に沿って直線移動が可能である
− 回転板装置が回転板の回転駆動手段を備える
− 駆動手段がステッピングモーターとウォームねじとを備える
− 回転板装置が、対象物の組み付け領域を画定するために第2支持手段と協動する
− 第2支持手段が、対象物のうちの1つを受け入れるためのスリットを含む不動第1制止壁と、第1壁に平行であり第1壁から距離だけ間隔が空けられた第2制止壁とを備え、第2壁は第2主軸に対し直交する軸に沿って直線移動することができる
− 第1ベースおよび第2ベースの回転移動手段が目盛付き円形板を備え、回転軸が板の表面に対し垂直でありこの表面の中心を通過する
− 本装置が、一連の穴および対象物の第3支持手段を含む平坦な表面を有するテーブルを備え、円形板がテーブルの延長部内に固定される
− 表示手段が、回転板の回転駆動手段に結合されたエンコーダーと表示ボックスとを備える。
本発明は配管部品などの有方向対象物の組み付け方法にも関する。本発明によれば、
− 相互に直交する組み付け基準面および方向決定面を定義し、次に、
a) 基準面内で、第1組み付け対象物の第1点を第1支持手段上に設定し、第1組み付け対象物の端部に近い第2点を第2支持手段上に設定し、第1組み付け対象物が、組み付け基準面内でこれら2つの点の間に含まれるようにする工程と、
b) 第2組み付け対象物を回転板装置上に設置し、方向決定面に対し第2組み付け対象物の方向を決めるために回転板を角移動させ、基準面が第2組み付け対象物の対称軸を含むようにする工程と、
c) 回転板装置を基準面に平行な共有軸に沿って第2支持手段側に移動させることにより、組み付け対象物の組み付け領域を決定する工程であって、一方では第1支持手段が、他方では第2支持手段および回転板装置とが、基準面に対し直交する同一の回転軸を中心として回転可能であり、第1支持手段が、回転軸に対し直交する軸に沿って直線移動が可能であるような工程と、
d) はめ込み、溶接、あるいはその他の方法により、これらの対象物を組み付ける工程を実施し、
− 直交座標系(x、y、z)の原点(0、0、0)を、この第1アセンブリーの、前記基準面(27)と方向決定面(28)との交点に設定され、原点の割り当てが、前記第2組み付け対象物の別の軸が方向決定面(28)内に含まれるように行われたセンタリング点に割り当てることにより、この座標系を定義し、
− 既に得られたアセンブリーに新しい対象物を組み付けるために、場合によっては工程a)、b)、c)およびd)を繰り返し、表示手段によりこれらの要素に座標値(x、y、z)を割り当てることができ、その結果、組み付け形状を基準とする空間内でこれらの要素の方向決定をすることができるようにする。
本発明は、種々の実施形態において、それぞれ個別なものとして、あるいは技術的に可能なあらゆる組み合せとしてとらえるべき以下の特徴にも関する:
− 表示手段が、少なくとも回転板の回転角度、および回転板装置と第2支持手段を連結する共有軸の位置を示す。
上で記載したような、相互に方向が決められる対象物の組み付け装置および方法は、飛行機または船舶の配管用として有利に利用することができる。
以下、添付の図面を参照して本発明をより詳細に記載する。
図1は本発明の特定の一実施形態による有方向対象物の組み付けのための装置の略図である。この装置は、第1ベース1および第2ベース2の回転軸を中心とする回転移動手段を備える。この回転移動手段は、有穴テーブル4が目盛付き板の延長部になるよう、この有穴テーブルに固定された目盛付き円形板3を備えるのが有利である。回転軸5は目盛付き円形板3の表面に対し垂直であり、この表面の中心を通過する。したがって第1ベース1および第2ベース2の移動は板3の中心を軸とする円形である。図1において、第1ベース1および第2ベース2は目盛付き円形板の周囲の一部分上を移動する端部を有する。もちろんこの板3は、中心が目盛付き板3の中心と同じであるが直径が小さい少なくとも1つの円弧形の穴をもつことができる。この円弧形の穴はたとえば第1ベース1の端部を受け入れることができ、他方、第2ベース2の端部は目盛付き板3の周囲を移動することができる。第1および第2ベース1、2の回転移動手段は、たとえば歯車システムのような、前記ベース1、2の回転駆動手段、ならびに制御装置により制御されるステッピングモーターを備えることもできる。
第1ベース1は、目盛付き板3の中心を通る回転軸5に対し直交する第1主軸6を有する。この第1主軸6は目盛付き板3の表面に平行な面内に含まれる。第1ベース1は対象物の第1支持手段7を含む。この第1支持手段7は第1主軸6に沿って直線移動が可能である。この第1支持手段は、支持する対象物に対する第1支持手段7の方向および位置決めについて完全なる自由が確保されるよう、第1主軸6に対し直交する軸8を中心として回転可能であるとともに、この直交する軸8に沿って直線移動が可能であるのが好ましい。特定の実施形態においては、第1ベース1は、第1主軸6を含み、プラットフォームが直線移動できるようなレールを備える。このプラットフォームには第1円筒形チューブがたとえば、ねじにより固定され、前記円筒形チューブは、第1主軸6に対し直交する軸8の対称軸を有する。高さ方向において少なくとも部分的にくり抜かれ、第1円筒形チューブに沿って直線移動することができる第2円筒形チューブは、たとえばハンドルなど、第1円筒形チューブに沿って位置を固定するための固定手段を備える。第2円筒形チューブのくり抜かれていない部分は、たとえば管などの対象物を受け取ることができるたとえばクランプなどの把握手段36と、この対象物をこの把握手段の内側の定位置にしっかりと固定するための手段とを支承する。これに替わるものとしては、上端で把握手段を支承する伸縮型マストであってもよい。これらの把握手段は第2円筒形チューブまたは伸縮型マストの上端に回転取り付けされる。
第2ベース2は、回転軸5に対し直角であって同じく目盛付き板3の表面に平行な面内に含まれる第2主軸9を有する。第2ベース2は、たとえば、第1組み付け対象物の1つの端部に近い部分を受け入れる対象物の第2支持手段10を備える。有利には、この第2支持手段10は、第2主軸9に対し直交する軸11に沿って直線移動が可能である(図2a)。第2支持手段10の直線移動は板ばね12により確保される。たとえば2つのねじを備えるクランプ装置13により、第2支持手段10を定位置に保持することができる。位置ストッパー35によりこの第2支持手段10の最小上昇量が決まる。
第2ベース2は、第2組み付け対象物を支持しその方向を決めるための回転板装置14も備える。
図3による好ましい実施形態において、回転板15は、組み付け対象物のセンタリング要素の支持が行えるように加工されたT字形溝16を備える。回転板15の中心となる穴17により、有利に、第2組み付け対象物のセンタリング、ならびに第2支持手段10により支持されている第1組み付け対象物の端部を基準とした第2組み付け対象物の位置決めが可能である。このセンタリング要素は、回転板15の表面に平行で軸を有する穴と、第2組み付け対象物に結合されるアダプターを受け入れるための固定手段とを備える。回転板装置14は、第2支持手段10に対し第2主軸9に沿って直線移動が可能である。このように、回転板装置は第2主軸9を含む案内レールに沿って移動することができる。図1に示す案内レールは円筒形バーおよび第2ベース2の壁により形成される。
回転板装置14は回転板15の回転駆動手段を備えることができる。この駆動手段はたとえばステッピングモーターおよびウォームねじを含み、有利には減速装置を含む。代替的にはこの駆動手段は、回転軸39を中心として回転板15を手動で操作することを可能にする少なくとも1つのハンドル38を備える。
回転板装置14は、第1および第2組み付け対象物の組み付け領域を画定するために第2支持手段10と協動する。図2b)によれば、第2支持手段10は、対象物のうちの1つを受け入れるためのスリット19を含む不動第1制止壁18と、第1壁18に平行であり第1壁から距離だけ間隔が空けられた第2制止壁20とを備える。第2壁20は、第1壁18のスリット19と対面する(点線)またはしない(実線)ようにするために上昇または下降が可能になるよう、第2主軸9に対し直交する軸21に沿って直線移動することができる。ハンドル37によりたとえばこの第2壁20を高位置または低位置に手動で移動させることが可能である。まず、高位置に保持されている第2壁20に第1組み付け対象物の端部が制止されるよう、第2支持手段10のスリット19内に第1組み付け対象物を位置決めする。次に、固定手段22によりこの第1組み付け対象物を定位置に固定する。次に第2壁20を低位置に下げ、回転板装置14を第2主軸9に沿って第2支持手段10側に直線移動させる。すると第1組み付け対象物の端部が覆われることにより、第1組み付け対象物の端部は第2支持手段10の第1壁18に制止されるようになり、長さdのたとえばはめ込みによる組み付け領域が画定される。
回転板15は回転軸39に沿って直線移動できることが有利である。ハンドル40により、軸39に沿った回転板15の移動をロックすることができる。軸39上のこのロック位置は、組み付け対象要素の位置決めおよびクランプの際の基準位置となる。次に回転板15がフリーの状態になり、その後、たとえばはめ込みによる組み付け作業を行い、その結果、このはめ込みによる伸張が可能になる。
有方向対象物の組み付けのための装置は、少なくとも板の回転角度および第2ベースの位置の表示手段も含む。この表示手段はたとえば、回転板15の回転駆動手段に結合されたエンコーダー23と表示ボックスとを備える。デジタルエンコーダー23と回転駆動手段の間の結合は歯車24により行うことができる(図3a)。回転板15内に設けられたスリット25により、割り出しハンドル26を使用して、デジタルエンコーダー23を0にリセットすることができる(図3b)。
本発明は配管部品などの有方向対象物の組み付け方法にも関する。まず、相互に直交する組み付け基準面27および方向決定面28を定義する。次に以下の工程を実施する:
a) 基準面27内で、第1組み付け対象物30の第1点29を第1支持手段7上に設定し、第1組み付け対象物30の端部に近い第2点31を第2支持手段10上に設定し、第1組み付け対象物30が、組み付け基準面27内でこれら2つの点29、30の間に含まれるようにする。
b) 第2組み付け対象物32を回転板装置14上に設置し、方向決定面28に対し第2組み付け対象物32の方向を決めるためにこの回転板15を角移動させ、基準面27がこの第2組み付け対象物32の軸を含むようにする。
c) 回転板装置14を基準面27に平行な共有軸9に沿って第2支持手段10側に移動させることにより、対象物の組み付け領域を決定する。その時、第1支持手段7と、第2支持手段10および回転板装置14とは、基準面27に対し直交する同一の回転軸を中心として回転可能であり、第1支持手段は、回転軸に対し直交する軸に沿って直線移動が可能である。
d) はめ込み、溶接、あるいはその他の方法により、これらの対象物を組み付ける。
この第1アセンブリーの後、直交座標系(x、y、z)の原点(0、0、0)をこの第1アセンブリーのセンタリング点33に割り当てることにより、この座標系を定義する。有利には、センタリング点33は基準面27と方向決定面28との交点に設定され、原点の割り当ては、第2組み付け対象物32の別の軸34が方向決定面28内に含まれるように行われる。
既に得られたアセンブリーに新しい対象物を組み付けるために、場合によっては工程a)、b)、c)、d)を繰り返すが、表示手段によりこれらの要素に座標値(x、y、z)を割り当てることができ、その結果、組み付け形状を基準とする空間内でこれらの要素の方向決定をすることができる。
図4は、有方向継手配管の組み付けのために実施する形態における、第1継手(第2組み付け対象物(32))を第1管(第1組み付け対象物(30))にはめ込みした後の基準面および方向決定面をもっぱら例として示した略図である。基準面27は、第1管の組み付け後の端部の後に来る第1折り曲げ部を備える。折り曲げ角度は0°から180°の間であればよい。たとえば9つまでの折り曲げを含む最終配管長は、チューブ径が6.25mmから25.4mmの場合、4mに達することがある。
本発明の一実施形態による有方向対象物の組み付けのための装置の略図である。 本発明の一実施形態による第2支持手段の略図である。 図2aの第2支持手段の上部および同支持手段の旋回ストッパーの拡大図である。 図1の回転板装置を示す後部側面図である。 図1の回転板装置を示す前部側面図である。 本発明の一実施形態による直交座標系(x、y、z)内で位置が示されるアセンブリーの略図である。
1 第1ベース
2 第2ベース
3 目盛付き板
4 テーブル
5 回転軸
6 第1主軸
7 第1支持手段
8 直交する軸
9 第2主軸
10 第2支持手段
11 第2主軸に対し直交する軸
12 板ばね
13 クランプ装置
14 回転板装置
15 回転板
16 T字形溝
17 穴
18 不動第1制止壁
19 スリット
20 第2制止壁
21 第2主軸に対し直交する軸
22 固定手段
23 エンコーダー
24 歯車
25 スリット
26 ハンドル
27 組み付け基準面
28 方向決定面
29 第1組み付け対象物の第1点
30 第1組み付け対象物
31 第2点
32 第2組み付け対象物
33 センタリング点
34 第2対象物の別の軸
35 位置ストッパー
36 把握手段
37、38 ハンドル
39 回転軸

Claims (13)

  1. 有方向対象物の組み付けのための装置において、
    − 第1ベースおよび第2ベース(1、2)の回転軸(5)を中心とする回転移動手段(3)と、
    − 前記回転軸を中心に互いに独立して回転移動可能であり、前記第1ベースおよび前記第2ベースが同軸を中心に円状に移動するよう、前記手段が表面に対し垂直な回転軸を有する目盛付き円形板を備える前記第1ベースおよび前記第2ベースと、
    − 前記回転軸(5)に対し直交する第1主軸(6)を有し、前記対象物の第1支持手段(7)を備え、前記第1支持手段(7)が前記第1主軸(6)に沿って直線移動が可能であるような前記第1ベース(1)と、
    − 前記回転軸(5)に対し直交する第2主軸(9)を有し、前記第2ベースとは別個のものであり且つ前記第2支持手段の下部は回転板装置が移動可能な第2主軸をまたぐように用いられる前記対象物の第2支持手段(10)と、前記第1支持手段と前記第2支持手段が支持する対象物とは異なる対象物を支持しその角方向を決めるための回転板装置(14)を備え、前記回転板装置が回転可能な板を有する前記第2ベース(2)と、
    − 前記第2支持手段(10)に対し前記第2主軸(9)に沿って移動することができる前記回転板装置(14)と、
    − 少なくとも前記回転板装置の前記板の角度および前記円形板上の前記第2ベースの位置の表示手段と
    を備えることを特徴とする装置。
  2. 回転板(15)がセンタリング要素の支持を可能にするよう形成されたT字形溝を備えることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記センタリング要素が、回転板(15)の表面に平行で軸を有する穴と、前記対象物のうちの1つに結合されたアダプターを受け入れるための固定手段とを備えることを特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. 第1支持手段(7)が、前記第1主軸(6)に対し直交する軸(8)を中心として回転可能であるとともに、この直交する軸(8)に沿って直線移動が可能であること、および前記第2支持手段(10)が、第2主軸(9)に対し直交する軸(11)に沿って直線移動が可能であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の装置。
  5. 前記回転板装置(14)が前記回転板の回転駆動手段を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の装置。
  6. 前記駆動手段がステッピングモーターとウォームねじとを備えることを特徴とする請求項5に記載の装置。
  7. 前記回転板装置(14)が、前記対象物の組み付け領域を画定するために前記第2支持手段(10)と協動することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の装置。
  8. 前記第2支持手段(10)が、前記対象物のうちの1つを受け入れるためのスリット(19)を含む不動第1制止壁(18)と、前記第1壁(18)に平行であり第1壁から距離だけ間隔が空けられた第2制止壁(20)とを備え、前記第2壁(20)は前記第2主軸(9)に対し直交する軸(11)に沿って直線移動することができることを特徴とする請求項7に記載の装置。
  9. 前記第1ベースおよび前記第2ベース(1、2)の回転移動手段が目盛付き円形板(3)を備え、前記回転軸(5)が前記板の表面に対し垂直でありこの表面の中心を通過することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の装置。
  10. 一連の穴および前記対象物の第3支持手段を含む平坦な表面を有するテーブル(4)を備え、前記円形板(3)が前記テーブル(4)の延長部内に固定されることを特徴とする請求項9に記載の装置。
  11. 前記表示手段が、前記回転板の前記回転駆動手段に結合されたエンコーダー(23)と表示ボックスとを備えることを特徴とする請求項5から10のいずれか1項に記載の装置。
  12. − 相互に直交する組み付け基準面(27)および方向決定面(28)を定義し、次に、
    a) 基準面(27)内で、第1組み付け対象物の第1点を第1支持手段(7)上に設定し、前記第1組み付け対象物の端部に近い第2点を第2支持手段(10)上に設定し、前記第1組み付け対象物が、前記組み付け基準面(27)内でこれら2つの点の間に含まれるようにする工程と、
    b) 第2組み付け対象物を回転可能な板を有する回転板装置(14)上に設置し、方向決定面(28)に対し前記第2組み付け対象物の方向を決めるために前記回転板(15)を角移動させ、前記基準面(27)が前記第2組み付け対象物の対称軸を含むようにする工程と、
    c) 前記回転板装置(14)を基準面(27)に平行な第2主軸(9)に沿って前記第2支持手段(10)側に移動させることにより、組み付け対象物の組み付け領域を決定する工程であって、一方では前記第1支持手段(7)が、他方では前記第2支持手段(10)および回転板装置(14)とが、基準面(27)に対し直交する同一の回転軸を中心として回転可能であり、前記第1支持手段(7)が、前記回転軸(5)に対し直交する軸(6)に沿って直線移動が可能であるような工程と、
    d) はめ込み、溶接、あるいはその他の方法により、前記対象物を組み付ける工程を実施し、
    − 直交座標系(x、y、z)の原点(0、0、0)を、この第1アセンブリーの、前記基準面(27)と方向決定面(28)との交点に設定され、原点の割り当てが、前記第2組み付け対象物の別の軸が方向決定面(28)内に含まれるように行われたセンタリング点(33)に割り当てることにより、この座標系を定義し、
    − 既に得られたアセンブリーに新しい対象物を組み付けるために、場合によっては工程a)、b)、c)およびd)を繰り返し、表示手段によりこれらの要素に座標値(x、y、z)を割り当てることができ、その結果、組み付け形状を基準とする空間内でこれらの要素の方向決定をすることができるようにすることを特徴とする、有方向対象物の組み付け方法。
  13. 表示手段が、少なくとも前記回転板装置(14)の前記板の角度および前記第2支持手段を連結する軸の位置を示すこと特徴とする請求項12に記載の方法。
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