JPH1158074A - 配管溶接方法及び配管溶接治具並びに配管形状検査方法及び配管形状検査治具 - Google Patents

配管溶接方法及び配管溶接治具並びに配管形状検査方法及び配管形状検査治具

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JPH1158074A
JPH1158074A JP23914597A JP23914597A JPH1158074A JP H1158074 A JPH1158074 A JP H1158074A JP 23914597 A JP23914597 A JP 23914597A JP 23914597 A JP23914597 A JP 23914597A JP H1158074 A JPH1158074 A JP H1158074A
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tube
pipe joint
pipe
axis
piping
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Koji Nakagawa
孝次 中川
Koichi Segawa
浩一 瀬川
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配管のチューブに管継手を溶接する際に、前
記両者の相対位置及び角度を配管製作図面通りに固定で
きるようにする。 【解決手段】 テーブル1上をX,Y方向に移動し、水
平旋回する管継手固定治具7を設ける。テーブル1に立
設したサポート9に、昇降及びY軸の回りに旋回する第
3キャリア10を設け、取付台10b上に旋回可能なチ
ューブクランプ装置13を設ける。管継手21を仮付け
溶接する際に、チューブの端部が垂直となるようにチュ
ーブの任意の位置Aをチューブクランプ装置13でクラ
ンプするものとし、位置Aを原点とする管継手中心の座
標(x,y)、管継手の端面から位置Aまでの高さz、
位置AにおけるチューブのX軸回りの傾き角θX とY軸
回りの傾き角θY 、管継手の水平面内における回転角θ
Z を配管製作図面から算出し、その結果に基づいてチュ
ーブ、管継手の位置、姿勢を調整して仮付け溶接を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建設機械、工作機
械等に使用する配管の製作に係り、特に配管のチューブ
に管継手を仮付け溶接するための配管溶接方法及び配管
溶接治具並びに配管形状検査方法及び配管形状検査治具
に関する。
【0002】
【従来の技術】建設機械、工作機械等には各種の油圧配
管が使用されている。油圧配管は、一般にチューブとそ
の両端に溶着された管継手とによって構成される。図6
はその一例を示すもので、所定の管材に切断及び曲げ加
工を施して得られたチューブ22の両端に管継手21、
23を取り付けて仮付け溶接した後、所定の溶接を行
い、更に手入れ、表面処理等を施して油圧配管20が完
成する。油圧配管は、装着箇所ごとにそれぞれ最適な形
状となるように設計されるため、長さ、形状は千差万別
で、チューブは三次元に屈曲したものが多い。このた
め、図7に示すように油圧配管ごとに製作した専用の配
管溶接治具30を使用して管継手の仮付け溶接作業を行
っている。
【0003】また、三次元に屈曲した配管またはチュー
ブの形状を検査する場合、定盤上にチューブの任意の部
位を固定した上、屈曲部の高さや角度をハイトゲージ、
分度器等を用いて測定したり、三次元計測機を用いた
り、または配管ごとに製作した専用の配管検査治具を用
いたりしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術による配
管溶接方法、検査方法には次のような問題点がある。 (1)配管の共通化に努めても、新規設計の配管の出現
に伴う仮付け溶接治具の増加は避けられず、治具製作費
がかさむとともに治具管理が煩雑になる。 (2)配管の初回製作時には、新規治具による試作品の
寸法、形状精度を確認する必要があり、三次元計測機ま
たは汎用測定器による検査に多大な工数を要する。 (3)多品種少量生産の場合は頻繁に治具の段取り換え
をしなければならず、そのつど多大な工数を必要とす
る。 (4)チューブ単体の形状検査においても、前記と同様
の問題点がある。
【0005】本発明は上記従来の問題点に着目してなさ
れたもので、立体的な形状並びに寸法がそれぞれ異なる
多種類の配管を製作あるいは検査する際に共通に使用す
ることができ、かつ、管継手とチューブとの相対位置及
び角度を配管製作図面の通りに固定することが可能な配
管溶接方法及び配管溶接治具並びに配管形状検査方法及
び配管形状検査治具を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】上記目的
を達成するため、本発明に係る配管溶接方法の第1は、
配管の構成部品であるチューブに管継手を溶接するため
の配管溶接方法であって、三次元に屈曲したチューブの
一端が垂直になるようにチューブの任意の位置Aを保持
するものとし、位置Aを三次元空間座標軸の原点とした
ときの管継手端面の中心位置の座標(x,y,z)及び
垂直軸の回りの回転角(θZ )と、保持位置Aにおける
チューブのX軸の回りの傾き角(θX )及びY軸の回り
の傾き角(θY )とを配管製作図面から算出し、これら
の値に基づいてチューブと管継手とを所定の位置、角度
に固定して溶接することを特徴とする。
【0007】上記構成によれば、チューブは任意の位置
Aを三次元空間座標軸の原点として一端が垂直となるよ
うに保持され、管継手の端面の中心位置は前記原点に対
して配管製作図面に基づく所定の位置及び角度に固定さ
れる。従って、チューブの形状が配管製作図面通りであ
れば、垂直に保持されているチューブの一端の中心軸は
管継手の中心軸と一致し、かつ、X軸またはY軸に対す
る管継手の回転角は所定の角度となるので、管継手をチ
ューブの所定の位置に所定の角度で設定溶着させること
ができる。また、この方法で管継手の中心軸にチューブ
の一端の中心軸が一致しない場合は、チューブの形状不
良と判定することができるため、チューブの簡易的な検
査を兼ねることになる。
【0008】また、本発明に係る配管溶接方法の第2
は、上記配管溶接方法の第1において、原点Aから管継
手の端面までの垂直距離及び垂直軸の回りの管継手の回
転角と、原点Aにおけるチューブの傾き角とを三次元C
ADにより三次元空間座標値に変換して求めることを特
徴とする。
【0009】本発明の配管溶接方法では、チューブの任
意の位置Aを原点としたときの管継手の位置や、位置A
におけるチューブの傾き角等をあらかじめ把握しておく
必要がある。上記構成のように配管製作図面に記載され
た形状、寸法データを三次元CADに入力して処理すれ
ば、チューブ及び管継手の位置決めに必要な数値を迅
速、正確に得ることができる。
【0010】また、本発明に係る配管形状検査方法は、
三次元CADデータからチューブの屈曲部ごとのパラメ
ータをチューブ上の任意の位置Aを原点とする三次元空
間座標値に変換し、チューブに溶着した管継手を管継手
固定治具に固定してチューブの一端を垂直に保持した
後、前記三次元空間座標値に基づいて管継手固定治具及
び位置A保持装置を動かしてチューブの形状をなぞるこ
とにより、チューブ形状を検査することを特徴とする。
【0011】本発明は配管溶接方法の応用である。上記
構成によれば、配管は管継手固定治具により管継手の部
分で固定され、管継手溶接時にチューブを保持した位置
A保持装置は自由状態となる。そして、三次元空間座標
値に基づいて管継手固定治具及び位置A保持装置を動か
すと、位置A保持装置に装着したチューブ接触子等でチ
ューブの形状、特に屈曲部をなぞることができ、チュー
ブ形状の良否を容易に検査することができる。
【0012】本発明に係る配管溶接治具は、チューブの
任意の位置Aを保持し、Z軸に沿って昇降可能かつX軸
の回り及びY軸の回りに旋回可能としたチューブクラン
プ装置と、管継手の位置をX軸方向及びY軸方向に沿っ
て移動可能かつZ軸の回りに旋回可能とした管継手固定
治具とを備えていることを特徴とする。
【0013】上記構成によれば、チューブクランプ装置
を昇降させるとともに2次元で旋回させることにより、
任意の位置Aをクランプしたチューブを所望の姿勢及び
高さに調整することができ、管継手固定治具を2方向に
移動させることにより、管継手を所望の位置に設置する
ことができるとともに、管継手を指定の方向に位置決め
することができる。このように、X,Y,Zの3軸方向
における位置とこれらの各軸回りの角度とを自在に調整
することが可能な配管溶接治具であるが、構造が簡単で
安価に製作でき、立体的な形状並びに寸法がそれぞれ異
なる多種類のチューブに管継手を溶着する際に共通に使
用することが可能である。従って、従来の技術による配
管別専用溶接治具は不要となり、溶接治具の製作費、管
理費、治具の段取り換え工数が低減するとともに、従来
実施していた新規治具製作時の試作品検査の迅速化を図
ることができる。
【0014】また、本発明に係る配管形状検査治具は、
上記配管溶接治具において、チューブクランプ装置にチ
ューブ接触子を装着したことを特徴とする。
【0015】本発明の配管溶接治具を配管形状検査治具
として使用する場合、配管は管継手固定治具により管継
手の部分で固定される。そこで、管継手溶接時にチュー
ブを保持したチューブクランプ装置にチューブ接触子を
装着し、三次元空間座標値に基づいて管継手固定治具及
びチューブクランプ装置を動かすと、チューブ接触子は
チューブに沿って移動し、屈曲部の位置や方向の良否を
容易に検査することができる。従って、配管の検査工数
を低減するとともに、各種の配管検査に共通に使用する
ことが可能である。
【0016】
【発明の実施の形態及び実施例】次に、本発明に係る配
管溶接方法及び配管溶接治具の実施例について図面を参
照して説明する。なお、本実施例では、配管を構成する
チューブの少なくとも端部の中心線と板状の管継手の端
面(相手側への取付面)とが直交している場合について
説明する。
【0017】図1は配管溶接治具の概略構成を示す斜視
図である。テーブル1の上面前部には複数のガイドレー
ル2がY軸方向に平行に敷設され、その上に前記ガイド
レール2に沿って摺動し、かつ、任意の位置で固定可能
な第1キャリア3が設けられている。第1キャリア3の
上面には、複数のガイドレール4がX軸(Y軸と水平面
内で直交する)方向に平行に敷設され、その上に前記ガ
イドレール4に沿って摺動し、かつ、任意の位置で固定
可能な第2キャリア5が設けられている。そして、第2
キャリア5の上面には旋回テーブル6を介して管継手固
定治具7が設置されている。管継手固定治具7は、管継
手を固定するとともに、旋回テーブル6に設けられたハ
ンドル8の操作によりZ軸に平行なθZ 軸の回りに旋回
することができる。
【0018】また、テーブル1の上面後部にはサポート
9が立設され、このサポート9には第3キャリア10が
設けられている。第3キャリア10は摺動板10aとL
字状の取付台10bとを有し、摺動板10aはサポート
9に沿ってX軸及びY軸と直交するZ軸の方向に摺動
し、かつ、任意の位置で固定可能である。取付台10b
はシャフト10cを旋回軸としてY軸に平行なθY 軸の
回りに旋回することができるとともに、任意の位置に固
定可能である。また、取付台10bにはハンドル11の
操作により旋回する旋回テーブル12を介してチューブ
クランプ装置13が設置されている。前記第3キャリア
10はハンドル14の操作によりサポート9に沿って上
下動し、ハンドル15の操作により取付台10bが旋回
する。従って、チューブクランプ装置13は、取付台1
0bを図1に示した位置からθY 軸の回りに90°回転
させたときX軸に平行となるθx 軸の回りに旋回し、か
つ、任意の角度に固定することもできる。
【0019】第1キャリア3、第2キャリア5の移動
は、図示しないそれぞれのハンドル操作により回転する
ピニオンとラックとの噛み合い等によって行われ、取付
台10bの旋回には、図示しないウォームとウォームホ
イールとの噛み合い等が利用されている。
【0020】図2(a)は管継手固定治具の一例を示す
平面図、図2(b)は管継手固定治具の縦断面図であ
る。管継手21が板状で、2個の取付穴を有する場合、
管継手固定治具7に立設された位置決めピン7aを管継
手21の一方の取付穴に挿入し、他方の取付穴に挿入し
た取付ボルト7bを管継手固定治具7に螺着する。これ
により、管継手21のチューブ取付穴21aの中心は旋
回テーブル6の中心と一致する。なお、管継手固定治具
は管継手の形状、寸法等に応じて交換する。
【0021】図3はチューブクランプ装置13の正面図
である。チューブクランプ装置13は、V字状の溝を備
えたクランプ金具13aと先端が球面または平面のクラ
ンプ金具13bとを有し、クランプ金具13aを空圧等
で駆動してチューブ22を挟持する。チューブ22を挟
持したとき、挟持位置におけるチューブ22の中心は旋
回テーブル12の中心線と一致する。なお、クランプ金
具13bの先端位置を調整することにより、直径の異な
るチューブに対応することができる。
【0022】上記配管溶接治具を用いて配管のチューブ
に管継手を仮付け溶接する場合の手順について、図1及
び図4、図5を参照して説明する。なお、対称ワークは
図6に示した油圧配管20である。第1工程では下記の
通り数値算出を行う。 (1)管継手21の仮付け溶接に先立ち、配管溶接治具
のチューブクランプ装置13によってクランプするチュ
ーブ22上の任意の位置Aを配管製作図面に基づいて設
定する。前記任意の位置Aは、チューブ22の一側の端
部22aに管継手21を仮付け溶接する際に端部22a
を垂直に保持しうる位置とする。 (2)図4はチューブ22の一側の端部22aを垂直に
保持した場合の斜視図、図5は前記姿勢に保持したチュ
ーブ22をX軸方向から見た場合の側面図である。これ
らの図において、位置Aを原点とした場合の端部22a
の中心線の座標(x,y)及び水平面内における管継手
21の取り付け角度θZ と、管継手21の端面から位置
Aまでの高さz及び位置Aの近傍におけるチューブ22
のY軸回りの傾き角θY 、位置Aの近傍におけるチュー
ブ22のX軸回りの傾き角θX を、配管製作図面のデー
タを入力した3次元CADにより算出する。
【0023】第2工程では上記の算出数値を用いて配管
溶接治具にチューブ及び管継手を固定し、仮付け溶接作
業を行う。これらの手順は下記の通りである。 (1)管継手21を管継手固定治具7に固定し、第1キ
ャリア3、第2キャリア5の位置を調整して管継手固定
治具7の中心を座標(x,y)に一致させ、管継手固定
治具7の水平面内角度がθZ となるように調整する。 (2)ハンドル14を操作してチューブ22の位置Aの
高さがz+α(αは任意の値)となるように第3キャリ
ア10の高さを調整した後、ハンドル15を操作して取
付台10bを図1に示した水平状態から角度θY だけ回
転させ、チューブクランプ装置13でチューブ22の位
置Aをクランプする。このとき、チューブ22の一側の
端部22aが水平となるようにクランプ位置を調整す
る。 (3)ハンドル11を操作して旋回テーブル12を回転
させ、チューブ22のZ軸に対するX方向への傾き角θ
X が算出値と一致するように調整する。 (4)チューブ22の端部22aがテーブル1に近接す
る方向に取付台10bを90°回転させる。これによ
り、チューブ22の端部22aは垂直姿勢となり、端部
22aの下端面は所定の位置よりαだけ上方にある。 (5)ハンドル14を操作して第3キャリア10をαだ
け下降させる。これにより、チューブ22の位置AはX
軸、Y軸、Z軸の3方向について原点に一致し、端部2
2aは所定の深さだけ管継手21に挿入される。端部2
2aが管継手21のいずれかの部分に干渉する場合また
は端部22aの管継手21に対する挿入深さが所定寸法
と異なる場合は、チューブ22の形状不良または寸法不
良と判定する。 (6)チューブ22に管継手21を仮付け溶接する。 (7)前記と同一の手順でチューブ22の他側の端部に
管継手を仮付け溶接する。
【0024】本実施例では、第3キャリア10の取付台
10bを図1に示した水平状態から角度θY だけ回転さ
せた状態でチューブ22の位置Aをチューブクランプ装
置13にクランプしたが、取付台10bを水平状態から
角度θY +90°または角度θY −90°だけ回転させ
た後、チューブクランプ装置13でチューブ22の位置
Aをクランプしてもよい。この場合は、クランプされた
チューブ22の端部22aは垂直姿勢となる。また、第
1キャリア3、第2キャリア5及び第3キャリア10の
摺動板10aの移動距離は前記の各位置に設けられた距
離目盛りによって確認するものとし、同一の配管を量産
する場合は所定の位置にストッパを設置するか、または
位置センサ等を用いてもよい。なお、図2に示した管継
手固定治具は、管継手の形状、寸法に合わせた専用治具
とする。
【0025】次に、本発明に係る配管形状検査方法及び
配管形状検査治具の実施例について図面を参照して説明
する。なお、本実施例では、配管を構成するチューブの
少なくとも端部の中心線と板状の管継手の端面(相手側
への取付面)とが直交している場合について説明する。
配管形状検査治具は図1に示した配管溶接治具を流用
し、チューブクランプ装置13にチューブ接触子をクラ
ンプする。チューブの両端に管継手を溶着した配管は一
側の管継手を管継手固定治具7に固定され、チューブの
一端が垂直に保持された状態となる。そして、管継手固
定治具7とチューブクランプ装置13とを動かし、三次
元CADにより得られた三次元空間座標値に基づいてチ
ューブ接触子をチューブの屈曲部の位置に合わせたと
き、チューブ接触子が屈曲部に接触すれば、その屈曲部
は適正な位置にあると判定される。前記手順を屈曲部ご
とに繰り返す。
【0026】チューブ単体について形状検査を行う場合
は、管継手固定治具に代えてチューブの端部を垂直に保
持するチューブ端部クランプ装置を旋回テーブル6に設
置し、上記方法を用いればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】配管溶接治具の概略構成を示す斜視図である。
【図2】管継手固定治具の一例を示す図で、(a)は平
面図、(b)は縦断面図である。
【図3】チューブクランプ装置の正面図である。
【図4】チューブの一側の端部を垂直に保持した場合の
斜視図である。
【図5】一側の端部を垂直に保持したチューブを、X軸
方向から見た場合の側面図である。
【図6】配管の一例を示す図で、(a)は正面図、
(b)は(a)のZ視図、(c)は(a)のY視図であ
る。
【図7】従来技術による配管溶接治具の一例を示す説明
図である。
【符号の説明】
1 テーブル 3 第1キャリア 5 第2キャリア 6,12 旋回テーブル 7 管継手固定治具 9 サポート 10 第3キャリア 10b 取付台 13 チューブクランプ装置 20 油圧配管 21,23 管継手 22 チューブ 22a 端部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配管の構成部品であるチューブに管継手
    を溶接するための配管溶接方法であって、三次元に屈曲
    したチューブの一端が垂直になるようにチューブの任意
    の位置Aを保持するものとし、位置Aを三次元空間座標
    軸の原点としたときの管継手端面の中心位置の座標
    (x,y,z)及び垂直軸の回りの回転角(θZ )と、
    保持位置AにおけるチューブのX軸の回りの傾き角(θ
    X )及びY軸の回りの傾き角(θY )とを配管製作図面
    から算出し、これらの値に基づいてチューブと管継手と
    を所定の位置、角度に固定して溶接することを特徴とす
    る配管溶接方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の配管溶接方法において、
    原点Aから管継手の端面までの垂直距離及び垂直軸の回
    りの管継手の回転角と、原点Aにおけるチューブの傾き
    角とを三次元CADにより三次元空間座標値に変換して
    求めることを特徴とする配管溶接方法。
  3. 【請求項3】 三次元CADデータからチューブの屈曲
    部ごとのパラメータをチューブ上の任意の位置Aを原点
    とする三次元空間座標値に変換し、チューブに溶着した
    管継手を管継手固定治具に固定してチューブの一端を垂
    直に保持した後、前記三次元空間座標値に基づいて管継
    手固定治具及び位置A保持装置を動かしてチューブの形
    状をなぞることにより、チューブ形状を検査することを
    特徴とする配管形状検査方法。
  4. 【請求項4】 チューブの任意の位置Aを保持し、Z軸
    に沿って昇降可能かつX軸の回り及びY軸の回りに旋回
    可能としたチューブクランプ装置と、管継手の位置をX
    軸方向及びY軸方向に沿って移動可能かつZ軸の回りに
    旋回可能とした管継手固定治具とを備えていることを特
    徴とする配管溶接治具。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の配管溶接治具において、
    チューブクランプ装置にチューブ接触子を装着したこと
    を特徴とする配管形状検査治具。
JP23914597A 1997-08-21 1997-08-21 配管溶接方法及び配管溶接治具並びに配管形状検査方法及び配管形状検査治具 Pending JPH1158074A (ja)

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