JP2008515743A5

JP2008515743A5 -

Info

Publication number: JP2008515743A5
Application number: JP2007536636A
Authority: JP
Filing date: 2005-10-11
Publication date: 2012-08-23
Anticipated expiration: 2025-10-11

Description

本発明は、上記目的のために、位置合わせするべき食品に当接する接触面を有する位置調整部材と、前記接触面の変位軌跡により包囲角が形成される方向に、前記位置調整部材を間欠的に回動変位させるために前記位置調整部材に連結された変位手段とを備え、進行する前記食品を位置合わせするための装置において、前記位置調整部材は、２つの方向へ位置合わせを行いうるよう、互いに離間した少なくとも２つの接触面を有し、かつ前記位置調整部材(2)の接触面(3)の少なくとも一部は、前記食品(23)の移送方向に徐々に高くなっていることを特徴とする位置合わせ装置を提供する。列から大きくはずれている食品を正しい位置に移行させるために、位置調整部材の接触面の少なくとも一部が、食品の移送方向において徐々に高くなっている。食品は、移送の過程で位置調整部材の接触面の上縁に乗り上げることがあるが、接触面の少なくとも一部の上縁が移送の方向に向かって徐々に高くなっているため、位置調整部材が間欠運動をして接触面が往復する行程の間に、食品は位置合わせされるべき方向に向かって移動する。また、この場合には、互いに重なり合うこともある食品の２つの列を、互いに完全に離間させる（一定の間隔を開けて整列させる）こともできる。

位置合わせ装置のコンベヤに対する変位の態様が、位置調整部材の変位手段側の端部が、コンベヤの移送方向において、食品を徐々に大きく移動させるようなものである場合には、食品を、連続的な過程を介して、所望の位置に移動させることができる。このような構成にすると、位置合わせの過程が、予測可能で制御しうるものとなる。

食品をコンベヤの移送方向において保持するには、コンベヤに、食品と係合する突出片を設けるのが好ましい。位置合わせ装置が食品に加える力は、制御することができるため、この場合、食品が望まない方向へ変位する可能性は、ほとんどないか、またはゼロである。

Claims

位置合わせするべき食品(23)に当接する接触面(3)を有する位置調整部材(2)と、前記接触面(3)の変位軌跡により包囲角が形成される方向に、前記位置調整部材(2)を間欠的に回動変位させるために前記位置調整部材(2)に連結された変位手段(5)(6)(7)(8)(9)(10)とを備え、進行する前記食品(23)を位置合わせするための装置(1)において、前記位置調整部材(2)は、２つの方向へ位置合わせを行いうるよう、互いに離間した少なくとも２つの接触面(3)を有し、かつ前記位置調整部材(2)の接触面(3)の少なくとも一部は、前記食品(23)の移送方向に徐々に高くなっていることを特徴とする位置合わせ装置。
前記位置調整部材(2)の接触面(3)は、前記食品(23)の移送方向に徐々に高くなっている領域aと、ほぼ一定の高さの領域bとを有し、前記領域bが前記領域aより前記食品(23)の移送方向下流側に配置されていることを特徴とする請求項１記載の位置合わせ装置。
前記位置調整部材(2)の接触面(3)は、概ね平らであることを特徴とする請求項１又は２に記載の位置合わせ装置。
前記位置調整部材(2)は、回転シャフト(4)の回りに回動して変位しうるようになっていることを特徴とする請求項１〜３のいずれか１項に記載の位置合わせ装置。
前記変位手段(5)(6)(7)(8)(9)(10)は、前記位置調整部材(2)にロッド(6)を介して連結されたカムローラ(8)(10)を含むことを特徴とする請求項１〜４のいずれかに記載の位置合わせ装置。
食品(23)を連続的に移送するコンベヤ(20)と、このコンベア(20)で移送される食品(23)を位置合わせするための請求項１〜５のいずれかに記載の位置合わせ装置(1)とを備え、前記位置合わせ装置(1)の一部の可動部品は、コンベヤ(20)の移送方向と直交する方向に変位しうるようになっている位置合わせ機構。
前記位置合わせ装置(1)を駆動する手段は、前記コンベヤ(20)をも駆動しうるようになっていることを特徴とする請求項６記載の位置合わせ機構。
前記位置合わせ装置(1)は、前記位置調整部材(2)の前記変位手段(5)(6)(7)(8)(9)(10)側の端部が、コンベヤ(20)の移送方向において、食品(23)を徐々に大きく移動させるように、変位するようになっていることを特徴とする請求項６または７記載の位置合わせ機構。
前記コンベヤ(20)は、少なくとも２列(21)(22)の食品(23)を移送することができ、前記位置調整部材(2)は、食品(23)の各列(21)(22)の間で変位しうるようになっていることを特徴とする請求項６〜８のいずれかに記載の位置合わせ機構。
前記コンベヤ(20)は、食品(23)と係合する突出片(24)を備えていることを特徴とする請求項６〜９のいずれかに記載の位置合わせ機構。
前記コンベヤ(20)は、２列(21)(22)の食品(23)を移送できるように、所定の間隔を介して離隔した２列のコンベヤにより構成されており、前記位置調整部材(2)は、前記食品(23)の両列(21)(22)の間で間欠的に変位して、前記２列(21)(22)の食品(23)を同時に位置合わせすることができることを特徴とする請求項９又は10に記載の位置合わせ機構。
A) 概ね２つの列を形成している食品(23)を移送する過程と、B) 位置調整部材(2)に当接している食品(23)を、多段階を経て側方へ移動させるように、前記位置調整部材(2)を、食品の２つの列(21)(22)の間で間欠的に往復運動させる過程とを含む、移送される食品(23)を位置合わせする方法において、前記位置調整部材(2)の間欠的な往復運動を、食品(23)の２つの列(21)(22)を互いに最小限離間させるように行わせ、かつ位置調整部材(2)を間欠的に運動させることにより、前記位置調整部材(2)に乗り上げている食品(23)を位置調整部材(2)から離すことを特徴とする方法。