JP2008515376A - 多角形状の電気機械 - Google Patents

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Abstract

多角形状に構成した電気リニアモータ。横磁束巻線(16)を備えた1次部分(4)は、永久磁石(44)を有する2次部分(8)を取り囲んでいる。この場合、空隙面(50、51)又は巻線(16)は多角形状に配置されている。

Description

本発明は、多角形状の横断面を備えた電気機械に関する。この電気機械は直線運動を生ずる。リニアモータはこの種の電気機械の一例である。リニアモータは発電機としても使用できるので、本発明の電気機械はリニア発電機にも係る。電気機械は1次部分と2次部分とを有している。以下で電気機械とは、1次部分が2次部分に対して、或いはその逆の関係で直線運動可能であるような電気機械のことを言う。本発明は、更に、多角形状の横断面の、電気機械の1次部分にも係る。
機械工学およびプラント工学では、リニアモータは電気的なダイレクトドライブとして重要性を増している。動的制御が可能であり、位置決め精度が高く、制御可能な加速および速度、移動距離が長いことといったその利点は他の駆動手段を凌駕するものである。
電気機械の1次部分は巻線を有し、巻線に通電することで、励磁場との相互作用によって2次部分に対する1次部分の運動又はその逆の運動を可能にさせる可変磁場を生ずる。励磁場は、例えば2次および/又は1次部分に取り付けた永久磁石により発生させる。
リニアモータの多くの使用例では、部分的に送り力を増大させることが要求される。送り力を増大させる方法は、第2の1次部分を使用することで単一櫛歯型リニアモータを二重櫛歯型リニアモータへ拡張させて送り力を2倍にすることにある。2つの1次部分を使用する利点は、構造長さを増大することなく送り力が2倍になることである。
例えば庁内書類番号10329651.4の独国特許出願から、多角形状の横断面を有するリニアモータが知られている。この構成によりコンパクトな構造で高い送り力が可能である。リニアモータの1次部分は、多角形状に配置される複数個の積層鉄心と、周回するように延びている巻線コイルとを備える。この構造で積層鉄心に作用する法線力は、積層鉄心を取り囲む担持構造部により吸収される。担持構造部の構成は複雑であり、電気機械の構造空間を増大させる。積層鉄心は異なる多数の積層鉄心から組み立ててモジュール状に複数個の1次部分を形成させ得る、出力の異なる各種モータを簡単に製造できる。このようなリニアモータは構造形状が短く、高い送り力を特徴としている。
本発明の課題は、小形で、上記欠点を抑えた電気機械を提供することである。
この課題は、本発明によれば、請求項1又は8に記載の構成を備えた電気機械により解決される。従属項2〜7および9〜11は本発明の有利な構成を記載している。更に、本発明の課題は、請求項12、16、20、21に記載の装置によって解決される。従属項13〜15および17〜19および22と23は本発明の他の有利な構成を示す。
本発明は、構造長さが短くかつ高出力の電気機械(特にリニアモータ)を提供する。この場合、出力範囲の広いモータパレットを簡単に且つ低コストで実現できる。積層鉄心の積層高さにより、薄板断面幾何学と相俟って、例えば異なるモータ長さを達成でき、よって異なる出力を達成できる。
本発明において、電気機械は特にリニアモータであり、電気機械は1次部分と2次部分とを有し、1次部分が磁場を発生する巻線、2次部分が磁束を案内する手段を有し、1次部分と2次部分の間に空隙面が形成された前記電気機械において、1次部分の巻線および/又は空隙面が多角形状に配置される。
電気機械は、磁気的に活性な少なくとも2つの空隙面を有するとよい。この際、磁気的に活性な各空隙面に、1つ又は幾つかの巻線を割り当て得る。磁気的に活性な空隙面は、有効磁束の案内のため並びに送り力の形成のために設ける。割り当ては、1次部分の巻線と連動する磁束の案内に関与する。即ち当該空隙面は、特に磁気的に活性であり、動力を形成する機能を果たす。空隙面は有利には平面であり、湾曲していない面である。1次部分が空隙を介して2次部分から切り離され、しかも空隙は有利には少なくとも1つの多角形辺に対し長手方向(運動方向に相当)において少なくともほぼ同じ長さを有しているので、結果的に空隙面が生じる。この場合空隙面は、空隙内で1次部分の辺にも空隙内で2次部分の辺にも関与する。種々の空隙面が多角形状に配置されている。磁場を案内するための手段の一例は、積層鉄心である。
電気機械は、磁場を発生する他の手段をも備える。該他の手段は、励磁場を発生するために用いる。前記他の手段は1次部分か2次部分に配置されている。電気機械の励磁場、よって励磁束は、例えば永久磁石を用いて発生させる。永久磁石は、例えば電気機械の2次部分に取り付ける。電気機械の他の構成では、永久磁石は電気機械の1次部分に取り付ける。即ち1次部分も2次部分も、永久磁石又は励磁場を発生させるための前記他の手段を備え得る。
1次部分の巻線および/又は空隙面の多角形状配置は、1次部分の積層鉄心の、このために適した薄板断面により実現するとよい。多角形形状には、空隙内での引きつけ磁力を積層鉄心によって吸収できる利点がある。薄板断面の1つの薄板に対し一体の構成を設ければ、薄板断面の形状の閉構造の機械的剛性が高くなるという更なる利点が生ずる。
薄板として、横断面にて一体に形成された薄板を有している積層鉄心以外に、横断面にて複数個の薄板を有する横断面も実施可能である。これから得られる利点は、例えば1次部分の巻回がより簡単になる点である。
他の構成では、多角形は開口している。これから1次部分の開口した積層鉄心が得られるので、多角形又は積層鉄心の開口辺を、例えば2次部分の案内又は台架式支持のために利用できる。
上述した、1次部分の巻線および/又は1次部分の空隙面の多角形状配置の場合、更に吸引力の少なくとも一部を相殺できるという利点が得られるので有利である。
本発明による電気機械は、次のように実施可能である。即ち、
a)1次部分を電気機械の外側領域、2次部分を電気機械の内側領域に各々配置するか或いは、
b)1次部分を電気機械の内側領域、2次部分を電気機械の外側領域に各々配置する。
上記実施形態a)の場合には、1次部分が少なくとも部分的に2次部分を取り囲む。上記実施形態b)の場合には、2次部分が少なくとも部分的に1次部分を取り囲む。電気機械は直線運動させるべく設けるので、1次部分又は2次部分を取り囲むことは、各電気機械の縦方向拡がりの一部範囲のみに関係する。両実施形態の場合、1次部分を直線運動させるべく設けるか、2次部分を直線運動させるべく設けるかである。
他の構成では、励磁場は通電したコイル又は巻線によっても発生させ得る。
巻線を多角形状に配する場合、該巻線を特に次のように位置決めするとよい。即ち有効磁束の全部又は少なくとも大部分を電気機械の一部分の運動方向に対し横方向に指向する面内で案内すべく位置決めする。これから横磁束型配置が得られる。電気機械の一部分の運動方向は、2次部分に対する1次部分の運動方向、又は1次部分に対する2次部分の運動方向であり、少なくとも1つの相対運動である。
多角形状の縦磁束型配置構成を持つ電気機械と異なり、多角形状の横磁束型配置構成の場合、1次部分の積層鉄心に作用し、1次部分の巻線の通電および/又は永久磁石の励磁場によって生じる力は、薄板断面内で打ち消せる。縦磁束型配置構成の特徴は、磁場が1次部分又は2次部分の運動方向に対し横方向に閉じるのではなく、1次部分の運動方向又は2次部分の運動方向に沿って閉じることである。運動方向に対し平行な面内で案内される磁束は、縦磁束型配置構成の場合、有効磁束である。有効磁束は、1次部分の巻線と交差する磁束である。このように指向するこの有効磁束は、縦磁束型磁気回路を形成する。縦磁束型配置構成における電気機械の1次部分の積層鉄心の薄板の積層方向は、運動方向に平行である。発生する法線力はモータの積層鉄心だけでは吸収できない。それ故、多角形状に配置した積層鉄心を周囲の担持構造により保持せねばならない。
本発明の電気機械では、横磁束型配置構成を選択する。横磁束型配置構成の特徴は、磁場が1次部分又は2次部分の運動方向に沿ってではなく、1次部分の運動方向又は2次部分の運動方向に対し横方向に閉じることである。運動方向に対し横方向の面内で案内される磁束は、横磁束型配置構成の場合、有効磁束である。有効磁束は、1次部分の巻線と交差する磁束である。このように指向した有効磁束は、横磁束型磁気回路を形成する。
例えば独国特許第10003851号明細書に開示されたリニアモータの古典的構成と並んで、本発明による多角形状の構成がある。この構成によれば、2次部分に対する1次部分のガイドおよび/又はその逆のガイドをこれら部分中に一緒に組み込んだリニアモータを実現させ得る。即ち、本発明で、ガイドを1次部分および/又は2次部分の中に一緒に組み込む。
リニアモータ又はトルクモータのようなダイレクトドライブは、案内のために、例えばリニアガイドや回転運動用に設計した軸受を必要とする。ダイレクトドライブを機械に取り付ける際、1次および2次部分を備えたリニアモータ自体、ガイド、そして例えば測定システムのような幾つかの構成要素を互いに組み合わせねばならない場合がよくある。その結果、ダイレクトドライブは大抵の場合ビルトインモータである。リニアモータの場合には、例えば2つのガイドを用いて1次および2次部分のような構成要素を間隔を持って保持し、その際1次部分と2次部分は両ガイドの間に設ける。
このような構成は非常に複雑であり、大きな取り付け空間を必要とする。以下では電気機械、特にリニアモータを改良した構成について説明する。
1次部分と2次部分とガイドとを有する電気機械は、ガイドを少なくとも部分的に1次部分および/又は2次部分内に組み込んだように構成可能である。これにより非常にコンパクトな構成を実現できる。これは特にリニアモータに係る。
ガイドとして異形レールをガイドレールとして使用するのがよく、この場合ガイドレールにより同時に電気機械の2次部分も形成できる。
改良した構成は、1次部分と2次部分を持つ電気機械においても得られる。この際、
a)1次部分が2次部分の少なくとも一部分を部分的にのみ取り囲んでいるか、或いは
b)2次部分が1次部分の少なくとも一部分を部分的にのみ取り囲んでいるか、
の何れかである。この場合、特に例えばガイドレールのようなガイドは少なくとも部分的に1次部分および/又は2次部分内に組み込む。部分的に取り囲むことで、コンパクトな構成を実現できる。この構成は、部分的な取り囲みによりガイド機能を実現すべく利用してもよい。ガイドは電気機械の2次部分に対する1次部分の相対運動に関与する。
電気機械の有利な構成では、2次部分を少なくとも1次部分の台架式支持に併用する。従って、1次部分を例えば機械(例えば工作機械又は生産機械)に取り付け得る。このため、リニアモータ用に機械にガイドを予め取り付ける必要がなくなる。
例えばガイドおよび2次部分のような単一要素の組み合わせ又は組み込みにより、特に1次部分および2次部分と、両部分のガイド(2次部分に対する第1部分のガイド又はその逆)とを有する電気機械一式を製造し得る。運動測定用の測定システムもこの電気機械の中に組み込まれているので有利である。かくしてモータ一式を製造できる。なお、他の有利な構成では、測定システムをガイドに一緒に組み込む。
リニアモータの上述の構成は、ガイドを1次部分又は2次部分に一緒に組み込んでいるという利点がある。この組み込みにより、例えば2次部分上の永久磁石を磁気トラックとして使用でき、測定システムのための磁気トラックを設けずに済むのも有利である。
1次部分と2次部分とを有する電気機械の1次部分であって、該部分が磁場を発生する巻線を有し、2次部分が磁束を案内する手段を備える前記電気機械の1次部分は、本発明によれば、1つの実施形態において、1次部分により溝状の受容部が形成され、溝状の受容部が2次部分の少なくとも一部分を受容すべく設けられているように形成可能である。即ち、1次部分の構成と2次部分の構成とは、一方の部分が正の形状を有し、他方の部分がこれに対応する負の形状を有し、これら形状が電気機械の中で互いに対向して配置されるように互いに整合する。
溝状の受容部を、2次部分に対し1次部分をガイドするためのガイド手段として用いるとよい。ガイドは、1次部分がリニアガイドのころ循環ユニットおよび/又はボール循環ユニット内に組み込まれるように構成し得る。
ガイドがころ又はボール等の可動部材を備えた軸受をベースにしていないなら、ガイドを滑り軸受により実現してもよい。この変形実施形態では、1次部分は2次部分に対する接触領域を有し、該接触領域は特に溝状の受容部の領域にあり、例えば1次部分は接触領域に滑動促進表面を有する。これとは別に、2次部分が滑動促進表面を有していてもよい。他の構成では、1次部分も2次部分も滑動促進表面を備える。
しかし、他の構成では、電気機械の1次部分の代わりに、2次部分も1次部分に対応して成形可能である。この場合、2次部分は溝状の受容部を有し、該溝状の受容部は1次部分の少なくとも一部分を受容するために設ける。
1次部分に対応して、2次部分においても、溝状の受容部は2次部分に対し1次部分をガイドするためのガイド手段として有効に使用できる。
他の構成では、2次部分にリニアガイドのころ循環ユニットおよび/又はボール循環ユニットを組み込む。これは構成がコンパクトな点で有益である。
ころ循環ユニット又はボール循環ユニットを1次部分又は2次部分の中に組み込んでいない場合には、1次部分又は2次部分も、例えば2つのころ循環ユニットの間、或いは2つのボール循環ユニットの間に位置決め可能である。これは構造空間の増大は伴うが、構成がより簡潔になるという利点がある。
簡潔な構成は、既に1次部分に関し述べたように、滑り軸受を使用することにより得られる。滑り軸受は少なくとも1つの滑動促進表面を有す。この滑動促進表面は、例えば1次部分および/又は2次部分にあり、接触領域に関与する。
即ち、2次部分が1次部分に対する接触領域を有し、該接触領域が溝状の受容部の領域にあるとき、例えば2次部分の滑動促進表面は1次部分と2次部分との接触領域にある。
例えば滑動層や滑動フィルムにより形成した滑動促進表面は、軸受としての機能性以外に、他の機能をも果たす利点がある。この他の機能とは空隙としての機能である。
電気機械は1次部分と2次部分とを備える。1次部分と2次部分とは、従来は、1次部分と2次部分の間に空隙が存在するように互いに位置決めされている。空隙を形成するには、1次部分および/又は2次部分のガイドが必要である。スペーサーとして用いるこの種のガイドを用いて、1次部分を2次部分から間隔をおいて配置する。これは、回転型電気機械の場合、例えば2次部分である回転子の支持により可能である。回転型電気機械の場合にも、またリニアモータ(勿論電気機械でもある)の場合にも、1次部分に対する2次部分の運動範囲全体にわたり空隙を一定に保持せねばならないので、ガイドに対し、製造公差に関し高度な要求が課される。これは、1次部分に対する2次部分の位置に関係なく、電気機械が常に同じ特性、特に電磁力(EMK)の発生に関する特性を示すために必要である。一定の大きさの空隙を保持することは煩雑である。特に、長い移動距離を有し得るリニアモータの場合はそうである。
空隙は非常に小さいので、例えば1次部分と2次部分の間、即ち空隙内に外乱異物が侵入しないような処置をとることも必要である。異物は、特に空隙の大きさにほぼ相当する大きさ、或いは空隙の大きさを上回るような大きさを有している場合に障害となる。例えばカバーによる構造的処置や、清掃装置による構造的処置によっても、異物が空隙内に到達しないようになし得る。空隙内の異物の問題は、特にリニアモータの場合に生じる。と言うのはリニアモータの場合、ステータとロータとを有する回転型電気機械と比べて、空隙が露出した位置にあるからである。
1次部分と2次部分の間に一定の間隔を簡単に確保しおよび/又は1次部分と2次部分との間の空間、即ち空隙の汚染をも簡単に減らそうとするなら、1次部分と2次部分とを有し、1次部分が2次部分側に辺を有し、2次部分が1次部分側に辺を有し、これらの辺が磁場の出入のために設けられた電気機械の場合、1次部分が少なくとも部分的に2次部分に対し接触領域で接するようにすればよい。この接触領域は、電気機械の1次部分と2次部分との互いに対向しあう少なくとも1つの辺であり、この場合これら辺のうちの少なくとも1つは磁場の出入のために設けられている。
磁場の出入のために設けた1次部分又は2次部分の辺は、磁気的に活性な辺である。即ち電気機械は、1次部分が少なくとも部分的に2次部分の磁気的に活性な辺と接触するように構成でき、この際2次部分は、例えば常に磁気的に活性な永久磁石を有する。
電気機械は、1次部分が巻線を有し、2次部分が永久磁石を有するように構成できる。巻線と永久磁石の何れでも磁場を発生させ得る。これら磁場は1次部分および/又は2次部分から出入し、各々対向部材を介して閉じる。1次部分に対しては、2次部分に対する接触が通電可能な巻線を有する領域において、少なくとも部分的に行なわれる。
磁場を出入させて電磁力EMKを得るべく設けた接触領域で1次部分と2次部分を接触させることで、1次部分と2次部分との間隔を一定に保持可能である。1次部分の2次部分側の辺が滑動促進表面を有しおよび/又は2次部分の1次部分側の辺が滑動促進表面を有し得る。滑動促進表面を形成すべく、例えば滑動層や滑動フィルムを用い、この際空隙全体又はその一部の代わりに滑動層や滑動フィルムを設け得る。空隙は、電気機械の1次部分と2次部分の間の領域であり、電磁力EMKの発生に寄与する領域である。空隙内には、2次部分又は1次部分から出て対向する他方の部分へ入る磁場が延びている。滑動層は、空隙の機能の点で、空気で充填された空隙と同じ値μRを有する利点がある。滑動層は、その構成の点では、フォイル(滑動箔)として形成できる。これには、フォイルの損傷時に簡単に新たなフォイルと交換できる利点がある。他の構成では、滑動層は片面の被膜である。可能な被膜材は、例えばポリテトラフルオロエチレンである。滑動層は、滑動特性に優れ、特に圧力安定で耐摩耗性があるような材料である。
他の有利な構成では、例えば滑動箔のような滑動層は交換可能であり、その結果滑動層は汚染時又は欠損時に新たな滑動層と簡単に交換できる。
1次部分が優先方向に力を形成すべく設けた巻線を有しているとき、明確に調整可能な、2次部分への1次部分の片側の磁気的吸引力を利用することで、2次部分に対する1次部分の滑動挙動を適宜調整できる利点がある。この調整は、例えば滑動層の厚さを種々選択することで行う。1次部分と2次部分の間の第1の面にある滑動層が、1次部分と2次部分の間の他の面にある滑動層よりも薄いとき、第1の面の領域での磁気的吸引力は前記他の面の領域での吸引力よりも大きい。この異なる吸引力に基づき、2次部分に対する1次部分の所定の位置決めを行える。
リニアモータの他の実施態様では、前記溝状の受容部は多角形状の横断面を持つ。この場合、リニアモータの1次部分か、2次部分の何れかが溝状の受容部を有する。1次部分が溝状の受容部を有するなら、2次部分は、該2次部分が溝状の受容部に嵌合して1次部分と2次部分との間に空隙が生ずるように形成される。2次部分が溝状の受容部を有するなら、1次部分は、該1次部分が溝状の受容部に嵌合して1次部分と2次部分との間に空隙が生ずるように形成される。空隙は、実際に空気をおよび/又は空隙の機能性を存続させるべく空気の電磁特性にほぼ相当する材料を含有する。
溝状の受容部は開口部を有し、該開口部は、リニアモータの場合、リニアモータの運動可能な方向に直線状に延びる。この開口部は溝穴とも呼べる。電気機械、特にリニアモータの他の構成は、前記開口部が溝状の受容部の横断面の外側の長さの半分よりも小さい幅を持つことで生ずる。この際、前記溝穴の幅は、溝状受容部の横断面の開口部の幅、即ち溝状の受容部の縦方向拡がりに対し横方向における前記開口部の幅に相当する。横断面の外側の長さは、溝状の受容部の縦方向拡がりに対し横方向における溝状の受容部の横断面に該当する。なお、前記長さはこの横断面の外側輪郭によって定まる。
本発明による電気機械は、2次部分および1次部分の何れかを位置不変に取り付けるように構成可能である。
1次部分および/又は2次部分に組み込まれた溝状の受容部を有する電気機械は、その電磁的構成に関し種々に形成可能である。本明細書で上述したように、2次部分は、例えば永久磁石を備えている。他の変形実施形態では、2次部分は、永久磁石の代わりに、例えば積層して形成したロック部を備える。
次に、本発明の実施形態を図面に基づきより詳細に説明する。
なお、図7〜12は、特にリニアモータの原理的な電磁構成形態をも示しており、これらの電磁構成形態は、例えば図16〜図23に図示した構成形態とは異なっている。全体的に、図面には本発明による電気機械の種々の特徴を示しており、これらの特徴は互いに組み合わせることができるが、種々の多様な組み合わせは図示していない。
図1は、1次部分4と2次部分8を有する電気機械1を示す。1次部分4と2次部分8の間には空隙27があり、空隙面50、51を多角形状に配置している。空隙面50、51は多角形の辺50と51に相当している。1次部分4の多角形辺を50、2次部分8の多角形辺を51で示す。電気機械1は直線運動を行うものであり、従ってリニアモータおよび/又はリニア発電機である。1次部分が位置固定して位置決めされているか、2次部分が位置固定して位置決めされているかに応じ、2次部分又は1次部分の一方が直線運動を行う。図1では、2次部分8を直線運動させており、二重矢印で2次部分8の可能な直線運動方向25を示す。1次部分4は巻線16を収容すべく構成している。コイル端17を線で象徴的に示す。この線は2つの円の間にあり、該円は電流方向を示す十字と点とを有している。電気機械1の構成を解り易くすべく、図1では、1本の巻線16しか図示していない。1次部分4は積層鉄心12を有する。積層鉄心12の薄板断面は図1の電気機械1の正面に図示した如く形成しており、運動方向25に直列に配置された複数個の薄板を有している。これら直列に配置された薄板は一体に形成している。薄板断面に伴い、1次部分4は溝20と21を有する。例えば溝21は既に巻線16で覆われている。溝20も巻線で覆われているが、この点は図1に図示していない。溝21の巻線16は相巻線である。溝21は他の巻線(相巻線)で覆われる。溝21の巻線と図1に図示しない溝20の巻線はコイルを形成している。溝20と21の位置により、1次部分4において巻線の多角形形状配置が生じる。形成された多角形は4つの辺50を有する。多角形の第1の辺は溝21の巻線16により形成される。多角形の第2の辺は図示しない溝20の巻線により形成される。図示した2つの溝20は図示した2つの溝21から間隔を持って位置しているので、1つの多角形が生じる。この多角形はn=4の辺を有し、本実施形態ではこれらの辺はほぼ同じ長さである。2次部分8が横断面にて巻線の配置に対応した形状を有するとよい。図1の2次部分8は4つの辺51を有し、該辺は1次部分4の辺50側にある。2次部分8の4つの辺51は2次部分8の多角形横断面を形成している。図1では2次部分8を概略的に示したので、その構成の詳細は図示していない。図7〜12に2次部分を詳細に図示した。図7〜図12では、種々のタイプの2次部分以外に、これに付属の1次部分も図示している。図1の電気機械も、後述する図2、図3、図5、図13〜16に図示した電気機械も、図7〜12に図示したタイプのものに構成できる。なお、これらのタイプの適用は図面に例示した4つの多角形面又は3つの多角形面を備えた種類の多角形に限定されず、4つ以上の辺を備えた多角形も可能であるが、図示していない。
図1の電気機械1では、磁場を運動方向25に対し横方向に指向した面内で案内している。この結果横磁束型磁気回路が生じる。運動方向25に対し横方向に案内するこの磁場は、有効磁場、特に励磁に伴い発生して1次部分4の巻線と交差する磁場である。この励磁場は、例えば永久磁石で発生させ得る。永久磁石は図1に図示していないが、図7〜12は永久磁石の1つの可能な位置決めを図示している。このように2次部分8は、例えば永久磁石を有し或いは一種の鉄反応棒として用いられるように構成されている。
図1では、積層鉄心12の各薄板を電気機械1の運動方向25に積層している。電気機械1の作用面(力形成面)は、n=4の辺50、51を持った1つの多角形の形状に形成している。
図2は、図1の如く4つの辺51を持つ多角形を有する電気機械1を示す。2次部分8も1次部分4も多角形である。1次部分4の場合、多角形は4つの巻線16を多角形状に配置することで得られる。巻線16は溝20に収容しており、溝20は部分薄板30、31、32、33により形成している。各部分薄板30、31、32、33は1つの巻線16を備える。溝20により部分薄板30、31、32、33は文字Eの形状を持つ。部分薄板30、31、32、33の各1つにより、四角形の一辺を形成している。部分薄板30、31、32、33を使用することで、溝20の充填を簡単に行える。積層鉄心の組み立て前に充填を行えるからである。部分薄板30、31、32、33は中間部材35に接続している。積層鉄心13は、横断面(運動方向25に対し横方向)にて、複数個の部分を有するように構成している。これら部分は、部分薄板30、31、32、33と、該部分薄板を構造的に結合する中間部材35である。
図3は、図2の電気機械1に類似の構成を持つ電気機械1を示す。図2と異なるのは、図3の電気機械1が、一体の単一薄板から構成した積層鉄心12を有する点である。これは、構成がより簡潔であるという利点を持つ。解り易さのため、1つの巻線16のみ図示している。1次部分4の薄板断面に、2次部分のために設けた1次部分4の多角形開口部の個々の辺の間に特定のコーナー輪郭42も図示している。コーナー輪郭42には、例えばリニアガイドを組み込むことができる。
図4は、図3に類似の薄板断面39を示す。図4では、2次部分のために設けた1次部分4の多角形開口部の多角形辺50にも符号を付してある。図4の薄板断面は、先の図1〜3をより解り易くすべく、ここで初めて符号を付した歯22を示す。歯22は有効磁束を案内するために設けている。
図5は、1次部分5と2次部分9とを持つ電気機械2を示す。両部分は3つの多角形辺50を有する多角形構造を持つ。多角形辺50が交わる領域の平坦部53は、三辺形状の基本的な多角形に影響しない。図5の電気機械2が、例えば図1の記述の電気機械1と異なるのは、主に三辺多角形形状の点である。即ち空隙面50、51とこれに付属の巻線16とを、1次部分5で、3つの多角形辺50又は51を持った多角形を形成すべく位置決めしている。この際多角形辺50と51は、2次元的に見た多角形の稜と並んで、電気機械の可能な運動方向での該電気機械の形状にも関係している。
図6は、図5の積層鉄心12の薄板断面40を示している。
図7〜12は、1次部分3、6、7と2次部分10、11とを示す。図1〜3、図5、図13〜16では、常に電気機械1、2の1つの多角形辺のみを図示している。図7〜12は電気機械の動作原理を説明するためのものである。
図7は、1次部分6と、空隙27で1次部分6から間隔をおいて配置した2次部分10とを示す。2次部分10は担持体46を有し、該担持体46上に永久磁石44を装着している。永久磁石は交互に異なる磁化方向48を持ち、励磁場を形成する。担持体46は軟磁性材料であるとよく、積層状に或いは中実に形成できる。1次部分6は巻線16と積層鉄心12とを備える。積層鉄心12は運動方向25に歯23を持つ。即ち1次部分6は空隙側に歯を形成した積層鉄心構造を持つ。ヨーク14は連続的な積層鉄心を備える。歯23は、同じ磁化方向48を持つ永久磁石44と同じ間隔を互いに有する。
図7は、例えば図5、図13と14又は図16に示す3相巻線の電気機械のための2次部分の2番目の多角形辺と3番目の多角形辺の領域における永久磁石43と45の位置も示している。2番目の多角形辺の永久磁石43は電気的に120゜ずれている。3番目の多角形辺の永久磁石45は更に120゜ずれている。
図8は図7の配置構成の横断面図である。この横断面図は歯23を通っている。図8から解るように、2次部分10は、運動方向25に対し横方向に、磁化方向48が交互に異なる永久磁石44を有する。永久磁石44に対向して、1次部分6の他の歯22を設けている。図8は横磁束型配置構成を説明するためのものである。永久磁石44により励磁束が発生し、その延在態様を図では磁力線70で示す。磁力線70のこの延在態様は、可能な運動方向25に対し横方向に延在している。有効磁束は運動方向25に対し横方向に指向する面内で案内される。この有効磁束は巻線16と交差する磁束である。このように指向して有効磁束は横磁束型磁気回路を形成する。これから横磁束型配置構成の概念は明らかである。図8でも、一点鎖線が中央の歯22を通っている。この断面は図7に示す。
図9は、図7の配置構成に類似した1次部分7と2次部分10の配置構成を示す。図7と、図9の1次部分7が図7の歯23の機能を果たす単一歯24を持つ点で異なる。単一歯24は、例えば図示しない非磁性フレームを経て互いに結合している。即ち図9は、軟磁性材料(積層鉄心)から成るヨークのない実施形態を図示している。単一歯24は、例えばE字状の積層鉄心を用いて形成する。図10の横断面図は、E字状の構成を示す。単一歯24は、同じ磁化方向48を持つ永久磁石44と同じ間隔を互いに有している。
3相巻線の電気機械に必要な位相ずれ、即ちU、V、Wの3つの相で動作する電気機械に必要な位相ずれは、図7に示す如く、例えば永久磁石44を適当にずらすことで実現できる。位相ずれは、相巻線の異なる歯構造、即ち位相の異なる歯構造を1次部分に設定することにある。位相の異なる相巻線(巻線)の歯構造が設定されていれば、2次部分の1つの多角形辺の永久磁石を2次部分の他の多角形辺に対しずらす必要がない。
図10は、図9の配置構成の横断面図である。この横断面は単一歯24を通る。図10からも解るように、2次部分10は、運動方向25に対し横方向に、磁化方向48が交互に異なる永久磁石44を有している。図10にも一点鎖線を引いているが、この鎖線は中央の歯22を通っている。この断面を図9に図示している。
図11は、1次部分3と2次部分11とを示す。2次部分11は、例えば永久磁石のような磁気源を備えていない。2次部分は担持体46を有する。担持体上にロック部19があり、その結果空隙側に歯付き構造が生じている。ロック部19は運動方向25に対し横方向に積層して構成している。1次部分3は励磁場を発生すべく、巻線16と永久磁石44も有している。永久磁石44の磁化方向48は交互に交替している。
図12は図11の配置構成の横断面図である。図12にも一点鎖線を引いており、この鎖線は中央の歯22を通っている。この断面を図11に示す。
図13は電気機械2を示す。この電気機械2はその構成の点で図5の電気機械2に対応している。図13は、巻線16がいかに通電可能であるかを補助的に示している。各1つの多角形辺50の巻線16は、三相交流系の異なる相U、V、Wで通電されている。
図14は、1次部分を有する電気機械2を示す。1次部分5は積層鉄心13を有し、積層鉄心13は異なる部分薄板30、31、32からなっている。これは、基本的には、図2で述べた構成に対応している。中間薄板は、薄板又は軟磁性材料から製造する必要はない。中間薄板は例えばプラスチックから成り或いは、プラスチックを含んでもよい。巻線16は相U、V、Wで通電するために設けている。即ち、相U、V、Wの巻線により、或いは、対応する空隙面により、多角形を形成している。
図15は、本発明による電気機械の他の可能な構成を示す。図15の電気機械2はモジュール状に形成されている。図示の実施形態では、電気機械2は3つのモジュール61、62、63を有している。モジュール60、61、62はその構成の点で図14の電気機械2に対応している。図14と異なるのは、図15においては、1つのモジュールの巻線16がただ1つの相U又はV又はWで通電されている点である。モジュール60、61、62は運動方向に直列に位置決めされている。位置決めはこれらのモジュールが互いにずらして配置されるように行う。この場合、電気的に120゜のずれが有利である。
図13又は14の構造をモジュールとして複数個直列に配置し、送り力を向上させてよい。この場合、各モジュールを三相交流の相U、V、Wに接続すべく設けているので、電気的に120゜のずれは不要である。かかるモジュール構成の例は、図示していない。図13と14の実施形態では、運動を生ずるために必要な、相U、V、W間のずれは、図7でも述べたように2次部分の構成により与えられる。
図13〜15は、電気機械の巻線16が3つの相巻線を有することを示す。各相巻線は1つの相で通電するために設けた1つの巻線16を有する。三相交流系の場合、これは相U、V、Wである。電気機械の相巻線は、多角形の周囲および/又は電気機械(特にリニアモータ)の長手方向(運動方向)に配分する。相巻線の各々の巻線は、少なくとも1つのコイルを有する。
図16は、1次部分4と2次部分8とを有する電気機械2を示す。2次部分8はシュー57を介して案内板55と結合している。シュー57により、巻線16を備えた1次部分4に関し、開口した多角形が生じる。その結果、電気機械2はその電気的構成に関し、図5、図13〜15の電気機械に対応しているが、4つの多角形辺50を備えた多角形構造を示す。シュー57近傍の多角形辺50により電気機械2の一種の台架式支持が生じる。この多角形辺は磁気的に活性な空隙を持たず、それ故送り力を生じない。
本発明によるリニアモータの1次部分は、複数個の積層鉄心からモジュール状に構成でき、その結果、適宜の数の部品から、送り力の異なる種々のモータを簡単に製造できる。
図1〜3、図5、図13〜16は、2次部分8、9を電気機械1、2の内側領域に配置した電気機械1、2を示す。この場合、1次部分4、5は電気機械1、2の外側領域に配置している。この種の配置構成では、2次部分8、9を少なくとも部分的に1次部分4、5で取り囲んでいる。図17は、これに対し逆の配置構成の電気機械2を示す。図17のこのような逆の配置構成では、2次部分9を電気機械の外側領域に位置決めし、1次部分5を電気機械の内側領域に配置する。即ち、2次部分9は巻線16を有する1次部分5を少なくとも部分的に取り囲む。このように、1次部分および2次部分の互いに逆の関係の2つの配置構成が可能である。図17は、永久磁石44の可能な配置も示している。永久磁石44の位置と巻線16の位置により、図17のこの電気機械2が磁気的に活性な3つの多角形辺と、磁気的に非活性な3つの多角形辺とを有することは明らかである。
図5は、1次部分5と2次部分9を有し、両部分が3つの多角形辺50を有する多角形状の構造を持った電気機械2を示す。多角形辺50が交わっている領域の平坦部53は、3辺形状の基本的な多角形に影響しない。図5の電気機械2が、例えば図1の既知の電気機械1と異なるのは、主にこの3辺多角形形状である。即ち、空隙面50、51とこれに付属の巻線16を、これらが3つの多角形辺50又は51を備えた多角形を形成するように1次部分5内に位置決めしている。この場合多角形辺50と51は、2次元的に見て、多角形の稜以外に、電気機械の可能な運動方向における該電気機械の延在態様に係る付属面の多角形配置にも関与している。
図18は、図16の電気機械1を示す。なお図18では、1次部分4と2次部分8とを互いに切り離して図示している。この結果、1次部分4も2次部分8も多角形状の構造であることがよく解る。多角形状の構成は、図18において輪郭を一点鎖線で延長することで示した長手方向に対する横断面に係る。更に、この図示により、多角形辺50によって形成される多角形が1次部分4と2次部分8との実際の辺に関与するばかりか、点線で示した仮想の多角形辺50にも関与することが明らかである。図18は、4つの多角形辺を備えた多角形を示す。4つ以下の多角形辺を備えた多角形、又は4つ以上の多角形辺を備えた多角形を有する実施形態は図示していない。多角形辺の数量を無限に増やし、円形とすることも可能である。しかしこれも図示していない。図18は、更に溝状の受容部68と開口部69も示している。1次部分は3つの巻線16〜18を有する。各巻線16〜18は1次部分4の1つの多角形辺に割り当てている。1次部分は、例えば1つの多角形辺50に唯一の巻線16を有するようにも構成できる。しかしこの変形実施形態は図18に図示していない。
図19は、図16と同様に電気機械1を横断面図で示す。即ち運動方向56に対し横方向に切断した図である。互いに逆の異なる運動方向56を、円内の点又は十字によって示す。運動は案内板55に沿って生ずる。図19の電気機械1の場合、図16と異なり、2次部分8とシュー57と案内板55とを一体に形成している。案内板55は固定穴59を持ち、固定穴59内に、例えばねじを挿入可能で、該ねじは電気機械1全体を、例えば工作機械に固定するために用いる。シュー57は2次部分8の台架式支持のため、従って電気機械1の台架式支持のために用いる。図19は図20と21にも関連している。図20と21は1次部分4と2次部分8との間隔を示す。この間隔は、例えば図16と19には図示していない。1次部分4と2次部分8との間隔は空隙を形成する。空隙は空気又は空気と同じ電気的および/又は磁気的性質を有する材料で充填している。
図20は、1次部分4と2次部分8の間の第1の種類の空隙70を示す。空隙70は滑動層72を備え、該滑動層72を介して1次部分4と2次部分8との接触領域が生ずる。滑動層72は滑動促進表面を持つ。この場合、滑動層72は1次部分4および/又は2次部分8に付着している。
図21は、1次部分4と2次部分8との間の第2の種類の空隙70を示す。空隙70は該空隙70を形成すべく、空気層74を有している。
電気機械は空隙として図20および21に示す空隙の内の1種類のみ、或いは両方の空隙を有し得る。
図22は、電気機械1に組み込んだ玉ころがり軸受61を横断面図で示す。更にこの図は、3つの部分積層鉄心63、65、67に分割した積層鉄心12を示している。これら部分積層鉄心は互いに接続しており、全体で1つの積層鉄心を形成している。各部分積層鉄心は1つの固有の巻線16〜18を持つ。これは特に製造をより簡単にすべく用いる。それは、巻線16〜18を別個に部分積層鉄心63、65、67内に挿入でき、その後部分積層鉄心63、65、67を配置することで初めて多角形形状が生ずるからである。
図23は、2次部分8によって溝状の受容部68を形成した電気機械1を示す。1次部分4はこの溝状の受容部に受容される。図23の1次部分4がコンパクトな構成なので、該1次部分4は巻線16、17、18を磁気的に境界付けるために繰り抜き部76を有している。これらの繰り抜き部76は、例えば1次部分4を有する積層鉄心から押し抜いた押し抜き部である。繰り抜き部76は空気で充填すると好ましい。
図24は、1次部分4をころ循環装置82に組み込んだ電気機械1を示す。ころ循環装置82は異形レール84上に設置している。異形レール84は永久磁石44を備える。従って、異形レール84は電気機械1の2次部分8を構成する。
図25は、異形レール84の横断面図である。構成を解り易くするため、図24で既知のころ循環装置84内を循環するころ80を補助的に図示している。
本発明の1実施例に係る電気機械を示す図である。 本発明の他の実施例に係る電気機械を示す図である。 本発明の更に他の実施例に係る電気機械を示す図である。 電気機械の1次部分のための薄板断面図である。 本発明の更に他の実施例に係る電気機械を示す図である。 本発明の更に他の実施例に係る電気機械を示す図である。 永久磁石を備えた2次部分と歯付き積層鉄心を備えた付属の1次部分とを示す図である。 図7の1次部分および2次部分の断面図である。 本発明の更に他の実施例に係る電気機械を示す図である。 図9の1次部分および2次部分の断面図である。 電気機械の1次部分と2次部分とを示す図である。 図11の1次部分および2次部分の断面図である。 本発明の更に他の実施例に係る電気機械を示す図である。 本発明の更に他の実施例に係る電気機械を示す図である。 相巻線モジュールを有する電気機械を示す図である。 開口した多角形形状配置の電気機械を示す図である。 ロータ外側配置の電気機械を示す図である。 図16の電気機械を1次部分と2次部分とに切り離して示す図である。 一体型の2次部分を有する電気機械を示す図である。 電気機械の1次部分と2次部分との間の滑動層を示す図である。 電気機械の1次部分と2次部分との間にある空隙を示す図である。 ボール循環装置を有する電気機械を示す図である。 溝状の受容部を備えた2次部分を有する電気機械を示す図である。 本発明の更に他の実施例に係る電気機械を示す図である。 ころ循環装置に組み込まれた1次部分を示す図である。 図24の異形レールの横断面図である。
符号の説明
1、2 電気機械、3〜7 1次部分、8〜10 2次部分、12、13 積層鉄心、16 巻線、19 ロック部、23 歯、25 直線運動方向、27 空隙、44 永久磁石、50、51 空隙面、68 溝状の受容部、72 滑動層、82 ころ循環装置

Claims (23)

  1. 直線運動を生ずるために設けられる電気機械(1、2)、特にリニアモータ(1、2)であって、電気機械(1、2)が1次部分(3、4、5、6、7)と2次部分(8、9、10)を有し、1次部分(3、4、5、6、7)が磁場を発生させるための巻線(16)を有し、2次部分(8、9、10)が磁束を案内するための手段(46、19)を有し、1次部分と2次部分との間に空隙面(50、51)が形成された前記電気機械(1、2)において、
    巻線(16)および/又は空隙面(50、51)が多角形状に配置されたことを特徴とする電気機械。
  2. 1次部分(3、4、5、6、7)が積層鉄心(12、13)を有し、積層鉄心(12、13)が電気機械(1、2)の運動方向(25)に対し横方向に積層されており、有効磁束(70)を電気機械(1、2)の運動方向(25)に対し横方向に発生可能であることを特徴とする請求項1記載の電気機械。
  3. 2次部分(8、9、10)が多角形状の横断面を有し、2次部分(8、9、10)の多角形状の横断面が1次部分(3、4、5、6、7)の巻線(16)の多角形状の配置に対応することを特徴とする請求項1又は2記載の電気機械。
  4. 2次部分(8、9、10)が1次部分(3、4、5、6、7)によって少なくとも部分的に取り囲まれたことを特徴とする請求項1から3の1つに記載の電気機械。
  5. 1次部分(3、4、5、6、7)が複数個の積層鉄心(12)から組み立てられ、複数個の積層鉄心(12)が各々1つの多角形の1つの辺を形成することを特徴とする請求項1から4の1つに記載の電気機械。
  6. 位相ずれを形成して動力を均一に形成すべく、
    a)1つの相(U、V、W)又は1つの相巻線に割り当てられる永久磁石(44)が、他の相(U、V、W)又は他の相巻線の永久磁石(44)に対し、運動方向(25)に沿ってずれるか、
    b)前記1つの相(U、V、W)又は1つの相巻線に運動方向(25)に沿って割り当てられる歯(23)が、他の相(U、V、W)又は他の相巻線の対応する歯(23)に対し、運動方向(25)に沿ってずれるかであり、
    このずれが特に電気的に120゜に相当し、電気機械(1、2)が特に三相交流による作動のために設けられたことを特徴とする請求項1から5の1つに記載の電気機械。
  7. a)1次部分(3、4、5、6、7)が電気機械(1、2)の外側領域に配置され、2次部分(8、9、10)が電気機械(1、2)の内側領域に配置され、或いは、
    b)1次部分(5)が電気機械(2)の内側領域に配置され、2次部分(9)が電気機械(2)の外側領域に配置された
    ことを特徴とする請求項1から6の1つに記載の電気機械。
  8. 1次部分(3、4、5、6、7)が磁場を発生させるための巻線(16)を有する電気機械(1、2)の1次部分(3、4、5、6、7)において、巻線(16)が多角形状に配置されたことを特徴とする1次部分。
  9. 1次部分(3、4、5、6、7)が積層鉄心(12、13)を有し、積層鉄心(12、13)が電気機械(1、2)の運動方向(25)に対し横方向に積層されており、有効磁束(70)を電気機械(1、2)の運動方向(25)に対し横方向に発生可能であることを特徴とする請求項8記載の1次部分。
  10. 1次部分(3、4、5、6、7)が複数個の積層鉄心(12、13)から組み立てられ、複数個の積層鉄心が各々1つの多角形の1つの辺を形成することを特徴とする請求項8又は9記載の1次部分。
  11. 1次部分が請求項1から6の1つに記載の電気機械(1、2)の1次部分(3、4、5、6、7)であることを特徴とする請求項8から10の1つに記載の1次部分。
  12. 1次部分(4)と2次部分(8)を有する電気機械(1)の1次部分(4)であって、1次部分(4)が磁場発生用の巻線(16)を有し、2次部分(8)が磁束を案内する手段(46、19)を有する前記電気機械(1)の1次部分(4)において、1次部分(4)により溝状の受容部(68)が形成され、溝状の受容部(68)が2次部分(8)の少なくとも一部分を受容すべく設けられたことを特徴とする1次部分。
  13. 溝状の受容部(68)が、2次部分(8)に対し1次部分(4)を案内する案内手段として用いられることを特徴とする請求項12から14の1つに記載の1次部分。
  14. 1次部分(4)がリニアガイド(84)のころ循環ユニットおよび/又はボール循環ユニット内に組み込まれたことを特徴とする請求項12又は13記載の1次部分。
  15. 1次部分(4)が2次部分(8)に対する接触領域を有し、該接触領域が溝状の受容部(68)の領域にあり、1次部分(4)が接触領域に滑動促進表面(72)を有することを特徴とする請求項12から14の1つに記載の1次部分。
  16. 2次部分(8)と1次部分(8)を有する電気機械(1)の2次部分(8)であって、1次部分(4)が磁場を発生するための巻線(16)を有し、2次部分(8)が磁束を案内するための手段(46、19)を備える前記電気機械(1)の2次部分(8)において、
    2次部分(8)により溝状の受容部(68)が形成され、溝状の受容部(68)が1次部分(4)の少なくとも一部分を受容すべく設けられたことを特徴とする2次部分。
  17. 溝状の受容部(68)が、2次部分(8)に対し1次部分(4)を案内するための案内手段として用いられることを特徴とする請求項16記載の2次部分。
  18. 2次部分(8)がリニアガイド(84)のころ循環装置(82)および/又はボール循環装置(61)内に組み込まれたことを特徴とする請求項16又は17記載の2次部分。
  19. 2次部分(8)が1次部分(4)に対する接触領域を有し、該接触領域が溝状の受容部(68)の領域にあり、2次部分(8)が接触領域に滑動促進表面(72)を有することを特徴とする請求項1から18の1つに記載の2次部分。
  20. 1次部分(4)と2次部分(8)とガイド(84)とを有する電気機械(1)において、ガイド(84)が少なくとも部分的に1次部分(4)および/又は2次部分(8)内に組み込まれたことを特徴とする電気機械。
  21. 1次部分(4)と2次部分(8)を有する電気機械(1)において、
    a)1次部分(4)が2次部分(8)の少なくとも一部分を部分的にのみ取り囲み、又は
    b)2次部分(8)が1次部分(4)の少なくとも一部分を部分的にのみ取り囲む
    ことを特徴とする電気機械。
  22. 2次部分(8)が、少なくとも、1次部分(4)の台架式支持のためにも用いられたことを特徴とする請求項20又は21記載の電気機械。
  23. 電気機械が請求項8から15の1つに記載の1次部分(4)を有しおよび/又は請求項16から19迄の1つに記載の2次部分(8)を有することを特徴とする請求項20から22の1つに記載の電気機械。
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