JP2008514227A5 - - Google Patents
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本発明による単離されたポリヌクレオチドは、
(a)配列番号1ないし5、7ないし26、28ないし47、または96のいずれか1つのヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド、
(b)(a)のポリヌクレオチドのフラグメントまたは変種を含むポリヌクレオチド、
(c)(a)のポリヌクレオチドと95%、90%、80%または70%の配列同一性を有するポリヌクレオチド、
(d)(a)から(c)のいずれか1つの相補鎖であるヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド、および
(e)(a)から(c)のいずれか1つの逆相補鎖
から選択することができる。
本発明はまた、配列番号6または配列番号27のヌクレオチド配列のみからなる単離されたポリヌクレオチドを提供する。
(a)配列番号1ないし5、7ないし26、28ないし47、または96のいずれか1つのヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド、
(b)(a)のポリヌクレオチドのフラグメントまたは変種を含むポリヌクレオチド、
(c)(a)のポリヌクレオチドと95%、90%、80%または70%の配列同一性を有するポリヌクレオチド、
(d)(a)から(c)のいずれか1つの相補鎖であるヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド、および
(e)(a)から(c)のいずれか1つの逆相補鎖
から選択することができる。
本発明はまた、配列番号6または配列番号27のヌクレオチド配列のみからなる単離されたポリヌクレオチドを提供する。
本発明は、
(a)本発明によるポリペプチド、
(b)本発明によるポリペプチドまたはその相補的配列をコードするヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド、
(c)(i)配列番号1ないし5、7ないし26、28ないし47または96のいずれか1つのヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド、あるいは配列番号6または配列番号27のヌクレオチド配列のみからなるポリヌクレオチド、
(ii)(i)のポリヌクレオチドのフラグメントまたは変種を含むポリヌクレオチド、
(iii)(i)のポリヌクレオチドに95%、90%、80%または70%の配列同一性を有するポリヌクレオチド、および
(iv)(i)から(iii)のいずれか1つの相補鎖であるヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド
からなる群から選択されたポリヌクレオチド、
(d)(b)または(c)のポリヌクレオチドを含むベクター、
(e)発現ベクターである、(b)または(c)のポリヌクレオチドを含むベクター、
(f)作動可能に結合した、プロモーター、(b)または(c)のポリヌクレオチドおよび遺伝子終止配列を含むベクター、および
(g)(b)または(c)によるポリペプチド産生物の発現を阻害または実質的に損なうことができるアンチセンスポリヌクレオチド
からなる群から選択された組成物を投与することを含む、筋肉の成長を制御する方法も提供する。
(a)本発明によるポリペプチド、
(b)本発明によるポリペプチドまたはその相補的配列をコードするヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド、
(c)(i)配列番号1ないし5、7ないし26、28ないし47または96のいずれか1つのヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド、あるいは配列番号6または配列番号27のヌクレオチド配列のみからなるポリヌクレオチド、
(ii)(i)のポリヌクレオチドのフラグメントまたは変種を含むポリヌクレオチド、
(iii)(i)のポリヌクレオチドに95%、90%、80%または70%の配列同一性を有するポリヌクレオチド、および
(iv)(i)から(iii)のいずれか1つの相補鎖であるヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド
からなる群から選択されたポリヌクレオチド、
(d)(b)または(c)のポリヌクレオチドを含むベクター、
(e)発現ベクターである、(b)または(c)のポリヌクレオチドを含むベクター、
(f)作動可能に結合した、プロモーター、(b)または(c)のポリヌクレオチドおよび遺伝子終止配列を含むベクター、および
(g)(b)または(c)によるポリペプチド産生物の発現を阻害または実質的に損なうことができるアンチセンスポリヌクレオチド
からなる群から選択された組成物を投与することを含む、筋肉の成長を制御する方法も提供する。
本発明は、
(a)本発明によるポリペプチド、
(b)本発明によるポリペプチドまたはその相補的配列をコードするヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド、
(c)(i)配列番号1ないし5、7ないし26、28ないし47または96のいずれか1つのヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド、あるいは配列番号6または配列番号27のヌクレオチド配列のみからなるポリヌクレオチド、
(ii)(i)のポリヌクレオチドのフラグメントまたは変種を含むポリヌクレオチド、
(iii)(i)のポリヌクレオチドに95%、90%、80%または70%の配列同一性を有するポリヌクレオチド、および
(iv)(i)から(iii)のいずれか1つの相補鎖であるヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド
からなる群から選択されたポリヌクレオチド、
(d)(b)または(c)のポリヌクレオチドを含むベクター、
(e)発現ベクターである、(b)または(c)のポリヌクレオチドを含むベクター、
(f)作動可能に結合した、プロモーター、(b)または(c)のポリヌクレオチドおよび遺伝子終止配列を含むベクター、および
(g)(b)または(c)によるポリペプチド産生物の発現を阻害または実質的に損なうことができるアンチセンスポリヌクレオチド
からなる群から選択された組成物を投与することを含む、筋肉組織に関連する疾患を治療する方法も提供する。
(a)本発明によるポリペプチド、
(b)本発明によるポリペプチドまたはその相補的配列をコードするヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド、
(c)(i)配列番号1ないし5、7ないし26、28ないし47または96のいずれか1つのヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド、あるいは配列番号6または配列番号27のヌクレオチド配列のみからなるポリヌクレオチド、
(ii)(i)のポリヌクレオチドのフラグメントまたは変種を含むポリヌクレオチド、
(iii)(i)のポリヌクレオチドに95%、90%、80%または70%の配列同一性を有するポリヌクレオチド、および
(iv)(i)から(iii)のいずれか1つの相補鎖であるヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド
からなる群から選択されたポリヌクレオチド、
(d)(b)または(c)のポリヌクレオチドを含むベクター、
(e)発現ベクターである、(b)または(c)のポリヌクレオチドを含むベクター、
(f)作動可能に結合した、プロモーター、(b)または(c)のポリヌクレオチドおよび遺伝子終止配列を含むベクター、および
(g)(b)または(c)によるポリペプチド産生物の発現を阻害または実質的に損なうことができるアンチセンスポリヌクレオチド
からなる群から選択された組成物を投与することを含む、筋肉組織に関連する疾患を治療する方法も提供する。
本発明は、
(a)請求項1から3のいずれか一項に記載のポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド、またはそれに相補的な配列、
(b)(i)配列番号1ないし5、7ないし26、28ないし47または96のいずれか1つのヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド、あるいは配列番号6または配列番号27のヌクレオチド配列のみからなるポリヌクレオチド、
(ii)(i)のポリヌクレオチドのフラグメントまたは変種を含むポリヌクレオチド、
(iii)(i)のポリヌクレオチドに95%、90%、80%または70%の配列同一性を有するポリヌクレオチド、および
(iv)(i)から(iii)のいずれか1つの相補鎖であるヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド
からなる群からなる群から選択されたポリヌクレオチド、
(c)(a)または(b)によるポリペプチド産生物の発現を阻害または実質的に損なうことができるアンチセンスポリヌクレオチド、および
(d)干渉RNA分子
からなる群から選択されたポリヌクレオチドに特異的に結合することができる組成物を含む、MSV遺伝子発現の調節因子も提供する。
(a)請求項1から3のいずれか一項に記載のポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド、またはそれに相補的な配列、
(b)(i)配列番号1ないし5、7ないし26、28ないし47または96のいずれか1つのヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド、あるいは配列番号6または配列番号27のヌクレオチド配列のみからなるポリヌクレオチド、
(ii)(i)のポリヌクレオチドのフラグメントまたは変種を含むポリヌクレオチド、
(iii)(i)のポリヌクレオチドに95%、90%、80%または70%の配列同一性を有するポリヌクレオチド、および
(iv)(i)から(iii)のいずれか1つの相補鎖であるヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド
からなる群からなる群から選択されたポリヌクレオチド、
(c)(a)または(b)によるポリペプチド産生物の発現を阻害または実質的に損なうことができるアンチセンスポリヌクレオチド、および
(d)干渉RNA分子
からなる群から選択されたポリヌクレオチドに特異的に結合することができる組成物を含む、MSV遺伝子発現の調節因子も提供する。
接触工程は、MSVプロペプチドを、該変換酵素のアゴニストまたはアンタゴニストと接触させることをさらに含む。プロペプチド変換酵素の一例がフューリンエンドプロテアーゼである。
投与工程は、MSVプロペプチドを、該変換酵素のアゴニストまたはアンタゴニストと接触させることをさらに含むことができる。プロペプチド変換酵素の一例がフューリンエンドプロテアーゼである。
本発明は、本発明による組成物;本発明によるMSV遺伝子発現調節因子;プロペプチド変換酵素と接触させたMSVプロペプチド、またはプロペプチド変換酵素のアゴニストもしくはアンタゴニストのいずれか1つを、前記動物に投与することを含む動物の筋肉成長を制御する方法も提供する。
本発明は、
(a)配列番号48から95のいずれか1つの配列、または
(b)配列番号48から95のいずれか1つに95%、90%、80%もしくは70%の配列同一性を有する配列
を有するポリペプチドに特異的に結合する、哺乳類の抗体も提供する。
(a)配列番号48から95のいずれか1つの配列、または
(b)配列番号48から95のいずれか1つに95%、90%、80%もしくは70%の配列同一性を有する配列
を有するポリペプチドに特異的に結合する、哺乳類の抗体も提供する。
該抗体は、配列番号48から95のいずれか1つの配列を有するポリペプチド、もしくは配列番号48から95のいずれか1つに95%、90%、80%もしくは70%の配列同一性を有するポリペプチドに結合することができる、哺乳類の抗体またはそのフラグメントもしくは誘導体を含んでもよい。
「フラグメントまたは変種」という用語は、1つもしくは複数のヌクレオチドまたは1つもしくは複数のアミノ酸の置換、挿入または欠失により修飾されているが、本発明のMSV配列または部分配列と実質的に同じ活性または機能を有する任意のポリヌクレオチドまたはポリペプチドの配列もしくは部分配列を意味すると理解すべきである。ポリペプチドまたはポリヌクレオチド変種は、報告のあるポリペプチドまたはポリヌクレオチドに対して、少なくとも70%の類似性(好ましくは70%の配列同一性)、80%の類似性(好ましくは80%の配列同一性)、85%の類似性(好ましくは85%の配列同一性)、およびより好ましくは90%の類似性(より好ましくは90%の配列同一性)を、報告のあるポリペプチドまたはポリヌクレオチドに対して、より好ましくは、95%の類似性(より好ましくは95%の配列同一性)、およびさらにより好ましくは、98%の類似性(さらにより好ましくは98%の配列同一性)を有する。当該分野において知られているように、2つの上記生体ポリマー、例えば、2つのポリペプチドの間の「類似性」は、ポリペプチドのアミノ酸配列およびそれへの保存されたアミノ酸置換物を第2のポリペプチドのアミノ酸配列と比較することにより決定される。本発明のポリペプチドをコードする核酸分子のフラグメントまたは部分を、全長ポリヌクレオチドを合成するために使用することができる。本明細書で使用する「相同性%」は、2つ以上のポリペプチドを配列比較し、それらの配列を、National Institutes of Health/NCBIデータベース(メリーランド州Bethesda;インターネット:>www.ncbi.nlm.nih.gov/cgi−bin/BLAST/nph−newblastを参照されたい)により提供されるデフォルトの重みづけにより、配列ギャップおよび配列ギャップミスマッチに重みづけをするギャップつきBLASTアルゴリズム(例えば、Altschulら、Nucleic Acids Res.25:3389(1997))を使用して分析したときに、配列中で対応するアミノ酸残基位置に位置する同一アミノ酸のパーセンテージを意味する。
Claims (62)
- 式:
X1 I F L E X2 X3 X4 Q X5 C S I L X6 X7 X8 X9 X10
[式中、X1はIまたはLであり;X2はVまたはLであり;X3はY、C、GまたはSであり;X4はIまたはFであり;X5はFまたはLであり;X6はGまたはEであり;X7はEまたはVであり;X8はAまたはTであり;X9はAまたはVであり;およびX10は存在しないか、FまたはLである]
で示されるアミノ酸配列を含む、単離されたポリペプチド。 - (a)配列番号48−95のいずれか1つのアミノ酸配列を含むポリペプチド;
(b)(a)のポリペプチドのフラグメントまたは変種を含むポリペプチド;および
(c)(a)のポリペプチドと95%、90%、80%または70%の配列同一性を有するポリペプチド
から選択される、単離されたポリペプチド。 - 配列番号48−95のいずれか1つのアミノ酸配列または少なくとも80%の配列同一性を有するポリペプチドであって、筋芽細胞増殖促進能を有するところの、単離されたポリペプチド。
- 請求項1ないし3のいずれか一項に記載のポリペプチドをコードするヌクレオチド配列またはそれに相補的な配列を含む、単離されたポリヌクレオチド。
- (a)配列番号1ないし5、7ないし26、28ないし47または96のいずれか1つのヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド;
(b)(a)のポリヌクレオチドのフラグメントまたは変種を含むポリヌクレオチド;
(c)(a)のポリヌクレオチドと95%、90%、80%または70%の配列同一性を有するポリヌクレオチド;
(d)(a)ないし(c)のいずれか1つの相補鎖であるヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド;および
(e)(a)ないし(c)のいずれか1つの逆相補鎖
から選択される、単離されたポリヌクレオチド。 - 配列番号6の配列のみからなる単離されたポリヌクレオチド。
- 配列番号27の配列のみからなる単離されたポリヌクレオチド。
- 配列番号1ないし47または96のいずれか1つのヌクレオチド配列あるいは筋芽細胞増殖促進能を有するペプチドをコードする80%の配列同一性を有するその変種を含む、単離されたポリヌクレオチド。
- 請求項4ないし8のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド配列を含む、ベクター。
- 発現ベクターである、請求項9記載のベクター。
- 作動可能な結合にて、
(a)プロモーター配列;
(b)請求項4ないし6のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド;および
(c)遺伝子終止配列
を含む、請求項9または請求項10記載のベクター。 - ポリヌクレオチドがセンス方向にある、請求項11記載のベクター。
- ポリヌクレオチドがアンチセンス方向にある、請求項11記載のベクター。
- 請求項9ないし13のいずれか一項に記載のベクターを含む、宿主細胞。
- 請求項9ないし13のいずれか一項に記載のベクターを含有する、1つまたは複数の細胞を含む、宿主動物。
- (a)請求項1ないし3のいずれか一項に記載のポリペプチド;
(b)請求項4ないし8のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド;
(c)請求項9ないし13のいずれか一項に記載のベクター;
(d)(a)のフラグメントまたは変種;
(e)(b)のいずれか1つの相補鎖;
(f)(b)の逆相補鎖;および
(g)(b)、(e)または(f)のいずれか1つのアンチセンスポリヌクレオチド
のいずれか1つの化合物を含む、筋肉の成長を制御する組成物。 - 化合物がアンチセンスポリヌクレオチドである、請求項16記載の組成物。
- 化合物が干渉RNA分子である、請求項16または請求項17記載の組成物。
- 化合物がRNAiまたはsiRNAである、請求項18記載の組成物。
- (a)請求項1ないし3のいずれか1つに記載のポリペプチド;
(b)請求項1ないし3のいずれか1つに記載のポリペプチドをコードするヌクレオチド配列またはそれに相補的な配列を含むポリヌクレオチド;
(c)(i)配列番号1ないし5、7ないし26、28ないし47または96のいずれか1つのヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド;
(ii)(i)のポリヌクレオチドのフラグメントまたは変種を含むポリヌクレオチド;
(iii)(i)のポリヌクレオチドに対して95%、90%、80%または70%の配列同一性を有するポリヌクレオチド;および
(iv)(i)ないし(iii)のいずれか1つの相補鎖であるヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド
からなる群から選択されるポリヌクレオチド;
(d)(b)または(c)のポリヌクレオチドを含むベクター;
(e)発現ベクターであるところの、(b)または(c)のポリヌクレオチドを含むベクター;
(f)作動可能に結合した、プロモーター、(b)または(c)のポリヌクレオチドおよび遺伝子終止配列を含むベクター;および
(g)(b)または(c)によるポリペプチド産物の発現を阻害または実質的に損なうことができるアンチセンスポリヌクレオチド
からなる群から選択された組成物を投与することを含む、筋肉の成長を制御する方法。 - 配列番号6または配列番号27の配列のみからなるポリヌクレオチドを含む組成物を投与することを含む、筋肉の成長を制御する方法。
- (a)請求項1ないし3のいずれか1つに記載のポリペプチド;
(b)請求項1ないし3のいずれか1つに記載のポリペプチドをコードするヌクレオチド配列またはそれに相補的な配列を含むポリヌクレオチド;
(c)(i)配列番号1ないし5、7ないし26、28ないし47または96のいずれか1つのヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド;
(ii)(i)のポリヌクレオチドのフラグメントまたは変種を含むポリヌクレオチド;
(iii)(i)のポリヌクレオチドに対して95%、90%、80%または70%の配列同一性を有するポリヌクレオチド;および
(iv)(i)ないし(iii)のいずれか1つの相補鎖であるヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド
からなる群から選択されるポリヌクレオチド;
(d)(b)または(c)のポリヌクレオチドを含むベクター;
(e)発現ベクターであるところの、(b)または(c)のポリヌクレオチドを含むベクター;
(f)作動可能に結合した、プロモーター、(b)または(c)のポリヌクレオチドおよび遺伝子終止配列を含むベクター;および
(g)(b)または(c)によるポリペプチド産物の発現を阻害または実質的に損なうことができるアンチセンスポリヌクレオチド
からなる群から選択された組成物を投与することを含む、筋肉組織に関連する疾患の治療方法。 - 配列番号6または配列番号27の配列のみからなるポリヌクレオチドを含む組成物を投与することを含む、筋肉組織に関連する疾患を治療する方法。
- 筋肉組織に関連する疾患が筋萎縮に付随する症状を含むところの、請求項22記載の方法。
- 筋萎縮に付随する症状が筋ジストロフィー、筋悪液質、筋萎縮症、筋肥大、疾患関連筋萎縮症および筋萎縮性側索硬化症(ALS)からなる群から選択されるところの、請求項24記載の方法。
- 疾患関連筋萎縮症が癌またはHIV/AIDSに関連する筋肉消耗を含むところの、請求項25記載の方法。
- 筋肉組織に関連する疾患が心筋に関連する疾患を含むところの、請求項22記載の方法。
- 心筋に関連する疾患が梗塞を含むところの、請求項27記載の方法。
- (a)請求項1ないし3のいずれか一項に記載のポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド、またはそれに相補的な配列;
(b)(i)配列番号1ないし5、7ないし26、28ないし47または96のいずれか1つのヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド;
(ii)(i)のポリヌクレオチドのフラグメントまたは変種を含むポリヌクレオチド;
(iii)(i)のポリヌクレオチドに対して95%、90%、80%または70%の配列同一性を有するポリヌクレオチド;および
(iv)(i)ないし(iii)のいずれか1つの相補鎖であるヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド
からなる群からなる群から選択されるポリヌクレオチド;
(c)(a)または(b)によるポリペプチド産物の発現を阻害または実質的に損なうことができるアンチセンスポリヌクレオチド;および
(d)干渉RNA分子
からなる群から選択されるポリヌクレオチドに特異的に結合することのできる組成物を含む、MSV遺伝子発現の調節因子。 - 配列番号6または配列番号27の配列のみからなるポリヌクレオチドに特異的に結合しうる組成物を含む、MSV遺伝子発現の調節因子。
- アンチセンスポリヌクレオチドを含む、請求項29記載のMSV遺伝子発現の調節因子。
- 化合物がRNAiまたはsiRNA分子であるところの、請求項29記載のMSV遺伝子発現の調節因子。
- 請求項29ないし32のいずれか一項に記載の調節因子を患者に投与することを含む、該患者における筋肉組織に関連する疾患の治療方法。
- 筋肉組織に関連する疾患が筋萎縮に付随する疾患であるところの、請求項33記載の方法。
- 筋萎縮に付随する疾患が筋ジストロフィー、筋悪液質、筋萎縮症、筋肥大、疾患関連筋萎縮症および筋萎縮性側索硬化症(ALS)からなる群から選択されるところの、請求項34記載の方法。
- 疾患関連筋萎縮症が癌またはHIV/AIDSに関連する筋肉消耗を含むところの、請求項35記載の方法。
- 筋肉組織に関連する疾患が心筋に関連する疾患を含むところの、請求項33記載の方法。
- 心筋に関連する疾患が梗塞を含むところの、請求項37記載の方法。
- プロペプチド変換酵素がMSVプロペプチドの活性MSVペプチドへの蛋白分解性プロセッシングを改変させるのに十分な条件下で十分な時間、MSVプロペプチドをプロペプチド変換酵素と接触させ、それによりMSV活性を調節することを含む、MSV活性の調節方法。
- 接触工程が、MSVプロペプチドを変換酵素のアゴニストまたはアンタゴニストと接触させることを含む、請求項39記載の方法。
- プロペプチド変換酵素がフューリンエンドプロテアーゼを含むところの、請求項39または請求項40記載の方法。
- 筋肉組織関連の疾患を有し、MSVプロペプチドを含む対象に、プロペプチド変換酵素がMSVプロペプチドの活性MSVペプチドへの蛋白分解性プロセッシングを改変させるのに十分な条件下で十分な時間、該変換酵素を該対象に投与することを含む、筋肉組織に関連する疾患の治療方法。
- 投与工程が、MSVプロペプチドを変換酵素のアゴニストまたはアンタゴニストと接触させることをさらに含むところの、請求項42記載の方法。
- プロペプチド変換酵素がフューリンエンドプロテアーゼであるところの、請求項42または請求項43記載の方法。
- 筋肉組織に関連する疾患が筋萎縮に付随する疾患であるところの、請求項42ないし44のいずれか一項に記載の方法。
- 筋萎縮に付随する疾患が筋ジストロフィー、筋悪液質、萎縮症、肥大、疾患関連筋萎縮症および筋萎縮性側索硬化症(ALS)のいずれから選択されるところの、請求項45記載の方法。
- 疾患関連筋萎縮症が癌またはHIV/AIDSと関連する筋肉消耗を含むところの、請求項46記載の方法。
- 筋肉組織に関連する疾患が心筋に関連する疾患であるところの、請求項42ないし44のいずれか一項に記載の方法。
- 心筋に関連する疾患が梗塞を含むところの、請求項48記載の方法。
- 請求項16ないし19のいずれか一項に記載の組成物;請求項29ないし32のいずれか一項に記載のMSV遺伝子発現の調節因子またはプロペプチド変換酵素と接触させたMSVプロペプチドあるいはプロペプチド変換酵素のアゴニストもしくはアンタゴニストのいずれか1つを、動物に投与することを含む、該動物の筋肉成長を制御する方法。
- プロペプチド変換酵素がフューリンエンドプロテアーゼであるところの、請求項50記載の方法。
- 動物が筋肉増量しているところの、請求項50または請求項51記載の方法。
- i)動物から試料を得る工程、
ii)配列番号1ないし47または96のいずれか1つの配列を有するポリヌクレオチド、配列番号1ないし47もしくは96に対して95%、90%、80%もしくは70%の同一性を有するポリヌクレオチド、またはそれらのフラグメントもしくは変種からの遺伝子発現レベルを測定する工程、
iii)遺伝子発現レベルを平均と比較する工程、および
iv)該動物の筋肉量を予測する工程
を含む、動物における筋肉量を予測する方法。 - 遺伝子発現のレベルが、ポリヌクレオチドに対してストリンジェントな条件下で、核酸をハイブリダイズすることを含む方法により測定されるところの、請求項53記載の方法。
- 遺伝子発現のレベルがRT−PCRまたはノーザンブロット分析を用いて測定されるところの、請求項53または請求項54記載の方法。
- i)動物から試料を得る工程、
ii)配列番号48ないし95のいずれか1つの配列を有するポリペプチド、配列番号48ないし95のいずれか1つと95%、90%、80%もしくは70%の同一性を有するポリペプチド、またはそれらのフラグメントもしくは変種の量を測定する工程、
iii)ポリペプチドの量を平均量と比較する工程、および
iv)該動物の筋肉量を予測する工程
を含む、動物における筋肉量の予測方法。 - ポリペプチドの量が該ポリペプチドに特異的に結合する抗体を用いて該ポリペプチドを検出することを含む方法により測定されるところの、請求項56記載の方法。
- ポリペプチドの量がELISAまたはウェスタンブロット分析を用いて測定されるところの、請求項56または請求項57記載の方法。
- i)請求項53ないし58のいずれか1つの方法により筋肉量が増加している予測される1または複数の動物を選択する工程、および
ii)筋肉量の増加した1または複数の動物を選択して繁殖させて、筋肉量の増加した1または複数の子孫を生成する工程
を含む、動物の1または複数の子孫の筋肉量を増加させる方法。 - 動物が、ヒツジ、ウシ、シカ、家禽、シチメンチョウ、ブタ、ウマ、マウス、ラットまたはヒトから選択されるところの、請求項59記載の方法。
- (a)配列番号48ないし95のいずれか1つの配列、または
(b)配列番号48ないし95のいずれか1つと95%、90%、80%もしくは70%の配列同一性を有する配列
を有するポリペプチド
と特異的に結合する、哺乳類抗体。 - 配列番号47ないし95のいずれか1つの配列を有するポリペプチド、もしくは配列番号47ないし95のいずれか1つに95%、90%もしくは70%の配列同一性を有するポリペプチドに結合することができる、哺乳類抗体またはそのフラグメントもしくは誘導体より選択される、請求項61記載の抗体。
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