JP2008513161A5

JP2008513161A5 -

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Publication number: JP2008513161A5
Application number: JP2007532675A
Authority: JP
Filing date: 2005-09-21
Publication date: 2008-11-20
Anticipated expiration: 2025-09-21

Claims

骨増殖性生体材料組成物であって、該生体材料組成物は、
リン酸またはリン酸塩；
金属酸化物；
カルシウム含有化合物；ならびに
糖様化合物であって、該糖様化合物は、糖類、糖誘導体、糖代用物質、およびこれらの組み合わせからなる群より選択される、糖様化合物、
を含有する、生体材料組成物。
前記リン酸またはリン酸塩と前記金属酸化物との間の重量比が、約２：１と１：１との間である、請求項１に記載の生体材料組成物。
前記リン酸またはリン酸塩が、ＫＨ_２ＰＯ_４である、請求項１〜２のいずれか１項に記載の生体材料組成物。
前記金属酸化物が、ＭｇＯである、請求項１〜３のいずれか１項に記載の生体材料組成物。
前記カルシウム含有化合物が、α−Ｃａ_３（ＰＯ_４）_２、β−Ｃａ_３（ＰＯ_４）_２、Ｃａ_１０（ＰＯ_４）_６（ＯＨ）_２、リン酸四カルシウム、非晶質リン酸カルシウム、二相性リン酸カルシウム、結晶性が乏しいアパタイト、オキシアパタイト、リン酸八カルシウム、リン酸二カルシウム、リン酸二カルシウム二水和物、メタリン酸カルシウム、メタリン酸七カルシウム、ピロリン酸カルシウム、およびこれらの組み合わせからなる群より選択される、請求項１〜４のいずれか１項に記載の生体材料組成物。
前記カルシウム含有化合物が、リン酸三カルシウムである、請求項５に記載の生体材料組成物。
前記リン酸三カルシウムが、Ｃａ_１０（ＰＯ_４）_６（ＯＨ）_２である、請求項５に記載の生体材料組成物。
前記糖様化合物が、糖類、糖アルコール、糖酸、アミノ糖、糖ポリマー、グリコサミノグリカン、糖脂質、糖置換体およびこれらの組み合わせからなる群より選択される、請求項１〜７のいずれか１項に記載の生体材料組成物。
前記糖様化合物が、糖である、請求項８に記載の生体材料組成物。
前記糖様化合物が、スクロースである、請求項９に記載の生体材料組成物。
前記糖様化合物が、多糖類である、請求項１０に記載の生体材料組成物。
前記リン酸またはリン酸塩が、乾燥重量で約４０重量％と６５重量％との間で存在し；
前記金属酸化物が、乾燥重量で約３０重量％と５０重量％との間で存在し；
前記カルシウム含有化合物が、乾燥重量で約１重量％と１５重量％との間で存在し；そして
前記糖様化合物が、乾燥重量で０．５重量％と２０重量％との間で存在する、
請求項１〜１１のいずれか１項に記載の生体材料組成物。
前記リン酸またはリン酸塩が、乾燥重量で約２０重量％と７０重量％との間で存在し；
前記金属酸化物が、乾燥重量で約１０重量％と５０重量％との間で存在し；
前記カルシウム含有化合物が、乾燥重量で約１重量％と１５重量％との間で存在し；そして
前記糖様化合物が、乾燥重量で０．５重量％と２０重量％との間で存在する、
請求項１〜１１のいずれか１項に記載の生体材料組成物。
前記リン酸またはリン酸塩が、乾燥重量で約４０重量％と５０重量％との間で存在するＫＨ _２ＰＯ _４であり；
前記金属酸化物が、乾燥重量で約３５重量％と５０重量％との間で存在し；
前記カルシウム含有化合物が、乾燥重量で約１重量％と１５重量％との間で存在し；そして
前記糖様化合物が、乾燥重量で０．５重量％と１０重量％との間で存在する、
請求項１〜１１のいずれか１項に記載の生体材料組成物。
前記組成物が、骨誘導性である、請求項１〜１４のいずれか１項に記載の生体材料組成物。
抗生物質、成長因子、増殖因子、または生存細胞をさらに含有する、請求項１〜１５のいずれか１項に記載の生体材料組成物。
曝気剤をさらに含有する、請求項１〜１６のいずれか１項に記載の生体材料組成物。
前記曝気剤が１〜５重量％で存在する、請求項１７に記載の生体材料組成物。
前記曝気剤が、炭酸カルシウム、炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、重炭酸カルシウム、重曹、ベーキングパウダー、またはこれらの組み合わせである、請求項１７または請求項１８に記載の生体材料組成物。
水をさらに含有する、請求項１に記載の生体材料組成物。
前記生体材料が、６から８の間のｐＨを有するスラリーである、請求項２０に記載の生体材料組成物。
整形外科キットであって、
請求項１〜２１のいずれか１項に記載の乾燥生体材料組成物；および
水性活性化溶液、
を備える、整形外科キット。
硬組織の増殖を促進するための方法であって、該方法は、
請求項１〜２１のいずれか１項に記載の生体材料組成物を、組織または硬組織欠陥部に適用する工程、
を包含する、方法。
前記硬組織が、骨である、請求項２３に記載の方法。